JP2011176422A - 制御装置および通信システム - Google Patents

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Yuichiro Segawa
雄一朗 瀬川
Hirobumi Nakayama
博文 中山
Tetsuhisa Ohori
哲央 大堀
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Abstract

【課題】複数のチャネルから一のチャネルを選択し、選択したチャネルで複数の装置と通信を行う際に、各装置に対して同じチャネルで通信を行い、電波干渉を回避する。
【解決手段】宅内制御装置ZCと家電制御アダプタZRは、複数のチャネル毎にチャネルの通信状態を検知し、検知した通信状態をチャネル毎に記憶する。宅内制御装置ZCは、家電制御アダプタZRから、チャネル毎の通信状態を取得する。宅内制御装置ZCは、記憶しているチャネル毎の通信状態と、家電制御アダプタZRから取得したチャネル毎の通信状態から、通信状態が良好なチャネルを選別する。宅内制御装置ZCは、選別したチャネルの中から一のチャネルを選択し、選択したチャネルで家電制御アダプタZRとの通信ネットワークを構築する。
【選択図】図1

Description

本発明は、無線通信で使用するチャネルを決定する技術に関する。
無線通信で使用するチャネルを決定する発明として、特許文献1に開示された発明がある。この発明に係る無線通信装置は、無線通信で使用中のチャネルの通信状態が悪化すると、使用する周波数が一番高いチャネルに切り替え、チャネルを指定する情報を受信するのを待つ。無線通信装置は、チャネルを指定する情報を受信すると、通信で使用するチャネルを受信した情報で指定されるチャネルに切り替えて通信を行う。
特開2009−44384号公報
特許文献1に開示された発明においては、使用しているチャネルで通信状態が悪化してもチャネルを切り替えて通信を続けることができる。しかしながら、特許文献1に開示されている発明においては、以下のような問題が発生する虞がある。例えば、複数の通信装置と通信を行う場合、ある通信装置に対しては通信状態が良好であるが、他の通信装置に対しては通信状態が悪化して通信が行えなくなる場合がある。ここで、チャネルを切り替え、通信が行えなくなった通信装置との通信を再開するという方法もあるが、一方、良好に通信を行えていた通信装置においては、切り替えたチャネルにおいて電波干渉があると通信が行えなくなることがある。
本発明は、上述した背景の下になされたものであり、複数のチャネルから一のチャネルを選択し、選択したチャネルで複数の装置と通信を行う際に、各装置に対して同じチャネルで通信を行い、電波干渉を回避することを目的とする。
本発明は、複数のチャネルを使用可能であり、前記複数のチャネルのいずれかで無線通信を行う通信手段と、前記複数のチャネル毎にチャネルの通信状態を検知する検知手段と、前記検知手段で検知した通信状態を表す情報を、前記複数のチャネル毎に記憶する記憶手段と、前記通信手段の通信相手となるデバイスが検知した前記複数の各チャネルの通信状態を示す情報を、前記通信手段で取得する取得手段と、前記記憶手段に記憶されている前記情報と前記取得手段で取得した前記情報とから、前記複数のチャネルにおいて通信に使用するチャネルを選別する選別手段と、前記選別手段で選別されたチャネルのいずれかを選択し、選択したチャネルで前記通信手段に通信を行わせる制御手段とを有する制御装置を提供する。
本発明の制御装置においては、前記通信手段が前記デバイスと通信を行えない場合、前記選別手段は、通信が行えなかった時に使用していたチャネルを、通信に使用するチャネルに選別しない構成としてもよい。
また、本発明の制御装置においては、前記検知手段は、検知した通信状態を表す数値を前記複数のチャネル毎に生成し、前記記憶手段は、前記検知手段が生成した前記数値を前記複数のチャネル毎に記憶し、前記取得手段は、前記デバイスが検知した前記通信状態を表す数値を前記デバイスから取得し、前記選別手段は、前記記憶手段に記憶された数値と前記取得手段が取得した数値との演算結果から、チャネルの選択の順位を決定し、前記制御手段は、前記選択の順位に従ってチャネルを選択する構成としてもよい。
また、本発明に制御装置においては、前記通信手段は、繰り返し前記情報を受信する構成としてもよい。
