JP2011166653A - 通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ソース装置が省電力モードに移行した場合に、所定条件下でリンク装置が省電力モードに移行する通信システムを提供する。
【解決手段】予め設定された移行条件を検出した場合は、電力消費量を低減させるための省電力モードに移行するソース装置と、ソース装置とHDMI規格の通信により接続可能なリンク装置と、で構成されたシステムにおいて、ソース装置は、省電力モードに移行した場合に、HDMI規格の通信を通じて、リンク装置を省電力モードに移行させる命令を送信する命令送信手段を有し、リンク装置は、命令を受信した場合に同リンク装置を省電力モードに移行させる設定制御手段を有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、所定データーを装置間で通信する通信システムに関し、特に、装置間でHDMI規格の通信を行う通信システムに関する。
従来、装置間の通信を行う規格としてHDMI(High Definition Multimedia Interface)が知られている。このHDMIでは、映像及び音声データー、並びに制御コマンドを送信するためのインターフェース規格であり、この規格に準じたインターフェースを実装するソース装置とリンク装置との間でデーター及び制御コマンドを通信することができる。ここで、ソース装置とは、他の装置にデーターを送信する側の装置を意味する。また、リンク装置とは、ソース装置から所定のデーターを受信する側の装置を意味する。
また、近年、限りあるエネルギーを有効活用するため、通常モードと消費電力を低減させるモード(以下、省電力モードと記載する)とを切換える装置が知られている。更に、上記したHDMIを採用する装置においてリンク装置側がこの省電力モードに移行した場合に、ソース装置が省電力モードに追従する技術が開示されている(例えば、特許文献1−3参照。)。
特開2009−16897号公報 特開2008−145679号公報 特開2009−100329号公報
従来のHDMI通信を用いた省電力モードへの移行は、リンク装置の省電力モードの移行に応じてソース装置が省電力モードに移行するものであり、その逆は存在しなかった。
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、ソース装置が省電力モードに移行した場合に、所定条件下でリンク装置が省電力モードに移行する通信システムの提供を目的とする。
上記課題を解決するために、本発明では、予め設定された移行条件を検出した場合は、電力消費量を低減させるための省電力モードに移行するソース装置と、前記ソース装置とHDMI規格の通信により接続可能なリンク装置と、で構成されたシステムにおいて、前記ソース装置は、前記省電力モードに移行した場合に、前記HDMI規格の通信を通じて、前記リンク装置を省電力モードに移行させる命令を送信する命令送信手段を有し、前記リンク装置は、前記命令を受信した場合に、同リンク装置を省電力モードに移行させる設定制御手段を有する構成としてある。
上記のように構成された発明では、ソース装置は、省電力モードに移行するための条件が予め設定されており、この移行条件を検出した場合は省電力モードに移行する。また、ソース装置は、省電力モードに移行した場合に、命令送信手段がHDMI規格の通信を通じてリンク装置を省電力モードに移行させる命令を送信する。また、リンク装置は、この命令を受信すると、設定制御手段が同リンク装置を省電力モードに移行させる。
そのため、ソース装置が省電力モードに移行した場合に、リンク装置を省電力モードに移行させることが可能となる。
ここで、省電力モードとは装置の消費電力を削減するために実行される処理であれば、どのようなものでもよい。例えば、電源供給の遮断の他、装置がバックライトを用いて所定映像を表示するものであれば、バックライトの発光を抑制することも含まれる。
そこで、リンク装置による省電力モードの一例として、前記リンク装置は表示装置であって、前記命令送信手段が移行させる省電力モードは、前記表示装置に対して黒画面を表示させ、一定期間経過した後、待機モードに移行させる構成としてもよい。
リンク装置がソース装置の制御により省電力モードに移行する際、場合によっては他の装置と通信を確立している場合も想定される。そのため、上記のように構成された発明では、所定期間は、通信に影響を与えない画面の輝度を低下させた後、各部の駆動を停止させて消費電力を少なくする待機モードに移行させる構成とすることで、他の装置との通信に影響を与えることなく本発明を実現することができる。
