JP2011159789A - 発光素子駆動装置及び携帯機器 - Google Patents

発光素子駆動装置及び携帯機器 Download PDF

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Abstract

【課題】発光素子を発光できない時間を短縮することができる発光素子駆動装置及び携帯機器を提供する。
【解決手段】駆動手段3は、電池電源6に対して各蓄電素子4,5と発光素子2とをそれぞれ並列接続させ、電池電源6から供給される電力を各蓄電素子4,5に蓄電させる蓄電状態と、電池電源6と一方の蓄電素子4,5と発光素子2とを直列接続させ、一方の蓄電素子4,5が蓄電した電力を発光素子2に供給させる放電状態とに切り替え可能に構成されることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、発光素子と、発光素子を駆動する駆動手段と、蓄電可能な蓄電素子と、駆動手段及び蓄電素子に電力を供給可能な電池電源とを備える発光素子駆動装置に関し、また、その発光素子駆動装置を備える携帯機器に関する。
従来、図9に示すように、発光素子駆動装置1として、発光素子2と、発光素子2を駆動する駆動手段3と、蓄電可能な第1及び第2蓄電素子4,5と、駆動手段3及び各蓄電素子4,5に電力を供給可能な電池電源6とを備える発光素子駆動装置1が知られている。また、発光素子駆動装置1は、撮像可能なカメラ部7と、装置全体を制御する制御部8と、電池電源6から供給される電力を昇圧する昇圧部9と、直列接続された各蓄電素子4,5を均等に蓄電させるバランス抵抗10,10とを備えている。
そして、発光素子駆動装置1においては、駆動手段3は、インバータ(NOTゲート)11と第1及び第2スイッチ部(CMOS)12,13とを備えることで、各蓄電素子4,5が電池電源6から供給される電力を蓄電する状態(以下「蓄電状態」ともいう)と、各蓄電素子4,5が蓄電した電力を発光素子2に供給する状態(以下「放電状態」ともいう)とに切り替え可能に構成されている(例えば、特許文献1)。以下に、蓄電状態と放電状態とをそれぞれ説明する。
まず、蓄電状態においては、制御部8がL信号を出力すると、インバータ11の入力にL信号が印加されることで、第1CMOS12のゲートの入力にH信号が印加されるため、第1CMOS12がON(閉)となる一方、第2CMOS13のゲートの入力にL信号が印加されるため、第2CMOS13がOFF(開)となる。これにより、電池電源6から、第1CMOS12、昇圧部9及び各蓄電素子4,5の閉ループに電流i1が流れるため、各蓄電素子4,5が電池電源6から供給される電力を蓄電する。
また、放電状態においては、回路を動作させるために制御部8がH信号を出力すると、インバータ11の入力にH信号が印加されることで、第1CMOS12のゲートの入力にL信号が印加されるため、第1CMOS12がOFF(開)となる一方、第2CMOS13のゲートの入力にH信号が印加されるため、第2CMOS13がON(閉)となる。これにより、各蓄電素子4,5、発光素子2及び第2CMOS13の閉ループに電流i2が流れるため、各蓄電素子4,5が電力を発光素子2に供給することで、発光素子2が発光する。
特開2007−108545号公報
ところで、図9に示す発光素子駆動装置1においては、例えば、電池電源6の供給できる電力の電圧値が3.6Vであり、各蓄電素子4,5の供給できる電力の電圧値が2.5Vであるのに対して、発光素子2を発光させるための電力の電圧値がそれらの電圧値よりも高い4.0Vを必要とするため、昇圧部9が配置されていたり、蓄電素子4,5が直列に二つ接続されていたりしている。
具体的には、蓄電状態において、電池電源6から供給する電圧値3.6Vの電力を、昇圧部9が電圧値5.0Vまで昇圧することで、二つの蓄電素子4,5が加算電圧値5.0Vになるまで電力を蓄電でき、そして、放電状態において、二つの蓄電素子4,5から加算電圧値5.0Vの電力を放電することで、電池電源6や一つの蓄電素子4(5)の供給できる電圧値よりも高い電圧値の電力を発光素子2に供給できるため、発光素子2を発光させることができる。
