JP2011176899A - エンジンの発電システム - Google Patents

エンジンの発電システム Download PDF

Info

Publication number
JP2011176899A
JP2011176899A JP2010036811A JP2010036811A JP2011176899A JP 2011176899 A JP2011176899 A JP 2011176899A JP 2010036811 A JP2010036811 A JP 2010036811A JP 2010036811 A JP2010036811 A JP 2010036811A JP 2011176899 A JP2011176899 A JP 2011176899A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
power
path
acg
engine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010036811A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5418287B2 (ja
Inventor
Makoto Doi
真 土井
Takaaki Usuda
隆明 臼田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2010036811A priority Critical patent/JP5418287B2/ja
Publication of JP2011176899A publication Critical patent/JP2011176899A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5418287B2 publication Critical patent/JP5418287B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Charge By Means Of Generators (AREA)

Abstract

【課題】発電電力の有効利用を図ることができるエンジンの発電システムを提供する。
【解決手段】本発電システムは、ACG11と、電圧調整装置12、バッテリ13及びヘッドライト14を備えて構成される。ACG11の正側出力端子は、バッテリ給電経路32を介してバッテリ13に接続され、同経路32上にはMOSFET22が設けられている。ACG11の負側出力端子はランプ給電経路33を介してヘッドライト14に接続され、同経路33上にはサイリスタ23が設けられている。ランプ給電経路33におけるサイリスタ23とACG11との間と、バッテリ給電経路32におけるダイオード21とACG11との間とは、バイパス経路34により接続されている。ACG11の負側発電時においてMOSFET22がオン状態とされるとともにサイリスタ23がオフ状態とされると、ACG11からの出力電力がバイパス経路34を介してバッテリ13に供給される。
【選択図】図1

