JP2011164742A - 表示制御装置、表示制御方法、及び表示制御プログラム、並びに記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】座標ズレのキャリブレーションを行う際、ユーザーの誤操作に起因するキャリブレーションを防止するとともに、通常想定される座標ズレを超える座標ズレを補正する。
【解決手段】表示制御装置であるシステム制御回路101は、タッチ入力を表示部106上の座標に変換するための変換係数に応じて変換して検出座標とする。システム制御回路は、目標座標を基点として予め規定された第1のエリア内で検出座標が得られると、当該検出座標をキャリブレーション用座標とする。また、システム制御回路は、検出座標が前記第1の範囲の外であった際、所定の回数、検出座標が取得されて、検出座標の間の関係が予め定められた特定条件を満たすと、当該検出座標をキャリブレーション用座標として、これらキャリブレーション用座標に応じて変換係数を更新する。
【選択図】図1

Description

本発明は、タッチ入力に応じた表示を制御するための表示制御装置、表示制御方法、及び表示制御プログラム、並びに記録媒体に関し、特に、タッチ入力の入力位置(入力座標)と表示の位置(つまり、座標)とのズレを補正する表示制御装置、表示制御方法、及び表示制御プログラム、並びに記録媒体に関する。
一般に、タッチパネル等の入力手段を用いて表示を行う電子機器又はシステムが知られている。そして、タッチパネル等からのタッチ入力によって、直感的な入力操作が可能なアプリケーションを用いたユーザーインターフェースが開発されている。
このようなタッチパネル等によるタッチ入力を用いた電子機器等においては、ユーザー視差又は経年変化による座標ズレ等の要因がある。そして、この要因によって、表示画面上の目標座標とこの目標座標に正確にタッチ入力した際の検出座標にズレ(座標ズレ)が生じる。
このような座標ズレを補正するため、電子機器等には、所謂キャリブレーションメニュー(以下、キャリブレーション機能ともいう)が搭載されている。そして、このキャリブレーションメニューを用いて、ユーザーが座標ズレの補正を行うことができるようになっている。
ところが、キャリブレーション機能を用いた際、ユーザーがキャリブレーションの操作を誤って行ってしまうと、タッチ入力による機器操作が正確に行えない状態に陥る可能性がある。
このような不都合を防止するため、例えば、キャリブレーションの結果をチェックするようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1においては、表示画面の中心を接触位置として表示する。そして、当該接触位置に応じて、ユーザーがタッチパネルを接触指示すると物理座標データを出力する。この物理座標データを新たな基準位置データに基づいて座標変換して得られた論理座標データが許容範囲以内にあるか否かを判定する。そして、論理座標データが許容範囲外であると判定した場合に、再度キャリブレーションを行わせるようにしている。
特開平10−116155号公報
ところで、特許文献1に記載の手法では、キャリブレーションの結果をチェックしているものの、ユーザーがキャリブレーションの操作を誤った場合に、どの時点で操作を誤ったのか極めてわかりづらい。また、特許文献1においては、再度キャリブレーションを最初から実行する必要がある。
一方、タッチ入力が可能なエリアに制限を設けて、キャリブレーションのためのタッチ入力の際に、当該エリアの外にタッチ入力があると無効とするようにした手法がある。この手法では、無効とされたタッチ入力についてはキャリブレーション処理には用いず、これによって、ユーザーの誤操作を防止するようにしている。
上記の手法では、例えば、タッチ入力が可能なエリアを、製品出荷時において通常使用で想定される座標ズレの範囲(制限範囲)内に制限する。これによって、座標ズレに起因する誤差ではなく、ユーザーの誤操作に起因するキャリブレーションの目標座標と離れたと想定されるタッチ入力を排除するようにしている。
しかしながら、高温環境に長時間放置された場合等劣悪な環境(以下、極端な環境と呼ぶ)下において、通常使用で想定される制限範囲を超える座標ズレが生じることがある。このような場合、ユーザーが正常なキャリブレーション操作を行っても、制限範囲内におけるタッチ入力と認定されないことになる。
このように、制限範囲を超えるような座標ズレが生じると、ユーザーが正常なキャリブレーション操作を行っても(つまり、ユーザーが誤操作を行わなくても)、キャリブレーションが実行できなくなる可能性がある。
従って、本発明の目的は、通常使用においてユーザーの誤操作に起因するキャリブレーションを防止するとともに、通常想定される座標ズレを超える座標ズレを補正することのできる表示制御装置、表示制御方法、及び表示制御プログラム、並びに記録媒体を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明による表示制御装置は、予め規定された目標座標に対するタッチ入力に応じた座標を検出座標として、該検出座標と前記目標座標との座標ズレをキャリブレーションする表示制御装置において、前記タッチ入力を表示部における座標に変換するための変換係数に応じて変換して前記検出座標とする検出座標取得手段と、前記目標座標を基点として予め規定された第1の範囲の内で前記検出座標が得られると、当該検出座標をキャリブレーションに用いるキャリブレーション用座標とする第1のキャリブレーション座標取得手段と、前記検出座標が前記第1の範囲の外で取得されて、前記検出座標の間の関係が予め定められた特定条件を満たし、該特定条件を満たした回数が所定の回数であると、当該検出座標をキャリブレーションに用いるキャリブレーション用座標とする第2のキャリブレーション座標取得手段と、前記第1及び前記第2のキャリブレーション座標取得手段によって得られた前記キャリブレーション用座標に応じて前記変換係数を更新するキャリブレーション処理を行うキャリブレーション手段とを有することを特徴とする。
