JP2011166240A - 静電容量検出方式および静電容量検出装置 - Google Patents

静電容量検出方式および静電容量検出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ノイズによる誤検出を回避可能な静電容量検出方式および静電容量検出装置を提供する。
【解決手段】検出対象の近接または接触により静電容量が変化するセンサ部100と、センサ部100に所定の電流量で電流の充電制御および放電制御を行なうスイッチング制御部200と、異なる電流量で電流の充電制御および放電制御を行なうスイッチング制御部200に対して電流制御信号を出力する電流量制御部300と、スイッチング制御部200から出力されるパルス信号に基づいてセンサ部100における容量を検出する容量検出制御部400と、異なる電流量で検出された容量検出制御部400の検出結果に基づいてセンサ部100にノイズが印加されたかどうかを判定するノイズ判定部500と、を有した静電容量検出装置とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、静電容量検出方式およびこの静電容量検出方式を用いた静電容量検出装置に関する。
従来、洗車時等の多量の水流等によっても誤動作することなく、人体のみを検出し得るようにした静電容量検出装置がある(例えば、特許文献1)。この検出装置は、センサ電極と、センサ電極に対して交番電圧を印加する駆動部と、センサ電極による検出信号を電圧変換する電圧変換回路と、電圧変換回路で得た電圧値の変化量を監視してセンサ電極付近への人体の接近を検出する制御部とを含み、駆動部がセンサ電極に順次に切り替えて複数の異なる周波数の交番電圧を印加し、制御部が各周波数の交番電圧に対するセンサ電極の検出信号に基づいてセンサ電極付近で発生する静電容量変化を検出するものである。この静電容量変化の検出結果に基づいて、雨滴だけでなく洗車時等の多量の水流等によっても誤動作することなく人体のみを検出することができるとされている。
特開2006−211427号公報
しかし、一般的に静電容量検出装置はノイズに弱く、特許文献1の静電容量検出装置では、誤動作の原因となる雨滴や洗車時等の多量の水流による影響は軽減できるが、この装置の近傍で発生した電磁ノイズの影響を除去することができない。従って、ノイズによる誤った静電容量検出を行ない、この静電容量検出の結果に基づいたタッチ検出においてタッチ誤検出を行なう場合があり、これを回避することが難しいという問題があった。
従って、本発明の目的は、ノイズによる誤検出を回避可能な静電容量検出方式および静電容量検出装置を提供することにある。
[1]本発明は上記目的を達成するため、検出対象の近接または接触により静電容量が変化するセンサ部と、前記センサ部に所定の電流量で電流の充電制御および放電制御を行なうスイッチング制御部と、異なる電流量で前記電流の充電制御および放電制御を行なう前記スイッチング制御部に対して電流制御信号を出力する電流量制御部と、前記スイッチング制御部から出力されるパルス信号に基づいて前記センサ部における容量を検出する容量検出制御部と、前記異なる電流量で検出された前記容量検出制御部の検出結果に基づいて前記センサ部にノイズが印加されたかどうかを判定するノイズ判定部と、を有することを特徴とする静電容量検出装置を提供する。
[2]前記ノイズ判定部は、第1および第2の電流量で検出された前記容量検出制御部の検出結果に基づいて前記センサ部にノイズが印加されたかどうかを判定することを特徴とする上記[1]に記載の静電容量検出装置であってもよい。
[3]また、前記スイッチング制御部は、定電流源を用いたことを特徴とする上記[1]に記載の静電容量検出装置であってもよい。
[4]また、前記スイッチング制御部は、フリップフロップを用いたことを特徴とする上記[1]に記載の静電容量検出装置であってもよい。