しかしながら、発光素子2を発光させた後に再び発光させるには、放電した二つの蓄電素子4,5を再び蓄電する必要がある。したがって、短い間隔で(連続的に)発光させたい場合、即ち、短い間隔で(連続的に)撮像したい場合に、各蓄電素子4,5の蓄電が間に合わず、所望のタイミングで撮像できないといった問題を生じさせている。
よって、本発明は、斯かる事情に鑑み、発光素子を発光できない時間を短縮することができる発光素子駆動装置及び携帯機器を提供することを課題とする。
本発明に係る発光素子駆動装置は、発光素子と、発光素子を駆動する駆動手段と、蓄電可能な第1及び第2蓄電素子と、駆動手段及び各蓄電素子に電力を供給可能な電池電源と、電池電源から電力が供給され駆動手段を制御する制御部とを備えた発光素子駆動装置において、駆動手段は、電池電源に対して各蓄電素子と発光素子とをそれぞれ並列接続させ、電池電源から供給される電力を各蓄電素子に蓄電させる蓄電状態と、電池電源と第1蓄電素子と発光素子とを直列接続させ、第1蓄電素子が蓄電した電力を発光素子に供給させる一方、第2蓄電素子が蓄電した電力を制御部に供給させる放電状態とに切り替え可能に構成されることを特徴とする。
本発明に係る発光素子駆動装置によれば、第1蓄電素子が蓄電した電力を発光素子に供給する放電状態では、駆動手段が電池電源と第1蓄電素子と発光素子とを直列接続させる。これにより、電池電源と第1蓄電素子との発光素子に供給できる電力の加算電圧値が発光素子を発光させるための電圧値よりも大きくなるように設定することで、一つの蓄電素子の放電により発光素子を発光させることができるため、発光素子を再び発光させるには、一つの蓄電素子を蓄電すればよい。
しかも、放電状態において、駆動手段は、第2蓄電素子が蓄電した電力を制御部に供給させる。これにより、第2蓄電素子が制御部のバックアップ電源として機能するため、電池電源が放電状態の際に不測のトラブル(例えば瞬時の電圧低下)を発生させたとしても、制御部が安定して駆動手段等を制御できる。
また、本発明に係る発光素子駆動装置は、発光素子と、発光素子を駆動する駆動手段と、蓄電可能な第1及び第2蓄電素子と、駆動手段及び各蓄電素子に電力を供給可能な電池電源とを備える発光素子駆動装置において、駆動手段は、電池電源に対して各蓄電素子と発光素子とをそれぞれ並列接続させ、電池電源から供給される電力を各蓄電素子に蓄電させる蓄電状態と、電池電源と第1蓄電素子と発光素子とを直列接続させ、第1蓄電素子が蓄電した電力を発光素子に供給させる第1放電状態と、電池電源と第2蓄電素子と発光素子とを直列接続させ、第2蓄電素子が蓄電した電力を発光素子に供給させる第2放電状態とに切り替え可能に構成されることを特徴とする。
本発明に係る発光素子駆動装置によれば、第1蓄電素子に蓄電されていた電力を発光素子に供給する第1放電状態では、駆動手段が電池電源と第1蓄電素子と発光素子とを直列接続させる。これにより、電池電源と第1蓄電素子との発光素子に供給できる電力の加算電圧値が発光素子を発光させるための電圧値よりも大きくなるように設定することで、一つの蓄電素子の放電により、発光素子を発光させることができる。
しかも、駆動手段は、電池電源と第2蓄電素子と発光素子とを直列接続させることで、第1放電状態の際に電池電源から開放されていた第2蓄電素子に蓄電されていた電力を、発光素子に供給させることができる。これにより、各蓄電素子を蓄電させることで、発光素子を二度連続的に発光させることができる。
また、本発明に係る携帯機器は、前記の発光素子駆動装置を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る携帯機器は、前記の発光素子駆動装置と、光を集光する光学系と、光学系で集光した光を受光する撮像素子とを備え、光学系は、オートフォーカス機構を備え、駆動手段は、オートフォーカス用の補助光として発光素子を発光させるべく、第1放電状態に切り替える一方、撮像用のフラッシュ光として発光素子を発光させるべく、第2放電状態に切り替えることを特徴とする。
本発明に係る携帯機器によれば、駆動手段が第1放電状態に切り替えることで、オートフォーカス用の補助光として発光素子を発光させることができる。その後、特に第1蓄電素子を蓄電することなく、駆動手段が第2放電状態に切り替えることで、撮像用のフラッシュ光として発光素子を発光させることができる。
