JP2011179073A - 薄膜形成装置 - Google Patents
薄膜形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011179073A JP2011179073A JP2010044764A JP2010044764A JP2011179073A JP 2011179073 A JP2011179073 A JP 2011179073A JP 2010044764 A JP2010044764 A JP 2010044764A JP 2010044764 A JP2010044764 A JP 2010044764A JP 2011179073 A JP2011179073 A JP 2011179073A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- discharge
- thin film
- introduction
- port
- forming apparatus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000000427 thin-film deposition Methods 0.000 title abstract description 5
- 239000010409 thin film Substances 0.000 claims abstract description 114
- 239000010408 film Substances 0.000 claims abstract description 79
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 47
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 claims description 59
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 28
- 239000002994 raw material Substances 0.000 claims description 9
- 239000000126 substance Substances 0.000 claims description 6
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 2
- 238000000151 deposition Methods 0.000 abstract description 3
- 238000007599 discharging Methods 0.000 abstract 1
- 239000012159 carrier gas Substances 0.000 description 19
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 6
- 239000011368 organic material Substances 0.000 description 6
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 6
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000002019 doping agent Substances 0.000 description 3
- 150000002894 organic compounds Chemical class 0.000 description 3
- 230000008021 deposition Effects 0.000 description 2
- 238000003795 desorption Methods 0.000 description 2
- 150000002484 inorganic compounds Chemical class 0.000 description 2
- 229910010272 inorganic material Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Physical Vapour Deposition (AREA)
Abstract
【解決手段】
真空槽11内に配置された放出装置20は、一個又は二個以上の放出ユニット20aを有し、各放出ユニット20aは、中空で長手方向を有する放出容器21aを有し、放出容器21a内には放出容器21aの長手方向に沿って二本以上の導入管31a1〜31a3が、放出口25aから異なる距離で位置するように配置され、異なる導入管31a1〜31a3に設けられた導入口35a1〜35a3は、長手方向上の異なる場所に位置するように形成されている。各導入管31a1〜31a3への蒸気供給速度を制御することで各放出口25aからの蒸気放出量を均一にできる。
