JP2011171146A - 照明装置、これに用いられる化粧板、および照明器具の取付方法 - Google Patents

照明装置、これに用いられる化粧板、および照明器具の取付方法 Download PDF

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Abstract

【課題】天井面などの取付面における日焼け痕が目立つのを抑制することができ、また、直付け照明器具の小型化を図ることができる、照明装置、およびこれに用いられる化粧板を提供する。
【解決手段】前面5bに蛍光ランプ6が取付けられる器具本体5と、器具本体5の背面5cから突出するアダプタ4とを有し、アダプタ4が天井面90に設置された引掛けシーリング91に取付けられる直付け照明器具2と、アダプタ4を挿通する貫通孔3aを有し、直付け照明器具2と天井面90との隙間に配置される化粧板3とを備えている。化粧板3が、貫通孔3aを通じてアダプタ4に挿抜自在であることにより、化粧板3が直付け照明器具2に着脱自在であると共に、直付け照明器具2に取付けられた状態において、化粧板3の外縁3aが直付け照明器具2の外縁7aよりも外側にあるように構成した。
【選択図】図2

Description

本発明は、天井面や壁面等の取付面に取付けられる直付け照明器具を備えた照明装置、これに用いられる化粧板、および照明器具の取付方法に関する。
一般照明分野において、材料コストおよび運搬コストの削減の観点から、ランプが装着される照明器具の小型化の要請が高まっている。そこで、近年、例えば、蛍光ランプの照明器具においては、従来の環形蛍光ランプに代えて小型の渦巻状の蛍光ランプ(以下、渦巻形蛍光ランプという)を装着することにより小型化された照明器具が提案されている(特許文献1参照)。
特許文献1には、渦巻形蛍光ランプが装着される器具本体と、天井面に設置された配線器具(ローゼット)に取付けられる取付部(ソケット)とを有する直付け照明器具を備えた照明装置が記載されている。渦巻形蛍光ランプは、ランプを構成する発光管を一平面内で仮想軸の廻りを旋回するように形成されているので、従来の環形蛍光ランプと比べた場合に、同じ放電距離であればランプの最大外径が小さくなる。このようにランプが小さくなる分、ランプを装着する器具本体を小さくすることができ、照明器具の小型化を図ることができる。
照明器具の小型化が進めば、小さくなる分、手で持ち易くなって、取り扱い易くなるので、取り付け、取り外し作業が楽になる。特に天井面の直付け照明器具では、天井面に向かって両手を上げて作業する必要があるので、その効果が大きい。
特許第4176800号公報
ところで、天井面は長年の使用により日焼け等によって変色することがある。ただし、直付け照明器具で覆われていた領域だけは日焼けしない。そのため、上記特許文献1に記載の外径の小さな直付け照明器具を、既設の外径の大きな環形蛍光ランプの直付け照明器具に代えて取付けた場合、照明器具が小さくなる分だけ、日焼けしていない領域が露出するために日焼け痕が目立つという問題が生じる。なお、新築の建物に直付け照明器具を取付けるような場合には、このような日焼け痕の問題がないので、取り扱い易い小型の照明器具が望まれている。
本発明は、上記した課題に鑑み、天井面などの取付面における日焼け痕が目立つのを抑制することができ、また、直付け照明器具の小型化を図ることができる、照明装置、これに用いられる化粧板、および照明器具の取付方法を提供することを目的とする。
本発明に係る照明装置は、前面に光源が取付けられるべき装着部と、前記装着部の背面から突出するアダプタとを有し、前記アダプタが天井面や壁面等の取付面に設置された固定器具に取付けられる直付け照明器具と、前記アダプタを挿通する貫通孔を有し、前記直付け照明器具と前記取付面との隙間に配置される化粧板とを備え、前記化粧板が、前記貫通孔を通じて前記アダプタに挿抜自在であることにより前記直付け照明器具に対して着脱自在であると共に、前記直付け照明器具に取付けられた状態において、前記化粧板の外縁が前記直付け照明器具の外縁よりも外側にあることを特徴とする。
また、本発明に係る化粧板は、前面に光源が取付けられるべき装着部と、前記装着部の背面から突出するアダプタとを有し、前記アダプタが天井面や壁面等の取付面に設置された固定器具に取付けられる直付け照明器具に対して、取付けられる板状部材からなるものであって、前記板状部材は、前記アダプタを挿通する貫通孔を有し、前記貫通孔を通じて前記アダプタに挿抜自在であることにより、前記板状部材が前記直付け照明器具に対して着脱自在であると共に、前記直付け照明器具に取付けられた状態において、前記板状部材の外縁が前記直付け照明器具の外縁よりも外側にあることを特徴とする。
また、本発明に係る照明装置の取付方法は、前記照明装置を前記取付面に取付ける 方法であって、前記照明装置のアダプタが樽形をしていて、前記装着部の背面に対して着脱自在であり、アダプタの周面に出没自在な複数の爪が設けられ、各爪が、出状態において前記化粧板を支えるように構成されており、前記装着部に対して脱状態のアダプタを、前記取付面の固定器具に取付ける第1の工程と、前記固定器具に取付けられたアダプタに前記貫通孔を挿通することにより、前記化粧板を前記アダプタに取付ける第2の工程と、前記化粧板が取付けられたアダプタに、前記装着部を取付ける第3の工程とを備え、前記第2の工程において、前記アダプタの各爪を没状態して、前記化粧板の貫通孔を前記アダプタに挿通し、その後、前記各爪を出状態にすることにより、前記各爪で前記化粧板を支えるように取付けることを特徴とする。
