JP2011179467A - パティキュレートフィルタの故障診断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、パティキュレートフィルタの故障診断をより高い精度で行なうことを課題とする。
【解決手段】パティキュレートフィルタより下流側に設けられたPMセンサの検出値と推定センサPM堆積量とを比較することでパティキュレートフィルタの故障の有無を判別する(S112〜S115)。このとき、パティキュレートフィルタの正常時と故障時とでの流出PM量の差が大きい時の流出PM量のみを積算した積算値に基づいて推定された有意推定センサPM堆積量の推定センサPM堆積量に対する比率が基準比率以上であることをパティキュレートフィルタの故障の有無の判別の実行条件とする(S111)。
【選択図】図7

Description

本発明は、内燃機関の排気通路に設けられ排気中の粒子状物質を捕集するパティキュレートフィルタの故障診断装置に関する。
従来、内燃機関の排気通路に、排気浄化装置として、排気中の粒子状物質(Particulate Matter:以下、PMと称する)を捕集するパティキュレートフィルタを設ける技術が知
られている。パティキュレートフィルタにおいては、溶損・破損等の故障が発生する場合がある。このようなパティキュレートフィルタの故障が発生すると、該パティキュレートフィルタに捕集されずに、その下流側の排気通路に流出するPMの量(以下、単位時間当たりにパティキュレートフィルタから流出するPMの量を流出PM量と称する)が増加する。
特許文献1には、排気中のPM量を検出するパティキュレート量検出センサをパティキュレートフィルタの下流側の排気通路に設ける技術が開示されている。また、この特許文献1には、パティキュレート量検出センサによって検出されるPM量に基づいてパティキュレートフィルタの故障を判定するとともに、パティキュレートフィルタの捕集効率が所定値よりも低下する条件においてはパティキュレートフィルタの故障判定を禁止する技術が開示されている。
特許文献2には、電極に堆積するPM量を検出するPMセンサをパティキュレートフィルタの上流側の排気通路に設ける技術が開示されている。また、この特許文献2には、PMセンサを加熱昇温させて、堆積したPMを燃焼除去する技術が開示されている。
特開2007−315275号公報 特開2008−190502号公報 特開2005−325812号公報 特開2008−190470号公報
上記のようにパティキュレートフィルタの故障が発生すると流出PM量が増加する。そのため、流出PM量に基づいてパティキュレートフィルタの故障診断を行なうことができる。しかしながら、内燃機関の機関負荷が低負荷の場合等、内燃機関の運転状態によっては、パティキュレートフィルタの正常時と故障時とでの流出PM量の差が非常に小さい場合がある。このような場合の流出PM量に基づいてパティキュレートフィルタの故障診断を行なうと誤った診断を行なう虞がある。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであって、パティキュレートフィルタの故障診断をより高い精度で行なうことが可能な技術を提供することを目的とする。
本発明では、パティキュレートフィルタよりも下流側の排気通路に、自身に堆積したPM量を検出するPMセンサが設けられている。また、流出PM量の推定値を積算した積算値に基づいてPMセンサにおけるPM堆積量を推定する(以下、このように推定されたP
MセンサにおけるPM堆積量を推定センサPM堆積量と称する)。そして、PMセンサの検出値と推定センサPM堆積量とを比較することでパティキュレートフィルタの故障の有無を判別する。このとき、さらに、パティキュレートフィルタの正常時と故障時とでの流出PM量の差が大きい時の流出PM量のみを積算した積算値に基づいてPMセンサにおけるPM堆積量を推定する(以下、このように推定されたPMセンサにおけるPM堆積量を有意推定センサPM堆積量と称する)。そして、推定センサPM堆積量に対する有意推定センサPM堆積量の比率が基準比率以上であること、又は、推定センサPM堆積量と有意推定センサPM堆積量との差が基準量以下であることをパティキュレートフィルタの故障の有無の判別の実行条件とする。
より詳しくは、第一の発明に係るパティキュレートフィルタの故障診断装置は、
内燃機関の排気通路に設けられ排気中の粒子状物質を捕集するパティキュレートフィルタの故障診断装置であって、
