JP2011162995A - 金属屋根の継ぎ手構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】作業者の技術の優劣にかかわらず、迅速、かつ容易に、金属屋根を構成する。
【解決手段】接続される金属屋根板A1、A2相互を離間する方向に移動不能とする掛合部1と、該掛合部1の全長を上方から隠すように、嵌脱可能に嵌合取付けされた嵌合キャップ部2と、嵌合キャップ部2が嵌合する嵌合突起部3L、3Rと、嵌合キャップ部2と掛合部1を含む金属屋根板A1、A2との間で防水シール層40〜42を構成するシール部材4と、嵌合キャップ部2の嵌合状態を保持する保持部5とを備えた。
【選択図】図1
【解決手段】接続される金属屋根板A1、A2相互を離間する方向に移動不能とする掛合部1と、該掛合部1の全長を上方から隠すように、嵌脱可能に嵌合取付けされた嵌合キャップ部2と、嵌合キャップ部2が嵌合する嵌合突起部3L、3Rと、嵌合キャップ部2と掛合部1を含む金属屋根板A1、A2との間で防水シール層40〜42を構成するシール部材4と、嵌合キャップ部2の嵌合状態を保持する保持部5とを備えた。
【選択図】図1
Description
本発明は、金属屋根板同士を連結する継ぎ手構造に関する。
本発明に係る金属屋根の継ぎ手構造に関連する先行技術文献情報として、例えば、次の特許文献1がある。
文献1には、複数の金属屋根板を互いにはぜ締めし、このはぜ締めされた部分に生じる隙間を防水シールしてなる金属屋根構造について述べられている。
しかしながら、特許文献1の金属屋根構造におけるはぜ締め部分の全域に対するコーキング材等による防水シールについて、確実な防水性を備えるとともに、見た目もよく仕上げるには高い技術を要するものであり、作業者の技術の優劣が防水シールの機能性や意匠性の優劣になっていた。また、金属屋根板の全長に亘るはぜ締めについても、この金属屋根板同士を確実に接続するとともに、見た目もよく仕上げるには高い技術を要するものであり、作業者の技術の優劣がはぜ締めの機能性や意匠性の優劣になっていた。
本発明は、このような問題に対処することを課題とするものである。すなわち、作業者の技術の優劣にかかわらず、確実な接続状態で、かつ良好な意匠性を備えた金属屋根を迅速、かつ容易に構成できるようにすること、確実な接続状態で、かつ良好な意匠性を備えた金属屋根を迅速、かつ容易に構成できるようにすることで、高性能の金属屋根を安価に提供できるようにすること、等が本発明の目的である。
このような目的を達成するために、本発明による金属屋根の継ぎ手構造は、次の構成を少なくとも具備する。
本発明に係る金属屋根板の継ぎ手構造は、接続される金属屋根板相互の接続側の全長に亘って形成され、該金属屋根板同士が離間する方向に移動不能となるように互いに掛合する掛合部と、前記金属屋根板相互に対して、前記掛合部の全長を上方から隠すように、上下方向から嵌脱可能に嵌合取り付けされた嵌合キャップ部と、前記金属屋根板相互に形成され、前記嵌合キャップ部が嵌合する嵌合突起部と、前記嵌合突起部に対する前記嵌合キャップ部の嵌合状態を保持する保持部と、を備えていることを特徴とする。
このような特徴を有することで本発明は以下の効果を奏する。すなわち、作業者の技術の優劣にかかわらず、確実な接続状態、かつ良好な意匠性を備えた金属屋根を迅速、かつ容易に構成することができ、確実な接続状態で、かつ良好な意匠性を備えた金属屋根を迅速、かつ容易に構成できるようにすることで、高性能の金属屋根を安価に提供できる。
