JP2011164687A - 盗難防止装置、およびそれを備えたポートリブリケータ - Google Patents

盗難防止装置、およびそれを備えたポートリブリケータ Download PDF

Info

Publication number
JP2011164687A
JP2011164687A JP2010023261A JP2010023261A JP2011164687A JP 2011164687 A JP2011164687 A JP 2011164687A JP 2010023261 A JP2010023261 A JP 2010023261A JP 2010023261 A JP2010023261 A JP 2010023261A JP 2011164687 A JP2011164687 A JP 2011164687A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
port
security
revolver
connector
personal computer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010023261A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5406751B2 (ja
Inventor
Yoshiaki Nagamura
佳明 長村
Richard Hsu
スー リチャード
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2010023261A priority Critical patent/JP5406751B2/ja
Priority to US13/019,820 priority patent/US8599019B2/en
Publication of JP2011164687A publication Critical patent/JP2011164687A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5406751B2 publication Critical patent/JP5406751B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F21/00Security arrangements for protecting computers, components thereof, programs or data against unauthorised activity
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B73/00Devices for locking portable objects against unauthorised removal; Miscellaneous locking devices
    • E05B73/0005Devices for locking portable objects against unauthorised removal; Miscellaneous locking devices using chains, cables or the like
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B73/00Devices for locking portable objects against unauthorised removal; Miscellaneous locking devices
    • E05B73/0082Devices for locking portable objects against unauthorised removal; Miscellaneous locking devices for office machines, e.g. PC's, portable computers, typewriters, calculators
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T70/00Locks
    • Y10T70/50Special application
    • Y10T70/5009For portable articles

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】確実かつ容易にポートリブリケータ及び電子機器の盗難を防止する。
【解決手段】コネクタ16をポートリブリケータコネクタ105に装着し、フック部材17をセキュリティスロット106に係合し、第1のセキュリティスロット21にセキュリティケーブル30を装着することによって、セキュリティケーブル30のヘッド部32によってリンクバー19の変位が規制され、コネクタ16及びフック部材17の変位を規制することができる。したがって、パソコン100の盗難防止とポートリブリケータ10の盗難防止とを、1本のセキュリティケーブルで実現できるため、容易にロック状態へ移行させることができる。
【選択図】図10

