JP2015005865A - チャネル選択装置及び無線通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 隣接する無線通信システムにおけるトラフィック情報に基づいてチャネルを選択することで、システム全体のスループットを向上させる。
【解決手段】
親機1は、無線通信システムが使用するチャネルを予め設定された複数のチャネルから選択するチャネル選択装置を含み、自己の無線通信システムと隣接する無線通信システムに含まれる親機1又は子機2の少なくとも一つから送信される無線信号を検出し、当該隣接する無線通信システムにおけるトラフィック量を推定するためのチャネル情報を取得するチャネル情報取得部21と、取得されたチャネル情報に基づいて隣接する無線通信システムのトラフィック量を推定するトラフィック量推定部22と、推定されたトラフィック量の推定結果に基づいて、自己の無線通信システムが使用するチャネルを選択するチャネル決定部23とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、チャネルを選択するチャネル選択装置及び無線通信システムに関する。
移動ユニットがアクセスポイントを選択する技術としては、下記の特許文献1が知られている。この特許文献1における移動ユニット(子機)は、信号強度の最適の質とローディングファクターにより、交信するのに最適のアクセスポイントを走査し識別している。
特開平9−215044号公報
しかしながら、特許文献1における移動ユニットによって検出しているローディングファクターは一定時間内における情報に過ぎない。また、この移動ユニットがローディングファクターを検出している領域は、自身又はアクセスポイントが通信可能な領域に過ぎない。
そこで、本発明は、上述した実情に鑑みて提案されたものであり、隣接する無線通信システムにおけるトラフィック情報に基づいてチャネルを選択することで、システム全体のスループットを向上させることができるチャネル選択装置及び無線通信システムを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に係るチャネル選択装置は、単一の親機と複数の子機とを含む無線通信システムが使用するチャネルを予め設定された複数のチャネルから選択するチャネル選択装置であって、自己の無線通信システムと隣接する無線通信システムに含まれる親機又は子機の少なくとも一つから送信される無線信号を検出し、当該隣接する無線通信システムにおけるトラフィック量を推定するためのチャネル情報を取得するチャネル情報取得手段と、前記チャネル情報取得手段により取得されたチャネル情報に基づいて前記隣接する無線通信システムのトラフィック量を推定するトラフィック量推定手段と、前記トラフィック量推定手段により推定されたトラフィック量の推定結果に基づいて、自己の無線通信システムが使用するチャネルを選択するチャネル決定手段とを備えることを特徴とする。
本発明の第2の態様に係るチャネル選択装置は、上記第1の態様のチャネル選択装置であって、前記チャネル情報取得手段は、前記隣接する無線通信システムにおける親機又は子機の少なくとも一つに対して要求パケットを送信したことに対する応答パケット、前記隣接する無線通信システムにおける親機又は子機から定期的に送信されるパケット、又は、前記隣接する無線通信システムにおける親機又は子機から常時送信されるパケットを前記無線信号として受信することを特徴とする。
本発明の第3の態様に係るチャネル選択装置は、上記第1又は第2の態様のチャネル選択装置であって、前記チャネル情報は、前記無線通信システムの全体で送信するトラフィック量の指標、前記無線通信システムに含まれる親機及び子機のそれぞれが送信するトラフィック量の指標、前記無線通信システムに含まれる親機及び子機の台数、又は、チャネルごとに独立した無線通信システムの数の少なくとも一つを含むことを特徴とする。
本発明の第4の態様に係るチャネル選択装置は、上記第1又は第2の態様のチャネル選択装置であって、前記チャネル情報は、前記無線通信システムの全体で送信するトラフィック量の指標であり、前記トラフィック量推定手段は、前記チャネル情報取得手段により取得されたチャネルごとに各無線通信システムのトラフィック量の指標を記憶し、記憶した全てのトラフィック量の指標をチャネルごとに合計し、前記チャネル決定手段は、当該合計値の最も小さいチャネルを選択することを特徴とする。
本発明の第5の態様に係るチャネル選択装置は、上記第1又は第2の態様のチャネル選択装置であって、前記チャネル情報は、前記無線通信システムに含まれる親機及び子機のそれぞれが送信するトラフィック量の指標であり、前記トラフィック量推定手段は、前記チャネル情報取得手段により取得されたチャネルごとに各親機及び子機のトラフィック量の指標を記憶し、記憶した全てのトラフィック量の指標をチャネルごとに合計し、前記チャネル決定手段は、当該合計値の最も小さいチャネルを選択することを特徴とする。
本発明の第6の態様に係るチャネル選択装置は、上記第1又は第2の態様のチャネル選択装置であって、前記チャネル情報は、前記無線通信システムに含まれる親機及び子機の台数であり、前記トラフィック量推定手段は、前記チャネル情報取得手段により取得されたチャネルごとに各無線通信システムに含まれる親機及び子機の台数を記憶し、記憶した全ての台数をチャネルごとに合計し、前記チャネル決定手段は、当該合計値の最も小さいチャネルを選択することを特徴とする。
