JP5536779B2 - 移動体デバイス上で映像を再生するための方法及びシステム - Google Patents
移動体デバイス上で映像を再生するための方法及びシステム Download PDFInfo
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Description
−放送サーバに関連付けられた第1の入力ストリームから、第1の識別子に関連付けられた第1のフレームを受信するステップと、
−第1のフレームを第1のキューに格納するステップと、
−第1のキューからの映像フレームのデキューが停止された第1のイベントを検出するステップと、
−第1のキューの負荷が第1の所定の閾値を超えた第2のイベントを検出するステップと、
−外部サーバ上にホストされる第2の外部キューに放送サーバからの映像フレームを録画することを指示する第1のメッセージを出力メッセージ・ハンドラに送信するステップと、
−第2の識別子に関連付けられた第2のフレームが第2の外部キューに格納されたことを示す第2のメッセージを受信するステップと、
−第1のキューからの映像フレームのデキューが開始された第3のイベントを検出するステップと、
−以前に録画された映像フレームをストリーミングすることを外部サーバに指示する第3のメッセージを出力メッセージ・ハンドラに送信するステップと
を含む。
−ネットワークに接続するように適合されたポータブル・コンピュータ・システム(100)と、
−ネットワーク上に映像フレームを放送する放送サーバ(103)と、
−ネットワークに接続するように適合された、映像フレームの録画及びストリーミングのためのネットワーク・パーソナル映像サーバ(105)と
を含む。
ポータブル・コンピュータ・システム(100)は、
−放送映像フレームのストリームに接続するための放送映像ソース(110)と、
−映像フレームのストリームを受信するためのリアルタイム・ストリーミング・プロトコル(RTSP)映像ソース(115)と、
−映像フレームを格納するための映像バッファ(120)と、
−ストリーミング・メディア・サーバを遠隔的に制御するためのRTSPコマンドを送信するため、及びポータブル・コンピュータ・システムの他のコンポーネントにコマンドを送信するためのコマンド・ハンドラ(125)と、
−映像フレームを再生するためのプレーヤ(130)と、
−ユーザからの入力を受信するためのキーボード(140)と
を含む。
−映像チャンネルの再生の「開始(Start)」。
−映像チャンネルの再生の「停止(Stop)」(1つのチャンネルから別のチャンネルへザッピングするには、まず、最初のチャンネルを「停止」し、次いで新たなチャンネルを「開始」する必要がある)。
−「一時停止(Pause)」。これは(例えば通話中に)画面上の画像を静止させるが、映像バッファを選択されたTVチャンネルから受信した画像で満たすことは続ける。
−「再生(Play)」は《一時停止》の後で再生を再開するために用いることができ、この場合には、本発明の実施形態によるシステムは、映像が一時停止されたところから再開するために、映像をタイム・シフト・モードで再生することになるが、このコマンドはTVチャンネルの通常の受信には影響を及ぼさず、ユーザによって生成されても無視される。
−「早送り(Fast Forward)」は録画されたチャンネルをより高速で、例えば4倍速、6倍速、8倍速、又は他のいずれかの速度で再生することを可能にする。「早送り」モードにおいて全ての録画された映像画像が消費されると、端末は自動的に通常モードに切り換えられ、選択されたTVチャンネルが同期的に再生される。「早送り」モード中の「再生」コマンドは録画されたチャンネルの再生を通常速度で再開し、一方、《一時停止》は画面の画像を静止させる。
−放送サーバ(103)によって放送されるライブ・フィード(200)又は放送ストリーム。
−ネットワーク・パーソナル映像サーバ(105)によってストリーミングされる遠隔ストリーム(220)。
−映像バッファ(120)からストリーミングされるローカル・ストリーム(230)。
