JP2011164568A - 画像形成装置用の清掃部材、帯電装置、画像形成装置用のユニット、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置用の清掃部材、帯電装置、画像形成装置用のユニット、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】清掃能力に優れた画像形成装置用の清掃部材を提供すること。
【解決手段】例えば、芯体としてシャフト100Aと、弾性層100Bと、を備えたロール状の清掃部材において、弾性層100Bを、シャフト100Aの表面に螺旋状に配置し、且つ、螺旋幅方向中央部における厚みをTa(mm)とし、螺旋幅方向両端部における厚みをTb(mm)としたとき、下記条件式(A1)〜(A2)を満たす。
・条件式(A1):1<Tb/Ta<1.75
・条件式(A2):0.5<Ta<4.0
【選択図】図3

Description

本発明は、画像形成装置用の清掃部材、帯電装置、画像形成装置用のユニット、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置に関する。
電子写真方式を用いた画像形成装置においては、先ず、感光体等からなる像保持体の表面を帯電装置によって帯電して電荷を形成し、画像信号を変調したレーザー光等で静電潜像を形成する。その後、帯電したトナーにより静電潜像を現像して可視化したトナー像が形成される。そして、該トナー像を中間転写体を介して、あるいは直接記録紙等の被転写体に静電的に転写し、被転写体に定着することにより画像が得られる。
ところで、特許文献1では、帯電ロールのクリーニング部材として発泡ロールを取り付ける方法が提案されている。
また、特許文献2では、帯電ロールとクリーニングロールに周速差を付ける方法が提案されている。
また、特許文献3、4では、スパイラル形状をしたクリーニングロール等により該汚染物に帯電ロールの長手方向に力を付加させる方法が提案されている。
また、特許文献5には、軸方向中央部の外径と軸方向両端部の外径とが異なるクリーニングロールが提案されている。
特開平2−272594号公報 特開平7−129055号公報 特開平7−219313号公報 特開2001−209238号公報 特開2007−199264号公報
本発明の課題は、下記条件式(A1)〜(A2)を満たさない場合に比べ、清掃能力に優れた画像形成装置用の清掃部材を提供することである。
上記課題は、以下の手段により解決される。即ち、
請求項1に係る発明は、
芯体と、
前記芯体の外周面に、螺旋状に配置された弾性層と、
を有し、
前記弾性層の螺旋幅方向中央部における厚みをTa(mm)とし、前記弾性層の螺旋幅方向両端部における厚みをTb(mm)としたとき、下記条件式(A1)〜(A2)を満たす画像形成装置用の清掃部材。
・条件式(A1):1<Tb/Ta<1.75
・条件式(A2):0.5<Ta<4.0
請求項2に係る発明は、
下記条件式(B1)〜(B2)を満たす請求項1に記載の画像形成装置用の清掃部材。
・条件式(B1):1.02<Tb/Ta<1.5
・条件式(B2):1.0<Ta<3.0
請求項3に係る発明は、
前記弾性層の螺旋角度が10°以上65°以下、前記弾性層の螺旋幅が3mm以上25mm以下である請求項1又は2に記載の画像形成装置用の清掃部材。
請求項4に係る発明は、
前記弾性層における前記芯体の軸方向中央部の螺旋ピッチが、前記芯体の軸方向両端部の螺旋ピッチよりも小さい請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置用の清掃部材。
請求項5に係る発明によれば、
前記弾性層が、直線状の中央部と、前記中央部の長手方向の一端から幅方向の一方側に向かって屈曲又は湾曲して連結された第1端部と、前記中央部の長手方向の他端から幅方向の他方側に向かって屈曲又は湾曲して連結された第2端部と、で構成された短冊状の部材を前記芯体の軸方向の一端から他端にかけて巻き付けて設けられている請求項4に記載の画像形成装置用の清掃部材。
請求項6に係る発明は、
前記弾性層が、シリコーンオイル以外の整泡剤を用いたエーテル系発泡ポリウレタンを含んで構成される請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置用の清掃部材。
請求項7に係る発明は、
被帯電体を帯電させる帯電部材と、
前記帯電部材の表面に接触して配置され、当該帯電部材の表面を清掃する清掃部材であって、請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像形成装置用の清掃部材と、
を備える帯電装置。
請求項8に係る発明は、
請求項7に記載の帯電装置を少なくとも備え、
画像形成装置に脱着されるプロセスカートリッジ。
請求項9に係る発明は、
像保持体と、
前記像保持体の表面を帯電させる帯電手段であって、請求項7に記載の帯電装置を有する帯電手段と、
帯電された前記像保持体表面に潜像を形成する潜像形成手段と、
前記像保持体に形成された前記潜像をトナーによって現像しトナー像とする現像手段と、
前記トナー像を被転写体に転写する転写手段と、
を備える画像形成装置。
請求項10に係る発明は、
被清掃部材と、
前記被清掃部材の表面に接触して配置され、前記被清掃部材の表面を清掃する清掃部材であって、請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像形成装置用の清掃部材と、
を備える画像形成装置用のユニット。
請求項11に係る発明は、
請求項10に記載の画像形成装置用のユニットを少なくとも備え、
画像形成装置に脱着されるプロセスカートリッジ。
請求項12に係る発明は、
請求項10に記載の画像形成装置用のユニットを備える画像形成装置。
請求項1に係る発明によれば、上記条件式(A1)〜(A2)を満たさない場合に比べ、清掃能力に優れた画像形成装置用の清掃部材が提供される。
請求項2に係る発明によれば、上記条件式(B1)〜(B2)を満たさない場合に比べ、清掃能力に優れた画像形成装置用の清掃部材が提供される。
請求項3に係る発明によれば、上記弾性層の螺旋角度及び螺旋幅が上記範囲外である場合に比べ、清掃能力に優れた画像形成装置用の清掃部材が提供される。
請求項4に係る発明によれば、弾性層の螺旋ピッチが一定の場合に比べ、被清掃部材に対する軸方向中央部の接触圧を軸方向両端部よりも大きくした画像形成装置用の清掃部材が提供される。
請求項5に係る発明によれば、弾性層を形成するための短冊状の部材が、上記中央部、上記第1端部及び上記第2端部で構成されていない場合に比べ、低コストで、被清掃部材に対する軸方向中央部の接触圧を軸方向両端部よりも大きくした画像形成装置用の清掃部材が提供される。
請求項6に係る発明によれば、整泡剤としてシリコーンオイルを用いたエーテル系発泡ポリウレタンを、弾性層の構成材料として適用した場合に比べ、保管による画質欠陥が抑制された画像形成装置用の清掃部材が提供される。
請求項7、8、9に係る発明によれば、上記条件式(A1)〜(A2)を満たさない清掃部材を適用した場合に比べ、帯電部材の表面汚染に起因する帯電能の劣化が抑制された帯電装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置が提供される。
請求項10,11、12に係る発明によれば、上記条件式(A1)〜(A2)を満たさない清掃部材を適用した場合に比べ、被清掃部材の表面汚染に起因する性能劣化を抑制された画像形成装置用のユニット、プロセスカートリッジ、画像形成装置が提供される。
本実施形態に係る画像形成装置用の清掃部材を示す概略斜視図である。 本実施形態に係る画像形成装置用の清掃部材の概略側面図である。 本実施形態に係る画像形成装置用の清掃部材における弾性層の肉厚を示す拡大断面図である。 本実施形態に係る画像形成装置用の清掃部材における弾性層の肉厚の他の例を示す拡大断面図である。 本実施形態に係る画像形成装置用の清掃部材の製造方法の一例を示す工程図である。 他の本実施形態に係る画像形成装置用の清掃部材を示す概略斜視図である。 他の本実施形態に係る画像形成装置用の清掃部材の製造方法の一例を概略平面図である。 本実施形態に係る電子写真画像形成装置を示す概略構成図である。 本実施形態に係るプロセスカートリッジを示す概略構成図である。 図8及び図9における帯電部材(帯電装置)周辺部分を拡大した概略構成図である。