これにより、従来の携帯機器においては、二つの蓄電素子が放電することで、オートフォーカスの補助光として発光素子を発光させた後、二つの蓄電素子を再度蓄電させてから放電することで、撮像用のフラッシュ光として発光素子を発光させる必要があったのに対して、本発明に係る携帯機器によれば、オートフォーカスから撮像まで連続的な操作とすることができる。
以上の如く、本発明に係る発光素子駆動装置及び携帯機器によれば、発光素子を発光できない時間を短縮することができるという優れた効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る携帯機器の全体図であって、(a)は斜視図、(b)は異なる方向からの斜視図 同実施形態に係る携帯機器の発光素子駆動装置における回路図 同実施形態に係る発光素子駆動装置の蓄電状態を示す回路図 同実施形態に係る発光素子駆動装置の放電状態を示す回路図 本発明の他の実施形態に係る発光素子駆動装置における回路図 同実施形態に係る発光素子駆動装置の蓄電状態を示す回路図 同実施形態に係る発光素子駆動装置の第1放電状態を示す回路図 同実施形態に係る発光素子駆動装置の第2放電状態を示す回路図 従来における発光素子駆動装置における回路図
以下、本発明に係る発光素子駆動装置及び携帯機器における第1の実施形態について、図1〜図4を参酌して説明する。なお、図1〜図4において、図9の符号と同一の符号を付した部分は、特に説明がない限り、従来技術と同一の構成又は要素を表す。
図1及び図2に示すように、本実施形態に係る携帯機器14は、発光素子駆動装置1を備えることで、LEDフラッシュ機能とデジタルカメラ機能とを搭載した携帯電話機である。また、携帯機器(以下「携帯電話機」ともいう)14は、第1本体15と、第1本体15とヒンジ機構16を介して折り畳み自在である第2本体17とを備える。
第1本体15には、携帯電話機14を折り畳んだ際の内面側に、数字キーなどによって構成されて携帯電話機14の操作の入力を行う操作キー部18と、送話音声を入力するマイク19とが設けられている。また、第1本体15には、携帯電話機14を折り畳んだ際の外面側に、着信状態などを通知するサウンダ20が設けられている。
第2本体17には、携帯電話機14を折り畳んだ際の内面側に、受話音声を出力するスピーカ21と、文字や画像を表示する第1ディスプレイ22とが設けられている。また、第2本体17には、携帯電話機14を折り畳んだ際の外面側に、第1ディスプレイ22と同様に文字や画像を表示する第2ディスプレイ23と、光を放射する発光素子2と、被写体で反射した光(発光素子2の光や太陽光等の光)を集光する光学系24とが設けられている。
発光素子駆動装置1は、上記した発光素子2の他に、発光素子2を駆動する駆動手段3と、蓄電可能な第1及び第2蓄電素子4,5と、駆動手段3及び各蓄電素子4,5に電力を供給可能な電池電源6とを備える。また、発光素子駆動装置1は、光学系24で集光した光を受光する撮像素子25(図示していない)を有して撮像可能なカメラ部7と、駆動手段3をはじめ、装置全体を制御する制御部(CPU)8とを備える。
さらに、発光素子駆動装置1は、発光素子2に流れる電流の電流値を設定した所定値にする定電流回路部26を備える。そして、発光素子駆動装置1は、必要に応じてダイオード27,27が設けられている。なお、電池電源6は、カメラ部7や制御部8にも電力を供給している。
本実施形態において、発光素子2は、(白色)LEDとし、駆動手段3は、インバータ(NOTゲート)28及び第1〜第4スイッチ部(CMOS)29〜32を備えている。また、各蓄電素子4,5は、電気二重層コンデンサとし、電池電源6は、Liイオン二次電池としている。さらに、光学系24は、オートフォーカス機構を備え、撮像素子25に対して変位可能な対物レンズとし、撮像素子25は、CMOSイメージセンサ又はCCDイメージセンサとしている。
駆動手段3は、電池電源6から供給される電力を各蓄電素子4,5に蓄電させる蓄電状態と、各蓄電素子4,5が蓄電した電力を放電させる放電状態とに切り替え可能に構成される。そして、駆動手段3は、蓄電状態の際に、電池電源6に対して各蓄電素子4,5と発光素子2とをそれぞれ並列接続させる。