本発明の第7の態様に係るチャネル選択装置は、上記第1又は第2の態様のチャネル選択装置であって、前記チャネル情報は、チャネルごとに独立した無線通信システムの数であり、前記トラフィック量推定手段は、前記チャネル情報取得手段により取得されたチャネルごとに独立した無線通信システムの数を記憶し、前記チャネル決定手段は、記憶した独立した無線通信システムの数の最も少ないチャネルを選択することを特徴とする。
本発明の第8の態様に係るチャネル選択装置は、上記第1又は第2の態様のチャネル選択装置であって、前記チャネル決定手段は、前記チャネル情報取得手段により前記チャネル情報として取得された、前記無線通信システムの全体で送信するトラフィック量の指標、前記無線通信システムに含まれる親機及び子機のそれぞれが送信するトラフィック量の指標、前記無線通信システムに含まれる親機及び子機の台数、チャネルごとに独立した無線通信システムの数のうち、複数のチャネル情報に優先順位を設定しておき、当該優先順位に従ってチャネル情報を使用してチャネルを選択することを特徴とする。
本発明の第9の態様に係る無線通信システムは、単一の親機と複数の子機とを含む無線通信システムであって、前記親機が、自己の無線通信システムと隣接する無線通信システムに含まれる親機又は子機の少なくとも一つから送信される無線信号を検出し、当該隣接する無線通信システムにおけるトラフィック量を推定するためのチャネル情報を取得するチャネル情報取得手段と、前記チャネル情報取得手段により取得されたチャネル情報に基づいて前記隣接する無線通信システムのトラフィック量を推定するトラフィック量推定手段と、前記トラフィック量推定手段により推定されたトラフィック量の推定結果に基づいて、予め設定された複数のチャネルから自己の無線通信システムが使用するチャネルを選択するチャネル決定手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、隣接する無線通信システムにおけるトラフィック情報に基づいてチャネルを選択することで、システム全体のスループットを向上させることができる。
本発明の実施形態として示す無線通信システムにおける親機及び子機の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態として示す無線通信システムと隣接する無線通信システムとの関係を示すシステム図である。 本発明の実施形態として示す無線通信システムにおいて、チャネル1における無線通信システムの関係を示すシステム図である。 本発明の実施形態として示す無線通信システムにおいて、チャネル2における無線通信システムの関係を示すシステム図である。 本発明の実施形態として示す親機により構築する無線通信システムの親機及び子機の台数のテーブルを示す図である。 本発明の実施形態として示す親機により構築する無線通信システムの親機及び子機の台数の他のテーブルを示す図である。 本発明の実施形態として示す親機により構築する無線通信システムにおける親機及び子機のトラフィック量のテーブルを示す図である。 本発明の実施形態として示す親機により構築する無線通信システム全体において推定したトラフィック量のテーブルを示す図である。 本発明の実施形態として示す親機により参照される端末タイプ識別IDとトラフィック量との関係を示すテーブルを示す図である。 本発明の実施形態として示す親機により構築する無線通信システム全体のトラフィック量のテーブルを示す図である。 本発明の実施形態として示す親機により構築する無線通信システムの数のテーブルを示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
本発明の実施形態として示す無線通信システムは、図1に示すように、単一の親機1と、複数の子機2A、・・・、2N(以下、総称する場合には単に「子機2」と呼ぶ。)とを含む。
この無線通信システムは、例えば複数の住居が密集したマンションや集合住宅の屋内に設置された各種機器により構築される。例えば、親機1は、各家庭に1台設置されるHEMS(Home Energy Management System)コントローラにより構成される。一方、子機2は、HEMSコントローラとしての親機1と通信する家電機器等が挙げられる。親機1がHEMSコントローラとして機能するためには、親機1が全ての子機2と通信可能なように、所定のチャネルを選択し、所定の信号強度で無線信号を授受する必要がある。したがって、各無線通信システムにおける親機1及び子機2は、自己が設置された家庭内領域を超えて、隣接する家庭内領域の無線通信システムに届くような無線信号を送受信している。
例えば図2に示すように、隣接する無線通信システム同士の無線通信範囲が重複する場合がある。無線通信システムAは親機A0、子機a1,a2,a3,a4,a5を有している。一方、無線通信システムBは親機B0、子機b1を有している。この状態では、子機b1は、親機B0からの無線信号が通信可能であるとともに、子機a5からの無線信号が少なくとも検出可能である。したがって、無線通信システムAと無線通信システムBとは、システム全体におけるスループットの向上のために、異なるチャネルを設定していることが望ましい。
そこで、本実施形態として示す無線通信システムは、親機1によって、隣接する無線通信システムにおけるトラフィック情報に基づいてチャネルを選択することでシステム全体のスループットを向上させようとするものである。
親機1は、自己が属する無線通信システムにて使用するチャネルを選択する。親機1は、通信制御部11、無線通信部12、及び、記憶部13を備える。