そして、リンク装置により実行される省電力モードの一例として、前記設定制御手段は、前記リンク装置が前記ソース装置とは別の他の装置と通信を行っていない場合に、前記リンク装置を省電力モードに移行させる構成としてもよい。
上記のように構成された発明では、リンク装置が他の装置との間で通信を行なっている場合は、省電力モードへの移行を却下することで、リンク装置を適切に駆動させることができる。
さらに、通信システムにより実行される省電力モードの一例として、前記ソース装置は、前記リンク装置が他の装置と通信を行っているか否かを同リンク装置に問い合せる接続問合せ手段を有し、前記命令送信手段は、前記問い合わせに応じた返信により前記リンク装置が他の装置と通信を行っていないと判断した場合に、前記リンク装置を省電力モードに移行させる構成としてもよい。
また、本発明の他の局面として、前記リンク装置は表示装置であって、前記設定制御手段は、前記リンク装置が前記ソース装置とは別の他の装置と通信を行っていない場合に、前記リンク装置を省電力モードに移行させ、前記命令送信手段が移行させる省電力モードは、前記表示装置に対して黒画面を表示させ、一定期間経過した後、待機モードに移行させる構成としてもよい。
以上説明したように本発明によれば、ソース装置が省電力モードに移行した場合に、所定条件下でリンク装置を省電力モードに移行させることができる。
また請求項2にかかる発明によれば、他の装置との通信に影響を与えることなく本発明を実現することができる。
そして請求項3、4にかかる発明によれば、リンク装置が他の装置との間で通信を行なっている場合は、省電力モードへの移行を却下することで、リンク装置を適切に駆動させることができる。
通信システムの構成を説明するためのブロック図である。 通信システム100における制御コマンドを用いた制御を説明するための図である。 システムコントローラー82の機能を説明するための機能ブロックである。 省電力モード移行処理の流れを説明するためのフローチャートである。 通常モード復帰処理を説明するフローチャートである。 第2の実施形態にかかる省電力モード移行処理の流れを説明するためのフローチャートである。
以下、図を参照しつつ下記の順序に従って本発明の実施形態を説明する。
(1)第1の実施形態:
(2)第2の実施形態:
(3)その他の実施形態:
(1)第1の実施形態:
(1−1)発明の概要:
以下、図を参照して、この発明に係る通信システムを具体化した第1の実施の形態について説明する。図1は、通信システムの構成を説明するためのブロック図である。
第1の実施形態にて説明する通信システムは、ソース装置がメディアプレーヤー80により構成され、リンク装置が表示装置90により構成されている。また、メディアプレーヤー80と表示装置90とは、HDMI規格に準じたケーブル70を介して接続され、メディアプレーヤー80が再生するデーターを表示装置90により映像又は音声として出力する。また、メディアプレーヤー80は表示装置90との間で、ケーブル70を通じて制御コマンドを通信することにより、表示装置90の駆動をコントロールすることができる。
図2は、通信システム100における制御コマンドを用いた制御を説明するための図である。図2に示すように通信システム100では、メディアプレーヤー80が省電力モードに移行すると、表示装置90に対して省電力モードに移行するようケーブル70を通じて制御コマンドを送信する。そのため、表示装置90は、この制御コマンドを受信し、省電力モードに移行する(以下、このような処理を省電力モード移行処理と記載する。)。 一方、メディアプレーヤー80が省電力モードから復帰する場合は、メディアプレーヤー80は表示装置90に対して省電力モードを解除するようケーブルを通じて制御コマンドを送信する。そのため、表示装置90は、この制御コマンドを受信し、通常モードに復帰する(以下、このような処理を通常モード復帰処理と記載する。)。
そのため、本実施形態にかかる通信システム100では、ソース装置が省電力モードに移行するのに準じて、リンク装置を自動で省電力モードに移行させることができる。以下、本発明にかかるメディアプレーヤー80、及び表示装置90の構成を説明する。
(1−2)メディアプレーヤー80の構成:
メディアプレーヤー80は、メディア制御部81、システムコントローラー82、OSD回路83、HDMI送信部84、操作入力I/F85を備えて構成され、メディア制御部81がメディアから読み出したデーターをHDMI送信部84を通じて表示装置90に出力する。