また、本発明は、複数のチャネルを使用可能であり、前記複数のチャネルのいずれかで無線通信を行う第1通信手段と、前記複数のチャネル毎にチャネルの通信状態を検知する第1検知手段と、前記第1検知手段で検知した通信状態を表す情報を、前記複数のチャネル毎に記憶する第1記憶手段と、前記通信手段の通信相手となるデバイスが検知した前記複数の各チャネルの通信状態を示す情報を、前記第1通信手段で取得する取得手段と、前記第1記憶手段に記憶されている前記情報と前記取得手段で取得した前記情報とから、前記複数のチャネルにおいて通信に使用するチャネルを選別する選別手段と、前記選別手段で選別されたチャネルのいずれかを選択し、選択したチャネルで前記第1通信手段に通信を行わせる制御手段と、を有する制御装置と、前記複数のチャネルを使用可能であり、前記複数のチャネルのいずれかで無線通信を行う第2通信手段と、前記複数のチャネル毎にチャネルの通信状態を検知する第2検知手段と、前記第2検知手段で検知した通信状態を表す情報を前記複数のチャネル毎に記憶する第2記憶手段と、前記第2記憶手段に記憶された情報を、前記第2通信手段で前記制御装置へ提供する提供手段と、前記第1通信手段が使用しているチャネルで前記第2通信手段に通信を行わせる第2制御手段と、を有するデバイスとを有する通信システムを提供する。
本発明によれば、複数のチャネルから一のチャネルを選択し、選択したチャネルで複数の装置と通信を行う際に、各装置に対して同じチャネルで通信を行い、電波干渉を回避することができる。
本発明の一実施形態に係る装置を示した図。 宅内制御装置ZCのハードウェア構成を示した図。 家電制御アダプタZRのハードウェア構成を示した図。 電源が入れられた時の動作を説明するための図。 状態テーブルの内容を示した図。 チャネルを選択する時の動作を説明するための図。 状態テーブルの内容を示した図。 状態テーブルの内容を示した図。 チャネルを選択する時の動作を説明するための図。 通信不可テーブルの内容を示した図。 状態テーブルの内容を示した図。 本発明の変形例に係る状態テーブルの内容を示した図。
[実施形態]
(全体構成)
図1は、本発明の実施形態に係る装置を示した図である。宅内制御装置ZCは、通信回線NW(例えば、インターネットや電話回線)に接続され、通信回線NWに接続された他の装置とデータ通信を行う装置である。宅内制御装置ZCは、家屋内に設置される。
家電制御アダプタZR1と家電制御アダプタZR2は、空気調節装置(所謂エアコン)や照明器具などの家電製品を制御する装置である。家電制御アダプタZR1と家電制御アダプタZR2は、家電製品に接続され、接続されている家電製品の電源のオン/オフを制御する。また、家電制御アダプタZR1と家電制御アダプタZR2は、無線通信により宅内制御装置ZCと通信を行う。また、家電制御アダプタZR1や家電制御アダプタZR2は、その他の家電制御アダプタと宅内制御装置ZCとの間の通信を中継する機能を備える。なお、家電制御アダプタZR1と家電制御アダプタZR2は同じハードウェア構成であるため、以下、各々を特に区別する必要がない場合には、符号の末尾の数字を省略する。
本実施形態においては、宅内制御装置ZCは、データ通信が可能な携帯電話機と通信回線NWを介して通信を行い、家電製品の電源をオンさせる指示やオフさせる指示を携帯電話機から受信する。宅内制御装置ZCは、携帯電話機から指示を受け取ると、電源のオンまたはオフを指示された家電製品が接続されている家電制御アダプタZRと通信を行い、電源のオンまたはオフの指示を家電制御アダプタZRに送信する。この指示を受信した家電制御アダプタZRは、接続されている家電製品の電源のオン/オフを家電製品に対して指示する。
なお、本実施形態においては、無線通信の物理層とデータリング層は、IEEE 802.15.4に従い、ネットワーク層以上の層は、ZigBee(登録商標)と呼ばれる通信規格に従う。また、本実施形態においては、無線通信で使用される周波数帯は、2.4GHz帯であり、各装置は、11チャネルから26チャネルまでの16のチャネルを使用して通信を行う。また、宅内制御装置ZCは、ZigBeeの通信ネットワークにおけるコーディネータとして機能し、家電制御アダプタZRは、ZigBeeの通信ネットワークにおけるルータとして機能する。また、図1においては、2つの家電制御アダプタZRが示されているが、一つの宅内制御装置ZCと通信を行う家電制御アダプタZRの数は、2つに限定されるものではなく3つ以上とすることも可能である。
(宅内制御装置ZCの構成)
図2は、宅内制御装置ZCのハードウェア構成を示したブロック図である。宅内制御装置ZCは、制御部11、第1通信部12、第2通信部13、および記憶部14を有しており、制御部11には、第1通信部12と第2通信部13および記憶部14が接続されている。
第1通信部12は、通信回線NWに接続され、通信回線NWを介したデータ通信を行うインターフェースとして機能する。第1通信部12は、通信相手となる携帯電話機からの情報を受信すると、受信した情報を制御部11へ供給する。
第2通信部13は、上記規格に従った無線通信を行うインターフェースとして機能する。第2通信部13は、制御部11の制御の下、家電制御アダプタZRと無線通信を行い、各種情報を授受する。
また、第2通信部13は、無線通信に使用する各チャネルの通信状態を検知する機能を有している。なお、チャネルの通信状態を検知する機能は、各チャネルのSN比、各チャネルに干渉する電波(以下、干渉電波という)の有無および干渉電波の電界強度などを検知する電界強度スキャン機能(Energy Detection Scan)がある。
