JP2011178518A - 展望用エレベータ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】この発明は、鏡面板をかごに配設し、展望窓、かご上部外装およびかご下部外装が鏡面板に映り、出入り口側まで延在しているようを見え、かつかごに付随する機器を隠し、見栄えを向上させることができる展望用エレベータ装置を得る。
【解決手段】鏡面板16が昇降路の開口部を塞ぎ、かご上部外装15aより上方に延出し、かつかご下部外装15bより下方に延出するようにかご7に配設され、かご7の開口部から延出する部分を外界側に露呈させている。
【選択図】図2

Description

この発明は、展望用エレベータ装置に関し、特にかごを外界側から見たときの見栄えを向上させる技術に関するものである。
従来の展望用エレベータ装置は、かご室が出入り口側、中間部および展望窓側の三つの部分に分割されている。そして、構造上、かご枠、ガイドレール、ガイドローラ、非常止め装置などがかご室の中間部にあり、昇降路スイッチ、カム、調速機装置、制御ケーブル、戸締め装置などがかご室の出入り口側にある。そこで、従来の展望用エレベータ装置では、外装がかご室の展望窓側の部分の上部および下部に装着され、これらのかごに付随する機器を外界側から見え難くして見栄えを向上させていた(例えば、特許文献1参照)。
実開平04−56182号公報
従来の展望用エレベータ装置では、外装および展望窓がかご室の後方側のみにあるので、かごを外界側から見たときに、かごが小さく見えてしまうとともに、かごに付随する機器を完全に隠すことができず、見栄えが悪くなるという問題があった。
この発明は、このような課題を解決するためになされたものであって、鏡面板をかごに配設し、外界側から見たときに、展望窓、かご上部外装およびかご下部外装が鏡面板に映り、出入り口側まで延在しているようを見え、かつかごに付随する機器を隠し、見栄えを向上させることができる展望用エレベータ装置を得ることを目的とする。
この発明に係る展望用エレベータ装置は、開口部が上下方向に延設された昇降路と、
展望窓が形成されたかご室、該かご室の展望窓側の上部に配設されたかご上部外装、および該かご室の展望窓側の下部に配設されたかご下部外装を有し、該展望窓側を上記開口部から延出させて上記昇降路内に昇降可能に配設されたかごと、を備えている。そして、上記開口部を塞ぎ、上記かご上部外装より上方に延出し、かつ上記かご下部外装より下方に延出するように上記かごに配設され、上記かごの上記開口部から延出する部分を外界側に露呈させる鏡面板を有している。
この発明によれば、鏡面板がかごの開口部から延出する部分を外界に露呈させるようにかごに配設されているので、展望窓、かご上部外装およびかご下部外装が鏡面板に映り、出入り口側まで延在しているようを見え、見栄えが向上される。
また、鏡面板が開口部を塞いでいるので、かごに付随する機器が外界から隠され、見栄えがさらに向上される。
この発明の実施の形態1に係る展望用エレベータ装置を示す横断面図である。 この発明の実施の形態1に係る展望用エレベータ装置のかごを外界側から見た斜視図である。 この発明の実施の形態2に係る展望用エレベータ装置を示す横断面図である。 この発明の実施の形態3に係る展望用エレベータ装置を示す横断面図である。 この発明の実施の形態3に係る展望用エレベータ装置のかごを外界側から見た斜視図である。 この発明の実施の形態4に係る展望用エレベータ装置を示す横断面図である。 この発明の実施の形態4に係る展望用エレベータ装置のかごを外界側から見た斜視図である。 この発明の実施の形態5に係る展望用エレベータ装置の要部を示す横断面図である。 この発明の実施の形態5に係る展望用エレベータ装置のかごを外界側から見た斜視図である。 この発明の実施の形態5に係る展望用エレベータ装置における第1側部鏡面板の清掃作業を説明する腰部断面図である。 この発明の実施の形態5に係る展望用エレベータ装置における第1側部鏡面板の清掃作業を説明する斜視図である。 この発明の実施の形態5に係る展望用エレベータ装置における上部鏡面板の清掃作業を説明する斜視図である。 この発明の実施の形態6に係る展望用エレベータ装置における上部鏡面板の清掃作業を説明する斜視図である。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る展望用エレベータ装置を示す横断面図、図2はこの発明の実施の形態1に係る展望用エレベータ装置のかごを外界側から見た斜視図である。