上記構成の照明装置によれば、化粧板の外縁が、直付け照明器具の外縁よりも外側にあり、化粧板が直付け照明器具よりも外側に拡がっているので、取付面における直付け照明器具の周辺領域を、化粧板により覆うことができる。これにより、例えば、直付け照明器具を取換えた場合に、直付け照明器具周辺に日焼けしていない領域が露出したとしても、日焼けしていない領域の少なくとも一部を化粧板によって覆い隠すことができるので、化粧板を取付けていない場合と比べて、日焼け痕が目立つのを抑制することができる。
また、化粧板は、直付け照明器具に対して着脱自在であるので、化粧板を取付けるかどうかをユーザ自身で選択できる。したがって、例えば、新築の建物に照明装置を取付ける場合など、取付面に日焼け痕がないときには、直付け照明器具だけを取付けることができる。
このように化粧板で日焼け痕が目立つのを抑制する構成としたので、直付け照明器具の小型化を進めることができる。これにより、特に、取付面に日焼け痕がないときにおいて、化粧板を取付けない場合には、取り付け、取り外し作業が容易になる利点を享受することができる。
上記構成の化粧板によれば、上記照明装置と同等の効果を得ることができる。
上記構成の照明装置の取付方法によれば、貫通孔を通じて樽形のアダプタに挿通した化粧板を、アダプタの周面に設けられた各爪で支えるようにして取付けることができるので、直付け照明器具の周辺領域を覆うための化粧板を、取付面に直接接着剤や釘などで取付ける場合と比べて、取付け作業が容易であり、取付け作業の効率化が図れるとともに、上記照明装置と同等の効果を得ることができる。
本発明の第1の実施形態に係る照明装置を示す斜視図。 図1の照明装置の構造を説明するための分解斜視図。 化粧板とアダプタの模式平面図。 (a)は、取付け構造を示す模式断面図であり、(b)は、化粧板の内周部を示す断面図、(c)は、器具本体の内周部を示す断面図。 化粧板の取付け効果を説明する説明図。 第1の実施形態に係る照明装置の取付方法を説明するための説明図。 本発明の第2の実施形態に係る照明装置の構成を示す分解斜視図。 図7の照明装置が有する直付け照明器具の背面側の構成を示す斜視図。 アダプタと、直付け照明器具および化粧板との取付け構造を示す模式断面図。 本発明の第3の実施形態に係る照明装置であって、(a)は、その照明装置の有する化粧板を示す斜視図であり、(b)は、照明装置の構成を示す一部断面を含む側面図。 本発明の第4の実施形態に係る照明装置であって、(a)は、照明装置の構成を示す側面図であり、(b)は、照明装置の有する直付け照明器具に設けられた板バネの斜視図。 本発明の変形例に係る化粧板を示す模式平面図および模式断面図。 本発明の変形例に係る化粧板を示す模式平面図および模式断面図。 本発明の変形例に係る化粧板を示す模式平面図および模式断面図。 本発明の変形例に係る化粧板を示す模式平面図および模式断面図。 本発明の変形例に係る照明装置の取付け構造を示す模式断面図。 本発明の変形例に係る化粧板を示す斜視図。
本発明を実施するための形態を、図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施形態]
<全体構成>
図1は、第1の実施形態に係る照明装置1が天井面90に取付けられた状態を示す斜視図であり、図2は、図1の照明装置1の構成を説明するための分解斜視図である。
図1に示すように、照明装置1は、天井面90に取付けられた直付け照明器具2と、直付け照明器具2に取付けられ、天井面90と直付け照明器具2との隙間に配された化粧板3とを有している。
直付け照明器具2は、図2に示すように、天井面90に設けられた固定器具である引掛けシーリング91に取付けられるアダプタ4と、前面5bに光源である蛍光ランプ6が取付けられる円板状の器具本体5と、器具本体5に取付けられ、蛍光ランプ6を覆うカバー7とを有している。本実施形態では、器具本体5が、光源が取付けられるべき装着部を構成している。
アダプタ4は、円筒状の樽形からなり、2つの栓刃41と、各栓刃41に電気的に接続された接続端子42と、周面4bに設けられた、2つの第1爪43および2つの第2爪44とを有している。各栓刃41を引掛けシーリング91の栓刃挿入口91aに挿入して、アダプタ4を周方向に回転させることにより、アダプタ4が引掛けシーリング91に取付けられる。各栓刃挿入口91aに挿入された栓刃41は、引掛けシーリング91内の屋内配線に電気的に接続される。
2つの第1爪43は、周面4bにおいて互いに径方向の反対側の位置にあり、周面4bの下端側に配されている。2つの第2爪44も、互いに径方向の反対側の位置にあり、周面4bの上端側に配されている。これら第1爪43および第2爪44は、周面4bから出没可能に構成されている。なお、図2には、周面4bから出状態の各第1爪43および各第2爪44が示されている。
器具本体5の前面5bには、2つのソケット51と、各ソケット51に接続された配線52と、安定器53とが設置されている。配線52の先端には、アダプタ4の接続端子42に挿入される接続コネクタ52aが設けられている。各ソケット51に、蛍光ランプ6の口金61が取付けられる。また、器具本体5の中央部には、アダプタ4を挿通する貫通孔5aが形成されており、器具本体5が、貫通孔5aを通じてアダプタ4に対して着脱自在に構成されている。この器具本体5をアダプタ4に取付けたときには、アダプタ4が器具本体5の背面から突出した状態となる。
