JP2011176993A - モータ制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】トルクリップルの低減を図ることができるコンシクエントポール型のモータの制御装置を提供する。
【解決手段】制御装置30は、高次電流算出部38及び加算器40a,40bにて、トルクリップル低減のためにd軸及びq軸にて調整された3次及び9次成分の高次電流(高次電流指令値Idhe,Iqhe)を基本波電流(基本電流指令値Id0,Iq0)に対して加味した調整を行うように構成される。
【選択図】図2

Description

本発明は、マグネットを一方の磁極分のみ用いてマグネット数を半数に減らし、他方の磁極はコアの突極で代用する所謂コンシクエントポール型構造のロータを用いたモータの制御装置に関するものである。
省資源や低コスト等の観点から、ロータに備えるマグネットを一方の磁極分のみとしてマグネット数を半数に減らし、他方の磁極はロータコアの突極で代用する所謂コンシクエントポール型モータ(ハーフマグネット型モータともいう)というものが考案されている(例えば特許文献1参照)。
特開平9−327139号公報
ところで、コンシクエントポール型モータにおいては、ロータの他方側の磁極を担う突極自身に磁束の強制力(誘導)が無いために、対峙するステータのティースとのその時々の位置関係から、マグネットの背面側の磁束が周方向中央部から両側に均等に分離しないでその時々で磁気抵抗の小さい側の突極に向かって多く誘導される事象が生じる。このようなことから、突極部分での磁束の方向性や磁束量が成り行きとなるために、磁束波形がこの突極部分とマグネット部分とで異なり、ロータが磁気的にアンバランスとなる。そのため、全磁極をマグネットで構成した通常構成のロータを用いるモータのように、コンシクエントポール型モータに対しても同様な基本波電流(正弦波電流)の供給を行うと、トルクリップルの増大、ひいては振動騒音の悪化を招くため、その改善が望まれていた。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、トルクリップルの低減を図ることができるコンシクエントポール型のモータの制御装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、三相コイルが巻回されたステータと、一方の磁極をマグネットとし他方の磁極をコアの突極で代用する構成のロータとを備えてなるモータに対して、前記ステータの各相コイルに互いに所定位相差を有する励磁電流を供給して前記ロータを回転駆動させるモータ制御装置であって、基本波電流に対しトルクリップル低減のためにq軸にて調整された3次及び9次成分の高次電流を加味する電流調整手段を備え、該電流調整手段による調整に基づいて前記励磁電流の生成を行うようにしたことをその要旨とする。
この発明では、トルクリップル低減のためにq軸にて調整された3次及び9次成分の高次電流を基本波電流に対して加味する電流調整手段が備えられ、この調整に基づいて三相コイルに供給する励磁電流が生成される。つまり、これにより生成された励磁電流にはq軸側にて3次及び9次成分のトルクリップルを低減する要素が含まれることから、該励磁電流の供給を受けるモータではトルクリップルが好適に低減され(図5及び図10の第2形態参照)、モータの低振動低騒音化に寄与できる。また、q軸のみの2つの次数成分の電流調整であることから、制御装置の構成簡素化を図ることが可能である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のモータ制御装置において、前記電流調整手段は、基本波電流に対しトルクリップル低減のためにq軸にて調整された3次及び9次成分の高次電流を加味した調整に加え、トルクリップル低減のためにd軸にて調整された3次及び9次成分の高次電流を加味した調整を行うことをその要旨とする。