図1および図2において、昇降路1は、建物外壁に上下方向に開口する開口部2と、昇降路側面の建物外壁の一部である昇降路側壁3と、から構成され、開口部2が開放されたオープン型の昇降路である。そして、各階の乗り場には、出入り口4を開閉する乗り場扉5が設置されている。
かご7が、かご枠(図示せず)に保持されたかご室8と、かご室8の上部および下部に配設されたかご上部外装15aおよびかご下部外装15bと、を備えている。
かご室8は、かご室8の側面の壁を構成する側壁9と、かご室8の背面側に形成された開口に透明なガラス板を嵌め込んで構成された展望窓10と、かご室8の出入り口側に設けられた出入り口壁11と、出入り口12を開閉するかご扉13と、側壁9、展望窓10、および出入り口壁11の上部に設置された天井(図示せず)と、側壁9と出入り口壁11とが立設されたかご床14と、から構成されている。
かご上部外装15aおよびかご下部外装15bは、アルミニウム板、鋼板、樹脂板などを用い、展望窓10側の上部および下部を覆うように、天井上部およびかご床14の下部に配設されている。ブラケット17を有する鏡面板16は、ブラケット17を側壁9の外面、天井の上面、およびかご床14の下面に取り付けられた取付金具(図示せず)に締着固定されて、かご7に取り付けられている。この鏡面板16は、展望窓10、かご上部外装15aおよびかご下部外装15bの出入り口側に、展望窓10、かご上部外装15aおよびかご下部外装15bに近接して、側壁9の外面、天井の上面、およびかご床14の下面に直交するように、かご7に配設されている。また、鏡面板16は、かご7から上下方向および間口方向に延出する外形形状に形成されている。なお、間口方向とは、かご扉13の開閉方向である。
そして、かご7は、かご枠の縦枠の上下両端に取り付けられたガイドシュー20をブラケット21により昇降路側壁3に固定されて上下方向に延設されたかご用ガイドレール22に摺動可能に係合させて、かご用ガイドレール22に案内されて昇降路1内に昇降可能に配設されている。また、釣り合い重り23が、ガイドシュー24をブラケット21により昇降路側壁3に固定されて上下方向に延設された釣り合い重り用ガイドレール25に摺動可能に係合させて、釣り合い重り用ガイドレール25に案内されて昇降路1内に昇降可能に配設されている。そして、かご7と釣り合い重り23とが、主索(図示せず)により連結され、巻き上げ機(図示せず)の駆動により昇降路1内を昇降移動される。
外装ランプ18が、かご上部外装15aおよびかご下部外装15bに配設されている。制御ケーブル26が、機械室の制御盤(図示せず)とかご7との間に架設されている。また、調速機ロープ27が、機械室の調速機(図示せず)とピットに設けた張り車(図示せず)との間にエンドレスに張られ、片側の1箇所でかご7に設けた非常止め装置(図示せず)に連結されている。
このように構成された展望用エレベータ装置では、かご7が展望窓10を開口部2から延出させ、かつかご7の鏡面板16の反出入り口側を露呈させて昇降する。そして、鏡面板16が、かご7から間口方向の両側に延出し、昇降路側壁3の先端部とかご7との間の隙間を塞いでおり、かご7の側部に取り付けられたガイドシュー20やかご7に近接するかご用ガイドレール22の部位などを隠している。また、鏡面板16が、かご7から上下方向に延出し、かご室8の上部および下部に設置されている付随機器を隠している。
この実施の形態1によれば、鏡面板16が、展望窓10、かご上部外装15aおよびかご下部外装15bの出入り口側に、展望窓10、かご上部外装15aおよびかご下部外装15bに近接して、側壁9の外面、天井の上面、およびかご床14の下面に直交するように配設され、かご7から上下方向および間口方向に延出している。そこで、かご7を外界側から見たときに、かご室8の展望窓10側、かご上部外装15aおよびかご下部外装15bが図2に示されるように鏡面板16に映って見える。これにより、展望窓10があたかも出入り口側まであるように見えるので、かご7が大きく、豪華に見え、見栄えが向上する。
また、かご7から間口方向の両側に延出する鏡面板16に部位が、昇降路1の開口部2を塞いでいるので、外界からかご7周りの機器類が隠され、見栄えが向上する。さらに、かご室8内の乗客は、コンクリートむき出しの昇降路側壁3を見ることがなく、快適にエレベータ装置を利用することができる。
ここで、鏡面板16の反射率が100%であると、通行人が鏡面板16で反射された太陽光を受け、眩しく感じる事態を生じる。そこで、鏡面板16での太陽光の反射を抑え、通行人が眩しくないようにするという観点から、鏡面板16にクリヤー塗装を施し、過度な反射を防ぐなどの反射率低下処理を行うことが好ましい。
実施の形態2.