記憶部14は、不揮発性メモリーであり、各家電制御アダプタZRを一意に識別する装置識別子を記憶している。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などを有する所謂マイクロコントローラである。宅内制御装置ZCの電源がオンにされ、ROMに記憶されているプログラムが実行されると、宅内制御装置ZCにおいては、通信回線NWを介して携帯電話機と通信を行う機能や、家電制御アダプタZRと通信を行う機能などが実現する。
また、ROMに記憶されているプログラムが実行されると、無線通信に使用する各チャネルの状態を検知し、検知結果を示す情報をRAMに記憶する機能や、家電制御アダプタZRとの通信で取得した情報をRAMに記憶する機能、検知結果の情報と、家電制御アダプタZRから取得した情報とをマージする機能、RAMに記憶した情報に基づいて、家電制御アダプタZRとの通信に使用するチャネルを選択する機能などが実現する。
(家電制御アダプタZRの構成)
図3は、家電制御アダプタZRのハードウェア構成を示したブロック図である。家電制御アダプタZRは、制御部21、第1通信部22および第2通信部23を有しており、制御部21には、第1通信部22と第2通信部23が接続されている。
第1通信部22は、家電製品に接続される端子(例えば、日本電機工業会の規格に適合したHA(ホームオートメーション)端子)を備えており、制御部21の制御の下、家電製品のオン/オフを制御する信号を出力する。また。第1通信部22はHA端子のほかにも、商用電源のオン/オフを行うリレーの接点制御を行う端子、およびリレーや各種センサの接点状態を検出する端子を備える。
第2通信部23は、上記ZigBee規格に従った無線通信を行うインターフェースとして機能する。第2通信部23は、制御部21の制御の下、宅内制御装置ZCと無線通信を行い、各種情報を授受する。なお、第2通信部23も、宅内制御装置ZCの第2通信部13と同様に、無線通信に使用する各チャネルの状態を検知する機能を有している。
制御部21は、CPU、ROM、RAM、不揮発性メモリーなどを有する所謂マイクロコントローラである。不揮発性メモリーには、上述した装置識別子が記憶されている。家電制御アダプタZRの電源がオンにされ、ROMに記憶されているプログラムが実行されると、家電制御アダプタZRにおいては、宅内制御装置ZCと通信を行う機能や、第1通信部22に接続されている家電製品の電源の制御を行う機能などが実現する。また、ROMに記憶されているプログラムが実行されると、無線通信に使用する各チャネルの状態を検知し、検知結果を示す情報をRAMに記憶する機能や、装置識別子や検知結果を示す情報を宅内制御装置ZCへ送信する機能などが実現する。
[実施形態の動作]
本実施形態においては、宅内制御装置ZCは、通信に使用可能な16のチャネルの中から一つのチャネルを選択し、選択したチャネルで家電制御アダプタZRとの通信を行う。以下、この通信に使用するチャネルを選択する時の動作について説明する。
(電源が入れられた時の動作)
まず、宅内制御装置ZCと家電制御アダプタZRの電源が入れられた時の動作について、図4を用いて説明する。
宅内制御装置ZCは、電源が入れられて装置各部の初期化を行った後、無線通信で使用可能な16のチャネル毎に、干渉電波の有無と干渉電波の電界強度を検知する(ステップSA1)。宅内制御装置ZCは、干渉電波の有無と干渉電波の電界強度を検知すると、検知結果を基に各チャネルの通信状態を判定し、判定した通信状態を格納した状態テーブルTB1をRAMに作成する(ステップSA2)。
具体的には、宅内制御装置ZCは、例えば、チャネル番号が「11」のチャネルについて、干渉電波が検知されなかった場合、または干渉電波があるものの干渉電波の電界強度が予め定められた第1閾値未満である場合には、通信状態が良好であると判定し、図5(a)に示したように「11」というチャネル番号に対応付けて通信状態の欄に「○」を格納する。
また、宅内制御装置ZCは、チャネル番号が「15」のチャネルについて、干渉電波が検知され、干渉電波の電界強度が予め定められた第2閾値未満で且つ第1閾値以上である場合(第2閾値>第1閾値)、通信状態が悪いものと判定し、図5(a)に示したように「15」というチャネル番号に対応付けて通信状態の欄に「△」を格納する。
また、宅内制御装置ZCは、チャネル番号が「16」のチャネルについて、干渉が検知され、干渉電波の電界強度が予め定められた第2閾値以上である場合、このチャネルでの通信は不可であると判定し、図5(a)に示したように「16」というチャネル番号に対応付けて通信状態の欄に「×」を格納する。
また、家電制御アダプタZR1は、電源が入れられて各部の初期化を行った後、16のチャネル毎に、宅内制御装置ZCと同様に干渉電波の有無と干渉電波の電界強度を検知する(ステップSA3)。また、家電制御アダプタZR1は、干渉電波の有無と干渉電波の電界強度を検知すると、宅内制御装置ZCと同様に検知結果を基に各チャネルの通信状態を判定し、判定結果を格納した状態テーブルTB2をRAMに作成する(ステップSA4)。