本発明の保持部は、嵌合突起部に対する嵌合キャップ部の嵌合状態を保持する形態であればよい。このような保持部の具体的構成として、例えば、前記嵌合キャップ部又は前記嵌合突起部の一方に設けられ、前記金属屋根板の接続方向に沿って弾性変形するとともに、該弾性変形から復帰する弾性力を有する弾性変形部と、該弾性変形部又は前記嵌合突起部の一方に設けられた係合凹部と、前記該弾性変形部又は前記嵌合突起部の他方に設けられ、前記係合凹部に対して係合するとともに、前記弾性変形部の弾性力により係合状態が保持される係合凸部と、を備え、前記弾性変形部は、前記嵌合キャップの前記嵌合突起に対する嵌脱時に弾性変形して、前記係合凸部を前記係合凹部に対して係脱させる形態が挙げられる。
良好な防水性を得るために、前記嵌合キャップ部と、少なくとも前記掛合部を含む金属屋根板との間で防水シール層を構成するシール部材を備えるとよい。更に、前記金属屋根板と、他方の金属屋根板との間で防水シール層を構成するシール部材を備えるとよい。
以下、本発明に係る金属屋根板の継ぎ手構造の実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態の金属屋根板の継ぎ手構造(以下、「継ぎ手構造」という)は、縦葺き構造の屋根に適用した形態を例示する。尚、以下では、金属屋根板同士の接続方向を横方向(図面上左右方向)とし、この横方向と直交する方向(水下から水上方向)を縦方向とする。
第1実施形態の継ぎ手構造は、図1及び図2に示すように、接続される金属屋根板A1、A2相互の縦方向全長に亘って形成され、この金属屋根板A1、A2同士が離間する方向に移動不能となるように互いに掛合する掛合部1と、金属屋根板A1、A2相互に対して、掛合部1の全長を上方から隠すように、上下方向から嵌脱可能に嵌合取り付けされた嵌合キャップ部2と、金属屋根板A1、A2相互に、その縦方向全長に亘って形成され、嵌合キャップ部2が嵌合する二つの嵌合突起部3L、3Rと、嵌合キャップ部2に一体に取り付けされ、この嵌合キャップ部2と少なくとも掛合部1を含む金属屋根板A1、A2との間で、縦方向全長に亘る範囲に第1防水シール層40及び第2防水シール層41を構成するシール部材4と、嵌合突起部3L、3Rに対する嵌合キャップ部2の嵌合状態を保持する保持部5と、を備えている。
掛合部1は、金属屋根板A1、A2双方における縦方向側の一端縁(図面上右側)を、その全長に亘って下側に折り返すように折り曲げ形成した第1フック部10と、この第1フック部10とは反対側の金属屋根板A1、A2の端縁(図面上左側)付近の面を、縦方向全長に亘って上側に折り返すように折り曲げ形成した第2フック部11を備えている。
このように形成された第1フック部10と第2フック部11とを、金属屋根板A1、A2の横方向(図面上左右方向)で掛合することにより、金属屋根板A1、A2同士を横方向に離間不能となるように接続することができる。
また、掛合部1には、金属屋根板A1、A2における第2フック部11側の端縁を、その縦方向全長に亘って上側に折り返すように折り曲げ形成した第3フック部12と、嵌合突起部3Lに第3フック部12と同長に形成された第4フック部13が備えられている。
このように形成された第3フック部12と第4フック部13とを、金属屋根板A1、A2の接続方向(図面上左右方向)で掛合することにより、金属屋根板A1、A2同士を横方向に離間不能となるように接続することができる。
金属屋根板A1、A2には、第1フック部10、第2フック部11、第3フック部12、第4フック部13が同位置に配されており、これらフック部を同方向にして金属屋根板A1、A2及び金属屋根板A3、更に同一の金属屋根板(図示せず)を順次並べて接続する。
尚、第1フック部10と第2フック部11との掛合により、金属屋根板A1、A2同士を横方向に離間不能となるように接続しているため、第3フック部12及び第4フック部13は、本発明において必ずしも必須な構成ではないが、この第3フック部12及び第4フック部13により、金属屋根板A1、A2同士のより確実な接続状態を保持することができる。