Description

本発明は、エンジンの回転により発電する交流発電機の一方の極性の発電電力である第1電力をバッテリの充電に利用し、他方の極性の発電電力である第2電力を電装品の駆動に利用するエンジンの発電システムに関する。
自動二輪車では、交流発電機による正側発電(正の電流を出力する際の発電)により発電された電力をバッテリに供給することでバッテリ充電を行い、負側発電(負の電流を出力する際の発電)により発電された電力をヘッドライトに供給することでヘッドライトを点灯させる発電システムを備えるものがある。この種の発電システムは、バッテリに充電された電力を用いてヘッドライトを点灯させるシステムとは異なり、バッテリの充電状況にかかわらずヘッドライトに常時給電することができ、そのためヘッドライトを常時点灯させるにあたっては都合がよい。
ところで、エンジンの回転により発電する交流発電機では、その発電電力はエンジンの回転速度が高くなるにつれて増大するものである。そのため、エンジンの高回転時には負側発電時においてヘッドライトへの電力供給が過剰となり、その結果ヘッドライトの寿命が低下する等の不具合が生じるおそれがある。そこでその対策として、エンジンの高回転時には、負側発電時においてヘッドライトへの給電を一時的に遮断し、これによりヘッドライトへの給電が過剰となるのを回避する方法が考えられている(例えば特許文献1)。
特開2001−93680号公報
しかしながら、上記特許文献1の技術では、エンジンの高回転時にヘッドライトへの給電を一時的に遮断することで、その間は発電機により発電された電力の一部が使用されないこととなる。そのため、上記の技術は発電電力の有効利用の面からは好ましくなく、未だ改善の余地が残されていると考えられる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、発電電力の有効利用を図ることができるエンジンの発電システムを提供することを主たる目的とするものである。
上記課題を解決すべく、請求項1記載の発明のエンジンの発電システムは、エンジンの回転により発電する交流発電機の一方の極性の発電電力である第1電力をバッテリの充電に利用し、他方の極性の発電電力である第2電力を電装品の駆動に利用するエンジンの発電システムにおいて、前記第2電力を同第2電力の出力期間において一時的に前記バッテリの充電に用いるべく電力供給経路を切り替える経路切替手段を備えることを特徴とする。
本発明によれば、交流発電機により発電された第1電力がバッテリの充電に利用され、第2電力が電装品の駆動に利用される。そして、第2電力の出力期間において経路切替手段により電力供給経路を切り替えることで、第2電力を一時的にバッテリの充電に利用することができる。これにより、電装品に対する第2電力の供給が過剰となる場合には、その過剰分の電力をバッテリの充電に用いることができるため、発電電力の有効利用を図ることができる。
請求項2記載の発明のエンジンの発電システムは、請求項1記載の発明において、前記エンジンの回転速度を検出する回転速度検出手段を備え、前記経路切替手段は、前記回転速度検出手段により検出した回転速度が所定の高回転域にある場合に、前記第2電力を前記バッテリの充電に用いる状態に切り替えることを特徴とする。
エンジンの回転により発電する交流発電機では、その発電電力がエンジンの回転速度が高くなるにつれて増大するため、エンジンの高回転時には電装品への電力供給が過剰となるおそれがある。そこで、本発明ではその点に鑑みて、エンジンの回転速度が所定の高回転域にある場合に、第2電力をバッテリの充電に用いる状態に切り替える構成としている。これにより、エンジンの回転速度が高くなり第2電力に余剰分が発生した場合には、その余剰分がバッテリの充電に用いられるため、上記請求項1記載の発明の効果を実現するに際し好適な構成といえる。
請求項3記載の発明のエンジンの発電システムは、請求項1記載又は請求項2記載の発明において、前記バッテリの電圧を検出するバッテリ電圧検出手段を備え、前記経路切替手段は、前記バッテリ電圧検出手段により検出したバッテリ電圧が所定電圧域にある場合に、前記第2電力を前記バッテリの充電に用いる状態に切り替えることを特徴とする。
本発明によれば、バッテリ電圧が所定電圧域にある場合に第2電力がバッテリの充電に用いられるため、例えばバッテリ電圧が低下してバッテリの充電量が少なくなっている場合に第2電力をバッテリに供給する等、バッテリの充電状況に応じて第2電力をバッテリに供給することができる。
請求項4記載の発明のエンジンの発電システムは、請求項1乃至請求項3記載のいずれかの発明において、前記交流発電機と前記バッテリとを接続する第1経路に第1スイッチング素子を設けるとともに、前記交流発電機と前記電装品とを接続する第2経路に第2スイッチング素子を設け、前記バッテリ側への前記第1電力の供給時には前記第1スイッチング素子をオン状態とする一方、前記電装品側への前記第2電力の供給時には前記第2スイッチング素子をオン状態とするエンジンの発電システムであり、前記第2経路における前記交流発電機と前記第2スイッチング素子との間と、前記第1経路における前記交流発電機と前記バッテリとの間とを接続するバイパス経路を設け、前記経路切替手段は、前記第2電力の出力期間において前記第2スイッチング素子をオフ状態とするとともに前記バイパス経路を前記第1経路に対して導通させるよう前記電力供給経路を切り替えることを特徴とする。
本発明によれば、第2電力の出力期間において第2スイッチング素子をオフ状態とするとともにバイパス経路を第1経路に対して導通させるよう電力供給経路を切り替えることで、第2電力を一時的にバイパス経路を経由させてバッテリに供給することができる。この場合、第1の発明の効果を実現するに際し実用上好ましい構成といえる。
発電システムの構成を示す図。 給電制御処理を示すフローチャート。 発電システムにより行われる一連の作用を示すタイムチャート。 別例における発電システムの構成を示す図。 別例における発電システムの構成を示す図。
以下に、本発明を具体化した一実施の形態について図面を参照しつつ説明する。本実施形態では、自動2輪車における発電システムとして本発明を具体化している。なお、図1は本発電システムの構成を示す図である。