また、本発明による表示制御方法は、予め規定された目標座標に対するタッチ入力に応じた座標を検出座標として、該検出座標と前記目標座標との座標ズレをキャリブレーションする表示制御方法において、前記タッチ入力を表示部における座標に変換するための変換係数に応じて変換して前記検出座標とする第1のステップと、前記目標座標を基点として予め規定された第1の範囲の内で前記検出座標が得られると、当該検出座標をキャリブレーションに用いるキャリブレーション用座標とする第2のステップと、前記検出座標が前記第1の範囲の外で取得され、前記検出座標の間の関係が予め定められた特定条件を満たし、該特定条件を満たした回数が所定の回数となると、当該検出座標をキャリブレーションに用いるキャリブレーション用座標とする第3のステップと、前記第2及び前記第3のステップによって得られた前記キャリブレーション用座標に応じて前記変換係数を更新するキャリブレーション処理を行う第4のステップとを有することを特徴とする。
さらに、本発明に表紙制御プログラムは、予め規定された目標座標に対するタッチ入力に応じた座標を検出座標として、該検出座標と前記目標座標との座標ズレをキャリブレーションする表示制御プログラムにおいて、コンピュータによって実行され、前記タッチ入力を表示部における座標に変換するための変換係数に応じて変換して前記検出座標とする第1のステップと、前記目標座標を基点として予め規定された第1の範囲の内で前記検出座標が得られると、当該検出座標をキャリブレーションに用いるキャリブレーション用座標とする第2のステップと、前記検出座標が前記第1の範囲の外で取得され、前記検出座標の間の関係が予め定められた特定条件を満たし、該特定条件を満たした回数が所定の回数となると、当該検出座標をキャリブレーションに用いるキャリブレーション用座標とする第3のステップと、前記第2及び前記第3のステップによって得られた前記キャリブレーション用座標に応じて前記変換係数を更新するキャリブレーション処理を行う第4のステップとを有することを特徴とする。
本発明による記録媒体は、上記の表示制御プログラムが格納されたコンピュータに読み取り可能な記録媒体である。
以上のように、本発明によれば、検出座標が第1の範囲の外で取得されても、検出座標の間の関係が予め定められた特定条件を満たし、この特定条件を満たした回数が所定の回数となると、当該検出座標をキャリブレーションに用いるキャリブレーション用座標とするようにしたので、通常使用状態におけるユーザーの誤操作による不正なキャリブレーションを防止するとともに、極度の環境条件下における想定以上の座標ズレも的確に補正することができるという効果がある。
本発明の実施の形態による表示制御装置の一例が備えられたデジタルカメラの一例を示すブロック図である。 図1に示すタッチパネルと表示部(LCD)との配置関係を概略的に示す図である。 図1に示すシステム制御回路におけるキャリブレーションを説明するための画面遷移を示す図であり、(a)は、キャリブレーション画面を示す図、(b)は、有効エリア入力があった際の画面を示す図、(c)は、無効エリア入力があった際の画面を示す図である。 図3に示す目標座標とタッチ入力の有効範囲との関係を示す図である。 図1に示すシステム制御回路で実行されるキャリブレーション(座標の変換係数の算出処理)を説明するためのフローチャートである。 図5で説明した変換係数の算出を説明するための図である。 図5に示す検出座標取得処理を詳細に説明するためのフローチャートである。 図5に示す検出座標取得処理を詳細に説明するためのフローチャートである。 図4で説明した有効エリア(通常有効エリア)と拡張有効エリアとの関係を示す図である。 図7bに示す拡張判定処理を詳細に説明するためのフローチャートである。 図9に示す所定の条件を満たすか否かの判定の第1の例を説明するための図である。 図9に示す所定の条件を満たすか否かの判定の第2の例を説明するための図である。 図9に示す所定の条件を満たすか否かの判定の第3の例を説明するための図である。 図1に示すタッチパネルがアナログ抵抗膜式である場合の目標座標に関する検出座標のズレ方向を説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態による表示制御装置の一例について図面を参照して説明する。なお、以下の説明においては、表示制御装置は、例えば、電子機器の一つであるデジタルカメラに備えられているものとする。
図1は、本発明の実施の形態による表示制御装置の一例が備えられたデジタルカメラ100の一例を示すブロック図である。
図1を参照して、デジタルカメラ100は、システム制御回路101を有している。そして、このシステム制御回路101には、電源スイッチ102、モードスイッチ103、リレーズスイッチ104が接続されている。さらに、システム制御回路101は、タッチ状態検出部112及びAD変換処理部113を介してタッチパネル111に接続されている。
なお、後述するように、図示の例では、システム制御回路101が表示制御装置として機能する。
また、デジタルカメラ100は、撮像部105、表示部106、表示用メモリ107、画像処理部108、画像処理用メモリ(ワークメモリ)109、画像記録部110、不揮発性メモリ120、及びネットワークインタフェース(I/F)121を有している。
そして、これら撮像部105、表示部106、表示用メモリ107、画像処理部108、画像処理用メモリ109、画像記録部110、不揮発性メモリ120、及びネットワークI/F121は、システム制御回路101によって制御される。
システム制御回路101は、不揮発メモリ121又は着脱可能な不揮発メモリ(図示せず)等に記録されたプログラムを、画像処理用メモリ9を用いて実行して、後述する各種処理を行う。
また、システム制御回路101は、ネットワークI/F121を介してネットワーク(図示せず)上にあるプログラムを実行することもできる。
電源ボタン102は、デジタルカメラ100の電源をオン/オフ(ON/OFF)するためのスイッチである。また、モードスイッチ103によって、例えば、撮影モードと再生モードとが切り替えられる。