メディア制御部81は、BD(ブルーレイディスク)やDVD等のメディアに記憶されたデーターを光ピックアップ部により読取り、HDMI送信部84を通じて表示装置90に送信する。
HDMI送信部84は、表示装置90に実装されるHDMI受信部91(後述)との間でHDMI規格に準じたデーターの送信を行うためのインタフェ−スであり、映像・音声データーを送信するとともに、制御コマンドをHDMI受信部91との間で通信する。また、本実施形態では制御コマンドとして、CEC(Consumer Electronics Control)規格に準じた制御コマンドを用いる。この制御コマンドにより、メディアプレーヤー80からは、ケーブル70を通じて表示装置90の駆動を制御することが可能となる。
システムコントローラー82は、図示しないCPUや、CPUを駆動させるためのプログラムやデーターが記憶されたROM、及びCPUのワークエリアとして作用するRAMを備えて構成されている。また、システムコントローラー82は、ユーザーが操作入力I/F85を介して送信した制御信号により、メディアプレーヤー80の駆動を制御する。なお、システムコントローラー82と、メディアプレーヤー80を構成する各部はバスを介して接続されており、このバスを介して制御が行われる。
図3は、システムコントローラー82の機能を説明するための機能ブロックである。システムコントローラー82は、ROMに記録されたプログラムにより、移行条件検出部60、モード移行制御部61、コマンド送信命令部62、通信状態問合せ部63の各機能を実現する。
移行条件検出部60は、メディアプレーヤー80が省電力モードに移行するための複数の移行条件を検出し、条件が検出されると以後省電力モード移行処理を開始させる機能を備える。ここで、移行条件とは、省電力モードに移行するための条件となるものであり、例えば、メディアプレーヤー80に一定期間入力又は出力信号がない場合や、操作入力I/F85に省電力モードに移行するための信号が入力される場合である。
モード移行制御部61は、メディアプレーヤー80を省電力モードに移行させる機能を備える。メディアプレーヤー80における省電力モードは、例えば、図示しない電源回路からの電力の供給を停止しメディアプレーヤー80を待機モードに移行させることで消費電力を低減させるモードである。そのため、モード移行制御部61は、移行条件検出部60から省電力モードに移行するよう命令を受けると、電源回路に対して特定部位への電力の供給を停止させる。そのため、モード移行制御部61により、本発明の命令送信手段が実現される。
コマンド送信命令部62は、HDMI送信部84にHDMI規格に準じた制御コマンドを通信させる機能を備える。コマンド送信命令部62は、HDMI送信部84にCEC(Consumer Electronics Control)規格に準じた制御コマンドを送信させるための制御を行う。また、コマンド送信命令部62は、移行条件検出部60が移行条件を検出することにより出力される命令に応じて、HDMI送信部84に、表示装置90を省電力モードに移行させるための制御コマンドを出力する。
通信状態問合せ部63は、表示装置90の現在の通信状態を問い合せるための機能を備える。即ち、表示装置90がメディアプレーヤー80以外の他の装置と通信を確立している場合、メディアプレーヤー80の制御により表示装置90を省電力モードに移行させることは適切ではない。そのため、通信状態問合せ部63は、表示装置90が現在、他の装置と通信を確立しているか否かを確認するコマンドを、HDMI送信部84に出力させる(なお、通信状態問合せ部63を用いた具体的な処理は、「2.第2の実施形態」にて説明する)。
(1−3)表示装置90の構成:
表示装置90は、HDMI受信部91、制御部92、フロントエンド部93、バックエンド部94、スイッチ部95、ディスプレイ96、バックライト97、OSD回路98を備えて構成され、フロントエンド部93を通じて取得されたデーター、又はHDMI受信部91を通じて供給されたデーターをディスプレイ96、又は図示しないスピーカーから出力する。
HDMI受信部91は、メディアプレーヤー80に実装されるHDMI送信部84との間でHDMI規格に準じたデーターの受信を行うためのインタフェ−スであり、映像・音声データーを受信し、制御コマンドを通信する。
フロントエンド部93は、各種アンテナが受信した放送電波からユーザーがリモコン装置により選局されたチャンネルの変調信号を抽出する選局部や、選局された変調信号からデジタルデーターを抽出する伝送路復号部を備えて構成されている。
スイッチ部95は、制御部92による制御により、バックエンド部94を、HDMI受信部91又はフロントエンド部93のいずれかに接続させる機能を備える。そのため、接続が確立されたHDMI受信部91又はフロントエンド部93を通じて供給されたデーターはバックエンド部94に出力される。
