JP2011176572A - ネットワークコンテンツ再生制御装置、ネットワークコンテンツ再生制御方法、及び映像表示装置 - Google Patents

ネットワークコンテンツ再生制御装置、ネットワークコンテンツ再生制御方法、及び映像表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 再生中のコンテンツ(第1のコンテンツ)の再生を停止してから別のコンテンツ(第2のコンテンツ)の再生が開始するまでの間に、第1のコンテンツが表示されない期間を短縮し、かつ当該第1のコンテンツがなめらかに表示されるよう再生できるようにする。
【解決手段】 コンテンツ配信サーバから取得するコンテンツを第1のコンテンツから第2のコンテンツに切り換えた場合、バッファ部221に書き込まれた第1のコンテンツの読み出しが完了する時、およびバッファ部221への第2のコンテンツの書き込み量が所定量を超える時のうち、いずれか早い方の時を経過するまで、第1のコンテンツを構成する複数のピクチャ群ごとに当該ピクチャ群に含まれるピクチャのうち少なくとも2つ以上のピクチャが含まれるように当該第1のコンテンツを通常再生速度で再生する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、コンテンツ配信サーバから配信されるネットワークコンテンツの切り換え時に発生する映像停止期間を短縮するネットワークコンテンツ再生制御装置、ネットワークコンテンツ再生制御方法、及び映像表示装置に関する。
近年、IP(Internet Protocol)ネットワークを介してコンテンツ配信サーバからユーザー端末にコンテンツを配信するサービスが普及しており、ダウンロードサービスやストリーミングサービス(ビデオオンデマンド)が提供されている。例えば、デジタル放送受信装置向けのサービスとしてはアクトビラ(登録商標)が挙げられる。
ダウンロードサービスは、コンテンツのストリーミングデータをコンテンツ配信サーバから全て受信した後にコンテンツを再生する方式である。
一方、ストリーミングサービスは、ユーザー要求に応じるオンデマンド形式であり、ユーザー端末において、コンテンツ配信サーバから継続的に送信されるコンテンツのストリーミングデータを受信しながら、受信済みのストリーミングデータに基づいてコンテンツを再生する方式である。また、ユーザーはコンテンツの早送り、早戻し、チャプタースキップ等の特殊再生をコンテンツ配信サーバに要求することができる。このような特殊再生を実現するためにコンテンツ配信サーバは、通常再生用コンテンツとは別に早送り、早戻し等の特殊再生用コンテンツを用意しており、ユーザーから特殊再生の要求があった場合に配信するコンテンツを通常再生用コンテンツから特殊再生用コンテンツに切り換える。
従来のネットワークコンテンツ再生制御方法は、例えば通常再生用コンテンツから特殊再生用コンテンツにコンテンツの切り換えが発生する場合、ユーザーからの特殊再生要求の発生時にコンテンツ配信サーバから通常再生用コンテンツの取得を停止して通常再生用コンテンツの再生を停止する。次にコンテンツ配信サーバから特殊再生用コンテンツを取得して所定量の記憶が完了した時点で特殊再生用コンテンツの再生を行う。
つまり、従来のネットワークコンテンツ再生制御方法では通常再生用コンテンツの再生停止時から特殊再生用コンテンツの再生開始時まで映像停止状態となるためユーザー要求に対する応答性が悪くユーザーに不快感を与える原因となっていた。そのため、映像停止期間を短縮するための方法が様々考案されている。
例えば、通常再生用コンテンツの再生停止時から特殊再生用コンテンツの再生開始時までの間に、バッファ部に記憶された通常再生用コンテンツを特殊再生用コンテンツの再生速度に合わせて再生するものがある(特許文献1)。
特開2009−065451号公報(第1頁、第7図、第8図)
特許文献1においては、特殊再生用コンテンツの再生速度に合わせた速度で再生するために、バッファ部に記憶された通常再生用コンテンツを構成する複数のGOP(ピクチャ群)に含まれる複数のピクチャのうちIピクチャのみを再生している。そのため、特殊再生用コンテンツの再生速度が通常再生用コンテンツのように低速の場合には、単位時間あたりに再生されるピクチャの数が非常に少なく、コンテンツをなめらかに表示させることができないという問題がある。一方、特殊再生用コンテンツの再生速度が高速の場合には、単位時間あたりに再生されるピクチャの数が増加するため、コンテンツをある程度なめらかに表示させることができるが、バッファ部に記憶された通常再生用コンテンツが短時間で読み出されることになり、映像が停止しやすくなるという問題がある。
本願に係る発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、再生中のコンテンツの再生を停止してから別のコンテンツの再生が開始するまでの間に、コンテンツが表示されない期間を短縮し、かつコンテンツがなめらかに表示されるよう再生することができるネットワークコンテンツ制御再生制御装置を得ることを目的とする。
本発明に係わるネットワークコンテンツ再生制御装置は、所定の速度で再生される第1のコンテンツおよび前記所定の速度とは異なる速度で再生される第2のコンテンツを配信するコンテンツ配信サーバから、前記第1のコンテンツまたは前記第2のコンテンツを取得し再生するネットワークコンテンツ再生制御装置において、前記第1のコンテンツおよび前記第2のコンテンツのうちいずれのコンテンツを取得するのかを示す選択情報が入力される選択情報入力部と、前記選択情報入力に入力された前記選択情報に基づいて、前記コンテンツ配信サーバから前記第1のコンテンツまたは前記第2のコンテンツを取得するデータ取得部と、前記データ取得部が取得した前記第1のコンテンツまたは前記第2のコンテンツが書き込まれるバッファ部と、前記データ取得部が前記第1のコンテンツを取得しているときに前記選択情報取得部から前記第2のコンテンツを取得する旨の選択情報が入力された場合、前記バッファ部に書き込まれた前記第1のコンテンツの読み出しが完了する時、および前記バッファ部への前記第2のコンテンツの書き込み量が所定量を超える時のうち、いずれか早い方の時まで、前記第1のコンテンツを構成する複数のピクチャ群ごとに当該ピクチャ群に含まれるピクチャのうち少なくとも2つ以上のピクチャが含まれるように当該第1のコンテンツを読み出し、前記バッファ部への前記第2のコンテンツの書き込み量が所定量を超えた後に、前記バッファ部から前記第2のコンテンツの読み出しを開始するバッファ制御部と、前記バッファ制御部が読み出した前記第1のコンテンツを前記所定の速度で再生し、前記バッファ制御部が読み出した前記第2のコンテンツを前記異なる速度で再生する再生部とを備える。
