JP2011166034A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ウェハの反りを抑制し、製造コストを低減することができる半導体装置の製造方法を提供する。
【解決手段】まず、シリコン基板30の表面に、裏面素子構造として、少なくともp+コレクタ層1となる第1エピタキシャル層、n+バッファ層2となる第2エピタキシャル層、およびn-ドリフト層3となる第3エピタキシャル層を積層する。ついで、第3エピタキシャル層の表面に、おもて面素子構造として、pベース領域となる第4エピタキシャル層を堆積する。ついで、第4エピタキシャル層上に、おもて面素子構造として、少なくともn+エミッタ領域、およびゲート電極などのゲート構造を形成する。ついで、シリコン基板30を除去する。ついで、第1エピタキシャル層を、シリコン基板30に接していた側から、FS型IGBT完成時にp+コレクタ層1となる領域の厚さになるまで一様に薄くする。
【選択図】図3

Description

この発明は、半導体装置の製造方法に関する。
IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor:絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)などのパワーデバイスは、比較的大きな電力を制御する目的や整流する目的で用いられている。近年、IGBTでは、高性能化および低コスト化が重要な課題となっている。このため、スイッチング損失の低減と高速スイッチング特性の改善が可能であり、尚且つ低コスト化が可能であるノンパンチスルー型IGBTが主流となっている。そして、IGBTの特性をさらに向上させるために、フィールドストップ(以下、FSとする)層を用いた薄型のIGBT構造が用いられるようになっている。
以下、本明細書および添付図面においては、nまたはpを冠記した層や領域では、それぞれ電子または正孔が多数キャリアであることを意味する。また、nやpに付す+および−は、それぞれそれが付されていない層や領域よりも高不純物濃度および低不純物濃度であることを意味する。
図14は、フィールドストップ型IGBTの構造について示す断面図である。図14に示すように、フィールドストップ型IGBTでは、n-ドリフト層3の表面層に、例えばウェハのおもて面側に形成される表面構造(以下、おもて面素子構造とする)として、pベース領域4が設けられている。また、pベース領域4の表面層の一部に、n+エミッタ領域5が設けられている。そして、n+エミッタ領域5を貫通し、n-ドリフト層3に達するトレンチ10が設けられている。トレンチ10の内部には、ゲート酸化膜6を介してゲート電極7が設けられている。また、ゲート酸化膜6およびゲート電極7の上には絶縁膜11が設けられている。エミッタ電極8は、pベース領域4およびn+エミッタ領域5に接する。また、エミッタ電極8は、絶縁膜11によってゲート電極7と絶縁されている。
また、ウェハの裏面側に形成される表面構造(以下、裏面素子構造とする)として、n-ドリフト層3の表面層に、n+バッファ層2およびp+コレクタ層1がこの順で設けられている。コレクタ電極9は、p+コレクタ層1に接する。このようなFS型IGBTでは、n+バッファ層2をフィールドストップ層として用いている。これにより、キャリアの低注入、高輸送効率という効果を奏しながら、ノンパンチスルー構造よりもベース層を薄くすることで更なるオン電圧、ターンオフ損失特性が改善されたものとなっている。
FS型IGBTの製造方法について説明する。図15〜図17は、従来のフィールドストップ型IGBTの製造方法について示す断面図である。FS型IGBTを作製する基板には、例えば浮遊帯(FZ:Floating Zone)法やMCZ(Magnetic field applied Czochralski)法によるシリコン(Si)ウェハが用いられる。まず、図15に示すように、例えばn-ドリフト層3となるn型のウェハのおもて面側におもて面素子構造を形成する。ついで、図16に示すように、所望の素子特性を得ることができる適正な厚さまで、ウェハの裏面を例えば研磨やエッチングによって除去して、ウェハを薄くする。ついで、図17に示すように、ウェハの裏面側に、裏面素子構造として、n+バッファ層2およびp+コレクタ層1を形成する。ついで、p+コレクタ層1に接するコレクタ電極9を形成することにより、図14に示すFS型IGBTが完成する。