この発明では、電流調整手段において、トルクリップル低減のためにq軸にて調整された3次及び9次成分の高次電流を基本波電流に対して加味した調整に加え、トルクリップル低減のためにd軸にて調整された3次及び9次成分の高次電流を更に加味した調整が行われる。つまり、これにより生成された励磁電流にはd,q軸ともに3次及び9次成分のトルクリップルを低減する要素が含まれることから、該励磁電流の供給を受けるモータではトルクリップルが一層低減され(図3及び図10の第1形態参照)、モータの一層の低振動低騒音化に寄与できる。また、d,q軸の2つの次数成分の電流調整であることから、制御装置の構成簡素化を図ることが可能である。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のモータ制御装置において、前記電流調整手段は、基本波電流に対しトルクリップル低減のためにq軸にて調整された3次及び9次成分の高次電流を加味した調整に加え、トルクリップル低減のためにq軸にて調整された6次及び12次成分の高次電流を加味した調整を行うことをその要旨とする。
この発明では、電流調整手段において、トルクリップル低減のためにq軸にて調整された3次及び9次成分の高次電流を基本波電流に対して加味した調整に加え、トルクリップル低減のためにq軸にて調整された6次及び12次成分の高次電流を更に加味した調整が行われる。つまり、これにより生成された励磁電流にはq軸側にて3次及び9次、6次及び12次成分のトルクリップルを低減する要素が含まれることから、該励磁電流の供給を受けるモータではトルクリップルが一層低減され(図9及び図10の第4形態参照)、モータの一層の低振動低騒音化に寄与できる。また、q軸のみの4つの次数成分の電流調整であることから、制御装置の構成簡素化を図ることが可能である。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のモータ制御装置において、前記電流調整手段は、基本波電流に対しトルクリップル低減のためにq軸にて調整された3次及び9次、6次及び12次成分の高次電流を加味した調整に加え、トルクリップル低減のためにd軸にて調整された3次及び9次、6次及び12次成分の高次電流を加味した調整を行うことをその要旨とする。
この発明では、電流調整手段において、トルクリップル低減のためにq軸にて調整された3次及び9次、6次及び12次成分の高次電流を基本波電流に対して加味した調整に加え、トルクリップル低減のためにd軸にて調整された3次及び9次、6次及び12次成分の高次電流を更に加味した調整が行われる。つまり、これにより生成された励磁電流にはd,q軸ともに3次及び9次、6次及び12次成分のトルクリップルを低減する要素が含まれることから、該励磁電流の供給を受けるモータではトルクリップルが一層低減され(図7及び図10の第3形態参照)、モータの一層の低振動低騒音化に寄与できる。また、d,q軸の4つの次数成分の電流調整であることから、制御装置の構成簡素化を図ることが可能である。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載のモータ制御装置において、前記ロータ側の磁極数と前記ステータ側のコイル数との関係が、4n:3m(但しn,mは自然数)となる構成のモータが制御対象に設定されていることをその要旨とする。
この発明では、ロータ側の磁極数とステータ側のコイル数とが4n:3m(但しn,mは自然数)の関係となる構成のモータにおいてのトルクリップルの好適な低減が図られる。
本発明によれば、トルクリップルの低減を図ることができるコンシクエントポール型のモータの制御装置を提供することができる。