無線通信部12は、通信制御部11の制御に従って、予め設定された複数のチャネルのうち通信制御部11により決定されたチャネルを使用して無線信号の授受を行う。また、無線通信部12は、通信制御部11の制御に従って、所定の無線通信強度で無線信号の送信を行う。無線通信部12は、通信制御部11から無線通信パケットを入力すると、当該無線通信パケットを無線信号に変換して出力する無線通信I/Fとして機能する。
無線通信部12は、自己が属する無線通信システムにおける親機1や他の子機2との間で無線信号の授受を行う。また、無線通信部12は、チャネル決定時において、自己の無線通信システムと隣接する無線通信システムとの間でも、無線信号の授受が可能となっている。無線通信部12は、隣接する無線通信システムにおける親機1又は子機2の何れか一方と無線信号の授受が行えればよい。
記憶部13は、通信制御部11が動作するための各種の情報を記憶する。
通信制御部11は、例えば通信制御プログラムを実行することによって各種の処理を行うCPU等によって構成される。通信制御部11は、単一の親機1と複数の子機2とを含む無線通信システムが使用するチャネルを予め設定された複数のチャネルから選択するチャネル選択装置として機能する。通信制御部11は、チャネル情報取得部21、トラフィック量推定部22、及び、チャネル決定部23を有する。
チャネル情報取得部21は、自己の無線通信システムと隣接する無線通信システムに含まれる親機又は子機の少なくとも一つから送信される無線信号を検出する。チャネル情報取得部21は、検出した無線信号から、隣接する無線通信システムにおけるトラフィック量を推定するためのチャネル情報を取得する。これによりチャネル情報取得部21は、チャネル情報取得手段として機能する。
チャネル情報取得部21は、次の(1)乃至(3)の少なくとも一つのパケットからチャネル情報を取得する。
(1)隣接する無線通信システムにおける親機又は子機の少なくとも一つに対して要求パケットを送信したことに対する応答パケット
(2)隣接する無線通信システムにおける親機又は子機から定期的に送信されるパケット
(3)隣接する無線通信システムにおける親機又は子機から常時送信されるパケット
チャネル情報取得部21は、(1)の応答パケットを受信するため、要求パケットを送信するよう無線通信部12を制御する。チャネル情報取得部21は、例えば、新たに自己の無線通信システムを起動する時に要求パケットを送信させてもよい。また、チャネル情報取得部21は、システムのスループットが低下した場合にも、チャネルを変更するために要求パケットを送信させてもよい。この要求パケットは、無線通信部12からブロードキャスト形式によって配信される。無線通信部12は、要求パケットに対して返信された応答パケットを無線信号として受信すると、応答パケットをチャネル情報取得部21に供給する。
チャネル情報としては、各無線通信システムを区別するシステムID、各無線通信システムに含まれる端末数(親機1及び子機2の数)、各無線通信システムにおけるトラフィック量が挙げられる。システムIDは、IEEE802.15.4に準じた無線通信システムにおいて、PAN_IDが相当する。チャネル情報取得部21は、隣接する無線通信システムにおいて送受信されているフレーム中の“Source_PAN_ID”を参照することにより、フレーム送信端末のPAN_IDを取得できる。各無線通信システムの台数及びトラフィック量は、フレーム中の任意のフィールドに格納するよう設計する必要がある。
上述した(1)隣接する無線通信システムにおける親機又は子機の少なくとも一つに対して要求パケットを送信したことに対する応答パケットは、例えば、下記の2つのパターンによって取得できる。
第1のパターンは、要求パケットとしてIEEE 802.15.4のbeacon_requestフレームを送信し、応答パケットとしてIEEE802.15.4のbeaconフレームを受信する。チャネル情報取得部21は、受信したbeaconフレームにおけるSource_PAN_IDをシステムIDとして取得できる。さらに、チャネル情報取得部21は、受信したbeaconフレームにおいて、台数及び/又はトラフィック量がFrame_Control_fieldのreserved_bitで表現されている場合には、台数及び/又はトラフィック量を取得できる。なお、Frame_Control_fieldにおけるbit数が限られているので、表現できる値の範囲が狭い。IEEE802.15.4-2011においては、reserved_bitが3bitしかないので、0〜7の8個の指標にしかできないことになる。また、台数及び/又はトラフィック量は、beacon_payloadの先頭から予め決められたbit数で表現してもよく、Frame_Control_fieldを使用するよりも表現できる値の範囲が広い。
第2のパターンは、要求パケットとしてIEEE802.15.4のdataフレームを送信し、応答パケットとしてIEEE802.15.4のdataフレームを受信する。通信制御部11は、要求パケットとしてのIEEE802.15.4のdataフレームの送信先アドレスをbroadcast_short_addressに設定し、全ての端末が受信できるようにする。要求パケットとしてIEEE802.15.4のdataフレームを受信した親機1や子機2は、MAC_payloadの先頭から予め決められたbit数を用いて、要求パケットかどうかを判定が判定できる。この判定は要求パケット中に1bitあれば可能であり、Frame_Controlフィールドを使用することなどによっても実現できる。これにより、要求パケットを受信した親機1や子機2は、応答パケットとしてIEEE802.15.4のdataフレームを返信できる。チャネル情報取得部21は、受信したdataフレームにおけるSource_PAN_IDをシステムIDとして取得できる。チャネル情報取得部21は、dataフレームにおいて、台数及び/又はトラフィック量がFrame_Control_fieldのreserved_bitで表現されている場合には、台数及び/又はトラフィック量を取得できる。また、台数及び/又はトラフィック量は、MAC_payloadの先頭から予め決められたbit数で表現してもよい。