【選択図】図2
Description
図6は従来技術である薄膜成膜装置101の内部構成図を示している。
薄膜成膜装置101は、真空槽111と、放出装置120と、蒸気生成装置140を有している。
放出装置120は、真空槽111の内部に配置され、蒸気生成装置140に接続されている。
真空排気装置112によって真空槽111内を真空排気しておき、真空槽111内に成膜対象物105を配置して、蒸気生成装置140内で薄膜材料蒸気を生成し、放出装置120に供給すると、放出装置120から真空槽111の内部に薄膜材料蒸気が放出され、成膜対象物105に到達すると、成膜対象物105の表面に薄膜が形成されるようになっている。
放出口125が複数個あると、各放出口125は放出容器121の長手方向に沿って並べられており、放出口125が一個又は少数の場合は、放出口125を長手方向に沿った細長の放出口に形成することもできる。いずれにしろ、放出容器121からは、長手方向の異なる複数の場所から薄膜材料蒸気が放出され、成膜対象物105に到着できるようにされている。
上記従来の薄膜成膜装置101では、放出口125から放出された薄膜材料蒸気の流量は蒸気生成装置140に近い方が遠い方よりも多いため、成膜対象物105に薄膜を均一な膜厚で成膜することが難しいという問題があった。
本発明は薄膜形成装置であって、前記導入口は、前記導入管の両側に配置された第一、第二の導入口によって構成され、前記第一、第二の導入口から、前記放出口が位置する方向に対して横方向に向けられた薄膜形成装置である。
本発明は薄膜形成装置であって、各前記導入管の先端は閉塞された薄膜形成装置である。
本発明は薄膜形成装置であって、前記放出口は、前記放出容器の前記成膜対象物に対面する位置に形成され、前記放出容器の前記放出口が形成された位置とは反対側には、測定口が形成され、前記測定口と対面する位置には、膜厚センサが配置された薄膜形成装置である。
本発明は薄膜形成装置であって、前記測定口は、前記放出容器の長手方向にそって、複数個形成され、各前記測定口と対面する位置に前記膜厚センサがそれぞれ配置された薄膜形成装置である。
本発明は、前記放出容器と前記導入管は水平に配置され、前記放出口が上方に向けられ、前記測定口が下方に向けられた薄膜形成装置であって、前記測定口は前記導入口の鉛直下方に配置された薄膜形成装置である。
本発明は薄膜形成装置であって、一の前記放出容器内の前記導入管に、前記薄膜材料蒸気を前記導入管毎に異なる供給速度で前記蒸気生成装置から供給させられる制御装置が設けられ、前記供給速度は、前記膜厚センサの検出結果に基づいて変更可能に構成された薄膜形成装置である。
本発明は薄膜形成装置であって、前記放出装置は複数の前記放出ユニットの前記放出容器が、前記長手方向とは直角な方向に並べられ、各前記導入管は互いに平行になるようにされ、各前記導入管には、同じ物質の前記薄膜原料蒸気が供給される薄膜形成装置である。
本発明は薄膜形成装置であって、前記放出装置は複数の前記放出ユニットの前記放出容器が、前記長手方向とは直角な方向に並べられ、各前記導入管は互いに平行になるようにされ、複数の前記放出ユニット内の前記導入管には、同じ物質の前記薄膜原料蒸気が供給され、前記薄膜原料蒸気には、異なる物質の第一、第二の蒸気が含まれ、複数の前記放出ユニットには、前記第一の蒸気が供給される前記放出ユニットと、前記第二の蒸気が供給される放出ユニットとが含まれる薄膜形成装置である。
この薄膜形成装置1は、真空槽11と、放出装置20と、蒸気生成装置40a1〜40a3、40b1〜40b3、40c1〜40c3、40d1〜40d3、40e1〜40e3と、キャリアガス供給装置19を有している。
放出装置20は、真空槽11の内部に配置され、蒸気生成装置40a1〜40a3、40b1〜40b3、40c1〜40c3、40d1〜40d3、40e1〜40e3に接続されている。
真空排気装置12によって真空槽11内を真空排気しておき、蒸気生成装置40a1〜40a3、40b1〜40b3、40c1〜40c3、40d1〜40d3、40e1〜40e3内で薄膜材料蒸気を生成し、放出装置20に供給すると、放出装置20から真空槽11の内部に薄膜材料蒸気が放出され、後述するように真空槽11内に搬入された成膜対象物5に到達すると、成膜対象物5の表面に薄膜が形成されるようになっている。
各放出ユニット20a〜20eは、それぞれ一個の放出容器を有している。ここでは各放出容器の内部は分離されており、各放出容器に薄膜材料蒸気が供給されるが、放出容器間を薄膜材料蒸気が移動することはない。