このようにウェハを薄くした場合(図16参照)、ウェハの剛性は著しく低下してしまう。その結果、ウェハ全体が大きく反ってしまい、その後の工程において、ウェハの取り扱いが著しく困難となる恐れがある。このような傾向は、特に8インチ径などの大口径ウェハにおいて顕著に現れる。
このような問題を解決するため、ウェハの裏面にリブ構造を設けたウェハ(以下、リブウェハとする)が提案されている。図18は、リブウェハの構造について示す平面図である。図18に示すように、リブウェハ20は、例えば、ウェハにおいて、電子回路の形成されていない領域の裏面側の外周端部の全周または一部を残して補強部(リブ部)22として、電子回路の形成されている領域21の裏面側のみを研削、研磨または混酸エッチングなどを組み合せて薄化することで作製される。リブ部22の幅および厚みは、例えば1〜5mm程度および120〜800μm程度である。
このようなリブウェハ20では、薄いウェハの剛性が維持され、ウェハ全体の反りが大幅に緩和される。また、ウェハの厚みを外周端部において厚く残した状態で、その後の工程を行うことができるため、ウェハ端部のチッピングまたはウェハ全体のワレや欠けを軽減することができる。
また、ウェハの反りを抑制する別の方法として、次の方法が提案されている。まず、第1導電型の半導体基板と、前記半導体基板上に形成された第2導電型のエピタキシャル層と、からなるエピタキシャル基板を準備する。ついで、前記エピタキシャル層の主表面にMOS構造を形成する工程を行う。ついで、前記半導体基板を裏面から研磨する工程を行う。ついで、前記半導体基板の裏面に電極材を蒸着してコレクタ電極を形成する工程を行う(例えば、下記特許文献1参照。)。
また、上述した特許文献1に示す技術のように、基板上にn型エピタキシャル層を備える装置として、次の装置が提案されている。p型シリコンウェハ上には、n型不純物の濃度が高い第1のエピタキシャル層が設けられている。また、第1のエピタキシャル層上には、第1のエピタキシャル層よりも低濃度の第2のエピタキシャル層が設けられている(例えば、下記特許文献2参照。)。
また、基板上にp型エピタキシャル層を形成する方法として、n-シリコン基板の裏面側にシリコン窒化膜を形成した後、表面側にn+バッファ層およびp+層を順次エピタキシャル成長し、n-シリコン基板を裏面側から所定の厚さまで減厚加工および/または研磨加工する方法が提案されている(例えば、下記特許文献3参照。)。
特開2008−042013号公報 特開2006−156687号公報 特開平08−078679号公報
しかしながら、上述したリブウェハは、ウェハ全体が一様に平坦な従来のウェハと形状が異なる。このため、ウェハ裏面に裏面素子構造としてn+バッファ層、p+コレクタ層およびコレクタ電極を形成する工程や、ダイシングによって個々のチップに切断する工程など、複数の工程において、従来の通常の装置をそのまま使用することができない。例えば、ウェハ搬送時や各工程時にウェハを設置する保持治具を、リブウェハの形状に合せた特殊な形状に変更する必要が生じる。このため、各装置をリブウェハの形状に合せた特殊仕様の装置に変更することとなり、製造コストが著しく増大してしまう。
また、素子構造を形成するための基板(以下、デバイス基板とする)として、例えばFZ法やMCZ法による結晶欠陥の少ないシリコンインゴットに中性子線を照射し、一様な抵抗分布に仕上げたシリコンウェハが用いられている。しかしながら、このようなシリコンウェハは、将来的に不足することが考えられる。このため、これらのシリコンウェハに代えて、結晶欠陥の少ない高品質なデバイス基板の開発が必要とされる。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するため、ウェハの反りを抑制する半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。また、製造コストを低減する半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。また、結晶欠陥の少ないデバイス基板を作製する半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明にかかる半導体装置の製造方法は、基板の表面に、第1導電型の第1エピタキシャル層を堆積する工程と、前記第1エピタキシャル層の表面に、第2導電型の第2エピタキシャル層を堆積する工程と、前記第2エピタキシャル層の表面に、第2導電型の第3エピタキシャル層を、当該第2エピタキシャル層よりも低いキャリア濃度で堆積する工程と、前記第3エピタキシャル層上に、おもて面素子構造を形成する工程と、を含むことを特徴とする。
