JP2011163206A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】始動迅速性を向上できると共に、無駄な燃料の噴射を抑制でき、かつ、始動性を確保できる内燃機関の制御装置を提供する。
【解決手段】気筒識別部103は、第1クランク角がクランク角センサ21により検出された場合に特定の気筒群を識別し、第2クランク角がクランク角センサ21により検出された場合に他の気筒群を識別する。識別結果判定部106は、記憶部105に記憶されたマップに基づいて気筒識別部103による識別結果の適否を判定する。燃料噴射制御部101は、気筒識別部103により特定の気筒群が識別された場合に、特定の気筒群に燃料を噴射する始動時燃料噴射を行うが、識別結果判定部106により識別結果が否定判定された場合には、噴射禁止部108により始動時燃料噴射を禁止される。
【選択図】図1

Description

本発明は、多気筒の内燃機関の制御装置に関する。
多気筒の内燃機関の制御装置として、クランク角センサから出力されるクランク角信号に基づく気筒の識別が正規か否かを判定し、気筒識別結果が正規であれば、各気筒の燃料噴射制御を実施し、気筒識別結果が正規でなければ、各気筒に対する燃料供給を停止するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平3−134248号公報
ところで、内燃機関の始動迅速化を目的として、気筒識別前に全気筒で一斉に燃料を噴射し、気筒識別後に各気筒毎に順次燃料を噴射する(所謂シーケンシャル噴射)方法が考えられるが、当該方法は、気筒識別前後で2重に燃料を噴射するという無駄な燃料の噴射を伴う。また、内燃機関の始動迅速化に加えて無駄な燃料の噴射の抑制を目的として、気筒識別前の噴射を一部の特定の気筒群に限定し、気筒識別後に噴射量を補正したシーケンシャル噴射を実施する方法が考えられる。
ここで、クランク角センサとして、互いに欠け歯数が異なり、それぞれ各気筒群の基準位置に対応して配置された複数の欠け歯部を検出するものを採用した場合に、外乱等によりパルス信号の発生周期が変動すると、欠け歯部を誤検出する可能性がある。この場合、気筒識別前に燃料を噴射する気筒群を誤ることになり、無駄な燃料が噴射されたり、始動性を確保できなかったりすることが考えられる。
本発明は、上記事情に鑑み、始動迅速性を向上できると共に、無駄な燃料の噴射を抑制でき、かつ、始動性を確保できる内燃機関の制御装置を提供することを課題とする。
上記課題を達成するため、内燃機関の制御装置は、多気筒の内燃機関のクランク軸の第1クランク角、及び、この第1クランク角とは異なる第2クランク角を検出する検出手段と、前記検出手段により前記第1クランク角が検出された場合に前記多気筒のうちの特定の気筒群を識別し、前記検出手段により前記第2クランク角が検出された場合に前記多気筒のうちの他の気筒群を識別する識別手段と、所定の判定基準に基づき前記識別手段の識別結果の適否を判定する判定手段と、前記内燃機関の始動時の全気筒を通じての初回の点火前に、前記特定の気筒群に燃料を噴射する始動時燃料噴射を行う燃料噴射制御手段と、前記判定手段により前記識別結果が前記所定の判定基準に適さないと判定された場合、前記燃料噴射制御手段による前記始動時燃料噴射を禁止する禁止手段と、を備える。
上記内燃機関の制御装置において、前記所定の判定基準は、前記検出手段による前記第1クランク角及び前記第2クランク角の検出タイミングに基づいて定められてもよい。
上記内燃機関の制御装置において、前記検出タイミングに基づき前記内燃機関の回転数を算出する回転数算出手段を備え、前記所定の判定基準は、基準となる検出タイミングに基づき算出される基準回転数N1と、前記基準となる検出タイミングの直前の検出タイミングに基づき算出される前回回転数N2と、前記直前の検出タイミングのさらに直前の検出タイミングに基づき算出される前々回回転数N3と、に基づいて定められてもよい。
上記内燃機関の制御装置において、前記所定の判定基準は、前記基準回転数N1と前記前回回転数N2との比K1と、前記前回回転数N2と前記前々回回転数N3との比K2との関係に基づいて定められてもよい。
上記内燃機関の制御装置において、前記燃料噴射制御手段は、前記始動時燃料噴射を行う際の噴射量を、当該始動時燃料噴射の後に気筒毎に順次燃料噴射を行う際の噴射量よりも多くしてもよい。
上記内燃機関の制御装置において、前記燃料噴射制御手段は、前記始動時燃料噴射に次いで、前記他の気筒群の各気筒に順次燃料を噴射させてもよい。