嵌合キャップ部2は、金属板を用いて、金属屋根板A1、A2の縦方向全長と同長に形成されている。嵌合キャップ部2は、掛合部1を上方から隠すようにこの掛合部1と対面する隠し面部20と、隠し面部20の左右両側を上方に立ち上げるように折り曲げ形成することで裏面側に凹設した嵌合凹部21、22とを備えている。
嵌合突起部3Lには、嵌合凹部21が嵌合され、嵌合突起部3Rには、嵌合凹部22が嵌合されている。嵌合突起部3Lは、金属屋根板A1に設けられ、嵌合突起部3Rは、金属屋根板A2に設けられており、掛合部1を境に横方向左右に振り分け配置されている。嵌合突起3L、3Rは、金属屋根板A1、A2を、縦方向全長に亘って上方に立ち上げるように折り曲げ形成することで、裏面側に凹部を確保した状態で凸設されている。
嵌合突起部3Lの掛合部1側の立ち上がり面は、第4フック部13であり、第3フック部12に適合して掛合する形状に形成されている。
シール部材4は、例えば、柔軟性及び防水性を有する軟質の合成樹脂材(例えば、ブチルゴム材)を用いて形成され、嵌合キャップ部2の隠し面部20の裏面20Aに対して、その縦方向全長に亘る範囲で貼り付け固着されているとともに、嵌合キャップ部2の嵌合凹部21、22の上面21A、22Aの裏面21B、22Bに対して、その縦方向全長に亘る範囲で貼り付け固着されている。
すなわち、第1防水シール層40は、嵌合キャップ部2の隠し面部20の裏面20Aと掛止部1との間に設定され、第2防水シール層41は、嵌合キャップ部2の嵌合凹部21、22の上面21A、22Aの裏面21B、22Bと、この裏面21B、22Bと対面する嵌合突起部3L、3Rの上面30L、30Rとの間に設定されている。
第1防水シール層40は、嵌合キャップ部2を嵌合突起部3L、3Rに嵌合取り付けした際に、シール部材4が掛合部1に対して接触するとともに、嵌合圧によって潰れ変形して掛合部1全体に対して密着状に被覆するような状態となることによって水密性を確保している。
第2防水シール層41は、嵌合キャップ部2を嵌合突起部3L、3Rに嵌合取り付けした際に、シール部材4が嵌合突起部3L、3Rの上面30L、30Rに対して接触するとともに、嵌合圧によって潰れ変形して上面30L、30Rに対して密着することによって水密性を確保している。
尚、第1防水シール層40のシール部材4は、嵌合キャップ部2の隠し面部20の裏面20Aにあらかじめ貼り付けた形態としてもよいし、嵌合キャップ部2を組み付けるときに裏面20A又は掛合部1に貼り付ける形態としてもよい(図示せず)。また、第2防水シール層41のシール部材4は、嵌合キャップ部2の嵌合凹部21、22の上面21A、22Aの裏面21B、22Bに貼り付けた形態に限らず、嵌合突起部3L、3Rの上面30L、30Rに貼り付けた形態としてもよい(図示せず)。
本実施形態では、金属屋根板A1、A2との間に第3防水シール層42を設定している。この第3防水シール層42は、金属屋根板A1における第1フック部と第4フック部13との間の平面部A1の裏面A10に対して、その縦方向全長に亘る範囲でシール部材4が貼り付け固着され、シール部材4が金属屋根板A1、A2同士の接続時において、裏面A10と対面する金属屋根板A2の平面部B1に潰れ変形して密着することによって水密性を確保している。
また、第3防水シール層42は、金属屋根板A1を躯体C側に固定するねじ部材D部分をシールするように設定されており、仮に、金属屋根板A1の平面部A1の裏面A10と金属屋根板A2の平面部B1との間に水が浸入しても、該侵入した水をねじ部材D部分から躯体C側に滲み込ませることを防止している。
尚、第3防水シール層42のシール部材4は、金属屋根板A1の平面部A1の裏面A10に貼り付けた形態に限らず、金属屋根板A2の平面部B1に貼り付けた形態としてもよい(図示せず)。また、シール部材4は、あらかじめ裏面A10又は平面部B1に貼り付けていてもよいし、金属屋根板A1、A2を組み付けるときに貼り付けてもよい(図示せず)。
