JP2011177419A - 蛍光観察装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】患部の検出精度を向上させ、操作者が生検に適した位置を容易に判断することができる蛍光観察装置を提供する。
【解決手段】被検体Aに照射する白色光および励起光を発生する光源装置17と、白色光の被検体Aにおける反射光を撮影して白色光画像を生成する白色光画像生成部29と、励起光によって被検体Aにおいて発生した蛍光を撮影して蛍光画像を生成する蛍光画像生成部30と、蛍光画像の各画素の有する蛍光強度の分布を生成する強度分布生成部31と、蛍光強度の分布においてピークとなる蛍光強度を検出するピーク検出部32と、ピークの数を算出するピーク数比較部33と、ピーク数に基づき、ピークとなる蛍光強度を有する画素を含む領域を表す表示を、白色光画像または蛍光画像上に重畳した合成画像を生成する画像合成部35と、生成された合成画像を表示するモニタ43とを備える蛍光観察装置1を採用する。
【選択図】図2

Description

本発明は、蛍光観察装置に関するものである。
従来、蛍光観察により患部を見つけ出し、生検(生体組織診断)する必要があるポイントに操作者がマーキングを施し、白色光画像上においてマーキングしたポイントに対応する位置を表示する蛍光観察装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許第3771985号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている蛍光観察装置によれば、操作者が蛍光画像上において患部を目視にて確認する必要があるため、患部と周囲との蛍光強度の差が少ない場合など判別が難しい場合には、患部の見落としが生じやく、また生検に適した位置を決定することが困難であるという課題があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、患部の検出精度を向上させ、操作者が生検に適した位置を容易に判断することができる蛍光観察装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を採用する。
本発明は、被検体に照射する白色光および励起光を発生する照明光源と、該照明光源から発せられた白色光の前記被検体における反射光を撮影して白色光画像を生成する白色光画像生成部と、前記照明光源から発せられた励起光によって前記被検体において発生した蛍光を撮影して蛍光画像を生成する蛍光画像生成部と、該蛍光画像生成部により生成された蛍光画像の各画素の有する蛍光強度の分布を生成する強度分布生成部と、該強度分布生成部により生成された蛍光強度の分布においてピークとなる蛍光強度を検出するピーク検出部と、該ピーク検出部が検出したピークの数を算出するピーク数算出部と、該ピーク数算出部が算出したピーク数に基づき、前記ピーク検出部により検出されたピークとなる蛍光強度を有する画素を含む領域を表す表示を、前記白色光画像または前記蛍光画像上に重畳した合成画像を生成する画像合成部と、該画像合成部により生成された合成画像を表示する画像表示部とを備える蛍光観察装置を採用する。
本発明によれば、照明光源からの白色光および励起光が被検体に照射され、白色光画像生成部により白色光の反射光から白色光画像が生成されるとともに、蛍光画像生成部により励起光が被検体に照射されて発生した蛍光から蛍光画像が生成される。そして、強度分布生成部により蛍光画像の各画素の有する蛍光強度の分布が生成され、ピーク検出部により蛍光強度の分布においてピークとなる蛍光強度が検出される。また、ピーク数算出部により、ピーク検出部が検出したピークの数が算出される。そして、画像合成部により、算出されたピーク数に基づいて、ピークとなる蛍光強度を有する画素を含む領域を表す表示が、白色光画像または蛍光画像上に重畳された合成画像が生成され、該合成画像が画像表示部に表示される。
ここで、蛍光強度の分布において階調値の低い側にピークが一つしかない場合は正常部位のみがある。そして、二つ目以降のピークとなる蛍光強度を有する画素を含む領域は、患部である可能性が高い。そこで、ピークが1つしか現れていない場合は患部がないと判断し、ピークが2つ以上ある場合は一番階調値の小さい側の領域は正常部位、二番目以降のピークが患部と判断する。そして、患部と判断された領域を、白色光画像または蛍光画像上に重畳して表示することで、操作者が患部の位置を容易に判断することができ、患部に対する検査や処置を適切に行うことができる。
上記発明において、前記画像表示部により表示された合成画像上における所望の位置を指定させる位置指定手段を備え、前記画像合成部が、前記位置指定手段により指定された位置を特定する表示を前記白色光画像に重畳した合成画像を生成することとしてもよい。
このようにすることで、位置指定手段により合成画像上における所望の位置を指定させることによって、その位置情報を白色光画像上に表示させることができる。これにより、指定された位置を特定する表示が重畳された白色光画像を見ながら、指定した位置に対して生検(生体組織診断)などの処置を行うことができ、患部に対する検査や処置の精度を向上することができる。
上記発明において、前記画像合成部が、前記ピークとなる蛍光強度を有する画素の位置を特定する表示を、前記白色光画像に重畳した合成画像を生成することとしてもよい。
このようにすることで、蛍光強度の分布においてピークとなる蛍光強度を有する画素の位置情報を白色光画像上に表示させることができる。これにより、この白色光画像を見ながら、ピークとなる蛍光強度を有する画素を含む領域、すなわち患部に対して生検などの処置を行うことができ、患部に対する検査や処置の精度を向上することができる。