カバー7は、透光性を有し、下方に向かって膨らむドーム状に形成されている。カバー7の外径は、器具本体5の外径よりも大きく、そのため、カバー7が取付けられたときには、器具本体5全体がカバー7により覆い隠される。また、カバー7には、蛍光ランプ6から出射された光のムラを抑制するための光拡散処理が施されている。なお、本実施形態ではカバー7を用いているが、使用しなくても本発明の効果は得ることができる。
蛍光ランプ6は、ランプを構成する発光管が一平面内で仮想軸の廻りを旋回するように形成されてなる、所謂、渦巻形蛍光ランプであり、従来の環形蛍光ランプよりも、ランプの最大外径が約10%小型化されている。これにより、蛍光ランプ6が取付けられる直付け照明器具2も、ランプが小さくなる分、環形蛍光ランプが取付けられる従来の直付け照明器具と比べて、10%程度小型化されている。
化粧板3は、円形の薄板からなり、その中央部にアダプタ4を挿通する貫通孔3aが形成されている。化粧板3は、貫通孔3aを通じてアダプタ4に対して挿抜自在であり、これにより、アダプタ4に対して着脱自在である。化粧板3の外径はカバー7の外径よりも大きく、化粧板3を直付け照明器具2に取付けたときには、化粧板3の外縁3bがカバー7の外縁7a(直付け照明器具2の外縁に相当)よりも外側に位置するように形成されている。これにより、化粧板3をアダプタ4に取付けた状態において、天井面90における直付け照明器具2の周辺領域を化粧板3によって覆い隠すことができる。
次に、貫通孔3aの大きさについて、図3を用いて説明する。
図3は、化粧板3とアダプタ4の模式平面図であり、アダプタ4の第2爪44を現すため、第1爪43が省略されている。図3に示すように、貫通孔3aの孔径H1は、出状態の2つの第2爪44の爪先をアダプタ4の周方向に結んで形成される仮想円C1の直径D1よりも小さく、没状態の2つの第2爪44の爪先をアダプタ4の周方向に結んで形成される仮想円C2の直径D2よりも大きい。なお、第1爪43も、第2爪44と同様に構成されており、2つの第1爪43の爪先をアダプタ4の周方向に結んで形成される仮想円は、出状態のときには仮想円C1と、没状態のときには仮想円C2と同等の大きさである。これらより、各第1爪43および各第2爪44の没状態において、化粧板3を貫通孔3aを通じてアダプタ4に挿通することができる。また、挿通後、各第2爪44を出状態にすることにより、化粧板3を各第2爪44で支えることができる。
化粧板3の厚さは、数mm程度である。これは、従来の一般的な直付け照明装置では、天井面との隙間の間隔が10mm〜20mm程度であり、化粧板3の厚さが数mm程度であれば、前記隙間間隔であっても化粧板3を配置することができるからである。また、化粧板3の色は、特に限定されるものではないが、天井面90や直付け照明器具2の色を考慮して、適宜選択するのが好ましい。
このような化粧板3は、例えば、アルミなどの金属、樹脂または木材などを用いて作製することができる。
<取付け構造>
次に、アダプタ4と、化粧板3および器具本体5との取付け構造について説明する。
図4(a)は、アダプタ4と、化粧板3および器具本体5との取付け構造の要部を示す模式断面図である。
図4(a)に示すように、第2爪44は、アダプタ4内の空間46内に配された可動部材48の一端に設けられている。可動部材48は、空間46内において径方向にスライド可能であり、第2爪44側とは反対側からコイルバネ49により付勢されている。これにより、第2爪44が空間46の周面4b側の開口部から飛び出した出状態とされている。
可動部材48の第2爪44側とは反対側の端部に、第2レバー48aが設けられている。この第2レバー48aと第2爪44とは連動するので、第2レバー48aをアダプタ4の径方向内側に移動させることにより第2爪44を周面4bの内側に没入させた没状態にすることができる。
第2爪44は、爪先にいくにつれて肉厚が薄くなる先細り形状からなる。また、第2爪44の器具本体5側の面は、爪先にいくにつれて器具本体5の背面5cから離れるように傾斜する傾斜面44aである。化粧板3の貫通孔3aをアダプタ4に挿通する際、化粧板3の貫通孔3a近傍の内周部31を第2爪44に傾斜面44a側から押し当てると、押し当てた力の一部を、傾斜面44aによってアダプタ4の径方向内向きの力に変換することができるので、コイルバネ49の付勢力に抗して第2爪44をアダプタ4の内側に没入させることができる。このように第2レバー48aを使わなくても第2爪44を没状態にできるので、化粧板3の取付けが簡単に行える。化粧板3を取り外すときには、第2レバー48aを用いて第2爪44を没状態にすることにより、化粧板3をアダプタ4から抜き取ることができる。
化粧板3の内周部31には、貫通孔3aに沿って形成された環状リング部32が設けられている。環状リング部32には凹部32bが形成されており、この凹部32bに、コイルバネ49により付勢された第2爪44が嵌め込まれている。図4(b)は、化粧板3の内周部31および環状リング部32を示す断面図である。