上記内燃機関の制御装置によれば、始動迅速性を向上できると共に、無駄な燃料の噴射を抑制でき、かつ、始動性を確保できる。
内燃機関の燃料噴射制御装置を適用したエンジンを示す概略図である。 クランク角センサを拡大して示す図である。 始動時の燃料噴射制御を説明するためのタイミングチャートである。 始動時の燃料噴射制御の比較例を説明するためのタイミングチャートである。 欠け歯の検出結果の適否を判定するためのマップを示す図である。 1欠け歯部が検出されるタイミングでのクランク角信号を示すチャートである。 始動時の燃料噴射制御を説明するためのフローチャートである。 始動時の燃料噴射制御を説明するためのタイミングチャートである。 始動時の燃料噴射制御の比較例を説明するためのタイミングチャートである。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、一実施形態に係るエンジン(内燃機関)1の概略構成図である。この図では、1個の気筒2のみを示すが、エンジン1は、4個の気筒(シリンダ)2が直列に配置された4気筒ガソリンエンジンである。この図に示すように、エンジン1は、気筒2が形成されたシリンダブロック3と、シリンダブロック3の上端面に載置されたシリンダヘッド4と、気筒2内に往復動可能に嵌合状態で配されたピストン5と、ピストン5の下方のクランクケース内に配されたクランク軸7と、クランク軸7とピストンとを連結するコネクティングロット8とを備えている。ピストン5の上面とシリンダヘッド4の下面との間には燃焼室6が区画されている。
シリンダヘッド4には、各気筒2毎に、点火プラグ9が気筒2の軸心に沿うようにして配されている。この点火プラグ9の先端の電極は燃焼室6に臨むように配されている一方、点火プラグ9の基端部は点火回路10に接続されている。この点火回路10には、イグナイタ及びイグニッションコイルが含まれており、後述のECU100からの制御信号を受けて各気筒2毎に所定のタイミングで点火プラグ9に通電する。また、各気筒2の周縁部には燃料噴射弁12が配されている。この燃料噴射弁12の先端の噴射口は後述の吸気ポート13を臨むように配されている一方、燃料噴射弁12の基端部は燃料供給系に接続されている。各燃料噴射弁12は、後述のECU100からの制御信号を受けて所定のタイミングで燃料を吸気ポート13に噴射する。
また、シリンダヘッド4には、各気筒2毎に、吸気ポート13及び排気ポート14がそれぞれ形成されている。吸気ポート13及び排気ポート14は、一端が各気筒2の燃焼室6に臨んで開口するように形成され、各ポートの開口部には、それぞれ吸気弁及び排気弁が配されている。吸気弁及び排気弁は、カム軸により開閉される。また、カム軸は、吸気側及び排気側に1本ずつ配されており、共通のタイミングベルトによってクランク軸7に連結されている。
ここで、クランク軸7が2回転、カム軸が1回転する間に、4個の気筒2が、吸気、圧縮、燃焼(膨張)、及び排気の4行程からなる燃焼サイクルを1回、完了する。詳述すると、♯1〜♯4気筒が、♯1気筒、♯3気筒、♯4気筒、♯2気筒の順に互いに180°CAの位相差をもって燃焼サイクルを行う。なお、ここで、「CA」とは、クランク軸に対する相対的な角度を示す指標である。各気筒2では、吸気行程において、クランク軸7が半回転し、この間にピストン5が下降し、そして、吸気弁により開放された吸気ポート13から燃焼室6に吸気される。次に、各気筒2では、圧縮行程において、吸気弁及び排気弁により吸気ポート13及び排気ポート14が閉じられ、クランク軸7が半回転し、この間にピストン5が上昇する。また、各気筒2では、排気行程又は圧縮行程において、燃料噴射弁12が吸気ポート13へ燃料を噴射し、圧縮行程において、点火プラグ9が混合気に点火する。これにより、各気筒2では、膨張行程において、ピストン5が、膨張する燃焼ガスの圧力により押下げられ、排気行程において、既燃ガスが、排気弁により開放された排気ポート14から排気経路に排出され、触媒により浄化されて大気中に放出される。
♯1〜♯4気筒は、♯1気筒、♯4気筒の第1グループの気筒群と♯2気筒、♯3気筒の第2グループの気筒群に分けられている。♯1気筒と♯4気筒は、それぞれの吸気行程が360°CAずれている。また、同様に、♯2気筒と♯3気筒も、それぞれの吸気行程が360°CAずれている。