上記発明において、前記ピーク検出部により複数のピークが検出された場合に、前記画像合成部が、前記領域を表す表示を前記蛍光画像上に重畳した合成画像を生成することとしてもよい。
このようにすることで、ピーク検出部により複数のピークが検出された場合に、蛍光強度の分布においてピークとなる蛍光強度を有する画素を含む領域を、白色光画像上に複数表示させることができる。これにより、白色光画像を見ながら複数の患部に対して生検などの処置を行うことができ、これら患部に対する検査や処置の精度を向上することができる。
上記発明において、前記画像合成部が、蛍光強度の異なる複数のピークに対応する複数の前記領域に対して、各領域が異なる態様で表示された合成画像を生成することとしてもよい。
このようにすることで、ピーク検出部により蛍光強度の異なる複数のピークが検出された場合に、これらピークに対応する複数の領域、すなわち複数の患部を、蛍光強度毎に異なる態様で表示させることができる。これにより、複数の患部の悪性度を画像上に表示させることができ、操作者がこれら複数の患部の悪性度の違いを容易に認識することが可能となる。
上記発明において、前記画像合成部が、前記蛍光画像が異なる複数のピークに対応する複数の前記領域を異なる色で表示することとしてもよい。
このようにすることで、蛍光強度の違いを色の違いとして画像上に表示することができ、操作者が色によって悪性度の違いを容易に認識することが可能となり、どの領域を生検すべきかを判断しやすくなる。
上記発明において、前記画像合成部が、前記領域を、該領域を取り囲む境界線によって表示することとしてもよい。
このようにすることで、蛍光強度の違う領域を境界線によって取り囲んで画像上に表示することができ、操作者が悪性度の違いを容易に認識することが可能となり、どの領域を生検すべきかを判断しやすくなる。
上記発明において、前記画像表示部により表示された合成画像において所望の範囲を指定させる範囲指定手段を備え、前記画像合成部が、前記範囲指定手段により指定された範囲に対応する範囲の白色光画像を拡大した拡大画像をさらに合成した合成画像を生成することとしてもよい。
範囲指定手段により所望の範囲として患部を指定し、患部に対応する範囲の白色光画像を拡大した拡大画像をさらに合成することで、患部の形状や色、周囲の情報を得ることができ、患部に対する検査や処置の精度を向上することができる。
本発明によれば、患部の検出精度を向上させ、操作者が生検に適した位置を容易に判断することができるという効果を奏する。
本発明の実施形態に係る内視鏡装置の全体構成図である。 本発明の第1の実施形態に係る蛍光観察装置の機能ブロック図である。 図2の励起光透過フィルタの透過率特性を示すグラフである。 図2の励起光カットフィルタの透過率特性を示すグラフである。 図2の蛍光内視鏡による正常時における観察画像を説明する図であり、(a)は画面の表示例、(b)はヒストグラムである。 図2の蛍光内視鏡による異常検知時における観察画像を説明する図であり、(a)は画面の表示例、(b)はヒストグラムである。 図2の蛍光内視鏡によるスーパーインポーズ画像を重畳した画像を説明する図であり、(a)は画面の表示例、(b)はヒストグラムである。 図2の蛍光内視鏡により実行される処理を示すフローチャートである。 図2の蛍光内視鏡によるポインタを重畳した画面の表示例である。 図2の蛍光内視鏡によるポインタを重畳した画面の表示例である。 本発明の第2の実施形態に係る蛍光観察装置の機能ブロック図である。 図11の蛍光内視鏡による着色領域を重畳した画像を説明する図であり、(a)は画面の表示例、(b)はヒストグラムである。 図11の蛍光内視鏡により実行される処理を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態に係る蛍光観察装置の機能ブロック図である。 図14の蛍光内視鏡による等高線を重畳した画像を説明する図であり、(a)は画面の表示例、(b)はヒストグラムである。 図14の蛍光内視鏡により実行される処理を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施形態に係る蛍光観察装置の機能ブロック図である。 図17の蛍光内視鏡による拡大画像を重畳した場合の画面の表示例である。 図17の蛍光内視鏡により実行される処理を示すフローチャートである。
[第1の実施形態]
本発明の第1の実施形態に係る蛍光観察装置1について、図面を参照して以下に説明する。ここでは、本実施形態に係る蛍光観察装置1を内視鏡装置100に適用した例について説明する。
図1に示すように、内視鏡装置100は、細長い挿入部14を有した内視鏡10を有している。この内視鏡10には把持部11が設けられており、その端部には接眼部12が設けられている。また、把持部11からはライトガイドケーブル13が伸びており、光源装置(照明光源)17に接続されている。これにより、光源装置17から射出された光が、内視鏡10の挿入部14の先端まで導かれて、被検体に照射されるようになっている。
接眼部12には接続アダプタ15が設けられており、接続アダプタ15とコントロールユニット20とは、接続コネクタ18を介して画像伝送ケーブル16によって接続されている。これにより、内視鏡10で取得した画像データは、画像伝送ケーブル16を伝わってコントロールユニット20に送られる。送られてきた画像データは、コントロールユニット20内で画像処理が施された後、モニタケーブル41によってモニタ(画像表示部)43に伝送され、モニタ画面44上に表示される。
モニタ画面44は、タッチスクリーンであり、コントロールユニット20に対して生検領域の選択等の指示を入力するための入力手段として機能する。操作者は、タッチペン45を用いてモニタ画面44によって入力作業を行う。入力された情報は、タッチスクリーン用ケーブル42を介してコントロールユニット20に送られ、処理作業が行われる。