バックエンド部94は、入力されたデジタルデーターのスクランブルを解除するデスクランブル部や、スクランブルを解除されたデジタルデーターからMPEG形式の映像・音声信号、及びTS信号を取り出すMPEG多重分離部、更には、映像・音声信号を復号する映像・音声復号部を備えて構成されている。
OSD回路98は、メディア制御部81から出力される映像データーにOSD画像を合成して出力させる。OSD回路98が出力させるOSD画像としては、メディアプレーヤー80の各種設定を選択するためのメニュー画面、及びメディア再生時における、ディスクメニュー等が含まれる。さらに、OSD回路98は、省電力モード時にバックライトの発光輝度を抑制させるための黒ベタ画像を出力する。
制御部92は、入力される制御コマンド、及びHDMI受信部91を介してメディアプレーヤー80から送信された制御コマンドにより、表示装置90の駆動を制御する。なお、制御部92は、図示しないCPUや、CPUを駆動させるためのプログラムやデーターが記憶されたROM、及びCPUのワークエリアとして作用するRAMを備えて構成されている。
また、制御部92は、省電力モード移行処理時及び通常モード復帰処理時において、ROMに記録されたプログラムによりコマンド解析部50、モード移行実行部51、通信状態検出部52の機能を実現する。
コマンド解析部50は、HDMI受信部91を通じて受信された制御コマンドを解析する機能を備えている。そのため、省電力モードに移行するための制御コマンドを受信した場合、この制御コマンドを解析し省電力モードに移行するための命令を出力する。
モード移行実行部51は、コマンド解析部50が出力した上記省電力モードに移行するための命令に応じて、表示装置90を省電力モードに移行させる機能を備える。ここで、モード移行実行部51が実行する省電力モードは、所定期間、画面に黒ベタ画像を表示させてバックライトの発光輝度を低下させた後、電力消費量が少ない待機モードに移行させるものである。表示装置90がメディアプレーヤー80の制御により省電力モードに移行する際、場合によっては他の装置と通信を確立している場合も想定される。そのため、上記のように構成することで、所定期間は、通信に影響を与えない画面の輝度を低下させた後、各部の駆動を停止させて消費電力を少なくする待機モードに移行させることで、他の装置との通信に与える影響を少なくすることができる。
そのため、モード移行実行部51により、本発明の設定制御手段が実現される。
通信状態検出部52は、メディアプレーヤー80から出力された他の装置との通信状態を検出し、この状態を示すフラグ値を保持する。そのため、第1の実施形態では、モード移行実行部51は、上記フラグを参照して、表示装置90を省電力モードに移行させるか否かを切換える。
(1−4)省電力モード移行処理について:
図4は、省電力モード移行処理の流れを説明するためのフローチャートである。なお、図4−Aは、メディアプレーヤー側の処理を示し、図4−Bはディスプレイ側の処理を示す。
一定期間、信号の入・出力がない等の状態を移行条件検出部60が検出すると、ステップS1では、移行条件検出部60は省電力モード移行処理を開始させる。即ち、移行条件検出部60は、モード移行制御部61及びコマンド送信命令部62に移行条件を検出した旨の信号を出力する。
ステップS2では、コマンド送信命令部62は、HDMI送信部84を通じて、表示装置90に省電力モードに移行する旨を示す制御コマンドを送信する。
ステップS3では、モード移行制御部61は、電源回路を制御し、メディアプレーヤー80を省電力モードに移行させる。
ステップS11において、コマンド解析部50が送信された制御コマンドを受信し、この制御コマンドが省電力モードに移行することを示すものである場合は、ステップS12において、モード移行実行部51は、通信状態検出部52が保持するフラグを参照し、表示装置90が他の装置と現在通信を行っているか否かを判断する。
表示装置90が他の装置と通信を確立している場合は(ステップS13:NO)、モード移行実行部51は、表示装置90を省電力モードに移行させない。また、このとき、モード移行実行部51は、通信状態検出部52によるフラグ値が変化するまで待機し、通信が終了した旨を示す値にフラグ値が変更した場合に、表示装置90を省電力モードに移行させてもよい。