上述のエンジン1の制御は、エンジンコントロールユニット(以下、ECUという)100により実施される。ECU100は、エンジン1に設けられた各種センサから入力される信号に基づいて、点火回路10や燃料噴射弁12を制御する。詳述すると、ECU100は、燃料噴射制御部101、点火制御部102、気筒識別部103、検出部104、記憶部105、識別結果判定部106、回転数算出部107、及び、噴射禁止部108等を備えており、クランク角センサ21から出力されるクランク角信号、カム角センサ25から出力されるカム角信号に基づいて、♯1〜♯4気筒の識別を行い、その結果に応じて、各気筒2毎にそれぞれ適切なタイミングで燃料噴射弁12や点火回路10を作動させる。
燃料噴射制御部101は、燃料噴射タイミングと、燃料噴射量とを設定して燃料噴射信号として燃料噴射弁12へ出力する。ここで、燃料噴射制御部101は、後述するように、行程に同期し、各気筒毎に順次燃料を噴射するシーケンシャル噴射、及び、行程に同期しない燃料噴射(以下、非同期噴射という)を実行する。
点火制御部102は、各気筒2に対して適切な点火タイミングを設定し、各気筒2の点火回路10に点火信号を出力する。
気筒識別部103は、クランク角センサ21から出力されるクランク角信号、カム角センサ25から出力されるカム角信号に基づいて、第1グループ、第2グループの気筒群の識別と各気筒群内の気筒の識別とを行い、識別結果を燃料噴射制御部101及び点火制御部102へ出力する。
検出部104は、クランク角センサ21から出力されるクランク角信号に基づいて、後述の1欠け歯部22B及び2欠け歯部22C、即ち、第1クランク角及び第2クランク角を検出する。また、記憶部105は、気筒識別部103の識別結果を判定するための判定情報としてのマップ(図5参照)を記憶している。
また、識別結果判定部106は、クランク角センサ21から出力されるパルス信号と記憶部105に記憶されたマップとに基づいて、気筒識別部103の識別結果の適否を判定する。また、回転数算出部107は、検出部104により1欠け歯部22Bと2欠け歯部22Cとが検出されるタイミングに基づきエンジン1の回転数Neを算出する。また、噴射禁止部108は、識別結果判定部106により気筒識別部103の識別結果が判定基準を満たさないと判定された場合に、燃料噴射制御部101による非同期噴射(始動時燃料噴射)を禁止する。
クランク角センサ21は、クランク軸7の端部に取付けられたロータ22と、ロータ22の外周部近傍に配された電磁式のピックアップコイル23とを備えている。ロータ22の外周部には所定角度おきに歯部22Aが形成されており、ピックアップコイル23は、ロータ22が回転して歯部22Aが通過する度にパルス信号(以下、単位クランク角信号という)を出力する。
また、カム角センサ25は、カム軸の端部に取付けられたロータ26と、ロータ26の外周部近傍に配された電磁式のピックアップコイル27とを備えている。ロータ26は、180degの範囲が残りの180degの範囲に比して径が大きく形成されており、即ち、ロータ26は、180degの範囲で連続する突起部26Aが形成されている。ピックアップコイル27は、カム軸が半回転する毎に、ハイ・ローが切り替わるパルス信号を出力する。
図2は、クランク角センサ21を拡大して示す図である。この図に示すように、ロータ22の外周部の歯部22Aは、θ°CAのピッチで等間隔に設けられているが、歯部22Aを1個欠落させている部分(以下、1欠け歯部という)22Bと、歯部22Aを2個欠落させている部分(以下、2欠け歯部という)22Cとが、それぞれ1箇所ずつ設けられている。1欠け歯部22Bと2欠け歯部22Cとは、180°CA間隔で設けられている。
このため、クランク角センサ21では、クランク軸7がθ°CA回転する毎に単位クランク角信号が出力され、クランク軸7が180°CA回転する毎に1個あるいは2個欠落する。即ち、クランク角センサ21では、クランク軸7が180°CA回転する毎に、1欠け歯部22B、又は2欠け歯部22Cでの単位クランク角信号が単位クランク角信号の発生周期が長くなるようになっている。
ここで、1欠け歯部22Bにより単位クランク角信号の欠落が発生する位置(第1クランク角)は、第1気筒(♯1)又は第4気筒(♯4)の排気上死点前の所定クランク角に設定されている。また、2欠け歯部22Cにより単位クランク角信号の欠落が発生する位置(第2クランク角)は、第2気筒(♯2)又は第3気筒(♯3)の排気上死点前の所定クランク角に設定されている。