次に、図2から図10を用いて本実施形態の蛍光観察装置1の詳細な構成およびモニタ画面の表示を説明する。
図2に示すように、光源装置17の内部には、キセノンランプ(Xeランプ)21と、波長選択フィルタ22とが設置されている。Xeランプ21は、白色光および励起光を発生する。Xeランプ21から発せられた光は、波長選択フィルタ22を通過することで、設定された波長域のみの白色光と励起光が通過する。具体的には、図3に示すように、波長選択フィルタ22は、400nm〜750nmの波長域の光を透過させ、その他の波長域の光を反射するようになっている。
また、図2に示すように、内視鏡10の内部には、ライトガイドケーブル13と、白色光用カラーCCD23と、スプリッタ24と、照明光学系25と、撮像光学系26と、励起光カットフィルタ27と、蛍光用モノクロCCD28とが設けられている。
光源装置17から射出された白色光および励起光は、内視鏡10内のライトガイドケーブル13により導かれ、内視鏡10の先端に配置された照明光学系25によって被検体Aへ照射される。白色光が被検体Aに照射されることによって、被検体Aからの反射光が内視鏡10先端に配置された撮像光学系26に入射する。また、励起光が被検体Aに照射されることによって、被検体A上において蛍光が発生し、該蛍光が撮像光学系26に入射する。
スプリッタ24は、被検体Aからの反射光を透過させる一方、被検体Aにおいて発生した蛍光を反射するようになっている。このような特性を有することで、スプリッタ24は、撮像光学系26に入射した反射光と蛍光とを分離する。このとき蛍光の波長は、励起光の波長よりも長波長側にシフトしているため、励起光の波長よりも長波長側の光を反射するスプリッタを使用する。
励起光カットフィルタ27は、蛍光から励起光(反射光)を取り除くためのフィルタである。具体的には、図4に示すように、励起光カットフィルタ27は、765nm〜850nmの波長域の光を透過するようになっている。
励起光カットフィルタ27を通過させることで、蛍光は励起光(反射光)と完全に分離され、分離された蛍光は蛍光用モノクロCCD28により検出される。分離された蛍光は微弱であるため、蛍光用モノクロCCD28は白色光用カラーCCD23よりも高感度のものを用いる。この蛍光用モノクロCCD28によって検出された蛍光画像データは、画像伝送ケーブル16を介してコントロールユニット20内の蛍光画像生成部30に送られる。
一方、スプリッタ24を透過した被検体Aからの反射光は、白色光用カラーCCD23により検出される。白色光用カラーCCD23によって検出された白色光画像データは、画像伝送ケーブル16を介してコントロールユニット20内の白色光画像生成部29に送られる。
図2に示すように、コントロールユニット20は、白色光画像生成部29と、蛍光画像生成部30と、強度分布生成部31と、ピーク検出部32と、ピーク数比較部(ピーク数算出部)33と、領域抽出部34と、画像合成部35と、ボタン生成部36と、モード切替部37と、選択生検位置メモリ38と、ポインタ生成部39とを機能として備えている。また、コントロールユニット20は、モニタ43と、モニタ43を操作することによってコントロールユニット20に入力信号を送信する入力部(位置指定手段)46に接続されている。入力部46は、図1に示すようにモニタ画面44(タッチスクリーン)である。
白色光画像生成部29は、白色光用カラーCCD23によって検出された白色光画像データから白色光画像を生成するようになっている。
蛍光画像生成部30は、蛍光用モノクロCCD28によって検出された蛍光画像データから蛍光画像を生成するようになっている。
蛍光画像生成部30では蛍光画像が生成され、生成された蛍光画像は画像合成部35と領域抽出部34と強度分布生成部31に送られる。一方、白色光画像生成部29では白色光画像が生成され、生成された白色光画像は画像合成部35に送られる。
強度分布生成部31は、蛍光画像生成部30により生成された蛍光画像の各画素の有する蛍光強度の分布を生成するようになっている。具体的には、強度分布生成部31は、送られてきた蛍光画像をもとにヒストグラムを作成する。このヒストグラムは、図5(b)および図6(b)に示すように、各画素の階調値とその階調値のピクセル数との分布を示したものである。
このようにして作成されたヒストグラムは、ピーク検出部32に送られる。
ピーク検出部32は、強度分布生成部31により生成された蛍光強度の分布においてピークとなる蛍光強度を検出するようになっている。具体的には、ピーク検出部32は、ヒストグラムのピーク検出を行い、ピーク数のカウントとピークの階調値を検出する。このように検出した階調値は領域抽出部34に送られ、ピーク数はピーク数比較部33に送られる。
ピーク数比較部33は、ピーク検出部32から送られてきたピーク数が1なのか2以上なのかを判断する。ここで、観察している被検体Aが正常な場合、図5(b)に示すように、階調値が低いところに大きなピークが1つ現れる。一方、観察視野内に患部がある場合、蛍光強度が高い領域が蛍光画像内に存在するために、図6(b)に示すように、階調値が低いところに現れるピーク以外に階調値の高い側にピークが新しく現れる。
そこで、ピーク数比較部33は、ピーク数が1以下ならば視野内に患部は存在しないと判断し、図5(a)に示すように、モニタ43上には白色光画像を表示させる。一方、ピーク数比較部33は、ピーク数が2以上のときは患部が存在することを示す信号を検知したとして、蛍光画像への切り替えを促すためのボタンをモニタ43上に作成する指示をボタン生成部36に送る。ボタン生成部36で生成されたボタンは画像合成部35に送られ、図6(a)に示すように、白色光画像と合成されてモニタ43上に表示される。