以下、本発明の一例である実施形態について説明する。なお、同じ機能・作用を有する部材には、全図面と通して同じ符号を付与し、その説明を省略する場合がある。
(清掃部材)
図1は、本実施形態に係る画像形成装置用の清掃部材を示す概略斜視図である。図2は、本実施形態に係る画像形成装置用の清掃部材の概略側面図である。図3は、本実施形態に係る画像形成装置用の清掃部材における弾性層の肉厚を示す拡大断面図である。図4は、本実施形態に係る画像形成装置用の清掃部材における弾性層の肉厚の他の例を示す拡大断面図である。
なお、図3及び図4は、図1のA−A断面図、つまり、弾性層の螺旋方向に対して直交方向に沿った断面図である。
本実施形態に係る画像形成装置用の清掃部材100(以下、単に清掃部材と称する)は、図1〜図3に示すように、ロール状の部材であり、芯体としてシャフト100Aと、弾性層100Bと、を備えたロール状の部材である。弾性層100Bは、シャフト100Aの表面に螺旋状に配置されている。具体的には、弾性層100Bは、例えば、シャフト100Aの一端から他端にかけて、シャフト100Aの軸を螺旋軸とし、間隔を持って螺旋状に巻き回された状態で配置されている。
そして、弾性層100Bは、弾性層100Bの螺旋幅方向中央部における厚みをTa(mm)とし、弾性層100Bの螺旋幅方向両端部における厚みをTb(mm)としたとき、下記条件式(A1)〜(A2)を満たしている(図3参照)。
・条件式(A1):1<Tb/Ta<1.75
・条件式(A2):0.5<Ta<4.0
本実施形態に係る清掃部材100では、上記構成により、清掃能力に優れたものとなる。この理由は定かではないが以下に示す理由によるものと考えられる。
まず、弾性層100Bの螺旋幅方向中央部における厚みTa(以下、中央部厚みTaと称する)、及び弾性層100Bの螺旋幅方向両端部における厚みTb(以下、両端部厚みTbと称する)は、条件式(A1)を満たすと、弾性層100Bの螺旋幅両端部において螺旋幅中央部よりも清掃部材100の外側に突出した状態となる。そして、条件式(A1)を満たした状態で、条件式(A2)を満たすと、弾性層100Bの螺旋幅方向両端部における突出部が適度な反発力を有するものと考えられる。
清掃部材100は、回転に伴い、螺旋状に配置された弾性層100Bが被清掃部材の表面(被清掃面)に対して接触・離間を繰り返して清掃を行い、被清掃部材の表面(被清掃面)を基準にして見ると、弾性層100Bの螺旋幅方向両端部の角部(エッジ部)が清掃部材100の軸方向(螺旋軸方向)に力が付加されて清掃を行う。
そして、弾性層100Bの螺旋幅方向両端部における突出部が適度な反発力を有すると、弾性層100Bが被清掃部材の表面(被清掃面)に対して離間する際、当該突出部の反発力により、被清掃部材の表面(被清掃面)に対して摺擦する力が働くものと考えられる。
このため、本実施形態に係る清掃部材100では、上記構成により、清掃能力に優れるものと考えられる。
なお、弾性層100Bは、下記条件式(B1)〜(B2)を満たすことが望ましい。く、条件式(C1)〜(C2)を満たすことがより望ましい。
−望ましい条件式−
・条件式(B1):1.02<Tb/Ta<1.5
・条件式(B2):1.0<Ta<3.0
−より望ましい条件式−
・条件式(C1):1.03<Tb/Ta<1.35
・条件式(C2): 1.5<Ta<2.5
弾性層100Bにおける中央部厚みTa及び両端部厚みTbは、例えば、次のようにして測定する。
レーザー測定機(ミツトヨ社製レーザースキャンマイクロメータ、型式:LSM6200)を用いて、清掃部材の周方向は固定した状態で、1mm/sのトラバース速度にて清掃部材の長手方向(軸方向)へスキャンさせて弾性層厚み(弾性層肉厚)のプロファイルの測定を行う。その後、周方向位置をずらし同様の測定を行う(周方向位置は120°間隔、3箇所)。このプロファイルを基に弾性層100Bにおける中央部厚みTa及び両端部厚みTbの算出を行う。
弾性層100Bを上記条件式を満たすようにする手法としては、例えば、1)切削加工により弾性層を形成する場合、NC(numerical control:数値制御)付き旋盤を適用し、NC制御により行う手法、2)金型成形により弾性層100Bを形成する場合、金型の寸法制御により行う手法、3)短冊状に形成した弾性層(以下単に「短冊」という場合がある)をシャフトに巻き付けて弾性層100Bを形成する場合、短冊の厚み、短冊を巻き付ける曲率、短冊を巻き付けるときの張力等を制御することで行う手法が挙げられる。
また、弾性層100Bを上記条件式を満たすようにする手法としては、例えば、上記方法により弾性層を形成した後、その螺旋幅方向両端部上に、他の短冊をシャフトに巻き付けて、当該短冊による弾性層100Bの突出部を形成する手法も挙げられる。
つまり、弾性層100Bは、図3に示すように、一部材で構成された形態であってもよいし、図4に示すように、例えば、下地弾性層100Bと、下地弾性層100Bの螺旋幅両端部上に突出して設けられた突出弾性層100Bと、の2部材で構成された形態であってもよい。
ここで、弾性層100Bは、螺旋状に配置されているが、具体的には、例えば、螺旋角度θが10°以上65°以下(望ましくは20°以上50°以下)、螺旋幅R1が3mm以上25mm以下(望ましくは3mm以上10mm以下)であることがよい。また、螺旋ピッチR2は、例えば、3mm以上25mm以下(望ましくは15mm以上22mm以下)であることがよい。
特に、短冊をシャフトに巻き付けて弾性層100Bを形成する場合、上記螺旋角度及び螺旋幅の範囲となるように制御することで、上記条件式を満たし易くなる、つまり、清掃能力が向上するため好適である。
また、弾性層100Bは、被覆率(弾性層100Bの螺旋幅R1/[弾性層100Bの螺旋幅R1+弾性層100Bの螺旋ピッチR2:(R1+R2)])は、20%以上70%以下であることがよく、望ましくは25%以上55%以下である。
この被覆率を上記範囲よりも大きいと、弾性層100Bが被清掃部材に接触する時間が長くなるため、清掃部材の表面に付着する付着物が被清掃部材へ再汚染する傾向が高くなる一方で、被覆率が上記範囲より小さいと、弾性層100Bの厚み(肉厚)が安定し難くなり、清掃能力が低下する傾向となる。
なお、螺旋角度θとは、弾性層100Bの長手方向P(螺旋方向)と清掃部材の軸方向Q(シャフト軸方向)とが交差する角度(鋭角)を意味する。
螺旋幅R1とは、弾性層100Bの清掃部材100の軸方向Q(シャフト軸方向)に沿った長さを意味する。
螺旋ピッチR2とは、弾性層100Bの清掃部材100の軸方向Q(シャフト軸方向)に沿った、隣合う弾性層100B間の長さを意味する。
また、弾性層100Bとは100Paの外力印加により変形しても、もとの形状に復元する材料から構成される層をいう。
以下、各部材について詳細に説明する。
まず、シャフトにについて説明する。
シャフト100Aに用いる材質としては、金属(例えば、快削鋼又はステンレス鋼等)、又は樹脂(例えば、ポリアセタール樹脂(POM)等)が挙げられる。なお、材質及び表面処理方法等は必要に応じて選択するのが望ましい。
特に、シャフト100Aが金属で構成される場合メッキ処理を施すのが望ましい。また、樹脂等で導電性を有さない材質の場合、メッキ処理等の一般的な処理により加工して導電化処理を行ってもよいし、そのまま使用してもよい。
次に、弾性層について説明する。