また、駆動手段3は、放電状態の際に、電池電源6と第1蓄電素子4と発光素子2とを直列接続させ(電池電源6に対して第1蓄電素子4と発光素子2とを直列接続させ)、第1蓄電素子4が蓄電した電力を発光素子2に供給させる一方、第2蓄電素子5が蓄電した電力をカメラ部7及び制御部8に供給させる。
本実施形態に係る発光素子駆動装置1及び携帯電話機14の構成については以上の通りであり、次に、本実施形態に係る発光素子駆動装置1の動作について図3及び図4を参酌して説明する。
まず、図3に示すように、蓄電状態においては、制御部8がL信号を出力すると、第1〜第3CMOS29〜31のゲートの入力にL信号が印加されるため、第1〜第3CMOS29〜31がOFF(開)となる一方、インバータ28の入力にL信号が印加されることで、第4CMOS32のゲートの入力にH信号が印加されるため、第4CMOS32がON(閉)となる。
これにより、電池電源6から、昇圧部9、第1蓄電素子4、第4CMOS32及び第2蓄電素子5の閉ループ(図3において太実線で示す)に電流i1が流れるため、各蓄電素子4,5が電池電源6から供給される電力を蓄電する。このとき、電池電源6に対して各蓄電素子4,5と発光素子2とがそれぞれ並列接続しており、発光素子2にも電圧が印加されるが、第3CMOS31がOFF(開)であるため、発光素子2は発光しない。
また、図4に示すように、放電状態においては、回路を動作させるために制御部8がH信号を出力すると、第1〜第3CMOS29〜31のゲートの入力にH信号が印加されるため、第1〜第3CMOS29〜31がON(閉)となる一方、インバータ28の入力にH信号が印加されることで、第4CMOS32のゲートの入力にL信号が印加されるため、第4CMOS32がOFF(開)となる。
これにより、まず、電池電源6から、第1CMOS29、第1蓄電素子4、定電流回路部26、発光素子2及び第3CMOS31の閉ループ(図4において太実線で示す)に電流i2が流れるため、電池電源6と第1蓄電素子4とが発光素子2に電力を供給する。このとき、電池電源6の供給する電力の電圧値と、第1蓄電素子4の放電する電力の電圧値との加算された電圧値が、発光素子2が発光する電力の電圧値より大きくなっている。
したがって、発光するのに十分な電圧が発光素子2に印加されることになるため、定電流回路部26で所定の電流値に設定された電流が発光素子2に流れ、発光素子2が発光する。なお、発光素子2は、電池電源6と第1蓄電素子4との加算電圧値が発光素子2を発光させる電圧値よりも小さくなるか、制御部8からL信号が出力されて、発電素子2に流れる電流i2が遮断されるまで、発光し続ける。
その一方、第2蓄電素子5から、第2CMOS30、ダイオード27及び制御部8(並びにカメラ部7)の閉ループ(図4において太実線で示す)に電流i3が流れるため、第2蓄電素子5が制御部8及びカメラ部7に電力を供給する。このとき、電池電源6からも制御部8及びカメラ部7に電力を供給しているため、第2蓄電素子5が制御部8やカメラ部7のバックアップ電源として機能することになる。
以上より、本実施形態に係る発光素子駆動装置1及び携帯機器14によれば、放電状態において、駆動手段3が電池電源6と第1蓄電素子4と発光素子2とを直列接続させることで、第1蓄電素子4が蓄電した電力を発光素子2に供給する。これにより、電池電源6と第1蓄電素子4との発光素子2に供給できる電力の加算電圧値が発光素子2を発光させるための電圧値よりも大きくなるように設定することで、第1蓄電素子4のみの放電により発光素子2を発光させることができる。
したがって、発光素子2を再び発光させるには、各蓄電素子4,5の消費した電力のみ蓄電すればよい。具体的には、第2蓄電素子5に電力の消費が無かった場合、第1蓄電素子4が消費した電力のみ、即ち、一つの蓄電素子4が消費した電力のみ蓄電すればよいため、発光素子2が発光できない時間を短縮することができる。
また、本実施形態に係る発光素子駆動装置1及び携帯機器14によれば、放電状態において、第2蓄電素子5が電池電源6、第1蓄電素子4及び発光素子2から開放され、第2蓄電素子5が蓄電した電力を制御部7及びカメラ部8に供給させている。これにより、第2蓄電素子5が制御部7及びカメラ部8のバックアップ電源として機能するため、電池電源6が放電状態の際に不測のトラブル(例えば瞬時の電圧低下)を発生させたとしても、制御部7及びカメラ部8が安定して作動できる。