モニタ43上のボタンを押すと、入力信号が入力部46からタッチスクリーン用ケーブル42を介してコントロールユニット20内のモード切替部37に伝達される。モード切替部37は、白色光画像と蛍光画像の2つのモード間の切り替え指示を画像合成部35に送り、白色光画像から蛍光画像に切り替えてモニタ43上に表示させる。
領域抽出部34は、ピーク検出部32が図7(b)に示すようなヒストグラムから検出したピークの階調値を受け取る。領域抽出部34は、これらの検出されたピークのうち、階調値の低い方から2番目のピークとなる蛍光強度を有する画素を含む領域Bを表す表示を、図7(a)に示すようにスーパーインポーズ処理等により重畳するようになっている。
画像合成部35は、領域抽出部34により重畳された画像と、白色光画像生成部29により生成された白色光画像または蛍光画像生成部30により生成された蛍光画像と、ポインタ生成部39により生成された後述するポインタと、ボタン生成部36で生成されたボタンとを合成するようになっている。
モニタ43は、画像合成部35により生成された合成画像を表示するようになっている。また、モニタ43は、図7(a)に示すように、生検位置の選択を促すメッセージを表示してもよい。
図7(a)に示すように、モニタ43に表示された画像を確認し、スーパーインポーズ表示された領域Bから生検したい領域をタッチスクリーンで選択すると、選択領域位置情報が、入力部46からタッチスクリーン用ケーブル42を介してコントロールユニット20に送られ、選択生検位置メモリ38に保存される。この選択領域位置情報は、ポインタ生成部39に送られ、推奨される最適生検位置を示すポインタが生成される。このポインタの情報が画像合成部35に送られることで、図9に示すように、最適生検位置を示すポインタ51が白色光画像上に重畳され、モニタ43に表示される。
上記構成を有する蛍光観察装置の作用について、図8に示すフローチャートに従って説明する。
まず、本実施形態の蛍光観察装置1を使用し、患部の観察を始めると、被検体Aの反射光から生成した白色光画像が取得されるとともに(ステップS1)、被検体Aから発せられた蛍光から生成した蛍光画像が取得される(ステップS2)。
モニタ43上には白色光画像が、図5(a)に示すように表示され、操作者はその白色光画像を観察する(ステップS3)。このとき、取得されている蛍光画像は、モニタ43上に表示はされていないが、階調値とピクセル数はカウントされており、ピークの数が常に検出されている(ステップS4)。
このように検出したピークの数が1つか2つ以上であるかの判断が行われ(ステップS5)、図6(b)に示すようにピークの数が2つ以上である場合には、観察視野内に患部らしきものが存在すると判断される(ステップS6)。
このようにヒストグラムのピーク数をカウントすることで患部を検出し、2以上の場合には、図6(a)に示すように、表示している白色光画像に加えて蛍光画像への切り替えを促すためのボタンがモニタ43上に表示される(ステップS7)。
このボタン(表示モード切り替えスイッチ)を押さない場合は、フローチャートのスタートに戻り、引き続き観察視野内に患部があるかを判断する(ステップS8)。また、切り替えスイッチを押すと、白色光画像から蛍光画像に切り替わり、図7(a)に示すように、蛍光画像に蛍光画像の蛍光強度の高い領域Bを重ねたスーパーインポーズ表示画面がモニタ43上に表示される(ステップS9)。
ここで、蛍光強度の高い領域Bは、図7(b)に示すように、ヒストグラムでのピークをとる階調値近傍の画素を含んだ領域を意味する。本実施形態ではピーク近傍の階調値の幅をあらかじめ決めておき、その幅の階調値を持つ画素をスーパーインポーズ表示する。
スーパーインポーズ表示された蛍光画像から、操作者が生検の必要があると判断した場合は、タッチペン45を使用してモニタ43(タッチスクリーン)上の生検対象とする領域にあたるスーパーインポーズ部分を選択する(ステップS10)。
また、生検対象とする領域を一定時間内に選択したかをタイマーで監視し、例えば15秒以内に選択を行わなかった場合は、操作者が生検の必要がないと判断したものとして、スタートに戻る。なお、このタイマーの設定時間は任意に設定可能である。また、タイマーを使わずにモニタ43上に表示切替ボタンを表示しておき、スーパーインポーズの状態から白色光画像の表示に戻すことができるようにしても良い。
生検対象とする領域を選択すると、モニタ43上の蛍光画像から白色光画像に切り替わる(ステップS11)。ここで表示される白色光画像は、図9に示すように、患部らしき部分の中で最も生検に適したポイントを指し示すポインタ51が表示された白色光画像である。
このポインタ51は、図10に示すように、生検用の鉗子52が画像視野内の大部分を占めたとしても、常に最前面で表示させることで、生検中にポインタ51が鉗子52などによって隠れて見えなくなることはない。操作者は、このポインタ51を目標位置として生検を行う。
生検が終了した場合には、図9および図10に示す生検終了ボタンを押すことでフローチャートのスタートに戻る(ステップS12)。また、生検終了ボタンを押さない場合には、常に生検ポイントを示した白色光画像が表示される。
以上説明してきたように、本実施形態に係る蛍光観察装置1によれば、強度分布生成部31により蛍光画像の各画素の有する蛍光強度の分布が生成され、ピーク検出部32により蛍光強度の分布においてピークとなる蛍光強度が検出される。ピーク数検出部32はピーク数が1の場合は画面内には正常部しかないと判断し、ピーク数が2以上の場合は画面内に患部があるものとして、ボタン生成部36に指示を送り、ボタンを表示して画面表示を白色画像から蛍光画像に切りかえる。そして、画像合成部35により、ピークとなる蛍光強度を有する画素を含む領域Bを表す表示が、蛍光画像上に重畳された合成画像が生成され、この合成画像がモニタ43に表示される。