また、本願に係わるネットワークコンテンツ再生制御装置は、所定の速度で再生されるコンテンツを配信するコンテンツ配信サーバから、前記コンテンツを取得し再生するネットワークコンテンツ再生制御装置において、前記コンテンツをどの位置から取得するのかを示す取得位置情報が入力される取得位置情報入力部と、前記取得位置情報に入力された前記取得位置情報に基づいて、前記コンテンツ配信サーバから前記コンテンツを取得するデータ取得部と、前記データ取得部が取得した前記コンテンツが書き込まれるバッファ部と、前記データ取得部が前記コンテンツを取得しているときに取得している位置とは異なる位置から前記コンテンツを取得する旨の前記取得位置情報が入力された場合、その時点において前記バッファ部に書き込まれていた前記コンテンツの取得済み部分の読み出しが完了する時、および前記バッファ部への前記異なる位置から取得した追加取得部分の書き込み量が所定量を超える時のうち、いずれか早い方の時まで、前記取得済み部分を構成する複数のピクチャ群ごとに当該ピクチャ群に含まれるピクチャのうち少なくとも2つ以上のピクチャが含まれるように当該取得済み部分を読み出し、前記バッファ部への前記追加取得部分の書き込み量が前記所定量を超えた後に、前記バッファ部から前記追加取得部分の読み出しを開始するバッファ制御部と、前記バッファ制御部が読み出した前記取得済み部分および前記追加取得部分を前記所定の速度で再生する再生部とを備える。
本発明に係わるネットワークコンテンツ再生制御装置によれば、第1のコンテンツの再生を停止してから第2のコンテンツの再生が開始するまでの間に、第1のコンテンツが表示されない期間を短縮し、かつ当該第1のコンテンツがなめらかに表示されるよう再生することができるネットワークコンテンツ制御再生制御装置を得ることができる。
本発明の実施の形態1に係る映像表示装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係るネットワークコンテンツ再生制御装置のバッファ構成を示す図である。 本発明の実施の形態1に係るネットワークコンテンツ再生制御装置のコンテンツ再生開始時の再生制御方法を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1に係るネットワークコンテンツ再生制御装置のコンテンツ再生開始時のバッファ状態を示す図である。 本発明の実施の形態1に係るネットワークコンテンツ再生制御装置のコンテンツ切り換え時の再生制御方法を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1に係るネットワークコンテンツ再生制御装置のコンテンツ切り換え時のバッファ状態を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る映像表示装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2に係るネットワークコンテンツ再生制御装置のコンテンツ切り換え時の再生制御方法を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係るネットワークコンテンツ再生制御装置のコンテンツ切り換え時のバッファ状態を示す図である。 本発明の実施の形態3に係る映像表示装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態3に係るネットワークコンテンツ再生制御装置のコンテンツ切り換え時の再生制御方法を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態3に係るネットワークコンテンツ再生制御装置のコンテンツ切り換え時のバッファ状態を示す図である。
10 コンテンツ配信サーバ
20、20a、20b 映像表示装置
200、200a、200b ネットワークコンテンツ再生制御装置
30 リモコン
210、210b データ取得部
220、220a、220b バッファ制御部
221 バッファ部
230 再生部
231 デマルチプレクサ部
232 映像デコーダ部
233 音声デコーダ部
240 表示部
250 スピーカ部
260、260b 制御部
270 キー受信部
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1の映像表示装置の構成を示すブロック図である。実施の形態1の映像表示装置20は、ネットワークコンテンツ再生制御装置200(コンテンツ再生制御装置)と、表示部240と、スピーカ部250とから構成されている。ネットワークコンテンツ再生制御装置200は、データ取得部210と、バッファ制御部220と、再生部230と、制御部260と、キー受信部270(選択情報入力部、取得位置情報入力部)とから構成されている。
データ取得部210は、コンテンツ配信サーバ10とのインタフェースであって、制御部260による制御にしたがってコンテンツ配信サーバ10に対してコンテンツの取得要求を行い、コンテンツ配信サーバ10からMPEG−2システムで多重化されたタイムスタンプ付きトランスポートストリーム形式のデータを取得する。
バッファ制御部220は、データ取得部210で取得したデータを記憶媒体としてのバッファ部221にバッファリングする(書き込むことで記憶させる)。また、バッファ部221にバッファリングしたデータを制御部260による制御にしたがって適切なタイミングでデータを読み出して再生部230に転送する。適切なタイミングとは、例えば、映像、音声出力が滞ることのないタイミングであり、映像、音声のビットレートが高くなれば再生部230のデータ消費量が大きくなるため再生部230への単位時間あたりの転送回数は増加する。つまり、データ転送速度が増加することになる。
バッファ部221としては、専用のハードウェアを使用しても良いし、ネットワークコンテンツ再生制御装置200が備える図1では図示していないRAM(Random Access Memory)を使用しても良い。
再生部230は、デマルチプレクサ部231と、映像デコーダ部232と、音声デコーダ部233とから構成されている。
デマルチプレクサ部231は、バッファ制御部220から転送されたデータを解析し、PSI(Program Specific Information)セクションパケット、映像パケット、音声パケット等を抽出する。抽出した映像パケットは映像ストリームデータとして映像デコーダ部232に出力し、抽出した音声パケットは音声ストリームデータとして音声デコーダ部233に出力する。
映像デコーダ部232は、入力された映像ストリームデータを復号して表示部240に出力する。
音声デコーダ部233は、入力された音声ストリームデータを復号してスピーカ部250に出力する。
制御部260は、ユーザーがリモコン30を操作してキー受信部270が受信したキーコードが入力されるとキーコードを解釈してデータ取得部210及びバッファ制御部220及び再生部230を制御する。制御部260とキー受信部270は、データ取得部210がコンテンツ配信サーバ10からどのコンテンツを取得するのかを選択する旨の選択情報を、当該データ取得部210に出力する選択情報出力部としての機能を有している。
以下にまず、本発明の実施の形態1のネットワークコンテンツ再生制御装置のバッファ制御方法について説明する。
バッファ部221にデータをバッファリングする方法として、バッファ部221の終端と先頭とを論理的に繋いて輪のように扱う方法(リングバッファ)がある。この方法では、バッファ部221の終端までデータの書き込みまたはデータの読み出しを行うとバッファ部221の先頭からデータの書き込みまたはデータの読み出しを行う。