図4(b)に示すように、凹部32bは、環状リング部32の内周面32aを周方向に沿って凹ませてなる環状凹部であり、第2爪44の形状に適合する形状を有している。また、凹部32bの底Aで形成される円の直径は、仮想円C1の直径D1(図3参照)よりも小さくなるように形成されている。このため、第2爪44は、凹部32bに嵌め込まれた状態においても、コイルバネ49により常に付勢されているので、第2爪44が化粧板4を支えるだけでなく、化粧板3がアダプタ4に対して傾いたり、位置ずれが生じるのを抑制することができる。これにより、化粧板3とアダプタ4との取付け状態が安定する。
また、内周部31では、内周面31aと背面3cとの間の角部が面取りされている。この内周部31の面取りされた部分31bが、貫通孔3aをアダプタ4に挿通するときのガイドとなるので、角部を残した場合と比べて、アダプタ4に対する貫通孔3aの挿通がスムーズに行える。
第1爪43は、第2爪44と基本的な構成は同じであり、また、器具本体5の内周部54および環状リング部55(図4(c)参照)も、化粧板3の内周部31および環状リング部32と基本的な構成は同じであるので、これらの説明を省略する。
<化粧板の取付け効果>
上記構成の照明装置1によれば、化粧板3を直付け照明器具2に取付けた状態において、化粧板3の外縁3bがカバー7の外縁7aよりも外側にあり、化粧板3が直付け照明器具2よりも外側に拡がっているので、天井面90の直付け照明器具2の周辺領域を化粧板3により覆うことができる。このため、例えば、既設の直付け照明器具に代えて直付け照明器具2を取付けた場合、照明器具が小さくなる分だけ、日焼けしていない領域が露出するが、化粧板3を取付けることによって日焼けしていない領域の少なくとも一部を覆い隠すことができる。これにより、天井面の日焼け痕が目立つのを抑制する効果が得られる。
この効果について、図5(a)〜(d)を用いて、詳しく説明する。
図5(a)には、既設の直付け照明器具を取り外した状態の天井面90が示されている。また、天井面90において、日焼けした領域が90aで、既設の直付け照明器具に覆われていて日焼けしていない領域が90bで示されている。なお、図5(b)〜(d)では、日焼けしていない領域90bを分かり易くするため、直付け照明器具2および化粧板3にドットを付している。
図5(b)に示すように、天井面90に、既設の直付け照明器具よりも小型の直付け照明器具2だけを取付けた場合、照明器具が小さくなる分だけ、日焼けしていない領域90bが露出してしまう。
一方、図5(c)に示すように、直付け照明器具2に化粧板3を取付けた場合には、化粧板3が、直付け照明器具2の周辺の日焼けしていない領域90bを覆い隠すので、天井面90において、日焼け痕が目立つのを抑制することができる。
なお、図5(d)に示すように、化粧板3Sが、直付け照明器具2の周辺の日焼けしていない領域90b全体を覆い隠すことができなかったとしても、日焼けしていない領域90bの露出面積を小さくすることができるので、図5(b)に示す直付け照明器具2だけの場合と比べて、日焼け痕が目立つのを抑制することができる。
このように日焼け痕が目立つのを抑制できるのは、日焼けしていない領域90bの露出面積を小さくすることにより、色の面積効果が得られることによる。色の面積効果とは、同じ色でも、大きな面積と小さな面積とでは色の見え方が異なる効果のことをいい、例えば、小さな面積では、大きな面積の場合に比べて色の明度や彩度が低く感じられる。したがって、日焼けしていない領域90bの露出面積を小さくできれば、見た目上の明度や彩度を低くすることができるので、結果的に、日焼けした領域90aと日焼けしていない領域90bとのコントラストが下がり、日焼け痕が目立つのを抑制できるのである。
なお、新築の建物の天井面に照明装置1を取付けるときなど、日焼け痕がない場合または既設と取り換えた場合でも日焼け痕が目立たない場合には、化粧板3を取付けずに直付け照明器具2だけを天井面に取付けることができる。これにより、直付け照明器具2が、環形蛍光ランプが取付けられた従来の直付け照明器具と比べて、小型であって、手で持ち易くかつ取り扱い易くなるので、取り付け、取り外し作業が容易になる。
<取付方法>
次に、本実施形態に係る照明装置1の取付方法の一例について説明する。
ここでは、アダプタ4に対して化粧板3および器具本体5を取付ける工程を詳細に説明し、他の工程についてはその説明を省略するか簡略するに留める。
先ず、アダプタ4の各栓刃41を引掛けシーリング91の栓刃挿入口91aに挿入して(図2参照)、アダプタ4を引掛けシーリング91に取付ける(第1の工程)。
第1の工程の後、引掛けシーリング91に取付けられたアダプタ4に、貫通孔3aを挿通させることにより化粧板3を取付ける(第2の工程)。このとき、出状態の第1爪43および第2爪44に対して、化粧板3の内周部31を順次押し当てることにより、第1爪43および第2爪44をアダプタ4の内側に一時的に順次没入させることができる。よって、図6(a)に示すように、作業者は、予め第1爪43および第2爪44を没状態にしておかなくてもよく、両手で化粧板3を持って、貫通孔3aをアダプタ4に押し込むようにして挿通することができる。そして、アダプタ4に挿通した化粧板3を、アダプタ4の天井面90側へ、環状リング部32の凹部32bと2つの第2爪44とが対向する位置まで挿通する。これにより、コイルバネ49により付勢された各第2爪44が、アダプタ4の内側から飛び出して凹部32bに嵌り込むので、化粧板3が、出状態の各第2爪44で支えられる。このようにして化粧板3をアダプタ4に取付けることができる。