また、複数の放出容器は、中空の大きな容器の内部を隔壁によって区分けして形成してもよいし、分離可能な複数の小さな容器によって構成してもよい。
各放出容器21a〜21eの内部には、それぞれ二本以上の複数の導入管31a1〜31a3、31b1〜31b3、31c1〜31c3、31d1〜31d3、31e1〜31e3が配置されている。
各放出容器21a〜21eは細長であり、複数の導入管31a1〜31a3、31b1〜31b3、31c1〜31c3、31d1〜31d3、31e1〜31e3は、各放出容器21a〜21e内で長手方向に沿って配置されており、各導入管31a1〜31a3、31b1〜31b3、31c1〜31c3、31d1〜31d3又は31e1〜31e3は、各放出容器21a〜21e内で長手方向とは直角方向に、互いに平行に並んで配置されている。
真空槽11内に搬入された成膜対象物5は、薄膜が形成される成膜面6を有しており、各放出容器21a〜21eは、後述するように真空槽11内に搬入された成膜対象物5の成膜面6と平行に対面するように配置されている。
本実施例では、各放出ユニット20a〜20eの放出容器21a〜21eは長手方向を互いに平行にして、長手方向とは直角な方向に並べられている。
本例では、それぞれ3本の導入管31a1〜31a3、31b1〜31b3、31c1〜31c3、31d1〜31d3又は31e1〜31e3が各放出容器21a〜21e内に配置されている。
各放出容器21a〜21eの成膜対象物5と対面する位置には、一個又は複数個の放出口25a〜25eが配置されている。各放出容器21a〜21e内の内部空間は、放出口25a〜25eと後述する測定口26a1〜26a3、26b1〜26b3、26c1〜26c3、26d1〜26d3、26e1〜26e3を除き、他の部分は閉塞されており、各放出容器21a〜21e内の内部空間は、放出口25a〜25eによって真空槽11の内部空間と接続されている。
また、放出容器21a〜21eの各放出口25a〜25eと、成膜面6が位置する平面との距離は等しくされている。
各導入管31a1〜31a3は導入口35a1〜35a3を有しており後述するように、蒸気生成装置40a1〜40a3からキャリアガスと共に薄膜材料蒸気が各導入管31a1〜31a3に供給されると、導入口35a1〜35a3から放出容器21a内にキャリアガスと薄膜材料蒸気が導入される。
放出容器21a内の導入管31a1〜31a3は、その導入管31a1〜31a3が配置された放出容器21aの長手方向の異なる位置に導入口35a1〜35a3が形成されており、ここでは、放出容器21aの内部空間の一端から他端までの間であって、一端からの距離が、小の位置に開口が形成された導入管31a1と、中の位置に形成された導入管31a2と、大の位置に形成された導入管31a3が放出容器21a内に配置されている。
蒸気生成装置40a1〜40a3は、キャリアガス供給装置19に接続された一又は複数の蒸気生成槽41a1〜41a3と、キャリアガス供給装置19から各蒸気生成槽41a1〜41a3にそれぞれ供給されるキャリアガスの流量を制御する流量制御装置44a1〜44a3と、各蒸気生成槽41a1〜41a3内にそれぞれ位置する薄膜材料46a1〜46a3と、各蒸気生成槽41a1〜41a3内の薄膜材料46a1〜46a3をそれぞれ加熱する加熱装置42a1〜42a3とを有している。
蒸気生成槽41a1〜41a3は、一又は複数個の導入管31a1〜31a3に接続されており、蒸気生成槽41a1〜41a3と導入管31a1〜31a3の間に設けられたバルブ45a1〜45a3を開けると、蒸気生成槽41a1〜41a3の内部は、放出ユニット20aを介して真空槽11の内部に接続され、真空排気装置12によって真空槽11内を真空排気すると、蒸気生成槽41a1〜41a3内も真空排気される。
各導入管31a1〜31a3の第一、第二の導入口35a1〜35a3は側方に向けられており、第一、第二の導入口35a1〜35a3から放出されたキャリアガスと蒸気は、放出口25aに向かって飛行せず、放出容器21a内に充満する。
後述するように、蒸気生成装置40から供給された気体は、各導入管31a1〜31a3毎に長手方向の異なる位置で、第一、第二の導入口35a1〜35a3から放出され、各導入管31a1〜31a3に設けられた第一、第二の導入口35a1〜35a3の近傍毎に、その第一、第二の導入口35a1〜35a3から導入されたキャリアガスと薄膜材料蒸気とが形成する圧力のガス雰囲気が形成される。
従って、各導入管31a1〜31a3に均一にキャリアガスと薄膜材料蒸気を供給すると、放出容器21a内のキャリアガスの分圧と薄膜材料蒸気の分圧とは均一になり、キャリアガスと薄膜材料蒸気は均一な供給速度と均一な濃度で、長手方向に亘って配置された一又は複数の放出口25aから真空槽11内に放出される。