図1に示すように、本発電システムは、交流発電機(以下、ACG11と呼ぶ)、電圧調整装置12、バッテリ13及びヘッドライト14を備えて構成される。ACG11は交流マグネット式であり、クランク軸とともに回転する永久磁石により構成されるロータ11aと、円筒状ロータの内側に配置された単相の発電コイルにより構成されるステータ11bとを備えている。
ACG11の出力端子の一方(以下、正側出力端子という)は、電圧調整装置12を介してバッテリ13に接続されており、他方(以下、負側出力端子という)は同じく電圧調整装置12を介してヘッドライト14に接続されている。電圧調整装置12は、ACG11より出力される交流電流のうち正側出力端子より出力される正の電流を選択的にバッテリ13に供給し、負側出力端子より出力される負の電流を選択的にヘッドライト14に供給する。以下、この電圧調整装置12について説明する。
電圧調整装置12は、ダイオード21と、MOSFET22と、サイリスタ23と、コントローラ24と、出力電圧センサ25と、バッテリ電圧センサ26とを備えている。ACG11の正側出力端子は、第1経路としてのバッテリ給電経路32を介してバッテリ13と接続されている。バッテリ給電経路32上において、ACG11の正側出力端子にはダイオード21のアノードが接続されており、ダイオード21のカソード側には第1スイッチング素子としてのMOSFET22が接続されている。MOSFET22は、Nチャネル型のMOSFETよりなり、ドレイン側がダイオード21に接続されソース側がバッテリ13に接続される向きで設けられている。この場合、MOSFET22をオンすることによりACG11より出力される正の電流をバッテリ13に供給しバッテリ13を充電することが可能となっている。なお、バッテリ13に充電された電力は、ECU30やその他インジェクタ、イグナイタ等の電気負荷に供給され電気負荷の駆動のために用いられる。
ACG11の負側出力端子は、第2経路としてのランプ給電経路33を介してヘッドライト14に接続されている。ランプ給電経路33上には、第2スイッチング素子としてのサイリスタ23が設けられている。サイリスタ23は、その順方向をACG11からヘッドライト14に向かう方向に向けて配設されている。この場合、サイリスタ23をオンすることにより、ACG11より出力される負の電流をヘッドライト14に供給しヘッドライト14を点灯させることが可能となっている。
また、ACG11の各出力端子は、それぞれダイオード27,28を介して接地されている。これらのダイオード27,28はACG11からの出力電流が接地側へ流れるのを防止するためのものである。
コントローラ24は、本システムにおいて給電制御を行うものであり、CPU等を有する周知のマイクロコンピュータを備えて構成されている。コントローラ24は、MOSFET22のゲート及びサイリスタ23のゲートと接続されている。
コントローラ24には、出力電圧検出手段としての出力電圧センサ25が接続されている。出力電圧センサ25は、ACG11より出力された出力電圧を検出するセンサである。本実施形態では、出力電圧センサ25として、ACG11より出力された正の電圧を検出する正側出力電圧センサ25aと、ACG11より出力された負の電圧を検出する負側出力電圧センサ25bとが設けられている。コントローラ24には、バッテリ電圧検出手段としてのバッテリ電圧センサ26が接続されている。バッテリ電圧センサ26は、バッテリ13の端子電圧を検出するセンサである。コントローラ24には、これら各センサ25,26から逐次検出信号が入力される。
また、コントローラ24は、自動二輪車におけるエンジン制御を司るECU30に接続されている。ECU30は、CPU、ROM、RAM等からなる周知のマイクロコンピュータを備えた電子制御ユニットである。ECU30には、エンジンの回転速度を検出する回転速度センサ31等の各種センサから検出信号が逐次入力される。そして、ECU30はその入力された検出信号に基づいてインジェクタ等を制御することで、エンジンの運転状態を制御する。また、ECU30は、上記エンジン制御を実施する他に、回転速度センサ31から入力された検出信号を逐次コントローラ24に出力する。
コントローラ24は、上記各センサ25,26,31からの検出信号に基づいてMOSFET22及びサイリスタ23をオン状態又はオフ状態に制御する。具体的には、コントローラ24は、正側出力電圧センサ25aにより正の出力電圧が検出された場合には、MOSFET22をオン状態とするとともにサイリスタ23をオフ状態とする。この場合、ACG11から出力される正の電流がバッテリ13に供給される。一方、負側出力電圧センサ25bにより負の出力電圧が検出された場合には、サイリスタ23をオン状態とするとともにMOSFET22をオフ状態とする。この場合、ACG11から出力される負の電流がヘッドライト14に供給される。
また、コントローラ24は、回転速度センサ31により検出されたエンジンの回転速度が所定の回転速度よりも高い場合には、すなわちエンジンの高回転時には、ACG11からの出力電圧が負の電圧である期間においてサイリスタ23を一時的にオフ状態とする。この場合、ACG11から出力される負の電流がヘッドライト14へ供給されるのが一時的に禁止される。具体的には、ACG11の出力電圧が正から負に変化した時にサイリスタ23のオン移行を所定時間遅延させる。そのため、ACG11による発電電力が増大するエンジン高回転時において、ヘッドライト14に対し過剰な電力が供給されるのを回避することができる。
ところで、エンジンの高回転時にヘッドライト14への給電を一時的に禁止する構成では、ACG11により発電された電力の一部が利用されないこととなるため、発電電力の有効利用の面からは好ましくない。そこで、本実施形態では、エンジンの高回転時にはACG11による負側発電における発電電力のうちヘッドライト14に供給されない余剰分をバッテリ13に供給し、バッテリ充電に用いることとしている。この場合、発電電力の有効利用を図ることができる。以下、その詳細について説明する。
電圧調整装置12には、ランプ給電経路33におけるサイリスタ23とACG11との間と、バッテリ給電経路32におけるダイオード21とACG11との間とを接続するバイパス経路34が設けられており、バイパス経路34上にはダイオード36が設けられている。ダイオード36は、アノード側がランプ給電経路33に接続されカソード側がバッテリ給電経路32に接続される向きで設けられている。これにより、ACG11から出力される負の電流をバイパス経路34を介してバッテリ13に供給可能となっている。