次に、本発明に係る発光素子駆動装置における第2の実施形態について、図5〜図8を参酌して説明する。なお、図5〜図8において、図1〜図4の符号と同一の符号を付した部分は、特に説明がない限り、第1実施形態と同一の構成又は要素を表す。
図5に示すように、本実施形態に係る発光素子駆動装置1は、第1実施形態に係る発光素子駆動装置1に対して、駆動手段3の構成が相違する。本実施形態において、駆動手段3は、第1及び第2インバータ(NOTゲート)33,34と、第1及び第2ANDゲート35,36と、第1〜第6スイッチ部(CMOS)37〜42とを備えている。
駆動手段3は、電池電源6から供給される電力を各蓄電素子4,5に蓄電させる蓄電状態と、オートフォーカス用の補助光として発光素子2を発光させるべく、第1蓄電素子4が蓄電した電力を放電させる第1放電状態と、撮像用のフラッシュ光として発光素子2を発光させるべく、第2蓄電素子5が蓄電した電力を放電させる第2放電状態とに切り替え可能に構成される。なお、駆動手段3は、蓄電状態の際に、電池電源6に対して各蓄電素子4,5と発光素子2とをそれぞれ並列接続させている。
また、駆動手段3は、第1放電状態の際に、電池電源6と第1蓄電素子4と発光素子2とを直列接続させることで、第1蓄電素子4が蓄電した電力を発光素子2に供給させている。さらに、駆動手段3は、第2放電状態の際に、電池電源6と第2蓄電素子5と発光素子2とを直列接続させることで、第2蓄電素子5が蓄電した電力を発光素子2に供給させている。
本実施形態に係る発光素子駆動装置1の構成については以上の通りであり、次に、本実施形態に係る発光素子駆動装置1の動作について図6〜図8を参酌して説明する。
まず、図6に示すように、蓄電状態においては、制御部8が第1の信号としてL信号を出力すると、第1CMOS37のゲートの入力にL信号が印加されるため、第1CMOS37がOFF(開)となる一方、第2インバータ34の入力にL信号が印加されることで、第2及び第3CMOS38,39のゲートの入力にH信号が印加されるため、第2及び第3CMOS38,39がON(閉)となる。
また、第1及び第2ANDゲート35,36の第1の入力にそれぞれL信号が印加されるため、第2の入力(制御部8が出力する第2の信号)に関係なく、第1及び第2ANDゲート35,36は、L信号を出力する。これにより、第4〜6CMOS40〜42のゲートの入力にL信号が印加されるため、第4〜6CMOS40〜42がOFF(開)となる。
したがって、電池電源6から、昇圧部9、第2蓄電素子5、第2CMOS38、第1蓄電素子4及び第3CMOS39の閉ループ(図6において太実線で示す)に電流i1が流れるため、各蓄電素子4,5が電池電源6から供給される電力を蓄電する。このとき、電池電源6に対して各蓄電素子4,5と発光素子2とがそれぞれ並列接続しており、発光素子2にも電圧が印加されるが、第1CMOS37がOFF(開)であるため、発光素子2は発光しない。
次に、図7に示すように、オートフォーカス用の補助光として発光素子2を発光させる第1放電状態においては、制御部8が第1の信号としてH信号を出力すると、第1CMOS37のゲートの入力にH信号が印加されるため、第1CMOS37がON(閉)となる一方、第2インバータ34の入力にH信号が印加されることで、第2及び第3CMOS38,39のゲートの入力にL信号が印加されるため、第2及び第3CMOS38,39がOFF(開)となる。
また、制御部8が第2の信号としてH信号を出力すると、第1ANDゲート35は、第1及び第2の入力にそれぞれH信号が印加されるため、H信号を出力する。これにより、第4及び第5CMOS40,41のゲートの入力にH信号が印加されるため、第4及び第5CMOS40,41がON(閉)となる。
さらに、第2ANDゲート36は、第1の入力にH信号が印加される一方、第1インバータ33の入力にH信号が印加されることで、第2の入力にL信号が印加されるため、L信号を出力する。これにより、第6CMOS42のゲートの入力にL信号が印加されるため、第6CMOS42がOFF(開)となる。