なお、チャネル情報取得部21によって応答パケットを受信する手法としては、MAC_commandフレームのFrame_Control_field、Command_Frame_Identifierの未使用bitを用いてもよい。さらに、上述したパターンに限らず、要求パケット、応答パケットの組み合わせを変えてもよい。さらに、チャネル情報取得部21によって応答パケットを得るために独自フレームを定義してもよい。
上述した(2)隣接する無線通信システムにおける親機1又は子機2から定期的に送信されるパケットは、IEEE 802.15.4のbeaconフレームが挙げられる。チャネル情報取得部21は、定期的にIEEE 802.15.4のbeaconフレームを受信したことに応じて、チャネル情報を取得する。このとき、チャネル情報取得部21は、受信したbeaconフレームにおけるSource_PAN_IDをシステムIDとして取得できる。チャネル情報取得部21は、beaconフレームにおいて、台数及び/又はトラフィック量がFrame_Control_fieldのreserved_bitで表現されている場合には、台数及び/又はトラフィック量を取得できる。また、台数及び/又はトラフィック量は、beacon_payloadの先頭から予め決められたbit数で表現してもよい。
上述した(3)隣接する無線通信システムにおける親機又は子機から常時送信されるパケットは、IEEE 802.15.4のdataフレームが挙げられる。チャネル情報取得部21は、IEEE 802.15.4のdataフレームを受信したことに応じて、チャネル情報を取得する。このとき、チャネル情報取得部21は、受信したdataフレームにおけるSource_PAN_IDをシステムIDとして取得できる。チャネル情報取得部21は、dataフレームにおいて、台数及び/又はトラフィック量がFrame_Control_fieldのreserved_bitで表現されている場合には、台数及び/又はトラフィック量を取得できる。また、台数及び/又はトラフィック量は、MAC_payloadの先頭から予め決められたbit数で表現してもよい。
チャネル情報取得部21は、上記の(1)乃至(3)の何れかのパケットからチャネル情報を抽出する。このチャネル情報は、次の(A)乃至(D)の少なくとも一つが含まれる。
(A)無線通信システムの全体で送信するトラフィック量の指標
(B)無線通信システムに含まれる親機及び子機のそれぞれが送信するトラフィック量の指標
(C)無線通信システムに含まれる親機及び子機の台数
(D)チャネルごとに独立した無線通信システムの数
(A)、(B)のチャネル情報は、トラフィック量の指標であればよい。すなわち、トラフィック量の指標は、実際のトラフィック量そのものではなくても、トラフィック量に相当する値や比例する値であればよい。
トラフィック量推定部22は、チャネル情報取得部21により取得されたチャネル情報に基づいて隣接する無線通信システムのトラフィック量を推定する。これによりトラフィック量推定部22はトラフィック量推定手段として機能する。具体的には、トラフィック量推定部22は、チャネル情報取得部21により取得されたチャネル情報をトラフィック量が推定できるように記憶部13に記憶しておく。これにより、トラフィック量推定部22は、トラフィック量の指標、親機及び子機の台数、無線通信システムの数を蓄積し、トラフィック量の推定結果として作成する。
チャネル決定部23は、トラフィック量推定部22により推定されたトラフィック量の推定結果に基づいて、自己の無線通信システムが使用するチャネルを選択する。チャネル決定部23は、チャネル決定時に、記憶部13を介してトラフィック量推定部22から供給されたトラフィック量の推定結果を取得する。このトラフィック量の推定結果は、トラフィック量推定部22によって記憶部13に蓄積されたトラフィック量の指標、親機及び子機の台数、無線通信システムの数が含まれる。チャネル決定部23は、トラフィック量の推定結果に基づいて自己の無線通信システムのチャネルを決定する。これにより、チャネル決定部23はチャネル決定手段として機能する。
チャネル情報が、無線通信システムの全体で送信するトラフィック量の指標である場合、トラフィック量推定部22は、当該チャネルごとに各無線通信システムのトラフィック量の指標を記憶部13に記憶(蓄積)させる。これにより、トラフィック量推定部22は、記憶した全てのトラフィック量の指標をチャネルごとに合計できる。チャネル決定部23は、チャネル決定時に、当該合計値の最も小さいチャネルを選択する。
チャネル情報が、無線通信システムに含まれる親機及び子機のそれぞれが送信するトラフィック量の指標である場合、トラフィック量推定部22は、チャネルごとに各親機及び子機のトラフィック量の指標を記憶部13に記憶(蓄積)させる。これにより、トラフィック量推定部22は、記憶した全てのトラフィック量の指標をチャネルごとに合計できる。チャネル決定部23は、チャネル決定時に、当該合計値の最も小さいチャネルを選択する。