次に、コントローラ24によって実行される給電制御処理について図2に基づいて説明する。本処理は、所定の周期で繰り返し実行される。なお、図2は給電制御処理を示すフローチャートである。
図2に示すように、まずステップS11において正側出力電圧センサ25aからの検出信号に基づいてACG11の出力電圧が正の電圧であるか否かを判定する。この判定は、同センサ25aにより正の出力電圧が検出されたか否かに基づいて行う。ACG11の出力電圧が正の電圧でない場合には、すなわちACG11の出力電圧が負の電圧又は0である場合にはステップS12に進む。
ステップS12では、回転速度センサ31からの検出信号に基づいてエンジンの回転速度が所定の回転速度以上であるか否かを判定する。ここで、所定の回転速度は、ヘッドライト14の駆動電力(例えば40W)相当の電力がACG11により発電される際のエンジン回転速度に設定されており、例えば1500rpmに設定されている。したがって、ここでは、ACG11による発電電力がヘッドライト14の駆動電力に対して過剰となっているか否かを判定する。エンジンの回転速度が所定の回転速度以上でない場合には、ステップS22に進み、ヘッドライト給電処理を実行する。本処理では、MOSFET22をオフ状態とするとともにサイリスタ23をオン状態とする。この場合、ACG11から出力される負の電流がヘッドライト14に供給される。その後、本処理を終了する。一方、エンジンの回転速度が所定の回転速度以上である場合には、ステップS13に進む。
ステップS13では、出力電圧センサ25からの検出信号に基づいて、現時点が、ACG11の出力電圧が正の電圧から負の電圧に切り替わるタイミングであるか否かを判定する。この判定は、正側出力電圧センサ25aによる正の電圧の検出から負側出力電圧センサ25bによる負の電力の検出に切り替わったか否かに基づいて行う。現時点が、ACG11の出力電圧が正の電圧から負の電圧に切り替わるタイミングである場合にはステップS14に進み、遅延時間を設定する。ここで、遅延時間は、負側発電時においてヘッドライト14への給電を開始する給電開始のタイミングを遅延させるための時間であり、エンジン高回転時においては出力電圧が正から負に切り替わった時点(つまり出力電圧が0の時)から遅延時間が経過した後にヘッドライト14への給電が開始される。これにより、ACG11の発電電力が増大するエンジン高回転時においてヘッドライト14への給電が遅延時間の間禁止されるため、ヘッドライト14に過剰な電力が供給されるのを防止することができる。
なお、遅延時間は固定値としてもよいし、エンジン回転速度等に応じて設定される可変値としてもよい。エンジン回転速度に応じて遅延時間を可変とする場合には、エンジン回転速度が高いほど遅延時間を長く設定するとよい。
続くステップS15ではタイマによる計時を開始し、次のステップS16ではタイマによる計時を開始してからの経過時間に基づいて遅延時間が経過したか否かを判定する。遅延時間が経過していない場合には、ステップS17に進む。
ステップS17では、負側出力電圧センサ25b及びバッテリ電圧センサ26からの検出信号に基づいて、ACG11の負極側の出力電圧がバッテリ電圧VBよりも高いか否かを判定する。つまり、ここではバッテリ13に対して充電可能な電圧がACG11より出力されているか否かを判定する。ACG11の負極側の出力電圧がVBよりも高い場合には、ステップS18に進む。
ステップS18では、バッテリ電圧センサ26からの検出信号に基づいてバッテリ電圧VBが所定の閾値Th以上であるか否かを判定する。ここで、閾値Thは、例えばバッテリ13の定格電圧よりも大きい上限電圧に設定されている。バッテリ電圧VBが所定の閾値Th以上でない場合、例えばバッテリ13の充電を要する場合には、ステップ19に進み、負側発電期間においてバッテリ13への給電を一時的に行う一時バッテリ給電処理を実行する。本処理では、MOSFET22をオン状態とするとともにサイリスタ23をオフ状態とする。この場合、ACG11から出力される負の電流がバイパス経路34を介してバッテリ13に供給される。これにより、エンジン高回転時においてはヘッドライト14への供給が過剰となる電力をバッテリ充電に回すことができる。その後、本処理を終了する。
ステップS17においてACG11の負極側の出力電圧がバッテリ電圧VBよりも高くない場合、又はステップS18においてバッテリ電圧VBが所定の閾値Th以上である場合には、ステップS21に進み、給電禁止処理を実行する。この給電禁止処理では、MOSFET22をオフ状態とするとともにサイリスタ23をオフ状態とする。この場合、ヘッドライト14及びバッテリ13のいずれに対してもACG11からの給電が禁止される。その後、本処理を終了する。
先のステップS16において遅延時間が経過した場合には、ステップ22に進み、ヘッドライト給電処理を実行する。これにより、エンジン高回転時においては遅延時間が経過した後、ヘッドライト14への給電が実行される。その後、本処理を終了する。
一方、先のステップS11においてACG11の出力電圧が正の電圧である場合には、ステップS25に進み、バッテリ給電処理を実行する。本処理では、MOSFET22をオフ状態とするとともにサイリスタ23をOFF状態とする。この場合、ACG11から出力される正の電流がバッテリ13に供給される。但し、ACG11の出力電圧がバッテリ電圧VB以下である場合又はバッテリ電圧VBが所定の閾値Th以上である場合には、MOSFET22をオフ状態とし、バッテリ13への給電を禁止する。その後、本処理を終了する。
次に、本発電システムにより給電制御処理が行われる場合の一連の作用について図3に基づいて説明する。なお、図3は、本発電システムによる一連の作用を示すタイムチャートであり、(a)がエンジン低回転時における一連の作用を示し、(b)がエンジン高回転時における一連の作用を示す。また、ここではバッテリ電圧VBが閾値Thよりも低くなっていることを前提としている。
まず、図3(a)に基づいてエンジン低回転時における一連の作用を示す。図3(a)に示すように、まず正側発電期間においてタイミングt1でACG11の正側出力電圧がバッテリ電圧VBまで上昇すると、サイリスタ23がオフ状態に維持されたままMOSFET22がオン状態とされる。これにより、ACG11から出力される正の電流がバッテリ13に供給されバッテリ充電が行われる。