Description

本発明は、盗難防止装置、ポートリブリケータに関する。
従来、パーソナルコンピューター(以下、パソコンと称する)は、盗難防止を目的としたロック用の穴部(セキュリティスロット)を備えていることが多い。また、ポートリブリケータなどの拡張用の周辺機器にも、ロック用のセキュリティスロットを備えていることが多い。セキュリティスロットは、例えば特許文献1が開示している盗難防止方法に基づき、パソコンや周辺機器のロックを行うことができる穴部である。具体的には、特許文献1に開示されている防御装置10(セキュリティケーブル)の一端側を固定物に装着し、防御装置10の他端をセキュリティスロットに装着することで、パソコンや周辺機器のロックを行うことができる。
特許第2650147号公報
特許文献1が開示している構成では、パソコンとポートリブリケータの両方の盗難を防止するためには、それぞれにセキュリティケーブルを装着する必要がある。したがって、セキュリティケーブルをパソコン及びポートリブリケータの所定の位置に装着し、鍵で施錠するという操作を、パソコン側のセキュリティケーブルとポートリブリケータ側のセキュリティケーブルの両方について行わなければならず、煩雑である。
本願に開示する盗難防止装置は、電子機器を着脱可能な周辺機器に備わる盗難防止装置であって、セキュリティケーブルを着脱可能な第1の孔部と、着脱操作部と、前記着脱操作部の操作に連動して第1の位置と第2の位置との間で変位するリンク部材と、前記リンク部材が前記第1の位置にあるときに前記電子機器の前記周辺機器からの離脱を規制し、前記リンク部材が前記第2の位置にあるときに前記離脱の規制を解除する係止手段とを備え、前記リンク部材は、前記第1の孔部に前記セキュリティケーブルが装着され、当該リンク部材が前記第1の位置にあるとき,当該リンク部材が前記第2の位置へ変位するのを規制するよう前記セキュリティケーブルに当接可能な位置に変位規制手段を備えたものである。
本願に開示するポートリブリケータは、電子機器を着脱可能なポートリブリケータであって、セキュリティケーブルを着脱可能な第1の孔部と、着脱操作部と、前記着脱操作部の操作に連動して第1の位置と第2の位置との間で変位するリンクバーと、前記リンクバーが前記第1の位置にあるときに前記電子機器の当該ポートリブリケータからの離脱を規制し、前記リンクバーが前記第2の位置にあるときに前記離脱の規制を解除する係止手段とを備え、前記リンクバーは、前記第1の孔部に前記セキュリティケーブルが装着され、当該リンクバーが前記第1の位置にあるとき,当該リンクバーが前記第2の位置へ変位するのを規制するよう前記セキュリティケーブルに当接可能な位置に変位規制手段を備えたものである。
本発明によれば、簡単かつ確実に電子機器及び周辺機器をセキュリティケーブルでロックすることができる。
実施の形態にかかるポートリブリケータの斜視図 実施の形態にかかるポートリブリケータの背面構成を示す側面図 実施の形態にかかるポートリブリケータ及びパソコンの斜視図 実施の形態にかかるポートリブリケータの分解斜視図 実施の形態にかかるポートリブリケータの内部構成を示す平面図 パソコンの左側面図 パソコンの右側面図 図3におけるW−W部の断面図(ロック解除状態) 図3におけるW−W部の断面図(ロック状態) 第1のセキュリティスロット近傍の要部平面図 第1のセキュリティスロット近傍の要部平面図 第1のセキュリティスロット近傍の要部断面図 第1のセキュリティスロット近傍の要部断面図 第1のセキュリティスロット近傍の要部断面図 第1のセキュリティスロット近傍の要部断面図 第1のセキュリティスロット近傍の要部断面図 第1のセキュリティスロット近傍の要部平面図
(実施の形態)
〔1.ポートリブリケータの構成〕
図1は、実施の形態にかかるポートリブリケータの斜視図である。図2は、実施の形態にかかるポートリブリケータの背面構成を示す側面図である。図3は、実施の形態にかかるポートリブリケータにノート型のパソコンを装着した状態を示す斜視図である。
なお、本実施の形態の説明において、「パソコンをポートリブリケータに載置」とは、パソコンをポートリブリケータの上面に載せた状態であり、パソコンをポートリブリケータから離脱可能な状態である。この載置状態は、「ロック解除状態」と記載している場合がある。「パソコンをポートリブリケータに装着」とは、パソコンをポートリブリケータから離脱できない状態である。「ロック状態」とは、パソコンをポートリブリケータに装着し、他端が固定物に固定されたセキュリティケーブルをポートリブリケータに装着した状態である。このロック状態は、「盗難防止状態」と記載している場合がある。「セキュリティケーブルを装着」とは、ポートリブリケータ等にセキュリティケーブルを固定した状態である。「セキュリティケーブルを挿入」とは、ポートリブリケータ等におけるセキュリティスロットにセキュリティケーブルを挿入した状態であり、セキュリティケーブルを離脱可能な状態である。
図1に示すように、ポートリブリケータ10は、薄型の筐体で構成され、その上面10aの四隅またはその近傍にはそれぞれ上面10aから隆起した第1の隆起部11、第2の隆起部12、第3の隆起部13、および第4の隆起部14が形成されている。上面10aは、パソコン100(図3参照)を載置可能な面である。図3は、上面10aにパソコン100を載置した状態を示している。上面10aは、少なくともパソコン100を載置可能な形状や面積を有していればよい。
第1の隆起部11は、孔部11a、凹部11bが形成されている。第1の隆起部11は、スライドレバー15及びコネクタ16を備えている。スライドレバー15は、その一部が凹部11bに露出している。スライドレバー15は、第1の隆起部11内においてコネクタ16に結合している。スライドレバー15は、矢印CまたはDに示す方向へスライド可能である。コネクタ16は、スライドレバー15の矢印Cに示す方向へのスライド動作に伴って、第1の隆起部11内に位置している収納位置から、その一部が孔部12aから突出した突出位置へ変位可能である。コネクタ16は、スライドレバー15の矢印Dに示す方向へのスライド動作に伴って、その一部が孔部12aから突出した突出位置から、第1の隆起部11内に位置している収納位置へ変位可能である。コネクタ16は、パソコン100(図3参照)のポートリブリケータコネクタ105(後述)に電気的に接続可能な電気接点(詳細構成は不図示)を備えている。また、第1の隆起部11における規制面11cは、上面10aに載置されているパソコン100の位置を規制する面である。
第2の隆起部12は、第1の隆起部11と対向する規制面12bに孔部12a(後述)を備えている。なお、規制面12bは、上面10aに載置されているパソコン100の位置を規制する面である。
第3の隆起部13は、規制面13a及び13bを備えている。規制面13a及び13bは、上面10aに載置されているパソコン100の位置を規制する面である。
第4の隆起部14は、規制面14a及び14bを備えている。規制面14a及び14bは、上面10aに載置されているパソコン100の位置を規制する面である。規制面13aと規制面14aとは対向している。規制面13bと規制面14bとは、同一方向を向いている。
図2に示すように、ポートリブリケータ10の背面10bには、端子部20、第1のセキュリティスロット21、および第2のセキュリティスロット22が備わる。
端子部20は、電源ポート20a、LANポート20b(LAN:Local Area Network)、デジタルディスプレイポート20c,アナログディスプレイポート20d、およびUSBポート20e〜20h(USB:Universal Serial Bus)を含む。端子部20に含まれる各ポートには、各々のポートに対応したケーブル等を接続することができる。端子部20に含まれる各ポート及びコネクタ16は、ポートリブリケータ10内の配線や電気回路基板に電気的に接続されている。すなわち、パソコン100をポートリブリケータ10に装着してコネクタ16とポートリブリケータコネクタ105(後述)とを接続し、端子部20に含まれるポートにケーブルを接続することで、ケーブルとパソコン100とを電気的に接続することができる。