全てのストリームは映像フレームのシーケンスを含む。各々の映像フレームは、フレーム識別子、即ちフレームidに関連付けられる。このフレームidを用いて、特定の映像フレームが一意に識別される。これは典型的には数値である。遠隔ストリーム(220)及びローカル・ストリーム(230)は両方共、放送ストリームからのコピーであるので、ローカル・ストリーム(230)又は遠隔ストリーム(220)の中のどの映像フレームについても、同じフレームidを有する対応する映像フレームがライブ・フィード(200)の中に存在する。本発明の実施形態によれば、ポータブル・コンピュータ・システム(100)は、映像をタイム・シフト・モードで再生するときにローカル・ストリーム(230)から遠隔ストリーム(220)に切り換える。ローカル映像バッファ(120)の中に含まれる最後の映像フレームは、ネットワーク・パーソナル映像サーバ(105)によってストリーミングされる遠隔ストリーム(220)の中の最初の映像フレームと共通のフレームidを共有する。連続する映像フレームのidの値は、時間(205)の関数として設定することができる。典型的な関数は、連続する映像フレーム毎にフレームidを1ずつ増やすことである。映像フレームは、選択されたエンコード方式に従って、Iフレーム、Pフレーム、又はSフレームとすることができる。
−指示を送信する操作者(300)と、
−ポータブル・コンピュータ・システム(100)又は移動体機器と、
−コマンド・ハンドラ(125)と、
−プレーヤ(130)と、
−映像バッファ(120)と、
−放送サーバ(103)によって送信された映像放送ストリーム(320)と、
−パーソナル・ビデオ・レコーダ(PVR)又はビデオ・オン・デマンド(VOD)サーバとも呼ばれるネットワーク・パーソナル映像サーバ(105)と
を含む。
操作者(300)は、ユーザ入力デバイス(例えばキーボード(140))によって、コマンド・ハンドラ(125)に以下の指示、
−チャンネルyを再生するための「チャンネルy再生」(340)、
−チャンネルyの再生を一時的に停止するための「チャンネルy一時停止」(350)、
−選択されたチャンネル、ここではチャンネルyの再生を再開するための「再生」(360)
を送信することができる。
映像放送ストリーム(320)は、フレームid x(322)、フレームid x+6(326)、フレームid n(327)を有する映像フレーム(322、326、327)を含み、以下同様である。
コマンド・ハンドラ(125)は以下のコマンドを送信する。
−放送映像ソース(110)に対する、放送フレーム又はライブ・フィード(200)を映像バッファ(120)内に格納する「放送受信開始」(341)。
−プレーヤ(130)に対する、「再生開始」(342)及び「再生停止」(351)。
−ネットワーク・パーソナル映像サーバ(105)に対する、ネットワーク・パーソナル映像サーバ(105)に特定のチャンネル、ここではチャンネルy、を録画するように命令するための「チャンネル録画開始」(352)。
−映像バッファ(120)に対して、指定のフレームidを有する映像フレーム、ここではフレームid x+6及びフレームid x+7を有するフレームをストレージから廃棄するように命令するために送信される「フレーム廃棄」(356)。コマンド・ハンドラ(125)は、放送映像ソース(110)に対しても、放送ストリーム(320)からの切断を命令する。
−ネットワーク・パーソナル映像サーバ(105)に対して、指示される値、ここではx+6よりも大きい又はそれと等しい値を有するフレームidの映像フレームをストリーミングするように命令するために送信される「フレームidのRTSP再生」(364)。
コマンド・ハンドラ(125)は、ネットワーク・パーソナル映像サーバ(105)からのメッセージ、即ち、指定のフレームid(ここではx+6)を有する映像フレームがライブ・フィード(200)から正しく録画されたことを通知する「フレームid通知」(354)を受信する。
−ポータブル・コンピュータ・システム(100)が、再生する(401)TVチャンネルが選択されるまでアイドル状態のままでいる、「アイドル」状態(400)。
−放送映像の再生中、又は同期TVチャンネル再生中の状態である、「放送再生」状態(410)。
−コマンド・ハンドラ(125)によって「一時停止」コマンドが受信された後の状態である、「一時停止」状態(420)。この状態においては、放送映像ストリームは、映像バッファ(120)、ネットワーク・パーソナル映像サーバ(105)、又はその両方に録画される。