コンシクエントポール型ブラシレスモータの構成図である。 第1実施形態における制御装置の構成を示すブロック図である。 (a)は同形態における電流波形、(b)はトルク波形、(c)はトルクリップルの高次数成分毎の大きさを示すグラフである。 第2実施形態における制御装置の構成を示すブロック図である。 (a)は同形態における電流波形、(b)はトルク波形、(c)はトルクリップルの高次数成分毎の大きさを示すグラフである。 第3実施形態における制御装置の構成を示すブロック図である。 (a)は同形態における電流波形、(b)はトルク波形、(c)はトルクリップルの高次数成分毎の大きさを示すグラフである。 第4実施形態における制御装置の構成を示すブロック図である。 (a)は同形態における電流波形、(b)はトルク波形、(c)はトルクリップルの高次数成分毎の大きさを示すグラフである。 第1〜第4実施形態及び本制御を適用しない従来構成それぞれのトルクリップル低減効果の比較を示すグラフである。
(第1実施形態)
以下、本発明を具体化した第1実施形態を図面に従って説明する。
図1は、本実施形態のブラシレスモータMを示す。本実施形態のモータMは、ステータ10の内側にロータ20が回転可能に収容されてなるインナロータ型にて構成されている。ステータ10は、円環状をなす磁性金属製のステータコア11と、該ステータコア11に等角度間隔に設けられた12個のティース11aに集中巻きにて巻回される12個のコイル12で構成されている。12個のコイル12は、図1の時計回り方向にU相、W相、V相として順に配置されるとともに、互いに120°毎の位相差を有するU相、W相、V相の励磁電流Iu,Iw,Ivがそれぞれ供給される。
ロータ20は、回転軸21と、該回転軸21に固定される磁性金属製のロータコア22と、該ロータコア22の外周面に固定される4個のマグネット23とからなる。ロータコア22には、マグネット23と略同等の大きさの突極22aが4個等角度間隔に一体に設けられ、各突極22a間に表面N極のマグネット23が固定されている。つまり、ロータ20はマグネット23と突極22aとが周方向に交互に設けられ、そのマグネット23にてN極側の磁極を構成し、S極側の磁極を突極22aで代用した8磁極のコンシクエントポール型にて構成されている。
図2は、モータMの回転を制御する制御装置30を示す。制御装置30は、ステータ10にロータ20の回転のための回転磁界を生じさせるべく、U相、V相、W相の各相のコイル12に供給する励磁電流Iu,Iv,Iwを生成し、その時々に適した電流(振幅及び位相)となるような制御を行っている。この場合、ロータ20の回転位置を検出する位置センサ31からの検出信号(回転位置θ)と、モータMに供給される各相の励磁電流Iu,Iv,Iwを検出する電流センサ32からの検出信号(実電流検出値Iuad,Ivad,Iwad)とが用いられている。
制御装置30は、PI制御部(比例積分制御部)33、2相/3相変換部34、インバータ35、3相/2相変換部36、基本電流算出部37、高次電流算出部38、2つの減算器39a,39b及び2つの加算器40a,40bを用いて構成されている。前記位置センサ31から出力される検出信号(回転位置θ)は、2相/3相変換部34及び3相/2相変換部36に入力され、電流センサ32から出力される検出信号(実電流検出値Iuad,Ivad,Iwad)は、3相/2相変換部36に入力されている。
PI制御部33は、電流をd軸成分(磁束に関する成分)とq軸成分(トルクに関する成分)とに変換したd−q軸座標系に変換した数値が扱われており、d,q軸目標電流指令値Id,Iqとd,q軸電流検出値Idad,Iqadとの偏差ΔId,ΔIqの入力がなされている。PI制御部33は、入力される偏差ΔId,ΔIqに基づいてそれをゼロとするためのd,q軸出力信号Vd,Vqを生成して2相/3相変換部34に出力する。
2相/3相変換部34は、入力されるPI制御部33からのd,q軸出力信号Vd,Vqを位置センサ31からの検出信号(ロータ20の回転位置θ)に基づいてU相、V相、W相に対応する制御信号Vu,Vv,Vwに変換して出力する。インバータ35は、複数のスイッチング素子を用いたブリッジ回路にて構成されており、入力された各相の制御信号Vu,Vv,Vwに基づいてスイッチング動作を行って、図示しない直流電源(バッテリ)から各相の励磁電流Iu,Iv,Iwを生成してモータM(コイル12)に供給する。つまり、その時々で目標値(目標電流指令値Id,Iq)に向けて制御された励磁電流Iu,Iv,Iwの生成が行われて、モータMに供給される。