図3はこの発明の実施の形態2に係る展望用エレベータ装置を示す横断面図である。
図3において、透明体である昇降路ガラス30が、開口部2を挟む昇降路側壁3の先端部に、昇降路1の高さ方向の全域にわたり、開口部2を塞ぐように配設されている。そして、かご7が、展望窓10を開口部2から延出させ、かつかご7の鏡面板7の反出入り口側を露呈させて、昇降路ガラス30の内側を昇降する。
なお、この実施の形態2は、開口部2が昇降路ガラス30により覆われたエンクローズ型の昇降路である点を除いて、上記実施の形態1と同様に構成されている。
したがって、この実施の形態2においても、上記実施の形態1と同様の効果を奏する。
ここで、昇降路ガラス30は、完全な透明体である必要はなく、例えばブラウン色のスモークガラスやスモークフィルムを透明ガラスに貼り付けたものを用いてもよい。この場合、昇降路ガラス30の透視率が下がるので、鏡面板16が取り付けられていることを通行人が判断しにくくなる。そこで、通行人は、鏡面板16に映るかご室8の展望窓10側を見て、展望窓10が本当に出入り口側まであるように錯覚し易くなる。なお、スモークフィルムとは、黒や茶系の色に着色され、合成樹脂などで作られた透過性のあるフィルムである。
さらに、昇降路ガラス30のスモークガラスの色を変えることにより、異なる雰囲気を醸し出す展望用エレベータ装置を実現できる。
実施の形態3.
図4はこの発明の実施の形態3に係る展望用エレベータ装置を示す横断面図、図5はこの発明の実施の形態3に係る展望用エレベータ装置のかごを外界側から見た斜視図である。
図4および図5において、L字状の隠し枠31が、開口部2を挟む両昇降路側壁3の先端部に、昇降路1の高さ方向の全域にわたり延設されている。そして、鏡面板16の間口方向の両端部が、高さ方向の全域にわたって、隠し枠31内に挿入されている。
なお、他の構成は、上記実施の形態1と同様に構成されている。
したがって、この実施の形態3においても、上記実施の形態1と同様の効果を奏する。
さらに、鏡面板16の間口方向の両端部が、高さ方向の全域にわたって隠し枠31内に挿入されているので、鏡面板16の間口方向の両端部が隠し枠31により隠され、鏡面板16が取り付けられていることが通行人に分かりにくくなっている。これにより、展望窓10が出入り口側まであるように自然に見えるので、見栄えが向上する。
実施の形態4.