また、カム角センサ25によりハイレベルのカム角信号が出力される位置は、第1気筒(♯1)、第3気筒(♯3)の排気上死点前に設定されている。また、カム角センサ25によるカム角信号は、第1気筒(♯1)、第3気筒(♯3)の排気上死点前の所定クランク角において、ハイレベルとなる。
また、カム角センサ25によりローレベルのカム角信号が出力される位置は、第4気筒(♯4)、第2気筒(♯2)の排気上死点前に設定されている。また、カム角センサ25によるカム角信号は、第4気筒(♯4)、第2気筒(♯2)の排気上死点前の所定クランク角において、ローレベルとなる。
このため、気筒識別部103は、クランク角センサ21により1欠け歯部22Bが検出された場合には、第1グループの気筒群、即ち♯1気筒と♯4気筒との何れかが排気上死点前の所定クランク角であると判断し、クランク角センサ21により2欠け歯部22Cが検出された場合には、第2グループの気筒群、即ち♯2気筒と♯3気筒との何れかが排気上死点前の所定クランク角であると判断する。
また、気筒識別部103は、カム角センサ25により突起部26Aが検出された場合には、♯1気筒と♯3気筒との何れかが排気上死点であると判断し、カム角センサ25により突起部26Aが検出されない場合には、♯4気筒と♯2気筒との何れかが排気上死点であると判断する。
従って、気筒識別部103は、クランク角センサ21により1欠け歯部22Bが検出され、カム角センサ25により突起部26Aが検出された場合には、♯1気筒が排気上死点前の所定クランク角であると判断する。一方、気筒識別部103は、クランク角センサ21により1欠け歯部22Bが検出され、カム角センサ25により突起部26Aが検出されない場合には、♯4気筒が排気上死点前の所定クランク角であると判断する。
また、気筒識別部103は、クランク角センサ21により2欠け歯部22Cが検出され、カム角センサ25により突起部26Aが検出された場合には、♯3気筒が排気上死点前の所定クランク角であると判断する。一方、気筒識別部103は、クランク角センサ21により2欠け歯部22Cが検出され、カム角センサ25により突起部26Aが検出されない場合には、♯2気筒が排気上死点前の所定クランク角であると判断する。
即ち、気筒識別部103は、各気筒が排気行程を実施しているか否かを基準として、各気筒を識別する。
図3は、燃料噴射制御部101による始動時の燃料噴射制御を説明するためのタイミングチャートである。このタイミングチャートでは、クランク角センサ21により2欠け歯部22Cが正常に検出された場合における燃料噴射タイミング、燃料噴射量を模式的に示している。
クランク角センサ21により2欠け歯部22Cが正常に検出された場合、即ち、気筒識別部103が、第2グループの気筒群、即ち♯3気筒、♯2気筒のいずれかが排気上死点前の所定クランク角であると識別した場合には、まず、燃料噴射制御部101は、第2グループの気筒群の♯3気筒、♯2気筒の燃料噴射弁12を作動させ、燃料を噴射させる。即ち、燃料噴射制御部101は、カム角信号に基づく気筒の識別前に、第2グループの気筒群(♯3気筒、♯2気筒)の燃料噴射弁12に非同期噴射を実行させる。
次に、カム角センサ25により突起部26Aが検出されない場合、即ち、気筒識別部103が、♯2気筒が排気上死点前の所定クランク角であると識別した場合には、燃料噴射制御部101は、♯1気筒、♯3気筒、♯4気筒、♯2気筒の順序でシーケンシャル噴射を実行する。
ここで、当該シーケンシャル噴射(以下、噴射パターンAのシーケンシャル制御と言う場合がある)では、各気筒の排気行程で燃料が噴射されるが、気筒識別部103による気筒識別が完了してからの1サイクル目(クランク軸7が2回転する間)では、♯1気筒、♯4気筒、♯2気筒では、排気行程において燃料噴射弁12により燃料が噴射されるものの、♯3気筒では、排気行程における燃料噴射弁12による燃料噴射が禁止される。また、気筒識別部103による気筒識別が完了してからの1サイクル目では、♯2気筒での排気行程における燃料噴射弁12による燃料噴射量が他の気筒よりも少なくされる。
次に、気筒識別部103による気筒識別が完了してからの2サイクル目では、1サイクル目と同様、♯1気筒、♯3気筒、♯4気筒、♯2気筒の順序で、1サイクル目よりも少ない量の燃料が噴射される。当該燃料噴射量は、1サイクル目の♯2気筒での燃料噴射量と同量とされている。