前記パティキュレートフィルタよりも下流側の排気通路に設けられており自身に堆積した粒子状物質の量を検出するPMセンサと、
前記パティキュレートフィルタが所定の状態であると仮定したときの前記パティキュレートフィルタからの粒子状物質の流出量である流出PM量を推定する流出PM量推定手段と、
前記流出PM量推定手段によって推定された流出PM量を積算し、その積算値に基づいて前記PMセンサに堆積した粒子状物質の量を推定するセンサPM堆積量推定手段と、
前記PMセンサの検出値と前記センサPM堆積量推定手段の推定値である推定センサPM堆積量とを比較することで前記パティキュレートフィルタの故障の有無を判別する判別手段と、を備えたパティキュレートフィルタの故障診断装置において、
前記パティキュレートフィルタの正常時と故障時とでの流出PM量の差が所定量以上となる有意条件が成立した時に前記流出PM量推定手段によって推定された流出PM量を積算し、その積算値に基づいて前記PMセンサに堆積した粒子状物質の量を推定する有意センサPM堆積量推定手段をさらに備え、
前記推定センサPM堆積量に対する前記有意センサPM堆積量推定手段の推定値である有意推定センサPM堆積量の比率が基準比率以上であることを、前記判別手段による前記パティキュレートフィルタの故障の有無の判別の実行条件とすることを特徴とする。
有意条件が成立した時はパティキュレートフィルタの正常時と故障時とでの流出PM量の差が大きい。そのため、有意推定センサPM堆積量は、パティキュレートフィルタの正常時と故障時とで、その差が大きくなる。
尚、有意条件成立の閾値である所定量とは、パティキュレートフィルタの故障の有無を高精度で判別することが可能となる閾値である。本発明では、例えば、流出PM量推定手段によって推定された流出PM量、或いは内燃機関の機関負荷が所定の閾値以上のときに、有意条件が成立したと判断することができる。
本発明においては、推定センサPM堆積量に対する有意推定センサPM堆積量の比率が高いときに、判別手段によるパティキュレートフィルタの故障の有無の判別が実行される。これにより、パティキュレートフィルタの故障診断をより高い精度で行なうことができる。
第二の発明に係るパティキュレートフィルタの故障診断装置は、
内燃機関の排気通路に設けられ排気中の粒子状物質を捕集するパティキュレートフィルタの故障診断装置であって、
前記パティキュレートフィルタよりも下流側の排気通路に設けられており自身に堆積した粒子状物質の量を検出するPMセンサと、
前記パティキュレートフィルタが所定の状態であると仮定したときの前記パティキュレートフィルタからの粒子状物質の流出量である流出PM量を推定する流出PM量推定手段と、
前記流出PM量推定手段によって推定された流出PM量を積算し、その積算値に基づいて前記PMセンサに堆積した粒子状物質の量を推定するセンサPM堆積量推定手段と、
前記PMセンサの検出値と前記センサPM堆積量推定手段の推定値である推定センサPM堆積量とを比較することで前記パティキュレートフィルタの故障の有無を判別する判別手段と、を備えたパティキュレートフィルタの故障診断装置において、
前記パティキュレートフィルタの正常時と故障時とでの流出PM量の差が所定量以上となる有意条件が成立した時に前記流出PM量推定手段によって推定された流出PM量を積算し、その積算値に基づいて前記PMセンサに堆積した粒子状物質の量を推定する有意センサPM堆積量推定手段をさらに備え、
前記推定センサPM堆積量と前記有意センサPM堆積量推定手段の推定値である有意推定センサPM堆積量との差が基準量以下であることを、前記判別手段による前記パティキュレートフィルタの故障の有無の判別の実行条件とすることを特徴とする。
本発明によれば、推定センサPM堆積量と有意推定センサPM堆積量との差が小さいときに、判別手段によるパティキュレートフィルタの故障の有無の判別が実行される。これにより、パティキュレートフィルタの故障診断をより高い精度で行なうことができる。
第一及び第二の発明に係るパティキュレートフィルタの故障診断装置は、推定センサPM堆積量が所定の故障診断実行量に達した時に上記の実行条件が成立していた場合に、判別手段によるパティキュレートフィルタの故障の有無の判別を実行するものであってもよい。また、このときの故障診断実行量は、パティキュレートフィルタが正常な状態であっても故障状態であっても、推定センサPM堆積量が該故障診断実行量に達した時のPMセンサにおける実際のPM堆積量が所定の高精度検出範囲内となる値に設定されてもよい。