図6はこの発明の実施の形態4に係る展望用エレベータ装置を示す横断面図、図7はこの発明の実施の形態4に係る展望用エレベータ装置のかごを外界側から見た斜視図である。
図6および図7において、昇降路ガラス30が、開口部2を挟む昇降路側壁3の部位に、昇降路1の高さ方向の全域にわたり、開口部2を塞ぐように配設されている。そして、かご7が、建屋の外面に横向きとなるように、かつ展望窓10の一部を開口部2から延出させて、昇降路ガラス30の内側を昇降する。
第1鏡面板32aが、ブラケット17を間口方向一側の側壁9の外面、天井の上面、およびかご床14の下面に取り付けられた取付金具(図示せず)に締着固定されて、間口方向一側の展望窓10、かご上部外装15aおよびかご下部外装15bの出入り口側に、展望窓10、かご上部外装15aおよびかご下部外装15bに近接して、間口方向一側の側壁9の外面、天井の上面、およびかご床14の下面に直交するように、かご7に配設されている。また、第1鏡面板32aは、かご7から上下方向および間口方向一側に延出する外形形状に形成されている。そして、第1鏡面板32aが、間口方向一側の昇降路側壁3の先端部とかご7との間の隙間を塞いでいる。
第2鏡面板32bが、ブラケット17を天井の上面、およびかご床14の下面に取り付けられた取付金具(図示せず)に締着固定されて、かご上部外装15aおよびかご下部外装15bの間口方向他側に、かご上部外装15aおよびかご下部外装15bに近接して、第1鏡面板32a、天井の上面、およびかご床14の下面に直交するように、かご7に配設されている。また、第2鏡面板32bは、かご7から上下方向および背面側に延出する外形形状に形成されている。そして、第2鏡面板32bが、かご7と背面側(反出入り口側)の昇降路側壁3との間の隙間を塞いでいる。
なお、他の構成は、上記実施の形態1と同様に構成されている。
このように構成された展望用エレベータ装置においては、かご7を外界側から見たときに、かご室8の展望窓10側、かご上部外装15aおよびかご下部外装15bが図7に示されるように第1および第2鏡面板32a,32bに映って見える。また、かご7周りの機器類が第1および第2鏡面板32a,32bにより隠される。
したがって、この実施の形態4においても、上記実施の形態1と同様の効果を奏する。
実施の形態5.
図8はこの発明の実施の形態5に係る展望用エレベータ装置の要部を示す横断面図、図9はこの発明の実施の形態5に係る展望用エレベータ装置のかごを外界側から見た斜視図である。
図8および図9において、展望窓40は、かご室8の背面側の三面のガラス窓、即ち間口方向両側の側部ガラス窓41,42とその間に位置する中央部ガラス窓43とにより構成されている。そして、側部ガラス窓41,42が、蝶番などにより開閉可能に構成されている。さらに、かご上部外装44が、奥行き方向にスライド移動可能にかご室8の展望窓40側の上部に配設されている。なお、奥行き方向とは、間口方向と水平方向に直交する方向である。
鏡面板45は、矩形平板状に作製され、かご7の間口方向一側に配設される第1側部鏡面板46と、矩形平板状に作製され、かご7の間口方向他側に配設される第2側部鏡面板47と、第1側部鏡面板46と第2側部鏡面板47との間に位置し、かご上部外装44およびかご下部外装15bに隣接してかご室8の上部および下部に配設される上部および下部鏡面板48,49と、から構成されている。そして、第1および第2側部鏡面板46,47は、ブラケット17をかご室8の側壁9に取り付けられた取付金具35に軸心を上下方向とする軸周り、即ち鉛直軸周りに回動可能に連結され、かご室8に取り付けられている。
隠し枠31が、開口部2を挟む両昇降路側壁3の先端部に、昇降路1の高さ方向の全域にわたり延設されている。そして、昇降路1の最下階付近において、隠し枠31の鏡面板45の上下方向長さより長い領域が回動可能な隠し枠開閉部33に構成され、清掃ゾーンを構成している。
さらに、昇降路ガラス30が、開口部2を挟む昇降路側壁3の先端部に、昇降路1の高さ方向の全域にわたり、開口部2を塞ぐように配設されている。そして、かご7が、展望窓40を開口部2から延出させて、昇降路ガラス30の内側を昇降する。
このように構成された展望用エレベータ装置では、かご7を外界側から見たときに、かご室8の展望窓40側およびかご上部外装44およびかご下部外装15bが鏡面板45に映って見える。また、かご7周りの機器類が鏡面板45により隠される。