ここで、燃料噴射制御部101は、燃料噴射弁12の燃料噴射量を駆動パルスの幅を変化させることにより調整する。詳細には、燃料噴射制御部101は、非同期噴射の際の駆動パルスの幅に係数αを乗じることにより、シーケンシャル噴射の際の燃料噴射量を設定する。例えば、図示するように、1サイクル目のシーケンシャル噴射では、♯1気筒と♯4気筒における燃料噴射量は、係数α=1を用いて設定され、♯2気筒における燃料噴射量は、係数α=β(β<1)を用いて設定され、そして、♯3気筒における燃料噴射量は、係数α=0を用いて設定される。また、2サイクル目以降かつ始動判定以前のシーケンシャル噴射では、全ての気筒における燃料噴射量は、係数α=β(β<1)を用いて設定される。
なお、本始動時燃料制御では、初爆から連爆に移行したと想定される所定回転数が設定されており、回転数が当該所定回転数を上回った場合に、始動が完了したと判定されて制御が終了される。
図4は、始動時の燃料噴射制御の比較例を説明するためのタイミングチャートである。このタイミングチャートに示すように、当該比較例では、始動の迅速化を目的として、まず、始動時に、全気筒同時に燃料噴射弁12に燃料を噴射させ、気筒識別後、♯1気筒、♯3気筒、♯4気筒、♯2気筒の順序で、排気行程において燃料噴射弁12に同量の燃料を噴射させる。
ここで、♯4気筒は、吸気行程噴射となり、低温始動時のように要求燃料量が多い場合に該要求燃料量を燃焼室に供給することができないことから、♯4気筒における第1点火は実施しない。このため、♯4気筒では、非同期噴射で噴射された燃料は、燃焼に寄与することなく掃気される。また、♯1気筒、♯3気筒では、吸気行程前に2重に燃料が噴射される。即ち、♯1気筒、♯3気筒では、始動時に要求される量以上の燃料が噴射され、一部が燃焼に寄与しない無駄な燃料となる。従って、当該比較例の始動時燃料噴射制御によれば、始動時に燃料が浪費される。
これに対し、本実施形態に係る始動時燃料噴射制御によれば、始動時の非同期噴射を第2グループの気筒群(♯3気筒、♯2気筒)の2気筒のみとしたことにより、♯4気筒において、燃焼に寄与することなく掃気される燃料が生じない。また、♯1気筒、♯3気筒において、過量の燃料が噴射されることを抑制できる。さらに、♯3気筒において、1サイクル目の排気行程における燃料噴射が禁止されることにより、過量の燃料の噴射を抑制できる。
また、♯2気筒、♯3気筒では、非同期噴射で噴射された燃料により始動時の1サイクル目で燃焼を起こさせることができる。さらに、非同期噴射及びシーケンシャル噴射では、2サイクル目以降の燃料噴射量より多量の燃料が噴射されるので、始動迅速性をより一層向上させることができる。
従って、本実施形態に係る始動時燃料噴射制御によれば、始動を迅速化すると共に、始動時の燃料の消費を抑制することができる。
ところで、エンジン1の始動時には、スタータモータとクランク軸7とを連結するギヤのバックラッシュやその他の外乱により、クランク角センサ21の単位クランク角信号の発生周期が変動することが考えられる。この場合、特に、クランク角センサ21の単位クランク角信号の周期が延びることが考えられるため、1欠け歯部22Bがピックアップコイル23の近傍を通過したにも関わらず、クランク角センサ21から出力されるクランク角信号は2欠け歯分欠落しているということが起こり得る。
当該状況において、気筒識別部103が、欠け歯の誤検出防止手段を備えていない場合には、第2グループの気筒群の何れかの気筒が排気上死点前の所定クランク角であるにも関わらず、第1グループの気筒群の何れかの気筒が排気上死点前の所定クランク角であると誤判定する。そこで、本実施形態では、記憶部105が、欠け歯の検出結果の適否、ひいては気筒の識別結果の適否を判定するためのマップを記憶しており、識別結果判定部106が、当該マップに基づいて、欠け歯の検出結果の適否を判定し、判定結果を噴射禁止部108へ出力する。そして、噴射禁止部108は、欠け歯の検出結果の適否に基づいて、燃料噴射制御部101による始動時非同期噴射(気筒群噴射)を実行するか禁止するかを設定する。また、燃料噴射制御部101は、噴射禁止部108により始動時非同期噴射が実行されるか否かに応じて、シーケンシャル制御での燃料噴射条件(燃料噴射量、燃料噴射の有無)を設定する。
図5は、欠け歯の検出結果の適否を判定するためのマップを示す図であり、図6は、1欠け歯部22Bが検出されるタイミングでのクランク角信号を示すチャートである。ここで、k1、k2は、それぞれ下記(1)(2)式を満たす値である。
k1=T2/T1・・・(1)
k2=T2/T3・・・(2)