弾性層100Bの材料としては、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリアミド、又はポリプロピレン等の発泡性の樹脂、或いは、シリコーンゴム、フッ素ゴム、ウレタンゴム、EPDM、NBR、CR、塩素化ポリイソプレン、イソプレン、アクリロニトリル−ブタジエンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、水素添加ポリブタジエン、ブチルゴム等のゴム材料を1種類、又は2種類以上をブレンドしてなる材料が挙げられる。なお、これらには必要に応じて、発泡助剤、整泡剤、触媒、硬化剤、可塑剤、又は加硫促進剤等の助剤を加えてもよい。
これらの中も、気泡を有する材料(いわゆる発泡体)がよく、特に、擦れによる被清掃部材の表面に傷を付けない、長期に渡り千切れや破損が生じないようにする観点から、引っ張りに強い発泡ポリウレタンであることが望ましい。
ポリウレタンとしては、例えば、ポリオール(例えばポリエステルポリオール、ポリーエテルポリエステルやアクリルポリール等)と、イソシアネート(例えば、2,4−トリレンジイソシアネート、2,6−トリレンジイソシアネートや4,4−ジフェニルメタンジイソシアネート、トリジンジイソシアネート、1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート等)と、の反応物が挙げられ、鎖延長剤(1,4−ブタンジオール、トリメチロールプロパン)が含まれたものであってもよい。そして、ポリウレタンの発泡は、例えば、水やアゾ化合物(例えばアゾジカルボンアミド、アゾビスイソブチロニトリル等)等の発泡剤を用いて行われるのが一般的である。また、発泡ポリウレタンには、必要に応じて発泡助剤、整泡剤、触媒などの助剤を加えてもよい。
そして、これらの発泡ポリウレタンの中も、エーテル系発泡ポリウレタンがよい。これは、エステル系発泡ポリウレタンは、湿熱劣化し易い傾向があるためである。エーテル系ポリウレタンは主としてシリコーンオイルの整泡剤が使用されるが、保管(特に高温高湿下での長期保管)にてシリコーンオイルが被清掃部材(例えば帯電ロール等)へ移行することによる画質欠陥が発生することがある。その為、シリコーンオイル以外の整泡剤を用いることで、弾性層100Bの画質欠陥が抑制される。
ここで、シリコーンオイル以外の整泡剤として具体的には、例えば、Siを含まない有機系の界面活性剤(例えば、ドデシルベンゼンスルホン酸、ラウリル硫酸ナトリウム等のアニオン系界面活性剤)が挙げられる。また、特開2005−301000に記載のシリコーン系整泡剤を用いない製法も適用できる。
弾性層100Bの構成としては、1層構成でも積層構成でも構わない。具体的には、弾性層100Bの構成としては、例えば、発泡体1層からなる構成でも、ソリッド層と発泡層との2層の構成でも構わない。
次に、本実施形態に係る清掃部材100の製造方法について説明する。
図5は、本実施形態に係る清掃部材100の製造方法の一例を示す工程図である。
本実施形態に係る清掃部材100の製造方法は、例えば、次の方法が挙げられる。
1)角柱状に成型された弾性層用部材(発泡ポリウレタン等)を準備し、弾性層用部材にドリル等によってシャフト100Aを挿入する穴を形成し、次いで、外周表面に接着剤を塗布したシャフト100Aを弾性層用部材の穴に挿入した後、弾性層用部材に対して切削加工を施して弾性層を形成して、清掃部材を得る方法。
2)金型により成形された円柱状の弾性層用部材(発泡ポリウレタン等)を準備し、弾性層用部材にドリル等によってシャフト100Aを挿入する穴を形成し、次いで、外周表面に接着剤を塗布したシャフト100Aを弾性層用部材の穴に挿入して、清掃部材を得る方法。
3)シート状の弾性層用部材(発泡ポリウレタンシート等)を準備し、これに両面テープを貼り付けた後、打ち抜いて短冊を得て、これをシャフト100Aに巻き付けて弾性層100Bを形成して、清掃部材を得る方法。
これらの中でも、短冊をシャフトに巻き付けて弾性層100Bを形成し、清掃部材を得る方法が簡便でよい。
本方法をより詳細に説明すると、まず、図5(A)に示すように、目的の厚みとなるようにスライス加工を施したシート状の弾性層用部材(発泡ポリウレタンシート等)を準備し、このシート状の弾性層用部材の片面に、両面テープ(不図示)を貼り付けた後、打ち抜き型により当該部材を打ち抜いて、目的とする幅・長さの短冊100C(両面テープ付き短冊)を得る。一方で、シャフト100Aも準備する。
次に、図5(B)に示すように、両面テープが付いた面を上方にして短冊を配置し、この状態で両面テープの剥離紙の一端を剥がし、当該剥離紙を剥離した両面テープ上にシャフト100Aの一端部を載せる。
次に、図5(C)に示すように、両面テープの剥離紙を剥がしながら、目的とする速度でシャフト100Aを回転させて、シャフト100Aの外周面に短冊100Cを螺旋状に巻き付けていき、シャフト100Aの外周面に螺旋状に配置された弾性層100Bを有する清掃部材100を得る。
ここで、弾性層100Bとなる短冊100Cをシャフト100Aに巻き付ける際、シャフト100Aの軸方向に対して、短冊100Cの長手方向が目的の角度(螺旋角度)となるように、短冊100Cに位置を合わせればよい。また、シャフト100Aの外径は、例えば、φ3mm以上φ6mm以下程度にすることがよい。
短冊100Cをシャフト100Aに巻き付ける際に付与する張力は、シャフト100Aと短冊100Cの両面テープとの間に隙間ができない程度であることがよく、過度に張力を付与しないことがよい。張力を付与し過ぎると、引っ張り永久伸びが大きくなり、清掃に必要な弾性層100Bの弾性力が落ちる傾向があるためである。具体的には、例えば、元の短冊100Cの長さに対して0%%以上5%の伸びになる張力とすることがよい。
一方で、短冊100Cをシャフト100Aに巻き付けると、短冊100Cが伸びる傾向がある。この伸びは、短冊100Cの厚み方向で異なり最外郭が最も伸びる傾向があり、弾性力が落ちることがある。そのため、短冊100Cをシャフト100Aに巻き付けた後における最外郭の伸びが、元の短冊100Cの最外郭に対して5%%程度になることがよい。
この伸びは、短冊100Cがシャフト100Aに巻き付く曲率半径と短冊100Cの厚みにより制御され、短冊100Cがシャフト100Aに巻き付く曲率半径はシャフト100Aの外径及び短冊100Cの巻き付け角度により制御される。
短冊100Cがシャフト100Aに巻き付く曲率半径は、例えば、((シャフト外径/2)+0.2mm)以上[(シャフト外径/2)+8.5mm)以下にすることがよく、望ましくは((シャフト外径/2)+0.5mm)以上((シャフト外径/2)+7.0mm)以下である。
短冊100Cの厚みとしては、例えば、1.5mm以上4mm以下程度がよく、望ましくは1.5mm以上3.0mm以下である。また、短冊100Cの幅としては、弾性層100Bの被覆率が上記範囲となるように調整することがよい。また、短冊100Cの長さは、シャフト100Aに巻き付ける領域の軸方向長さと巻き角度と巻き付ける際の張力により決定される。
なお、本実施形態に係る清掃部材100は、上記構成に限られず、例えば、図6に示すように、弾性層100Bにおけるシャフト100Aの軸方向中央部の螺旋ピッチR2が、シャフト100Aの軸方向両端部の螺旋ピッチR2よりも小さい構成であることがよい(以下、本構成の形態を図6に示す形態と称する)。
この構成により、弾性層100Bは、シャフト100Aの軸方向中央部において軸方向両端部よいも密に存在し、シャフト100Aの軸方向両端部において軸方向中央部よりも粗に存在することとなる。
このため、清掃部材100を被清掃部材に接触させたとき、清掃部材100の軸方向中央部では、軸方向両端部よりも弾性層100Bが密に存在する分、被清掃部材に対する接触圧が大きくなる。
その結果、例えば、被清掃部材自体を画像形成装置中の他の部材に圧力を付加した状態で接触して配置したとき、当該被清掃部材と当該他の部材との軸方向にわたる接触圧の不均一が抑制される。
被清掃部材(特に帯電ロールや転写ロール)自体を、画像形成装置中の他の部材に圧力を付加した状態で接触して配置する場合、その軸方向の中央部の接触圧が低くなる傾向にあり、これを抑制するために、軸方向中央部の外径を軸方向両端部よりも大きくすることが考えられるが、大きくしすぎると、軸方向両端部での接触圧が弱くなりすぎてしまう傾向がある。