PMセンサにおけるPM堆積量がある程度より少ない場合及びある程度より多い場合は、該PMセンサによるPM堆積量の検出精度が低下する。ここで、高精度検出範囲とは、PMセンサの検出精度を高い精度に維持することが可能なPM堆積量の下限値以上上限値以下の範囲である。また、故障状態とは、パティキュレートフィルタの劣化度合いが許容範囲を超えている状態、即ちパティキュレートフィルタのPM捕集能力が許容範囲を超えて低下している状態のことである。
故障診断実行量を上記のような値に設定することで、PMセンサの検出精度が高い状態で、パティキュレートフィルタの故障診断を実行することができる。
本発明によれば、パティキュレートフィルタの故障診断をより高い精度で行なうことができる。
実施例に係る内燃機関の排気系の概略構成を示す図である。 実施例に係るPMセンサの概略構成を示す図である。 PMセンサにおけるPM堆積量、PMセンサの電極間の電気抵抗及びPMセンサの出力値の関係を示すグラフである。 下流側PMセンサの出力値及び推定センサPM堆積量の推移を示す図である。 有意条件の成立の有無と、推定センサPM堆積量及び有意推定センサPM堆積量の推移との関係を示す図である。 下流側PMセンサにおけるPM堆積量と下流側PMセンサの電極間における電気抵抗との関係を示すグラフである。 実施例に係るパティキュレートフィルタの故障診断フローを示すフローチャートである。 実施例の変形例に係るパティキュレートフィルタの故障診断フローを示すフローチャートである。
以下、本発明の具体的な実施形態について図面に基づいて説明する。本実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置等は、特に記載がない限りは発明の技術的範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
<実施例>
本発明の実施例について図1〜8に基づいて説明する。
(内燃機関の排気系の概略構成)
図1は、本実施例に係る内燃機関の排気系の概略構成を示す図である。内燃機関1は車両駆動用のディーゼルエンジンである。内燃機関1には排気通路2が接続されている。
排気通路2には、排気中のPMを捕集するパティキュレートフィルタ3が設けられている。排気通路2におけるパティキュレートフィルタ3より上流側には前段触媒として酸化触媒4が設けられている。
酸化触媒4より下流側且つパティキュレートフィルタ3よりも上流側の排気通路2には上流側PMセンサ5が設けられており、パティキュレートフィルタ3よりも下流側の排気通路2には下流側PMセンサ6及び排気の温度を検出する温度センサ13が設けられている。各PMセンサ5,6は、自身におけるPM堆積量に対応する電気信号を出力するセンサである。
図2は、PMセンサ5,6の概略構成を示す図である。図2に示すように、PMセンサ5,6は一対の電極9a,9bを備えている。図3は、PMセンサ5,6におけるPM堆積量、PMセンサ5,6の電極9a,9b間の電気抵抗及びPMセンサ5,6の出力値の関係を示すグラフである。図3において、横軸はPMセンサ5,6におけるPM堆積量を表しており、下段縦軸はPMセンサ5,6の電極9a,9b間の電気抵抗を表しており、上段縦軸はPMセンサ5,6の出力値を表している。
PMセンサ5,6には排気中のPMが付着し堆積する。PMセンサ5,6におけるPM堆積量が増加するにつれて、電極9a,9b間の電気抵抗が低下する。この電極9a,9b間の電気抵抗が低下するにつれて、PMセンサ5,6の出力値は増加する。
また、各PMセンサ5,6には、電気ヒータ7,8が設けられている。該電気ヒータ7,8によってPMセンサ5,6を加熱することで、該PMセンサ5,6に堆積したPMを酸化させて除去することができる。尚、本実施例においては、下流側PMセンサ6が、本発明に係るPMセンサに相当する。
内燃機関1には電子制御ユニット(ECU)10が併設されている。該ECU10は内燃機関1の運転状態等を制御するユニットである。ECU10には、PMセンサ5,6及び温度センサ13の他、エアフローメータ(図示略)、クランクポジションセンサ11及びアクセル開度センサ12が電気的に接続されている。クランクポジションセンサ11は内燃機関1のクランク角を検出する。アクセル開度センサ12は内燃機関1を搭載した車
