JP2011173217A - ブローチ盤切屑除去装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワーク受金の中央または内部に切屑除去装置を設けることにより、テーブル上の切屑を確実に除去できるブローチ盤切屑除去装置を提供する。
【解決手段】切屑除去装置は受金に下方内部の開口部に設けられた軸受の内輪に回転自在に支持されブローチの外周部に遊挿すると共に、該ブローチの外周部の円周方向に複数個設けられたブラシ固定治具を設けている。ブラシ固定治具には先端がブローチの外周部に接触するように設けられ、該ブローチの直径方向に移動可能に設けられたブラシを設けている。ブラシ固定治具は、ブローチの外周部に遊挿して設けられた第1のプーリーと、受金に取り付けられた減速機付モータと、モータの出力軸に取り付けられベルト介して前記第1のプーリーに連結された第2のプーリーと、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、ブローチ加工において、ブローチに付着した切屑を除去するためのブローチ盤切屑除去装置に関する。
従来、この種のブローチ盤切屑除去装置においては、ブローチの中心に対し同心円上に三カ所に設けたブラシユニットをブローチの周囲に配設し、前記ブラシユニットを半径方向に往復動させて切屑を除去するブラシ回転手段を備えている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2005−211991号公報
しかしながら、特許文献1に記載されているブローチ盤切屑除去装置においては、ブラシユニットが一定の大きさを有するためにブローチ盤のテーブルにワークを取り付けるワーク受金を設けている。
このため、ブローチ盤より除去した切屑が前記ワーク受金の上に付着するので、ブローチ盤にワークを取り付ける際に必要に応じて切屑を除去しなければならないという問題があった。
また、切屑がテーブル及び治具の上面に飛散するため、切屑の回収が困難になりブローチ盤全体が汚れるという問題があった。
さらに、ワーク払いだし装置を取り付ける際に、ブラシユニットが邪魔になって取り付けられないという問題があった。
そこで、ブラシを用いた切屑除去装置においては、エアー等の流体を用いた除去方法に比べ、直接、切屑を振り落とすため最も切屑を除去し易い方法であると考えられるが、切屑が直接ブラシに触れるため該ブラシの摩耗が問題となる。
また、切屑除去装置においては、ブラシの摩耗対策として、例えばブラシをテーブルにて正回転と逆回転とに往復回動させることにより該ブラシの寿命を長くする方法を採用しているが、ブラシの寿命を十分に確保することが出来ないという問題があった。
本発明は係る課題を解決するためになされたもので、ワーク受金の中央または内部に
切屑除去装置を設けることにより、テーブル上の切屑を確実に除去できるブローチ盤切屑除去装置を提供することを目的とする。
前記の課題を解決するため請求項1記載の発明は、外周に切屑が設けられ、軸線方向に移動する間にワークを加工するブローチと、前記ブローチが通過する穴が形成され、前記ブローチにより加工するワークが載置される取付座を形成した受金とをブローチ盤に付設され、ブローチ加工時に前記切屑に付着する切屑を除去する切屑除去装置において、
前記切屑除去装置は、前記受金の下方内部に形成した開口部に設けられた軸受と、
前記軸受の内輪に回転自在に支持され前記ブローチの外周部に遊挿すると共に、該ブローチの外周部の円周方向に複数個設けられたブラシ固定治具と、
前記ブラシ固定治具に取り付けられ先端が前記ブローチの外周部に接触するように設けられて該ブローチの直径方向に移動可能に設けられたブラシと、
前記ブラシ固定治具に取り付けられ前記ブローチの外周部に遊挿して設けた第1のプーリーと、
前記受金に取り付けられた減速機付モータと、
前記のモータの出力軸に取り付けられベルト介して前記第1のプーリーに連結された第2のプーリーと、を備え、
前記ブラシは前記ブローチの軸線方向に対して傾けて設けられていることを特徴とする。
本発明は、切屑除去装置は、受金内部に切屑除去装置を設けることにより、新たなスペースを必要とせずその為、受金を交換するだけで、切屑除去が行えることができ、ブラシの交換がし易くなった。
また、ワーク払い出し装置も簡単に取り付けることが可能で、切屑除去装置を取り付ける際に、ワーク払い出し装置との干渉がないのでは保守点検等の管理が容易である。
本発明の実施の形態に係るブローチ盤の概略構造図を示す正面図である。 図1の右側面図である。 切屑除去装置の概略構造図である。 図3のIII−III線の断面図である。 ブローチの軸心方向に対してブラシを傾けた状態を示す模写図である。
本発明の実施の形態に係るブローチ盤10について図面により詳細に説明する。図1は本発明の実施の形態に係る切屑除去装置18を取り付けるブローチ盤10の概略構造を示す縦断面図を示し、図2は図1の右側面図を示す。
図1においてブローチ盤10は、矩形状のコラム11の下部の内部にブローチ12を着脱自在に支持するプルヘッド13が設けられている。ブローチ12の軸心方向の上部(図1で上方)には、コラム11にテーブル14が取り付けられており、該テーブル14にワーク15をセットする受金16が固定されている。
さらに、受金16には、ワーク15を払い出しするワーク払い出し装置17及びブローチ12の加工より切屑を該ブローチ12から除去する切屑除去装置18が取り付けられている。
また、ワーク払い出し装置17及び切屑除去装置18の上方には、コラム11の上部に固定されたスタンド19にブローチ12を上方に持ち上げるシリンダ機構を備えた引き上げ装置20が設けられている。
図3は切屑除去装置18の概略構造を示す縦断面図で、図3中、図1及び図2の構成と同一の構成要素については同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図3により切屑除去装置18について説明する。テーブル14には円筒形の台座21がボルト24により固定されている。台座21には内周面の上下方向に一対の軸受22、23が装着されており、該軸受22、23の内輪にはブラシ27を固定する円筒形のブラシ固定治具25がブローチ12に外方に回転自在に支持されている。
図4に示すように、ブラシ固定治具25は円周方向に均等に複数個、例えば4個配設されたブラシホルダ26と、該ブラシホルダ26に所定の束により嵌挿されたブラシ27と、該ブラシ27をブラシホルダ26に固定する押しねじ28、とを備える。
ブラシ27はブローチ12の外周の外方に位置し、その先端はブローチ12の外周に接触して該ブローチ12に外周に付着する切屑(図示しない)を除去する。
図5に示すようにブラシ27はブローチ12の軸心に対して、傾けて設けている。ブラシ27はナイロン等の素材を使用しており、ブローチ12に傷をつけないものが望ましく、該ブラシ27は長さが約18mmのナイロン製の毛を幅3mm×30mmに束ねて一つのブラシとして使用する。これにより、ブローチ12の軸心方向の移動と共に、ブラシ固定治具25が回転するとブローチ12の溝にブラシ27の毛が入りやすくなり、ブラシ27の毛が逃げ易い方向に曲がり、摩耗が抑えることができ、切屑がブラシ27によりブローチ12の刃部から容易に取り除かれるようになる。
台座21の上に位置する円筒形の受金16は、ボルト29により台座21に固定されている。受金16の中央に形成された穴30には、ブローチ12が遊挿されている。また、受金16の内側は下方に開口する開口部31が形成されており、該開口部31には、ブラシ固定治具25の上部に固定されるフランジ32と、該フランジ32に固定されただ第1のプーリー33が内設されている。参照符号34はブラシ固定治具25の下部に取り付けられたフタである。
参照符号35は減速機付モータを示すもので、受金16に取り付けられたブラケット36に固定されている。減速機付モータ35の回転軸には、第2のプーリー37が取り付けられている。第1及び第2のプーリー、33及び37にはベルト38が巻装されている。
本発明の実施の形態に係る切屑除去装置10は基本的には以上のように構成されており、次に動作及び作用効果について説明する。
ブローチ12をプルヘッド13に装着してワーク15を加工すると、切屑(図示しない)は受金16の穴30から該受金16の真下に落下するので、切屑は受金16の上面に付着することはない。
さらに、ブローチ12の切刃部に付着した切屑はブローチ12の中心に対し同心円上に配置されたブラシ27がブローチ12の円周方向に移動することにより切屑がブローチ12の外周から除去される。
これは、通常、引き抜き方向から除去する場合に比べ、円周方向からブラシを当てることにより、切屑が落としやすいだけでなく、ブローチの刃の影響を受け難く寿命が長くなるという利点がある。
本発明の切屑除去装置は、受金内部に切屑除去装置を組み込んだ構造になっているため、従来の受金を交換するだけで、簡単に切屑除去が行える。
10 ブローチ盤 11 コラム
12 ブローチ 13 プルヘッド
14 テーブル 15 ワーク
16 受金 17 ワーク払い出し装置
18 切屑除去装置 21 台座
22、23 軸受 25 ブラシ固定治具
30 穴 31 開口部
32 フランジ 33、37 プーリー
35 モータ 38 ベルト