図2(2−a)及び(2−b)はバッファ部221の構成を示した図である。バッファ部221は先頭アドレスMinPから終了アドレスMaxPまでの領域を有し、バッファ制御部220はデータ取得部210で取得したデータを書き込んだ最新の領域を書き込みアドレスとして、また再生部230に転送した最新の領域を読み出しアドレスとして保持する。なお、(2−a)においては読み出しアドレスをRP1、書き込みアドレスをWP1と示しており、(2−b)においては読み出しアドレスをRP2、書き込みアドレスをWP2と示している。
書き込みアドレスと読み出しアドレスは最初同じ位置(MinP)にあり、データを書き込むことで書き込みアドレスが更新され、データを読み出すことで読み出しアドレスが更新される(2−a)。図中においては、所定単位のデータブロックに区分したタイムスタンプ付きトランスポートストリーム形式のデータの各々に番号を付している(例えば、1〜7)。また、再生部230に転送済みのデータは二重枠で示している。例えば、(2−a)においてはデータブロック1〜2が転送済みであり、データブロック3〜7は未転送である。
書き込みアドレスが読み出しアドレスを追い越すことはできない。書き込みアドレスが読み出しアドレスに追いついた場合には、バッファ制御部220はデータの書き込みを行わない。この状態はバッファフルの状態である。
また、読み出しアドレスが書き込みアドレスを追い越すこともできない。読み出しアドレスが書き込みアドレスに追いついた場合には、バッファ制御部220はデータの読み出しを行わない。この状態はバッファアンダーフローの状態である。
書き込みアドレスまたは読み出しアドレスがMaxPまで進むと書き込みアドレスまたは読み出しアドレスはMinPに戻る(2−b)。
次に、本発明の実施の形態1のネットワークコンテンツ再生制御装置のコンテンツ再生開始時の再生制御方法について図3、バッファ状態について図4(4−a)及び(4−b)を一例として用いて説明する。
ユーザーがリモコン30を操作してコンテンツの再生開始を要求すると(ステップ100)、制御部260はデータ取得部210に対してコンテンツ配信サーバ10への通常再生用コンテンツの送信要求開始を指示し、指示を受けたデータ取得部210はコンテンツ配信サーバ10から通常再生用コンテンツの取得を開始する(ステップ101)。
バッファ制御部220はデータ取得部210で取得したデータをバッファ部221にバッファリング開始する(ステップ102)。
バッファリングを開始するとバッファ部221に所定量のバッファリングが完了したどうかを判定し(ステップ103)、完了していなかった場合は、ステップ103に戻り判定を継続する。完了していた場合は、制御部260はバッファ制御部220に対して再生部230へのデータ転送開始を指示する。この時のバッファ状態は図4(4−a)のようになり、書き込みアドレスがWP1に進んだ時点で所定量に達したと判定している。
データ転送開始の指示を受けたバッファ制御部220は、バッファ部221の先頭アドレスからデータを読み出して再生部230へのデータ転送を開始する(ステップ104)。この時のバッファ状態は図4(4−b)のようになり、データ転送が開始されることで読み出しアドレスがRP2に進み、書き込みアドレスはWP2に進んでいる。
データ転送が開始されると制御部260は再生部230に再生開始を指示する。再生開始の指示を受けた再生部230は、デマルチプレクサ部231でPSIセクションパケット、映像パケット、音声パケット等の抽出を開始し、抽出した映像パケットは映像ストリームデータとして映像デコーダ部232に出力して映像デコーダ部232で復号し、表示部240に出力する。また、抽出した音声パケットは音声ストリームデータとして音声デコーダ部233に出力して音声デコーダ部233で復号し、スピーカ部250に出力する(ステップ105)。
以降は、ユーザーから再生停止が要求される、もしくはコンテンツ終端まで再生が完了するまで通常再生用コンテンツの再生状態となる。
次に、本発明の実施の形態1のネットワークコンテンツ再生制御装置のコンテンツ切り換え時の再生制御方法について図5、バッファ状態について図6(6−a)及至(6−d)を一例として用いて説明する。
ユーザーが通常再生用コンテンツを再生中にリモコン30を操作して早送り、早戻し、チャプター送り等の特殊再生を要求すると(ステップ200)、制御部260はデータ取得部210に対してコンテンツ配信サーバ10への通常再生用コンテンツの送信要求停止を指示し、指示を受けたデータ取得部210は通常再生用コンテンツの取得を停止する(ステップ201)。
通常再生用コンテンツの取得を停止すると、バッファ部221に書き込まれた通常再生用コンテンツの書き込み完了位置(アドレス)を取得する(ステップ202)。この時のバッファ状態は図6(6−a)のようになり、WP1が通常再生用コンテンツの書き込み完了位置となる。
通常再生用コンテンツの書き込み完了位置を取得すると、特殊再生用コンテンツの取得処理と通常再生用コンテンツの再生継続処理が並行して動作する。
ステップ202の後、通常再生用コンテンツの再生継続処理を開始すると(ステップ203)、通常再生用コンテンツのデータ転送がステップ202で取得した通常再生用コンテンツの書き込み完了位置まで完了したかどうかを判定し(ステップ204)、完了していなかった場合は、ステップ204に戻り判定を継続する。なお、ステップ203の再生継続処理においては、通常再生用コンテンツを構成する複数のGOP(ピクチャ群)に含まれるピクチャのうち少なくとも2つ以上のピクチャ(好ましくはすべてのピクチャ)が含まれるように通常再生用コンテンツがバッファ制御部220から読み出されて再生部230に転送され、再生部230において通常再生の速度で再生されるものとする。一方、通常再生用コンテンツのデータ転送がステップ202で取得した通常再生用コンテンツの書き込み完了位置まで完了していた場合は、制御部260はバッファ制御部220に対して再生部230へのデータ転送停止を指示する。
データ転送停止の指示を受けたバッファ制御部220は、再生部230へのデータ転送を停止する(ステップ205)。
データ転送が停止されると制御部260は再生部230に再生停止を指示する。再生停止の指示を受けた再生部230は、デマルチプレクサ部231のパケット抽出処理の停止、映像デコーダ部232の復号処理及び音声デコーダ部233の復号処理の停止を行い、通常再生用コンテンツの停止状態となる(ステップ206)。
ステップ202の後、特殊再生用コンテンツの取得処理を開始すると、制御部260はデータ取得部210に対してコンテンツ配信サーバ10への特殊再生用コンテンツの送信要求開始を指示し、指示を受けたデータ取得部210はコンテンツ配信サーバ10から特殊再生用コンテンツの取得を開始する(ステップ207)。
バッファ制御部220はデータ取得部210で取得したデータをバッファ部221にバッファリング開始する(ステップ208)。バッファリングは、ステップ202で取得した通常再生用コンテンツの書き込み完了位置から開始する。