撮影モードにおいては、撮像部105によって被写体等が撮像される。撮像部105は、CCD(Charge Coupled device)等の撮像素子を有しており、撮像素子に結像した光学像は電気信号として撮像素子から出力される。そして、撮像部105はこの電気信号をAD変換して、デジタル信号(撮像信号)として出力する。
この撮像信号は、画像処理部108において現像処理が施されて、表示用画像データ(表示用撮像データ)として表示用メモリ107に一旦蓄積される。そして、この表示用画像データは、LCD(液晶表示装置)等の表示部106に画像として表示される。
撮影モードの際、レリーズスイッチ104によって撮像信号の記録指示があると、システム制御回路101は、画像処理部108を制御して撮像信号を画像処理して、画像データ(撮像データ)として画像記録部110に記録する。
画像処理部108は、例えば、撮像信号に対して圧縮伸張処理又は現像処理等の画像処理を行う。この画像処理に当たっては、画像処理部108は、画像処理用メモリ109をワークメモリとして用いて画像処理を実行する。
なお、再生モードの際には、システム制御回路101は、画像処理部108を制御して画像記録部110に記録されている画像データを画像処理し、画像として表示部6に表示することになる。
図2は、図1に示すタッチパネル111と表示部(LCD)106との配置関係を概略的に示す図である。
図2を参照すると、タッチパネル111は、表示部106に重ねて配置される。つまり、図示のように、タッチパネル111は、表示部106の表面上に配置される。そして、ユーザーがタッチパネル111にタッチ入力すると、当該タッチ入力を示すタッチ入力信号がアナログ信号としてタッチパネル111から出力される。
図示のタッチパネル111は、例えば、抵抗膜方式のタッチパネルである。抵抗膜方式のタッチパネルの他に、例えば、静電容量方式又は光学方式等の種々の方式のタッチパネルを用いるようにしてもよい。
再び図1を参照して、タッチ状態検出部112は、ユーザーがタッチパネル111にタッチしているか否かの状態を検出してタッチ状態検出信号を出力する。タッチ状態検出部112は、タッチパネル11を指又はペン等で触れている状態(以下、タッチ状態と呼ぶ)において、オン(ON)を示すタッチ状態検出信号を出力する。
一方、タッチ状態検出部112は、指等を離した状態、つまり、タッチパネル111に何も触れていない状態(以下、アンタッチ状態と呼ぶ)において、オフ(OFF)を示すタッチ状態検出信号を出力する。そして、タッチ状態検出信号は、システム制御回路101に与えられる。
前述のアナログ信号(タッチ入力信号)は、AD変換処理部113に与えられ、ここでデジタル信号に変換される(以下、デジタル信号に変換されたタッチ入力信号も単にタッチ入力信号と呼ぶことにする)。
システム制御回路101は、デジタルカメラ100における種々の処理を制御する回路であるが、図1においては、タッチパネル111におけるタッチ入力に関係する機能のみが機能ブロックとして示されている。
ここでは、システム制御回路101は、表示制御装置として機能し、検出座標取得手段、第1のキャリブレーション座標取得手段、第2のキャリブレーション座標取得手段、及びキャリブレーション手段としての機能を有している。
図示の例では、システム制御回路101は、フィルター処理部114、補正演算処理部115、データ取得タイミング制御部116、操作判定部117、再生制御部118、及び撮影制御部119を備えている。
前述のタッチ入力信号は、フィルター処理部114に与えられる。フィルター処理部114は、タッチ入力信号に対して、例えば、メディアン・平均化処理等のフィルター処理を行って、フィルター処理済み信号を出力する。
このフィルター処理済み信号は、補正演算処理部115に与えられる。補正演算処理部115は、フィルター処理済み信号に応じてタッチ入力の位置(座標)を示す座標信号(座標データ)を生成する。
さらに、補正演算処理部115は、後述するキャリブレーション機能の実行結果に基づいて経年変換等に起因する座標データのズレ量を補正して、補正済み座標データとする。そして、この補正済み座標データは、操作判別部117に与えられる。
ところで、データ取得タイミング制御部116は、予め規定された座標の取得周期(座標のサンプリング周期)に応じて、座標データの取得タイミングを示す座標データ取得タイミング信号を補正演算処理部115に与える。
補正演算処理部115は座標データ取得タイミング信号に応じて、フィルター処理部114に対して座標データの取得、つまり、タッチ入力信号の取得を指示する座標取得要求信号を送出する。
フィルター処理部114は、座標取得要求信号に応じて、AD変換処理部113の動作を開始する。AD変換処理部113は、フィルター処理に必要な回数、タッチ入力信号に対してAD変換を行い、その後、動作を停止する。
前述の操作判別部117は、補正済み座標データに基づいて、後述するようにして、ユーザーの入力操作の種類を判別して、入力操作判別信号を出力する。そして、この入力操作判別信号は、再生制御部118及び撮影制御部119に与えられる。
再生制御部118は、入力操作判別信号に応じて、前述の再生モードにおける制御を行う。また、撮影制御部119は、入力操作判別信号に応じて、前述の撮影モードにおける制御を行う。
続いて、システム制御回路101における座標データのキャリブレーションについて説明する。ここでは、4点の座標データから座標補正係数を算出する例について説明することにする。
図3は、図1に示すシステム制御回路101におけるキャリブレーションを説明するための画面遷移を示す図である。ここで、図3(a)は、キャリブレーション画面を示す図である。図3(b)は、有効エリア(第1の範囲、第1のエリアともいう)入力があった際の画面を示す図である。また、図3(c)は、無効エリア入力があった際の画面を示す図である。
図1及び図3を参照すると、キャリブレーションを行う際には、システム制御回路101は、表示部106にキャリブレーション画面を表示する。このキャリブレーション画面では、予め定めた座標(目標座標と呼ぶ)に目標押下マーク(例えば、十字のマーク)301が表示される(図3(a)参照)。
さらに、図3(a)に示すキャリブレーション画面には、「順番に+をタッチしてください」の文言が表示されて、目標押下マーク301へのタッチをユーザーに促すとともに、この文言の下に、キャンセルボタン302が表示される。
ここで、ユーザーがキャンセルボタン302をタッチすると、キャリブレーションはキャンセルされる。
一方、ユーザーが、図3(a)に示すキャリブレーション画面において、目標押下マーク301をタッチすると、前述のように、タッチ状態検出信号がシステム制御回路101に与えられることになる。タッチ状態検出信号がオンである場合、システム制御回路101は、当該目標座標を基準として、予め規定された有効な範囲内におけるタッチ入力(有効エリア入力)であれば、当該タッチ入力を前述のようにして取得する。
そして、システム制御回路101は、表示部106に図3(b)に示す画面を表示する。当該画面においては、十字で示す目標押下マーク301の位置が変更されている。
一方、システム制御回路101は、有効な範囲外でタッチ入力(無効エリア入力)があると、表示部106に図3(c)に示す画面を表示する。当該画面においては、十字で示す目標押下マーク301の位置は変更されないものの、「タッチしなおしてください」という文言が新たに表示される。
図3(b)に示す画面において、有効エリア入力があると、システム制御回路101は、十字で示す目標押下マーク301の位置が変更された画面を表示部106に表示する。
また、図3(c)に示す画面において、有効エリア入力があると、システム制御回路101は、十字で示す目標押下マーク301の位置が変更された画面を表示部106に表示する。
このようにして、システム制御回路101は、有効エリア入力にする座標データを取得して、合計四点の座標データを取得するまで処理を続行する。
図4は、図3に示す目標座標とタッチ入力の有効範囲との関係を示す図である。図4に示すように、ここでは、目標座標が座標(X,Y)で示されている。そして、システム制御回路101は、座標(X,Y)が十字の中央(交点)となるように、十字の目標押下マーク301を、表示部106(図1)に表示する。
この際、座標(X,Y)を基準(基点)として有効範囲が有効エリア(第1の範囲、第1のエリアともいう)401として設定される。この有効エリア401は、表示部106には表示はされない。なお、この有効エリア401は、予め、製品出荷時点において通常の使用で想定される座標のズレ量を考慮して設定される。
上述のようにして、まず、第1点目の目標押下マーク301に対して有効エリア入力があると、システム制御回路101は、当該有効エリア入力に対応する座標データを第1の検出座標データとして取得する。同様にして、第2点目の目標押下マーク301に関して有効エリア入力があると、システム制御回路101は第2の検出座標データを取得する。
このようにして、所定数(ここでは、所定数は4である)の検出座標データ(つまり、第1〜第4の検出座標データ)を取得すると、システム制御回路101は、座標の変換係数の算出処理を行う。
図5は、図1に示すシステム制御回路101で実行されるキャリブレーション(座標の変換係数の算出処理)を説明するためのフローチャートである。
図1及び図5を参照して、システム制御回路101は不揮発メモリ21又は着脱可能な不揮発メモリ(図示せず)等に記録されたプログラムに応じてキャリブレーションに係る処理を実行する。
ユーザーの操作等によってキャリブレーション開始指示を受け付けると、システム制御回路1は、内蔵する目標座標カウンターN(図示せず)に1を設定する(ステップS101)。続いて、システム制御回路101は、目標座標[N]について、図3に関連して説明したように、表示部106に目標押下マーク301を表示する(ステップS102)。ここでは、目標押下マーク301を表示部106に表示するため、システム制御回路101は、表示用メモリ7に画像データを書き込むことになる。
続いて、システム制御回路101は、目標座標[N]に関して有効エリア入力があると、当該有効エリア入力に応じて第Nの検出座標データを得る(検出座標取得処理:ステップS103)。なお、このステップS103で行われる検出座標取得処理については、後で詳細に説明する。
システム制御回路101は、目標座標[N]に関する第Nの検出座標データを取得すると、次の目標座標に関する検出座標データを取得するため、目標座標カウンターNをインクリメントする(ステップS104)。
続いて、システム制御回路101は、目標座標カウンターNの値が、所定数(ここでは、4)以下であるか否かを判定する(ステップS105)。目標座標カウンターNの値が4以下であると(ステップS105において、YES)、システム制御回路101は、ステップS102に移行し、目標座標[N+1]に関する第(N+1)の座標データを取得する。
一方、目標座標カウンターNの値が4を超えていると(ステップS105において、NO)、システム制御回路101は、全ての目標座標に関する検出座標データを取得したとする(つまり、第1〜第4の検出座標データを取得したとする)。
そして、システム制御回路101は、第1〜第4の検出座標データ(キャリブレーション用座標)に応じて変換係数を算出して(変換係数算出:ステップS106)、キャリブレーションを終了する。つまり、システム制御回路101は、第1〜第4の検出座標データが示す第1〜第4の検出座標を目標座標に変換するために、幾何学的変換を実行して変換係数を算出する(つまり、キャリブレーション処理を行って変換係数を更新する)。そして、この変換係数を主記憶領域等に記憶する。
図6は、図5で説明した変換係数の算出を説明するための図である。図6を参照すると、変換係数を算出するに当たって、システム制御回路101は、第1〜第4の検出座標601〜604をそれぞれ頂点とする矩形605を、表示領域606上に形成する。
さらに、システム制御回路101は、第1〜第4の検出座標に対応する第1〜第4の目標座標607〜610を頂点とする矩形611を、表示領域606上に形成する。
そして、システム制御回路101は、矩形605及び矩形611に応じて、矩形605を矩形611に変換するための、幾何学変換式の係数を変換係数として算出する。
図7a及び図7bは、図5に示す検出座標取得処理を詳細に説明するためのフローチャートである。
図1、図7a、及び図7bを参照すると、検出座標取得処理において、まず、システム制御回路101は、これから取得すべき目標座標データが第1の目標座標データであるか否かを判定する。つまり、システム制御回路101は、N=1であるか否かを判定する(ステップS201)。
これから取得すべき目標座標データが第1の目標座標データであると(ステップS201において、YES)、システム制御回路101は、ワークメモリ109に記憶された拡張フラグをOFFとする(以下、初期化と呼ぶ:ステップS202)。
そして、システム制御回路101は、ワークメモリ9に記憶された拡張カウンターMを0に設定する(以下、初期化と呼ぶ:ステップS203)。続いて、システム制御回路101は、タッチパネル111にタッチ入力があったか否か、つまり、タッチ状態検出部112でタッチ入力が検出されたか否かを判定する(ステップS204)。タッチ入力が検出されないと(ステップS204において、NO)、システム制御回路101は待機する(つまり、タッチ入力が検出されるまで待つ)。
一方、タッチ入力が検出されると(ステップS204において、YES)、システム制御回路101は、前述のようにして得られたタッチ入力位置(タッチ座標位置)を、変換係数に応じて変換して検出座標をデータ得る。なお、ステップS201において、これから取得すべき目標座標データが第1の目標座標データでないと(ステップS201において、NO)、システム制御回路101は、ステップS204に進む。
続いて、システム制御回路101は、前述の検出座標データが示す検出座標が有効エリア内の座標であるか否かを判定する(ステップS205)。検出座標が有効エリア内の座標であると(ステップS205において、YES)、システム制御回路101は、当該検出座標データを、目標座標[N]に関して有効な検出座標データであるとする。そして、システム制御回路101は、当該検出座標データ(キャリブレーション用座標)をワークメモリ109に記憶(格納)して(ステップS206)、処理を終了する。
一方、検出座標が有効エリア内の座標でないと(ステップS205において、NO)、システム制御回路101は、取得しようとする検出座標データが第1の目標座標に関するものであるか否か(つまり、N=1であるか否か)を判定する(ステップS207)。
N=1であると(ステップS207において、YES)、システム制御回路101は、有効エリア外の検出座標データも受け付けるか否かを判定する拡張判定処理を行う(ステップS208)。このステップS208における拡張判定処理については、後で詳細に説明する。
続いて、システム制御回路101は、拡張判定処理の結果に基づいて、有効エリアの拡張を行うか否かを判定する(ステップS209)。つまり、CPU101は、拡張判定処理がOKであるか否かを判定する。有効エリアの拡張を行うと判定すると(ステップS209において、YES)、システム制御回路101は、前述の検出座標データを、仮座標データ[M]としてワークメモリ9に記憶(格納)する(ステップS210)。
続いて、システム制御回路101は、拡張カウンターMをインクリメントする(ステップS211)。システム制御回路101には、予め閾値として用いられる所定数Xが設定されている。この所定数Xは、拡張有効エリア内で得られた検出座標データを有効とするか否かを決定するための閾値である。
図8は、図4で説明した有効エリア(通常有効エリア)401と拡張有効エリア801との関係を示す図である。
図8に示すように、拡張有効エリア(第2の範囲、第2のエリアともいう)801は、有効エリア401よりも広い範囲を有している。そして、拡張有効エリア801は、通常の環境下ではない極端な環境下において想定される座標ズレの範囲として予め設定されたエリアである。
図示の例では、拡張有効エリア801は、有効エリア401を取り囲むように設定され、拡張有効エリア801は有効エリア401に隣接している。この拡張有効エリア801は、有効エリア401よりも広ければ、その大きさは限定されない。例えば、表示部106の全表示領域を拡張有効エリアとするようにしてもよい。
但し、目標座標(つまり、目標押下マーク301)に正確にタッチした場合に、たとえ極端な環境下であったとしても、検出ズレによる影響のみでは検出され得ない範囲を除く範囲を拡張有効エリアとすれば、ユーザーの誤操作によるタッチ入力を排除することが可能となる。
再び、図1、図7a、及び図7bを参照して、システム制御回路101は、拡張カウンターMの値が所定数X以上となったかを判定する(ステップS212)。なお、図示の例では、X=3とする。
拡張カウンターMの値が所定数X以上であると(ステップS212において、YES)、所定数X回連続して有効エリア外でタッチ入力が検出されたことになる。つまり、拡張判定処理において有効エリアを拡張すると判定されたことになる。
そして、システム制御回路101は、拡張フラグをONして(ステップS213)、ステップS206に進む。この場合には、目標座標[N]に関する有効な検出座標データとして、仮座標データ[M]のいずれか又は仮座標データ[M]の平均等がキャリブレーション用座標としてワークメモリ9に記憶(格納)される。
なお、拡張フラグとは、有効とする検出座標データを、有効エリアから拡張有効エリアに拡張している状態か否かを示すためのフラグである。
ステップS212において、拡張カウンターMの値が所定数X未満であると(ステップS212において、NO)、システム制御回路101は、再度タッチ入力を行うことを促すメッセージを表示部106に表示する(ステップS214)。そして、システム制御回路101は、ステップS204に戻る。
ステップS209において、有効エリアの拡張を行わない判定すると(ステップS209において、NO)、システム制御回路101は、再度タッチ入力を行うことを促すメッセージを表示部106に表示する(ステップS215)。そして、システム制御回路101は、ステップS202に戻って、再度目標座標[N]に関する有効な検出座標データの取得を行う。
ところで、ステップS207において、N=1でないと(ステップS207において、NO)、システム制御回路101は、拡張フラグがONであるか否かを判定する(ステップS216)。拡張フラグがONであると(ステップS216において、YES)、システム制御回路101は、検出座標データが示す検出座標が拡張有効エリア内にあるか否かを判定する(ステップS217)。
検出座標が拡張有効エリア内にあると(ステップS217において、YES)、システム制御回路101はステップS206に進む。この場合には、システム制御回路101は、検出座標データをワークメモリ9に記憶(格納)して、処理を終了する。
一方、検出座標が拡張有効エリア内にないと(ステップS217において、NO)、システム制御回路101は、再度タッチ入力を行うことを促すメッセージを表示部106に表示する(ステップS218)。そして、システム制御回路101は、ステップS204に戻って、再度目標座標[N]に関する有効な検出座標データの取得を行う。
ステップS216において、拡張フラグがONでないと(ステップS216において、NO)、システム制御回路101は、ステップS218に進んで、再度タッチ入力を行うことを促すメッセージを表示部106に表示する。
図9は、図7bに示す拡張判定処理を詳細に説明するためのフローチャートである。
図1及び図9を参照して、拡張判定処理の際には、まず、システム制御回路1は、検出座標データが示す検出座標が拡張有効エリア内にあるか否かを判定する(ステップS301)。
検出座標が拡張有効エリア内にあると(ステップS301において、YES)、システム制御回路101は拡張カウンターMを参照して、拡張カウンターMの値が0より大きいか否かを判定する(ステップS302)。
拡張カウンターMの値が0よりも大きいと(ステップS302において、YES)、システム制御回路101は、検出座標データと仮座標データ(つまり、前回の検出座標データ)との関係が所定の条件(特定条件)を満たすか否かを判定する(ステップS303)。
図示の例では、所定の条件(特定条件)とは、目標座標[N]から仮座標へのベクトル(第1のベクトル)と、目標座標[N]から検出座標へのベクトル(第2のベクトル)とのなす角度θが所定の角度以下(所定の角度R以下)であるという条件である。
図10は、図9に示す所定の条件を満たすか否かの判定の第1の例を説明するための図である。図10に示すように、目標座標を符号「O」で表し、仮座標を符号「A」で表す。また、検出座標を符号「B」で表す。このとき、システム制御回路101は、第1及び第2のベクトルOA及びOBのなす角度θが角度R以下であるか否かを判定することになる。
再び、図1及び図9を参照して、角度θが角度R以下であると(ステップS303において、YES)、システム制御回路101は、拡張判定をOKとして(ステップS304)、拡張判定処理を終了する。
一方、角度θが角度Rを超えていると(ステップS303において、NO)、システム制御回路101は、拡張判定をNGとして(ステップS305)、拡張判定処理を終了する。
なお、ステップS301において、検出座標が拡張有効エリア外にあると(ステップS301において、NO)、システム制御回路101はステップS305へ進んで、拡張判定をNGとし、拡張判定処理を終了する。また、ステップS302において、拡張カウンターMが0であれば(ステップS302において、NO)、システム制御回路101は、ステップS304に進み、拡張判定をOKとして、拡張判定処理を終了する。
ところで、角度θが角度R以下である場合には、前回のタッチ入力において有効エリア外でかつ拡張有効エリア内が検出された場合と同様の方向で、今回のタッチ入力が検出されたことを表していることになる。この場合には、ユーザーは意図的に同様の箇所を連続的にタッチ入力した可能性が高いことになる。
このような場合には、タッチ入力の位置が有効エリア外であるとされた原因が、ユーザーの誤操作によるものではなく、極端な環境下で検出される検出座標が表示部106上の表示位置と大きくずれている可能性がある。
つまり、表示部106に表示された目標押下マーク301の位置を正しく繰り返し押下している可能性がある。よって、有効エリア外の検出座標も有効とすべく、前述のように、システム制御回路101は拡張判定をOKとしている。
上述のように、表示部106における表示位置とタッチパネル111上における検出位置とがズレ(座標ズレ)にあるとする。この際、ユーザーが表示部106に表示された目標押下マーク301の位置をタッチしても、座標ズレのために有効な検出座標とは判定されない。そして、ユーザーは再度タッチ入力することを促される。
しかしながら、再度正しく目標押下マークの位置をタッチしても、最初のタッチ入力と同様に有効エリア外における同様の位置(検出座標)が検出されることになる。従って、上述の例では、このような場合には、システム制御回路101は拡張判定OKと判定することになる。
この様な状態が続いて、拡張カウンターMの値が所定数Xに達し、これによって、拡張フラグがONとなる。その結果、それまで有効と見なされなかった位置へのタッチ入力が有効となって、当該検出座標がキャリブレーションに用いるためワークメモリ9に格納されることになる。つまり、検出座標が有効エリアの外で取得されたとする。この場合、検出座標の間の関係が特定条件を満たし、特定条件を満たした回数が所定の回数となると、システム制御回路101は、この検出座標をキャリブレーション用座標としてワークメモリ9に格納する。
通常、有効エリア外でかつ拡張有効エリア内において座標が検出されるタッチ入力は、ユーザーの誤操作によるものであると見されて排除される。よって、ユーザーの誤操作によってキャリブレーションが正しく行われないことを防止することができる。
一方、極端な環境下等において、検出座標が表示位置と大きくずれている場合でも、目標押下マーク301の位置を何度か続けてタッチすれば、大きな座標ズレも正しく補正するキャリブレーションを行うことができる。
この際、ユーザーは環境変化の大きさ又は座標ズレの大きさを認識しつつ、キャリブレーション操作を行う必要はなく、いつも単に目標押下マーク301を正確にタッチしようとするだけでよいので、操作性を損なうこともない。
このように、上述の例では、検出座標データが有効エリアの外で取得されたとしても、検出座標データの間の関係が予め定められた特定条件を満たして、かつ、この特定条件を満たした回数が所定の回数となると、検出座標データをキャリブレーション用座標として用いるようにする。この結果、通常使用状態におけるユーザーの誤操作による不正なキャリブレーションを防止できるばかりでなく、極度の環境条件下における想定以上の座標ズレも的確に補正することができることになる。
なお、上述の例では、第1及び第2のベクトルOA及びBのなす角度θが所定の角度R以下であるか否かを所定の条件としたが、所定の条件はこの条件に限られない。
図11は、図9に示す所定の条件を満たすか否かの判定の第2の例を説明するための図である。図11に示すように、所定の条件として、仮座標Aと検出座標Bとの距離dを用いるようにしてもよい。この場合には、システム制御回路101は、距離dが予め規定された距離以下であるか否かを判定する。そして、距離dが予め規定された距離以下であると、システム制御回路101は拡張判定=OKとする。
図12は、図9に示す所定の条件を満たすか否かの判定の第3の例を説明するための図である。図12に示すように、有効エリア401の外側に位置する拡張有効エリア801を複数の領域に分割する。図示の例では、拡張有効エリア801は、番号”1”〜番号”12”までの12個の領域に分割されている。
この場合には、システム制御回路101は、前回のタッチ入力と今回のタッチ入力とが同一の領域にあるか否かを判定する。そして、前回のタッチ入力と今回のタッチ入力とが同一の領域であると、システム制御回路101は拡張判定=OKとする。
ところで、タッチパネル111がアナログ抵抗膜式である場合には、端子間抵抗値の変化に起因する検出座標の拡大・縮小ズレが主なもののである。従って、第1番目の目標座標に関する第1の検出座標のズレ方向に応じて第2番目の目標座標に関する第2の検出座標のズレ方向を予測することができる。
図13は、図1に示すタッチパネル111がアナログ抵抗膜式である場合の目標座標に関する検出座標のズレ方向を説明するための図である。
図13を参照して、いま前回の目標座標を符号1301で表し、今回の目標座標を符号1302で表す。また、目標座標1301に関する検出座標を符号1303で表す。
目標座標1301から検出座標1303へのベクトルを符号1304で表し、目標座標1301から目標座標1302へのベクトルを符号1305で表す。ベクトル1304とベクトル1305とがなす角度をθとする。そして、今回の目標座標1302から目標座標1302に関する検出座標へのベクトル1306とベクトル1305とがなす角度がθ±r(rは既定値)の範囲であれば、有効角度とする。これによって、今回の目標座標に対するタッチ入力を有効に制限することができる。
なお、上述したような極端な極度の環境が継続することは、一般には稀である。従って、上述のような拡張有効エリアを用いてキャリブレーションを実行した結果得られた変換係数については、キャリブレーションを実行した後、所定時間経過後に破棄する。その後、当該キャリブレーション実行前の変換係数を用いることにするようにしてもよい。
このようにすれば、ユーザーが通常の環境下で再度キャリブレーションを実行する手間を省くことができる。
上述の説明から明らかなように、タッチ状態検出部112、AD変換処理部113、及びシステム制御回路101は、集合的に検出座標取得手段として機能する。また、システム制御回路101は、第1のキャリブレーション座標取得手段、第2のキャリブレーション座標取得手段、及びキャリブレーション手段として機能する。そして、システム制御回路101は、表示制御手段としても機能する。さらに、システム制御回路101は、記憶制御手段及び破棄手段としても機能する。
また、表示制御方法又は表示制御プログラムとして構成する際には、検出座標取得手段、第1のキャリブレーション座標取得手段、第2のキャリブレーション座標取得手段、及びキャリブレーション手段の機能がそれぞれ第1のステップ、第2のステップ、第3のステップ、及び第4のステップとされる。
加えて、これら第1〜第4のステップを有する表示制御プログラムを記録媒体に記録して、コンピュータに読み取り可能な記録媒体を提供するようにしてもよい。
なお、システム制御回路101の制御は1つのハードウェアが行ってもよいし、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体の制御を行ってもよい。
また、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
また、上述した実施形態においては、本発明をデジタルカメラに適用した場合を例にして説明したが、これはこの例に限定されない。すなわち、本発明はパーソナルコンピュータやPDA、携帯電話端末や携帯型の画像ビューワ、プリンタ装置に設けられた印刷画像選択および確認のためのディスプレイ、デジタルフォトフレームなど、タッチパネルを用いた表示制御装置であれば適用可能である。
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、表示制御回路101は、マイクロコンピュータ等のコンピュータで構成するようにしてもよい。この際には、上述の実施の形態の機能を表示制御方法として、当該マイクロコンピュータに実行させるようにすればよい。
101 システム制御回路
111 タッチパネル
112 タッチ状態検出部
113 AD変換処理部
114 フィルター処理部
115 15 補正演算処理部
116 データ取得タイミング制御部
117 操作判別部
118 撮影制御部
119 再生制御部

Claims (12)

  1. 予め規定された目標座標に対するタッチ入力に応じた座標を検出座標として、該検出座標と前記目標座標との座標ズレをキャリブレーションする表示制御装置において、