−録画されたライブ・フィード(200)の再生(タイム・シフト・モード)に対応する、「シフト再生」状態(430)。
−録画されたライブ・フィード(200)の再生(タイム・シフト・モード)を早送りで行うことに対応する「早送り再生」状態(440)。
−システムの電源が投入された時点である、「開始」状態(450)。
システムが「アイドル」状態(400)にあり、かつ「再生」コマンド(401)が受信されたときには、システムは、「放送再生」状態(410)に入る。
システムが「放送再生」状態(410)にあり、かつ
−「停止」コマンド(411)が受信されたときには、システムは「アイドル」状態(400)に入り、
−「一時停止」コマンド(412)が受信されたときには、システムは「一時停止」状態(420)に入る。
システムが「一時停止」状態(420)にあり、かつ
−「停止」コマンド(421)が受信されたときには、システムは「アイドル」状態(400)に入り、
−「再生」コマンド(422)が受信されたときには、システムは「シフト再生」状態(430)に入る。
システムが「シフト再生」状態(430)にあり、かつ
−「一時停止」コマンド(432)が受信されたときには、システムは「一時停止」状態(420)に入り、
−「停止」コマンド(433)が受信されたときには、システムは「アイドル」状態(400)に入り、
−「早送り」コマンド(434)が受信されたときには、システムは「早送り再生」状態(440)に入る。
システムが「早送り再生」状態(440)にあり、かつ
−「再生」コマンド(442)が受信されたときには、システムは「シフト再生」状態(430)に入り、
−「停止」コマンド(443)が受信されたときには、システムは「アイドル」状態(400)に入り、
−「再同期(resynch)」コマンド(441)が受信されたときには、システムは「放送再生」状態(410)に入り、このような「再同期」コマンドは、システムが放送ストリームと再同期し、放送されているチャンネルの再生を同期モードで開始するために命令されるものであり、
−「一時停止」コマンド(444)が受信されたときには、システムは「一時停止」状態(420)に入る。
電源が投入されたとき、ポータブル・コンピュータ・システム(100)は「開始」状態(450)に入る。「アイドル」状態(400)に入るために、システムは「初期化(init)」アクション(451)を実行する。
−「開始」状態(450)と、
−「初期化」ステップ(510)と、
−「アイドル
」状態(400)と、
−チャンネルxを再生する命令を受信することによって始動される「チャンネルx再生」ステップ(530)と、
−放送映像フレームの受信が開始されたことを示すイベントを生成することを含む、「放送受信開始」ステップ(540)と、
−「放送再生」状態(410)と
を含む。
−「放送再生」状態(410)と、
−「停止」コマンドの受信又は「停止」イベントの検出によって始動される「停止」ステップ(610)と、
−放送映像フレームの受信が停止されたことを示すイベントを生成することを含む、「放送受信停止」ステップ(620)と、
−「映像バッファを空にする」ステップ(630)と、
−「アイドル」状態(400)と、
−「一時停止」コマンドの受信又は「一次停止」イベントの検出によって始動される「一時停止」ステップ(650)と、
−「タイマーT1セット」ステップ(660)と、
−「一時停止」状態(420)と
を含む。
「放送再生」状態(410)にある間は、2つのイベントを受信することができる。即ち、
−「停止」ステップ(610)をトリガする「停止」イベント。これは以前に選択されたチャンネルで映像バッファを満たすことを停止させる(620)。次に映像バッファ(120)はバッファ消去される(630)。最後に、移動体端末が「アイドル」状態(400)にセットされる。
−「一時停止」ステップ(650)をトリガする「一時停止」イベント。これはTV画像を静止させ、TVチャンネルの録画を開始する。次いで、映像バッファ(120)の空きレベル(filling level)を定期的に制御するため、及び所定の閾値に達したかどうかをチェックするために、タイマーT1が作動される(660)。次いでポータブル・コンピュータ・システム(100)は「一時停止」状態(420)に入る。