また、インバータ35にて生成される各相の励磁電流Iu,Iv,Iwは、電流センサ32にて検出され検出信号(実電流検出値Iuad,Ivad,Iwad)として3相/2相変換部36に入力される。3相/2相変換部36は、実電流検出値Iuad,Ivad,Iwadを位置センサ31からの検出信号(ロータ20の回転位置θ)に基づいてd−q軸座標系のd,q軸電流検出値Idad,Iqadに変換し、d軸側の減算器39aにd軸電流検出値Idadを、q軸側の減算器39bにq軸電流検出値Iqadをそれぞれ出力する。減算器39a,39bは、入力されるd,q軸目標電流指令値Id,Iqからそのd,q軸電流検出値Idad,Iqadを減算し、その算出結果を偏差ΔId,ΔIqとしてPI制御部33に出力する。
d,q軸目標電流指令値Id,Iqは、基本電流算出部37からのd,q軸基本電流指令値Id0,Iq0と、高次電流算出部38からのd,q軸高次(he次)電流指令値Idhe,Iqheとに基づいて各加算器40a,40bを通じて算出されている。基本電流算出部37は、基本波電流(正弦波電流)に相当するd,q軸基本電流指令値Id0,Iq0を算出している。一方、高次電流算出部38は、その基本波電流に対する所定の次数(he)の高次電流に相当する高次電流指令値Idhe,IqheをマップMP1,MP2を参照して算出している。
即ち、高次電流算出部38は、d,q軸毎でかつ高次電流毎のマップMP1,MP2を予め備えており、その時々の指令トルク及び指令回転数(回転速度)から各マップMP1,MP2を参照して決定される振幅及び位相を反映させた高次電流指令値Idhe,Iqheを算出している。この高次電流指令値Idhe,Iqheは、同次数のトルクリップルの好適な低減(相殺)を図るために設定されるものであり、換言すれば、所定高次数成分トルクリップルの低減(相殺)を図るためのマップMP1,MP2が作成されている。因みに、高次電流指令値Idhe,Iqheの次数(he)は、he=6k−3(但しkは自然数)であり、本実施形態ではk=1,2、即ち3次,9次の電流指令値の算出がなされている。つまり、トルクリップルの3次及び9次成分の好適な低減が図られる構成となっている。
ここで、ステータ10が12個のコイル12、ロータ20が8磁極でコンシクエントポール型(ハーフマグネット型)にて構成される本実施形態のモータMにおいて、基本波電流の通電に基づくトルクリップルの計測を行った。すると、本実施形態のモータMでは、S極として機能する突極22aの磁束の方向性や磁束量が成り行きとなる等の理由から、ロータの全磁極をマグネットで構成した通常のフルマグネット型とはそのトルクリップル波形の態様が異なった。より詳細には、本実施形態のモータMにおいては、トルクリップル波形の基本波に対して周波数が3倍及び9倍、即ち3次成分及び9次成分がより顕著に現れ、またこの3次成分及び9次成分がコンシクエントポール型特有であることがわかった。
従って、本実施形態ではこれを考慮し、高次電流算出部38ではトルクリップルの3次及び9次成分を相殺させるd,q軸の3次及び9次の高次電流指令値Idhe,Iqheの算出が行われ、該電流指令値Idhe,Iqheを加算した目標電流指令値Id,Iqに基づいて制御されるインバータ35からは、トルクリップルの3次及び9次成分の好適な低減が図られる励磁電流Iu,Iv,Iwの生成が行われ、モータMに供給されている。
図3(a)は、本制御を適用した励磁電流Iu(Iv,Iw)の電流変化を示しており、同図の破線にて示される基本波電流に対して上記の3次及び9次の高次電流が加味された電流波形が実線で示されている。このような波形の励磁電流Iu,Iv,IwがモータM(コイル12)に供給されることで生じる回転トルクは、図3(b)に示すような波形となる。同図の破線にて示されるものは基本波電流の供給にて駆動されたモータMのトルク波形であり、上記の3次及び9次の高次電流が加味された励磁電流Iu,Iv,Iwの供給にて駆動されたモータMのトルク波形は実線のような変化となる。