搬送装置9には基板ホルダ8が取り付けられており、搬送装置9が動作することで、基板ホルダ8は放出容器21aと離間した位置を、放出容器21aの長手方向とは垂直な方向に移動する。
成膜対象物5は、成膜面6にマスク板7が配置された状態で、成膜面6を放出容器21aに向けて基板ホルダ8に保持されている。
真空槽11には不図示の搬入口と搬出口が設けられており、搬送装置9は基板ホルダ8を成膜対象物5とマスク板7と共に搬入口から真空槽11内に搬入し、真空槽11内を移動させた後、搬出口から真空槽11の外部に搬出させるように構成されている。ここでは、成膜対象物5は成膜面6を鉛直下方に向けられており、マスク板7と成膜対象物5とは互いに固定されて相対的に静止した状態で水平に移動するようにされている。
そして、成膜対象物5とマスク板7とを一緒に移動させながら、成膜面6の放出口25aと対向する部分に薄膜を形成すると、成膜対象物5の移動方向に沿った方向の範囲に薄膜が形成される。図1を参照し、成膜対象物5は、真空槽11内の全ての放出容器21a〜21e上を通過した後、次の工程の真空槽に移動され、後工程が行われる。
この場合、各放出ユニット20a〜20eの導入管31a1〜31a3、31b1〜31b3、31c1〜31c3、31d1〜31d3又は31e1〜31e3が接続された蒸気生成装置40a1〜40a3、40b1〜40b3、40c1〜40c3、40d1〜40d3又は40e1〜40e3に同じ薄膜材料を配置すると、各放出ユニット20a〜20eから同じ薄膜材料蒸気が放出される。
例えば、形成する有機薄膜の主成分となるホスト有機材料を一部の蒸気生成装置40a1〜40a3、40c1〜40c3、40e1〜40e3に配置し、発色剤等のドーパント有機材料を他の蒸気生成装置40b1〜40b3、40d1〜40d3に配置し、発光する有機薄膜を成膜面6上に形成することもできる。
なお、上記実施例では、有機化合物を薄膜材料として、蒸気生成装置40a1〜40a3、40b1〜40b3、40c1〜40c3、40d1〜40d3、40e1〜40e3の蒸気生成槽の内部に配置したが、薄膜材料は有機化合物であるだけではなく、無機化合物の場合や有機化合物と無機化合物の混合物の場合も本発明に含まれる。
ここでは、測定口26a1〜26a3、26b1〜26b3、26c1〜26c3、26d1〜26d3又は26e1〜26e3は、少なくとも導入管31a1〜31a3、31b1〜31b3、31c1〜31c3、31d1〜31d3又は31e1〜31e3の本数と同数設けられており、長手方向上の第一、第二の導入口35a1〜35a3、35b1〜35b3、35c1〜35c3、35d1〜35d3又は35e1〜35e3が位置する場所と同じ場所に、それぞれ配置されており、各測定口26a1〜26a3、26b1〜26b3、26c1〜26c3、26d1〜26d3又は26e1〜26e3は、各導入管31a1〜31a3、31b1〜31b3、31c1〜31c3、31d1〜31d3又は31e1〜31e3の第一、第二の導入口35a1〜35a3、35b1〜35b3、35c1〜35c3、35d1〜35d3又は35e1〜35e3が形成するガス雰囲気に露出され、そのガス雰囲気中のキャリアガスと薄膜材料蒸気が測定口26a1〜26a3、26b1〜26b3、26c1〜26c3、26d1〜26d3又は26e1〜26e3から真空槽内11に流出する。
膜厚センサ16a1〜16a3、16b1〜16b3、16c1〜16c3、16d1〜16d3、16e1〜16e3は制御装置17に接続され、各膜厚センサ16a1〜16a3、16b1〜16b3、16c1〜16c3、16d1〜16d3、16e1〜16e3上に成長している薄膜の膜厚と成膜時間が制御装置17によって測定されており、各膜厚センサ16a1〜16a3、16b1〜16b3、16c1〜16c3、16d1〜16d3、16e1〜16e3が対面する測定口26a1〜26a3、26b1〜26b3、26c1〜26c3、26d1〜26d3、26e1〜26e3から放出される薄膜材料蒸気についての成膜速度が測定される。
各放出ユニット20a〜20eの構成は同じなので、図2を参照し符号20aの放出ユニットで代表して説明すると、制御装置17は、測定結果によって加熱装置42a1〜42a3の発熱量と流量制御装置44a1〜44a3によるキャリアガスの流量を制御しており、設定された基準値よりも許容量を超えて成膜速度が速い測定値を得た場合には、その導入管31a1〜31a3に供給される薄膜材料蒸気の供給速度を減少させる。逆に、設定された基準値よりも許容量を超えて成膜速度が遅い測定値を得た場合には、その導入管31a1〜31a3に供給される薄膜材料蒸気の供給速度を増加させる。いずれの場合でも、導入管31a1〜31a3に一対一で対応した膜厚センサ16a1〜16a3の成膜速度測定値が基準値になるように、導入管31a1〜31a3への供給速度を変更する。