−「一時停止」状態(420)と、
−タイマーT1が期間満了になったイベントの検出に対応する「タイマー期間満了」ステップ(710)と、
−映像バッファ(120)の負荷をチェックする「映像バッファ閾値超過」ステップ(715)と、
−「タイマーT1セット」ステップ(720)と、
−「サーバ映像録画開始」ステップ(725)と、
−ネットワーク・パーソナル映像サーバ(105)が指示されたフレームidを有する映像フレームの録画に成功したことを示すイベント又はメッセージを、コマンド・ハンドラ(125)が受信することによって始動される「映像フレームid録画通知」ステップ(730)と、
−ポータブル・コンピュータ・システム(100)を更新するための「フレームid保存」ステップ(731)と、
−放送映像フレームの受信が停止されたことを示すイベントを生成することを含む「放送映像受信停止」ステップ(735)と、
−「タイマーT1キャンセル」ステップ(736)と、
−「停止」コマンド(421)を受信することによってトリガされる「停止」ステップ(740)と、
−サーバ録画がアクティブであるかどうかをチェックするステップ(745)と、
−サーバ映像録画を停止するステップ(750)と、
−映像バッファを空にするステップ(755)と、
−「アイドル」状態(400)と、
−「再生」コマンド(422)を検出することによってトリガされる「再生」ステップ(760)と、
−「タイマーT1キャンセル」ステップ(775)と、
−「シフト再生」状態(430)と
を含む。
−映像バッファ(120)の負荷を所定の閾値に対してチェックしなければならないこと(715)を示す「タイマーT1期間満了」(710)。閾値を超えていれば、ネットワーク・パーソナル映像サーバ(105)に対して映像録画を開始(725)させるコマンド(352)が送信される。負荷がまだ閾値より下であれば、再びT1が期間満了したときに同じチェックが行われるように、タイマーT1がセットされる(720)。システムは「一時停止」状態(420)に留まる。
−「録画開始」要求(352)の受信により、ネットワーク・パーソナル映像サーバ(105)によって映像フレームが録画されることに対応するイベント(730)。最初のサーバ・フレームidがローカルに保存され、最初のサーバ・フレームidと等しいか又はそれより大きいidを有する全てのフレームは映像バッファ(120)から廃棄される(731)。放送映像の受信を停止するためのコマンドが送信され(735)、それ以上映像バッファ(120)が放送映像フレームによって満たされることはないので、タイマーT1がキャンセルされる(736)。システムは「一時停止」状態(420)に留まる。
−「停止」コマンド(421)の発行に対応する「停止」イベント(740)。コマンド・ハンドラ(125)は次に、サーバ録画がアクティブであるかどうかをチェックする(745)。アクティブである場合には、コマンド・ハンドラ(125)はそれを停止し(750)、映像バッファを空にする(755)。アクティブでない場合には、コマンド・ハンドラ(125)は直ちに映像バッファを空にする(755)。代替的に、録画された映像フレームを後で再生する可能性を残したいと望む場合には、映像バッファ(120)を空にするステップ(755)を回避することができる。次いで、システムは「アイドル」状態(400)に入る。
−「再生」コマンド(422)の発行によってトリガされる「再生」イベント(760)。バッファは満たされるのと同じ速度で読み出されるので、コマンド・ハンドラ(125)はタイマーをキャンセルする(775)。次いで、システムは「シフト再生」状態(430)に入る。
−「シフト再生」状態(430)と、
−サーバ録画がアクティブであるかどうかをチェックする判定ステップ(805)と、
−映像バッファ(120)内の最後の映像フレームのidを格納するステップ(806)と、
−ネットワーク・パーソナル映像サーバ(105)に、指示されたフレームidより大きい識別子を有する映像フレームのストリーミングを開始するように命令するステップ(807)と、
−「一時停止」イベントを検出することによってトリガされる「一時停止」ステップ(810)と、
−サーバ録画がアクティブかどうかをチェックする判定ステップ(815)と、