また、請求項2の発明にかかる半導体装置の製造方法は、請求項1に記載の発明において、前記第1エピタキシャル層は、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタのコレクタ領域と同一の導電型および同一のキャリア濃度で形成され、前記第2エピタキシャル層は、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタのバッファ領域と同一の導電型および同一のキャリア濃度で形成され、前記第3エピタキシャル層は、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタのドリフト領域と同一の導電型および同一のキャリア濃度で形成されることを特徴とする。
また、請求項3の発明にかかる半導体装置の製造方法は、請求項1または2に記載の発明において、前記おもて面素子構造を形成した後、前記基板を除去し、前記コレクタ領域の厚さよりも厚く堆積した前記第1エピタキシャル層を、前記基板に接していた側から、当該コレクタ領域の厚さになるまで薄くする工程をさらに含むことを特徴とする。
また、請求項4の発明にかかる半導体装置の製造方法は、請求項3に記載の発明において、前記第1エピタキシャル層を薄くする工程では、当該第1エピタキシャル層を一様に薄くすることを特徴とする。
また、請求項5の発明にかかる半導体装置の製造方法は、第1導電型の基板の表面に、第2導電型の第2エピタキシャル層を堆積する工程と、前記第2エピタキシャル層の表面に、第2導電型の第3エピタキシャル層を、当該第2エピタキシャル層よりも低いキャリア濃度で堆積する工程と、前記第3エピタキシャル層上に、おもて面素子構造を形成する工程と、を含むことを特徴とする。
また、請求項6の発明にかかる半導体装置の製造方法は、請求項5に記載の発明において、前記基板は、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタのコレクタ領域と同一の導電型を有し、前記第2エピタキシャル層は、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタのバッファ領域と同一の導電型および同一のキャリア濃度で形成され、前記第3エピタキシャル層は、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタのドリフト領域と同一の導電型および同一のキャリア濃度で形成されることを特徴とする。
また、請求項7の発明にかかる半導体装置の製造方法は、請求項5または6に記載の発明において、前記コレクタ領域の厚さよりも厚い前記基板を、当該基板の、前記おもて面素子構造が形成された面に対して反対側から、当該コレクタ領域の厚さになるまで薄くする工程をさらに含むことを特徴とする。
また、請求項8の発明にかかる半導体装置の製造方法は、請求項7に記載の発明において、前記基板を薄くする工程では、当該基板を一様に薄くすることを特徴とする。
また、請求項9の発明にかかる半導体装置の製造方法は、請求項1〜8のいずれか一つに記載の発明において、おもて面素子構造として、少なくとも第1導電型のベース領域、第2導電型のエミッタ領域および制御電極を形成することを特徴とする。
また、請求項10の発明にかかる半導体装置の製造方法は、請求項1〜9のいずれか一つに記載の発明において、前記ベース領域は、前記第3エピタキシャル層の表面に、当該ベース領域となる第4エピタキシャル層を、当該ベース領域と同一の導電型および同一のキャリア濃度で堆積することで形成されることを特徴とする。
上述した発明によれば、基板の表面に第1〜第3エピタキシャル層を順次積層し、これらのエピタキシャル層に半導体装置のコレクタ領域、バッファ領域およびドリフト領域を形成するので、デバイス基板が基板によって補強された状態でデバイスを製造することができる。また、シリコン基板によってデバイス基板を補強するため、デバイス基板をリブ構造などの特殊な形状にする必要がない。このため、例えばウェハを設置する保持治具などを、リブ構造のウェハ形状に合せた特殊な仕様に変更する必要がなくなる。また、複数のエピタキシャル層が積層されてなるデバイス基板を作製することができる。
また、請求項5〜10によれば、デバイス基板を補強する基板を、コレクタ領域とすることができる。このため、コレクタ領域を形成する工程を減らすことができる。