また、本例では、成膜対象物5の成膜面6が位置する平面は、水平面にされており、各放出容器21aの放出口25aはその水平面の下方に位置し、各放出口25aの成膜面6が位置する水平面からの距離は互いに等しくなるようにされている。
また、各導入管31a1〜31a3も水平であり、各導入管31a1〜31a3には長手方向の同一位置に、第一、第二の導入口35a1〜35a3が一組だけ設けられており、測定口26a1〜26a3は、放出容器21a底面の、第一、第二の導入口35a1〜35a3の鉛直下方位置に、一組の第一、第二の導入口35a1〜35a3と一対一に対応して、一組の第一、第二の導入口35a1、35a2又は35a3に対して一個の測定口26a1、26a2又は26a3が設けられている。
従って、各導入管31a1〜31a3から放出容器21a内に導入される有機材料蒸気の導入速度は、その導入管31a1〜31a3の第一、第二の導入口35a1〜35a3に対応する測定口26a1〜26a3と対面する膜厚センサ16a1〜16a3によって、各導入管31a1〜31a3毎に測定される。
5……成膜対象物
11……真空槽
16a1〜16a3、16b1〜16b3、16c1〜16c3、16d1〜16d3、16e1〜16e3……膜厚センサ
17……制御装置
20……放出装置
20a〜20e……放出ユニット
21a〜21e……放出容器
25a〜25e……放出口
26a1〜26a3、26b1〜26b3、26c1〜26c3、26d1〜26d3、26e1〜26e3……測定口
31a1〜31a3、31b1〜31b3、31c1〜31c3、31d1〜31d3、31e1〜31e3……導入管
35a1〜35a3、35b1〜35b3、35c1〜35c3、35d1〜35d3、35e1〜35e3……導入口
40a1〜40a3、40b1〜40b3、40c1〜40c3、40d1〜40d3、40e1〜40e3……蒸気生成装置
Claims (9)
- 真空槽と、
前記真空槽内に配置された放出装置と、
前記放出装置に接続され、前記放出装置に薄膜原料蒸気を供給する蒸気生成装置とを有し、
前記放出装置は、前記蒸気生成装置から供給された前記薄膜原料蒸気を前記真空槽内に放出させ、前記真空槽内に配置された成膜対象物の表面に薄膜を形成する薄膜形成装置であって、
前記放出装置は、一個又は二個以上の放出ユニットを有し、
各前記放出ユニットは、中空で長手方向を有する細長の放出容器と、
前記放出容器に形成され、前記放出装置内部空間と前記真空槽の内部空間とを接続する放出口と、
前記放出容器の前記長手方向に沿って前記放出容器内に配置された二本以上の導入管と、
前記導入管に形成された導入口とを有し、
前記導入管は前記放出容器内で前記放出口から異なる距離で位置するように配置され、
異なる前記導入管の前記導入口は、前記長手方向上の異なる場所に位置するように形成された薄膜形成装置。 - 前記導入口は、前記導入管の両側に配置された第一、第二の導入口によって構成され、
前記第一、第二の導入口から、前記放出口が位置する方向に対して横方向に向けられた請求項1記載の薄膜形成装置。 - 各前記導入管の先端は閉塞された請求項1又は請求項2のいずれか1項記載の薄膜形成装置。
- 前記放出口は、前記放出容器の前記成膜対象物に対面する位置に形成され、
前記放出容器の前記放出口が形成された位置とは反対側には、測定口が形成され、
前記測定口と対面する位置には、膜厚センサが配置された請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の薄膜形成装置。 - 前記測定口は、前記放出容器の長手方向にそって、複数個形成され、各前記測定口と対面する位置に前記膜厚センサがそれぞれ配置された請求項4記載の薄膜形成装置。
- 前記放出容器と前記導入管は水平に配置され、前記放出口が上方に向けられ、前記測定口が下方に向けられた薄膜形成装置であって、
前記測定口は前記導入口の鉛直下方に配置された請求項1乃至請求項5のいずれか1項記載の薄膜形成装置。 - 一の前記放出容器内の前記導入管に、前記薄膜材料蒸気を前記導入管毎に異なる供給速度で前記蒸気生成装置から供給させられる制御装置が設けられ、前記供給速度は、前記膜厚センサの検出結果に基づいて変更可能に構成された請求項1乃至請求項6のいずれか1項記載の薄膜形成装置。
- 前記放出装置は複数の前記放出ユニットの前記放出容器が、前記長手方向とは直角な方向に並べられ、各前記導入管は互いに平行になるようにされ、