バッファリングを開始するとバッファ部221に所定量のバッファリングが完了したどうかを判定し(ステップ209)、完了していなかった場合は、ステップ209に戻り判定を継続する。完了していた場合は、通常再生コンテンツの再生状態かどうかを判定する(ステップ210)。この時のバッファ状態は図6(6−b)のようになり、書き込みアドレスがWP2に進んだ時点で所定量に達したと判定している。また、通常再生用コンテンツの再生が継続されているため読み出しアドレスがRP2に進んでいる。図中においては、特殊再生用コンテンツを通常再生用コンテンツと区別するため特殊再生用コンテンツのデータの各々にアルファベットを付している(例えば、A〜C)。
ステップ210で再生状態であった場合は、ステップ205と同等のデータ転送停止(ステップ211)及びステップ206と同等の再生停止(ステップ212)を行い、通常再生用コンテンツの停止状態となる。
通常再生用コンテンツの停止状態となると、制御部260はバッファ制御部220に対して再生部230へのデータ転送開始を指示する。
データ転送開始の指示を受けたバッファ制御部220は、再生部230に転送するバッファ部221の読み出しアドレスをステップ208で特殊再生用コンテンツのバッファリングを開始したバッファリング開始位置に設定する(ステップ213)。この時のバッファ状態は図6(6−c)のようになり、読み出しアドレスは特殊再生用コンテンツのバッファリングを開始したRP3に設定される。
バッファ制御部220は、ステップ213で設定した読み出しアドレスからデータを読み出して再生部230へのデータ転送を開始する(ステップ214)。この時のバッファ状態は図6(6−d)のようになり、データ転送が開始されることで読み出しアドレスがRP4に進み、書き込みアドレスはWP4に進んでいる。
データ転送が開始されると制御部260は再生部230に再生開始を指示する。再生開始の指示を受けた再生部230は、デマルチプレクサ部231でPSIセクションパケット、映像パケット、音声パケット等の抽出を開始し、抽出した映像パケットは映像ストリームデータとして映像デコーダ部232に出力して映像デコーダ部232で復号し、表示部240に出力する。また、抽出した音声パケットは音声ストリームデータとして音声デコーダ部233に出力して音声デコーダ部233で復号し、スピーカ部250に出力する(ステップ215)。
以降は、ユーザーから再生停止が要求される、もしくはコンテンツ終端まで再生が完了するまで特殊再生用コンテンツの再生状態となる。
上記は、通常再生用コンテンツから特殊再生用コンテンツへのコンテンツ切り換え時について説明したものであるが、特殊再生用コンテンツから通常再生用コンテンツへのコンテンツ切り換え時についても同じである。すなわち、本実施の形態におけるコンテンツの切り換え動作は、所定の速度で再生される第1のコンテンツをこの所定の速度とは異なる速度で再生される第2のコンテンツに切り換える動作に適用できる。
また、チャプタースキップ動作のように通常再生用コンテンツを指定のチャプターが含まれる位置から新規に取得して所定量のバッファリングを行い再生するような通常再生用コンテンツから通常再生用コンテンツへのコンテンツ切り換え動作にも適用できる。この場合には、ユーザがリモコン30を用いて取得位置情報入力部としてのキー受信部270にコンテンツをどの位置から取得するのかを示す取得位置情報を入力し、その取得位置情報に基づいて、制御部260がこの取得位置情報の示す位置からコンテンツを取得するようデータ取得部210を制御するようにすればよい。
以上、本実施の形態によれば通常再生用コンテンツを再生中にユーザーが早送り、早戻し、チャプター送り等の特殊再生を要求して特殊再生用コンテンツに切り換える際、特殊再生用コンテンツのバッファリングが所定量に達するまで既にバッファリングされている通常再生用コンテンツの再生を継続することでコンテンツ切り替え時に発生する映像停止期間を短縮することができ、ユーザー要求に対する応答性を高めてユーザーが感じる不快感を軽減する。
実施の形態2.
図7は本発明の実施の形態2の映像表示装置の構成を示すブロック図である。実施の形態2に係る映像表示装置20aのネットワークコンテンツ再生制御装置200aは、実施の形態1のネットワークコンテンツ再生制御装置20のバッファ制御部220にバッファ部222を追加して構成されたバッファ制御部220aを有している。バッファ制御部220aは、データ取得部210で取得したデータのバッファリング先をバッファ部221またはバッファ部222に切り替える。また、再生部230へのデータ転送元をバッファ部221またはバッファ部222に切り替える。
本発明の実施の形態2のネットワークコンテンツ再生制御装置のコンテンツ再生開始時の再生制御方法については実施の形態1と同じであり、最初のコンテンツ再生開始時はデータ取得部210と第1のバッファ部221が接続され、第1のバッファ部221と再生部230が接続されてコンテンツ再生が動作する。
次に、本発明の実施の形態2のネットワークコンテンツ再生制御装置のコンテンツ切り換え時の再生制御方法について図8、バッファ状態について図9(9−a)及至(9−c)を一例として用いて説明する。
ユーザーが通常再生用コンテンツを再生中にリモコン30を操作して早送り、早戻し、チャプター送り等の特殊再生を要求すると(ステップ300)、制御部260はデータ取得部210に対してコンテンツ配信サーバ10への通常再生用コンテンツの送信要求停止を指示し、指示を受けたデータ取得部210は通常再生用コンテンツの取得を停止する(ステップ301)。
通常再生用コンテンツの取得を停止すると、第1のバッファ部221に書き込まれた通常再生用コンテンツの書き込み完了位置を取得する(ステップ302)。この時のバッファ状態は図9(9−a)のようになり、WP1とRP1が非常に近い位置にありバッファフルに近い状態にある。
通常再生用コンテンツの書き込み完了位置を取得すると、データ取得部210と第2のバッファ部222を接続してバッファリング先を第1のバッファ部221から第2のバッファ部222に切り替える(ステップ303)。
バッファリング先を切り替えると、特殊再生用コンテンツの取得処理と通常再生用コンテンツの再生継続処理が並行して動作する。
ステップ303の後、通常再生用コンテンツの再生継続処理を開始すると(ステップ304)、通常再生用コンテンツのデータ転送がステップ302で取得した通常再生用コンテンツの書き込み完了位置まで完了したかどうかを判定し(ステップ305)、完了していなかった場合は、ステップ305に戻り判定を継続する。なお、ステップ303の再生継続処理においては、通常再生用コンテンツを構成する複数のGOP(ピクチャ群)に含まれるピクチャのうち少なくとも2つ以上のピクチャ(好ましくはすべてのピクチャ)が含まれるように通常再生用コンテンツがバッファ制御部220aから読み出されて再生部230に転送され、再生部230において通常再生の速度で再生されるものとする。一方、通常再生用コンテンツのデータ転送がステップ302で取得した通常再生用コンテンツの書き込み完了位置まで完了していた場合は、制御部260はバッファ制御部220aに対して再生部230へのデータ転送停止を指示する。
データ転送停止の指示を受けたバッファ制御部220aは、再生部230へのデータ転送を停止する(ステップ306)。