チャネル情報が、無線通信システムに含まれる親機及び子機の台数である場合、トラフィック量推定部22は、チャネルごとに各無線通信システムに含まれる親機及び子機の台数を記憶部13に記憶する。これにより、トラフィック量推定部22は、記憶した全ての親機及び子機の台数をチャネルごとに合計できる。チャネル決定部23は、チャネル決定時に、当該合計値の最も小さいチャネルを選択する。
チャネル情報が、チャネルごとに独立した無線通信システムの数である場合、トラフィック量推定部22は、チャネルごとに独立した無線通信システムの数を記憶部13に記憶する。これにより、チャネル決定部23は、チャネル決定時に、記憶部13に記憶した独立した無線通信システムの数の最も少ないチャネルを選択する。
さらに、チャネル決定部23は、チャネル情報取得部21によりチャネル情報として取得された、上述した(A)乃至(D)のチャネル情報のうち、複数のチャネル情報に優先順位を設定しておいてもよい。そして、チャネル決定部23は、優先順位が最も高いチャネル情報に基づくトラフィック量の推定結果によりチャネルが選択できない場合に、次に優先順位が高いチャネル情報を使用してチャネルを選択する。チャネルが選択できない場合とは、トラフィック量の推定結果に優劣がない状態である。これにより、チャネル決定部23は、予め設定したチャネル情報の優先順位に従ってチャネル情報を使用して、チャネルを選択できる。
子機2は、例えば図1に示したように、無線通信部31、通信制御部32、及び、子機2の個別の機能(例えば空調等)を行うAP(アプリケーション)処理部33を有する。無線通信部31は、上述した親機1の無線通信部12と同様に、所定のチャネルを使用して無線信号の授受を行う。通信制御部32は、親機1から供給された制御パケットを受信し、当該制御パケットに含まれるチャネルで通信を行うよう無線通信部31を制御する。
つぎに、上述した無線通信システムにおいて、チャネルを決定する具体例について説明する。
図3に示すように、無線通信システムA、無線通信システムBがともにチャネル1を使用しており、図4に示すように、無線通信システムCがチャネル2を使用している状況において、新たに無線通信システムDを構築する場面を考える。例えば、マンションといった集合住宅において、無線通信システムDが構築される住居の上下左右に他の住居が存在して、それぞれの住居に無線通信システムA,B,Cが既に構築されている状況が想定される。
このような状況において、無線通信システムDの親機D0はチャネル情報の要求パケットを送出する。すると、このチャネル情報の要求パケットは、無線通信システムDの無線通信範囲に含まれる親機1及び子機2に受信される。
親機D0は、チャネル1を使用してチャネル情報の要求パケットを送信する。すると、図3に示すように、親機D0から送信されたチャネル情報の要求パケットは、無線通信システムAの親機A0、子機a3、a4、a5、無線通信システムBの子機b3に受信される。親機A0、子機a5、子機b3は、親機D0から送信されたチャネル情報の要求パケットに対し、自己の無線通信システムにおけるチャネル情報を含む応答パケットを返信する。これにより、親機D0は、無線通信システムAにおけるチャネル情報及び無線通信システムBにおけるチャネル情報を取得できる。なお、この親機D0による応答パケットは、上述における(1)に相当する。
この応答パケットには、上述の(A)乃至(D)のうち少なくとも一つのチャネル情報が含まれている。このため、各無線通信システムの親機1又は子機2は、(A)乃至(D)のチャネル情報を取得するための機能を有している必要がある。
(A)無線通信システムの全体で送信するトラフィック量の指標は、例えば、親機1により、当該親機1及び子機2のトラフィック量を監視することにより認識することが可能である。また、親機1により認識した(A)のチャネル情報を子機2に送信して記憶させておいてもよい。(B)無線通信システムに含まれる親機及び子機のそれぞれが送信するトラフィック量の指標は、各親機1や子機2により自身が無線信号を送受信したデータ量を記憶しておけばよい。(C)の無線通信システムに含まれる親機及び子機の台数は、親機1により自己の無線通信システムにおける親機1及び子機2の数を記憶しておき、子機2に送信して記憶させておくことができる。
このように、無線通信システムにおける親機1及び子機2は、(A)、(B)、(C)のチャネル情報を、親機1のみならず子機2に記憶しておくことができる。そして、各無線通信システムの親機1及び子機2は、他の無線通信システムからチャネル情報の要求パケットを受信したことに応じて、内部に記憶しておいたチャネル情報を読み出し、チャネル情報を含む応答パケットを返信できる。
無線通信システムDの親機D0は、チャネル情報取得部21によって、応答パケットに含まれるチャネル情報を取得する。トラフィック量推定部22は、チャネル情報取得部21により取得したチャネル情報を記憶部13のテーブルデータに記憶させる。その結果、トラフィック量推定部22は、図5に示すようなテーブルを構築できる。図5のテーブルは、チャネル番号、全子機登録台数、PANID(システム識別ID)、子機登録台数が対応づけられている。親機D0は、親機A0又は子機a5から返信されたチャネル情報から、無線通信システムAにおいて登録されている子機の台数を子機登録台数の「5」として記憶できる。同様に、親機D0は、子機b3から返信されたチャネル情報から、無線通信システムBにおいて登録されている子機の台数を子機登録台数の「3」として記憶できる。トラフィック量推定部22は、無線通信システムAの台数と無線通信システムBの台数を合計して、チャネル1において隣接する無線通信システムA、Bに登録されている台数が「8」であることが推定できる。