本発明にかかる半導体装置の製造方法によれば、ウェハの反りを抑制することができるという効果を奏する。また、コストを低減することができるという効果を奏する。結晶欠陥の少ないデバイス基板を作製することができるという効果を奏する。
実施の形態1にかかる半導体装置の製造方法を示す断面図である。 実施の形態1にかかる半導体装置の製造方法を示す断面図である。 実施の形態1にかかる半導体装置の製造方法を示す断面図である。 実施の形態1にかかる半導体装置の製造方法を示す断面図である。 実施の形態1にかかる半導体装置の製造方法を示す断面図である。 実施の形態1にかかる半導体装置の製造方法を示す断面図である。 実施の形態2にかかる半導体装置の製造方法を示す断面図である。 実施の形態2にかかる半導体装置の製造方法を示す断面図である。 実施の形態2にかかる半導体装置の製造方法を示す断面図である。 実施の形態2にかかる半導体装置の製造方法を示す断面図である。 実施の形態2にかかる半導体装置の製造方法を示す断面図である。 フィールドストップ型IGBTの各領域の形成条件について示す図である。 フィールドストップ型IGBTの電気的特性について示す特性図である。 フィールドストップ型IGBTの構造について示す断面図である。 従来のフィールドストップ型IGBTの製造方法について示す断面図である。 従来のフィールドストップ型IGBTの製造方法について示す断面図である。 従来のフィールドストップ型IGBTの製造方法について示す断面図である。 リブウェハの構造について示す平面図である。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる半導体装置の製造方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、以下の実施の形態の説明および添付図面において、同様の構成には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
(実施の形態1)
図1〜図6は、実施の形態1にかかる半導体装置の製造方法を示す断面図である。例えばトレンチ構造のフィールドストップ(FS)型IGBTの製造方法について説明する。はじめに、図1に示すように、例えばシリコン(Si)単結晶からなるシリコン基板30を準備する。シリコン基板30は、素子構造が形成される基板(以下、デバイス基板とする)を補強する。
ついで、図1〜図3に示すように、FS型IGBTの裏面素子構造(図14参照)を形成する。まず、図1に示すように、シリコン基板30の表面に、p+コレクタ層1となる第1エピタキシャル層を堆積する。このとき、第1エピタキシャル層は、p+コレクタ層1と同一の導電型および同一のキャリア濃度で堆積されてもよい。また、第1エピタキシャル層は、FS型IGBTの完成後にp+コレクタ層1となる領域よりも厚く堆積される。第1エピタキシャル層は、p+コレクタ層1の厚さに、例えば後の工程における研削やエッチングなどによって除去される第1エピタキシャル層の厚さ(以下、研削しろとする)を足し合せた厚さで堆積してもよい。ここで、FS型IGBT完成時におけるp+コレクタ層1の厚さは、例えばFS型IGBTの設計時に予め決定されている。以下、FS型IGBT完成時における他の領域の厚さも、同様に予め決定されている。
次に、図2に示すように、第1エピタキシャル層(p+コレクタ層1)の表面に、n+バッファ層2となる第2エピタキシャル層を堆積する。このとき、第2エピタキシャル層は、n+バッファ層2と同一の導電型および同一のキャリア濃度で堆積されてもよい。また、第2エピタキシャル層は、FS型IGBTの完成後にn+バッファ層2となる領域と同一の厚さで堆積される。
次に、図3に示すように、第2エピタキシャル層(n+バッファ層2)の表面に、n-ドリフト層3となる第3エピタキシャル層を堆積する。このとき、第3エピタキシャル層は、n-ドリフト層3と同一の導電型および同一のキャリア濃度で堆積されてもよい。また、第3エピタキシャル層は、第2エピタキシャル層よりも低いキャリア濃度となるように堆積される。第3エピタキシャル層は、FS型IGBTの完成後にn-ドリフト層3となる領域と同一の厚さで堆積される。
ここで、n-ドリフト層3の厚さは、例えば耐圧に応じて決定される。具体的には、例えば、耐圧が1200VのIGBTを作製する場合、n-ドリフト層3の厚さを120μmから130μm程度にしてもよい。また、耐圧が600VのIGBTを作製する場合、n-ドリフト層3の厚さを60μmから70μm程度にしてもよい。そのような厚さにすることで、十分に所望の性能を得ることができる。