データ転送が停止されると制御部260は再生部230に再生停止を指示する。再生停止の指示を受けた再生部230は、デマルチプレクサ部231のパケット抽出処理の停止、映像デコーダ部232の復号処理及び音声デコーダ部233の復号処理の停止を行い、通常再生用コンテンツの停止状態となる(ステップ307)。
ステップ303の後、特殊再生用コンテンツの取得処理を開始すると、制御部260はデータ取得部210に対してコンテンツ配信サーバ10への特殊再生用コンテンツの送信要求開始を指示し、指示を受けたデータ取得部210はコンテンツ配信サーバ10から特殊再生用コンテンツの取得を開始する(ステップ308)。
バッファ制御部220aはデータ取得部210で取得したデータを第2のバッファ部222にバッファリング開始する(ステップ309)。
バッファリングを開始すると第2のバッファ部222に所定量のバッファリングが完了したどうかを判定し(ステップ310)、完了していなかった場合は、ステップ310に戻り判定を継続する。完了していた場合は、通常再生コンテンツの再生状態かどうかを判定する(ステップ311)。この時のバッファ状態は図9(9−b)のようになり、書き込みアドレスが第2のバッファ部222のWP2に進んだ時点で所定量に達したと判定している。また、通常再生用コンテンツの再生が継続されているため第1のバッファ部221の読み出しアドレスがRP2に進んでいる。
ステップ311で再生状態であった場合は、ステップ306と同等のデータ転送停止(ステップ312)及びステップ307と同等の再生停止(ステップ313)を行い、通常再生用コンテンツの停止状態となる。
通常再生用コンテンツの停止状態となると、第2のバッファ部222と再生部230を接続して再生部230へのデータ転送元を第1のバッファ部221から第2のバッファ部222に切り替える(ステップ314)。
データ転送元を切り替えると、制御部260はバッファ制御部220aに対して再生部230へのデータ転送開始を指示する。
データ転送開始の指示を受けたバッファ制御部220aは、第2のバッファ部222の先頭アドレスからデータを読み出して再生部230へのデータ転送を開始する(ステップ315)。この時のバッファ状態は図9(9−c)のようになり、データ転送が開始されることで読み出しアドレスがRP3に進み、書き込みアドレスはWP3に進んでいる。
データ転送が開始されると制御部260は再生部230に再生開始を指示する。再生開始の指示を受けた再生部230は、デマルチプレクサ部231でPSIセクションパケット、映像パケット、音声パケット等の抽出を開始し、抽出した映像パケットは映像ストリームデータとして映像デコーダ部232に出力して映像デコーダ部232で復号し、表示部240に出力する。また、抽出した音声パケットは音声ストリームデータとして音声デコーダ部233に出力して音声デコーダ部233で復号し、スピーカ部250に出力する(ステップ316)。
以降は、ユーザーから再生停止が要求される、もしくはコンテンツ終端まで再生が完了するまで特殊再生用コンテンツの再生状態となる。
上記は、通常再生用コンテンツから特殊再生用コンテンツへのコンテンツ切り換え時について説明したものであるが、特殊再生用コンテンツから通常再生用コンテンツへのコンテンツ切り換え時についても同じである。
従来のコンテンツ再生装置におけるバッファ方法では、コンテンツ配信サーバからのデータ取得速度(回線速度)がバッファ部から再生部へのデータ転送速度を上回っている状態(バッファ蓄積量が100%に近い状態)でコンテンツ切り換えが発生した場合、バッファ部から再生部にデータが転送されてバッファ部に空きができるのを待ってから特殊再生用コンテンツを記憶する必要がある。そのため、回線速度が良好な場合であっても特殊再生用コンテンツが所定量の記憶されるまでに時間がかかっていた。
しかし、以上説明したように、本実施の形態に係るコンテンツ再生制御装置は、通常再生用コンテンツを再生中にユーザーが早送り、早戻し、チャプター送り等の特殊再生を要求して特殊再生用コンテンツに切り換える際、通常再生用コンテンツを記憶しているバッファとは別のバッファに特殊再生用コンテンツを記憶する。そのため、バッファの空き容量が確保されるまで特殊再生用コンテンツの記憶を待機する必要が無くなり、バッファ部に特殊再生用コンテンツが所定量記憶されるまでにかかる時間を短縮できるので、コンテンツ切り替え時に発生する映像停止期間も短縮することができ、ユーザー要求に対する応答性を高めてユーザーが感じる不快感を軽減することができる。
実施の形態3.
図10は本発明の実施の形態3の映像表示装置の構成を示すブロック図である。実施の形態3に係る映像表示装置20bのネットワークコンテンツ再生制御装置200bは、データ取得部210bと、バッファ制御部220bと、制御部260bを有している。データ取得部210bは、実施の形態1に係るネットワークコンテンツ再生制御装置200のデータ取得部210に、当該データ取得部210がコンテンツ配信サーバ10から取得するデータの取得速度を算出するデータ取得速度算出部を追加したものである。また、バッファ制御部220bは、実施の形態1に係るネットワークコンテンツ再生制御装置200のバッファ制御部220に、バッファ部221から再生部230に転送されるデータのデータ転送速度を算出するデータ転送速度算出部を追加したものである。また、制御部260bは、実施の形態1に係るネットワークコンテンツ再生制御装置200の制御部260に、特殊再生用コンテンツのバッファ部221へのバッファリングが所定量に達するまでのバッファリング完了予測時間を算出するバッファリング完了予測時間算出部と、特殊再生用コンテンツのバッファ部221へのバッファリングの開始位置を算出するバッファリング開始位置算出部とを、追加したものである。
本発明の実施の形態3のネットワークコンテンツ再生制御装置のコンテンツ再生開始時の再生制御方法については実施の形態1と同じである。
次に、本発明の実施の形態3のネットワークコンテンツ再生制御装置のコンテンツ切り換え時の再生制御方法について図11、バッファ状態について図12(12−a)及至(12−d)を一例として用いて説明する。
ユーザーが通常再生用コンテンツを再生中にリモコン30を操作して早送り、早戻し、チャプター送り等の特殊再生を要求すると(ステップ400)、データ取得速度算出部はコンテンツ配信サーバ10から取得するデータの取得速度を算出する(ステップ401)。具体的には、データ取得速度算出部は、データ取得部210bが所定データサイズAをコンテンツ配信サーバ10から取得できるまでの時間T1を計測し、所定データサイズAを時間T1で除算することによりデータ取得速度Xを算出する。
データ取得速度を算出すると、制御部260bはデータ取得部210bに対してコンテンツ配信サーバ10への通常再生用コンテンツの送信要求停止を指示し、指示を受けたデータ取得部210bは通常再生用コンテンツの取得を停止する(ステップ402)。
通常再生用コンテンツの取得を停止すると、バッファ部221に書き込まれた通常再生用コンテンツの書き込み完了位置を取得する(ステップ403)。この時のバッファ状態は図12(12−a)のようになり、WP1が通常再生用コンテンツの書き込み完了位置となる。