その後、ACG11の出力電圧は上昇し、ピーク(電圧最大値)を経た後低下する。そしてタイミングt2において、ACG11の出力電圧はバッテリ電圧VBまで低下する。タイミングt2では、MOSFET22がオフ状態とされる。これにより、ACG11によるバッテリ充電が停止される。
その後タイミングt3においてACG11の出力電圧が正から負に切り替わり、負側発電期間に移行する。このタイミングt3では、MOSFET22がオフ状態に維持されたままサイリスタ23がオン状態とされる。これにより、ACG11より出力される負の電流がヘッドライト14へ供給されヘッドライト14が点灯される。
その後タイミングt4においてACG11の出力電圧が負から正に切り替わる。このタイミングt4では、サイリスタ23がオフ状態とされる。これにより、ACG11からヘッドライト14への給電が停止される。すなわち、エンジン低回転時には負側発電期間において常時ヘッドライト14への給電が行われる。
次に、図3(b)に基づいてエンジン高回転時における一連の作用を示す。
図3(b)において正側発電期間の動作は(a)と同様であり、まずタイミングt6〜t7においてMOSFET22がオン状態とされバッテリ充電が行われる。
その後、タイミングt8においてACG11の出力電圧は正から負に切り替わり、負側発電期間に移行する。このタイミングt8では、ヘッドライト14への給電開始を遅らせるための遅延時間Tdが設定される。
その後タイミングt9にて、ACG11の負側出力電圧がバッテリ電圧VBよりも大きくなるとMOSFET22がオン状態とされる。これにより、ACG11より出力される負の電流がバイパス経路34を介してバッテリ13に供給されバッテリ充電が行われる。したがって、遅延時間Tdが経過するまでの遅延期間においてACG11の出力電力をバッテリ13の充電に回すことができる。
その後、タイミングt8から遅延時間Tdが経過した後のタイミングt10にて、MOSFET22がオフ状態とされるとともにサイリスタ23がオン状態とされる。これにより、ACG11からバッテリ13への給電が停止されるとともにACG11からヘッドライト14への給電が開始される。
その後、タイミングt11にてACG11の出力電圧が負から正に切り替わる。このタイミングt6ではサイリスタ23がオフ状態とされる。これにより、ACG11からヘッドライト14への給電が停止される。
以上、詳述した本実施形態の構成によれば、以下の優れた効果が得られる。
ACG11による負側発電期間において、一時的にバッテリ13に電力を供給すべく電力供給経路を切り替えるようにした。これにより、負側発電時においてヘッドライト14への電力供給が過剰となる場合には、その過剰分の電力をバッテリ13の充電に用いることができるため、発電電力の有効利用を図ることができる。
具体的には、ACG11とバッテリ13との間を接続するバッテリ給電経路32にMOSFET22を設けるとともに、ACG11とヘッドライト14とを接続するランプ給電経路33にサイリスタ23を設け、ランプ給電経路33におけるACG11とヘッドライト14との間と、バッテリ給電経路32におけるACG11とバッテリ13との間とをバイパス経路34により接続した。そして、負側発電期間においてサイリスタ23をオフ状態とするとともにバイパス経路34をバッテリ給電経路32に対して導通させるよう電力供給経路を切り替えられるようにした。この場合、負側発電時における発電電力を一時的にバイパス経路34を経由させてバッテリ13に供給することができるため、上記の効果を実現するに際し実用上好ましい構成といえる。
また、より詳しくは、バイパス経路34を、バッテリ給電経路32に対してACG11とMOSFET22との間に接続した。そして、負側発電期間においてサイリスタ23をオフ状態とするとともにMOSFET22をオン状態とすることで、電力供給経路をバイパス経路34へと切り替えることとした。この場合、正側発電期間及び負側発電期間のいずれにおいてもMOSFET22がオン状態とされることでバッテリ13への給電が実施されるため、MOSFET22を正側発電期間のバッテリ充電及び負側発電期間のバッテリ充電の双方に共用させることができる。これにより、MOSFET22と、サイリスタ23との他に別途スイッチング素子を設けることなく、すなわちスイッチング素子の別途追加に伴う回路コストの増大を回避しつつ上記効果を実現することができる。
回転速度センサ31により検出されたエンジンの回転速度が所定の高回転域にある場合に、バッテリ13へ電力を供給すべく電力供給経路を切り替えるようにした。ここで、エンジンの回転速度が高くなるとACG11による発電電力は大きくなるため、エンジンの高回転時にはヘッドライト14に対する給電が過剰となるおそれがある。その点、かかる構成とすることで、エンジンの回転速度が高くなり発電電力に余剰分が生じた場合にはその余剰分がバッテリ13の充電に用いられるため、発電電力の有効利用を図るに際し好適である。
バッテリ電圧センサ26により検出されたバッテリ電圧VBが所定電圧域である場合に、バッテリ13への電力を供給すべく電力供給経路を切り替えるようにした。これにより、例えばバッテリ電圧VBが低下してバッテリ13の充電量が少なくなっている場合に負側発電時における発電電力をバッテリ13の充電に回す等、バッテリ13の充電状況に応じて負側発電時の電力をバッテリ13に供給することができる。
ACG11の負側発電期間において給電経路をバイパス経路34からランプ給電経路33に切り替える場合、バイパス経路34の通電中に同経路34を遮断することになるが、この点、スイッチング素子としてMOSFET22を用いたため上記のような経路切替を好適に実行できる。
本発明は上記実施形態に限らず、例えば次のように実施されてもよい。