図3(c)は、高次数成分毎のトルクリップルの大きさ(トルク0−P:トルクゼロからピークまでの大きさ)が示されている。同図の破線にて基本波電流の供給に基づくモータMのトルクリップルの大きさが示されており、上記の3次及び9次の高次電流が加味された励磁電流Iu,Iv,Iwの供給に基づくモータMのトルクリップルは、3次及び9次成分が大幅に低減されているのがわかる。つまり、モータMのトルクリップルの低減がなされ、モータMの低振動低騒音化が図られている。尚、図10において、本実施形態及び後述の他の実施形態と本制御を適用しない従来構成とのトルクリップル率の比較が示されている。比較については、後述の各実施形態にて述べることとする。
次に、本実施形態の特徴的な作用効果を記載する。
(1)本実施形態では、高次電流算出部38及び加算器40a,40bにて、トルクリップル低減のためにd軸及びq軸にて調整された3次及び9次成分の高次電流(高次電流指令値Idhe,Iqhe)を基本波電流(基本電流指令値Id0,Iq0)に対して加味した調整が行われている。つまり、これにより生成された励磁電流Iu,Iv,Iwにはd,q軸ともに3次及び9次成分のトルクリップルを低減する要素が含まれることから、該励磁電流Iu,Iv,Iwの供給を受けるモータMではトルクリップルを十分に低減でき(図3及び図10の第1形態参照)、モータMの十分な低振動低騒音化を図ることができる。
(2)本実施形態では、d,q軸の2つの次数成分の電流調整であることから、制御装置30の構成簡素化を図ることができる。
(第2実施形態)
以下、本発明を具体化した第2実施形態を図面に従って説明する。
図4に示すように、本実施形態の制御装置30aは、高次電流算出部38において、トルクリップルの3次及び9次成分を相殺させるq軸のみの3次及び9次の高次電流指令値Iqheの算出が行われ、q軸目標電流指令値Iqに加味される構成としている。従って、本実施形態の制御装置30aでは、前記第1実施形態で用いたd軸側のマップMP1、加算器40aを省略した簡略構成となっている。
図5(a)は、本制御を適用した励磁電流Iu(Iv,Iw)の電流変化を示しており、同図の破線にて示される基本波電流に対して3次及び9次(q軸のみ)の高次電流が加味された電流波形が実線で示されている。このような波形の励磁電流Iu,Iv,IwがモータM(コイル12)に供給されることで生じる回転トルクは、図5(b)に示すような波形となる。同図の破線にて示される基本波電流の供給に基づいたトルク波形に対し、上記の3次及び9次の高次電流が加味された励磁電流Iu,Iv,Iwの供給に基づくトルク波形は実線のような変化となる。
図5(c)は、高次数成分毎のトルクリップルの大きさ(トルク0−P:トルクゼロからピークまでの大きさ)が示されている。同図の破線にて基本波電流の供給に基づくモータMのトルクリップルの大きさが示されており、上記の3次及び9次の高次電流が加味された励磁電流Iu,Iv,Iwの供給に基づくモータMのトルクリップルは、3次成分が大幅に低減されているのに加え、9次成分も若干ながらも低減されているのがわかる。つまり、本実施形態では、前記第1実施形態よりも制御装置30aの簡略構成が可能であり、図10に示すように前記第1実施形態には若干及ばないもののモータMのトルクリップルの低減が図られ、モータMの低振動低騒音化が図られる。
次に、本実施形態の特徴的な作用効果を記載する。
(1)本実施形態では、高次電流算出部38及び加算器40bにて、トルクリップル低減のためにq軸にて調整された3次及び9次成分の高次電流(高次電流指令値Iqhe)を基本波電流(基本電流指令値Iq0)に対して加味した調整が行われている。つまり、これにより生成された励磁電流Iu,Iv,Iwにはq軸側にて3次及び9次成分のトルクリップルを低減する要素が含まれることから、該励磁電流Iu,Iv,Iwの供給を受けるモータMではトルクリップルを好適に低減でき(図5及び図10の第2形態参照)、モータMの低振動低騒音化を図ることができる。