ここで、例えば家電制御アダプタZR1の近くに干渉電波の発生源があり、例えば、チャネル番号が「11」のチャネルについて干渉電波が検知され、干渉電波の電界強度が予め定められた第2閾値未満で且つ第1閾値以上である場合、家電制御アダプタZR1は、このチャネルの通信状態が悪いものと判定し、図5(b)に示したように「11」というチャネル番号に対応付けて通信状態の欄に「△」を格納する。
家電制御アダプタZR1は、状態テーブルTB2の作成が終了すると、アクティブスキャンを行い(ステップSA5)、宅内制御装置ZCへの接続を試みる。なお、アクティブスキャンの機能は、IEEE 802.15.4で提供される。家電制御アダプタZR1は、一のチャネルで宅内制御装置ZCに接続できなかった場合には、チャネル番号を変更してアクティブスキャンを行う動作を繰り返す。
また、家電制御アダプタZR2は、電源が入れられて各部の初期化を行った後、16のチャネル毎に、宅内制御装置ZCと同様に干渉電波の有無と干渉電波の電界強度を検知する(ステップSA6)。また、家電制御アダプタZR2は、干渉電波の有無と干渉電波の電界強度を検知すると、宅内制御装置ZCと同様に検知結果を基に各チャネルの通信状態を判定し、判定結果を格納した状態テーブルTB3をRAMに作成する(ステップSA7)。
ここで、例えば家電制御アダプタZR2の近くに干渉電波の発生源があり、例えば、チャネル番号が「12」のチャネルについて干渉電波が検知され、干渉電波の電界強度が予め定められた第2閾値以上である場合、家電制御アダプタZR2は、このチャネルでの通信が不可であると判定し、図5(c)に示したように「12」というチャネル番号に対応付けて通信状態の欄に「×」を格納する。
家電制御アダプタZR2は、状態テーブルTB3の作成が終了すると、アクティブスキャンを行い(ステップSA8)、宅内制御装置ZCへの接続を試みる。なお、家電制御アダプタZR2も、一のチャネルで宅内制御装置ZCに接続できなかった場合には、チャネル番号を変更してアクティブスキャンを行う動作を繰り返す。
(無線通信に使用するチャネルを選択する時の動作(1))
次に、各装置に電源が入れられた後に通信に使用するチャネルを選択する時の動作例について、図6を用いて説明する。
まず、宅内制御装置ZCは、状態テーブルTB1を参照し、PAN(Personal Area Network)の構築に使用するチャネルを決定する(ステップSB1)。ここで宅内制御装置ZCは、小さいチャネル番号から大きいチャネル番号へ通信状態を参照し、通信状態が「○」となっているチャネルを通信に使用するチャネルとして選択する。なお、図5(a)に示したように、状態テーブルTB1においては、上述した動作によってチャネルが「11」のチャネルの通信状態が「○」となっているため、宅内制御装置ZCは、このチャネルを通信に使用するチャネルとする。宅内制御装置ZCは、使用するチャネルを選択すると、選択したチャネルでPANの構築を開始する(ステップSB2)。
ここで、家電制御アダプタZR1においては、状態テーブルTB2においてチャネル番号が「11」のチャネルの通信状態が「△」であり、このチャネルでアクティブスキャンを行うため、宅内制御装置ZCと家電制御アダプタZR1とが接続処理を行う(ステップSB3)。
また、家電制御アダプタZR2においては、状態テーブルTB3においてチャネル番号が「11」のチャネルの通信状態が「○」であり、このチャネルでアクティブスキャンを行うため、宅内制御装置ZCと家電制御アダプタZR2とが接続処理を行う(ステップSB4)。
宅内制御装置ZCと家電制御アダプタZR1とが接続処理を行い、宅内制御装置ZCがコーディネータであるPANへ家電制御アダプタZR1が参加すると、家電制御アダプタZR1は、記憶している装置識別子と、作成した状態テーブルTB2を宅内制御装置ZCへ送信する(ステップSB5)。
また、宅内制御装置ZCと家電制御アダプタZR2とが接続処理を行い、宅内制御装置ZCがコーディネータであるPANへ家電制御アダプタZR2が参加すると、家電制御アダプタZR2は、記憶している装置識別子と、作成した状態テーブルTB3を宅内制御装置ZCへ送信する(ステップSB6)。
宅内制御装置ZCは、家電制御アダプタZRから状態テーブルを受信すると、自身が作成した状態テーブルTB1と、受信した状態テーブルを併合(マージ)する(ステップSB7)。
具体的には、宅内制御装置ZCは、まず、状態テーブルTB1と状態テーブルTB2とについてチャネル毎に通信状態を比較する。ここで、宅内制御装置ZCは、一のチャネルについて通信状態が同じであれば、状態テーブルTB1において、このチャネルの通信状態を変更しない。例えば、「12」というチャネル番号について、図5(a)の状態テーブルTB1と図5(b)の状態テーブルTB2の通信状態を比較すると、どちらも通信状態は「○」であるため、状態テーブルTB1において、「12」というチャネル番号の通信状態を「○」のままとする。