このピークとなる蛍光強度を有する画素を含む領域Bは、患部である可能性が高い。そこで、この領域Bを、蛍光画像上に重畳して表示することで、操作者が患部の位置を容易に判断することができ、患部に対する検査や処置を適切に行うことができる。
また、合成画像上における生検すべき位置をモニタ43(タッチスクリーン)で指定することによって、その位置情報をポインタ51として白色光画像上に表示させることができる。これにより、指定された位置を特定する表示(ポインタ51)が重畳された白色光画像を見ながら、指定した位置に対して生検などの処置を行うことができ、患部に対する検査や処置の精度を向上することができる。
なお、本実施形態では白色光画像を常時表示しておき、指示することにより必要なときに蛍光画像に切り替えているが、表示画面上に常時白色光画像と蛍光画像を並行して表示しておいても良い。この場合は、表示モード切り替えボタンを押すと、白色光画像はそのままで、蛍光画像上に生検の必要がある注目すべき領域が表示される。この後、蛍光画像で生検すべき位置を選択すると、その位置が白色光画像上においてポインタ51により表示される。
[第2の実施形態]
本発明の第2の実施形態に係る蛍光観察装置2について、図11から図13を用いて説明する。図11は、第2の実施形態に係る蛍光観察装置2の機能ブロック図であり、コントロールユニット20内の蛍光画像に関する処理以外は、第1の実施形態に係る蛍光観察装置1と同様の構成である。第2の実施形態は、白色光画像と蛍光画像を生成するところまでは第1の実施形態と同様であるが、蛍光強度の高い領域を表示するための処理が、第1の実施形態と異なっており、生検領域を選択するときのモニタ43上の表示も異なる。
蛍光画像生成部30では蛍光画像が生成され、蛍光画像は画像合成部35と着色部61と強度分布生成部31に送られる。一方、白色光画像生成部29では白色光画像が生成され、画像合成部35に送られる。
強度分布生成部31では、送られてきた蛍光画像を基にヒストグラムを作成する。このヒストグラムは、図12(b)に示すように、各画素の階調値とその階調値をとるピクセルの数を示したものである。
このようにして作成されたヒストグラムは、ピーク検出部32と色設定部62に送られる。ピーク検出部32ではヒストグラムのピーク検出を行い、ピーク数のカウントとピークの階調値を取得する。ここで取得したピークの階調値は色設定部62に送られ、ピーク数はピーク数比較部33に送られる。
色設定部62には、図12(b)に示すように、予め階調値に対して色が割り当てられている。この割り当てのための階調値分割数や、色は任意に設定可能とする。図11に示すように、色設定部62には、強度分布生成部31からは蛍光画像から生成されたヒストグラムが送られ、ピーク検出部32からはピークの階調値が送られる。
そこで、色設定部62は、図12(b)に示すように、予め階調値に対して割り当てられている色のどの色に今回のピークの階調値が当てはまるのか判断し、色を決定する。つまり、ピークの階調値によって設定される色が異なることで、モニタ43に患部らしき部分を異なる色で表示することが可能となる。色の違いは階調値の違い、つまり蛍光強度の違いのため、患部の悪性度の違いを色で視覚的に認識しやすいように表示することが可能となる。
また、ヒストグラムからはピーク階調値近傍の画素を選択する。そして、ヒストグラムピークの階調値と、そのピークに設定した色と、ピーク近傍画素の情報が着色部61に送られる。
着色部61では、蛍光画像生成部30から送られてきた蛍光画像をもとに、画像内のピーク階調値とその近傍に当てはまる画素を、色設定部62で決定した色で表す表示を生成する。そして、その表示を画像合成部35に送る。
ピーク数比較部33は、第1の実施形態と同様に、送られてきたピーク数が1なのか2以上なのかを判断し、ピーク数が1以下ならば視野内に患部は存在しないと判断して、モニタ43に白色光画像を表示させる。一方、ピーク数比較部33は、ピーク数が2以上のときは患部の信号を検知したとして、蛍光画像への切り替えを促すためのボタンをモニタ43上に作成する指示をボタン生成部36に送る。
ボタン生成部36で生成されたボタンは画像合成部35に送られ、白色光画像と合成されてモニタ43上に表示される。モニタ43上のボタンを押すと、入力信号が入力部46からタッチスクリーン用ケーブル42を介してコントロールユニット20内のモード切替部37に伝達される。モード切替部37は、白色光画像と蛍光画像の2つのモード間の切り替えの指示を画像合成部35に送り、白色光画像から蛍光画像に切り替えてモニタ43上に表示する。また、モニタ43には、図12(a)に示すように、生検位置の選択を促すメッセージを表示してもよい。
その際に表示される蛍光画像は、図12(a)に示すように、着色部61によって作成され、蛍光画像の階調値によって階調値ピーク周辺を色分けした表示などが合成された画像である。この悪性度の違いを色で認識できる表示をモニタ43で確認し、色分け表示された領域B1,B2から生検したい領域をタッチスクリーンで選択すると、選択領域位置情報が、入力部46からタッチスクリーン用ケーブル42を介してコントロールユニット20に送られ、選択生検位置メモリ38に保存される。
この選択領域位置情報はポインタ生成部39におくられ、推奨される最適生検ポイントを示すポインタが生成される。このポインタの情報が画像合成部35に送られることで、図9に示すように、最適生検位置を示すポインタ51が白色光画像上に重畳され、モニタ43に表示される。
上記構成を有する蛍光観察装置2の作用について、図13に示すフローチャートに従って説明する。
本実施形態の蛍光観察装置2は、表示モード切り替えスイッチボタンをONするまでは、第1の実施形態の蛍光観察装置1と同様の処理が実行される。つまり、白色光画像を表示して観察しているとき、蛍光画像はモニタ43上に表示はされていないが、階調値とピクセル数はカウントされており、ピークの数が常に検出されている(ステップS1〜ステップS7)。