(2)本実施形態では、q軸のみの2つの次数成分の電流調整であることから、制御装置30aの構成簡素化を図ることができる。
(第3実施形態)
以下、本発明を具体化した第3実施形態を図面に従って説明する。
図6に示すように、本実施形態の制御装置30bは、前記高次(he次)電流算出部38に加え、高次(ho次)電流算出部41を新たに備えている。尚、この高次(ho次)電流算出部41にて算出される高次電流指令値Idho,Iqhoの次数(ho)は、ho=6k(但しkは自然数)であり、本実施形態ではk=1,2、即ち6次,12次の電流指令値の算出がなされている。
つまり、本実施形態の制御装置30bでは、高次(he次)電流算出部38において、トルクリップルの3次及び9次成分を相殺させるd,q軸の3次及び9次の高次電流指令値Idhe,Iqheの算出が行われ、また新たに設けた高次(ho次)電流算出部41において、トルクリップルの6次及び12次成分を相殺させるd,q軸の6次及び12次の高次電流指令値Idho,Iqhoの算出が行われる。尚、この高次電流算出部41においても図2のd,q軸のマップMP1,MP2の6次及び12次成分用のものも備え、その時々の指令トルク及び指令回転数(回転速度)からマップMP1,MP2を参照して6次及び12次の高次電流指令値Idho,Iqhoの算出が行われる。そして、3次及び9次の高次電流指令値Idhe,Iqheは加算器40a,40bを通じて、6次及び12次の高次電流指令値Idho,Iqhoは加算器42a,42bを通じて入力され、これらを加味したd,q軸目標電流指令値Id,Iqの算出が行われるようになっている。
因みに、基本波電流の通電に基づくトルクリップルの3次及び9次成分は本実施形態のコンシクエントポール型のモータMの特有の成分であったが、6次及び12次成分はコンシクエントポール型のみならずフルマグネット型においても生じるものである。つまり、本実施形態では、トルクリップルの3次及び9次成分のトルクリップルの低減に加え、6次及び12次成分のトルクリップルの低減も図られる構成となっている。
図7(a)は、本制御を適用した励磁電流Iu(Iv,Iw)の電流変化を示しており、同図の破線にて示される基本波電流に対して3次及び9次、6次及び12次(d,q軸)の高次電流が加味された電流波形が実線で示されている。このような波形の励磁電流Iu,Iv,IwがモータM(コイル12)に供給されることで生じる回転トルクは、図7(b)に示すような波形となる。同図の破線にて示される基本波電流の供給に基づいたトルク波形に対し、上記の3次及び9次、6次及び12次の高次電流が加味された励磁電流Iu,Iv,Iwの供給に基づくトルク波形は実線のような極めて変動幅の小さい変化となる。
図7(c)は、高次数成分毎のトルクリップルの大きさ(トルク0−P:トルクゼロからピークまでの大きさ)が示されている。同図の破線にて基本波電流の供給に基づくモータMのトルクリップルの大きさが示されており、上記の3次及び9次、6次及び12次の高次電流が加味された励磁電流Iu,Iv,Iwの供給に基づくモータMのトルクリップルは、前記第1及び第2実施形態よりも3次及び9次、6次及び12次成分が一層大幅に低減されているのがわかる。つまり、本実施形態では、モータMのトルクリップルの一層の低減がなされ、また図10に示すように前記第1及び第2実施形態と比較してもモータMのトルクリップルの一層の低減が可能で、モータMの一層の低振動低騒音化が図られる。
次に、本実施形態の特徴的な作用効果を記載する。
(1)本実施形態では、高次電流算出部38,41及び加算器40a,40b,42a,42bにて、トルクリップル低減のためにd軸及びq軸にて調整された3次及び9次、6次及び12次成分の高次電流(高次電流指令値Idhe,Iqhe,Idho,Iqho)を基本波電流(基本電流指令値Id0,Iq0)に対して加味した調整が行われている。つまり、これにより生成された励磁電流Iu,Iv,Iwにはd,q軸ともに3次及び9次、6次及び12次成分のトルクリップルを低減する要素が含まれることから、該励磁電流Iu,Iv,Iwの供給を受けるモータMではトルクリップルを一層低減でき(図7及び図10の第3形態参照)、モータMの一層の低振動低騒音化を図ることができる。