同様に、親機D0は、チャネル2についても同様に、チャネル2を使用してチャネル情報の要求パケットを送信すると、無線通信システムDの無線通信範囲に含まれる親機1及び子機2から応答パケットを受信できる。図4に示すように、無線通信システムCのうち、無線通信システムDの無線通信範囲に含まれる親機1及び子機2は、親機C0、子機c6、c7、c10、c11、c12である。
親機D0は、チャネル情報取得部21によって、無線通信システムCの親機C0、子機c11から応答パケットを受信できる。トラフィック量推定部22は、チャネル情報取得部21により取得したチャネル情報を記憶部13のテーブルデータに記憶させる。トラフィック量推定部22は、無線通信システムCの親機1及び子機2から返信されたチャネル情報から、無線通信システムCにおいて登録されている子機の台数を子機登録台数の「12」として記憶できる。このとき、トラフィック量推定部22は、図5のテーブルを更新して、図6に示すように、チャネル番号の「2」、全子機登録台数の「12」、PANIDの「C」、子機登録台数の「12」を追加する。このテーブルは、トラフィック量推定部22によるトラフィック量の推定結果となる。
図6のようなテーブルが構築されると、チャネル決定部23は、当該テーブルを参照して、自己の無線通信システムが使用するチャネルを選択する。図6によれば、チャネル1の方がチャネル2よりも全子機登録台数が少ない。したがって、チャネル決定部23は、チャネル1を使用することを決定する。
この無線通信システムにおいて、(B)のチャネル情報を使用する場合、親機D0は、チャネル情報取得部21によって、隣接する無線通信システムA、B、Cから、各子機2のトラフィック量の指標をチャネル情報として取得する。トラフィック量推定部22は、チャネル情報取得部21が取得した各子機2のトラフィック量の指標から、図7に示すようなテーブルを構築する。このテーブルは、チャネル番号、全トラフィック量、PANID、端末識別ID、トラフィック量が対応づけられている。トラフィック量推定部22は、各子機2のトラフィック量をチャネル1ごとに合計し、全トラフィック量とする。
図7のようなテーブルが構築されると、チャネル決定部23は、当該テーブルを参照して、自己の無線通信システムが使用するチャネルを選択する。図7によれば、チャネル2の方がチャネル1よりも全トラフィック量が少ない。したがって、チャネル決定部23は、チャネル2を使用することを決定する。
さらに、(B)のチャネル情報を使用する場合、親機D0は、チャネル情報取得部21によって、隣接する無線通信システムA、B、Cから、各子機2の他のトラフィック量の指標としての端末タイプ識別IDをチャネル情報として取得してもよい。なお、チャネル情報取得部21は、他のチャネル情報と同様の手段によって端末タイプ識別IDを取得できる。トラフィック量推定部22は、チャネル情報取得部21が取得した各子機2のトラフィック量の指標から、図8に示すようなテーブルを構築する。このテーブルは、チャネル番号、全トラフィック量、PANID、端末識別ID、端末タイプ識別IDが対応づけられている。トラフィック量推定部22は、チャネル情報として取得した端末タイプ識別IDを参照して、隣接する無線通信システムに含まれる端末の種類を認識する。トラフィック量推定部22は、認識した端末の種類から、図9に示すような端末タイプ識別IDに対応したトラフィック量のテーブルを参照する。これにより、トラフィック量推定部22は、各端末の種類に応じたトラフィック量を推定する。図9のテーブルは、予め親機1の記憶部13に書き込まれたものであってもよい。また、図9のテーブルは、親機1がインターネット等のインフラを経由して取得可能である。また、各家庭に設置された親機1のみならず、ユーザが保有するスマートフォン等の専用端末を経由して、親機1が図9のテーブルを取得してもよい。
これにより、チャネル決定部23は、チャネル情報取得部21によってチャネル情報としてトラフィック量を取得できなくても、トラフィック量推定部22によってトラフィック量を推定できる。すなわち、敢えてトラフィック量の情報をパケットに組み込まなくても、無線通信システム全体でトラフィック量を推定できる。なお、任意の端末について推定するトラフィック量は、当該端末の種類が最大で扱うトラフィック量とは限らない。例えば、将来的にトラフィック量が増えることを想定して、図8のトラフィック量を最大トラフィック量に設定してもよい。さらに、端末の種類によって平均的に扱うトラフィック量に設定してもよい。
図8のようなテーブルが構築されると、チャネル決定部23は、当該テーブルを参照して、自己の無線通信システムが使用するチャネルを選択する。図8によれば、チャネル2の方がチャネル1よりも全トラフィック量が少ない。したがって、チャネル決定部23は、チャネル2を使用することを決定する。
チャネル情報として無線通信システムの全体で送信するトラフィック量の指標を使用する場合、チャネル情報取得部21は、各無線通信システムの親機1又は子機2から、各無線通信システム全体におけるトラフィック量の指標を取得する。そして、トラフィック量推定部22は、図10に示すように、チャネル番号、全トラフィック量、PANID、及び、トラフィック量が対応づけられたテーブルを構築する。