このため、被清掃部材に対する清掃部材100の軸方向中央部の接触圧を軸方向両端部よりも大きくすることで、この接触圧を通じて、他の部材に対する被清掃部材自体の軸方向中央部の接触圧を軸方向両端部よりも大きくなり、当該被清掃部材と当該他の部材との軸方向にわたる接触圧の不均一が抑制される。
具体的には。例えば、被清掃部材が帯電部材(帯電ロール)の場合、帯電部材と像保持体との接触圧が軸方向にわって均一に保たれ易くなり、当該軸方向に沿った帯電ムラが抑制される。また、例えば、被清掃部材が転写部材(転写ロール)の場合、帯電部材と像保持体や中間転写体との接触圧が軸方向にわって均一に保たれ易くなり、当該軸方向に沿った転写ムラが抑制される。
図6に示す形態に係る清掃部材100において、清掃部材100の軸方向中央部と軸方向両端部との螺旋ピッチR2の差は、例えば、軸方向両端部の螺旋ピッチR2に対して10%以上100%以下であることがよく、望ましくは20%以上70%以下であることがよい。この差が上記範囲であると、清掃部材100の軸方向両端部における被清掃部材に対する接触圧を過剰に低下させずに、軸方向中央部での被清掃部材に対する接触圧を高められる。
なお、清掃部材100の軸方向中央部とは、清掃部材100の軸方向長さに対して少なくとも40%以上60%以下に当たる領域を意味する。
また、図6に示す形態に係る清掃部材100を、簡易且つ低コストで作製するには、例えば、図7に示すように、短冊100C(短冊状に形成した弾性層)をシャフト100Aに巻き付けて弾性層100Bを形成する際、短冊100Cとして、直線状の中央部100C−1と、中央部100C−1の長手方向の一端から幅方向の一方側に向かって屈曲又は湾曲して連結された第1端部100C−2と、中央部100C−1の長手方向の他端から幅方向の他方側に向かって屈曲又は湾曲して連結された第2端部100C−3と、で構成された短冊100Cを適用する方法が好適である。
短冊100Cにおいて、例えば、短冊100Cをシャフト100Aに巻き付ける際に、短冊100C及びシャフト100Aを配置した状態で、短冊100Cの第1端部100C−2は、幅方向のうちシャフト100Aへ遠ざかる方向に向かって中央部100C−1の長手方向の一端から屈曲又は湾曲して連結された端部であって、巻き付けを開始する先端側となる端部とし、短冊100Cの第2端部100C−3は、幅方向のうちシャフト100Aへ近くなる方向に向かって中央部100C−1の長手方向の他端から屈曲又は湾曲して連結された端部であって、巻き付けが終わる終端側となる端部としている。
つまり、短冊100Cは、中央部100C−1が、巻き付けを開始する先端側となる第1端部100C−2及び巻き付けが終わる終端側となる第2端部100C−3よりも、シャフト100Aの軸方向に対して小さい大きい角度で巻き付けられるように構成されている(但し、第1端部100C−2と第2端部100C−3とでは同じである)。
言い換えれば、短冊100Cは、短冊100Cの中央部100C−1の長手方向とシャフト100Aの軸方向との成す角度(鋭角)をθc、短冊100Cの第1端部100C−2の長手方向とシャフト100Aの軸方向との成す角度(鋭角)をθe1、短冊100Cの第2端部100C−3の長手方向とシャフト100Aの軸方向との成す角度(鋭角)をθe2としたとき、式:θc>θe1、式:θc>θe2、式:θe1=θe2を満たすように構成することがよい。
これにより、当該構成の短冊100Cをシャフト100Aに巻き付けると、シャフト100Aの軸方向中央部での弾性層100Bの螺旋角度θがシャフト100Aの両端部での弾性層100Bの螺旋角度θよりも大きくなって、弾性層100Bが形成され、その結果、得られる清掃部材100は、弾性層100Bにおけるシャフト100Aの軸方向中央部の螺旋ピッチR2が、シャフト100Aの軸方向両端部の螺旋ピッチR2よりも小さい構成となる。
また、図7に示すように、短冊100Cは、中央部100C−1の幅を第1端部100C−2及び第2端部100C−3の幅よりも大きくして構成することもよい。具体的には、短冊100Cは、中央部100C−1の幅をRc、第1端部100C−2の幅をRe1、第2端部100C−3をRe2としたとき、式:Rc>Re1、式:Rc>Re2、式:Re1=Re2を満たすように構成することがよい。
これによっても、当該構成の短冊100Cをシャフト100Aに巻き付けると、シャフト100Aの軸方向中央部での弾性層100Bの螺旋幅R1がシャフト100Aの両端部での弾性層100Bの螺旋幅R1よりも大きくなって、弾性層100Bが形成され、その結果、得られる清掃部材100は、弾性層100Bにおけるシャフト100Aの軸方向中央部の螺旋ピッチR2が、シャフト100Aの軸方向両端部の螺旋ピッチR2よりも小さい構成となる。
(画像形成装置等)
以下、本実施形態に係る画像形成装置について図面に基づいて説明する。
図8は、本実施形態に係る画像形成装置を示す概略構成図である。
本実施形態に係る画像形成装置10は、例えば、図8に示すように、タンデム方式のカラーの画像形成装置である。本実施形態に係る画像形成装置10の内部には、感光体(像保持体)12や帯電部材14や現像装置等が、イエロー(18Y)、マゼンタ(18M)、シアン(18C)、及び黒(18K)が各色毎にプロセスカートリッジ(図9参照)として備えられている。このプロセスカートリッジは、画像形成装置10に脱着される構成となっている。
感光体12としては、例えば、表面に有機感材等よりなる感光体層が被覆された直径が25mmの導電性円筒体が用いられ、図示しないモータにより、150mm/secのプロセススピードで回転駆動される。
感光体12の表面は、感光体12表面に配置された帯電部材14によって帯電された後、帯電部材14より感光体12の回転方向下流側に、露光装置16から出射されるレーザービームLBによって画像露光が施され、画像情報に応じた静電潜像が形成される。
感光体12上に形成された静電潜像は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色の現像装置19Y、19M、19C、19Kによって現像され、各色のトナー像となる。
例えば、カラーの画像を形成する場合、各色の感光体12の表面には、帯電・露光・現像の各工程が、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色に対応して行なわれ、各色の感光体12の表面には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色に対応したトナー像が形成される。
感光体12上に順次形成されるイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色のトナー像は、支持ロール40,42で張力が付与されつつ内周面から支持された用紙搬送ベルト20を介して感光体12と転写装置22が接する箇所にて、感光体12の外周に用紙搬送ベルト20上を搬送される記録用紙24へ転写される。さらに、感光体12上からトナー像が転写された記録用紙24は、定着装置64へと搬送され、この定着装置64によって加熱・加圧されてトナー像が記録用紙24上に定着される。その後、片面プリントの場合には、トナー像が定着された記録用紙24は、排出ロール66によって画像形成装置10の上部に設けられた排出部68上にそのまま排出される。
なお、記録用紙24は、用紙収納容器28から取出ローラ30により取り出され、搬送ロール32,34により用紙搬送ベルト20まで一般まで、搬送される。
−方、両面プリントの場合には、定着装置64により第一面(表面)にトナー像が定着された記録用紙24を、排出ロール66によって排出部68上にそのまま排出せずに、排出ロール66によって記録用紙24の後端部を狭持した状態で、排出ロール66を逆転させるとともに、記録用紙24の搬送径路を両面用の用紙搬送路70に切り替え、この両面用の用紙搬送路70に配設された搬送ロール72によって、記録用紙24の表裏を反転した状態で、再度、用紙搬送ベルト20上へ搬送して、記録用紙24の第二面(裏面)に感光体12上からトナー像を転写する。そして、記録用紙24の第二面(裏面)のトナー像を定着装置64によって定着させ、記録媒体24(被転写体)を排出部68上に排出する。