(2)本実施形態では、d,q軸の4つの次数成分の電流調整であることから、制御装置30bの構成簡素化を図ることができる。
(第4実施形態)
以下、本発明を具体化した第4実施形態を図面に従って説明する。
図8に示すように、本実施形態の制御装置30cは、高次(he次)電流算出部38において、トルクリップルの3次及び9次成分を相殺させるq軸のみの3次及び9次の高次電流指令値Iqheの算出が行われ、高次(ho次)電流算出部41において、トルクリップルの6次及び12次成分を相殺させるq軸のみの6次及び12次の高次電流指令値Iqheの算出が行われて、q軸目標電流指令値Iqに加味される構成としている。従って、本実施形態の制御装置30cでは、前記第3実施形態で用いたd軸側のマップMP1、加算器40a,42aを省略した簡略構成となっている。
図9(a)は、本制御を適用した励磁電流Iu(Iv,Iw)の電流変化を示しており、同図の破線にて示される基本波電流に対して3次及び9次、6次及び12次(q軸のみ)の高次電流が加味された電流波形が実線で示されている。このような波形の励磁電流Iu,Iv,IwがモータM(コイル12)に供給されることで生じる回転トルクは、図9(b)に示すような波形となる。同図の破線にて示される基本波電流の供給に基づいたトルク波形に対し、上記の3次及び9次、6次及び12次の高次電流が加味された励磁電流Iu,Iv,Iwに基づくトルク波形は実線のような変化となる。
図9(c)は、高次数成分毎のトルクリップルの大きさ(トルク0−P:トルクゼロからピークまでの大きさ)が示されている。同図の破線にて基本波電流の供給に基づくモータMのトルクリップルの大きさが示されており、上記の3次及び9次、6次及び12次の高次電流が加味された励磁電流Iu,Iv,Iwの供給に基づくモータMのトルクリップルは、前記第3実施形態と同様に3次及び9次、6次及び12次成分が一層大幅に低減されているのがわかる。つまり、本実施形態では、前記第3実施形態よりも制御装置30cの簡略構成が可能であり、図10に示すように前記第3実施形態には若干及ばないもののモータMのトルクリップルの一層の低減がなされ、モータMの一層の低振動低騒音化が図られる。
次に、本実施形態の特徴的な作用効果を記載する。
(1)本実施形態では、高次電流算出部38,41及び加算器40b,42bにて、トルクリップル低減のためにq軸にて調整された3次及び9次、6次及び12次成分の高次電流(高次電流指令値Iqhe,Iqho)を基本波電流(基本電流指令値Iq0)に対して加味した調整が行われている。つまり、これにより生成された励磁電流Iu,Iv,Iwにはq軸側にて3次及び9次、6次及び12次成分のトルクリップルを低減する要素が含まれることから、該励磁電流Iu,Iv,Iwの供給を受けるモータMではトルクリップルを一層低減でき(図9及び図10の第4形態参照)、モータMの一層の低振動低騒音化を図ることができる。
(2)本実施形態では、q軸のみの4つの次数成分の電流調整であることから、制御装置30cの構成簡素化を図ることができる。
尚、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記第1〜第4実施形態では、3次及び9次(he次)のいずれの高次成分に対しても電流調整を行ったが、3次及び9次成分のいずれか一方の調整のみでもよい。また、he=6k−3(但しkは自然数)を満たすその他の成分を更に調整の対象としてもよい。またこれらを適宜組み合わせてもよい。
・上記第3,第4実施形態では、6次及び12次(ho次)成分も電流調整の対象とし、そのいずれの高次成分に対しても電流調整を行ったが、6次及び12次成分のいずれか一方の調整のみでもよい。また、ho=6k(但しkは自然数)を満たすその他の成分を更に調整の対象としてもよい。またこれらを適宜組み合わせてもよい。