(1)電圧調整装置12の構成は必ずしも上記実施形態の構成に限定されず、他の構成としてもよい。図4に電圧調整装置の別例を示す。図4に示す電圧調整装置41では、ACG11とバッテリ13とを接続するバッテリ給電経路32において、ACG11の正側発電時におけるバッテリ充電をオン又はオフするためのサイリスタ43が設けられているとともにMOSFET22が設けられていない。また、バイパス経路34上には、ダイオード36のカソード側にACG11の負側発電時におけるバッテリ充電をオン又はオフするためのMOSFET45が設けられている。MOSFET45は、ドレイン側がダイオード36に接続されソース側がバッテリ給電経路32に接続される向きで設けられている。つまり、本例では、正側発電期間におけるバッテリ充電のオン又はオフと、負側発電期間におけるバッテリ充電のオン又はオフとを、サイリスタ43とMOSFET45とにより個別に実施する構成となっている。また、上記実施形態の電圧調整装置12には2つのスイッチング素子22,23が設けられていたのに対し、本例の電圧調整装置41には3つのスイッチング素子23,43,45が設けられている。
サイリスタ43のゲート及びMOSFET45のゲートはコントローラ24に接続されており、コントローラ24は、各センサ25,26,31からの検出信号に基づいてサイリスタ23に加え、サイリスタ43及びMOSFET45をオン状態又はオフ状態に制御する。具体的にはコントローラ24は、正側発電期間においてサイリスタ43をオン状態とするとともにサイリスタ23及びMOSFET45をオフ状態とすることで、ACG11から出力される正の電流をバッテリ13に供給することができる。また、コントローラ24は、負側発電期間においてサイリスタ23をオン状態とするとともにサイリスタ43及びMOSFET45をオフ状態とすることで、ACG11から出力される負の電流をヘッドライト14に供給することができる。さらに、コントローラ24は、負側発電期間においてMOSFET45をオン状態とするとともに各サイリスタ23,43をオフ状態とすることで、ACG11から出力される負の電流をバイパス経路34を介してバッテリ13に供給することができる。よって以上より、本例の電圧調整装置41を用いても上記実施形態の効果を得ることができる。
(2)MOSFETは、通電時における電圧降下がダイオードと比べると小さい。そこで、この点に鑑みて、バイパス経路34に設けたダイオード36をPチャネル型のMOSFETに変更してもよい。図5には、図4の電圧調整装置41において、ダイオード36をPチャネル型のMOSFET47に変更した例を示す。MOSFET47は、バイパス経路34において、ソース側がランプ給電経路33に接続されドレイン側がMOSFET45に接続される向きで設けられている。MOSFET47のゲートはコントローラ24と接続されている。コントローラ24は、ACG11の負側発電期間において、各MOSFET45,47をオン状態とすることで、ACG11から出力される負の電流をバイパス経路34を介してバッテリ13に供給することができる。具体的には、コントローラ24は、NチャネルのMOSFET45に対しNMOS駆動信号を出力するとともに、PチャネルのMOSFET47に対しNMOS駆動信号の反転信号としてのPMOS駆動信号を出力することで、各MOSFET45,47をオン状態とする。この場合、ACG11の負側発電時に効率よくバッテリ13に給電を行うことができるため、バッテリ13の充電効率を高めることができる。また、MOSFET45,47のオフ時にはMOSFET47の寄生ダイオードによりバッテリ13の充電電力がヘッドライト14側に流れるのが阻止される。
(3)上記実施形態では、ACG11による負側発電期間において、まずバッテリ13へ給電を行いその後ヘッドライト14へ給電を行う構成としたが、これを変更し、まずヘッドライト14へ給電を行いその後バッテリ13へ給電を行う構成としてもよい。具体的には、ACG11とヘッドライト14との間に設けられたサイリスタ23をMOSFETに変更することが考えられる。MOSFETはサイリスタ23と異なり通電中であってもオン作動又はオフ作動させることが可能である。そのため、ACG11による負電力の出力時において、ACG11からヘッドライト14への給電が実施されている最中においても、MOSFETをオフ状態とすることでヘッドライト14への給電を停止することができる。これにより、ACG11による負側発電期間において、ヘッドライト14への給電、バッテリ13への給電の順に給電処理を実施することができる。
(4)上記実施形態では、ACG11の出力電圧が正から負に切り替わるタイミングで遅延時間Tdの設定を行ったが(ステップS14)、ACG11の負側出力電圧がVBまで上昇したタイミング(図3(a)のt9)等その他のタイミングで遅延時間Tdの設定を行ってもよい。
(5)上記実施形態では、ACG11の出力電圧が正から負に切り替わったタイミングt8から、ACG11の負側出力電圧がVBまで上昇するタイミングt9までの間はバッテリ13及びヘッドライト14のいずれに対しても給電が実施されない期間となっている。つまり、上記実施形態ではこの期間に発電された電力が利用されないこととなっている。そこで、発電電力の更なる有効利用を図るべくこの期間にACG11より出力された電力をヘッドライト14に供給するようにしてもよい。
具体的には、ACG11の出力電力が正から負に切り替わるタイミングt8でヘッドライト14への給電を開始し、ACG11の負側出力電圧がバッテリ電圧VBまで上昇するタイミングt9でバッテリ13への給電に切り替える。そして、所定期間バッテリ13への給電を実施した後再びヘッドライト14への給電に切り替える。そうすれば、ACG11の負側発電期間において、バッテリ13及びヘッドライト14のいずれかに常時給電を行うことができるため、より一層発電電力の有効利用を図ることができる。
(6)上記実施形態では、経路切替手段をコントローラ24のソフト処理により実現したが、これを変更し、ハード回路にて実現することも可能である。
(7)負側電力(第2電力)の電力供給対象である電装品をヘッドライト14以外としてもよい。例えばテールランプやウォータポンプを電装品としてもよい。
(8)上記実施形態では、2輪車に対して本発明の発電システムを適用した例を説明したが、本発明のシステムを4輪車等その他の車両に対して適用してもよい。
11…交流発電機(ACG)、12…電圧調整装置、13…バッテリ、14…電装品としてのヘッドライト、22…第1スイッチング素子としてのMOSFET、23…第2スイッチング素子としてのサイリスタ、24…経路切替手段としてのコントローラ、26…バッテリ電圧検出手段としてのバッテリ電圧センサ、31…回転速度検出手段としての回転速度センサ、32…第1経路としてのバッテリ給電経路、33…第2経路としてのランプ給電経路、34…バイパス経路。