[5]本発明は上記目的を達成するため、検出対象の近接または接触により静電容量が変化するセンサ部に第1の電流量で電流の充電および放電を行なう第1のスイッチング制御動作と、前記第1のスイッチング制御動作によるセンサ部の静電容量の変化に応じた変化を検知する第1の容量検出動作と、検出対象の近接または接触により静電容量が変化するセンサ部に前記第1の電流量と異なる第2の電流量で電流の充電および放電を行なう第2のスイッチング制御動作と、前記第2のスイッチング制御動作によるセンサ部の静電容量の変化に応じた変化を検知する第2の容量検出動作と、前記第1の容量検出動作と前記第2の容量検出動作の検出結果を比較することにより、前記センサ部にノイズが印加されたかどうかを判定するノイズ判定動作と、を有し、前記ノイズ判定動作の結果に基づいて前記センサ部の静電容量検出を行なうことを特徴とする静電容量検出方法を提供する。
[6]前記ノイズ判定動作の結果により、前記センサ部にノイズが印加されてないと判断された場合にのみ前記センサ部の静電容量検出を行なうことを特徴とする上記[5]に記載の静電容量検出方法であってもよい。
本発明によれば、ノイズによる誤検出を回避可能な静電容量検出方式および静電容量検出装置を提供することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る静電容量検出装置10の構成を示すブロック回路図である。 図2(a)は、電流源Is1、Is2が電流大の場合の、スイッチング制御部200から出力されるパルス信号であり、図2(b)は、容量検出制御部400内における波形成形後のパルス信号を示す波形図である。 図3は、本発明の実施の形態に係る静電容量検出装置の動作フローを示すフローチャートである。 図4(a)は、電流源Is1、Is2が電流小の場合の、容量検出制御部から出力されるパルス信号であり、図4(b)は、波形成形後のパルス信号を示す波形図である。 図5(a)は、センサ部100へのタッチあり、なしの場合の容量検出制御部から出力されるパルス信号であり、図5(b)は、波形成形後のパルス信号を示す波形図である。
(本発明の実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態に係る静電容量検出装置10の構成を示すブロック回路図である。静電容量検出装置10は、検出対象の近接または接触により静電容量が変化するセンサ部100と、センサ部100に所定の電流量で充電制御および放電制御を行なうスイッチング制御部200と、異なる電流量で電流の充電制御および放電制御を行なうスイッチング制御部200に対して電流制御信号を出力する電流量制御部300と、スイッチング制御部200から出力されるパルス信号に基づいてセンサ部100における容量を検出する容量検出制御部400と、異なる電流量で検出された容量検出制御部400の検出結果に基づいてセンサ部100にノイズが印加されたかどうかを判定するノイズ判定部500と、を有して構成される。ここで、検出対象の近接または接触は、ノイズの印加、手指の近接、接触(タッチ)等である。
センサ部100は、所定の間隔で面対向して形成された電極対により構成され、一端がスイッチング制御部200に接続され、他端がグランドGNDに接続されている。このセンサ部100は、所定の静電容量Cに設定されているが、操作者の手指等が接触あるいは近接すると、静電容量CがCに増加する。
スイッチング制御部200は、センサ部100へ一定の電流により充電させるための定電流源Is1がスイッチング素子Tr1を介してセンサ部100の一端に接続され、他端がグランドGNDに接続されている。センサ部100の一端は、コンパレータCOM1に接続され、この電圧が反転入力端子に入力されている。コンパレータCOM1の非反転入力端子側には閾値電圧Vが入力されている。コンパレータCOM1の出力は、フリップフロップFFのS(セット)端子に入力されている。フリップフロップFFの出力Qは、スイッチング素子Tr1の制御端子に接続されている。ここで、スイッチング素子Tr1は、例えば、トランジスタ等のスイッチング半導体素子、リレー等である。上記のフリップフロップFFの出力Qは、トランジスタの場合はベース、またはゲートに接続される。
また、スイッチング制御部200は、センサ部100へ一定の電流により放電させるための定電流源Is2がスイッチング素子Tr2を介してセンサ部100の一端に接続され、他端がグランドGNDに接続されている。センサ部100の一端は、コンパレータCOM2に接続され、この電圧が反転入力端子に入力されている。コンパレータCOM2の非反転入力端子側には閾値電圧Vが入力されている。コンパレータCOM2の出力は、フリップフロップFFのR(リセット)端子に入力されている。フリップフロップFFの反転出力Q ̄は、スイッチング素子Tr2の制御端子に接続されている。上記のフリップフロップFFの反転出力Q ̄は、トランジスタの場合はベース、またはゲートに接続される。