ボタン(表示モード切り替えスイッチ)を押さない場合は、スタートに戻り、引き続き観察視野内に患部があるかを判断する(ステップS8)。また、切り替えスイッチを押すと、白色光画像から蛍光画像に切り替わり、図12(a)に示すように、蛍光強度が高い領域B1,B2を悪性度(ピークの階調値)によって色分けした表示などを合成した画像が表示される(ステップS21)。この蛍光強度の高い領域は、ヒストグラムでのピーク階調値近傍の画素を含んだ領域を意味している。
色分け表示された蛍光画像から、生検の必要があると判断した場合はタッチペン45を使用してモニタ43上の生検対象とする領域にあたる色分け表示部分を選択する(ステップS10)。ここから生検が終了するまでの過程(ステップS11,S12)は、第1の実施形態と同様であるので説明を省略する。
以上のように、本実施形態の蛍光観察装置2によれば、第1の実施形態の蛍光観察装置1のように蛍光画像のヒストグラムからピーク値を検出し、蛍光強度の高い患部を検出して白色光画像上にその位置を表示するだけでなく、そのピーク値の違いから色の割り当てが行われる。この場合において、患部の悪性度が高いほど蛍光強度が高くなるため、ピーク値の違いを色で表示することで、悪性度の違いを色で表すことができる。これにより、操作者は、観察画面上に複数の患部らしき領域が表示されたとしても、色によって悪性度の違いを容易に認識することが可能となり、どの領域を生検すべきかを判断しやすくなる。
[第3の実施形態]
本発明の第3の実施形態に係る蛍光観察装置3について、図14から図16を用いて説明する。図14は本実施形態に係る蛍光観察装置3の機能ブロック図であり、コントロールユニット20内の蛍光画像に関する処理以外は、前述の第1の実施形態と同様の構成である。本実施形態においても、前述の各実施形態と同じように、白色光画像と蛍光画像を生成するが、蛍光画像生成後の処理過程が異なる。
蛍光画像生成部30で生成された蛍光画像は画像合成部35と等高線表示部71と強度分布生成部31に送られる。一方、白色光画像生成部29では白色光画像が生成され、画像合成部35に送られる。
強度分布生成部31では、送られてきた蛍光画像を基にヒストグラムを作成する。このヒストグラムは、図15(b)に示すように、各画素の階調値とその階調値をとるピクセルの数を示したものである。
このようにして作成されたヒストグラムは、ピーク検出部32と範囲設定部72に送られる。ピーク検出部32は、ヒストグラムのピーク検出を行い、ピーク数のカウントとピークの階調値を取得する。ここで取得したピーク数はピーク数比較部33に送られる。
範囲設定部72では、図15(b)に示すように、予め階調値に対してB0の範囲、B1の範囲、B2の範囲というように分けられている。この割り当てのための階調値を分割する範囲の数は任意に設定可能とする。ここでは、B0からB3の4段階に階調値を分割した例を説明する。B0の領域は、蛍光強度の最も弱い領域であるので、ここは正常部位とみなして、蛍光画像を白色光画像上にスーパーインポーズして表示させない。
範囲設定部72には、図14に示すように、蛍光画像から生成されたヒストグラムが強度分布生成部31から送られてきている。範囲設定部72は、図15(b)に示すように、予め決められている階調値範囲のどこにそれぞれの階調値が当てはまるのかを判断し、決定したそれぞれの階調値に対する設定範囲の情報を等高線表示部71に送る。
等高線表示部71では、蛍光画像生成部30から送られてきた蛍光画像をもとに、画像内のどのピクセルが、上述のように決定した階調値範囲の境界なのかを判断し、そのピクセルに対応する部分に等高線表示を作成する。このようにして作成された等高線表示を白色光画像上に図15(a)に示すように表示する。
この処理の結果、蛍光強度の等高線表示が可能になり、蛍光観察の画像で、観察者がどのように蛍光強度が分布しており、どこが最も蛍光強度が高い領域なのかが分かりやすくなるため、生検する領域を決定しやすくなる。
また、第2の実施形態のように、等高線によって分割された領域を階調値によってさらに色分けをおこなって表示しても良い。
ピーク数比較部33は、第1の実施形態と同様に、送られてきたピーク数が1なのか2以上なのかを判断し、ピーク数が1以下ならば視野内に患部は存在しないと判断して、モニタ43に白色光画像を表示させる。一方、ピーク数比較部33は、ピーク数が2以上のときは患部の信号を検知したとして、蛍光画像への切り替えを促すためのボタンをモニタ43上に作成する指示をボタン生成部36に送る。
ボタン生成部36で生成されたボタンは画像合成部35に送られ、白色光画像と合成されてモニタ43上に表示される。モニタ43上のボタンを押すと、入力信号が入力部46からタッチスクリーン用ケーブル42を介してコントロールユニット20内のモード切替部37に伝達される。モード切替部37は、白色光画像と蛍光画像の2つのモード間の切り替えの指示を画像合成部35に送り、白色光画像から蛍光画像に切り替えてモニタ43上に表示する。また、モニタ43には、図15(a)に示すように、生検位置の選択を促すメッセージを表示してもよい。
その際に表示される蛍光画像は、蛍光強度の分布を等高線表示したものを合成した画像である。等高線表示を合成した蛍光画像をモニタ43で確認し、生検したい領域をモニタ43上で選択すると、選択領域位置情報が、入力部46からタッチスクリーン用ケーブル42を介してコントロールユニット20に送られ、選択生検位置メモリ38に保存される。この選択領域位置情報はポインタ生成部39に送られ、生検すべき位置を示すポインタが生成され、画像合成部35に送られる。これにより、生検すべき位置を示すポインタ51が重畳された白色光画像がモニタ43に表示される。