各前記導入管には、同じ物質の前記薄膜原料蒸気が供給される請求項1乃至請求項7記載の薄膜形成装置。 - 前記放出装置は複数の前記放出ユニットの前記放出容器が、前記長手方向とは直角な方向に並べられ、各前記導入管は互いに平行になるようにされ、
複数の前記放出ユニット内の前記導入管には、同じ物質の前記薄膜原料蒸気が供給され、
前記薄膜原料蒸気には、異なる物質の第一、第二の蒸気が含まれ、
複数の前記放出ユニットには、前記第一の蒸気が供給される前記放出ユニットと、前記第二の蒸気が供給される放出ユニットとが含まれる請求項1乃至請求項8のいずれか1項記載の薄膜形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010044764A JP5473675B2 (ja) | 2010-03-01 | 2010-03-01 | 薄膜形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010044764A JP5473675B2 (ja) | 2010-03-01 | 2010-03-01 | 薄膜形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011179073A true JP2011179073A (ja) | 2011-09-15 |
JP5473675B2 JP5473675B2 (ja) | 2014-04-16 |
Family
ID=44690895
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010044764A Active JP5473675B2 (ja) | 2010-03-01 | 2010-03-01 | 薄膜形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5473675B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2560361A2 (en) | 2011-08-18 | 2013-02-20 | Ricoh Company, Ltd. | Network system and image projection apparatus |
WO2013132794A1 (ja) * | 2012-03-07 | 2013-09-12 | パナソニック株式会社 | 蒸着装置 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004100002A (ja) * | 2002-09-11 | 2004-04-02 | Ulvac Japan Ltd | 蒸発源及びこれを用いた薄膜形成装置 |
JP2008075095A (ja) * | 2006-09-19 | 2008-04-03 | Hitachi Zosen Corp | 真空蒸着装置および真空蒸着方法 |
JP2008088489A (ja) * | 2006-09-29 | 2008-04-17 | Tokyo Electron Ltd | 蒸着装置 |
JP2009084663A (ja) * | 2007-09-10 | 2009-04-23 | Ulvac Japan Ltd | 蒸気発生装置、蒸着源、蒸着装置、蒸気発生方法 |
JP2009097044A (ja) * | 2007-10-18 | 2009-05-07 | Canon Inc | 成膜装置及び成膜方法 |
-
2010
- 2010-03-01 JP JP2010044764A patent/JP5473675B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004100002A (ja) * | 2002-09-11 | 2004-04-02 | Ulvac Japan Ltd | 蒸発源及びこれを用いた薄膜形成装置 |
JP2008075095A (ja) * | 2006-09-19 | 2008-04-03 | Hitachi Zosen Corp | 真空蒸着装置および真空蒸着方法 |
JP2008088489A (ja) * | 2006-09-29 | 2008-04-17 | Tokyo Electron Ltd | 蒸着装置 |
JP2009084663A (ja) * | 2007-09-10 | 2009-04-23 | Ulvac Japan Ltd | 蒸気発生装置、蒸着源、蒸着装置、蒸気発生方法 |