両のアクセル開度を検出する。各センサの出力信号がECU10に入力される。ECU10は、温度センサ13の検出値に基づいてパティキュレートフィルタ3の温度を導出する。また、ECU10は、クランクポジションセンサ11の検出値に基づいて内燃機関1の機関回転速度を導出し、アクセル開度センサ12の検出値に基づいて内燃機関1の機関負荷を導出する。
また、ECU10には、電気ヒータ7,8が電気的に接続されている。ECU10によってこれらが制御される。
(パティキュレートフィルタの故障診断)
次に、本実施例に係るパティキュレートフィルタの故障診断方法について図4,5に基づいて説明する。本実施例では、パティキュレートフィルタ3が正常な状態であると仮定したときの流出PM量を推定するとともに、該流出PM量を積算した積算値に基づいて下流側PMセンサ6におけるPM堆積量を推定する。以下、このように推定された下流側PMセンサ6におけるPM堆積量を推定センサPM堆積量と称する。そして、下流側PMセンサ6の出力値と推定センサPM堆積量とを比較することで、パティキュレートフィルタ3の故障の有無を判別する。
図4は、下流側PMセンサ6の出力値及び推定センサPM堆積量の推移を示す図である。図4(a)は、パティキュレートフィルタ3が正常な状態の場合を示しており、図4(b)は、パティキュレートフィルタ3に故障が発生した場合を示している。図4(a)及び(b)において横軸は時間tを表している。また、図4(a)及び(b)において、実線L1は、下流側PMセンサ6の出力値を表しており、破線L2は、推定センサPM堆積量を表している。
本実施例では、推定センサPM堆積量が故障診断実行量Gtrgに達した時に、パティキュレートフィルタ3の故障の有無の判別を実行する。また、推定センサPM堆積量が故障診断実行量Gtrgに達すると、電気ヒータ8を作動させることで、下流側PMセンサ6に堆積したPMを除去する。これにより、下流側PMセンサ6の出力値及び推定センサPM堆積量は一旦零まで減少する。その後、下流側PMセンサ6の出力値及び推定センサPM堆積量が再度増加する。
図4(a)に示すように、パティキュレートフィルタ3が正常な状態のときは、下流側PMセンサ6の出力値と推定センサPM堆積量との差が非常に小さい。一方、パティキュレートフィルタ3に故障が発生しているときは、実際の流出PM量は正常時に比べて多くなる。そのため、図4(b)に示すように、下流側PMセンサ6の出力値と推定センサPM堆積量との差が正常時に比べて大きくなる。従って、推定センサPM堆積量が故障診断実行量Gtrgに達した時に、下流側PMセンサ6の出力値と推定センサPM堆積量とを比較することでパティキュレートフィルタ3の故障の有無を判別することができる。
しかしながら、例えば内燃機関1の機関負荷が低負荷の時やパティキュレートフィルタ3におけるPM堆積量が比較的多い時のように、元々の流出PM量がある程度より少ないときは、パティキュレートフィルタ3の正常時と故障時とでの流出PM量にほとんど差が生じない場合がある。推定センサPM堆積量が故障診断実行量Gtrgに達するまでの間において、このような状態である期間が長いと、パティキュレートフィルタ3に故障が発生していも、推定センサPM堆積量が故障診断実行量Gtrgに達した時における下流側PMセンサ6の出力値と推定センサPM堆積量との差が比較的小さくなる。この場合、上記のようなパティキュレートフィルタ3の故障診断を実行すると誤診断する虞がある。
そこで、本実施例では、推定センサPM堆積量に加えて、有意条件が成立した時の流出
PM量のみを積算し、該積算値に基づいて下流側PMセンサ6におけるPM堆積量を推定する。以下、このように推定された下流側PMセンサ6におけるPM堆積量を有意推定センサPM堆積量と称する。
ここで、有意条件とは、パティキュレートフィルタの正常時と故障時とでの流出PM量の差が所定量以上となる条件のことである。ここでの所定量とは、パティキュレートフィルタ3の故障の有無を高精度で判別することが可能となる閾値である。本実施例では、パティキュレートフィルタ3が正常な状態であると仮定したときの流出PM量の推定値が所定流出量以上のときに有意条件が成立したと判断する。尚、内燃機関1の機関負荷が所定負荷以上のときに有意条件が成立したと判断することもできる。これらのような、有意条件成立の閾値となる所定流量及び所定負荷は、実験等に基づいて予め設定することができる。