第2の工程の後、化粧板3が取付けられたアダプタ4に、貫通孔5aを挿通させることにより器具本体5を取付ける(第3の工程)。この第3の工程においても、図6(b)に示すように、作業者は、予め第1爪43を没状態にしておかなくてもよく、両手で器具本体5を持って、貫通孔5aをアダプタ4に押し込むようにして挿通することができる。第3の工程は、第2の工程と基本的な構成が同じであるので、その説明を省略する。
この後、器具本体5に、蛍光ランプ6を取付け、さらにカバー7を取付ける。
以上の工程を経て、照明装置1が天井面90に取付けられる。
上記構成の照明装置の取付方法によれば、貫通孔3aを通じてアダプタ4に挿通した化粧板3を、アダプタ4の2つの第2爪44で支えるようにして取付けることができるので、例えば、直付け照明器具2の周辺領域を覆う化粧板を、天井面90に直接接着剤や釘などで取付ける場合と比べて、作業工数が少なく、取付け作業が容易に行える。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態に係る照明装置110について、図7乃至図9を用いて説明する。
図7は、照明装置110の構成を示す分解斜視図である。図8は、照明装置110の有する器具本体150の背面150c側の構成を示す斜視図である。
本実施形態の照明装置110は、直付け照明器具に着脱自在な化粧板130を有する点で、第1の実施形態の照明装置1と共通している。ここでの直付け照明器具は、樽形のアダプタ140と、矩形状の器具本体150およびカバー170とで構成されている。一方、第1の実施形態では、化粧板3が、アダプタ4に取付けられるのに対し、本実施形態では、化粧板130が器具本体150に取付けられる点で異なっている。なお、図1乃至図4に示す照明装置1と同じ構成要素については、簡単のため、同じ符号で示し、その説明を省略する。
図8に示すように、器具本体150の背面150cには、化粧板130を載せる2つの台151が並列に配設されている。器具本体150の中央部には、アダプタ140を挿通する貫通孔150aが形成されている。
図7に示すように、化粧板130は、矩形の薄板からなり、その中央部にアダプタ140を挿通する貫通孔130aが形成されている。また、化粧板130の外形寸法は、カバー170の外形寸法よりも大きく、化粧板130を器具本体150に取付けた状態において、化粧板130の外縁130bが器具本体150の外縁150b(直付け照明器具の外縁に相当)よりも外側に拡がるように形成されている。化粧板130の前面130cには、台151の上端部分の形状に適合する凹部130dが2つ形成されている。
アダプタ140には、器具本体150を取付ける2つの爪143が設けられている。
図9は、アダプタ140と、化粧板130および器具本体150との取付け構造の要部を示す模式断面図である。図9に示す取付け構造は、図4に示す取付け構造と基本的に同じであるので、簡単のため、その説明を省略する。
図9に示すように、化粧板130の各凹部130dに、台151の上端部がそれぞれ嵌め込まれている。このように各凹部130dに台151の上端部を嵌め込むことによって、化粧板130の位置決めができるとともに、化粧板130と器具本体150との取付け状態が安定する。
本実施形態における照明装置110の取付けでは、先に化粧板130を器具本体150に取付け、その後、器具本体150をアダプタ140に取付けることにより行う。
上記構成の照明装置110では、化粧板130を載せる2つの台151が出没しないので、第2爪44がアダプタ4の周面4bから出没する第1の実施形態と比べて、構造が簡易であり、製造が容易になるという利点を有している。また、照明装置110の化粧板130においても、第1の実施形態の化粧板3を取付けたときに得られる効果と同等の効果が得られる。
[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態に係る照明装置210について、図10を用いて説明する。
図10(a)は、照明装置210の有する化粧板230を示す斜視図であり、図10(b)は、照明装置210の構成を示す一部断面を含む側面図である。
本実施形態の照明装置210は、直付け照明器具2と、直付け照明器具2のアダプタ4に着脱自在な化粧板230とを有する点で、第1の実施形態の照明装置1と共通している。一方、第1の実施形態では、化粧板3が平板状であるのに対し、本実施形態では、化粧板230が湾曲した皿バネ状であり、化粧板230がアダプタ4に取付けられた状態において弾性変形することにより、化粧板230の外縁232aが天井面90に密着する点で異なっている。なお、図1乃至図4に示す照明装置1と同じ構成要素については、簡単のため、同じ符号で示し、その説明を省略する。
図10(a)に示すように、化粧板230は、円形の中心部231(二点鎖線よりも内側部分)と、中心部231から延設された環状の湾曲部232(二点鎖線よりも外側部分)とを有している。この中心部231に、アダプタ4を挿通する貫通孔230aが形成されている。化粧板230の非変形時における高さh1は、図10(b)に示す、アダプタ4の器具本体5の背面5cからの突出高さh2よりも高く、かつ、第2爪44と天井面90との間の間隔g1よりも大きい寸法に設定されている。