電流量制御部300は、異なる電流量で電流の充電制御および放電制御を行なうようにスイッチング制御部200へ電流制御信号を出力する。これにより、定電流源Is1、Is2の電流値Ia、Ibを切替え制御する。定電流源Is1、Is2は、容量検出制御部400の検出期間と同期して、共に第1の電流値Iaと第2の電流値Ibに切替え制御される。この第1の電流値Iaと第2の電流値Ibは、異なる定電流値であり、例えば、第1の電流値Iaを第2の電流値Ibの2倍に設定する。
容量検出制御部400は、電流量制御部300による定電流源Is1、Is2の電流値Ia、Ibの切替え制御に対応してそれぞれの電流値毎に、フリップフロップFFの出力Qから出力されるパルス信号をカウントする。フリップフロップFFからの出力パルス信号は、コンパレータ等による波形成形を経てカウンタ回路によりカウントされる。ここで、第1の電流値Iaによりスイッチング制御部200が動作している場合のパルスカウント値をNa、第2の電流値Ibによりスイッチング制御部200が動作している場合のパルスカウント値をNbとする。これらのカウント値は、センサ部100の静電容量に応じた値であり、静電容量検出に相当する。従って、センサ部100にノイズが印加された場合にはカウント値が変化し、また、センサ部100にタッチ動作がなされた場合にも変化する。
スイッチング制御部200、電流量制御部300、および容量検出制御部400によるセンサ部100の静電容量Cへの充放電の動作およびそのときの出力波形について説明する。図1において、電流量制御部300が定電流源Is1、Is2の電流値をIaに設定する。初期状態において、スイッチング素子Tr1がON、スイッチング素子Tr2がOFFとする。センサ部100に定電流源Is1から充電され、コンパレータCOM1、COM2の反転入力端子の電位が上昇して、閾値電圧Vに達すると、フリップフロップFFの出力Q、Q ̄がそれぞれ反転する。
これにより、スイッチング素子Tr1がOFF、スイッチング素子Tr2がONとなると、センサ部100から定電流源Is2側へ放電され、コンパレータCOM1、COM2の反転入力端子の電位が低下して、閾値電圧V以下に達すると、フリップフロップFFの出力Q、Q ̄がそれぞれ反転する。この一連のスイッチング動作が、容量検出制御部400からの制御信号により、所定時間だけ行なわれる。
図2(a)は、電流源Is1、Is2が電流大の場合のスイッチング制御部200から出力されるパルス信号であり、図2(b)は、容量検出制御部400内における波形成形後のパルス信号を示す波形図である。上記のスイッチング動作時のパルス信号(センサ部100の静電容量変化の検出信号波形)は、周期Taの充放電の繰り返し波形となっている。すなわち、立上りが急でその後緩やかに上昇する充電波形、および、その逆の放電波形の繰り返しである。
容量検出制御部400内における波形成形において、内部で設定した閾値電圧Vthで波形成形したパルス列とすると、図2に示すようなパルス信号となる。所定期間のパルス数をカウンタにより計数してパルスカウント値Nを得る。ここで、充放電の周期Tは、コンパレータの閾値V、センサ部100の静電容量C、定電流量Iとすると、
T=2×V×C/I ・・・・(1)
と近似できる。ここで、コンパレータの閾値Vは一定であり、また、Iは定電流源を使用するため一定である。従って、センサ部100の静電容量Cの変化は、周期Tの変化として検出可能であり、等価的にこの周期Tの変化は容量検出制御部400でのパルスカウント値の変化に対応する。
本発明の実施の形態では、センサ部100の静電容量Cの変化、すなわち、ノイズの印加による容量変化、または、タッチによる容量変化を上記した容量検出制御部400でのパルスカウント値N等の変化として検出する。ここで、前述の式(1)、T=2×V×C/Iと、パルスカウント値Nが充放電の周期Tに逆比例することから、
静電容量C ∝ I/N(2×V) ・・・・(2)
と求められる。これに基づいて、後述するノイズ検出、容量検出、タッチ検出を行なう。