そして、推定センサPM堆積量が故障診断実行量Gtrgに達した時において、推定センサPM堆積量に対する有意推定センサPM堆積量の比率が基準比率以上であるときにのみ、下流側PMセンサ6の出力値と推定センサPM堆積量との比較によるパティキュレートフィルタ3の故障の有無の判別を実行する。ここで、基準比率とは、パティキュレートフィルタ3の故障の有無を高精度で判別することが可能となる閾値である。該基準比率も、実験等に基づいて予め定めることができる。
図5は、有意条件の成立の有無と、推定センサPM堆積量Gpme及び有意推定センサPM堆積量Gpme_sigの推移との関係を示す図である。図5において横軸は時間tを表している。また、図5において、上段は有意条件の成立の有無を表しており、中段は推定センサPM堆積量Gpmeの推移を表しており、下段は有意推定センサPM堆積量Gpme_sigの推移を表している。
図5に示すように、有意推定センサPM堆積量Gpme_sigは、有意条件が成立したときにのみ増加する。そのため、推定センサPM堆積量Gpmeが故障診断実行量Gtrgに達するタイミングt1の時は、有意推定センサPM堆積量Gpme_sigの値は推定センサPM堆積量Gpmeの値より小さい。しかし、t1の時は、推定センサPM堆積量Gpmeに対する比率が基準比率以上となっている。そこで、t1の時にはパティキュレートフィルタ3の故障の有無の判別を実行する。
一方、t1の後、下流側PMセンサ6に堆積したPMが除去されてから(推定センサPM堆積量Gpme及び有意推定センサPM堆積量Gpme_sigが零となってから)、次に推定センサPM堆積量Gpmeが故障診断実行量Gtrgに達するタイミングt2までの間においては、有意条件が成立していない。そのため、t2の時の有意推定センサPM堆積量Gpme_sigは零である。この場合、有意推定センサPM堆積量Gpme_sigの推定センサPM堆積量Gpmeに対する比率は当然基準比率より小さい。従って、t2の時にはパティキュレートフィルタ3の故障の有無の判別を実行しない。
(故障診断実行量の設定方法)
ここで、上記パティキュレートフィルタの故障診断方法における故障診断実行量Gtrgの設定方法について図6に基づいて説明する。図6は、下流側PMセンサ6におけるPM堆積量と下流側PMセンサ6の電極9a,9b間における電気抵抗との関係を示すグラフである。図6において、横軸は下流側PMセンサ6におけるPM堆積量を表しており、縦軸は下流側PMセンサ6の電極9a,9b間における電気抵抗を表している。
図6に示すように、下流側PMセンサ6におけるPM堆積量がある程度より少ない場合及びある程度より多い場合は、該PM堆積量の変化に対する電極9a,9b間における電
気抵抗の変化が非常に小さくなる。このような場合、下流側PMセンサ6によるPM堆積量の検出精度が低下する。下流側PMセンサ6の検出精度が低下した状態でパティキュレートフィルタの故障診断が行なわれると誤診断する虞がある。
そこで、本実施例では、図6に示すように、下流側PMセンサ6におけるPM堆積量の変化に対する電極9a,9b間における電気抵抗の変化が十分に大きい範囲を高精度検出範囲とする。つまり、該高精度検出範囲とは、PMセンサの検出精度を高い精度に維持することが可能なPM堆積量の下限値PMmn以上上限値PMmax以下の範囲である。
そして、故障診断実行量Gtrgを、パティキュレートフィルタ3が正常な状態であっても故障状態であっても、推定センサPM堆積量が該故障診断実行量Gtrgに達した時の下流側PMセンサ6における実際のPM堆積量が該高精度検出範囲内となる値に設定する。このような故障診断実行量Gtrgは、実験等に基づいて予め設定することができる。
故障診断実行量Gtrgをこのような値に設定することで、下流側PMセンサ6の検出精度が高い状態のときにパティキュレートフィルタ3の故障診断を実行することができる。そのため、該故障診断の精度をより高めることができる。
尚、本実施例では、パティキュレートフィルタ3が正常な状態であると仮定したときとパティキュレートフィルタ3が故障状態であると仮定したときとの両方の推定センサPM堆積量を算出してもよい。そして、該両方の推定センサPM堆積量が高精度検出範囲内にあるときに、パティキュレートフィルタ3の故障診断を実行してもよい。これによれば、故障診断実行量Gtrgを上記のような値に設定した場合と同様、下流側PMセンサ6の検出精度が高い状態のときにパティキュレートフィルタ3の故障診断を実行することができる。