    前記タッチ入力を表示部における座標に変換するための変換係数に応じて変換して前記検出座標とする検出座標取得手段と、
    前記目標座標を基点として予め規定された第1の範囲の内で前記検出座標が得られると、当該検出座標をキャリブレーションに用いるキャリブレーション用座標とする第1のキャリブレーション座標取得手段と、
    前記検出座標が前記第1の範囲の外で取得され、前記検出座標の間の関係が予め定められた特定条件を満たし、該特定条件を満たした回数が所定の回数となると、当該検出座標をキャリブレーションに用いるキャリブレーション用座標とする第2のキャリブレーション座標取得手段と、
    前記第1及び前記第2のキャリブレーション座標取得手段によって得られた前記キャリブレーション用座標に応じて前記変換係数を更新するキャリブレーション処理を行うキャリブレーション手段とを有することを特徴とする表示制御装置。
  2. 前記表示部において前記目標座標の位置に目標押下マークを表示する表示制御手段を有し、
    前記第1及び前記第2のキャリブレーション座標取得手段は、前記表示部に前記目標押下マークが表示されている際に、前記キャリブレーション用座標の取得を行うことを特徴とする請求項1記載の表示制御装置。
  3. 前記特定条件は、前記目標座標から複数の前記検出座標に向かうベクトルのなす角度が所定の角度以下であることを特徴とする請求項1又は2記載の表示制御装置。
  4. 前記特定条件は、前記検出座標の間の距離が所定の距離以下であることを特徴とする請求項1又は2記載の表示制御装置。
  5. 前記特定条件は、前記第1の範囲の外側に隣接した配置された複数の領域のいずれか1つに前記検出座標が位置することであることを特徴とする請求項1又は2記載の表示制御装置。
  6. 前記第2のキャリブレーション座標取得手段は、前記第1の範囲の外の予め規定された第2の範囲の内に前記検出座標が位置すると、前記特定条件を満たすか否かの判定を行うことを特徴とする請求項1〜5いずれか1項記載の表示制御装置。
  7. 複数の前記目標座標が規定され、前記第1及び前記第2のキャリブレーション座標取得手段は、前記目標座標の各々に対して前記キャリブレーション用座標を取得して、
    前記キャリブレーション手段は複数の前記キャリブレーション用座標に応じて前記変換係数を更新しており、
    前記第2のキャリブレーション座標取得手段は、前記目標座標の1つに対して前記キャリブレーション座標を取得すると、当該目標座標の1つよりも後の目標座標に対する前記検出座標が前記第1の範囲の外の予め規定された第2の範囲の内に位置すると、当該検出座標を前記キャリブレーション用座標とすることを特徴とする請求項1〜6いずれか1項記載の表示制御装置。
  8. 前記第2のキャリブレーション座標取得手段は、前記特定条件として、前回の目標座標から前回の検出座標に向かうベクトルと、今回の目標座標と前回の目標座標を結ぶ軸と、今回の目標座標から該今回の目標座標に対する検出座標に向かうベクトルとの関係を用い、該関係に応じて前記今回の目標座標に対する検出座標を前記キャリブレーション用座標として用いるか否かを決定することを特徴とする請求項1又は2記載の表示制御装置。
  9. 前記キャリブレーション用座標を記憶領域に記憶する記憶制御手段を有し、
    前記第2のキャリブレーション座標取得手段によって取得した前記キャリブレーション用座標に応じて、前記キャリブレーション手段が前記キャリブレーション処理を行った後、予め規定された時間が経過すると、当該キャリブレーション座標によって求められた変換係数を破棄する破棄手段を有することを特徴とする請求項1〜8いずれか1項記載の表示制御装置。
  10. 予め規定された目標座標に対するタッチ入力に応じた座標を検出座標として、該検出座標と前記目標座標との座標ズレをキャリブレーションする表示制御方法において、
    前記タッチ入力を表示部における座標に変換するための変換係数に応じて変換して前記検出座標とする第1のステップと、
    前記目標座標を基点として予め規定された第1の範囲の内で前記検出座標が得られると、当該検出座標をキャリブレーションに用いるキャリブレーション用座標とする第2のステップと、
    前記検出座標が前記第1の範囲の外で取得され、前記検出座標の間の関係が予め定められた特定条件を満たし、該特定条件を満たした回数が所定の回数となると、当該検出座標をキャリブレーションに用いるキャリブレーション用座標とする第3のステップと、
    前記第2及び前記第3のステップによって得られた前記キャリブレーション用座標に応じて前記変換係数を更新するキャリブレーション処理を行う第4のステップとを有することを特徴とする表示制御方法。
  11. 予め規定された目標座標に対するタッチ入力に応じた座標を検出座標として、該検出座標と前記目標座標との座標ズレをキャリブレーションする表示制御プログラムにおいて、
    コンピュータによって実行され、
    前記タッチ入力を表示部における座標に変換するための変換係数に応じて変換して前記検出座標とする第1のステップと、
    前記目標座標を基点として予め規定された第1の範囲の内で前記検出座標が得られると、当該検出座標をキャリブレーションに用いるキャリブレーション用座標とする第2のステップと、
    前記検出座標が前記第1の範囲の外で取得され、前記検出座標の間の関係が予め定められた特定条件を満たし、該特定条件を満たした回数が所定の回数となると、当該検出座標をキャリブレーションに用いるキャリブレーション用座標とする第3のステップと、
    前記第2及び前記第3のステップによって得られた前記キャリブレーション用座標に応じて前記変換係数を更新するキャリブレーション処理を行う第4のステップとを有することを特徴とする表示制御プログラム。
  12. 請求項11に記載の表示制御プログラムが格納されたコンピュータに読み取り可能な記録媒体。
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