図10のようなテーブルが構築されると、チャネル決定部23は、当該テーブルを参照して、自己の無線通信システムが使用するチャネルを選択する。図10によれば、チャネル1の方がチャネル2よりも全トラフィック量が少ない。したがって、チャネル決定部23は、チャネル1を使用することを決定する。
チャネル情報としてチャネルごとに独立した無線通信システムの数を使用する場合、チャネル情報取得部21は、各無線通信システムの親機1又は子機2から、PANIDを取得する。トラフィック量推定部22は、チャネル情報取得部21により取得されたチャネルごとに独立した無線通信システムの数を記憶する。その結果、トラフィック量推定部22は、図11に示すような、チャネル情報、システム数、PANIDが対応づけられたテーブルを構築する。
図11のようなテーブルが構築されると、チャネル決定部23は、当該テーブルを参照して、自己の無線通信システムが使用するチャネルを選択する。図11によれば、チャネル2の方がチャネル1よりも無線通信システムの数が少ない。したがって、チャネル決定部23は、チャネル2を使用することを決定する。
親機D0は、上述した図6乃至図8、図10、図11のテーブルのうちの少なくとも2つが構築できる場合において、複数のチャネル情報に優先順位を設定しておき、当該優先順位に従ってチャネル情報を使用してチャネルを選択してもよい。チャネル決定部23は、優先順位が最も高いチャネル情報を使用して作成したトラフィック量の推定結果としてのテーブルを参照して、自己の無線通信システムが使用するチャネルを決定する。これにより、チャネル決定部23は、図6、図7、図8、図10、図11に示したトラフィック量の推定結果のそれぞれを第1、第2、第3、第4、第5の基準として設定して、最終的に使用するチャネルを決定できる。
また、チャネル決定部23は、各チャネル情報について重み係数を設定しておき、図6乃至図8、図10、図11に示したトラフィック量の推定結果に重み係数を乗算してもよい。これによっても、チャネル決定部23は、優先度の高いチャネル情報についての重みを高くして、チャネルを決定できる。さらに、チャネル決定部23は、端末毎に重み係数をつけて、それを加味したトラフィック量の合計をその無線通信システムのトラフィック量として調整してもよい。
さらに、チャネル決定部23は、システムの特徴を利用して、チャネルごとのトラフィック量を調整してもよい。このトラフィック量の調整は、特に、親機1、子機2の台数のみの情報しかない場合などに効果を発揮する。例えば、親機1の方がトラフィック量が多い場合は、親機1のトラフィック量を子機2のトラフィック量より大きく設定すればよい。例えば、子機2の種類(例:家電の種類)に応じてトラフィック量が異なる場合は、子機2の種類に応じてトラフィック量を設定し、それぞれの端末数を考慮して、全体のトラフィック量を設定すればよい。このとき、チャネル決定部23は、上述した図9のテーブルを参照してもよい。例えば、親機1の端末タイプ識別IDをaとし、子機2の端末タイプ識別IDをb〜eとする。これにより、親機1のトラフィック量を子機2のトラフィック量より大きく設定できる。さらに、子機2の種類に応じてトラフィック量が異なる場合にも、端末タイプ識別IDのb〜eを参照してトラフィック量を設定することができる。
以上のように、この無線通信システムによれば、自己の無線通信システムと隣接する無線通信システムに含まれる親機又は子機の少なくとも一つから送信されるチャネル情報から、隣接する無線通信システムにおけるトラフィック量を推定する。これにより、無線通信システムによれば、隣接する無線通信システムのトラフィック量に基づいて自己の無線通信システムが使用するチャネルを決定できる。無線通信システムは、隣接する無線通信システムにおけるトラフィック情報に基づいてチャネルを選択することで、干渉源となるシステムの通信量を抑制する。これにより、システム全体のスループットを向上させることができる。
また、この無線通信システムによれば、上述した(1)乃至(3)の少なくとも一つのパケットを無線信号として受信するので、隣接する無線通信システムのトラフィック量を一定時間のみならず、隣接する無線通信システムの状況に応じてチャネルを決定できる。
さらに、この無線通信システムによれば、チャネル情報として(A)乃至(D)の少なくとも一つとしてトラフィック量を推定でき、将来にトラフィック量が増加する可能性を加味してチャネルを決定できる。例えば、1つの無線通信システム当たりに想定される端末数、トラフィック量などの情報があれば、(D)の「無線通信システムの数」を元に将来のトラフィック量を推定することができる。
なお、上述の実施の形態は本発明の一例である。このため、本発明は、上述の実施形態に限定されることはなく、この実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
上述した図6、図7、図8、図10、図11のテーブルには子機2についてのみ示したが、親機1の情報が含まれていてもよいことは勿論である。
1 親機
2 子機
11 通信制御部
12 無線通信部
13 記憶部
21 チャネル情報取得部
22 トラフィック量推定部
23 チャネル決定部

Claims (9)

  1. 単一の親機と複数の子機とを含む無線通信システムが使用するチャネルを予め設定された複数のチャネルから選択するチャネル選択装置であって、
    自己の無線通信システムと隣接する無線通信システムに含まれる親機又は子機の少なくとも一つから送信される無線信号を検出し、当該隣接する無線通信システムにおけるトラフィック量を推定するためのチャネル情報を取得するチャネル情報取得手段と、