保持部5は、嵌合突起部3L、3Rの掛合部1と反対側の立ち上がり面に、その縦方向全長に亘って形成された係合凹部50と、この係合凹部50と対面する嵌合凹部21、22嵌合の折り曲げ面に、その縦方向全長に亘って形成された係合凸部51とから構成されている。係合凹部50は、円弧状に形成され、係合凸部51は、係合凹部50の円弧に適合する円弧状に形成されており、この係合凹部50と係合凸部51とが係合することにより、嵌合キャップ部2が嵌合突起部3L、3Rの嵌合状態を保持するようになっている。
嵌合キャップ部2は、前述したように金属板を用いて形成することにより、その上面21A、22Aと係合凸部51との間のコーナー部付近に、金属板の撓みを利用して横方向に沿って弾性変形するとともに、この弾性変形から復帰する弾性力を有する弾性変形部6を構成している。
この弾性変形部6は、嵌合キャップ部2を嵌合突起3に対して嵌合する際に、係合凸部51が嵌合突起部3L、3Rの上面30L、30Rと係合凹部50との間のコーナー部31L、31Rに接触するとともに、嵌合させる力(嵌合キャップ部2を下方に押下げる力)によって係合凸部51を係合凹部50から離間させる方向(嵌合凹部21、22を拡開させる方向)に弾性変形して、嵌合キャップ部2を嵌合突起3に対して嵌合可能状態とする。
このとき、係合凸部51には、弾性変形部6による弾性復帰力(係合凹部50と係合する方向の力)が作用しており、弾性変形部6の弾性復帰力によって、嵌合キャップ部2が嵌合突起3に対して嵌合されていくにしたがって、係合凹部50と係合する方向に移動させる。そして、弾性変形部6の弾性復帰力が、係合凸部51を係合凹部50と正対する位置において該係合凹部50に対して係合させるとともに、この係合状態を保持することにより、嵌合突起3に対する嵌合キャップ部2の嵌合状態が保持される。
また、嵌合突起部3L、3Rに嵌合保持された嵌合キャップ部2を取り外す際には、この嵌合キャップ2を上方に引き上げることにより、弾性変形部6を係合凸部51が係合凹部50に対して離間する方向へ弾性変形させるとともに、この弾性変形によって係合凸部51を係合凹部50から脱出させることにより取り外すことができる。
本実施形態の継ぎ手構造によれば、金属屋根板A1、A2の接続を、はぜ締めを行うことなく、金属屋根板A1、A2同士の掛合作業及び嵌合キャップ部2の係合作業により行うことができる。また、防水機能においては、金属屋根板A1、A2同士を掛合するとともに、嵌合キャップ部2を係合することによって、3箇所の第1防水シール層〜第3防水シール層40〜42を構成することができる。したがって、本実施形態の継ぎ手構造は、作業者の技術の優劣にかかわらず、良好な防水性及び確実な接続状態、かつ良好な意匠性を備えた金属屋根を迅速、かつ容易に構成することができ、良好な防水性及び確実な接続状態で、かつ良好な意匠性を備えた金属屋根を迅速、かつ容易に構成できるようにすることで、高性能の金属屋根を安価に提供できる。
図3は継ぎ手構造の第2実施形態を示す構成図である。尚、第1実施形態と重複する部位についての説明は、図面に同符号を付すことにより省略する。
本実施形態の掛合部1は、第3フック部12と第4フック部13がなく、第1フック部10と第2フック部11との上下方向の凹凸掛合構造としたものである。具体的には、金属屋根板A1、A2の縦方向側の端部を、その全長に亘ってほぼ同形状の凸状に折り曲げ形成してなる第1フック部10と第2フック部11としており、このような第1フック部10と第2フック部11を上下方向で重ね合わせることによって、凹凸掛合構造が構成され、金属屋根板A1、A2が相互に横方向に離間不能となるように接続されるようになっている。