ここまでの工程によって、シリコン基板30上にデバイス基板が形成される。デバイス基板は、少なくとも上述した第1エピタキシャル層、第2エピタキシャル層および第3エピタキシャル層の3層のエピタキシャル層が積層されてできている。第1〜第3エピタキシャル層は、エピタキシャル成長中に、例えばリン(P)や、ボロン(B)、砒素(As)、アンチモン(Sb)などのドーパントが適宜導入されることで、導電型およびキャリア濃度が制御される。また、裏面素子構造の形成では、裏面素子構造として、少なくともp+コレクタ層1、n+バッファ層2およびn-ドリフト層3が形成されるように、複数のエピタキシャル層を積層するのがよい。
ついで、図4および図5に示すように、デバイス基板の第3エピタキシャル層側に、おもて面素子構造(図14参照)を形成する。まず、図4に示すように、第3エピタキシャル層(n-ドリフト層3)の表面に、pベース領域4となる第4エピタキシャル層を堆積する。このとき、第4エピタキシャル層は、pベース領域4と同一の導電型および同一のキャリア濃度で堆積されてもよい。また、第4エピタキシャル層は、FS型IGBTの完成後にpベース領域4となる領域と同一の厚さで堆積される。第4エピタキシャル層は、上述した第1〜第3エピタキシャルと同様の方法で、導電型およびキャリア濃度が制御される。
次に、図5に示すように、第4エピタキシャル層(pベース領域4)の表面層の一部に、n+エミッタ領域5を形成する。そして、n+エミッタ領域5および第4エピタキシャル層を貫通し、第3エピタキシャル層に達するトレンチ10を形成する。次に、トレンチ10の内部に、ゲート酸化膜6を介してゲート電極7を形成する。次に、ゲート酸化膜6およびゲート電極7の上に絶縁膜11を形成する。次に、pベース領域4およびn+エミッタ領域5に接するエミッタ電極8を形成する。エミッタ電極8は、絶縁膜11によってゲート電極7と絶縁する。ここでは、おもて面素子構造として、少なくともpベース領域4、n+エミッタ領域5およびゲート電極7などのゲート構造が形成されていればよい。ゲート電極7は、制御電極に相当する。
ついで、図6に示すように、シリコン基板30を除去する。ついで、第1エピタキシャル層を、シリコン基板30に接していた側から、例えばFS型IGBT完成時にp+コレクタ層1となる領域の厚さになるまで一様に薄くする。例えば、第1エピタキシャル層を形成した際に、研削しろとして堆積した第1エピタキシャル層の厚みだけ、第1エピタキシャル層を除去して薄くする。
シリコン基板30の除去および第1エピタキシャル層の薄化の方法として、例えばレジノイド系やビトリファイド系の結合剤にダイヤモンド砥粒を分散させた構造の砥石による研削、ダイヤモンド砥粒を含む研磨砥液を染み込ませた不織布による研磨、または二酸化ケイ素(SiO)かその水和物のコロイド(コロイダルシリカ)を含む研磨砥液を染み込ませた不織布による研磨、もしくはこれらの複数を組み合わせた方法を用いてもよい。また、別の方法として、例えば水酸化カリウム(KOH)や有機アルカリ系の溶剤を含むエッチング液を用いた異方性エッチングや、弗酸(HF)を含むエッチング液や、弗酸および硝酸(HNO)を含むエッチング液や、硝酸、酢酸(CHCOOH)および燐酸(HPO)などを適宜混ぜ合わせたエッチング液を用いた等方性エッチングを行ってもよい。シリコン基板30の除去および第1エピタキシャル層の薄化は、同一の方法を用いて連続した工程として行ってもよいし、異なる方法を用いて別々の工程として行ってもよい。
ついで、第1エピタキシャル層の薄化を行った表面に接するコレクタ電極を形成する。また、おもて面素子構造のうち、まだ形成されていない領域を形成してもよい。ついで、デバイス基板を個々のチップに切り分けることで、図14に示すようなFS型IGBTが完成する。
また、上述した工程では、第4エピタキシャル層を堆積してpベース領域4を形成しているが、n-ドリフト層3とpベース領域4の厚さを足し合せた厚さで第3エピタキシャル層を堆積した後、例えばイオン注入によって、第3エピタキシャル層の表面層にpベース領域4を形成してもよい。