したがって、この実施の形態5においても、上記実施の形態1と同様の効果を奏する。
つぎに、このように構成された展望用エレベータ装置における鏡面板45の清掃作業について図10乃至図12を参照しつつ説明する。
まず、作業者Mがかご室8内に乗り込み、かご操作盤を操作して保守点検モードに切り換え、かご7を最下階付近まで移動させ、鏡面板45を隠し枠開閉部33内に、即ち清掃ゾーンに位置させて停止する。
ついで、作業者Mは、側部ガラス窓41を開け、隠し枠開閉部33の固定を解除して隠し枠開閉部33を回動し、第1側部鏡面板46の側端部を露出させる。そして、作業者Mは、第1側部鏡面板46の固定を解除し、取付金具35との連結部周りに手前に回動させ、図10および図11に示されるように、清掃用具36により第1側部鏡面板46を清掃する。
第1側部鏡面板46の清掃が終了すると、第1側部鏡面板46を回動して通常状態に復帰させ、第1側部鏡面板46を固定する。ついで、隠し枠開閉部33を回動してつ通常状態に復帰させ、隠し枠開閉部33を固定する。さらに、側部ガラス窓41を閉じ、側部ガラス窓41を固定して、第1側部鏡面板46の清掃作業が終了する。
なお、第2側部鏡面板47の清掃作業も、同様に行われるので、ここでは、その説明を省略する。
ついで、作業者Mは、かご室8の天井に設けられた非常口(図示せず)よりかご室8の上部に上がり、かご上部外装44の固定を解除し、かご上部外装44を奥行き方向にスライド移動させ、かご室8の上部の上部鏡面板48側を開放する。そして、作業者Mは、図12に示されるように、かご室8の上部に立ち、清掃用具36により上部鏡面板48を清掃する。さらに、第1および第2側部鏡面板46,47の上部領域を清掃用具36により清掃する。
上部鏡面板48の清掃が終了すると、かご上部外装44をスライド移動させて通常状態に復帰させ、かご上部外装44を固定する。ついで、かご室8内に降り、非常口を閉じて、上部鏡面板48の清掃作業が終了する。
なお、第1および第2側部鏡面板46,47の下部領域および下部鏡面板49の清掃作業は、作業者Mが昇降路1の底部に降り、脚立に上って行う。
ここで、隠し枠開閉部33、側部ガラス窓41,42、第1および第2側部鏡面板46,47の回動を検知するスイッチを配備し、スイッチが回動を検知すると、かご7の運転モードが自動的に保守点検モードに切り替わるように制御してもよい。さらに、スイッチが回動を検知すると、かご7の昇降を不能とするように制御してもよい。
また、保守点検時には、作業者Mは、かご室8の天井に設けられた非常口よりかご室8の上部に上がり、かご上部外装44の固定を解除し、かご上部外装44を奥行き方向にスライド移動させ、かご室8の上部の上部鏡面板48側を開放する。かご室8の上部に立って、作業することになる。
この実施の形態5によれば、展望窓40が、開口部2の一側に面する側部ガラス窓41と、開口部2の他側に面する側部ガラス窓42と、を有し、側部ガラス窓41,42が開閉可能に構成されている。そこで、側部ガラス窓41,42を開けて、かご室8内から第1および第2側部鏡面板46,47を清掃できるので、かご7の外部に出ての清掃作業を不要にできる。
また、隠し枠開閉部33が、鏡面板45の端部を遮蔽する位置と鏡面板45の端部を露呈させる位置とをとるように開閉可能に構成されている。また、鏡面板45が、開口部2の一側の昇降路側壁3に面するかご7の側面に軸心を上下方向とする軸周りに回動可能に取り付けられた第1側部鏡面板46と、開口部2の他側の昇降路側壁3に面するかご7の側面に軸心を上下方向とする軸周りに回動可能に取り付けられた第2側部鏡面板47と、を有する。そこで、第1および第2側部鏡面板46,47を側部ガラス窓41,42に近づけて、かご室8内から第1および第2側部鏡面板46,47を清掃できるので、第1および第2側部鏡面板46,47の清掃の作業負荷が軽減できるとともに、作業時間を大幅に短縮できる。
また、かご上部外装44がかご室8の上部にスライド可能に取り付けられている。そこで、かご室8の上部が開放され、かご室8の上部に上がって上部鏡面板48の清掃や、保守点検ができるので、上部鏡面板48の清掃や保守点検の作業負荷が軽減できるとともに、作業時間を大幅に短縮できる。
また、隠し枠開閉部33が昇降路1の最下階付近に形成されているので、清掃作業が低所での作業となり、作業負荷を軽減できる。
実施の形態6.