第1のセキュリティスロット21及び第2のセキュリティスロット22は、例えば特許第2650147号公報が開示しているセキュリティケーブルを装着可能なスロットであり、略長方形の貫通孔で形成されている。第1のセキュリティスロット21及び第2のセキュリティスロット22の大きさや形状については、特許第2650147号公報に開示されている仕様を採用することができる。第1のセキュリティスロット21及び第2のセキュリティスロット22は、互いに同じ大きさ及び形状を有するため、一つのセキュリティケーブルを第1のセキュリティスロット21及び第2のセキュリティスロット22のうちのいずれか一方に装着することができる。もちろん、二つのセキュリティケーブルを用意し、第1のセキュリティスロット21及び第2のセキュリティスロット22のぞれぞれに装着することも可能であり、この場合ポートリブリケータ10の盗難防止効果がさらに高まる。第1のセキュリティスロット21及び第2のセキュリティスロット22へのセキュリティケーブルの装着方法、離脱方法、ロック方法、ロック解除方法については後述するが、特許第2650147号公報にもその一例が開示されている。第1のセキュリティスロット21及び第2のセキュリティスロット22のうちの少なくとも一つにセキュリティケーブルを装着し、セキュリティケーブルの他端を固定物に固定することで、ポートリブリケータ10をロック状態(盗難防止状態)にすることができる。詳細については後述するが、第1のセキュリティスロット21は、他端が固定物に固定されたセキュリティケーブルを装着することによって、ポートリブリケータ10及びパソコン100(後述)をロック状態にすることができるスロットである。また、第2のセキュリティスロット22は、他端が固定物に固定されたセキュリティケーブルを装着することによって、ポートリブリケータ10のみをロック状態にすることができるスロットである。
図3に示すように、ポートリブリケータ10の上面10aにパソコン100を載置することによって、規制面11c,12b,13a,14aが、パソコン100のY軸方向の位置を規制する。また、規制面13b,14bが、パソコン100の矢印Z1に示す方向の位置を規制する。また、コネクタ16がポートリブリケータコネクタ105(後述)に接続し、フック部材17(後述)がパソコン100に備わるセキュリティスロット106(後述)に係合することによって、パソコン100のX軸方向及びZ軸方向の位置が規制される。
次に、ポートリブリケータ10の内部構成について説明する。
図4は、ポートリブリケータ10の分解斜視図である。図5は、リンクバー19の近傍の平面図である。
図4に示すように、ポートリブリケータ10は、主に筐体1、底板2、スライドレバー15、コネクタ16、フック部材17、バネ18、およびリンクバー19を備えている。筐体1は、第1の隆起部11、第2の隆起部12、第3の隆起部13、および第4の隆起部14が一体形成されている。底板2は、筐体1に結合することで空間を形成することができる。筐体1及び底板2で形成される空間に、スライドレバー15、コネクタ16、フック部材17、バネ18、およびリンクバー19が配置される。
スライドレバー15、コネクタ16、およびリンクバー19は、互いに結合している。したがって、スライドレバー15を図1に示す矢印CまたはDに示す方向へスライド操作することにより、コネクタ16及びリンクバー19の第1の隆起部11に対する位置が変位する。スライドレバー15は、筐体1の内面に、図1に示す矢印CまたはDに示す方向へスライド可能に支持されている(支持構造の図示は省略)。
リンクバー19は、長尺状の板金で形成されている。図5に示すように、リンクバー19は、ネジ10d〜10gによって、筐体1の内面に変位可能に支持されている。具体的には、ネジ10d〜10gは、それぞれリンクバー19に形成された長孔19d〜19gを挿通し、筐体1の内面に締結している。これにより、リンクバー19は、ネジ10d〜10g及び長孔19d〜19gによって案内されて、矢印CまたはDに示す方向へ変位可能である。また、リンクバー19は、長手方向の一方の端部に、スライドレバー15が結合している。リンクバー19の長手方向の他方の端部は、フック部材17の近傍に位置しているか、フック部材17に当接している。図5に示すように、リンクバー19は、第1のセキュリティスロット21の近傍に曲げ部19aが形成されている。曲げ部19aは、リンクバー19において、長孔19cの近傍から第1のセキュリティスロット21側へ突出した後、長孔19cの長手方向に平行にフック部材17の方向へ曲げられた部分である。曲げ部19aを形成することにより、規制面19bが形成される。曲げ部19aは、リンクバー19において、図5に示すようにリンクバー19が矢印Dに示す方向へ変位したときに第1のセキュリティスロット21に対向し、リンクバー19が矢印Cに示す方向へ変位したときに第1のセキュリティスロット21に対向する位置からずれる位置に形成されている。曲げ部19a及び規制面19bの具体構成や機能については後述する。
フック部材17は、筐体1の内面に、回動自在に支持されている(支持構造については後述)。フック部材17の回動支点は、その長手方向の略中央である。フック部材は、長手方向の一方の端部には爪部17c(後述)が形成されている。フック部材17は、長手方向の他方の端部側に、リンクバー19の長手方向の他方の端面19hが近傍配置または当接している。フック部材17は、バネ18によって、爪部17cが第2の隆起部12内に位置する状態に付勢されている。
〔2.パソコンの構成〕
図6Aは、パソコン100の左側面図である。図6Bは、パソコン100の右側面図である。
パソコン100は、第1の筐体101と第2の筐体102とを備え、それらを支軸103によって矢印AまたはBに示す方向へ回動自在に支持しているノート型パソコンである。なお、本実施の形態では、パソコン100は折りたたみ型のノート型パソコンとしているが、単一筐体からなる携帯型のパソコンであってもよい。また、パソコンに限らず、PDA(PersonalDigital Assistant)、携帯型ゲーム機、携帯型医療機器などのように、少なくとも携帯型でかつポートリブリケータに装着してデータ通信や内蔵電池の充電などを行うことができる電子機器であればよい。
第1の筐体101は、中央演算処理装置(CPU)やメモリなどが実装された電気回路基板、キーボードなどを備えている。第2の筐体102は、液晶ディスプレイ104を備えている。
図6Aに示すように、第1の筐体101の左側面101cには、ポートリブリケータコネクタ105が備わる。ポートリブリケータコネクタ105は、ポートリブリケータ10に備わるコネクタ16(図1参照)に接続可能で、コネクタ16に備わる電気接点に電気的に接続可能な電気接点を備えている。ポートリブリケータコネクタ105は、左側面101cにおいて、図3に示すようにパソコン100をポートリブリケータ10の正規の位置に装着した状態でコネクタ16が接続可能な位置に配されている。
図6Bに示すように、第1の筐体101の右側面101dには、セキュリティスロット106が備わる。セキュリティスロット106は、例えば特許第2650147号公報が開示しているセキュリティケーブルを装着可能なスロットであり、略長方形の貫通孔で形成されている。セキュリティスロット106の大きさや形状については、特許第2650147号公報に開示されている仕様を採用することができる。セキュリティスロット106へのセキュリティケーブルの装着方法、離脱方法、ロック方法、ロック解除方法については、特許第2650147号公報に開示されており、本実施の形態においても同開示内容に基づいてセキュリティケーブルの着脱が可能である。セキュリティスロット106にセキュリティケーブルを装着し、セキュリティケーブルの他端を固定物に固定することで、パソコン100をロック状態(盗難防止状態)にすることができる。セキュリティスロット106は、フック部材17が係合可能な大きさを有する。また、セキュリティスロット106は、第1の筐体101の右側面101dにおいて、図3に示すようにパソコン100をポートリブリケータ10における正規の位置に装着した状態でフック部材17を係合可能な位置に形成されている。
〔3.ロック動作〕
図7Aは、ポートリブリケータ10にパソコン100を載置した状態を示す断面図である。図7Bは、ポートリブリケータ10にパソコン100を装着した状態を示す断面図である。図7A及び図7Bは、図3におけるW−W部の断面図である。なお、図7Aに示す状態におけるスライドレバー15、コネクタ16、フック部材17、バネ18、リンクバー19の位置を、「ロック解除位置」と称する。また、図7Bに示す状態におけるスライドレバー15、コネクタ16、フック部材17、バネ18、リンクバー19の位置を、「ロック位置」と称する。
パソコン100をポートリブリケータ10に装着する際の手順について説明する。なお、パソコン100をポートリブリケータ10に装着する際、端子部20に含まれる各ポートへのケーブル接続は、完了していてもよいし、パソコン100をポートリブリケータ10に装着後に各ポートにケーブルを接続してもよい。また、セキュリティケーブルは、パソコン100をポートリブリケータ10に装着する際、第1のセキュリティスロット21から外れていることが好ましい。また、セキュリティケーブルを第2のセキュリティスロット22に装着する場合は、パソコン100をポートリブリケータ10に装着する前であっても後であっても装着可能である。
まず、図7Aに示すように、スライドレバー15を矢印Dに示す方向の端部に変位させる。これにより、コネクタ16は第1の隆起部11内に位置した状態になる。また、リンクバー19は、ネジ10c〜10g及び長孔19c〜19gによって案内されて矢印Dに示す方向へ変位する。また、端面19hは、フック部材17から離間している。フック部材17は、端面19hから離間することで、バネ18によって矢印Dに示す方向へ付勢される。フック部材17は、バネ18によって矢印Dに示す方向へ付勢されることで、支軸17bの軸周りに矢印Fに示す方向へ回動されて、図7Aに示すように爪部17cが第2の隆起部12内に位置した状態になる。これにより、コネクタ16が第1の隆起部11から突出せず、フック部材17が第2の隆起部12から突出しない状態となる。
次に、パソコン100をポートリブリケータ10の上面10aに載置する。このとき、パソコン100は、図1及び図3に示すように左側面101c(図6A参照)が規制面11c及び13aに対向し、右側面101d(図6A参照)が規制面12b及び14aに対向し、前面101bが規制面13b及び14bに対向する位置に設置する。パソコン100における前面101b、左側面101c、および右側面101dは、それぞれに対向する各規制面に当接または僅かな隙間を挟んで対向しているため、パソコン100をポートリブリケータ10における正規の位置に規制することができる。ここで「正規の位置」とは、コネクタ16とポートリブリケータコネクタ105とを接続可能で、フック部材17とセキュリティスロット106とを係合可能な、ポートリブリケータ10におけるパソコン100の位置である。図7Aに示すように、パソコン100をポートリブリケータ10における正規の位置に配置することによって、ポートリブリケータコネクタ105と孔部11aとが対向し、セキュリティスロット106と孔部12aとが対向する。
次に、図7Bに示すように、スライドレバー15を図7Aに示す位置から矢印Cに示す方向へ変位させる。これにより、スライドレバー15に結合しているコネクタ16及びリンクバー19が矢印Cに示す方向へ変位する。コネクタ16は、電気接点が配されている側が孔部11aから突出して、ポートリブリケータコネクタ105に機械的に装着されるとともに、電気接点がポートリブリケータコネクタ105の電気接点に電気的に接続される。
また、リンクバー19が矢印Cに示す方向へ変位することにより、リンクバー19の端面19hがフック部材17の側面17aに当接して、リンクバー19がフック部材17を押圧する。フック部材17は、リンクバー19によって矢印Cに示す方向へ押圧されることにより、支軸17bの軸周りに矢印Eに示す方向へ回動する。フック部材17が矢印Eに示す方向へ回動することにより、爪部17cは、孔部12aから突出し、セキュリティスロット106に係合する。
これにより、パソコン100とポートリブリケータ10とを電気的に接続した状態にすることができる。また、コネクタ16とポートリブリケータコネクタ105とを機械的に結合し、フック部材17をセキュリティスロット106に係合させることにより、パソコン100をポートリブリケータ10から矢印Kに示す方向へ離脱するのを規制することができる。
図8Aは、ポートリブリケータ10が図7Aに示す状態のときの第1のセキュリティスロット21近傍の要部断面図である。図8Bは、ポートリブリケータ10が図7Bに示す状態のときの第1のセキュリティスロット21近傍の要部断面図である。
図8Aに示すように、リンクバー19がロック解除位置にある時、曲げ部19aは、第1のセキュリティスロット21に対向する位置にある。本実施の形態では、図8Aに示す状態における曲げ部19aと第1のセキュリティスロット21との隙間は僅かであるため、セキュリティケーブルを装着することができない。つまり、図8Aに示す状態で第1のセキュリティスロット21にセキュリティケーブルを装着しようとしても、セキュリティケーブルのヘッド部(後述)が曲げ部19aに当接し、第1のセキュリティスロット21への挿入ができない。
図8Bに示すように、リンクバー19がロック位置にある時、曲げ部19aは、第1のセキュリティスロット21に対向する位置から矢印Cに示す方向へ変位した位置にあるため、第1のセキュリティスロット21にセキュリティケーブルを装着可能である。このとき、規制面19bは、第1のセキュリティスロット21の近傍に位置している。
次に、第1のセキュリティスロット21にセキュリティケーブルを装着する。具体的な装着方法は図9A〜図9Eに示す。
図9A、図9B、図9Dは、ポートリブリケータ10における第1のセキュリティスロット21近傍の断面図であり、図3におけるV−V部の断面である。図9Cは、図9Bにおける矢印Xに示す方向に見た断面図である。図9Eは、図9Dにおける矢印Xに示す方向に見た断面図である。図9Aは、セキュリティケーブルを第1のセキュリティスロット21に装着する前の状態を示す。図9B及び図9Cは、セキュリティケーブルを第1のセキュリティスロット21に挿入した状態を示す。図9D及び図9Eは、セキュリティケーブルを第1のセキュリティスロット21に装着した状態を示す。
セキュリティケーブル30は、本体部31、ヘッド部32、ケーブル部33を備えている。本体部31は、側面31aに備わる鍵穴31bに挿入された鍵40を回転させることで回転するスピンドルなど、ヘッド部32を回転させるために必要な機構部品を内蔵している。ヘッド部32は、側方から見た形状が略T字状である。ヘッド部32は、図9C等に示すアングルから見たときの端面の形状が、第1のセキュリティスロット21及び第2のセキュリティスロット32の形状と相似形状である長方形となっている。ヘッド部32は、第1のセキュリティスロット21及び第2のセキュリティスロット22に挿入可能である。ヘッド部32は、本体部31の側面31aに備わる鍵穴31bに鍵40を挿入し、鍵40を例えば図9Cに示す矢印Gに示す方向へ回転させることによって、自身が回転する。ケーブル部33は、その一方の端部が本体部31内の機構部品に結合している。ケーブル部33は、その他方の端部が固定部材に固定させることが可能な構造を備えている(不図示)。
第1のセキュリティスロット21にセキュリティケーブルを装着する場合、まず、図9Aに示すように、鍵穴31bに鍵40を挿入する。次に、ヘッド部32を第1のセキュリティスロット21に挿入する。次に、図9B及び図9Cに示すように、鍵40を矢印Gに示す方向へ回転させる。鍵40の回転角は、本体部31内の機構部品によって例えば90度に規制されている。鍵40を矢印Gに示す方向へ回転させることにより、ヘッド部32が矢印Gに示す方向に90度回転する。図9D及び図9Eは、ヘッド部32が90度回転した状態を示す。これにより、図9Eに示すように、ヘッド部32の長手方向と第1のセキュリティスロット21の長手方向とが直交した状態になり、ヘッド部32が第1のセキュリティスロット21から抜けない状態になる。すなわち、図9D及び図9Eに示す状態において、セキュリティケーブル30を矢印Nに示す方向へ引き抜こうとしても、ヘッド部32がポートリブリケータ10の内面における第1のセキュリティスロット21の周辺部に当接するため、セキュリティケーブル30を矢印Nに示す方向へ引き抜くことができない。
次に、図10に示すように、鍵穴31bから鍵40を離脱する。これにより、ポートリブリケータ10へのセキュリティケーブル40の装着が完了する。
図10に示す状態にあるヘッド部32は、リンクバー19の規制面19bの近傍に位置している。具体的には、ヘッド部32は、規制面19bに対して矢印D側に位置している。したがって、図10に示す状態からスライドレバー15を矢印Dに示す方向へ変位させようとした場合、リンクバー19が矢印Dに示す方向へ変位しようとするが、規制面19bがヘッド部32に当接してリンクバー19の矢印Dに示す方向への変位が規制される。リンクバー19の矢印Dに示す方向への変位が規制されることによって、図7Bに示すようにリンクバー19の端面19h側がフック部材17を矢印Cに示す方向へ押圧したままとなり、爪部17cがセキュリティスロット106に係合したままとなる。また、リンクバー19の矢印Dに示す方向への変位が規制されることによって、スライドレバー15及びコネクタ16を矢印Dに示す方向へ変位させることができない。よって、コネクタ16はポートリブリケータコネクタ105に装着されたままとなる。このように、爪部17cがセキュリティスロット106に係合したままで、コネクタ16がポートリブリケータコネクタ105に装着されたままであるため、パソコン100をポートリブリケータ10から離脱することができない。
第1のセキュリティスロット21からセキュリティケーブル30を離脱することによって、リンクバー19を図8Bに示すロック位置から図8Aに示すロック解除位置へ変位させることができるようになる。リンクバー19が図8Aに示す位置へ変位することにより、フック部材17とセキュリティスロット106との係合が外れる。また、スライドレバー15が図8Aに示す位置へ変位することにより、コネクタ16とポートリブリケータコネクタ105との係合が外れる。したがって、パソコン100をポートリブリケータ10から離脱可能な状態にすることができる。
なお、本実施の形態では、図8Aまたは図10に示す状態における曲げ部19aと第1のセキュリティスロット21との隙間G1と、規制面19bの幅寸法G2と、ヘッド部32の幅寸法H1とは、
G1<H1<(G1+G2)
の関係を有することが好ましい。すなわち、隙間G1を大きくすると、第1のセキュリティスロット21にヘッド部32を装着した際に、ヘッド部32が規制面19bに当接できない場合があるため、本実施の形態のようにG1<H1の関係とすることが好ましい。また、ヘッド部32の幅寸法H1が、隙間G1と幅寸法G2との和がヘッド部32の幅寸法H1よりも大きくすると、ヘッド部32がリンクバー19における規制面19b以外の部分に干渉する可能性があり、リンクバー19のスムーズな変位を阻害してしまう可能性がある。本実施の形態のようにH1<(G1+G2)の関係とすることにより、ヘッド部32がリンクバー19における規制面19b以外の部分に干渉することがないため、リンクバー19をスムーズに変位させることができる。
また、セキュリティケーブル30は、第2のセキュリティスロット22にも装着することができる。第2のセキュリティスロット22は、第1のセキュリティスロット21とは異なり、装着されたセキュリティケーブル30のヘッド部32がリンクバー19の変位を規制する構成は備えていない。すなわち、第2のセキュリティスロット22にセキュリティケーブル30を装着したとしても、スライドレバー15、コネクタ16、フック部材17、バネ18、リンクバー19は、ロック位置とロック解除位置との間を変位可能な状態となり、パソコン100をポートリブリケータ10に対して着脱が可能な状態となる。
〔4.実施の形態の効果、他〕
本実施の形態によれば、セキュリティケーブル30を第1のセキュリティスロット21に装着することによって、パソコン100の盗難防止はポートリブリケータ10に搭載されたコネクタ16及びフック部材17で実現でき、ポートリブリケータの盗難防止はセキュリティケーブル30で実現できる。すなわち、コネクタ16をポートリブリケータコネクタ105に装着し、フック部材17をセキュリティスロット106に係合し、第1のセキュリティスロット21にセキュリティケーブル30を装着することによって、セキュリティケーブル30のヘッド部32によってリンクバー19の変位が規制され、コネクタ16及びフック部材17の変位を規制することができる。したがって、パソコン100の盗難防止とポートリブリケータ10の盗難防止とを、1本のセキュリティケーブルで実現できるため、容易にロック状態へ移行させることができる。
また、パソコン100の盗難防止とポートリブリケータ10の盗難防止とを1本のセキュリティケーブル30で実現できるため、セキュリティケーブル30の施錠及び解錠を行うための鍵40が1個で済み、鍵40の管理が容易になる。これに対して、パソコンとポートリブリケータのそれぞれにセキュリティケーブルを接続する構成では、セキュリティケーブルが2本必要となり、鍵も2個となる。したがって、鍵の管理が煩雑になる。
また、ポートリブリケータ10にセキュリティケーブル30を装着した状態では、パソコン100がポートリブリケータ10から離脱できない構成となっているため、不用意にポートリブリケータコネクタ105がコネクタ16から離脱してしまうことを防止することができる。例えば、パソコンとポートリブリケータのそれぞれにセキュリティケーブルを装着することで両方のロックが可能な構成では、パソコン及びポートリブリケータのいずれか一方のみにセキュリティケーブルを装着していると、パソコンのポートリブリケータコネクタとポートリブリケータのコネクタとが不用意に外れてしまうことがある。パソコンのポートリブリケータコネクタとポートリブリケータのコネクタとの間でデータ通信を行っているときに両者が外れてしまうと、通信中のデータが壊れてしまう可能性がある。本実施の形態では、ポートリブリケータ10にパソコン100を装着し、ポートリブリケータ10にセキュリティケーブル30を装着することで、パソコン100がポートリブリケータ10から離脱できない状態になる。したがって、パソコン100のポートリブリケータコネクタ105とポートリブリケータ10のコネクタ16とが不用意に外れてしまうことがなく、通信中のデータ破損も生じない。
また、セキュリティケーブル30を第2のセキュリティスロット22に装着することによって、ポートリブリケータ10のみ盗難防止状態にすることができる。これにより、ユーザーにおいてはスライドレバー21をスライド操作するだけで、パソコン100をポートリブリケータ10から容易に取り外しまたはポートリブリケータ10に容易に装着できる。したがって、パソコン100を頻繁にポートリブリケータ10に対して着脱しなければならない状況において、迅速かつ容易にパソコン100をポートリブリケータ10に対して着脱できるため、使い勝手を向上することができる。
また、第1のセキュリティスロット21に装着されたセキュリティケーブル30によってリンクバー19の変位を規制する手段として、板金で形成されたリンクバー19の一部を曲げて形成した曲げ部19aを備えた。このような構成とすることにより、リンクバー19の変位を規制する手段を作製する際、工数が少なくて済むとともに、高い加工精度が求められないため簡単に製造することができる。例えば、特開平10−171552号公報などに開示されているように、セキュリティケーブルのヘッド部が嵌合可能な孔をリンクバーに備える構成もあるが、このような構成では孔の寸法や位置に高い精度が求められる。つまり、孔の寸法は、少なくともセキュリティケーブルのヘッド部が嵌合可能な大きさを有する必要があるが、ヘッド部の外形寸法と孔の寸法とに差があまりなければ、ヘッド部とリンクバーとの相対位置がずれているとヘッド部を孔に嵌合できない場合がある。ヘッド部とリンクバーとの相対位置が多少ずれていたとしても嵌合できるようにするためには、孔の寸法を大きくすればよいが、孔の寸法を大きくするとリンクバーの剛性が低下してしまう。剛性を確保しながら大きな寸法の孔を備えるためにはリンクバーを太くする方法があるが、コストアップにつながってしまうとともに、ポートリブリケータが大型化してしまう。また、リンクバーにおける孔の位置精度を高くしないと、ヘッド部を確実に孔に嵌合させることができない場合がある。これに対して本実施の形態のようにリンクバー19の一部を曲げて曲げ部19a及び規制面19bを設ける構成では、ヘッド部32の外形寸法にかかわらず、ある程度ラフな加工精度で形成することができる。また、曲げ部19aを備えることでリンクバー19の剛性にも大きな影響を与えないため、リンクバー19を太くするなどの対策は不要である。
なお、本実施の形態では、規制面19bは、板金で形成されたリンクバー19の一部を曲げて曲げ部19aを形成することで設ける構成としたが、他の製法を用いて形成してもよい。例えば、金型成型により曲げ部19a及び規制面19bに相当する形状をリンクバー19に形成してもよい。
また、本実施の形態では、ポートリブリケータ10に装着されたパソコン100を、コネクタ16及びフック部材17で離脱規制する構成としたが、第1の隆起部11にフック部材17と同様の構成をさらに備えてもよい。このような構成とすることにより、ポートリブリケータ10に装着されたパソコン100が離脱方向(図7Bの矢印K方向)へ引っ張られたとしても、コネクタ16及びポートリブリケータコネクタ105に無理な力がかかりにくく、コネクタ16及びポートリブリケータコネクタ105の電気接点の変形や、接触不良を防止することができる。
また、本実施の形態におけるポートリブリケータは、本発明の周辺機器の一例である。本実施の形態におけるパソコン100は、本発明の電子機器の一例である。本実施の形態におけるスライドレバー15は、本発明の着脱操作部の一例である。本実施の形態における第1のセキュリティスロット21は、本発明の第1の孔部の一例である。本実施の形態における第2のセキュリティスロット22は、本発明の第2の孔部の一例である。本実施の形態におけるリンクバー19は、本発明のリンク部材の一例である。本実施の形態におけるコネクタ16、フック部材17は、本発明の係止手段の一例である。本実施の形態における曲げ部19a、規制面19bは、本発明の変位規制手段の一例である。本実施の形態におけるセキュリティスロット106は、本発明の第3の孔部の一例である。
本願は、ポートリブリケータに有用である。
10 ポートリブリケータ
15 スライドレバー
16 コネクタ
17 フック部材
19 リンクバー
19a 曲げ部
19b 規制面
21 第1のセキュリティスロット
22 第2のセキュリティスロット
30 セキュリティケーブル
100 パソコン
105 ポートリブリケータコネクタ
106 セキュリティスロット

Claims (5)

  1. 電子機器を着脱可能な周辺機器に備わる盗難防止装置であって、
    セキュリティケーブルを着脱可能な第1の孔部と、
    着脱操作部と、
    前記着脱操作部の操作に連動して第1の位置と第2の位置との間で変位するリンク部材と、
    前記リンク部材が前記第1の位置にあるときに前記電子機器が当該周辺機器から離脱するのを規制し、前記リンク部材が前記第2の位置にあるときに前記離脱の規制を解除する係止手段とを備え、
    前記リンク部材は、前記第1の孔部に前記セキュリティケーブルが装着され、当該リンク部材が前記第1の位置にあるとき,当該リンク部材が前記第2の位置へ変位するのを規制するよう前記セキュリティケーブルに当接可能な位置に変位規制手段を備えた、盗難防止装置。
  2. 前記リンク部材は、平板状の金属で形成され、
    前記変位規制手段は、前記板状の金属を曲げることで形成可能である、請求項1記載の盗難防止装置。
  3. 前記セキュリティケーブルを着脱可能な第2の孔部を、さらに備え、
    前記第2の孔部は、装着された前記セキュリティケーブルが前記リンク部材の変位を規制しない位置に形成されている、請求項1記載の盗難防止装置。
  4. 前記電子機器は、前記セキュリティケーブルを着脱可能な第3の孔部を備え、
    前記係止手段は、前記第3の孔部に係合することで、前記電子機器が前記周辺機器から離脱するのを規制する、請求項1記載の盗難防止装置。
  5. 電子機器を着脱可能なポートリブリケータであって、
    セキュリティケーブルを着脱可能な第1の孔部と、
    着脱操作部と、
    前記着脱操作部の操作に連動して第1の位置と第2の位置との間で変位するリンク部材と、
    前記リンク部材が前記第1の位置にあるときに前記電子機器の当該ポートリブリケータからの離脱を規制し、前記リンク部材が前記第2の位置にあるときに前記離脱の規制を解除する係止手段とを備え、
    前記リンク部材は、前記第1の孔部に前記セキュリティケーブルが装着され、当該リンク部材が前記第1の位置にあるとき,当該リンク部材が前記第2の位置へ変位するのを規制するよう前記セキュリティケーブルに当接可能な位置に変位規制手段を備えた、ポートリブリケータ。
JP2010023261A 2010-02-04 2010-02-04 盗難防止装置 Active JP5406751B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010023261A JP5406751B2 (ja) 2010-02-04 2010-02-04 盗難防止装置
US13/019,820 US8599019B2 (en) 2010-02-04 2011-02-02 Antitheft device and interface device provided with the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010023261A JP5406751B2 (ja) 2010-02-04 2010-02-04 盗難防止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011164687A true JP2011164687A (ja) 2011-08-25
JP5406751B2 JP5406751B2 (ja) 2014-02-05

Family

ID=44342808

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010023261A Active JP5406751B2 (ja) 2010-02-04 2010-02-04 盗難防止装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8599019B2 (ja)
JP (1) JP5406751B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016170789A1 (ja) * 2015-04-23 2016-10-27 パナソニックIpマネジメント株式会社 載置装置
WO2016170791A1 (ja) * 2015-04-23 2016-10-27 パナソニックIpマネジメント株式会社 電子機器
WO2016170790A1 (ja) * 2015-04-23 2016-10-27 パナソニックIpマネジメント株式会社 載置装置
WO2016170772A1 (ja) * 2015-04-23 2016-10-27 パナソニックIpマネジメント株式会社 載置装置
JP7157357B1 (ja) 2021-07-26 2022-10-20 富士通クライアントコンピューティング株式会社 電子機器

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9032766B2 (en) * 2012-11-14 2015-05-19 Ingamar Co. Ltd. Anti-theft mechanism for electronic devices
CA2796510C (en) 2012-11-23 2019-03-05 Ibm Canada Limited - Ibm Canada Limitee Portable device capture
US9105166B1 (en) * 2013-03-29 2015-08-11 Vanguard Products Group, Inc. Adjustable anti-theft bracket for displaying electronic gadgets
US9429993B2 (en) * 2013-11-21 2016-08-30 Toshiba Global Commerce Solutions Holdings Corporation Computing device docking systems
EP3467613A1 (en) * 2017-10-09 2019-04-10 Getac Technology Corporation Engaging mechanism, transmission dock equipped with the same, and electronic apparatus having the same