一方、表示装置90が他の装置と通信を確立していない場合は(ステップS13:YES)、モード移行実行部51は、表示装置90を省電力モードに移行させる。そのため、ステップS14では、まず、制御部92は、バックライト97の発光輝度一定値より下げるよう制御するとともに、OSD回路98に黒色画面を示すOSD画像をバックエンド部94に出力させる。そのため、表示装置90のディスプレイ96には黒色のベタ画像が表示される。
さらに、一定期間が経過すると(ステップS15:YES)、ステップS16では、モード移行実行部51は、電源回路に対して特定部位の電力の供給を停止させ、表示装置90を待機モードに移行させる。以上、省電力モード移行処理を説明した。
(1−5)通常モード復帰処理について:
図5は、通常モード復帰処理を説明するフローチャートである。なお、図5ーAは、メディアプレーヤー80での処理を示し、図5−Bは、表示装置90の処理を示す。
移行条件検出部60が省電力モードを解除する操作入力、又は信号の入力を検出すると、ステップS21では、移行条件検出部60は通常モード復帰処理を開始させる。即ち、移行条件検出部60は、モード移行制御部61及びコマンド送信命令部62に移行条件を検出した旨の信号を出力する。
ステップS22では、モード移行制御部61は、電源回路を制御しメディアプレーヤー80の省電力モードを解除する。
ステップS23では、コマンド送信命令部62は、HDMI送信部84を通じて、表示装置90に通常モードに復帰する旨を示す制御コマンドを送信する。
ステップS24において、コマンド解析部50が送信された制御コマンドを受信し、この制御コマンドが通常モードに復帰することを示すものである場合は、ステップS25において、モード移行実行部51は、表示装置90の省電力モードを解除する。そのため、電源回路は表示装置90の各部に対して電力を供給し、表示装置90は通常モードに復帰する。以上、通常モード復帰処理を説明した。
上記説明したように、通信システム100では、メディアプレーヤー(ソース装置)80は、省電力モードに移行する場合に、HDMI規格の通信を通じて、表示装置(リンク装置)90を省電力モードに移行させる命令を送信する。また、表示装置90は、この命令を受信すると、設定制御手段が同リンク装置を省電力モードに移行させる。そのため、ソース装置が省電力モードに移行した場合に、リンク装置を省電力モードに移行させることが可能となる。
(2)第2の実施形態:
省電力モード移行処理において、メディアプレーヤー80が表示装置90が他の装置との通信の確立の有無を判断する構成としてもよい。図6は、第2の実施形態にかかる省電力モード移行処理の流れを説明するためのフローチャートである。なお、図6−Aは、メディアプレーヤー側の処理を示し、図6−Bはディスプレイ側の処理を示す。
一定期間信号の入・出力がない等の状態を移行条件検出部60が検出すると、ステップS31では、移行条件検出部60は省電力モード移行処理を開始させるために、モード移行制御部61及びコマンド送信命令部62に移行条件を検出した旨の信号を出力する。
ステップS32では、接続問い合わせ部63は、表示装置90の他の装置との通信状態を問い合せる旨の制御コマンドをHDMI送信部84を通じて送信する。そのため、表示装置90では、コマンド解析部50が、通信状態を問い合せる旨の制御コマンドを受信すると(ステップS41)、ステップS42では、モード移行実行部51は、通信状態検出部52が保持するフラグを参照し、このフラグに応じた返信コマンドを送信する。
ステップS33において、通信状態問合せ部63がHDMI送信部84を通じて表示装置90からの返信コマンドを受信し、この返信コマンドにより表示装置90が他の装置と通信を確立させていると判断した場合は(ステップS33:NO)、通信状態問合せ部63は、コマンド送信命令部62に対して表示装置90を省電力モードに移行させる制御コマンドの送信を命令しない。そのため、コマンド送信命令部62は、HDMI送信部84に制御コマンドを送信する旨の命令を行わない。
一方、ステップS33において、通信状態問合せ部63がHDMI送信部84を通じて表示装置90からの返信を受信し、この返信により表示装置90が他の装置と通信を確立していないと判断した場合は(ステップS33:YES)、ステップS34において、通信状態問合せ部63は、コマンド送信命令部62に対して表示装置90に省電力モードに移行する旨の制御コマンドを送信するよう命令する。そのため、コマンド送信命令部62は、HDMI送信部84に制御コマンドを送信する旨の命令を行い、省電力モードに移行する旨の制御コマンドが表示装置90に送信される。
その後、ステップS35において、モード移行制御部61は、メディアプレーヤー80を省電力モードに移行させる。