一方、宅内制御装置ZCは、比較した一のチャネルについて通信状態が異なる場合、状態テーブルTB1において、このチャネルの通信状態を変更する。例えば、「11」というチャネル番号について、図5(a)の状態テーブルTB1の通信状態と図5(b)の状態テーブルTB2の通信状態を比較すると、状態テーブルTB1においては通信状態が「○」となっているが、状態テーブルTB2においては、通信状態が「△」となっており、通信状態が異なっている。この場合、宅内制御装置ZCは、悪いほうの通信状態を状態テーブルTB1に格納し、状態テーブルTB1において、「11」というチャネル番号の通信状態を「△」とする。このように、チャネル毎に通信状態を併合した結果、状態テーブルTB1の内容は、図7(a)に示したようになる。
次に宅内制御装置ZCは、RAMに記憶されている状態テーブルTB1と、受信した状態テーブルTB3を併合(マージ)する。
ここで、「12」というチャネル番号について、図7(a)の状態テーブルTB1と図5(c)の状態テーブルTB3の通信状態を比較すると、状態テーブルTB1においては通信状態が「○」となっているが、状態テーブルTB3においては、通信状態が「×」となっており、通信状態が異なっている。この場合、宅内制御装置ZCは、悪いほうの通信状態を状態テーブルTB1に格納し、「12」というチャネル番号の通信状態を「×」とする。このように、チャネル毎に通信状態を併合した結果、状態テーブルTB1の内容は、図7(b)に示したようになる。
ここで、各チャネルの通信状態は、「○」、「△」、「×」に選別される。本実施形態においては、通信状態が「×」ではないチャネルを通信に使用するので、ここで、通信に使用するチャネルが選別されたこととなる。
次に宅内制御装置ZCは、記憶部14に記憶されている家電制御アダプタZR1の識別子と、家電制御アダプタZR2の識別子の両方を受信したか否か判断する。ここで、上述した動作により両方の識別子が受信されていると、宅内制御装置ZCは、状態テーブルTB1を参照し、家電制御アダプタZR1および家電制御アダプタZR2との通信に使用するチャネルを選択する(ステップSB8)。
具体的には、宅内制御装置ZCは、状態テーブルTB1において、チャネル番号の小さいチャネルからチャネル番号の大きいチャネルへ通信状態を参照し、通信状態が「○」となっているチャネルを家電制御アダプタZRとの通信に使用するチャネルとして選択する。例えば、図7(b)の状態テーブルTB1(通信状態の併合が終了した後の状態テーブルTB1)を見ると、「11」というチャネル番号について通信状態が「△」であるため、宅内制御装置ZCは、このチャネルを家電制御アダプタZRとの通信には使用しない。また、図7(b)の状態テーブルTB1を見ると、「12」というチャネル番号について通信状態が「×」となっているため、宅内制御装置ZCは、このチャネルも家電制御アダプタZRとの通信には使用しない。
次に、「13」というチャネル番号については、通信状態が「○」であるため、宅内制御装置ZCは、このチャネルを家電制御アダプタZRとの通信に使用するチャネルとして選択する。宅内制御装置ZCは、家電制御アダプタZRとの通信に使用するチャネルを選択すると、選択したチャネルでPANの構築を開始する(ステップSB9)。
なお、PANを構築する際には、宅内制御装置ZCが選択したチャネルのチャネル番号を家電制御アダプタZRへ通知してからチャネルを変更してもよい。また、宅内制御装置ZCは、選択したチャネル番号を家電制御アダプタZRへ通知せずにチャネルを変更してPANの構築を開始してもよい。この場合、家電制御アダプタZRにおいては、アクティブスキャンにより、チャネルを変更して宅内制御装置ZCと接続処理を行うようにしてもよい。
以上説明したように本実施形態によれば、宅内制御装置ZCと家電制御アダプタZRとでPANを構成する場合、どの装置に対しても通信状態が良好なチャネルを選択するため、干渉電波があっても良好な通信状態を確保することができる。
(無線通信に使用するチャネルを決定する時の動作(2))
次に、各装置に電源が入れられた後に通信に使用するチャネルを決定する時の他の動作例について説明する。なお、以下の説明においては、まず、宅内制御装置ZCの状態テーブルTB1が図5(a)に示した状態であり、家電制御アダプタZR1の状態テーブルTB2については、図8(a)に示したように、「11」というチャネル番号の通信状態が「×」となっている状態を想定して動作説明を行う。また、家電制御アダプタZR2の状態テーブルTB3については、図5(c)に示した状態である場合を想定する。
宅内制御装置ZCは、電源が入れられた後で状態テーブルTB1の作成が終了すると、状態テーブルTB1を参照し、PANの構築に使用するチャネルを選択する(ステップSC1)。ここで宅内制御装置ZCは、小さいチャネル番号から大きいチャネル番号へ通信状態を参照し、通信状態が「○」となっているチャネルを通信に使用するチャネルとして選択する。なお、図5(a)に示したように、状態テーブルTB1においては、「11」というチャネル番号の通信状態が「○」となっているため、宅内制御装置ZCは、このチャネルを通信に使用するチャネルとする。宅内制御装置ZCは、使用するチャネルを選択すると、選択したチャネルでPANの構築を開始する(ステップSC2)。