以上、説明したように、実施の形態1によれば、シリコン基板30の表面に第1〜第3エピタキシャル層を順次積層し、これらのエピタキシャル層にIGBTのp+コレクタ層1、n+バッファ層2およびn-ドリフト層3を形成するので、デバイス基板がシリコン基板30によって補強された状態でデバイスを製造することができる。従って、おもて面素子構造および裏面素子構造を形成する工程によって、デバイス基板に反りが生じることを抑制することができる。また、裏面素子構造を形成する工程では、薄化した基板に裏面素子構造を形成する従来の製造方法(図15〜図17参照)に比べて、デバイス基板に反りが生じることを抑制することができる。また、デバイス基板の反りを抑制することができるため、その後の工程における基板の取り扱いが容易になる。また、シリコン基板30によってデバイス基板を補強するため、デバイス基板をリブ構造などの特殊な形状にする必要がない。このため、例えばウェハを設置する保持治具などを、リブ構造のウェハ形状に合せた特殊な仕様に変更する必要がなくなる。これにより、製造コストを低減することができる。また、複数のエピタキシャル層を積層することで、結晶欠陥の少ないデバイス基板を作製することができる。これにより、例えばFZ法やMCZ法により成長したシリコン単結晶に中性子照射を行い、抵抗分布を一様にした特殊なシリコンウェハを用いることなく、FS型IGBTを作製することができる。
(実施の形態2)
図7〜図11は、実施の形態2にかかる半導体装置の製造方法を示す断面図である。実施の形態1において、シリコン基板は、さらにp+コレクタ層と同一の導電型および同一のキャリア濃度を有してもよい。
実施の形態2では、はじめに、図7に示すように、シリコン(Si)単結晶からなるp+シリコン基板31を準備する。p+シリコン基板31は、p+コレクタ層と同一の導電型および同一のキャリア濃度を有していてもよい。p+シリコン基板31には、FS型IGBTの完成後にp+コレクタ層(図14参照)となる領域が含まれている。つまり、p+シリコン基板31の厚さは、FS型IGBTの完成後にp+コレクタ層となる領域の厚さよりも厚い。そして、p+シリコン基板31は、実施の形態1と同様に、後の工程でその表面に積層されるデバイス基板を補強する。
ついで、図7に示すように、p+シリコン基板31の表面に、n+バッファ層2となる第2エピタキシャル層を堆積する。ついで、図8に示すように、実施の形態1と同様に、n-ドリフト層3となる第3エピタキシャル層を堆積する。ここまでの工程によって、p+シリコン基板31上にデバイス基板が形成される。デバイス基板は、p+シリコン基板31と、少なくとも上述した第2エピタキシャル層および第3エピタキシャル層の2層のエピタキシャル層とによって形成されている。
ついで、図9および図10に示すように、実施の形態1と同様に、pベース領域4となる第4エピタキシャル層、n+エミッタ領域5、ゲート電極7などのゲート構造、エミッタ電極8、絶縁膜11を形成する。これにより、p+シリコン基板31の表面に、FS型IGBTのp+コレクタ層を除く素子構造が形成される。各領域の形成条件は、実施の形態1と同様である。
ついで、図11に示すように、p+シリコン基板31を、おもて面素子構造が形成された面に対して反対側から、例えばFS型IGBT完成時にp+コレクタ層となる領域の厚さになるまで一様に薄くする。p+シリコン基板31の薄化の方法は、実施の形態1における第1エピタキシャル層の薄化の方法と同様である。薄化後のp+シリコン基板31が、図14に示すp+コレクタ層となる。ついで、実施の形態1と同様に、p+シリコン基板31の薄化を行った表面に接するコレクタ電極を形成する。ついで、以降の工程を行うことで、図14に示すようなFS型IGBTが完成する。それ以外の製造方法は、実施の形態1と同様である。
以上、説明したように、実施の形態2によれば、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。また、デバイス基板を補強するp+シリコン基板31を、p+コレクタ層とすることができる。このため、p+コレクタ層を形成する工程を減らすことができる。これにより、p+コレクタ層を形成する工程に費やされる分の製造コストを低減することができる。
(実施例)
図12は、フィールドストップ型IGBTの各領域の形成条件について示す図である。また、図13は、フィールドストップ型IGBTの電気的特性について示す特性図である。実施の形態1,2にかかる半導体装置の製造方法によって作製した各試料の電気的特性について検証した。次に示すように、試料として、2通りの製造方法で作製されたFS型IGBTを準備した。実施の形態1に従い、FS型IGBTを作製した(以下、第1実施例とする)。実施の形態2に従い、FS型IGBTを作製した(以下、第2実施例とする)。各試料は、8インチのシリコンウェハ(実施の形態のシリコン基板に相当)を用いて、それぞれ50枚ずつ作製している。また、各試料の耐圧を1200Vとした。