    前記チャネル情報取得手段により取得されたチャネル情報に基づいて前記隣接する無線通信システムのトラフィック量を推定するトラフィック量推定手段と、
    前記トラフィック量推定手段により推定されたトラフィック量の推定結果に基づいて、自己の無線通信システムが使用するチャネルを選択するチャネル決定手段と
    を備えることを特徴とするチャネル選択装置。
  2. 前記チャネル情報取得手段は、前記隣接する無線通信システムにおける親機又は子機の少なくとも一つに対して要求パケットを送信したことに対する応答パケット、前記隣接する無線通信システムにおける親機又は子機から定期的に送信されるパケット、又は、前記隣接する無線通信システムにおける親機又は子機から常時送信されるパケットを前記無線信号として受信することを特徴とする請求項1に記載のチャネル選択装置。
  3. 前記チャネル情報は、前記無線通信システムの全体で送信するトラフィック量の指標、前記無線通信システムに含まれる親機及び子機のそれぞれが送信するトラフィック量の指標、前記無線通信システムに含まれる親機及び子機の台数、又は、チャネルごとに独立した無線通信システムの数の少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のチャネル選択装置。
  4. 前記チャネル情報は、前記無線通信システムの全体で送信するトラフィック量の指標であり、
    前記トラフィック量推定手段は、前記チャネル情報取得手段により取得されたチャネルごとに各無線通信システムのトラフィック量の指標を記憶し、記憶した全てのトラフィック量の指標をチャネルごとに合計し、前記チャネル決定手段は、当該合計値の最も小さいチャネルを選択することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のチャネル選択装置。
  5. 前記チャネル情報は、前記無線通信システムに含まれる親機及び子機のそれぞれが送信するトラフィック量の指標であり、
    前記トラフィック量推定手段は、前記チャネル情報取得手段により取得されたチャネルごとに各親機及び子機のトラフィック量の指標を記憶し、記憶した全てのトラフィック量の指標をチャネルごとに合計し、前記チャネル決定手段は、当該合計値の最も小さいチャネルを選択することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のチャネル選択装置。
  6. 前記チャネル情報は、前記無線通信システムに含まれる親機及び子機の台数であり、
    前記トラフィック量推定手段は、前記チャネル情報取得手段により取得されたチャネルごとに各無線通信システムに含まれる親機及び子機の台数を記憶し、記憶した全ての親機及び子機の台数をチャネルごとに合計し、前記チャネル決定手段は、当該合計値の最も小さいチャネルを選択することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のチャネル選択装置。
  7. 前記チャネル情報は、チャネルごとに独立した無線通信システムの数であり、
    前記トラフィック量推定手段は、前記チャネル情報取得手段により取得されたチャネルごとに独立した無線通信システムの数を記憶し、前記チャネル決定手段は、記憶した独立した無線通信システムの数の最も少ないチャネルを選択することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のチャネル選択装置。
  8. 前記チャネル決定手段は、前記チャネル情報取得手段により前記チャネル情報として取得された、前記無線通信システムの全体で送信するトラフィック量の指標、前記無線通信システムに含まれる親機及び子機のそれぞれが送信するトラフィック量の指標、前記無線通信システムに含まれる親機及び子機の台数、チャネルごとに独立した無線通信システムの数のうち、複数のチャネル情報に優先順位を設定しておき、当該優先順位に従ってチャネル情報を使用してチャネルを選択することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のチャネル選択装置。
  9. 単一の親機と複数の子機とを含む無線通信システムであって、
    前記親機が、
    自己の無線通信システムと隣接する無線通信システムに含まれる親機又は子機の少なくとも一つから送信される無線信号を検出し、当該隣接する無線通信システムにおけるトラフィック量を推定するためのチャネル情報を取得するチャネル情報取得手段と、
    前記チャネル情報取得手段により取得されたチャネル情報に基づいて前記隣接する無線通信システムのトラフィック量を推定するトラフィック量推定手段と、
    前記トラフィック量推定手段により推定されたトラフィック量の推定結果に基づいて、予め設定された複数のチャネルから自己の無線通信システムが使用するチャネルを選択するチャネル決定手段とを備えること
    を特徴とする無線通信システム。
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JP2007513548A (ja) * 2003-12-01 2007-05-24 インターデイジタル テクノロジー コーポレーション アクセスポイントのチャネル選択を最適化するための無線通信方法および装置
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