(パティキュレートフィルタの故障診断フロー)
本実施例に係るパティキュレートフィルタの故障診断フローについて図7に示すフローチャートに基づいて説明する。本フローは、ECU10に予め記憶されており、ECU10によって繰り返し実行される。
本フローでは、先ずステップS101において、パティキュレートフィルタ3に流入する単位時間当たりのPMの量(以下、流入PM量と称する)dGpminが算出される。該流入PM量dGpminは、上流側PMセンサ5の出力値の単位時間当たりの変化量に基づいて算出される。また、内燃機関1の運転状態に基づいて流入PM量dGpminを算出してもよい。
次に、ステップS102において、パティキュレートフィルタ3でのPMトラップ率kTrp(流出PM量/流入PM量)が算出される。該PMトラップ率は、パティキュレートフィルタ3におけるPM堆積量、流入PM量dGpmin及びパティキュレートフィルタ3に流入する排気の流量に基づいて算出される。パティキュレートフィルタ3におけるPM堆積量は、内燃機関1の運転状態の履歴及びパティキュレートフィルタ3の温度履歴等に基づいて算出することができる。パティキュレートフィルタ3に流入する排気の流量は、エアフローメータの検出値等に基づいて算出することができる。
次に、ステップS103において、流入PM量dGpminにPMトラップ率kTrpを乗算することで、パティキュレートフィルタ3が正常な状態であると仮定したときの流出PM量dGpmoutが算出される。尚、本実施例においては、該ステップS103の処理を実行するECU10が、本発明に係る流出PM量推定手段に相当する。
次に、ステップS104において、流出PM量dGpmoutを積算することで、流出PM量の積算値Gpmoutが算出される。
次に、ステップS105において、流出PM量の積算値Gpmoutに基づいて推定センサPM堆積量Gpmeが算出される。流出PM量の積算値Gpmoutと推定センサPM堆積量Gpmeとの関係は実験等に基づいて予め求められており、これらの関係がマップとしてECU10に記憶されている。尚、本実施例においては、該ステップS104及びS105の処理を実行するECU10が、本発明に係るセンサPM堆積量推定手段に相当する。
次に、ステップS106において、流出PM量dGpmoutが所定流出量dGpmout0以上であるか否か、即ち有意条件が成立しているか否かが判別される。ステップS106において、肯定判定された場合、次にステップS107の処理が実行され、否定判定された場合、次にステップS118の処理が実行される。
ステップS107においては、流出PM量dGpmoutが所定流出量dGpmout0以上であるときの流出PM量dGpmoutを積算することで、流出PM量の積算値Gpmout_sigが算出される。
次に、ステップS108において、流出PM量の積算値Gpmout_sigに基づいて有意推定センサPM堆積量Gpme_sigが算出される。流出PM量の積算値Gpmout_sigと有意推定センサPM堆積量Gpme_sigとの関係は実験等に基づいて予め求められており、これらの関係がマップとしてECU10に記憶されている。尚、本実施例においては、ステップS107及びS108の処理を実行するECU10が、本発明に係る有意センサPM堆積量推定手段に相当する。
次に、ステップS109において、推定センサPM堆積量Gpmeが故障診断実行量Gtrg以上であるか否かが判別される。ステップS109において、肯定判定された場合、次にステップS110の処理が実行され、否定判定された場合、次にステップS101の処理が再度実行される。
次に、ステップS110において、推定センサPM堆積量Gpmeに対する有意推定センサPM堆積量Gpme_sigの比率k_sigが算出される。
次に、ステップS111において、ステップS110にて算出された比率k_sigが基準比率k0以上であるか否かが判別される。ステップS111において、肯定判定された場合、次にステップS112の処理が実行され、否定判定された場合、次にステップS117の処理が実行される。
ステップS112においては、推定センサPM堆積量Gpmeに対する下流側PMセンサ6の検出値Gpmdの比率rGpmを算出する。
ステップS113においては、ステップS112にて算出された比率rGpmが所定の判定比率rGpm0以上であるか否かが判別される。ここで、判定比率rGpm0は、パティキュレートフィルタ3が正常な状態であると判定できる閾値である。該判定比率rGpm0は、流入PM量dGpmin及びパティキュレートフィルタ3に流入する排気の流量に基づいて設定される。