通常再生用コンテンツの書き込み完了位置を取得すると、データ転送速度算出部はバッファ部221から再生部230に転送されるデータのデータ転送速度を算出する(ステップ404)。具体的には、データ転送速度算出部は、バッファ制御部220bが所定時間T2の間に通常再生用コンテンツを読み出すことにより移動した、バッファ部221の読み出しアドレスのオフセット値Bを取得し、オフセット値Bを所定時間T2で除算することによりデータ転送速度Yを算出する。
データ転送速度を算出すると、バッファリング完了予測時間算出部は特殊再生用コンテンツのバッファ部221へのバッファリングが所定量に達するまでのバッファリング完了予測時間を算出する(ステップ405)。具体的には、バッファリング完了予測時間算出部は、データ取得速度算出部がステップ401で算出したデータ取得速度Xを取得し、バッファリングの所定量をCを取得した前記データ取得速度Xで除算することによりバッファリング完了予測時間Zを算出する。
バッファリング完了予測時間Zを算出すると、バッファリング開始位置算出部は、特殊再生用コンテンツのバッファ部221へのバッファリングの開始位置を算出する(ステップ406)。具体的には、バッファリング開始位置算出部は、まずステップ404で算出したデータ転送速度Xと前記バッファリング完了予測時間算出部で算出したバッファリング完了予測時間Zを取得し、バッファリング完了予測時間Zの間にバッファ部221から再生部230に転送されるデータサイズDを算出する。データサイズDは、ステップ404で算出したデータ転送速度Xとバッファリング完了予測時間ZとからD=X×Zとなる。次に、バッファ部221の読み出しアドレスを取得し、前記読み出しアドレスの位置から前記データサイズD分移動した位置をバッファリング開始位置として算出する。この時のバッファ状態は図12(12−b)のようになり、読み出しアドレスRP2にデータサイズ分(図中のデータブロック4〜6)移動させたWP2がバッファリング開始位置となる。すなわち、ステップ406において、バッファリング開始位置算出部は、データ転送速度Xに基づいて、予測時間Zの間にバッファ制御部220bが読み出す通常再生用コンテンツが書き込まれている読み出し予定領域(図12(12−b)中のデータブロック4〜6)を求め、当該読み出し予定領域のうちバッファ制御部220bが読み出していない領域に特殊再生用コンテンツが書き込まれないような位置に、特殊再生用コンテンツの書き込み開始位置を設定する。なお、ステップ406においては、特殊再生用コンテンツの書き込み開始位置を、通常再生用コンテンツの読み出しアドレスの位置からデータサイズD分移動させた位置としたが、この移動させた位置よりも後ろにある位置を、特殊再生用コンテンツの書き込み開始位置としてもよい。
なお、ステップ406で算出したバッファリング開始位置がステップ403で取得した通常再生用コンテンツの書き込み完了位置を追い越す場合は、バッファリング開始位置を前記通常再生用コンテンツの書き込み完了位置とする。
バッファリング開始位置を算出すると、特殊再生用コンテンツの取得処理と通常再生用コンテンツの再生継続処理が並行して動作する。
ステップ406の後、通常再生用コンテンツの再生継続処理を開始すると(ステップ407)、通常再生用コンテンツのデータ転送がステップ406で取得したバッファリング開始位置まで完了したかどうかを判定し(ステップ408)、完了していなかった場合は、ステップ408に戻り判定を継続する。なお、ステップ407の再生継続処理においては、通常再生用コンテンツを構成する複数のGOP(ピクチャ群)に含まれるピクチャのうち少なくとも2つ以上のピクチャ(好ましくはすべてのピクチャ)が含まれるように通常再生用コンテンツがバッファ制御部220bから読み出されて再生部230に転送され、再生部230において通常再生の速度で再生されるものとする。一方、通常再生用コンテンツのデータ転送がステップ407で取得した通常再生用コンテンツの書き込み完了位置まで完了していた場合は、制御部260bはバッファ制御部220bに対して再生部230へのデータ転送停止を指示する。
データ転送停止の指示を受けたバッファ制御部220bは、再生部230へのデータ転送を停止する(ステップ409)。
データ転送が停止されると制御部260bは再生部230に再生停止を指示する。再生停止の指示を受けた再生部230は、デマルチプレクサ部231のパケット抽出処理の停止、映像デコーダ部232の復号処理及び音声デコーダ部233の復号処理の停止を行い、通常再生用コンテンツの停止状態となる(ステップ410)。
ステップ406の後、特殊再生用コンテンツの取得処理を開始すると、制御部260bはデータ取得部210bに対してコンテンツ配信サーバ10への特殊再生用コンテンツの送信要求開始を指示し、指示を受けたデータ取得部210bはコンテンツ配信サーバ10から特殊再生用コンテンツの取得を開始する(ステップ411)。
バッファ制御部220bはデータ取得部210bで取得したデータをバッファ部221にバッファリング開始する(ステップ412)。バッファリングは、ステップ406で取得したバッファリング開始位置から開始する。
バッファリングを開始するとバッファ部221に所定量のバッファリングが完了したどうかを判定し(ステップ413)、完了していなかった場合は、ステップ413に戻り判定を継続する。完了していた場合は、通常再生コンテンツの再生状態かどうかを判定する(ステップ414)。この時のバッファ状態は図12(12−c)のようになり、書き込みアドレスがWP3に進んだ時点で所定量に達したと判定している。また、通常再生用コンテンツの再生が継続されているため読み出しアドレスがRP3に進んでいる。
ステップ414で再生状態であった場合は、ステップ409と同等のデータ転送停止(ステップ415)及びステップ410と同等の再生停止(ステップ416)を行い、通常再生用コンテンツの停止状態となる。
通常再生用コンテンツの停止状態となると、制御部260bはバッファ制御部220bに対して再生部230へのデータ転送開始を指示する。
データ転送開始の指示を受けたバッファ制御部220bは、再生部230に転送するバッファ部221の読み出しアドレスをステップ412で特殊再生用コンテンツのバッファリングを開始したバッファリング開始位置に設定する(ステップ417)。この時のバッファ状態は図12(12−d)のようになり、読み出しアドレスは特殊再生用コンテンツのバッファリングを開始したRP4に設定される。
バッファ制御部220bは、ステップ417で設定した読み出しアドレスからデータを読み出して再生部230へのデータ転送を開始する(ステップ418)。この時のバッファ状態は図12(12−e)のようになり、データ転送が開始されることで読み出しアドレスがRP5に進み、書き込みアドレスはWP5に進んでいる。
データ転送が開始されると制御部260bは再生部230に再生開始を指示する。再生開始の指示を受けた再生部230は、デマルチプレクサ部231でPSIセクションパケット、映像パケット、音声パケット等の抽出を開始し、抽出した映像パケットは映像ストリームデータとして映像デコーダ部232に出力して映像デコーダ部232で復号し、表示部240に出力する。また、抽出した音声パケットは音声ストリームデータとして音声デコーダ部233に出力して音声デコーダ部233で復号し、スピーカ部250に出力する(ステップ419)。