図13はこの発明の実施の形態6に係る展望用エレベータ装置における上部鏡面板の清掃作業を説明する斜視図である。
図13において、かご上部外装50は、かご室8の展望窓40側の上部に配設されている。そして、カバー51が蝶番等を介してかご上部外装50に開閉可能に取り付けられ、かご上部外装50の上部鏡面板48側の部位を開放可能に構成されている。
なお、他の構成は上記実施の形態5と同様に構成されている。
この実施の形態6による展望用エレベータ装置における上部鏡面板48の清掃作業について説明する。
作業者Mは、かご室8の天井に設けられた非常口よりかご室8の上部に上がり、カバー51の固定を解除し、カバー51を開け、かご室8の上部の上部鏡面板48側を開放する。そして、作業者Mは、かご室8の上部に立ち、清掃用具36により上部鏡面板48を清掃する。さらに、第1および第2側部鏡面板46,47の上部領域を清掃用具36により清掃する。
上部鏡面板48の清掃が終了すると、カバー51を閉じ、カバー51を固定する。ついで、かご室8内に降り、非常口を閉じて、上部鏡面板48の清掃作業が終了する。
したがって、この実施の形態6においても、上記実施の形態5と同様の効果を奏する。
なお、上記各実施の形態では、釣り合い重りを有するロープ式エレベータ装置について説明しているが、本発明は、釣り合い重りのない油圧式エレベータ装置に適用できることは言うまでもないことである。
1 昇降路、2 開口部、3 昇降路側壁、7 かご、8 かご室、10 展望窓、15a かご上部外装、15b かご下部外装、16 鏡面板、30 昇降路ガラス(透明板)、31 隠し枠、33 隠し枠開閉部、35 取付金具、40 展望窓、41,42 側部ガラス窓、44 かご上部外装、45 鏡面板、46 第1側部鏡面板、47 第2側部鏡面板、48 上部鏡面板、49 下部鏡面板、50 かご上部外装。

Claims (8)

  1. 開口部が上下方向に延設された昇降路と、
    展望窓が形成されたかご室、該かご室の展望窓側の上部に配設されたかご上部外装、および該かご室の展望窓側の下部に配設されたかご下部外装を有し、該展望窓側を上記開口部から延出させて上記昇降路内に昇降可能に配設されたかごと、を備えた展望用エレベータ装置において、
    上記開口部を塞ぎ、上記かご上部外装より上方に延出し、かつ上記かご下部外装より下方に延出するように上記かごに配設され、上記かごの上記開口部から延出する部分を外界側に露呈させる鏡面板を有することを特徴とする展望用エレベータ装置。
  2. 上記昇降路は、上記開口部が透明板により覆われたエンクローズ型の昇降路であり、
    上記透明板が、スモーク状に形成されていることを特徴とする請求項1記載の展望用エレベータ装置。
  3. 上記鏡面板に反射率低下処理を施したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の展望用エレベータ装置。
  4. 上記展望窓は、上記開口部から延出し、かつ上記開口部の一側および他側に位置する部分が開閉可能に構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の展望用エレベータ装置。
  5. 隠し枠が、上記開口部を挟む両昇降路側壁のそれぞれに上記昇降路の全高にわたって延設され、上記鏡面板の該両昇降路側壁側の端部を外界側から遮蔽していることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の展望用エレベータ装置。
  6. 上記隠し枠の上記鏡面板の高さを超える領域が、該鏡面板の端部を遮蔽する位置と該鏡面板の端部を露呈させる位置とをとるように開閉可能に構成され、
    上記鏡面板は、上記開口部の一側の上記昇降路側壁に面する上記かごの側面に軸心を上下方向とする軸周りに回動可能に取り付けられた第1側部鏡面板、上記開口部の他側の上記昇降路側壁に面する上記かごの側面に軸心を上下方向とする軸周りに回動可能に取り付けられた第2側部鏡面板、上記第1側部鏡面板の上部側と上記第2側部鏡面板の上部側とをつなぐように上記かご室の上部に取り付けられた上部鏡面板、および上記第1側部鏡面板の下部側と上記第2側部鏡面板の下部側とをつなぐように上記かご室の下部に取り付けられた下部鏡面板を有することを特徴とする請求項5記載の展望用エレベータ装置。
  7. 上記隠し枠が開閉可能に構成された領域が、上記昇降路の最下階付近に形成されていることを特徴とする請求項6記載の展望用エレベータ装置。
  8. 上記かご上部外装が、開閉可能に構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の展望用エレベータ装置。
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