また、図12に示すように、第1,2実施例の各FS型IGBTには、次に示す条件で各領域が形成されている。p+コレクタ層のドーパント濃度および厚さを、それぞれ3.5×1015atoms/cm3および3μmとした。n+バッファ層のドーパント濃度および厚さを、それぞれ1.5×1016atoms/cm3および8μmとした。n-ドリフト層のドーパント濃度および厚さを、それぞれ1.5×1014atoms/cm3および120μmとした。pベース領域のドーパント濃度および厚さを、それぞれ5×1017atoms/cm3および4μmとした。n+エミッタ領域のドーパント濃度および厚さを、それぞれ1×1019atoms/cm3および0.5μmとした。
比較として、従来と同様の製造方法(図15〜図17参照)で、FS型IGBTを作製した(以下、比較例とする)。比較例では、n-ドリフト層と同一の導電型および同一のキャリア濃度を有するシリコン基板を用いた。比較例のそれ以外の構成は、第1実施例と同様である。
そして、図13に示す6通りの項目を測定した。コレクタ電流1mAおよび温度130℃のときのコレクタ−エミッタ間遮断電圧を測定した(以下、第1検証項目とする)。コレクタ−エミッタ間電圧1200Vおよび温度125℃のときのコレクタ−エミッタ間漏れ電流密度を測定した(以下、第2検証項目とする)。温度125℃のときのコレクタ−エミッタ間飽和電圧を測定した(以下、第3検証項目とする)。コレクタ−エミッタ間電圧600V、ゲート電圧+/−15Vおよび温度125℃のときのターンオン損失を測定した(以下、第4検証項目とする)。コレクタ−エミッタ間電圧600V、ゲート電圧+/−15Vおよび温度125℃のときのターンオフ損失を測定した(以下、第5検証項目とする)。製造工程途中において、シリコンウェハ上に形成された複数のエピタキシャル層からなるデバイス基板において、基板端部のチッピングまたは基板全体のワレが生じた(以下、ワレ不良とする)枚数を計数した(以下、第6検証項目とする)。
また、測定には、各試料をそれぞれ個々のチップに切り分け、切り分けた複数のチップのうち、中央部近傍の1つ、および周辺部近傍の4つの計5つのチップを用いた。但し、製造工程途中で、デバイス基板全体にワレが生じた場合には、第1〜第5検証項目の測定は行っていない。測定値は、5つのチップの測定結果の平均値である。
図13に示す結果より、第1〜第5検証項目の測定では、第1,2実施例のいずれも正常に動作した。第1〜第3エピタキシャル層が積層されてなるデバイス基板を、結晶欠陥の少ない状態で作製することができたためと推測される。また、第6検証項目の測定では、第1,2実施例において、ワレ不良が発生したデバイス基板は0枚であった。一方、比較例では、50枚中12枚のデバイス基板において、基板端部のチッピングまたは基板全体のワレが生じた。第1,2実施例では、デバイス基板がシリコンウェハによって補強され、デバイス基板の反りを抑制することができるため、デバイス基板のワレ不良を防止することができると推測される。
以上において本発明では、トレンチゲート構造のIGBTを例に説明しているが、上述した実施の形態に限らず、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor:絶縁ゲート型電界効果トランジスタ)やプレーナ構造のIGBTなど、基板のおもて面および裏面に素子構造を形成する半導体装置に適用することが可能である。ただし、MOSFETの場合には、上述した実施の形態1では第1エピタキシャル層を堆積する工程が省略され、上述した実施の形態2ではデバイス基板を支持する基板としてn型のシリコン基板が用いられる。
なお、上述した実施の形態では、第1エピタキシャル層を、予めFS型IGBTのp+コレクタ層と同一の導電型および同一のキャリア濃度で形成しなくてもよく、第1エピタキシャル層の堆積後に例えばドーパントを導入することでp+コレクタ層と同一の導電型および同一のキャリア濃度にしてもよい。第2〜第4エピタキシャル層についても同様である。また、FS型IGBTの完成後にp+コレクタ層となる領域を一様に薄くしているが、これに限らず、p+コレクタ層の表面層に例えばリブ構造や段差などを形成してもよい。
以上のように、本発明にかかる半導体装置の製造方法は、インバータなどの電力変換装置などに使用されるパワー半導体装置に有用である。
1 p+コレクタ層
2 n+バッファ層