図6に示すように、T1〜T3は、連続して出力される単位クランク角信号の発生周期であり、このチャートでは、T2は、1欠け歯部22Bがピックアップコイル23の検出領域を通過した時の単位クランク角信号の発生周期に該当し、T1は、1欠け歯部22Bがピックアップコイル23の検出領域を通過した直後の単位クランク角信号の発生周期であり、T3は、1欠け歯部22Bがピックアップコイル23の検出領域を通過する直前の単位クランク角信号の発生周期である。
また、k1、k2は、それぞれ下記(3)(4)式を満たす値でもある。
k1=N1/N2・・・(3)
k2=N3/N2・・・(4)
N1〜N3は、回転数算出部107により第1クランク角、第2クランク角の検出タイミングに基づいて算出されるエンジン1の回転数である。このチャートにおいて、T1は、1欠け歯部Bがピックアップコイル23の検出領域を通過した直後、即ち、基準となる検出タイミングに基づき算出される基準回転数に該当し、T2は、前記基準となる検出タイミングの直前の検出タイミングに基づき算出される前回回転数に該当し、T3は、前記直前の検出タイミングのさらに直前の検出タイミングに基づき算出される前々回回転数に該当する。
ここで、図5に示すように、クランク角センサ21により正常にクランク角信号が出力されている場合、1欠け歯部22Bがピックアップコイル23の検出領域を通過する前後では、欠け歯判定値(k1、k2)は、k1=k2=aの周囲に分布する。
また、クランク角センサ21により正常にクランク角信号が出力されている場合、2欠け歯部22Cがピックアップコイル23の検出領域を通過する前後では、欠け歯判定値(k1、k2)は、k1=k2=bの周囲に分布する。
ここで、マップは、地点P1を通る直線L1、及び、地点P2を通る直線L2により3つのゾーンA、B、Cに区画されている。1欠け歯部22Bがクランク角センサ21により正常に検出された場合には、欠け歯判定値(k1、k2)は、ゾーンAの領域に含まれ、2欠け歯部22Cがクランク角センサ21により正常に検出された場合には、欠け歯判定値(k1、k2)は、ゾーンCの領域に入る。これに対し、クランク角センサ21により1欠け歯部22Bを2欠け歯部22Cと誤検出するような場合、あるいは、クランク角センサ21により2欠け歯部22Cを1欠け歯部22Bと誤検出するような場合は、欠け歯判定値(k1、k2)が、ゾーンBの領域に入る。
そこで、識別結果判定部106は、欠け歯判定値(k1、k2)が、マップのゾーンBの領域に入るか否かを判定し、判定結果を噴射禁止部108へ出力する。噴射禁止部108は、識別結果判定部106の判定結果に基づいて、燃料噴射制御部101による始動時非同期噴射を実行するか禁止するか、シーケンシャル制御での燃料噴射条件(燃料噴射量、燃料噴射の有無)を設定する。
図7は、始動時の燃料噴射制御を説明するためのフローチャートである。このフローチャートに示すように、本処理ルーチンでは、まず、ステップ100において、識別結果判定部106が、欠け歯判定値(k1、k2)がマップのゾーンBの領域内であるか否かを判定する。判定が肯定された場合にはステップ102へ移行する一方、判定が否定された場合にはステップ101へ移行する。
ステップ101では、燃料噴射制御部101が、始動時の非同期噴射を実行させる。例えば、図3のタイミングチャートに示すように、2欠け歯部22Cがクランク角センサ21により検出された場合に、第2グループの気筒群(♯3気筒、♯2気筒)の燃料噴射弁12を噴射させる。
次に、ステップ103では、燃料噴射制御部101が、気筒識別部103から気筒の識別情報が入力されたか否か、即ち、気筒識別部103による気筒の識別が完了したか否かを判定する。判定が肯定されるまで本ステップ103が繰り返され、判定が肯定されるとステップ105へ移行する。
ステップ105では、燃料噴射制御部101が、図3に示す噴射パターンAのシーケンシャル噴射を実行する。そして、処理ルーチンを終了する。
一方、ステップ102では、噴射禁止部108が、燃料噴射制御部101による始動時の非同期噴射を禁止する。次に、ステップ104では、燃料噴射制御部101が、気筒識別部103から気筒の識別情報が入力されたか否か、即ち、気筒識別部103による気筒の識別が完了したか否かを判定する。判定が肯定されるまで本ステップ104が繰り返され、判定が肯定されるとステップ106へ移行する。
ステップ106では、燃料噴射制御部101が、図8に示すシーケンシャル噴射(以下、噴射パターンBのシーケンシャル制御という場合がある)を実行する。そして、処理ルーチンを終了する。