以降は、ユーザーから再生停止が要求される、もしくはコンテンツ終端まで再生が完了するまで特殊再生用コンテンツの再生状態となる。
上記は、通常再生用コンテンツから特殊再生用コンテンツへのコンテンツ切り換え時について説明したものであるが、特殊再生用コンテンツから通常再生用コンテンツへのコンテンツ切り換え時についても同じである。
以上、本実施の形態によれば通常再生用コンテンツを再生中にユーザーが早送り、早戻し、チャプター送り等の特殊再生を要求して特殊再生用コンテンツに切り換える際、特殊再生用コンテンツのバッファリングが所定量に達するまで通常再生用コンテンツを再生しておくために必要なデータサイズ分をデータ読み出し位置から移動させた位置に特殊再生用コンテンツを記憶する。そのため、バッファの空き容量が確保されるまで特殊再生用コンテンツの記憶を待機する必要が無くなり、バッファ部に特殊再生用コンテンツが所定量記憶されるまでにかかる時間を短縮できるので、コンテンツ切り替え時に発生する映像停止期間も短縮することができ、ユーザー要求に対する応答性を高めてユーザーが感じる不快感を軽減することができる。
なお、実施の形態2および3に係るネットワークコンテンツ再生制御装置においても、実施の形態1に係るネットワークコンテンツ再生制御装置と同様に、再生速度の異なるコンテンツに切り換わるときのみに適用されるものではなく、チャプタースキップ動作のように同一のコンテンツ内の異なる位置から再生するように切り換える場合にも適用することができる。

Claims (15)

  1. 所定の速度で再生される第1のコンテンツおよび前記所定の速度とは異なる速度で再生される第2のコンテンツを配信するコンテンツ配信サーバから、前記第1のコンテンツまたは前記第2のコンテンツを取得し再生するネットワークコンテンツ再生制御装置において、
    前記第1のコンテンツおよび前記第2のコンテンツのうちいずれのコンテンツを取得するのかを示す選択情報が入力される選択情報入力部と、
    前記選択情報入力に入力された前記選択情報に基づいて、前記コンテンツ配信サーバから前記第1のコンテンツまたは前記第2のコンテンツを取得するデータ取得部と、
    前記データ取得部が取得した前記第1のコンテンツまたは前記第2のコンテンツが書き込まれるバッファ部と、
    前記データ取得部が前記第1のコンテンツを取得しているときに前記選択情報入力部から前記第2のコンテンツを取得する旨の選択情報が入力された場合、前記バッファ部に書き込まれた前記第1のコンテンツの読み出しが完了する時、および前記バッファ部への前記第2のコンテンツの書き込み量が所定量を超える時のうち、いずれか早い方の時まで、前記第1のコンテンツを構成する複数のピクチャ群ごとに当該ピクチャ群に含まれるピクチャのうち少なくとも2つ以上のピクチャが含まれるように当該第1のコンテンツを読み出し、前記バッファ部への前記第2のコンテンツの書き込み量が所定量を超えた後に、前記バッファ部から前記第2のコンテンツの読み出しを開始するバッファ制御部と、
    前記バッファ制御部が読み出した前記第1のコンテンツを前記所定の速度で再生し、前記バッファ制御部が読み出した前記第2のコンテンツを前記異なる速度で再生する再生部と
    を備えるネットワークコンテンツ再生制御装置。
  2. 前記バッファ制御部は、前記選択情報入力部から前記第2のコンテンツを取得する旨の前記選択情報が入力された後に前記バッファ部から前記第1のコンテンツを読み出す際には、当該第1のコンテンツを構成する複数のピクチャ群に含まれるすべてのピクチャが含まれるようにすることを特徴とする請求項1に記載のネットワークコンテンツ再生制御装置。
  3. 前記バッファ部は、前記第1のコンテンツが書き込まれる第1のバッファ部と、前記第2のコンテンツが書き込まれる第2のバッファ部とを有することを特徴とする請求項1または2に記載のネットワークコンテンツ再生制御装置。
  4. 前記取得手段が前記コンテンツ配信サーバから前記第1のコンテンツを取得したときの取得速度を算出する取得速度算出部と、
    前記バッファ部から読み出された前記第1のコンテンツが前記再生部に転送される転送速度を算出する転送速度算出部と、
    前記取得速度に基づいて、前記バッファ部に前記第2のコンテンツが所定量書き込まれるまでの予測時間を算出する書き込み予測時間算出部と、
    前記データ取得部が前記第1のコンテンツを取得している状態で前記選択情報入力部から前記第2のコンテンツを取得する旨の選択情報が入力された場合、前記データ取得部が前記第2のコンテンツを取得する前に、前記転送速度に基づいて前記予測時間の間に前記バッファ制御部が読み出す前記第1のコンテンツが書き込まれている読み出し予定領域を求め、前記読み出し予定領域のうち前記バッファ制御部が読み出していない領域に前記第2のコンテンツが書き込まれないような位置に、前記第2のコンテンツの書き込み開始位置を設定する書き込み開始位置算出部とを備えること
    を特徴とする請求項1または2に記載のネットワークコンテンツ再生制御装置。
  5. 前記取得手段が前記コンテンツ配信サーバから前記第1のコンテンツを取得したときの取得速度を算出する取得速度算出部と、
    前記バッファ部から読み出された前記第1のコンテンツが前記再生部に転送される転送速度を算出する転送速度算出部と、
    前記取得速度に基づいて、前記バッファ部に前記第2のコンテンツが所定量書き込まれるまでの予測時間を算出する書き込み予測時間算出部と、
    前記データ取得部が前記第2のコンテンツを取得する前に、前記転送速度に基づいて前記予測時間の間に前記バッファ部から前記再生部に転送される転送量を算出し、前記バッファ部において直前に前記第1のコンテンツが読み出された読み出し位置から前記転送量分、移動させた位置、もしくは当該位置よりも後にある位置を、前記バッファ部における前記第2のコンテンツの書き込み開始位置として算出する書き込み開始位置算出部とを備えること
    を特徴とする請求項1または2に記載のネットワークコンテンツ再生制御装置。
  6. 所定の速度で再生されるコンテンツを配信するコンテンツ配信サーバから、前記コンテンツを取得し再生するネットワークコンテンツ再生制御装置において、
    前記コンテンツをどの位置から取得するのかを示す取得位置情報が入力される取得位置情報入力部と、
    前記取得位置情報に入力された前記取得位置情報に基づいて、前記コンテンツ配信サーバから前記コンテンツを取得するデータ取得部と、
    前記データ取得部が取得した前記コンテンツが書き込まれるバッファ部と、
    前記データ取得部が前記コンテンツを取得しているときに取得している位置とは異なる位置から前記コンテンツを取得する旨の前記取得位置情報が入力された場合、その時点において前記バッファ部に書き込まれていた前記コンテンツの取得済み部分の読み出しが完了する時、および前記バッファ部への前記異なる位置から取得した追加取得部分の書き込み量が所定量を超える時のうち、いずれか早い方の時まで、前記取得済み部分を構成する複数のピクチャ群ごとに当該ピクチャ群に含まれるピクチャのうち少なくとも2つ以上のピクチャが含まれるように当該取得済み部分を読み出し、前記バッファ部への前記追加取得部分の書き込み量が前記所定量を超えた後に、前記バッファ部から前記追加取得部分の読み出しを開始するバッファ制御部と、