ノイズ判定部500は、容量検出制御部400でのカウント値に基づいて、センサ部100にノイズが印加されたかどうかを判定する。このノイズ検出を含めて、本発明の実施の形態における静電容量検出装置10の動作を以下に説明する。
図3は、本発明の実施の形態に係る静電容量検出装置の動作を示すフローチャートである。本発明の実施の形態に係る静電容量検出方法は、検出対象の近接または接触により静電容量が変化するセンサ部100に第1の電流量で電流の充電および放電を行なう第1のスイッチング制御動作と、第1のスイッチング制御動作によるセンサ部100の静電容量の変化に応じた変化を検知する第1の容量検出動作と、検出対象の近接または接触により静電容量が変化するセンサ部100に第1の電流量と異なる第2の電流量で電流の充電および放電を行なう第2のスイッチング制御動作と、第2のスイッチング制御動作によるセンサ部100の静電容量の変化に応じた変化を検知する第2の容量検出動作と、第1の容量検出動作と第2の容量検出動作の検出結果を比較することにより、センサ部100にノイズが印加されたかどうかを判定するノイズ判定動作と、を有し、このノイズ判定動作の結果に基づいてセンサ部100の静電容量検出、タッチ検出を行なう。
本発明の実施の形態に係る静電容量検出方法、装置の動作がスタートすると、まず、電流量制御部300は、スイッチング制御部200に定電流源Is1、Is2の電流値をIaに設定する制御信号を所定期間だけ出力する。スイッチング制御部200の定電流源Is1、Is2の電流値はIaに設定される。容量検出制御部400は、電流値Iaの場合の所定期間において、フリップフロップFFの出力Qから出力されるパルス信号をカウントし、これをパルスカウント値Naとする(Step1)。このときの信号波形は、図2(a)、(b)で示したようになる。
次に、電流量制御部300は、スイッチング制御部200に定電流源Is1、Is2の電流値をIbに設定する制御信号を所定期間だけ出力する。スイッチング制御部200の定電流源Is1、Is2の電流値はIbに設定される。電流値IbをIaよりも小さく、例えば、2×Ib=Iaに設定すると、図4(a)、(b)で示すように、周期Tbの充放電の繰り返し波形となる。容量検出制御部400は、電流値Ibの場合の所定期間において、フリップフロップFFの出力Qから出力されるパルス信号をカウントし、これをパルスカウント値Nbとする(Step2)。尚、Step2での所定期間をStep1での所定期間と同一に設定する。
容量検出制御部400は、Step1とStep2での結果、すなわち、パルスカウント値Na、Nb、電流値Ia、Ib、共通の閾値Vから、静電容量Ca、Cbを算出して比較する。尚、静電容量Ca、Cbは、式(2)から算出されるので、静電容量Ca、Cbが一致するかどうかは、静電容量の比、Ca/Cb=(Ia/Na)/(Ib/Nb)=(Ia×Nb)/(Ib×Na)を算出して、これが1になるかどうかを判断する。本実施の形態では、2×Ib=Iaに設定しているので、2×Nb/Naを算出して、これが1になるかどうかを判断する。
Ca/Cb=2×Nb/Na=1、すなわち、Ca=CbのときはStep5へ進み、Ca=CbでないときはStep4へ進む。
ノイズ判定部500は、容量検出制御部400でのカウント値に基づいて、センサ部100にノイズが印加されたかどうかを判定する。一般に、電流量が大きい(パワーが大きい)ほどノイズの影響を受けにくいことが知られている。従って、Ca=Cbでないときはノイズの影響を受けていると考えられるので、容量検出等を行なわずに、一連の動作を終了する(Step4)。
一方、Step5では、Ca=Cbであるので、ノイズは印加されていないと判定されるので、容量検出を行なうことができる。容量値Cの検出は、予めキャリブレーションにより、式(2)における比例定数部分を求めておくことで可能である。
Step6では、タッチ検出を行なう。ノイズの印加がない状態と判定されているので、正確なタッチ検出が可能である。ここで、図5(a)は、センサ部100へのタッチあり、なしの場合の容量検出制御部400から出力されるパルス信号であり、図5(b)は、波形成形後のパルス信号を示す波形図である。図5(a)に示すように、センサ部100に手指等がタッチすると、センサ容量CがCに増加し、充放電の周期Taは周期Taに変化し、これに伴い、検出パルス数Naは減少する。これにより、正確なタッチ検出ができる。尚、充放電の周期Tbの変化から検出パルス数Nbの変化を検出してタッチ検出を行なってもよい。このタッチ検出により、一連の動作を終了する。