JP2009097044A (ja) * | 2007-10-18 | 2009-05-07 | Canon Inc | 成膜装置及び成膜方法 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2560361A2 (en) | 2011-08-18 | 2013-02-20 | Ricoh Company, Ltd. | Network system and image projection apparatus |
WO2013132794A1 (ja) * | 2012-03-07 | 2013-09-12 | パナソニック株式会社 | 蒸着装置 |
CN104136653A (zh) * | 2012-03-07 | 2014-11-05 | 松下电器产业株式会社 | 蒸镀装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5473675B2 (ja) | 2014-04-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4996430B2 (ja) | 蒸気発生装置、蒸着装置、成膜方法 | |
JP4767000B2 (ja) | 真空蒸着装置 | |
KR101128745B1 (ko) | 증기 방출 장치, 유기 박막 증착 장치 및 유기 박막 증착 방법 | |
TWI596224B (zh) | 真空蒸鍍裝置 | |
KR101132581B1 (ko) | 유기 재료 증기 발생 장치, 성막원, 성막 장치 | |
KR101128747B1 (ko) | 유기 박막 제조 방법 | |
CN1568377A (zh) | 喷射沉积有机物蒸汽的方法和装置 | |
KR101990619B1 (ko) | 증발된 재료를 증착하기 위한 장치, 분배 파이프, 진공 증착 챔버, 및 증발된 재료를 증착하기 위한 방법 | |
JP5091678B2 (ja) | 成膜用材料の推定方法、解析方法、及び成膜方法 | |
WO2017054890A1 (en) | Variable shaper shield for evaporators and method for depositing an evaporated source material on a substrate | |
JP5473675B2 (ja) | 薄膜形成装置 | |
KR20130055430A (ko) | 증발원 및 이를 구비한 진공 증착 장치 | |
JP5564238B2 (ja) | 成膜装置、薄膜製造方法 | |
JP2006169551A (ja) | 薄膜形成用分子供給装置 | |
KR20140055721A (ko) | 증발원 및 이를 구비한 증착장치 | |
JP4969832B2 (ja) | 成膜装置、パネルの製造方法 | |
JP5703166B2 (ja) | 蒸着装置及び蒸着方法 | |
KR101418713B1 (ko) | 증발원 및 이를 구비한 증착장치 | |
JP5618713B2 (ja) | 薄膜形成装置及び薄膜形成方法 | |
KR101418714B1 (ko) | 증발원 및 이를 구비한 증착 장치 | |
JP5685455B2 (ja) | 蒸着装置及び蒸着方法 | |
JP4791540B2 (ja) | パネルの製造方法 | |
JP2011225940A (ja) | 蒸着装置及び蒸着方法 | |
TWI684655B (zh) | 用於沉積層於基板上之裝置 | |
KR102629005B1 (ko) | 다수 종류의 증착물질의 혼합비율을 보완하여 줄 수 있는 복합증발장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130117 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20131021 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131029 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131211 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20131211 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140121 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140204 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 5473675 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |