JP2011168027A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】同じ色の液滴を吐出する2つのノズル列のそれぞれにインクを供給する2つのサブタンク35A、35Bと、メインタンク10から各サブタンク35A、35Bにインクを送液し、サブタンク35A、35Bからメインタンク10にインクを吸引可能な可逆型ポンプ241A、241Bを有し、例えばインク残量の多いサブタンク35Bのインクの一部をメインタンク10に回収し、メインタンク10からインク残量の少ないサブタンク35Aに供給することで、2つのサブタンク35A、35Bをいずれも印刷可能なインク残量にする。
【選択図】図11
Description
同じ色の液滴を吐出する複数のヘッド又は同じ色の液滴を吐出するノズル列を有するヘッドと、
前記同じ色の液滴を吐出する各ヘッド又は各ノズル列に供給する液体を収容する複数の第1タンクと、
同じ色の液体を収容する前記複数の第1タンクに供給する液体を収容する第2タンクと、
前記第1タンクと前記第2タンクとの間で液体を送液する可逆型送液手段と、
前記第1タンクの液体残量を検出する手段と、
前記第2タンクがエンド状態になったとき、前記複数の第1タンクのうち、相対的に液体残量が多い第1タンクから前記第2タンクに液体を回収した後、相対的に液体残量が少ない第1タンクに液体を送液する制御をする手段と、を備えている
構成とした。
この画像形成装置はシリアル型インクジェット記録装置であり、装置本体1の左右の側板21A、21Bに横架したガイド部材である主従のガイドロッド31、32でキャリッジ33を主走査方向に摺動自在に保持し、後述する主走査モータによってタイミングベルトを介してキャリッジ主走査方向に移動走査する。
サブタンク35は、インクを保持するための一側部が開口したインク収容部を形成するタンクケース201を有し、このタンクケース201の開口部は可撓性フィルム203で密閉し、タンクケース201内に配置した弾性部材としてバネ204によってフィルム203を常時外方へ付勢している。これにより、タンクケース201のフィルム203がバネ204によって外方への付勢力が作用しているので、タンクケース201内のインク残量が減少することによって負圧が発生する。
まず、インクカートリッジ10からサブタンク35に対するインク供給は、供給ユニット24の送液手段である送液ポンプ241によって供給チューブ36を介して行なわれる。なお、供給ポンプ241は、チューブポンプなどで構成した可逆ポンプであり、インクカートリッジ10からサブタンク35にインクを供給する動作と、サブタンク35からインクカートリッジ10にインクを戻す動作とを行なえるようにしている。
前述したように、この画像形成装置では、同じ色の液滴を吐出する複数のノズル列に対応する複数のサブタンク35を備える構成としている。ここで、図6に示すように、同じ色のインクを収容する2つのサブタンク35をサブタンク35A、35Bとし、メインタンク10とサブタンク35Aを可逆型ポンプ241A及び開閉弁242Aを介して接続し、メインタンク10とサブタンク35Bを可逆型ポンプ241B及び開閉弁242Bを介して接続することで、1つのメインタンク10からし、2つのサブタンク35A、35Bにインクを供給するようにしている。
ここでは、図8に示すように、装置本体側には、キャリッジ33が主走査方向に移動するときに各サブタンク35の変位部材(検知フィラ)205の先端205aが通過する位置に、前述した検知センサ301が設置されている。ここで、キャリッジ33の主走査方向の位置はエンコーダ90によって検出している。
この制御部500は、この装置全体の制御を司り、本発明に係る制御手段などを兼ねるCPU501と、CPU501が実行するプログラム、その他の固定データを格納するROM502と、画像データ等を一時格納するRAM503と、装置の電源が遮断されている間もデータを保持するための書き換え可能な不揮発性メモリ504と、画像データに対する各種信号処理、並び替え等を行う画像処理やその他装置全体を制御するための入出力信号を処理するASIC505とを備えている。