(本発明の実施の形態の効果)
本発明の実施の形態に係る静電容量検出方法または装置では、ノイズ検出を行なっている。これにより、ノイズがセンサ部100に印加されたと判定された場合には、容量検出、タッチ検出は行なわれず、ノイズ検出がされない場合に限って容量検出、タッチ検出を行なうことができる。従って、精度の高い容量検出、タッチ検出ができ、ノイズによる誤検出を回避可能な静電容量検出方式および静電容量検出装置を提供することが可能となる。また、ノイズの多い環境で使用される場合には、定電流源Is1、Is2の電流値Ia、Ibの比を大きく設定して、さらに高精度なノイズ検出が可能である。
尚、本発明は、上記した実施の形態に限定されず、本発明の技術思想を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。例えば、定電流源Is1、Is2の電流値を2種類Ia、Ibで説明したが、3種類以上の電流値を使用してさらに精度の高いノイズ検出、容量検出、タッチ検出を行なうことも可能である。
10…静電容量検出装置
100…センサ部
200…スイッチング制御部
300…電流量制御部
400…容量検出制御部
500…ノイズ判定部
C…静電容量
COM1、COM2…コンパレータ
FF…フリップフロップ
GND…グランド
I…電流値
Is1、Is2…電流源
N…パルスカウント値
Q…出力、反転出力
T…周期
Tr1、Tr2…スイッチング素子
…閾値
Vth…閾値電圧

Claims (6)

  1. 検出対象の近接または接触により静電容量が変化するセンサ部と、
    前記センサ部に所定の電流量で電流の充電制御および放電制御を行なうスイッチング制御部と、
    異なる電流量で前記電流の充電制御および放電制御を行なう前記スイッチング制御部に対して電流制御信号を出力する電流量制御部と、
    前記スイッチング制御部から出力されるパルス信号に基づいて前記センサ部における容量を検出する容量検出制御部と、
    前記異なる電流量で検出された前記容量検出制御部の検出結果に基づいて前記センサ部にノイズが印加されたかどうかを判定するノイズ判定部と、
    を有することを特徴とする静電容量検出装置。
  2. 前記ノイズ判定部は、第1および第2の電流量で検出された前記容量検出制御部の検出結果に基づいて前記センサ部にノイズが印加されたかどうかを判定することを特徴とする請求項1に記載の静電容量検出装置。
  3. 前記スイッチング制御部は、定電流源を用いたことを特徴とする請求項1に記載の静電容量検出装置。
  4. 前記スイッチング制御部は、フリップフロップを用いたことを特徴とする請求項1に記載の静電容量検出装置。
  5. 検出対象の近接または接触により静電容量が変化するセンサ部に第1の電流量で電流の充電および放電を行なう第1のスイッチング制御動作と、
    前記第1のスイッチング制御動作によるセンサ部の静電容量の変化に応じた変化を検知する第1の容量検出動作と、
    検出対象の近接または接触により静電容量が変化するセンサ部に前記第1の電流量と異なる第2の電流量で電流の充電および放電を行なう第2のスイッチング制御動作と、
    前記第2のスイッチング制御動作によるセンサ部の静電容量の変化に応じた変化を検知する第2の容量検出動作と、
    前記第1の容量検出動作と前記第2の容量検出動作の検出結果を比較することにより、前記センサ部にノイズが印加されたかどうかを判定するノイズ判定動作と、を有し、
    前記ノイズ判定動作の結果に基づいて前記センサ部の静電容量検出を行なうことを特徴とする静電容量検出方法。
  6. 前記ノイズ判定動作の結果により、前記センサ部にノイズが印加されてないと判断された場合にのみ前記センサ部の静電容量検出を行なうことを特徴とする請求項5に記載の静電容量検出方法。
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