図8は、ステップ102、106において実行される燃料噴射制御を示すタイミングチャートである。このタイミングチャートに示すように、噴射パターンBのシーケンシャル噴射では、クランク角センサ21により2欠け歯部22Cが1欠け歯部22Bと誤検出された場合における燃料噴射タイミング、燃料噴射量を模式的に示している。
クランク角センサ21により2欠け歯部22Cが1欠け歯部22Bと誤検出された場合、即ち、第2グループの気筒群の何れかの気筒が排気上死点前の所定クランク角であるところ、気筒識別部103が、第1グループの気筒群の何れかの気筒が排気上死点前の所定クランク角であると識別した場合には、まず、噴射禁止部108は、燃料噴射制御部101による燃料噴射を禁止する(ステップ102)。
次に、気筒識別部103が、第1グループの気筒群の何れかの気筒が排気上死点前の所定クランク角であると識別し、カム角センサ25により突起部26Aが検出された場合、即ち、気筒識別部103が、♯1気筒が排気上死点前の所定クランク角であると識別した場合には、♯1気筒、♯3気筒、♯4気筒、♯2気筒の順序で噴射パターンBのシーケンシャル噴射を実行する(ステップ104)。
ここで、気筒識別部103による気筒識別が完了してからの1サイクル目(クランク軸7が2回転する間)では、全気筒の排気行程において燃料噴射弁12により燃料が噴射される。この際の燃料噴射量は、係数α=1を用いて設定される。
次に、気筒識別部103による気筒識別が完了してからの2サイクル目以降では、♯1気筒、♯3気筒、♯4気筒、♯2気筒の順序で、1サイクル目よりも少ない量の燃料が噴射される。この際の燃料噴射量は、係数α=β(β<1)を用いて設定される。
図9は、始動時の燃料噴射制御の比較例を説明するためのタイミングチャートである。このタイミングチャートでは、クランク角センサ21が2欠け歯部22Cを1欠け歯部22Bと誤検出したにも関らず、ステップ101〜103の燃料噴射制御を実行した状態を示している。
当該燃料噴射制御を実行した場合には、♯4気筒では、非同期噴射のタイミングが吸気行程後半まで遅れ、また、気筒識別後の第1点火が実施されないことから、非同期噴射で噴射された燃料は、燃焼に寄与することなく掃気される。また、♯1気筒では、吸気行程前に2重に燃料が噴射されるため、♯1気筒では、始動時に要求される以上の燃料が噴射され、一部が燃焼に寄与しない無駄な燃料となる。
ところで、各気筒において最初に噴射された燃料は、インテークポートの壁面に多くが付着する。このため、インテークポートの壁面に付着する燃料の量を考慮して、行程数補正係数α=1が設定されている。ここで、2サイクル目で噴射される燃料の量(行程数補正係数α=βを乗じた量)は、インテークポートの壁面に付着する燃料の量が考慮されていない。このため、行程数補正係数α=1を乗じた量の燃料が噴射されていない♯3気筒、♯2気筒では、燃焼室に行程数補正係数α=1を乗じた量の燃料が供給されるサイクル数に達して始めて燃焼に至る。
従って、当該比較例の始動時燃料噴射制御によれば、始動時における無駄な燃料の噴射が行われると共に、始動性を確保できない。
これに対して、本実施形態に係る燃料噴射制御では、クランク角センサ21が1欠け歯部22Bを2欠け歯部22Cと誤検出した場合には、ステップ102〜106の燃料噴射制御を実行する。これにより、本実施形態に係る燃料噴射制御によれば、非同期噴射とシーケンシャル噴射における1サイクル目とでの2重の燃料の噴射を防止することができると共に、気筒識別後の1サイクル目の排気行程において噴射された燃料により初爆を起こさせることができる。従って、本実施形態に係る燃料噴射制御によれば、クランク角センサ21の欠け歯の誤検出があった場合でも、始動時における無駄な燃料の噴射を抑制できると共に、始動性を確保することができる。
また、本実施形態に係る燃料噴射制御では、燃料噴射制御部101は、始動時非同期噴射を実施した後にシーケンシャル噴射制御を実施する場合、始動時非同期噴射を実施した気筒群(図3に示す第2グループの気筒群)に含まれる気筒(図3に示す♯2気筒)における初回の燃料噴射量を減少させている。これによって、始動を迅速化させたうえで、始動時における燃料の消費をより一層抑制できる。