ここで、家電制御アダプタZR1においては、電波干渉により「11」というチャネル番号のチャネルの通信状態が「×」となっており、家電制御アダプタZR1は、このチャネルでは宅内制御装置ZCと接続処理を行うことができない。一方、家電制御アダプタZR2においては、このチャネルの通信状態が「○」となっているため、家電制御アダプタZR2は、宅内制御装置ZCとの接続処理を行い(ステップSC3)、PANへ参加する。家電制御アダプタZR2は、宅内制御装置ZCを含むPANへ参加すると、記憶している装置識別子と、作成した状態テーブルTB3を宅内制御装置ZCへ送信する(ステップSC4)。
宅内制御装置ZCは、予め定められた一定期間において、受信していない装置識別子で特定される家電制御アダプタZR1と接続処理を行えなかった場合、選択したチャネルで通信を行えないものと判断する。ここで宅内制御装置ZCは、通信が不可と判断したチャネルの情報を格納した通信不可テーブルTB4において、通信が行えなかったチャネル番号に、通信が行えなかったことを示す情報を対応付ける。なお、ここでは、「11」というチャネル番号のチャネルで通信が行えなかったため、図10に示したように「11」というチャネル番号に対応付けて「×」が格納される(ステップSC5)。なお、通信不可テーブルTB4は、宅内制御装置ZCの電源が入れられた時には、どのチャネルの欄にも「−」が格納されている。
次に宅内制御装置ZCは、状態テーブルTB1と通信不可テーブルTB4をマージする(ステップSC6)。これにより、宅内制御装置ZCは、状態テーブルTB1について、家電制御アダプタZR1と通信が行えなかったチャネルの通信状態を「×」に書き換える。次に宅内制御装置ZCは、状態テーブルTB1と、家電制御アダプタZR2から受信した状態テーブルTB3をマージする(ステップSC7)。これにより、状態テーブルTB1は、図8(b)に示したように「11」というチャネル番号と、「12」というチャネル番号の通信状態が「×」となる。
次に宅内制御装置ZCは、マージ後の状態テーブルTB1において、チャネル番号の小さいチャネルからチャネル番号の大きいチャネルへ通信状態を参照し、通信状態が「○」となっているチャネルを家電制御アダプタZRとの通信に使用するチャネルとして選択する(ステップSC8)。ここで、状態テーブルTB1においては、「11」と「12」のチャネル番号の通信状態が「×」となっているため、「13」というチャネル番号のチャネルを家電制御アダプタZRとの通信に使用するチャネルとして選択する。宅内制御装置ZCは、使用するチャネルを選択すると、選択したチャネルでPANの構築を開始する(ステップSC9)。
ここで、家電制御アダプタZR1においては、状態テーブルTB2において「13」というチャネル番号の通信状態が「○」であり、このチャネルでアクティブスキャンを行うため、宅内制御装置ZCと家電制御アダプタZR1とが接続処理を行う(ステップSC10)。また、家電制御アダプタZR2においては、状態テーブルTB3において「13」というチャネル番号の通信状態が「○」であり、このチャネルでアクティブスキャンを行うため、宅内制御装置ZCと家電制御アダプタZR2とが接続処理を行う(ステップSC11)。
以上説明したように、本実施形態によれば、あるチャネルで電波干渉により宅内制御装置ZCと通信を行えない家電制御アダプタZRがあっても、通信状態が良好なチャネルを選択して全ての家電制御アダプタとPANを構築するため、良好な通信状態を確保することができる。
(PAN構築後に通信状態が悪化した時の動作)
次に、宅内制御装置ZCが構築するPANに家電制御アダプタZR1および家電制御アダプタZR2とが接続された後に、通信状態が悪化した時の動作について説明する。なお、以下の説明においては、宅内制御装置ZCは、上述した動作によって「13」というチャネル番号のチャネルでPANを構築したことにより、状態テーブルTB1が図8(b)の状態であり、通信不可テーブルTB4が、図10に示した状態である場合を想定して動作説明を行う。
まず、宅内制御装置ZCは、家電制御アダプタZR1および家電制御アダプタZR2とPANを構築した後、定期的に家電制御アダプタZR1および家電制御アダプタZR2との接続を試みる。
ここで、例えば、家電制御アダプタZR2において電波干渉が発生し、家電制御アダプタZR2が「13」というチャネル番号のチャネルで通信を行えなくなると、宅内制御装置ZCは、通信が行えなかったチャネルの通信状態を通信不可テーブルTB4に格納する。ここでは、「13」というチャネル番号のチャネルで通信が行えなかったため、通信不可テーブルTB4において、「13」というチャネル番号について「×」を格納する。次に宅内制御装置ZCは、状態テーブルTB1と、通信不可テーブルTB4をマージする。これにより、状態テーブルTB1は、図11に示したよう「13」というチャネル番号の通信状態が「×」となる。