・上記第1〜第4実施形態では、ロータ20側を8磁極、ステータ10側を12個のコイル12で構成したモータMを制御対象としたが、ロータ側の磁極数とステータ側のコイル数(スロット数)との関係が4n:3m(但しn,mは自然数)を満たすその他の構成のモータを制御対象としてもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想を以下に追記する。
(イ) 三相コイルが巻回されたステータと、一方の磁極をマグネットとし他方の磁極をコアの突極で代用する構成のロータとを備えてなるモータに対して、前記ステータの各相コイルに互いに所定位相差を有する励磁電流を供給して前記ロータを回転駆動させるモータ制御装置であって、
基本波電流に対しトルクリップル低減のためにd軸及びq軸の少なくともq軸側にて調整されたhe次(he=6k−3(但しkは自然数))成分の高次電流を加味する電流調整手段を備え、該電流調整手段による調整に基づいて前記励磁電流の生成を行うようにしたことを特徴とするモータ制御装置。
(ロ) 上記(イ)に記載のモータ制御装置において、
前記電流調整手段は、基本波電流に対しトルクリップル低減のためにd軸及びq軸の少なくともq軸側にて調整されたhe次(he=6k−3(但しkは自然数))成分の高次電流を加味した調整に加え、トルクリップル低減のためにd軸及びq軸の少なくともd軸側にて調整されたho次(ho=6k(但しkは自然数))成分の高次電流を加味した調整を行うことを特徴とするモータ制御装置。
10…ステータ、12…コイル、20…ロータ、22a…突極、23…マグネット、38,41…高次電流算出部(電流調整手段)、40a,40b,42a,42b…加算器(電流調整手段)、Iu,Iv,Iw…励磁電流、M…ブラシレスモータ(モータ)。

Claims (5)

  1. 三相コイルが巻回されたステータと、一方の磁極をマグネットとし他方の磁極をコアの突極で代用する構成のロータとを備えてなるモータに対して、前記ステータの各相コイルに互いに所定位相差を有する励磁電流を供給して前記ロータを回転駆動させるモータ制御装置であって、
    基本波電流に対しトルクリップル低減のためにq軸にて調整された3次及び9次成分の高次電流を加味する電流調整手段を備え、該電流調整手段による調整に基づいて前記励磁電流の生成を行うようにしたことを特徴とするモータ制御装置。
  2. 請求項1に記載のモータ制御装置において、
    前記電流調整手段は、基本波電流に対しトルクリップル低減のためにq軸にて調整された3次及び9次成分の高次電流を加味した調整に加え、トルクリップル低減のためにd軸にて調整された3次及び9次成分の高次電流を加味した調整を行うことを特徴とするモータ制御装置。
  3. 請求項1に記載のモータ制御装置において、
    前記電流調整手段は、基本波電流に対しトルクリップル低減のためにq軸にて調整された3次及び9次成分の高次電流を加味した調整に加え、トルクリップル低減のためにq軸にて調整された6次及び12次成分の高次電流を加味した調整を行うことを特徴とするモータ制御装置。
  4. 請求項3に記載のモータ制御装置において、
    前記電流調整手段は、基本波電流に対しトルクリップル低減のためにq軸にて調整された3次及び9次、6次及び12次成分の高次電流を加味した調整に加え、トルクリップル低減のためにd軸にて調整された3次及び9次、6次及び12次成分の高次電流を加味した調整を行うことを特徴とするモータ制御装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のモータ制御装置において、
    前記ロータ側の磁極数と前記ステータ側のコイル数との関係が、4n:3m(但しn,mは自然数)となる構成のモータが制御対象に設定されていることを特徴とするモータ制御装置。
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