上記構成を有する蛍光観察装置3の作用について、図16に示すフローチャートに従って説明する。
本実施形態の蛍光観察装置3は、表示モード切り替えスイッチボタンをONにするまでは、前述の各実施形態の蛍光観察装置と同様の処理が実行される。つまり、白色光画像を表示して観察しているとき、蛍光画像はモニタ43上に表示はされていないが、階調値とピクセル数はカウントされており、ピークの数が常に検される(ステップS1〜ステップS7)。
ボタン(表示モード切り替えスイッチ)を押さない場合は、スタートに戻り、引き続き観察視野内に患部があるかを判断する(ステップS8)。また切り替えスイッチを押すと、白色光画像から蛍光画像に切り替わり、図15(a)に示すように、蛍光強度分布を等高線によって表示したものを合成した画像が表示される(ステップS31)。
蛍光強度の等高線表示を合成した蛍光画像から、生検の必要があると判断した場合は、タッチペン45を使用してモニタ43(タッチスクリーン)上の生検対象とする部分を選択する(ステップS10)。ここから生検が終了するまでの過程(ステップS11,S12)は、前述の各実施形態と同様であるので説明を省略する。
以上のように、本実施形態の蛍光観察装置3によれば、前述の各実施形態の蛍光観察装置のように蛍光画像のヒストグラムからピーク値を検出し、その位置を表示したり色付けで悪性度を認識しやすくしたりするだけでなく、蛍光強度が高い領域の強度分布を等高線表示して分かりやすく表示できる。
患部の悪性度が高いほど蛍光強度は高くなるため、蛍光強度が高い領域の中でも最も高い部分が生検に最適な位置である。この蛍光強度が高い領域の中での蛍光強度分布を等高線表示によって分かりやすくすることによって、操作者は観察画面上に表示された蛍光強度が高い領域の中からどの部分が最も蛍光強度が高く、どこが生検すべき最適な領域かを判断しやすくなる。
[第4の実施形態]
本発明の第4の実施形態に係る蛍光観察装置4について、図17から図19を用いて説明する。図17は、本実施形態の蛍光観察装置4の機能ブロック図であり、コントロールユニット20内の蛍光画像に関する処理以外は、第1の実施形態に係る蛍光観察装置1と同様の構成である。本実施形態においても、前述の各実施形態と同じように、患部の観察を行っていくが、画像合成部35が、画像の拡大機能を備えている点が異なる。
蛍光画像生成部30で生成された蛍光画像は画像合成部35と領域抽出部34と強度分布生成部31に送られる。一方、白色光画像生成部29では白色光画像が生成され、画像合成部35に送られる。
領域抽出部34と強度分布生成部31に送られた蛍光画像は、第1の実施形態と同様に処理が行われ、領域抽出部34から蛍光強度が高い領域情報とその領域を示すためのスーパーインポーズ情報が画像合成部35に送られる。そして、ボタン生成部36からは画像切り替えボタンと拡大ボタンの情報が画像合成部35に送られる。
画面合成部35は、ボタン生成部36から送られる画像切り替えボタンの情報から、白色光画像に画像切り替えボタンを合成してモニタ43上に表示する。モニタ43上の画像切り替えボタンを押すと、入力信号が入力部46からタッチスクリーン用ケーブル42を介してコントロールユニット20内のモード切替部37に伝達される。モード切替部37は、白色光画像と蛍光画像の2つのモード間の切り替えの指示を画像合成部35に送り、白色光画像から蛍光画像に切り替えてモニタ43上に表示させる。
その際に表示される画面は、図18に示すように、第1の実施形態のようなスーパーインポーズされた蛍光画像に加えて、ボタン生成部36で作成された拡大ボタンを合成した画面である。モニタ43上の拡大ボタンを押すと、入力部46からの入力信号がタッチスクリーン用ケーブル42を介してコントロールユニット20内の拡大領域メモリ81に伝達される。そして、蛍光強度の高い領域(スーパーインポーズされた領域)Bを白色光画像で表示する指示が画像合成部35に伝達する。ここで、入力部46は、モニタ43を操作することで拡大したい範囲を指定する範囲設定手段としての機能を有している。
画像合成部35では、蛍光強度が高い領域Bの情報をもとに、この領域Bに対応する画素を含んだ白色光画像領域をトリミングしてくる。そしてトリミングしてきた白色光画像のピクセルデータをモニタ43上の複数の画素に対して割り当てて表示をおこなうデジタルズーム処理をおこなう。このデジタルズームで拡大した画像を合成し、図18に示すように、蛍光画像の横に合成して表示する。このデジタルズーム処理の倍率は任意に変更可能であり、拡大画像の横に表示されている拡大縮小の指示ボタン(倍率指示ボタン)をタッチすることで、患部の観察のしやすい倍率を選択することができる。また、モニタ43には、図18に示すように、生検位置の選択を促すメッセージを表示してもよい。
モニタ43上において、生検したい領域をタッチスクリーンで選択すると、選択領域位置情報が、入力部46からタッチスクリーン用ケーブル42を介してコントロールユニット20に送られ、選択生検位置メモリ38に保存される。この選択領域位置情報はポインタ生成部39に送られて生検すべき位置を示すポインタが生成され、画像合成部35に送られる。これにより、モニタ43に生検すべき位置がのった白色光画像が表示される。
なお、生検したい領域のタッチスクリーン上での選択は、蛍光強度の高い部分を拡大した部分を選択して設定を行うことができるが、拡大前の全体画像の中から選択しても設定をおこなうことができる。
上記構成を有する蛍光観察装置4の作用について、図19に示すフローチャートに従って説明する。
本実施形態の蛍光観察装置3は、表示モード切り替えスイッチボタンをONにするまで、第1の実施形態の蛍光観察装置1と同様の処理が実行される。つまり、白色光画像を表示し観察しているとき、蛍光画像はモニタ43上に表示はされていないが、階調値とピクセル数はカウントされており、ピークの数が常に検出される(ステップS1〜ステップS7)。