なお、トナー像の転写工程が終了した後の感光体12の表面は、感光体12が1回転する毎に、感光体12の表面であって、転写装置22が接する箇所よりも感光体12の回転方向下流側に配置された清掃ブレード80によって、残留トナーや紙粉などが除去され、次の画像形成工程に備えるようになっている。
ここで、図10に示すごとく、帯電部材14は、例えば、導電性シャフト14Aの周囲に弾性層14Bが形成されたロールであり、シャフト14Aは回転自在に支持されている。帯電部材14の感光体12と反対側には、帯電部材14の清掃部材100が接触して、帯電装置(ユニット)を構成している。この清掃部材100として、本実施形態に係る清掃部材100が用いられる。
ここでは、清掃部材100を帯電部材14へ常時当接させ、帯電部材14と従動させて使用する方法に関して説明を行うが、清掃部材100は常時接触させて従動による使用でもよいし、帯電部材14のクリーニング時のみ接触させ従動する使用でもよい。また、清掃部材100は、帯電部材14のクリーニング時のみ接触させ、別駆動により帯電部材14に対して周速差を付けても構わない。但し、清掃部材100を常時帯電部材14へ接触させて周速差を付ける方法は帯電部材14上の汚れを清掃部材100へ溜め込み、帯電ロールへ再付着させる易くなることから、望ましくない。
帯電部材14はシャフト14Aの両端へ荷重Fをかけて感光体12へ押付け、弾性層14Bの周面に沿って弾性変形してニップ部を形成している。更に、清掃部材100はシャフト100Aの両端へ荷重F’をかけて帯電部材14へ押付け、弾性層100Bが帯電部材14の周面に沿って弾性変形してニップ部を形成することで、帯電部材14の撓みを抑えて、帯電部材14と感光体12の軸方向のニップ部を形成している。
感光体12は、図示しないモータによって矢印X方向に回転駆動され、感光体12の回転により帯電部材14が矢印Y方向に従動回転する。また、帯電部材14の回転により清掃部材100が矢印Z方向に従動回転する。
−帯電部材の構成−
以下、帯電部材の説明をするが、以下の構成に限定されるものではない。
帯電部材の構成としては、特に限定されるものではないが、例えば、シャフト、弾性層、若しくは弾性層の代わりに樹脂層を有する構成が挙げられる。弾性層は単層構成からなるものであってよく、幾つもの機能を持った複数の異なる層からなる積層構成であってもよい。更には、弾性層の上に表面処理を行ってもよい。
シャフトの材質としては快削鋼、ステンレス鋼等を使用し、摺動性等の用途に応じて材質及び表面処理方法は適時選択するのが望ましい。また、メッキ処理するのが望ましい。導電性を有さない材質の場合、メッキ処理等一般的な処理により加工して導電化処理を行ってもよいし、そのまま使用してもよい。
弾性層は導電性弾性層とするが、導電性弾性層は、例えば、弾性を有するゴム等の弾性材、導電性弾性層の抵抗を調整するカーボンブラックやイオン導電材等の導電材、必要に応じて軟化剤、可塑剤、硬化剤、加硫剤、加硫促進剤、老化防止剤、シリカ又は炭酸カルシウム等の充填剤等、通常ゴムに添加され得る材料を加えてもよい。通常ゴムに添加される材料を添加した混合物を、導電性のシャフトの周面に被覆することにより形成される。抵抗値の調整を目的とした導電剤として、マトリックス材に配合されるカーボンブラックやイオン導電剤等の電子及びイオンの少なくとも一方を電荷キャリアとして電気伝導する材料を分散したもの等が用いられる。また、弾性材は発泡体であってもかまわない。
導電性弾性層を構成する弾性材としては、例えばゴム材中に導電剤を分散させることによって形成される。ゴム材としては、例えば、シリコーンゴム、エチレンプロピレンゴム、エピクロルヒドリン−エチレンオキシド共重合ゴム、エピクロルヒドリン−エチレンオキシド−アリルグリシジルエーテル共重合ゴム、アクリロニトリル−ブタジエン共重合ゴム及びこれらのブレンドゴムが好適に挙げられる。これらのゴム材は発泡したものであっても無発泡のものであってもよい。
導電剤としては、電子導電剤やイオン導電剤が用いられる。電子導電剤の例としては、ケッチェンブラック、アセチレンブラック等のカーボンブラック;熱分解カーボン、グラファイト;アルミニウム、銅、ニッケル、ステンレス鋼等の各種導電性金属又は合金;酸化スズ、酸化インジウム、酸化チタン、酸化スズ−酸化アンチモン固溶体、酸化スズ−酸化インジウム固溶体等の各種導電性金属酸化物;絶縁物質の表面を導電化処理したもの;などの微粉末が挙げられる。また、イオン導電剤の例としては、テトラエチルアンモニウム、ラウリルトリメチルアンモニウム等の過塩素酸塩、塩素酸塩等;リチウム、マグネシウム等のアルカリ金属、アルカリ土類金属の過塩素酸塩、塩素酸塩等;が挙げられる。
これらの導電剤は、単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。また、その添加量は特に制限はないが、電子導電剤の場合は、ゴム材100質量部に対して、1質量部以上60質量部以下の範囲であることが望ましく、一方、イオン導電剤の場合は、ゴム材100質量部に対して、0.1質量部以上5.0質量部以下の範囲であることが望ましい。
帯電部材の表面は、表面層を形成させてもよい。表面層の材料としては、樹脂、ゴム等の何れを用いてもよく特に限定するものではない。例えば、ポリフッ化ビニリデン、4フッ化エチレン共重合体、ポリエステル、ポリイミド、共重合ナイロンが好適に挙げられる。
共重合ナイロンは、610ナイロン、11ナイロン、12ナイロン、の内のいずれか1種又は複数種を重合単位として含むものであって、この共重合体に含まれる他の重合単位としては、6ナイロン、66ナイロン等が挙げられる。ここで、610ナイロン、11ナイロン、12ナイロンよりなる重合単位が共重合体中に含まれる割合は、重量比で合わせて10%以上であるのが望ましい。
高分子材料は単独で用いてもよく、2種以上を混合して用いてもよい。また、当該高分子材料の数平均分子量は、1,000以上100,000以下の範囲であることが望ましく、10,000以上50,000以下の範囲であることがより望ましい。
また表面層には導電性材料を含有させ、抵抗値を調整してもよい。該導電性材料としては、粒径が3μm以下であるものが望ましい。
また、抵抗値の調整を目的とした導電剤として、マトリックス材に配合されるカーボンブラックや導電性金属酸化物粒子、あるいはイオン導電剤等の電子及びイオンの少なくとも一方を電荷キャリアとして電気伝導する材料を分散したもの等を用いてもよい。
導電剤のカーボンブラックとして、具体的には、デグサ社製の「スペシャルブラック350」、同「スペシャルブラック100」、同「スペシャルブラック250」、同「スペシャルブラック5」、同「スペシャルブラック4」、同「スペシャルブラック4A」、同「スペシャルブラック550」、同「スペシャルブラック6」、同「カラーブラックFW200」、同「カラーブラックFW2」、同「カラーブラックFW2V」、キャボット社製「MONARCH1000」、キャボット社製「MONARCH1300」、キャボット社製「MONARCH1400」、同「MOGUL−L」、同「REGAL400R」等が挙げられる。
カーボンブラックはpH4.0以下が望ましい。
抵抗値を調整するための導電性粒子である導電性金属酸化物粒子は、酸化錫、アンチモンがドープされた酸化錫、酸化亜鉛、アナターゼ型酸化チタン、ITO等の導電性を有した粒子で、電子を電荷キャリアとする導電剤あれば何れも用いることができ、特に限定されるものではない。これらは、単独で用いても2種類以上を併用してもよい。また、何れの粒径であってもよいが、望ましくは酸化錫、アンチモンドープがされた酸化錫、アナターゼ型酸化チタンであり、更に、酸化錫、アンチモンドープがされた酸化錫が望ましい。