    前記バッファ制御部が読み出した前記取得済み部分および前記追加取得部分を前記所定の速度で再生する再生部と
    を備えるネットワークコンテンツ再生制御装置。
  7. 前記バッファ制御部は、前記異なる位置から前記コンテンツを取得する旨の前記取得位置情報が入力された後に前記コンテンツの前記取得済み部分を読み出す際には、当該取得済み部分を構成する複数のピクチャ群に含まれるすべてのピクチャが含まれるようにすることを特徴とする請求項6に記載のネットワークコンテンツ再生制御装置。
  8. 前記バッファ部は、前記取得済み部分が書き込まれる第1のバッファ部と、前記追加取得部分が書き込まれる第2のバッファ部とを有することを特徴とする請求項6または7に記載のネットワークコンテンツ再生制御装置。
  9. 前記取得手段が前記コンテンツ配信サーバから前記取得済み部分を取得したときの取得速度を算出する取得速度算出部と、
    前記バッファ部から読み出された前記取得済み部分が前記再生部に転送される転送速度を算出する転送速度算出部と、
    前記取得速度に基づいて、前記バッファ部に前記追加取得部分が所定量書き込まれるまでの予測時間を算出する書き込み予測時間算出部と、
    前記データ取得部が前記取得済み部分を取得しているときに前記追加取得部分を取得する旨の前記取得位置情報が入力された場合、前記データ取得部が前記追加取得部分の取得を開始する前に、前記転送速度に基づいて前記予測時間の間に前記バッファ制御部が読み出す前記取得済み部分が書き込まれている読み出し予定領域を求め、前記読み出し予定領域のうち前記バッファ制御部が読み出していない領域に前記追加取得部分が書き込まれないような位置に、前記追加取得部分の書き込み開始位置を設定する書き込み開始位置算出部とを備えること
    を特徴とする請求項6または7に記載のネットワークコンテンツ再生制御装置。
  10. 前記取得手段が前記コンテンツ配信サーバから前記取得済み部分を取得したときの取得速度を算出する取得速度算出部と、
    前記バッファ部から読み出された前記取得済み部分が前記再生部に転送される転送速度を算出する転送速度算出部と、
    前記取得速度に基づいて、前記バッファ部に前記追加取得部分が所定量書き込まれるまでの予測時間を算出する書き込み予測時間算出部と、
    前記データ取得部が前記追加取得部分の取得を開始する前に、前記転送速度に基づいて前記予測時間の間に前記バッファ部から前記再生部に転送される転送量を算出し、前記バッファ部において直前に前記取得済み部分が読み出された読み出し位置から前記転送量分、移動させた位置、もしくは当該位置よりも後にある位置を、前記バッファ部における前記追加取得部分の書き込み開始位置として算出する書き込み開始位置算出部とを備えること
    を特徴とする請求項6または7に記載のネットワークコンテンツ再生制御装置。
  11. 請求項1〜10のいずれかに記載のネットワークコンテンツ再生制御装置と、
    前記再生制御装置が再生するコンテンツを表示する表示部と
    を備える映像表示装置。
  12. 所定の速度で再生される第1のコンテンツおよび前記所定の速度とは異なる速度で再生される第2のコンテンツを配信するコンテンツ配信サーバから、前記第1のコンテンツまたは前記第2のコンテンツを取得し再生するネットワークコンテンツ再生制御方法において、
    前記第1のコンテンツを取得してバッファ部に書き込み、書き込んだ前記第1のコンテンツを読み出して前記所定の速度で再生する第1の再生ステップと、
    取得するコンテンツを前記第1のコンテンツから前記第2のコンテンツに変更する変更情報が入力された場合、前記第2のコンテンツを取得して前記バッファ部に書き込む処理を開始し、前記バッファ部に書き込まれた前記第1のコンテンツの読み出しが完了する時、および前記バッファ部への前記第2のコンテンツの書き込み量が所定量を超える時のうち、いずれか早い方の時まで、前記第1のコンテンツを構成する複数のピクチャ群ごとに当該ピクチャ群に含まれるピクチャのうち少なくとも2つ以上のピクチャが含まれるように当該第1のコンテンツを前記バッファ部から読み出して前記所定の速度で再生する第2の再生ステップと、
    前記バッファ部への前記第2のコンテンツの書き込み量が所定量を超えた後に、前記バッファ部から前記第2のコンテンツを読み出して前記異なる速度で再生する第3の再生ステップと
    を備えるネットワークコンテンツ再生制御方法。
  13. 前記第2の再生ステップにおいて、取得するコンテンツを前記第1のコンテンツから前記第2のコンテンツに変更する変更情報が入力された後に前記バッファ部から前記第1のコンテンツを読み出す際には、当該第1のコンテンツを構成する複数のピクチャ群に含まれるすべてのピクチャが含まれるようにすることを特徴とする請求項12に記載のネットワークコンテンツ再生制御方法。
  14. 所定の速度で再生されるコンテンツを配信するコンテンツ配信サーバから、前記コンテンツを取得し再生するネットワークコンテンツ再生制御方法において、
    前記コンテンツを取得してバッファ部に書き込み、書き込んだ前記コンテンツを読み出して前記所定の速度で再生する第1の再生ステップと、
    前記コンテンツを取得する位置を変更する変更情報が入力された場合、前記変更情報に基づいて変更した位置から前記コンテンツを取得して前記バッファ部に書き込む処理を開始し、前記変更情報が入力されるまでに前記バッファ部に書き込まれた前記コンテンツの読み出しが完了する時、および前記バッファ部への前記変更した位置から取得を開始した前記コンテンツの書き込み量が所定量を超える時のうち、いずれか早い方の時まで、前記変更情報が入力されるまでに前記バッファ部に書き込まれた前記コンテンツを構成する複数のピクチャ群ごとに当該ピクチャ群に含まれるピクチャのうち少なくとも2つ以上のピクチャが含まれるように当該コンテンツを前記バッファ部から読み出して前記所定の速度で再生する第2の再生ステップと、
    前記バッファ部への前記変更した位置から取得を開始した前記コンテンツの書き込み量が所定量を超えた後に、前記バッファ部から前記変更した位置から取得を開始した前記コンテンツを読み出して前記所定の速度で再生する第3の再生ステップと
    を備えるネットワークコンテンツ再生制御方法。
  15. 前記第2の再生ステップにおいて、前記コンテンツを取得する位置を変更する変更情報が入力された後に前記バッファ部から前記変更情報が入力されるまでに書き込まれた前記コンテンツを読み出す際には、当該コンテンツを構成する複数のピクチャ群に含まれるすべてのピクチャが含まれるようにすることを特徴とする請求項12に記載のネットワークコンテンツ再生制御方法。
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