ボタン(表示モード切り替えスイッチ)を押さない場合は、スタートに戻り、引き続き観察視野内に患部があるかを判断する(ステップS8)。また切り替えスイッチを押すと、白色光画像から蛍光画像に切り替わり、図18に示すように、蛍光強度が高い領域がスーパーインポーズで表示された蛍光画像に加えて、拡大ボタンが合成された画像が表示される(ステップS9)。
拡大ボタンを押すと、蛍光画像の横に蛍光強度が高い領域(スーパーインポーズされた領域)を含んだ白色光画像が拡大して表示される(ステップS41,S42)。拡大ボタンを押さない場合は、生検対象とする領域を画面上で選択するか、もしくは生検領域を選択しない場合は、第1の実施形態と同様にスタートに戻る(ステップS10)。
拡大ボタンを押して、蛍光強度が高い領域が白色光画像で拡大表示された画像を観察しながら、生検をするか決定する(ステップS42)。このとき、拡大表示された画像からは被検体の色や状態、形状の情報が得られるため、生検をするか決定するための判断材料が増えることとなる。
生検の必要があると判断した場合はタッチペン45を使用してモニタ43(タッチスクリーン)上の生検対象とする領域を選択する(ステップS10)。ここから生検が終了するまでの過程(ステップS11,S12)は、第1の実施形態と同様であるので説明を省略する。
以上のように、本実施形態の蛍光観察装置4によれば、前述の各実施形態の蛍光観察装置のように蛍光画像情報から生検位置の決定を補助するだけでなく、蛍光強度が高い領域を拡大表示した白色光画像を提供することで生検決定判断の補助をしている。蛍光強度が高いほど患部の悪性度は高くなるので、白色光画像で観察しても周囲とは異なる色や形状をしている可能性がある。そこで、蛍光強度が高い領域の中で白色光観察を加えることで、操作者に生検をするかどうかの判断材料をより多く提供できる。
この蛍光強度が高い領域で拡大した白色光画像から、操作者は患部の形状や色、周囲の情報を得られるためどこが生検すべき領域かを判断しやすくなる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
例えば、各実施形態において、本発明に係る蛍光観察装置を内視鏡装置に適用した例を説明したが、顕微鏡装置等に適用することとしてもよい。
また、各実施形態において、蛍光強度が高い領域をスーパーインポーズ等の処理を行って蛍光画像に重畳することとして説明したが、白色光画像に重畳することとしてもよい。
1,2,3,4 蛍光観察装置
10 内視鏡
17 光源装置(照明光源)
20 コントロールユニット
29 白色光画像生成部
30 蛍光画像生成部
31 強度分布生成部
32 ピーク検出部
33 ピーク数比較部(ピーク数算出部)
34 領域抽出部
35 画像合成部
36 ボタン生成部
37 モード切替部
38 選択生検位置メモリ
39 ポインタ生成部
43 モニタ(画像表示部)
46 入力部(位置指定手段、範囲指定手段)
100 内視鏡装置
A 被検体
B,B1,B2 領域

Claims (8)

  1. 被検体に照射する白色光および励起光を発生する照明光源と、
    該照明光源から発せられた白色光の前記被検体における反射光を撮影して白色光画像を生成する白色光画像生成部と、
    前記照明光源から発せられた励起光によって前記被検体において発生した蛍光を撮影して蛍光画像を生成する蛍光画像生成部と、
    該蛍光画像生成部により生成された蛍光画像の各画素の有する蛍光強度の分布を生成する強度分布生成部と、
    該強度分布生成部により生成された蛍光強度の分布においてピークとなる蛍光強度を検出するピーク検出部と、
    該ピーク検出部が検出したピークの数を算出するピーク数算出部と、
    該ピーク数算出部が算出したピーク数に基づき、前記ピーク検出部により検出されたピークとなる蛍光強度を有する画素を含む領域を表す表示を、前記白色光画像または前記蛍光画像上に重畳した合成画像を生成する画像合成部と、
    該画像合成部により生成された合成画像を表示する画像表示部とを備える蛍光観察装置。
  2. 前記画像表示部により表示された合成画像上における所望の位置を指定させる位置指定手段を備え、
    前記画像合成部が、前記位置指定手段により指定された位置を特定する表示を、前記白色光画像に重畳した合成画像を生成する請求項1に記載の蛍光観察装置。
  3. 前記画像合成部が、前記ピークとなる蛍光強度を有する画素の位置を特定する表示を前記白色光画像に重畳した合成画像を生成する請求項1に記載の蛍光観察装置。
  4. 前記ピーク検出部により複数のピークが検出された場合に、前記画像合成部が、前記領域を表す表示を前記蛍光画像上に重畳した合成画像を生成する請求項1に記載の蛍光観察装置。
  5. 前記画像合成部が、蛍光強度の異なる複数のピークに対応する複数の前記領域に対して、各領域が異なる態様で表示された合成画像を生成する請求項1に記載の蛍光観察装置。
  6. 前記画像合成部が、前記蛍光画像が異なる複数のピークに対応する複数の前記領域を異なる色で表示する請求項5に記載の蛍光観察装置。
  7. 前記画像合成部が、前記領域を、該領域を取り囲む境界線によって表示する請求項1から請求項6のいずれかに記載の蛍光観察装置。
  8. 前記画像表示部により表示された合成画像において所望の範囲を指定させる範囲指定手段を備え、
    前記画像合成部が、前記範囲指定手段により指定された範囲に対応する範囲の白色光画像を拡大した拡大画像をさらに合成した合成画像を生成する請求項1に記載の蛍光観察装置。
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