さらに、表面層には、フッ素系あるいはシリコーン系の樹脂が好適に用いられる。特に、フッ素変性アクリレートポリマーで構成されることが望ましい。また、表面層の中に粒子を添加してもよい。また、アルミナやシリカ等の絶縁性粒子を添加して、帯電部材の表面に凹部を付与し、感光体との摺擦時の負担を小さくして帯電部材と感光体相互の耐磨耗性を向上させてもよい。
記載の帯電部材の外径としては8mm以上16mm以下が望ましい。また、外径の測定方法としては市販のノギスやレーザー方式外径測定装置を用いて測定される。
記載の帯電部材のマイクロ硬度は45°以上60°以下が望ましい。低硬度化にする為には可塑剤添加量を増量する方法、シリコーンゴム等の低硬度の材料を使用することが考えられる。
また、帯電部材のマイクロ硬度は高分子計器株式会社製MD−1型硬度計にて測定した値を用いている。
なお、本実施形態に係る画像形成装置では、感光体(像保持体)、帯電装置(帯電部材と清掃部材とのユニット)、現像装置、清掃ブレード(クリーング装置)を備えたプロセスカートリッジを説明したが、これに限られず、帯電装置(帯電部材と清掃部材とのユニット)を備え、その他必要に応じて、感光体(像保持体)、露光装置、転写装置、及び現像装置、清掃ブレード(クリーング装置)から選択されるものを備えたプロセスカートリッジとしてもよい。なお、これら装置や部材をカートリッジ化せず、画像形成装置に直接配置した形態であってもよい。
また、本実施形態に係る画像形成装置では、帯電装置として、帯電部材と清掃部材とのユニットで構成した形態を説明したが、つまり、被清掃部材として帯電部材を採用した形態を説明したが、これに限られず、被清掃部材としては、感光体(像保持体)、転写装置(転写部材;転写ロール)、中間転写体(中間転写ベルト)が挙げられる。そして、これら被清掃部材とこれに接触して配置される清掃部材とのユニットを、画像形成装置に直接配置してもよいし、上記同様にプロセスカートリッジのようにカートリッジ化して画像形成装置に配置してもよい。
また、本実施形態に係る画像形成装置は、上記構成に限られず、中間転写方式の画像形成装置等、周知の画像形成装置を採用してもよい。
以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
[[実施例1]]
[実施例1−1]
(クリーニングロール作製)
厚さ2mmの発泡ウレタン(EPM−70;株式会社イノアックコーポレーション社製)シートに厚み0.2mmの両面テープを貼付け、幅6mm、長さ757mmの短冊になるように切り出す。この短冊を段付金属シャフト(外径φ6、全長337mm、軸受け部の外径φ4、長さ6mmのシャフトを使用。発泡ウレタンの有効長は320mm。)へ、巻き付け角度63°で、シート全長が0〜5%程度伸びるように張力を付与しつつ巻き付けて、螺旋状に配置した弾性層を形成し、クリーニングロールを作製した。
(帯電ロールの作製)
−弾性層の形成−
下記混合物をオープンロールで混練りし、SUS416からなる直径6mmの導電性支持体表面に、厚さ3mmとなるように円筒状に被覆し、内径18.0mmの円筒型の金型に入れ、170℃で30分間加硫させ、金型から取り出した後、研磨し円筒状の導電性弾性層Aを得た。
・ゴム材 ・・・・100質量部
(エピクロルヒドリン−エチレンオキシド−アリルグリシジルエーテル共重合ゴム)Gechron3106:日本ゼオン社製)
・導電剤(カーボンブラック アサヒサーマル:旭カーボン社製)・・・・・25質量部
・導電剤(ケッチェンブラックEC:ライオン社製) ・・・・・・8質量部
・イオン導電剤(過塩素酸リチウム) ・・・・・・1質量部
・加硫剤(硫黄)200メッシュ:鶴見化学工業社製 ・・・・・・1質量部
・加硫促進剤(ノクセラーDM:大内新興化学工業社製) ・・・・2.0質量部
・加硫促進剤(ノクセラーTT:大内新興化学工業社製) ・・・・0.5質量部
−表面層の形成−
下記混合物をビーズミルにて分散し得られた分散液Aを、メタノールで希釈し、導電性弾性層Aの表面に浸漬塗布した後、140℃で15分間加熱乾燥し、厚さ4μmの表面層を形成し、導電性ロールを得た。これを帯電ロールとした。
・高分子材料 ・・・・100質量部
(共重合ナイロン)アラミンCM8000:東レ社製
・導電剤 ・・・・・30質量部
(アンチモンドープ酸化スズ)SN−100P:石原産業社製
・溶剤(メタノール) ・・・・500質量部
・溶剤(ブタノール) ・・・・240質量部
[実施例1−2]
(クリーニングロール作製)
厚さ2mmの発泡ウレタン(EPM−70;株式会社イノアックコーポレーション社製)シートに厚み0.2mmの両面テープを貼付け、幅6mm、長さ705mmの短冊になるように切り出す。この短冊を段付金属シャフト(外径φ6、全長337mm、軸受け部の外径φ4、長さ6mmのシャフトを使用。発泡ウレタンの有効長は320mm。)へ、巻き付け角度61°で、シート全長が0〜5%程度伸びるよう張力を付与しつつ巻き付けて、螺旋状に配置した弾性層を形成し、クリーニングロールを作製した。
(帯電ロールの作製)
実施例1−1と同一の物を使用した。
[実施例1−3]
(クリーニングロール作製)
厚さ2mmの発泡ウレタン(EPM−70;株式会社イノアックコーポレーション社製)シートに厚み0.2mmの両面テープを貼付け、幅10mm、長さ360mmの短冊になるように切り出す。この短冊を段付金属シャフト(外径φ6、全長604mm、軸受け部の外径φ4、長さ6mmのシャフトを使用。発泡ウレタンの有効長は320mm。)へ、巻き付け角度58°で、シート全長が0〜5%程度伸びるように張力を付与しつつ巻き付けて、螺旋状に配置した弾性層を形成し、クリーニングロールを作製した。
(帯電ロールの作製)
実施例1−1と同一の物を使用した。
[実施例1−4]
(クリーニングロール作製)
厚さ2mmの発泡ウレタン(EPM−70;株式会社イノアックコーポレーション社製)シートに厚み0.2mmの両面テープを貼付け、幅6mm、長さ418mmの短冊になるように切り出す。この短冊を段付金属シャフト(外径φ6、全長337mm、軸受け部の外径φ4、長さ6mmのシャフトを使用。発泡ウレタンの有効長は320mm。)へ、巻き付け角度40°で、シート全長が0〜5%程度伸びるように張力を付与しつつ巻き付けて、螺旋状に配置した弾性層を形成し、クリーニングロールを作製した。
(帯電ロールの作製)
実施例1−1と同一の物を使用した。
[実施例1−5]
(クリーニングロール作製)
厚さ2mmの発泡ウレタン(EPM−70;株式会社イノアックコーポレーション社製)シートに厚み0.2mmの両面テープを貼付け、幅10mm、長さ353mmの短冊になるように切り出す。この短冊を段付金属シャフト(外径φ6、全長337mm、軸受け部の外径φ4、長さ6mmのシャフトを使用。発泡ウレタンの有効長は320mm。)へ、巻き付け角度25°で、シート全長が0〜5%程度伸びるように張力を付与しつつ巻き付けて螺旋状に配置した弾性層を形成し、クリーニングロールを作製した。
(帯電ロールの作製)
実施例1−1と同一の物を使用した。
[実施例1−6]
(クリーニングロール作製)
厚さ2mmの発泡ウレタン(EPM−70;株式会社イノアックコーポレーション社製)シートに厚み0.2mmの両面テープを貼付け、幅4mm、長さ353mmの短冊になるように切り出す。この短冊を段付金属シャフト(外径φ6、全長337mm、軸受け部の外径φ4、長さ6mmのシャフトを使用。発泡ウレタンの有効長は320mm。)へ、巻き付け角度25°で、シート全長が0〜5%程度伸びるように張力を付与しつつ巻き付けて、更に巻き付けた短冊の両側(幅方向両端部)に、それぞれ両面テープが付いた厚さ2.65mm、幅2mmの同一発泡ウレタンシートの短冊をシート全長が0〜5%程度伸びるように張力を付与しつつ巻き付けて、螺旋状に配置した弾性層を形成し、クリーニングロールを作製した。
(帯電ロールの作製)
実施例1−1と同一の物を使用した。
[実施例1−7]
(クリーニングロール作製)