−タイマーT1を指定された時間値にセットするステップ(820)と、
−ネットワーク・パーソナル映像サーバ(105)に映像フレームのストリーミングを停止するように命令するステップ(825)であって、「RTSP停止(RTSP Stop)」コマンドとして実装することができる、ステップ(825)と、
−「停止」コマンド(433)の発行によってトリガされる「停止」ステップ(830)と、
−サーバ録画がアクティブかどうかをチェックする判定ステップ(835)と、
−放送映像フレームの受信が停止されたことを示すイベントを生成することを含む、「放送映像受信停止」ステップ(840)と、
−「タイマーT1キャンセル」ステップ(845)と、
−サーバ映像録画を停止するステップ(855)と、
−映像バッファを空にするステップ(850)と、
−「アイドル」状態(400)と、
−「早送り」コマンド(434)を検出したことに応答した「早送り」ステップ(870)と、
−「再生タイマーセット」ステップ(875)と、
−「早送り再生」状態(440)と
を含む。
−操作者(300)による「一時停止」コマンド(432)の発行又は別のシステム・イベント、例えば電話の着信、テキスト・メッセージ又はマルチメディア・メッセージの受信、ポータブル・コンピュータ・システム(100)が衝撃を受けたことなどによってトリガされる、「一時停止」イベント(810)。システムは次にサーバ録画がアクティブであるかどうかをチェックする(815)。サーバ録画がアクティブであれば、コマンド「RTSP停止」がネットワーク・パーソナル映像サーバ(105)に送信される(825)。アクティブでなければ、映像バッファ(120)の負荷の検証ができるようにタイマーT1がセットされる(820)。両方の場合共、システムはその後「一時停止」状態(420)に入る
−「停止」コマンド(433)の発行によってトリガされる「停止」イベント(830)。「サーバ録画」がアクティブであれば(835)、コマンド「録画停止」がネットワーク・パーソナル映像サーバ(105)に送信される(855)。アクティブでなければ、放送映像フレームの受信が停止され(840)、タイマーT1がキャンセルされる(845)。両方の場合共、次いで映像バッファが空にされ(850)、システムは「アイドル」状態(400)に入る
−「早送り」コマンド(434)によってトリガされる「早送り」イベント(870)。再生タイマーはフレーム間時間に対応する時間値にセットされる(875)。システムは「早送り再生」状態(440)に入る。
−「早送り再生」状態(440)と、
−「一時停止」イベントが検出されたことによってトリガされる「一時停止」ステップ(910)と、
−サーバ録画がアクティブかどうかをチェックする判定ステップ(915)と、
−タイマーT1を指定された時間値にセットするステップ(917)と、
−ネットワーク・パーソナル映像サーバ(105)に映像フレームのストリーミングを停止するように命令するステップ(918)であって、「RTSP停止」コマンドとして実装することができる、ステップ(918)と、
−「再生」イベントを検出することによってトリガされる「再生」ステップ(920)と、
−サーバ録画がアクティブかどうかをチェックする判定ステップ(922)と、
−ネットワーク・パーソナル映像サーバ(105)に映像フレームのストリーミングを開始するように命令するステップ(925)であって、「RTSP再生」コマンドとして実装することができる、ステップ(925)と、
−「停止」コマンド(433)の発行によってトリガされる「停止」ステップ(930)と、
−サーバ録画がアクティブかどうかをチェックする判定ステップ(935)と、
−放送映像フレームの受信が停止されたことを示すイベントを生成することを含む、「放送映像受信停止」ステップ(940)と、
−「タイマーT1キャンセル」ステップ(945)と、
−サーバ映像録画を停止するステップ(955)と、
−映像バッファを空にするステップ(950)と、
−「アイドル」状態(400)と、
−内部システム・イベント又はネットワーク・パーソナル映像サーバ(105)によってトリガされる「再同期」ステップ(960)と、
−「映像バッファを空にする」ステップ(961)と、
−「放送受信開始」ステップ(965)と、
−「放送再生」状態(410)と、