ステップS113において肯定判定された場合、ステップS114において、パティキ
ュレートフィルタ3は正常な状態であると判定される。一方、ステップS113において否定判定された場合、ステップS115において、パティキュレートフィルタ3に故障が発生したと判定される。尚、本実施例においては、ステップS112〜S115の処理を実行するECU10が、本発明に係る判別手段に相当する。
ステップS114又はステップS115での処理の次には、ステップS116において、電気ヒータ8が作動され、下流側PMセンサ6に堆積したPMが除去される。
次に、ステップS117において、推定センサPM堆積量Gpme及び有意推定センサPM堆積量Gpme_sigの値が零にリセットされる。
また、ステップS118においては、推定センサPM堆積量Gpmeが故障診断実行量Gtrg以上であるか否かが判別される。ステップS118において肯定判定された場合、次にステップS117の処理が実行され、パティキュレートフィルタ3の故障診断が実行されることなく、下流側PMセンサ6に堆積したPMが除去される。一方、ステップS118において否定判定された場合、次にステップS101の処理が再度実行される。
上記のように、本実施例では、推定センサPM堆積量に対する有意推定センサPM堆積量の比率が高いときに、パティキュレートフィルタ3の故障の有無の判別が実行される。これにより、パティキュレートフィルタ3の故障診断をより高い精度で行なうことができる。
尚、上記フローにおいては、ステップS112において、下流側PMセンサ6の検出値Gpmdから推定センサPM堆積量Gpmeを減算することで、これらの値の差を算出し、ステップS113において、この差が所定の判定値以下であるか否かを判別してもよい。この場合の判定値も、上記判定比率rGpm0と同様、パティキュレートフィルタ3が正常な状態であると判定できる閾値である。該判定値も、流入PM量dGpmin及びパティキュレートフィルタ3に流入する排気の流量に基づいて設定される。
この場合も、ステップS113において肯定判定されれば、パティキュレートフィルタ3は正常な状態であると判定できる。また、ステップS113において否定判定されれば、パティキュレートフィルタ3に故障が発生したと判定できる。
このように、推定センサPM堆積量Gpmeと下流側PMセンサ6の検出値Gpmdとを比較することで、パティキュレートフィルタ3の故障の有無を判別することができ、その比較方法は特に限定されるものではない。
また、本実施例においては、推定センサPM堆積量Gpmeが故障診断実行量Gtrgに達した時に代えて、有意推定センサPM堆積量Gpme_sigが所定の故障診断実行量に時に、パティキュレートフィルタ3の故障の有無を判別してもよい。
また、本実施例においては、パティキュレートフィルタ3に故障が発生していると仮定して流出PM量dGpmoutを推定し、該推定値の積算値に基づいて推定センサPM堆積量Gpme及び有意推定センサPM堆積量Gpme_sigを推定してもよい。この場合でも、推定センサPM堆積量Gpmeと下流側PMセンサ6の検出値Gpmdを比較することで、パティキュレートフィルタ3の故障の有無を判別することができる。また、この場合でも、推定センサPM堆積量Gpmeに対する有意推定センサPM堆積量Gpme_sigの比率k_sigが高いことを故障診断の実行条件とすることで、故障診断の精度を向上させることができる。
(変形例)
図8は、本実施例の変形例に係るパティキュレートフィルタの故障診断フローを示すフローチャートである。本フローは、図7に示すフローチャートにおけるステップS110及びS111をステップS210及びS211に置き換えたものである。
ステップS210においては、、推定センサPM堆積量Gpmeから有意推定センサPM堆積量Gpme_sigを減算することで、これらの値の差q_sigが算出される。
次に、ステップS211において、ステップS210にて算出された差q_sigが基準量q0以下であるか否かが判別される。ここで、基準量とは、パティキュレートフィルタ3の故障の有無を高精度で判別することが可能となる閾値である。該基準量も、基準比率k0と同様、実験等に基づいて予め定めることができる。