また、燃料噴射制御部101は、始動時非同期噴射を実施した後にシーケンシャル噴射制御を実施する場合、始動時非同期噴射を実施した気筒群(図3に示す第2グループの気筒群)に含まれる気筒の中で排気上死点前と識別されなかった気筒(図3に示す♯3気筒)における初回の燃料噴射量を0に補正する。これによって、始動を迅速化させたうえで、始動時における燃料の消費をより一層抑制できる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。例えば、本実施形態では、直列4気筒エンジンを例に採って本発明を説明したが、複数の気筒群を備えるエンジンであれば本発明を適用できる。ここで、例えば、V型6気筒エンジンの場合には、欠け歯数の異なる欠け歯部を3個設ければよく、3個の欠け歯部のうちの1個の欠け歯部が特許請求の範囲に記載の第1クランク角に位置し、残りの2個の欠け歯部が特許請求の範囲に記載の第2クランク角に位置するものとなる。
また、本実施形態では、欠け歯の検出結果を判定するための判定情報としてマップを用いたが、テーブルや演算式等を用いてもよい。さらに、本実施形態では、磁性を有する歯部を回転体の外周部に連続的に形成し、電磁式のピックアップコイルとするクランク角センサを用いたが、インクリメンタル型もしくはアブソリュート型のロータリエンコーダ等の他の形式のクランク角センサも適用可能である。
1 エンジン(内燃機関)
2 気筒
3 シリンダブロック
4 シリンダヘッド
5 ピストン
6 燃焼室
7 クランク軸
8 コネクティングロット
9 点火プラグ
10 点火回路
12 燃料噴射弁
13 吸気ポート
14 排気ポート
21 クランク角センサ(検出手段)
22 ロータ
22A 歯部
22B 1欠け歯部
22C 2欠け歯部
23 ピックアップコイル
25 カム角センサ
26 ロータ
26A 突起部
27 ピックアップコイル
100 ECU
101 燃料噴射制御部(燃料噴射制御手段)
102 点火制御部
103 気筒識別部(識別手段)
104 検出部(検出手段)
105 記憶部
106 識別結果判定部(判定手段)
107 回転数算出部(回転数算出手段)
108 噴射禁止部(禁止手段)

Claims (6)

  1. 多気筒の内燃機関のクランク軸の第1クランク角、及び、この第1クランク角とは異なる第2クランク角を検出する検出手段と、
    前記検出手段により前記第1クランク角が検出された場合に前記多気筒のうちの特定の気筒群を識別し、前記検出手段により前記第2クランク角が検出された場合に前記多気筒のうちの他の気筒群を識別する識別手段と、
    所定の判定基準に基づき前記識別手段の識別結果の適否を判定する判定手段と、
    前記内燃機関の始動時の全気筒を通じての初回の点火前に、前記特定の気筒群に燃料を噴射する始動時燃料噴射を行う燃料噴射制御手段と、
    前記判定手段により前記識別結果が前記所定の判定基準に適さないと判定された場合、前記燃料噴射制御手段による前記始動時燃料噴射を禁止する禁止手段と、
    を備える内燃機関の制御装置。
  2. 前記所定の判定基準は、前記検出手段による前記第1クランク角及び前記第2クランク角の検出タイミングに基づいて定められる請求項1に記載の内燃機関の制御装置。
  3. 前記検出タイミングに基づき前記内燃機関の回転数を算出する回転数算出手段を備え、
    前記所定の判定基準は、
    基準となる検出タイミングに基づき算出される基準回転数N1と、
    前記基準となる検出タイミングの直前の検出タイミングに基づき算出される前回回転数N2と、
    前記直前の検出タイミングのさらに直前の検出タイミングに基づき算出される前々回回転数N3と、
    に基づいて定められる請求項2に記載の内燃機関の制御装置。
  4. 前記所定の判定基準は、前記基準回転数N1と前記前回回転数N2との比K1と、前記前回回転数N2と前記前々回回転数N3との比K2との関係に基づいて定められる請求項3に記載の内燃機関の制御装置。
  5. 前記燃料噴射制御手段は、前記始動時燃料噴射を行う際の噴射量を、当該始動時燃料噴射の後に気筒毎に順次燃料噴射を行う際の噴射量よりも多くする請求項1から請求項4までの何れか1項に記載の内燃機関の制御装置。
  6. 前記燃料噴射制御手段は、前記始動時燃料噴射に次いで、前記他の気筒群の各気筒に順次燃料を噴射させる請求項1から請求項5までの何れか1項に記載の内燃機関の制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111486002A (zh) * 2019-01-29 2020-08-04 岁立电控科技(盐城)有限公司 一种四冲程内燃机活塞冲程位置标定方法

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