−以前にセットされた再生タイマー(875)の期間満了によってトリガされる「再生タイマー」ステップ(970)と、
−映像バッファ(120)内の最後の映像フレームの識別子の値を含むローカル変数の値を検索するステップ(975)と、
−プレーヤ(130)によって早送りモードで再生すべき次のフレームが映像バッファ(120)内で入手可能かどうかをチェックする判定ステップ(980)と、
−サーバ録画がアクティブかどうかをチェックする判定ステップ(982)と、
−ネットワーク・パーソナル映像サーバ(105)に対して、指示されたフレームidから開始して映像フレームを早送りモードでストリーミングするように命令するメッセージを生成する、「RTSP早送り開始」ステップ(985)と、
−映像バッファ(120)内に格納された映像フレームを指示されたフレーム識別子を有する映像フレームから開始して再生するため、及び「再生タイマー」をセットするためのステップ(990)と
を含む。
−「一時停止」コマンド(444)の発行によってトリガされる「一時停止」イベント(910)。システムは次にサーバ録画がアクティブであるかどうかをチェックする(915)。サーバ録画がアクティブであれば、コマンド「RTSP停止」がネットワーク・パーソナル映像サーバ(105)に送信される(918)。アクティブでなければ、映像バッファ(120)の負荷の検証ができるようにタイマーT1がセットされる(917)。両方の場合共、システムはその後「一時停止」状態(420)に入る。
−「再生」コマンド(442)の発行によってトリガされる「再生」イベント(920)。システムは次にサーバ録画がアクティブであるかどうかをチェックする(922)。サーバ録画がアクティブであれば、コマンド「RTSP再生」がネットワーク・パーソナル映像サーバ(105)に送信される(925)。次いで、システムは「シフト再生」状態(430)に入る。サーバ録画がイナクティブである場合には、システムは直接「シフト再生」状態(430)に入る。
−「停止」コマンド(433)の発行によってトリガされる「停止」イベント(930)。サーバ録画がアクティブであれば(935)、コマンド「録画停止」がネットワーク・パーソナル映像サーバ(105)に送信される(955)。アクティブでなければ、放送映像フレームの受信が停止され(940)、タイマーT1がキャンセルされる(945)。両方の場合共、次いで映像バッファが空にされ(950)、システムは「アイドル」状態(400)に入る。
−早送りモードでストリーミングされる次の映像フレームが放送サーバ(103)によって放送される映像フレームと同期しているときにネットワーク・パーソナル映像サーバ(105)によって送信される、「再同期」イベント(960)。次いで映像バッファ(120)は空にされ(961)、受信された放送フレームで映像バッファ(120)を満たすように、「放送受信開始」コマンドが送信される(965)。次いで、システムは「放送再生」状態(410)に入る。
−ローカルの映像バッファ(120)内又はネットワーク・パーソナル映像サーバ(105)によって管理される遠隔ストレージ内のいずれかにある映像フレームが消尽したかどうかをチェックするためにトリガされる「再生タイマー」イベント(970)。再生タイマーが期間満了すると、再生すべき映像フレームが映像バッファ(120)から抽出され、ローカル変数が映像バッファ(120)内の最後の映像フレームのフレーム識別子(フレームId)で初期化される。「フレームId+n」と等しいフレーム識別子を有する次に再生すべきフレームが映像バッファ(120)内で入手可能かどうかを検証するためのチェックが実行され(980)、ここで「n」は早送りでスキップされるフレームの数に予測係数を乗じた値である。「フレームId+n」が映像バッファ(120)内にあれば、フレーム識別子「フレームID」を有する映像フレームが再生され、「再生タイマー」は再初期化され(990)、システムは「早送り再生」状態(440)に留まる。「フレームId+n」が映像バッファ(120)に存在せず、且つサーバ録画がアクティブである場合には(982)、「RTSP早送りをフレーム「フレームId+n」から開始」が映像サーバに送信され(985)、次に、以前に抽出された「フレームID」が再生され、「再生タイマー」が再初期化される(990)。「フレームId+n」がバッファ内に存在せず、「サーバ録画」がアクティブでない場合は、その時点で早送りと放送映像ストリームとが同期していることを意味する。その場合は映像バッファ(120)が空にされ(961)、受信された放送映像フレームで映像バッファ(120)を満たすように、「放送受信開始」が送信される(965)。次いで、システム状態は「放送再生」状態(410)にセットされる。