Claims (4)

  1. エンジンの回転により発電する交流発電機の一方の極性の発電電力である第1電力をバッテリの充電に利用し、他方の極性の発電電力である第2電力を電装品の駆動に利用するエンジンの発電システムにおいて、
    前記第2電力を同第2電力の出力期間において一時的に前記バッテリの充電に用いるべく電力供給経路を切り替える経路切替手段を備えることを特徴とするエンジンの発電システム。
  2. 前記エンジンの回転速度を検出する回転速度検出手段を備え、
    前記経路切替手段は、前記回転速度検出手段により検出した回転速度が所定の高回転域にある場合に、前記第2電力を前記バッテリの充電に用いる状態に切り替えることを特徴とする請求項1に記載のエンジンの発電システム。
  3. 前記バッテリの電圧を検出するバッテリ電圧検出手段を備え、
    前記経路切替手段は、前記バッテリ電圧検出手段により検出したバッテリ電圧が所定電圧域にある場合に、前記第2電力を前記バッテリの充電に用いる状態に切り替えることを特徴とする請求項1又は2に記載のエンジンの発電システム。
  4. 前記交流発電機と前記バッテリとを接続する第1経路に第1スイッチング素子を設けるとともに、前記交流発電機と前記電装品とを接続する第2経路に第2スイッチング素子を設け、前記バッテリ側への前記第1電力の供給時には前記第1スイッチング素子をオン状態とする一方、前記電装品側への前記第2電力の供給時には前記第2スイッチング素子をオン状態とするエンジンの発電システムであり、
    前記第2経路における前記交流発電機と前記第2スイッチング素子との間と、前記第1経路における前記交流発電機と前記バッテリとの間とを接続するバイパス経路を設け、
    前記経路切替手段は、前記第2電力の出力期間において前記第2スイッチング素子をオフ状態とするとともに前記バイパス経路を前記第1経路に対して導通させるよう前記電力供給経路を切り替えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のエンジンの発電システム。
JP2010036811A 2010-02-23 2010-02-23 エンジンの発電システム Active JP5418287B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010036811A JP5418287B2 (ja) 2010-02-23 2010-02-23 エンジンの発電システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010036811A JP5418287B2 (ja) 2010-02-23 2010-02-23 エンジンの発電システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011176899A true JP2011176899A (ja) 2011-09-08
JP5418287B2 JP5418287B2 (ja) 2014-02-19