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2650147B2 (ja) * 1992-01-24 1997-09-03 ケンシントン マイクロウェア リミティド 盗難防止装置、錠止装置および盗難防止方法
JPH09265334A (ja) * 1996-03-29 1997-10-07 Sanyo Electric Co Ltd 携帯用電子機器の付属装置および携帯用電子機器の機能拡張用ユニットおよび携帯用電子機器の分離型機能拡張用装置およびねじ固定構造
JP2007206900A (ja) * 2006-01-31 2007-08-16 Toshiba Corp 接続装置
JP2009026234A (ja) * 2007-07-23 2009-02-05 Fujitsu Ltd 機能拡張装置および電子機器システム

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5959835A (en) 1996-03-29 1999-09-28 Sanyo Electric Co., Ltd. Attachment device of portable electronic equipment and feature expanding unit of portable electronic equipment, and separation type feature expanding device of portable electronic equipment comprising attachment device and feature expanding unit
JP3075996B2 (ja) 1996-12-12 2000-08-14 三洋電機株式会社 ポートリプリケータ
KR100315561B1 (ko) * 1998-01-13 2002-02-28 윤종용 확장장치
US5995366A (en) * 1998-01-16 1999-11-30 Dell U.S.A., L.P. Computer anti-theft system and method
US6189349B1 (en) * 1999-05-28 2001-02-20 Hewlett-Packard Company Single retracting security hook of desktop port replicator providing security for dissimilar multiple portable computers
US6763690B2 (en) * 2002-03-04 2004-07-20 Compucage International Inc. Equipment security device
AU2003301189A1 (en) * 2002-12-19 2004-07-14 Alphaquest Llc Laptop security device
US7298611B1 (en) * 2006-06-30 2007-11-20 Carnevali Jeffrey D Portable device docking station

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2650147B2 (ja) * 1992-01-24 1997-09-03 ケンシントン マイクロウェア リミティド 盗難防止装置、錠止装置および盗難防止方法
JPH09265334A (ja) * 1996-03-29 1997-10-07 Sanyo Electric Co Ltd 携帯用電子機器の付属装置および携帯用電子機器の機能拡張用ユニットおよび携帯用電子機器の分離型機能拡張用装置およびねじ固定構造
JP2007206900A (ja) * 2006-01-31 2007-08-16 Toshiba Corp 接続装置
JP2009026234A (ja) * 2007-07-23 2009-02-05 Fujitsu Ltd 機能拡張装置および電子機器システム

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016170789A1 (ja) * 2015-04-23 2016-10-27 パナソニックIpマネジメント株式会社 載置装置
WO2016170791A1 (ja) * 2015-04-23 2016-10-27 パナソニックIpマネジメント株式会社 電子機器
WO2016170790A1 (ja) * 2015-04-23 2016-10-27 パナソニックIpマネジメント株式会社 載置装置
WO2016170772A1 (ja) * 2015-04-23 2016-10-27 パナソニックIpマネジメント株式会社 載置装置
JPWO2016170790A1 (ja) * 2015-04-23 2018-02-15 パナソニックIpマネジメント株式会社 載置装置
JPWO2016170772A1 (ja) * 2015-04-23 2018-02-15 パナソニックIpマネジメント株式会社 載置装置
JPWO2016170789A1 (ja) * 2015-04-23 2018-03-08 パナソニックIpマネジメント株式会社 載置装置
JPWO2016170791A1 (ja) * 2015-04-23 2018-03-08 パナソニックIpマネジメント株式会社 電子機器
JP2021072132A (ja) * 2015-04-23 2021-05-06 パナソニックIpマネジメント株式会社 電子機器
JP7241307B2 (ja) 2015-04-23 2023-03-17 パナソニックIpマネジメント株式会社 電子機器
JP7157357B1 (ja) 2021-07-26 2022-10-20 富士通クライアントコンピューティング株式会社 電子機器
JP2023017552A (ja) * 2021-07-26 2023-02-07 富士通クライアントコンピューティング株式会社 電子機器

Also Published As

Publication number Publication date
JP5406751B2 (ja) 2014-02-05
US8599019B2 (en) 2013-12-03
US20110191864A1 (en) 2011-08-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5406751B2 (ja) 盗難防止装置
US8794988B2 (en) Detachment prevention component and electronic device using the same
TW200843271A (en) Cable management system
JP4750811B2 (ja) ケーブル用コネクタ
JP2003297482A (ja) プルタブを用いたロック解除機構及びコネクタ
JP6102514B2 (ja) 取付装置、電子機器、及びロック構造
US10156868B2 (en) Mounting apparatus
US7670165B2 (en) Restriction mechanism for card
JP7241307B2 (ja) 電子機器
JP6470659B2 (ja) 機能拡張装置
US20090008948A1 (en) Electronic apparatus
JP5914823B2 (ja) 電子機器
JP6125605B1 (ja) 電子機器及び電子機器の拡張装置
US20130112825A1 (en) Expansion card retaining structure
US10025353B2 (en) Mounting apparatus
US20230058284A1 (en) Electronic device
JP2022040050A (ja) 技術機器ユニットを装着レールに取り付けるための保持機構およびそのような保持機構を有する技術機器ユニット
JP2017155880A (ja) アクセサリ取付具
JP5250702B2 (ja) 電子機器
TWI652671B (zh) 可選擇性收容不同型態儲存裝置之儲存結構與包含該儲存結構之電子設備
TWI493096B (zh) 具有防盜功能之模組化電子設備
TWI542978B (zh) 電子設備與插卡固定裝置
JP5477285B2 (ja) 筐体取り付け構造、筐体および筐体の取り付け方法
JP2011048659A (ja) 感電防止機構及び感電防止機構を備える情報処理端末
JP2024011731A (ja) 電子機器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121101

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130730

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130731

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130930

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131022

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131101

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5406751

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150