本実施形態では、第1フック部10が下側にあって凸側を構成し、第2フック部11が上側にあって凹側を構成しており、この凹凸掛合で掛合される第1フック部10と第2フック部11の間に、第3防水シール層42が設定され、第2フック部11と嵌合キャップ部2の間に第1防水シール層40が設定されている。また、第1フック部10と第2フック部11の凹凸上端にねじ部材Dを貫通して躯体Cに螺合することで、金属屋根板A1、A2を躯体C側に固定している。
このような掛合部1によると、第1フック部10と第2フック部11を上下方向で重ね合わせるように掛合することで、金属屋根板A1、A2同士を横方向に離間不能となるように接続することができる。したがって、前述の第1実施形態と同様の効果を有する上に、高性能の金属屋根をより迅速、かつ容易に構成することができ、良好な防水性及び確実な接続状態で、かつ良好な意匠性を備えた金属屋根をより迅速、かつ容易に構成できるようにすることで、高性能の金属屋根をより安価に提供できる。
尚、本発明は、例示した実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲の各項に記載された内容から逸脱しない範囲の構成による実施が可能である。
A1金属屋根板
A2:金属屋根板
A3:金属屋根板
1:掛合部
2:嵌合キャップ部
3L:嵌合突起部
3R:嵌合突起部
4:シール部材
5:保持部
6:弾性変形部
40:第1防水シール層(防水シール層)
41:第2防水シール層(防水シール層)
42:第3防水シール層(防水シール層)
A2:金属屋根板
A3:金属屋根板
1:掛合部
2:嵌合キャップ部
3L:嵌合突起部
3R:嵌合突起部
4:シール部材
5:保持部
6:弾性変形部
40:第1防水シール層(防水シール層)
41:第2防水シール層(防水シール層)
42:第3防水シール層(防水シール層)
Claims (4)
- 接続される金属屋根板相互の接続側の全長に亘って形成され、該金属屋根板同士が離間する方向に移動不能となるように互いに掛合する掛合部と、
前記金属屋根板相互に対して、掛合部の全長を上方から隠すように、上下方向から嵌脱可能に嵌合取り付けされた嵌合キャップ部と、
前記金属屋根板相互に形成され、前記嵌合キャップ部が嵌合する嵌合突起部と、前記嵌合突起部に対する前記嵌合キャップ部の嵌合状態を保持する保持部と、
を備えていることを特徴とする金属屋根板の継ぎ手構造。 - 前記保持部は、前記嵌合キャップ部又は前記嵌合突起部の一方に設けられ、前記金属屋根板の接続方向に沿って弾性変形するとともに、該弾性変形から復帰する弾性力を有する弾性変形部と、該弾性変形部又は前記嵌合突起部の一方に設けられた係合凹部と、前記該弾性変形部又は前記嵌合突起部の他方に設けられ、前記係合凹部に対して係合するとともに、前記弾性変形部の弾性力により係合状態が保持される係合凸部と、を備え、前記弾性変形部は、前記嵌合キャップの前記嵌合突起に対する嵌脱時に弾性変形して、前記係合凸部を前記係合凹部に対して係脱させるようにしていることを特徴とする請求項1記載の金属屋根板の継ぎ手構造。
- 前記嵌合キャップ部と、少なくとも前記掛合部を含む金属屋根板との間で防水シール層を構成するシール部材を備えていることを特徴とする請求項1又は2記載の金属屋根板の継ぎ手構造。
- 前記金属屋根板と、他方の金属屋根板との間で防水シール層を構成するシール部材を備えていることを特徴とする請求項1乃至3いずれか1項記載の金属屋根板の継ぎ手構造。
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JP2020186553A (ja) * | 2019-05-13 | 2020-11-19 | Jfe鋼板株式会社 | 嵌合式建材パネル |
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