Family

ID=44689227

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010036811A Active JP5418287B2 (ja) 2010-02-23 2010-02-23 エンジンの発電システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5418287B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023275934A1 (ja) * 2021-06-28 2023-01-05 新電元工業株式会社 バッテリ充電装置、及び電流制御装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01283029A (ja) * 1988-05-10 1989-11-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 二輪車のランプ電圧制御回路
JPH04289736A (ja) * 1991-03-18 1992-10-14 Mitsuba Electric Mfg Co Ltd 磁石発電機の電圧制御回路
JP2001093680A (ja) * 1999-09-22 2001-04-06 Mitsuba Corp ランプ点灯制御回路
JP2003047298A (ja) * 2001-08-01 2003-02-14 Shindengen Electric Mfg Co Ltd 発電機の電圧調整装置
JP2004350441A (ja) * 2003-05-23 2004-12-09 Mitsuba Corp 自動車の電源回路
JP2009165339A (ja) * 2007-12-11 2009-07-23 Denso Corp 充電制御装置及び充電制御システム

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01283029A (ja) * 1988-05-10 1989-11-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 二輪車のランプ電圧制御回路
JPH04289736A (ja) * 1991-03-18 1992-10-14 Mitsuba Electric Mfg Co Ltd 磁石発電機の電圧制御回路
JP2001093680A (ja) * 1999-09-22 2001-04-06 Mitsuba Corp ランプ点灯制御回路
JP2003047298A (ja) * 2001-08-01 2003-02-14 Shindengen Electric Mfg Co Ltd 発電機の電圧調整装置
JP2004350441A (ja) * 2003-05-23 2004-12-09 Mitsuba Corp 自動車の電源回路
JP2009165339A (ja) * 2007-12-11 2009-07-23 Denso Corp 充電制御装置及び充電制御システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023275934A1 (ja) * 2021-06-28 2023-01-05 新電元工業株式会社 バッテリ充電装置、及び電流制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5418287B2 (ja) 2014-02-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4343235B2 (ja) 車両用発電制御装置
JP4023353B2 (ja) 車両用三相回転電機用インバータ回路装置
CN108695900B (zh) 发电机系统
US9748881B2 (en) Voltage regulator, operation method thereof, voltage regulating system, and mobile vehicle
JP5245141B2 (ja) 三相交流発電機の整流システムおよびこれを用いたバッテリー充電装置
JP5418287B2 (ja) エンジンの発電システム
JP6068192B2 (ja) バッテリ状態推定装置及び車両の制御システム
JP2013090453A (ja) 電力変換器の制御装置および制御方法
US8878498B2 (en) Method for reducing a voltage ripple due to rotational nonuniformity of a generator driven by an internal combustion engine
EP2930347A1 (en) Start-up/power generation system of saddle-straddling type motor vehicle
JP2004350440A (ja) 自動車の電源回路
JP4450085B2 (ja) 車両用発電制御装置
JP7450771B2 (ja) バッテリ充電装置、及び電流制御装置
JP4107816B2 (ja) 発電機の電圧調整装置
JP6838169B2 (ja) バッテリ充電装置
JP7446133B2 (ja) バッテリ充電装置、及び電流制御装置
JP6665719B2 (ja) 電源制御装置、及び電源システム
JP2001093680A (ja) ランプ点灯制御回路
CN107534409B (zh) 电动发电机装置
WO2023275934A1 (ja) バッテリ充電装置、及び電流制御装置
JP2004350441A (ja) 自動車の電源回路
EP3290685B1 (en) Power supply system for vehicles and control method for vehicle power supply system
JP5442905B1 (ja) バッテリ充電装置、および、バッテリ充電方法
WO2024024934A1 (ja) バッテリ充電装置
JP6948844B2 (ja) エンジンの始動装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121016

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130924

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131022

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131104

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5418287

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250