103:放送サーバ
105:ネットワーク・パーソナル映像サーバ
110:放送映像ソース
115:RTSP映像ソース
120:映像バッファ
125:コマンド・ハンドラ
130:プレーヤ
140:キーボード
Claims (8)
- 各々がフレーム識別子に関連付けられた映像フレームを再生するための方法であって、コンピュータが、
放送サーバからの前記映像フレームの入力ストリームを受信するステップであって、前記映像フレームは、第1のフレーム識別子に関連付けられた第1のフレームを含む、前記受信するステップと、
前記第1のフレームを含む前記映像フレームを第1のキューに格納するステップと、
前記第1のキューから前記映像フレームをデキューすることによって前記映像フレームを再生するステップと、
前記第1のキューから前記映像フレームをデキューすることが停止された第1のイベントを検出するステップと、
前記第1のキューの負荷が第1の所定の閾値を超えた第2のイベントを検出するステップと、
外部サーバ上にホストされる第2の外部キューに前記放送サーバからの前記映像フレームを録画することを指示する第1のメッセージを出力メッセージ・ハンドラに送信するステップと、
第2のフレーム識別子に関連付けられた第2のフレームが前記第2の外部キューに格納されたことを示す第2のメッセージを受信するステップであって、前記第2のメッセージは、前記第2のフレーム識別子に関連付けられた第2のフレームが正しく録画されたことを通知するフレームid通知であり、且つ前記外部サーバから送信されたものである、前記第2のメッセージを受信するステップと、
前記第1のキューからの映像フレームをデキューすることが開始された第3のイベントを検出するステップと、
以前に録画された映像フレームをストリーミングすることを前記外部サーバに指示する第3のメッセージを前記出力メッセージ・ハンドラに送信するステップと
を実行することを含む、前記方法。 - 前記第3のメッセージを送信する前記ステップにおいて、前記外部サーバによって送信される前記映像フレームが、前記第2のフレーム識別子の数値よりも大きい又はそれに等しい数値を有する更なるフレーム識別子に関連付けられる、請求項1に記載の方法。
- 前記第2のメッセージを受信する前記ステップの後で、
前記コンピュータが、
前記第2のフレーム識別子の数値よりも大きい又はそれに等しい数値を有するフレーム識別子に関連付けられた映像フレームを、前記第1のキューから廃棄するステップ
を実行することを含む、請求項1又は2に記載の方法。 - 前記コンピュータが、
前記入力ストリームから、第3のフレーム識別子に関連付けられた第3のフレームを受信するステップ
を実行することをさらに含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。 - 前記第3のイベントを検出する前記ステップの後で、
前記コンピュータが、
前記第1のキューの負荷が第2の所定の閾値を下回った第4のイベントを検出するステップ
を実行することを含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。 - 請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法の各ステップを実行するように適合された手段を備えているコンピュータ。
- コンピュータに請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法の各ステップを実行させるためのコンピュータ・プログラム。
- 請求項7に記載のコンピュータ・プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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