また、宅内制御装置ZCは、家電制御等のコマンド送信を目的として、宅内制御装置ZCと家電制御アダプタZR1または家電制御アダプタZR2が通信を試みた際に、通信が行えなかった場合も同様の処理を行う。
次に宅内制御装置ZCは、状態テーブルTB1において、チャネル番号の小さいチャネルからチャネル番号の大きいチャネルへ通信状態を参照し、通信状態が「○」となっているチャネルを家電制御アダプタZRとの通信に使用するチャネルとして選択する。ここで、状態テーブルTB1においては、「11」というチャネル番号から「13」というチャネル番号まで通信状態が「×」となっているため、「14」というチャネル番号のチャネルを家電制御アダプタZRとの通信に使用するチャネルとして選択する。
ここで、家電制御アダプタZR1の状態テーブルTB2と、家電制御アダプタZR2の状態テーブルTB3において、「14」というチャネル番号の通信状態が「○」であると、宅内制御装置ZCと家電制御アダプタZR1および家電制御アダプタZR2は、接続処理を行い、PANが構築されて通信を良好に行うことができる。
このように、本実施形態によれば、PANが構築された後で電波干渉が発生しても、良好な通信状態のチャネルを選択して通信を行うことができる。
[変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、他の様々な形態で実施可能である。例えば、上述の実施形態を以下のように変形して本発明を実施してもよく、各変形例を組み合わせて実施してもよい。
上述した実施形態においては、通信に使用される周波数帯は2.4GHz帯であるが、915MHz帯であってもよい。
また、上述した実施形態では、ZigBeeの通信ネットワークにおけるコーディネータに対応する宅内制御装置ZCとルータに対応する家電制御アダプタZRが通信を行っているが、ZigBeeの通信ネットワークにおけるエンドデバイスとして機能する装置も、家電制御アダプタZRと同様に動作して宅内制御装置ZCと通信を行うようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、無線通信は、ZigBeeと呼ばれる通信規格に従っているが、複数のチャネルを使用可能な通信規格であれば他の通信規格であってもよい。
また、無線通信に使用するチャネル数は、16チャネルに限定されるものではなく、15以下のチャネル数又は17以上のチャネル数であってもよい。
また、上述した実施形態においては、通信状態は、「○」、「△」、「×」の三種類となっているが、○と×の2種類のみでもよいし、四種類以上の状態で管理してもよい。
また、上述した実施形態では、状態テーブルをマージした後で、通信状態が「○」のチャネルを通信に使用するチャネルとして選択しているが、通信状態が「△」のチャネルも通信に使用するチャネルとして選択してもよい。
また、チャネルの選択順序について、チャネル番号の小さいほうから選択するだけでなく、チャネル番号の大きいほうから選択してもよく、また、同じ通信状態のチャネルの中からランダムに選択してもよい。
また、宅内制御装置ZCおよび家電制御アダプタZRは、通信を行っている間でも、全チャネルスキャンを行い、状態テーブルを更新してもよい。さらに、宅内制御装置ZCおよび家電制御アダプタZRは、通信中のチャネルの通信状態の悪化を検知したときには、新たなチャネルによる通信路の確立を行い、通信を再開してもよい。
また、各装置には無線通信部を複数具備してもよい。この場合、ある無線通信部で通信中のとき別の無線通信部で定期的にチャネルスキャンして状態テーブルを更新することができる。さらに、通信中のチャネルの通信状態の悪化を検知したときには、スキャンを行った無線通信部で新たなチャネルによる通信路の確立を行い、使用する通信部を切り替えてもよい。
本発明においては、各装置で各チャネルの通信品質(SN比や電界強度)を検知し、状態テーブルにおいて、チャネル番号にチャネルの通信品質を表す数値を格納するようにしてもよい。この場合、図12(a)に示したように、チャネル番号に対応付けて通信品質の値が格納される。
また、通信品質の数値について、ある瞬間に検知した瞬時値を格納するだけでなく、任意の一定期間の間で検知した結果の平均値や、一定期間の中で最も状態の悪い数値を検知した最悪値を格納してもよい。
また、通信品質の値が格納された状態テーブルをマージする場合、通信品質の値を加算して状態テーブルTB1に格納するようにしてもよい。
また、通信品質の値を加算した場合、加算結果の数値に基づいて、通信に使用するチャネルについて、選択の優先順位をつけるようにしてもよい。例えば、状態テーブルをマージした結果、図12(b)に示したように「17」と「18」のチャネル番号のチャネルの通信状態が「○」である場合、チャネルを選択する際に、通信品質の値が大きい「18」というチャネル番号のチャネルを先に選択するようにしてもよい。
本発明においては、通信不可テーブルTB4において、全てのチャネルに「×」が対応付けされた場合、通信不可テーブルTB4を初期化し、宅内制御装置ZCにおいて、ステップSA1の処理とステップSA2の処理を行い、家電制御アダプタZR1と家電制御アダプタZR2から状態テーブルを取得して状態テーブルをマージするようにしてもよい。