図6−BのステップS43では、コマンド解析部50は、所定時間、省電力モードに移行する旨の制御コマンドが送信されるか否かを監視しており、制御コマンドが入力しないか、所定時間が経過した場合は(ステップS43:NO)、表示装置90を省電力モードに移行させない。
一方、ステップS43において、コマンド解析部50が、所定時間の内に省電力モードに移行する旨の制御コマンドを受信した場合は(ステップS43:YES)、モード移行制御部61は、第1の実施形態と同様の手法により表示装置90を省電力モードに移行させる(ステップS44〜S46)。
以上、第2の実施形態にかかる省電力モード移行処理を説明した。
(3)その他の実施形態:
通信システム100を構成するソース装置とリンク装置とを、メディアプレーヤーと表示装置とで構成することは一例であり、他の装置により構成するものであってもよい。
なお、本発明は上記実施例に限られるものでないことは言うまでもない。当業者であれば言うまでもないことであるが、
・上記実施例の中で開示した相互に置換可能な部材および構成等を適宜その組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術であって上記実施例の中で開示した部材および構成等と相互に置換可能な部材および構成等を適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術等に基づいて当業者が上記実施例の中で開示した部材および構成等の代用として想定し得る部材および構成等と適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
は本発明の一実施例として開示されるものである。
50…コマンド解析部、51…モード移行実行部、52…通信状態検出部、60…移行条件検出部、61…モード移行制御部、62…コマンド送信命令部、63…通信状態問合せ部、70…ケーブル、80…メディアプレーヤー、81…メディア制御部、82…システムコントローラー、83…OSD回路、84…HDMI送信部、85…操作入力I/F、90…表示装置、91…HDMI受信部、92…制御部、93…フロントエンド部、94…バックエンド部、95…スイッチ部、96…ディスプレイ、97…バックライト、98…OSD回路、100…通信システム

Claims (5)

  1. 予め設定された移行条件を検出した場合に電力消費量を低減させるための省電力モードに移行するソース装置と、前記ソース装置とHDMI規格の通信により接続可能なリンク装置と、で構成されたシステムにおいて、
    前記ソース装置は、
    前記省電力モードに移行した場合に、前記HDMI規格の通信を通じて前記リンク装置を省電力モードに移行させる命令を送信させる命令送信手段を有し、
    前記リンク装置は、
    前記命令を受信した場合に、同リンク装置を省電力モードに移行させる設定制御手段を有することを特徴とする通信システム。
  2. 前記リンク装置は表示装置であって、
    前記命令送信手段が移行させる省電力モードは、前記表示装置に対して黒画面を表示させ、一定期間経過した後、待機モードに移行させることを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記設定制御手段は、前記リンク装置が前記ソース装置とは別の他の装置と通信を行っていない場合に、前記リンク装置を省電力モードに移行させることを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の通信システム。
  4. 前記ソース装置は、前記リンク装置が他の装置と通信を行っているか否かを同リンク装置に問い合せる接続問合せ手段を有し、
    前記命令送信手段は、前記問い合わせに応じた返信により前記リンク装置が他の装置と通信を行っていないと判断した場合に、前記リンク装置を省電力モードに移行させることを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の通信システム。
  5. 前記リンク装置は表示装置であって、
    前記設定制御手段は、前記リンク装置が前記ソース装置とは別の他の装置と通信を行っていない場合に、前記リンク装置を省電力モードに移行させ、
    前記命令送信手段が移行させる省電力モードは、前記表示装置に対して黒画面を表示させ、一定期間経過した後、待機モードに移行させることを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
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