本変形例においては、推定センサPM堆積量と有意推定センサPM堆積量との差が小さいときに、パティキュレートフィルタ3の故障の有無の判別が実行される。これにより、パティキュレートフィルタ3の故障診断をより高い精度で行なうことができる。
1・・・内燃機関
2・・・排気通路
3・・・パティキュレートフィルタ
4・・・酸化触媒
5・・・上流側PMセンサ
6・・・下流側PMセンサ
7,8・・・電気ヒータ
9a,9b・・・電極
10・・ECU
11・・クランクポジションセンサ
12・・アクセル開度センサ
13・・温度センサ

Claims (3)

  1. 内燃機関の排気通路に設けられ排気中の粒子状物質を捕集するパティキュレートフィルタの故障診断装置であって、
    前記パティキュレートフィルタよりも下流側の排気通路に設けられており自身に堆積した粒子状物質の量を検出するPMセンサと、
    前記パティキュレートフィルタが所定の状態であると仮定したときの前記パティキュレートフィルタからの粒子状物質の流出量である流出PM量を推定する流出PM量推定手段と、
    前記流出PM量推定手段によって推定された流出PM量を積算し、その積算値に基づいて前記PMセンサに堆積した粒子状物質の量を推定するセンサPM堆積量推定手段と、
    前記PMセンサの検出値と前記センサPM堆積量推定手段の推定値である推定センサPM堆積量とを比較することで前記パティキュレートフィルタの故障の有無を判別する判別手段と、を備えたパティキュレートフィルタの故障診断装置において、
    前記パティキュレートフィルタの正常時と故障時とでの流出PM量の差が所定量以上となる有意条件が成立した時に前記流出PM量推定手段によって推定された流出PM量を積算し、その積算値に基づいて前記PMセンサに堆積した粒子状物質の量を推定する有意センサPM堆積量推定手段をさらに備え、
    前記推定センサPM堆積量に対する前記有意センサPM堆積量推定手段の推定値である有意推定センサPM堆積量の比率が基準比率以上であることを、前記判別手段による前記パティキュレートフィルタの故障の有無の判別の実行条件とすることを特徴とするパティキュレートフィルタの故障診断装置。
  2. 内燃機関の排気通路に設けられ排気中の粒子状物質を捕集するパティキュレートフィルタの故障診断装置であって、
    前記パティキュレートフィルタよりも下流側の排気通路に設けられており自身に堆積した粒子状物質の量を検出するPMセンサと、
    前記パティキュレートフィルタが所定の状態であると仮定したときの前記パティキュレートフィルタからの粒子状物質の流出量である流出PM量を推定する流出PM量推定手段と、
    前記流出PM量推定手段によって推定された流出PM量を積算し、その積算値に基づいて前記PMセンサに堆積した粒子状物質の量を推定するセンサPM堆積量推定手段と、
    前記PMセンサの検出値と前記センサPM堆積量推定手段の推定値である推定センサPM堆積量とを比較することで前記パティキュレートフィルタの故障の有無を判別する判別手段と、を備えたパティキュレートフィルタの故障診断装置において、
    前記パティキュレートフィルタの正常時と故障時とでの流出PM量の差が所定量以上となる有意条件が成立した時に前記流出PM量推定手段によって推定された流出PM量を積算し、その積算値に基づいて前記PMセンサに堆積した粒子状物質の量を推定する有意センサPM堆積量推定手段をさらに備え、
    前記推定センサPM堆積量と前記有意センサPM堆積量推定手段の推定値である有意推定センサPM堆積量との差が基準量以下であることを、前記判別手段による前記パティキュレートフィルタの故障の有無の判別の実行条件とすることを特徴とするパティキュレートフィルタの故障診断装置。
  3. 前記推定センサPM堆積量が所定の故障診断実行量に達した時に前記実行条件が成立していた場合に、前記判別手段による前記パティキュレートフィルタの故障の有無の判別を実行するものであって、
    前記故障診断実行量が、前記パティキュレートフィルタが正常な状態であっても故障状態であっても、前記推定センサPM堆積量が該故障診断実行量に達した時の前記PMセンサにおける実際の粒子状物質の堆積量は所定の高精度検出範囲内となる値に設定されてい
    ることを特徴とする請求項1又は2に記載のパティキュレートフィルタの故障診断装置。
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