厚さ2mmの発泡ウレタン(EPM−70;株式会社イノアックコーポレーション社製)シートに厚み0.2mmの両面テープを貼付け、幅4mm、長さ353mmの短冊になるように切り出す。この短冊を段付金属シャフト(外径φ6、全長337mm、軸受け部の外径φ4、長さ6mmのシャフトを使用。発泡ウレタンの有効長は320mm。)へ、巻き付け角度25°で、シート全長が0〜5%程度伸びるように張力を付与しつつ巻き付けて、更に巻き付けた短冊の両側(幅方向両端部)に、それぞれ両面テープが付いた厚さ2.75mm、幅2mmの同一発泡ウレタンシートの短冊をシート全長が0〜5%程度伸びるように張力を付与しつつ巻き付けて、螺旋状に配置した弾性層を形成し、クリーニングロールを作製した。
(帯電ロールの作製)
実施例1−1と同一の物を使用した。
[実施例1−8]
(クリーニングロール作製)
厚さ2mmの発泡ウレタン(EPM−70;株式会社イノアックコーポレーション社製)シートに厚み0.2mmの両面テープを貼付け、幅4mm、長さ353mmの短冊になるように切り出す。この短冊を段付金属シャフト(外径φ6、全長337mm、軸受け部の外径φ4、長さ6mmのシャフトを使用。発泡ウレタンの有効長は320mm。)へ、巻き付け角度25°で、シート全長が0〜5%程度伸びるように張力を付与しつつ巻き付けて、更に巻き付けた短冊の両側(幅方向両端部)に、それぞれ両面テープが付いた厚さ3.05mm、幅2mmの同一発泡ウレタンシートの短冊をシート全長が0〜5%程度伸びるように張力を付与しつつ巻き付けて、螺旋状に配置した弾性層を形成し、クリーニングロールを作製した。
(帯電ロールの作製)
実施例1−1と同一の物を使用した。
[比較例1−1]
(クリーニングロール作製)
発泡ウレタン(EPM−70;株式会社イノアックコーポレーション社製)の角材にドリルにてΦ5mmの穴を開け、接着剤を塗布した外径6mmのシャフト(外径φ6、全長337mm、軸受け部の外径φ4、長さ6mmのシャフトを使用。発泡ウレタンの有効長は320mm。)を挿入し、その後研磨することで、外径10mmの発泡ロールを作製した。このロールに切削加工を施し、螺旋幅10mm・螺旋角度25°で螺旋状に配置した弾性層を形成し、クリーニングロールを作製した。
(帯電ロールの作製)
実施例1−1と同一の物を使用した。
[比較例1−2]
(クリーニングロール作製)
厚さ2mmの発泡ウレタン(EPM−70;株式会社イノアックコーポレーション社製)シートに厚み0.2mmの両面テープを貼付け、幅6mm、長さ360mmの短冊になるように切り出す。この短冊を段付金属シャフト(外径φ6、全長337mm、軸受け部の外径φ4、長さ6mmのシャフトを使用。発泡ウレタンの有効長は320mm。)へ巻き付け角度25°で、シート全長が0〜5%程度伸びるように張力を付与しつつ巻き付けて、更に巻き付けた短冊(弾性層)の両側(幅方向両端部)に、それぞれ厚さ3.3mm、幅2mmの同一発泡ウレタンシートの短冊をシート全長が0〜5%程度伸びるように張力を付与しつつ巻き付けて、螺旋状に配置した弾性層を形成し、クリーニングロールを作製した。
(帯電ロールの作製)
実施例1−1と同一の物を使用した。
[評価]
各例で作製したクリーングロールの弾性層特性を調べ、表1に一覧にして示す。
また、カラー複写機DocuCentre−III C3300:富士ゼロックス社製に、上記各例で作製したクリーニングロール・帯電ロールを装着した。
A4 300,000枚印字テストした。画質評価は、100,000、200,000、300,000枚印字後にハーフトーン画像中での帯電ロールのクリーニングムラによる濃度ムラ(クリーニング性)、クリーニングロール片による色点が無いかを以下の基準で判定した。結果を表1に示す。
−クリーニング性:判断基準−
○:画質上の濃度ムラ未発生
△:画質上の濃度ムラが軽微であるが発生
×:画質上濃度ムラが発生
−色点:判断基準−
○:画質上色点発生無し
×:画質上色点発生あり
Figure 2011164568
上記結果から、実施例1−1〜1−8で作製したクリーニングロールでは、比較例1−1、1−2のクリーニングロールよりもクリーニング性が優れていることがわかった。また、実施例1−1〜1−8で作製したクリーニングロールでは、研磨したクリーニングロールで発生する研磨片による色点の発生がなく、この点に関しても比較例1−1のクリーニングロールよりも優れていることがわかった。
[[実施例2]]
[実施例2−1]
(クリーニングロール作製)
発泡ウレタン(BF−150;株式会社イノアックコーポレーション社製)シートを用いた以外は、実施例1−5と同様にしてクリーニングロールを作製した。
(帯電ロールの作製)
実施例1−1と同一の物を使用した。
[実施例2−2]
(クリーニングロール作製)
実施例1−5と同様のものを使用した(発泡ウレタン(EPM−70;株式会社イノアックコーポレーション社製)シートを用いたクリーニングロール)。
(帯電ロールの作製)
実施例1−1と同一の物を使用した。
[実施例2−3]
(クリーニングロール作製)
発泡ウレタン(RSM−55;株式会社イノアックコーポレーション社製)シートを用いた以外は、実施例1−5と同様にしてクリーニングロールを作製した。
(帯電ロールの作製)
実施例1−1と同一の物を使用した。
[実施例2−4]
(クリーニングロール作製)
発泡ウレタン(SP80;株式会社イノアックコーポレーション社製)シートを用いた以外は、実施例1−5と同様にしてクリーニングロールを作製した。
(帯電ロールの作製)
実施例1−1と同一の物を使用した。
[比較例2−1]
(クリーニングロール作製)
発泡ウレタン(BF−150;株式会社イノアックコーポレーション社製)の角材にドリルにてΦ5mmの穴を開け、接着剤を塗布した外径6mmのシャフトを挿入し、その後、切削加工を施すことで、外径10mmの発泡ロールを作製した。これをクリーニングロールとした。
(帯電ロールの作製)
実施例1−1と同一の物を使用した。
[比較例2−2]
(クリーニングロール作製)
発泡ウレタン(EPM−70;株式会社イノアックコーポレーション社製)の角材にドリルにてΦ5mmの穴を開け、接着剤を塗布した外径6mmのシャフトを挿入し、その後、切削加工を施し、外径10mmの発泡ロールを作製した。これをクリーニングロールとした。
(帯電ロールの作製)
実施例1−1と同一の物を使用した。
[比較例2−3]
(クリーニングロール作製)
発泡ウレタン(RSM−55;株式会社イノアックコーポレーション社製)の角材にドリルにてΦ5mmの穴を開け、接着剤を塗布した外径6mmのシャフトを挿入し、その後、切削加工を施すことで、外径10mmの発泡ロールを作製した。これをクリーニングロールとした。
(帯電ロールの作製)
実施例1−1と同一の物を使用した。
[比較例2−4]
(クリーニングロール作製)
発泡ウレタン(SP80;株式会社イノアックコーポレーション社製)の角材にドリルにてΦ5mmの穴を開け、接着剤を塗布した外径6mmのシャフトを挿入し、その後、切削加工を施すことで、外径10mmの発泡ロールを作製した。これをクリーニングロールとした。
(帯電ロールの作製)
実施例1−1と同一の物を使用した。
[評価]
各例で作製したクリーングロールの弾性層組成について、表2に一覧にして示す。
そして、各例で作製しクリーニングロール・帯電ロールを用いて、以下の評価を行った。結果を表2に示す。
(保管後画質欠陥)
カラー複写機DocuCentre−III C3300:富士ゼロックス社製用プロセスカートリッジに、各例で作製したクリーニングロール・帯電ロールを装着した。本プロセスカートリッジを30℃/75%環境下に10日放置した後にハーフトーン画質にて濃度ムラの有無を下記の基準で確認した。
−画質欠陥:判断基準−
○:画質上の濃度ムラ未発生
△:画質上の濃度ムラが発生するが、許容できるレベル
×:画質上濃度ムラが発生し、許容できないレベル
(クリーニング性・色点)
カラー複写機DocuCentre−III C3300:富士ゼロックス社製に、各例で作製したクリーニングロール・帯電ロールを装着した。
A4 300,000枚印字テストした。画質評価は、300,000枚後にハーフトーン画像中での帯電ロールのクリーニングムラによる濃度ムラ(クリーニング性)、クリーニングロール片による色点が無いかを以下の基準で判定した。