この化粧板230をアダプタ4に取付けたときには、化粧板230が、アダプタ4の各第2爪44と天井面90との間で挟まれて、高さ方向に弾性変形する。これにより、湾曲部232の外縁232aを天井面90に密着させることができるので、化粧板230と天井面90との間に隙間が生じる場合と比べて、前記隙間から埃等が侵入するのを防止することができるとともに外観上好ましい。また、照明装置210の化粧板230においても、第1の実施形態の化粧板3を取付けたときに得られる効果と同等の効果が得られる。
[第4の実施形態]
次に、本発明の第4の実施形態に係る照明装置310について、図11を用いて説明する。図11(a)は、照明装置310の構成を示す側面図であり、図11(b)は、照明装置310の有する器具本体150に設けられた板バネ152の斜視図である。
本実施形態の照明装置310は、アダプタ140、器具本体150およびカバー170で構成される直付け照明器具と、器具本体150に着脱自在な化粧板330とを有する点で、第2の実施形態の照明装置110と共通している。一方、第2の実施形態では、化粧板130が、器具本体150の背面150cに設けられた台151に取付けられるだけであるのに対し、本実施形態では、化粧板330が器具本体150の背面150cに設けられた2つの板バネ152に取付けられるとともに、各板バネ152に付勢されることにより化粧板330が天井面90に密着する点で異なっている。なお、図7乃至図9に示す照明装置110と同じ構成要素については、簡単のため、同じ符号で示し、その説明を省略する。
図11(a)および(b)に示すように、板バネ152は、金属製の半円筒状部材からなり、周方向の両端部が背面150cに設置されている。板バネ152には、その頂部に沿って形成された直線状の凸部152aが設けられている。板バネ152の非変形時における高さh3は、アダプタ140の器具本体150の背面150cからの突出高さよりも高く、かつ、背面150cと天井面90との間隔から化粧板230の厚さを引いた間隔g2よりも大きい寸法に設定されている。
化粧板330は、矩形の薄板からなり、その中央部にアダプタ140が挿通される貫通孔が形成されている。また、化粧板330の前面330bには、板バネ152の凸部152aの形状に適合する直線状の凹部が2つ形成されており、前記各凹部に板バネ152の凸部152aが嵌め込まれている。このように化粧板330の各凹部に板バネ152の凸部152aを嵌め込むことにより、化粧板330の位置決めができるとともに、化粧板330と器具本体150との取付け状態が安定する。
各板バネ152上に化粧板330を載せて、器具本体150をアダプタ140に取付けたときには、各板バネ152が、天井面90に当接された化粧板330と背面150cとの間に挟まれて弾性変形するので、化粧板330が、弾性変形した各板バネ152の復元力によって付勢されて天井面90に密着するのである。これにより、化粧板330と天井面90との間に隙間が生じる場合と比べて、前記隙間に埃等が溜まるのを防止できるとともに外観上好ましい。また、照明装置310の化粧板330においても、第1の実施形態の化粧板3を取付けたときに得られる効果と同等の効果が得られる。
以上、本発明に係る照明装置について、実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれらの実施形態に限られない。
[変形例]
例えば、以下のような変形例が考えられる。
(1)化粧板の形状は、円形または矩形に限定するものではない。照明器具の仕様に合わせて、適宜選択することができる。
(2)化粧板の貫通孔の形状は、円形に限定するものではない。照明器具の仕様に合わせて、適宜選択することができる。例えば、第1および第3の実施形態のように化粧板をアダプタに取付ける構成において、アダプタが平面視で矩形状の場合、貫通孔を矩形にするのが好ましい。このように貫通孔の形状をアダプタの形状に合わせることにより、貫通孔をアダプタに挿通し易くなるので、化粧板が取付け易くなる。
(3)化粧板の貫通孔の大きさは、アダプタを挿通できる大きさであって、好ましくは、直付け照明器具の周辺領域を覆う観点より、化粧板が直付け照明器具に取付けられた状態において、貫通孔の内周部が直付け照明器具の外縁よりも内側に配される大きさがよい。
(4)また、化粧板がたわむのを防止するため、例えば、図12乃至図15に示すように、化粧板にリブを設けた構成とするのが好適である。
図12に示す化粧板610には、外周部611の肉厚を他の部分よりも厚くすることにより形成された環状のリブR1が設けられている。このようにして外周部611の強度を高めることにより、化粧板がたわむのを防止している。図13に示す化粧板620には、外周部621に環状の枠体からなるリブR2が取付けられている。化粧板620においても、図12の化粧板610と同等の効果を得ることができる。
また、図14に示す化粧板630には、貫通孔630aを中心として放射状に4枚の長板状のリブR3が配設されている。これにより、半径方向外側に向かうにつれて化粧板がたわむのを防止している。図15に示す化粧板640には、貫通孔640aを中心として放射状に、4本のV字状のリブR4が配設されている。化粧板640においても、図14の化粧板630と同等の効果を得ることができる。