まず、メインタンク10がエンド状態になったとき、例えば図11(a)に示すように、サブタンク35Aのインク700の残量が予め定めた残量(所定量:これを「印刷可能残量」という。)以下になっているが、サブタンク35Bに印刷可能残量以上のインク700が残っている状態とする。なお、サブタンク35のインク残量が印刷可能残量以下になったか否かは、サブタンク35に満タンまでインクを充填した状態からのインク消費量が予め定めた所定値以上になったか否かで判別できる。この「インク消費量」(ヘッドから吐出したインクの量)は、「吐出する滴の滴量×吐出した滴数」の総和で求められる値のことであり、「吐出する滴の滴量」は予め定めた値(量)である。
まず、メインタンク10がエンド状態になったときには、サブタンク35Aのインク残量Aとサブタンク35Bのインク残量Bを合算して、それらをサブタンク35A、35Bに均等に配分した((A+B)/2))場合に、各サブタンク35A、35Bのインク残量A、Bが印刷可能残量以上になるか否かを判別する。
まず、メインタンク10がエンド状態になったときには、サブタンク35Aのインク残量Aとサブタンク35Bのインク残量Bの差の絶対値(|A−B|)が予め定めた閾値C以下である(|A−B|≦C)か否かを判別する。
この実施形態は、サブタンク35にメインタンク10からインクを供給しながら画像形成を行なう「通常印刷」モードの他に、メインタンク10がインクエンド状態になり、インク供給を行なえないが、インク切れ(印刷停止)としないで、サブタンク35の残量インクを使用して画像形成動作を行う「緊急印刷」モードを有する例である。
ここでは、上記第3実施形態において、まず、前記第2実施形態と同様に、メインタンク10がエンド状態になったときには、サブタンク35Aのインク残量Aとサブタンク35Bのインク残量Bの差の絶対値(|A−B|)が予め定めた閾値C以下である(|A−B|≦C)か否かを判別する。
33 キャリッジ
34、34a〜34d 記録ヘッド(液体吐出ヘッド)
35、35a〜35d、35A、35B サブタンク(第1タンク)
81 維持回復機構
201 タンクケース(液体収容部)
203 可撓性部材(可撓性フィルム)
205…変位部材(検知フィラ)
241、241A、241B 供給ポンプ
301…検知センサ
500…制御部
600…ホスト(情報処理装置)
Claims (4)
- 同じ色の液滴を吐出する複数のヘッド又は同じ色の液滴を吐出するノズル列を有するヘッドと、
前記同じ色の液滴を吐出する各ヘッド又は各ノズル列に供給する液体を収容する複数の第1タンクと、
同じ色の液体を収容する前記複数の第1タンクに供給する液体を収容する第2タンクと、
前記第1タンクと前記第2タンクとの間で液体を送液する可逆型送液手段と、
前記第1タンクの液体残量を検出する手段と、
前記第2タンクがエンド状態になったとき、前記複数の第1タンクのうち、相対的に液体残量が多い第1タンクから前記第2タンクに液体を回収した後、相対的に液体残量が少ない第1タンクに液体を送液する制御をする手段と、を備えている
ことを特徴とする画像形成装置。 - 前記液体を回収して送液しても前記相対的に液体残量が少ない第1タンクの液体残量が予め定めた第1所定量以上にならないときには、前記制御を行なわないことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記相対的に液体残量が多い第1タンクの液体残量と前記相対的に液体残量が少ない第1タンクの液体残量の差が予め定めた量以下であるときには、前記制御を行なわないことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記第1タンクの液体残量が予め定めた第1所定量以上でないときには残量液体を使用して画像形成動作を制御する手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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JP2018199336A (ja) * | 2018-08-22 | 2018-12-20 | 株式会社ミマキエンジニアリング | 三次元構造物の形成装置および形成方法 |
JP2019123207A (ja) * | 2018-01-19 | 2019-07-25 | 株式会社リコー | 液体吐出ユニットと画像形成装置 |
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