−クリーニング性:判断基準−
○:画質上の濃度ムラ未発生
△:画質上の濃度ムラが軽微であるが発生
×:画質上濃度ムラが発生
−色点:判断基準−
○:画質上色点発生無し
×:画質上色点発生あり
(湿熱劣化)
各例で作製したクリーニングロールを70℃/95%環境下に1ヶ月間放置した後、クリーニングロールをプロセスカートリッジへ取り付て、ハーフトーン画質の画出しを行い、以下の基準で判定した。
−湿熱劣化:判断基準−
○:画質上の濃度ムラ未発生
△:画質上の濃度ムラが軽微であるが発生
×:画質上濃度ムラが発生
Figure 2011164568
上記結果から、実施例2−1〜2−4で作製したクリーングロールでは、比較例2−1〜2−4で作製したクリーニングロールよりもクリーニング性が優れていることがわかった。
また、実施例2−1〜2−4で作製したクリーニングロールでは、研磨したクリーニングロールで発生する研磨片による色点の発生がなく、この点に関しても比較例2−1〜2−4で作製したクリーニングロールよりも優れていることがわかった。
また、実施例2−1で作製したクリーニングロールでは、実施例2−2〜2−4で作製したクリーニングロールよりも保管後の画質欠陥、湿熱劣化について優れていることがわかった。
[[実施例3]]
[実施例3−1]
(クリーニングロール作製)
厚さ2mmの発泡ウレタン(EPM−70;株式会社イノアックコーポレーション社製)シートに厚み0.2mmの両面テープを貼付け、幅6mm、長さ757mmで図7に示す形状の短冊になるように切り出す。ここで、短冊は、θc=45°、θe1=θe2=26°、Rc=6mm、Re1=Re2=6mmとなる形状とした(図7参照)。なお、短冊の中央部の長さは、290mm、第1端部及び第2端部の長さは53mmとした。
この短冊を段付金属シャフト(外径φ6、全長337mm、軸受け部の外径φ4、長さ6mmのシャフトを使用。発泡ウレタンの有効長は320mm。)へ、シート全長が0〜5%程度伸びるように張力を付与しつつ巻き付けて、螺旋状に配置した弾性層を形成し、クリーニングロールを作製した。
(帯電ロールの作製)
実施例1−1と同一の物を使用した。
[実施例3−2]
(クリーニングロール作製)
厚さ2mmの発泡ウレタン(BF−150;株式会社イノアックコーポレーション社製)シートに厚み0.2mmの両面テープを貼付け、幅6mm、長さ757mmの短冊(直線状の短冊)になるように切り出す。この短冊を段付金属シャフト(外径φ6、全長337mm、軸受け部の外径φ4、長さ6mmのシャフトを使用。発泡ウレタンの有効長は320mm。)へ、シャフト軸方向の両端部における巻き付け角度26°、中央部における巻き付け角度45°で、シート全長が0〜5%程度伸びるように張力を付与しつつ巻き付けて、螺旋状に配置した弾性層を形成し、クリーニングロールを作製した。
(帯電ロールの作製)
実施例1−1と同一の物を使用した。
[評価]
各例で作製したクリーングロールの弾性層特性を調べ、表3に一覧にして示す。
また、カラー複写機DocuCentre−III C3300:富士ゼロックス社製に、上記各例で作製したクリーニングロール・帯電ロールを装着した。
A4 300,000枚印字テストした。画質評価は、100,000、200,000、300,000枚印字後にハーフトーン画像中での帯電ロールのクリーニングムラによる濃度ムラ(クリーニング性)、クリーニングロール片による色点が無いかを以下の基準で判定した。結果を表4に示す。
−クリーニング性:判断基準−
○:画質上の濃度ムラ未発生
△:画質上の濃度ムラが軽微であるが発生
×:画質上濃度ムラが発生
−色点:判断基準−
○:画質上色点発生無し
×:画質上色点発生あり
また、温度10℃、湿度15%RHの環境下で、帯電ロールの放電電流量を調整し、白点が発生しない最小電流量を測定した。結果を表4に示す。
なお、表3及び表4には、実施例1−1で作製したクリーニングロールを用いた評価結果も示す。
Figure 2011164568
Figure 2011164568
上記結果から、実施例3−1、3−2は、実施例1−1に比べ、最小電流値が低い結果が得られ、このことから、帯電ロールの感光体に対する接触圧(ニップ圧)の軸方向における不均一性が抑制されていることがわかる。
10 画像形成装置、12 感光体、14 帯電ロール、14A シャフト、14B 弾性層、16 露光装置、19Y、19M、19C、19K 現像装置、20 用紙搬送ベルト、22 転写装置、24 記録媒体、64 定着装置、66 排出ロール、68 排出部、70 用紙搬送路、72 搬送ロール、80 清掃ブレード、100 清掃部材、100A シャフト、100B 弾性層

Claims (12)

  1. 芯体と、
    前記芯体の外周面に、螺旋状に配置された弾性層と、
    を有し、
    前記弾性層の螺旋幅方向中央部における厚みをTa(mm)とし、前記弾性層の螺旋幅方向両端部における厚みをTb(mm)としたとき、下記条件式(A1)〜(A2)を満たす画像形成装置用の清掃部材。
    ・条件式(A1):1<Tb/Ta<1.75
    ・条件式(A2):0.5<Ta<4.0
  2. 下記条件式(B1)〜(B2)を満たす請求項1に記載の画像形成装置用の清掃部材。
    ・条件式(B1): 1.02<Tb/Ta<1.5
    ・条件式(B2):1.0<Ta<3.0
  3. 前記弾性層の螺旋角度が10°以上65°以下、前記弾性層の螺旋幅が3mm以上25mm以下である請求項1又は2に記載の画像形成装置用の清掃部材。
  4. 前記弾性層における前記芯体の軸方向中央部の螺旋ピッチが、前記芯体の軸方向両端部の螺旋ピッチよりも小さい請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置用の清掃部材。
  5. 前記弾性層が、直線状の中央部と、前記中央部の長手方向の一端から幅方向の一方側に向かって屈曲又は湾曲して連結された第1端部と、前記中央部の長手方向の他端から幅方向の他方側に向かって屈曲又は湾曲して連結された第2端部と、で構成された短冊状の部材を前記芯体の軸方向の一端から他端にかけて巻き付けて設けられている請求項4に記載の画像形成装置用の清掃部材。
  6. 前記弾性層が、シリコーンオイル以外の整泡剤を用いたエーテル系発泡ポリウレタンを含んで構成される請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置用の清掃部材。
  7. 被帯電体を帯電させる帯電部材と、
    前記帯電部材の表面に接触して配置され、当該帯電部材の表面を清掃する清掃部材であって、請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像形成装置用の清掃部材と、
    を備える帯電装置。
  8. 請求項7に記載の帯電装置を少なくとも備え、
    画像形成装置に脱着されるプロセスカートリッジ。
  9. 像保持体と、
    前記像保持体の表面を帯電させる帯電手段であって、請求項7に記載の帯電装置を有する帯電手段と、
    帯電された前記像保持体表面に潜像を形成する潜像形成手段と、
    前記像保持体に形成された前記潜像をトナーによって現像しトナー像とする現像手段と、
    前記トナー像を被転写体に転写する転写手段と、
    を備える画像形成装置。
  10. 被清掃部材と、
    前記被清掃部材の表面に接触して配置され、前記被清掃部材の表面を清掃する清掃部材であって、請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像形成装置用の清掃部材と、
    を備える画像形成装置用のユニット。
  11. 請求項10に記載の画像形成装置用のユニットを少なくとも備え、
    画像形成装置に脱着されるプロセスカートリッジ。
  12. 請求項10に記載の画像形成装置用のユニットを備える画像形成装置。
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