Claims (1)

  1. 外周に切屑が設けられ、軸線方向に移動する間にワークを加工するブローチと、前記ブローチが通過する穴が形成され、前記ブローチにより加工するワークが載置される取付座を形成した受金とをブローチ盤に付設され、ブローチ加工時に前記切屑に付着する切屑を除去する切屑除去装置において、
    前記切屑除去装置は、前記受金に下方内部の開口部に設けられた軸受と、
    前記軸受の内輪に回転自在に支持され前記ブローチの外周部に遊挿すると共に、該ブローチの外周部の円周方向に複数個設けられたブラシ固定治具と、
    前記ブラシ固定治具に取り付けられ先端が前記ブローチの外周部に接触するように設けられ、該ブローチの直径方向に移動可能に設けられたブラシと、
    前記ブラシ固定治具に一体に形成され前記ブローチの外周部に遊挿して設けられた第1のプーリーと、
    前記受金に取り付けられた減速機付モータと、
    前記の減速機付モータの出力軸に取り付けられベルト介して前記第1のプーリーに連結された第2のプーリーと、を備え、
    前記ブラシは前記ブローチに軸線方向に対して傾けて設けられていることを特徴とするブローチ盤切屑除去装置。
JP2010039554A 2010-02-25 2010-02-25 ブローチ盤切屑除去装置 Withdrawn JP2011173217A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104588769A (zh) * 2014-12-18 2015-05-06 燕山大学 一种长深孔工件内表面加工设备的校准方法
CN113634816A (zh) * 2021-06-18 2021-11-12 威海市威力高档工具有限公司 一种拉刀自动去屑装置

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