上述した実施形態においては、宅内制御装置ZCは、通信回線NWを介して携帯電話機と通信を行うが、通信回線NWを介して行う通信の相手は、携帯電話機に限定されるものではなく、データ通信機能を備えた装置であれば、PDA(Personal Digital Assistants)や携帯型のゲーム機、パーソナルコンピュータなど、他の装置であってもよい。
宅内制御装置ZCで実行されるプログラムと家電制御アダプタZRで実行されるプログラムは、磁気記録媒体(磁気テープ、磁気ディスク(HDD(Hard Disk Drive)、FD(Flexible Disk))など)、光記録媒体(光ディスク(CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disk))など)、光磁気記録媒体、半導体メモリーなどのコンピュータ読取り可能な記録媒体に記憶した状態で提供し、宅内制御装置ZCや家電制御アダプタZRにインストールしてもよい。また、このプログラムを通信回線を介してダウンロードしてインストールしてもよい。
11・・・制御部、12・・・第1通信部、13・・・第2通信部、14・・・記憶部、21・・・制御部、22・・・第1通信部、23・・・第2通信部、ZC・・・宅内制御装置、ZR、ZR1、ZR2・・・家電制御アダプタ、NW・・・通信回線

Claims (5)

  1. 複数のチャネルを使用可能であり、前記複数のチャネルのいずれかで無線通信を行う通信手段と、
    前記複数のチャネル毎にチャネルの通信状態を検知する検知手段と、
    前記検知手段で検知した通信状態を表す情報を、前記複数のチャネル毎に記憶する記憶手段と、
    前記通信手段の通信相手となるデバイスが検知した前記複数の各チャネルの通信状態を示す情報を、前記通信手段で取得する取得手段と、
    前記記憶手段に記憶されている前記情報と前記取得手段で取得した前記情報とから、前記複数のチャネルにおいて通信に使用するチャネルを選別する選別手段と、
    前記選別手段で選別されたチャネルのいずれかを選択し、選択したチャネルで前記通信手段に通信を行わせる制御手段と
    を有する制御装置。
  2. 前記通信手段が前記デバイスと通信を行えない場合、前記選別手段は、通信が行えなかった時に使用していたチャネルを、通信に使用するチャネルに選別しないこと
    を特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記検知手段は、検知した通信状態を表す数値を前記複数のチャネル毎に生成し、
    前記記憶手段は、前記検知手段が生成した前記数値を前記複数のチャネル毎に記憶し、
    前記取得手段は、前記デバイスが検知した前記通信状態を表す数値を前記デバイスから取得し、
    前記選別手段は、前記記憶手段に記憶された数値と前記取得手段が取得した数値との演算結果から、チャネルの選択の順位を決定し、
    前記制御手段は、前記選択の順位に従ってチャネルを選択すること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記通信手段は、繰り返し前記情報を受信することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の制御装置。
  5. 複数のチャネルを使用可能であり、前記複数のチャネルのいずれかで無線通信を行う第1通信手段と、
    前記複数のチャネル毎にチャネルの通信状態を検知する第1検知手段と、
    前記第1検知手段で検知した通信状態を表す情報を、前記複数のチャネル毎に記憶する第1記憶手段と、
    前記通信手段の通信相手となるデバイスが検知した前記複数の各チャネルの通信状態を示す情報を、前記第1通信手段で取得する取得手段と、
    前記第1記憶手段に記憶されている前記情報と前記取得手段で取得した前記情報とから、前記複数のチャネルにおいて通信に使用するチャネルを選別する選別手段と、
    前記選別手段で選別されたチャネルのいずれかを選択し、選択したチャネルで前記第1通信手段に通信を行わせる制御手段と、
    を有する制御装置と、
    前記複数のチャネルを使用可能であり、前記複数のチャネルのいずれかで無線通信を行う第2通信手段と、
    前記複数のチャネル毎にチャネルの通信状態を検知する第2検知手段と、
    前記第2検知手段で検知した通信状態を表す情報を前記複数のチャネル毎に記憶する第2記憶手段と、
    前記第2記憶手段に記憶された情報を、前記第2通信手段で前記制御装置へ提供する提供手段と、
    前記第1通信手段が使用しているチャネルで前記第2通信手段に通信を行わせる第2制御手段と、
    を有するデバイスと
    を有する通信システム。
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