3 n-ドリフト層
30 シリコン基板

Claims (10)

  1. 基板の表面に、第1導電型の第1エピタキシャル層を堆積する工程と、
    前記第1エピタキシャル層の表面に、第2導電型の第2エピタキシャル層を堆積する工程と、
    前記第2エピタキシャル層の表面に、第2導電型の第3エピタキシャル層を、当該第2エピタキシャル層よりも低いキャリア濃度で堆積する工程と、
    前記第3エピタキシャル層上に、おもて面素子構造を形成する工程と、
    を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記第1エピタキシャル層は、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタのコレクタ領域と同一の導電型および同一のキャリア濃度で形成され、
    前記第2エピタキシャル層は、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタのバッファ領域と同一の導電型および同一のキャリア濃度で形成され、
    前記第3エピタキシャル層は、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタのドリフト領域と同一の導電型および同一のキャリア濃度で形成されることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記おもて面素子構造を形成した後、前記基板を除去し、前記コレクタ領域の厚さよりも厚く堆積した前記第1エピタキシャル層を、前記基板に接していた側から、当該コレクタ領域の厚さになるまで薄くする工程をさらに含むことを特徴とする請求項1または2に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記第1エピタキシャル層を薄くする工程では、当該第1エピタキシャル層を一様に薄くすることを特徴とする請求項3に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 第1導電型の基板の表面に、第2導電型の第2エピタキシャル層を堆積する工程と、
    前記第2エピタキシャル層の表面に、第2導電型の第3エピタキシャル層を、当該第2エピタキシャル層よりも低いキャリア濃度で堆積する工程と、
    前記第3エピタキシャル層上に、おもて面素子構造を形成する工程と、
    を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  6. 前記基板は、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタのコレクタ領域と同一の導電型を有し、
    前記第2エピタキシャル層は、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタのバッファ領域と同一の導電型および同一のキャリア濃度で形成され、
    前記第3エピタキシャル層は、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタのドリフト領域と同一の導電型および同一のキャリア濃度で形成されることを特徴とする請求項5に記載の半導体装置の製造方法。
  7. 前記コレクタ領域の厚さよりも厚い前記基板を、当該基板の、前記おもて面素子構造が形成された面に対して反対側から、当該コレクタ領域の厚さになるまで薄くする工程をさらに含むことを特徴とする請求項5または6に記載の半導体装置の製造方法。
  8. 前記基板を薄くする工程では、当該基板を一様に薄くすることを特徴とする請求項7に記載の半導体装置の製造方法。
  9. おもて面素子構造として、少なくとも第1導電型のベース領域、第2導電型のエミッタ領域および制御電極を形成することを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載の半導体装置の製造方法。
  10. 前記ベース領域は、前記第3エピタキシャル層の表面に、当該ベース領域となる第4エピタキシャル層を、当該ベース領域と同一の導電型および同一のキャリア濃度で堆積することで形成されることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一つに記載の半導体装置の製造方法。
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