化粧板に設けるリブの構成は、上記構成に限定するものではない。例えば、図12または図13に示す環状のリブと、図14または図15に示す放射状のリブとを組み合わせることもできる。
このようにして化粧板がたわむのを防止することにより、化粧板の外観が損なわれるのを防止することができる。
(5)第1の実施形態では、化粧板3に、第2爪44を嵌め込む環状の凹部32bが設けられた構成を示したが、凹部の形状は、これに限定されるものではない。例えば、各第2爪44に対応して凹部が個々に設けられた構成であってもよく、その形状、数および配置等を適宜選択することができる。また、化粧板に第2爪44を嵌め込む凹部を設けない構成することもできる。この場合には、図16に示すように、化粧板530を出状態の各第2爪44上に載せることによりアダプタ4に取付けることができる。
(6)第1の実施形態では、アダプタ4に、先細り形状の第2爪44が2つ設けられた構成を示したが、第2爪の数、形状および配置は、化粧板およびアダプタの仕様等に応じて適宜選択することができる。
(7)また、アダプタ4の周面4bから出没する第2爪44に代えて、アダプタの周面から突出した1以上の凸部を設けた構成としてもよい。例えば、凸部がアダプタの周面に沿って突出するリング状でもよい。このような凸部がアダプタに対して出没しない構成の場合には、アダプタに貫通孔を挿通して化粧板を凸部に載せてから、アダプタを引掛けシーリングに取付けることができる。また、アダプタの周面から径方向に突出する2つの凸部でもよい。この場合には、化粧板の貫通孔を長孔形状にすることにより、長孔の長径方向と凸部の突出方向との向きを合わせた状態でアダプタに貫通孔を挿通し、挿通後、長孔の短径方向と凸部の突出方向との向きを合わせるように貫通孔を回転させて、2つの凸部上に化粧板を載せて取付けることができる。
(8)第1の実施形態では、アダプタ4内に、第2爪44を付勢するコイルバネ49が設けられた構成を示したが、第2爪44を付勢するバネ部材をコイルバネに限定するものではない。例えば、板バネなどを用いることもできる。
(9)また、アダプタ4内に、第2爪44を付勢するバネ部材を設けない構成とすることもできる。この場合には、第2レバー48aを、アダプタ4の径方向外側に移動させることにより第2爪44を出状態にでき、径方向内側に移動させることにより第2爪44を没状態にすることができる。
(10)第2の実施形態では、器具本体150の背面150cに2つの台151が並列に配設された構成を示したが、これに限定するものではなく、例えば、器具本体の貫通孔の周りを囲う環状の台を設けた構成としてもよい。台の数、形状および配置は、化粧板および器具本体の仕様等に応じて、適宜選択することができる。
(11)第3の実施形態における皿バネ状の化粧板230に替えて、図17に示すように、貫通孔430aから放射状に複数のスリット431が形成された皿バネ状の化粧板430を用いることもできる。
(12)第4の実施形態では、器具本体150の背面150cに半円筒状の板バネ152が設けられた構成を示したが、化粧板を天井面側に付勢する弾性部材は、化粧板および器具本体の仕様等に応じて適宜選択することができる。例えば、コイルバネなどを用いることもできる。
(13)また、化粧板の前面に、光反射面が形成された構成としてもよい。
(14)上記実施形態では、アダプタが、円筒状の樽形の構成を示したが、これに限定するものではない。例えば、アダプタが、直方体または多角体であってもよい。
(15)上記実施形態では、照明装置が、天井面に設けられた引掛けシーリングに取付けられる構成を示したが、引掛けシーリングに限らず、引掛埋込ローゼットなどの固定器具に取付けられる構成とすることもできる。
(16)上記実施形態では、照明装置を天井面に取付ける場合について説明したが、これに限らず、直付け照明器具を壁面に取付ける場合でも上記と同等の作用効果を得ることができる。なお、直付け照明器具を壁面に取付けた場合には、第1の実施形態における第2爪44、または第2の実施形態における台151などにより、化粧板が傾かないように支えられる。
(17)また、上記実施形態では、化粧板が、第2爪44、台151または板バネ152などに支えられた構成を示したが、これに限定するものではなく、例えば、化粧板の貫通孔にアダプタを挿通して、化粧板を器具本体の背面に載せる構成としてもよい。
(18)リモコン付きの直付け照明器具の場合、リモコンからの信号を受信するリモコン受信部を化粧板に取付けてもよい。一般的に、リモコン受信部は、器具本体に取付けられて、蛍光ランプと同じようにカバーで覆われているのに対して、リモコン受信部を化粧板に取付けることにより、リモコン受信部がカバーに覆われなくなるので、受信感度を高めることができる。
本発明は、天井面や壁面の取付面に取付けられる直付け照明器具を備えた照明装置、およびこれに用いられる化粧板に広く利用することができる。
1 照明装置
2 直付け照明器具
3 化粧板
3a 貫通孔
3b 外縁
4 アダプタ
5 器具本体(装着部)
5a 貫通孔
5b 前面
5c 背面
6 蛍光ランプ
7 カバー
7b 外縁
15 器具本体(装着部)
31 内周部
32 環状リング部
32a 内周面
32b 凹部
43 第1爪
43a 傾斜面
44 第2爪
44a 傾斜面
47 第1可動部材
48 第2可動部材
49 コイルバネ
90 天井面
90a 日焼けした領域
90b 日焼けしていない領域
91 引掛けシーリング(固定器具)
110,210,310 照明装置
130,230,330 化粧板
130c 凹部
150 器具本体(装着部)
151 台
152 板バネ

Claims (13)

  1. 前面に光源が取付けられるべき装着部と、前記装着部の背面から突出するアダプタとを有し、前記アダプタが天井面や壁面等の取付面に設置された固定器具に取付けられる直付け照明器具と、
    前記アダプタを挿通する貫通孔を有し、前記直付け照明器具と前記取付面との隙間に配置される化粧板とを備え、
    前記化粧板が、前記貫通孔を通じて前記アダプタに挿抜自在であることにより前記直付け照明器具に対して着脱自在であると共に、前記直付け照明器具に取付けられた状態において、前記化粧板の外縁が前記直付け照明器具の外縁よりも外側にある
    ことを特徴とする照明装置。
  2. 前記アダプタは、樽形をしていて、前記装着部の背面に対して着脱自在であり、アダプタの周面に出没自在な複数の爪が設けられ、
    各爪が、出状態において前記化粧板を支える
    ことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記アダプタ内に、前記各爪を出状態に付勢するバネ部材が設けられ、
    前記各爪の前記装着部側の面が、爪先にいくにつれて前記装着部から離れるように傾斜する傾斜面であり、
    前記化粧板の貫通孔の孔径が、出状態の各爪の爪先をアダプタの周方向に結んで形成される仮想円の直径よりも小さく、かつ没状態の各爪の爪先を前記周方向に結んで形成される仮想円の直径よりも大きい
    ことを特徴とする請求項2に記載の照明装置。
  4. 前記化粧板の一方の面に、前記貫通孔に沿って形成された環状リング部が設けられ、
    前記環状リング部の内周面に出状態の各爪を嵌め込む凹部が形成されている
    ことを特徴とする請求項3に記載の照明装置。
  5. 前記化粧板が、貫通孔が設けられた中心部と、当該中心部の周りに設けられた湾曲部とを有する皿状であり、かつ弾性変形可能であって、
    非変形時における化粧板の高さを、前記装着部の背面からの前記アダプタの突出高さよりも高くした
    ことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  6. 前記装着部の背面に、前記化粧板を載せる台が設けられ、
    前記化粧板の一方の面に、前記台の上端部を嵌め込む凹部が形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  7. 前記装着部の背面に、前記化粧板を前記背面から離れる方向に付勢する弾性部材が設けられており、
    前記弾性部材の高さを、前記背面からの前記アダプタの突出高さよりも高くした
    ことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  8. 前記化粧板の一方の面に、光反射面が形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  9. 前記化粧板に、たわみ防止用のリブが形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  10. 前面に光源が取付けられるべき装着部と、前記装着部の背面から突出するアダプタとを有し、前記アダプタが天井面や壁面等の取付面に設置された固定器具に取付けられる直付け照明器具に対して、取付けられる板状部材からなる化粧板であって、
    前記板状部材は、前記アダプタを挿通する貫通孔を有し、
    前記貫通孔を通じて前記アダプタに挿抜自在であることにより、前記板状部材が前記直付け照明器具に対して着脱自在であると共に、前記直付け照明器具に取付けられた状態において、前記板状部材の外縁が前記直付け照明器具の外縁よりも外側にある
    ことを特徴とする化粧板。
  11. 前記板状部材の一方の面に、光反射面が形成されている
    ことを特徴とする請求項10に記載の化粧板。
  12. 前記板状部材に、たわみ防止用のリブが形成されている
    ことを特徴とする請求項10に記載の化粧板。
  13. 請求項2に記載の照明装置を前記取付面に取付ける取付方法であって、
    前記装着部に対して脱状態のアダプタを、前記取付面の固定器具に取付ける第1の工程と、
    前記固定器具に取付けられたアダプタに前記貫通孔を挿通することにより、前記化粧板を前記アダプタに取付ける第2の工程と、
    前記化粧板が取付けられたアダプタに、前記装着部を取付ける第3の工程とを備え、
    前記第2の工程において、
    前記アダプタの各爪を没状態にして、前記化粧板の貫通孔を前記アダプタに挿通し、
    その後、前記各爪を出状態にすることにより、前記各爪で前記化粧板を支えるように取付ける
    ことを特徴とする照明装置の取付方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015005418A (ja) * 2013-06-21 2015-01-08 Dnライティング株式会社 照明器具の取付構造
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