したがって、電池電源6から、第4CMOS40、第1蓄電素子4、第5CMOS41、定電流回路部26、発光素子2及び第1CMOS37の閉ループ(図7において太実線で示す)に電流i2が流れるため、電池電源6と第1蓄電素子4とが発光素子2に電力を供給する。よって、定電流回路部26で所定の電流値に設定された電流が発光素子2に流れ、発光素子2が発光する。
さらに、図8に示すように、撮像用のフラッシュ光として発光素子2を発光させる第2放電状態においては、制御部8が第1の信号としてH信号を出力すると、第1CMOS37のゲートの入力にH信号が印加されるため、第1CMOS37がON(閉)となる一方、第2インバータ34の入力にH信号が印加されることで、第2及び第3CMOS38,39のゲートの入力にL信号が印加されるため、第2及び第3CMOS38,39がOFF(開)となる。
また、制御部8が第2の信号としてL信号を出力すると、第1ANDゲート35は、第1の入力にH信号が印加される一方、第2の入力にL信号が印加されるため、L信号を出力する。これにより、第4及び第5CMOS40,41のゲートの入力にL信号が印加されるため、第4及び第5CMOS40,41がOFF(開)となる。
さらに、第2ANDゲート36は、第1の入力にH信号が印加される一方、第1インバータ33の入力にL信号が印加されることで、第2の入力にもH信号が印加されるため、H信号を出力する。これにより、第6CMOS42のゲートの入力にH信号が印加されるため、第6CMOS42がON(閉)となる。
したがって、電池電源6から、第6CMOS42、第2蓄電素子5、定電流回路部26、発光素子2及び第1CMOS37の閉ループ(図8において太実線で示す)に電流i3が流れるため、電池電源6と第2蓄電素子5とが発光素子2に電力を供給する。よって、定電流回路部26で所定の電流値に設定された電流が発光素子2に流れ、発光素子2が発光する。
以上より、本実施形態に係る発光素子駆動装置1及び携帯機器14によれば、第1放電状態では、第1蓄電素子4の放電により、発光素子2を発光させることができる一方、第1蓄電素子4を蓄電することなく、第2放電状態に切り替えることで、第2蓄電素子5の放電により、発光素子2を発光させることができる。したがって、発光素子2を連続的に発光させることができるため、発光素子2が発光できない時間を短縮することができる。
また、本実施形態に係る発光素子駆動装置1及び携帯機器14によれば、駆動手段3が第1放電状態に切り替えることで、オートフォーカス用の補助光として発光素子2を発光させることができ、その後、特に第1蓄電素子4を蓄電することなく、駆動手段3が第2放電状態に切り替えることで、撮像用のフラッシュ光として発光素子2を発光させることができる。
これにより、従来の携帯機器においては、二つの蓄電素子4,5が放電することで、オートフォーカスの補助光として発光素子2を発光させた後、二つの蓄電素子4,5を再度蓄電させてから放電することで、撮像用のフラッシュ光として発光素子2を発光させる必要があったのに対して、本実施形態に係る発光素子駆動装置1及び携帯機器14によればオートフォーカスから撮像まで連続的な操作とすることができる。
なお、本発明に係る発光素子駆動装置及び携帯機器は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。また、上記した複数の実施形態の構成や方法等を任意に採用して組み合わせてもよく、1つの実施形態に係る構成や方法等を他の実施形態に係る構成や方法等に適用してもよいことは勿論である。
本発明に係る発光素子駆動装置及び携帯機器は、発光素子を発光できない時間を短縮することが必要な発光素子駆動装置及び携帯電話機といった携帯機器の用途に適用できる。
1 発光素子駆動装置
2 発光素子
3 駆動手段
4 第1蓄電素子
5 第2蓄電素子
6 電池電源
8 制御部
14 携帯機器(携帯電話機)
24 光学系
25 撮像素子

Claims (4)

  1. 発光素子と、発光素子を駆動する駆動手段と、蓄電可能な第1及び第2蓄電素子と、駆動手段及び各蓄電素子に電力を供給可能な電池電源と、電池電源から電力が供給され駆動手段を制御する制御部とを備えた発光素子駆動装置において、駆動手段は、電池電源に対して各蓄電素子と発光素子とをそれぞれ並列接続させ、電池電源から供給される電力を各蓄電素子に蓄電させる蓄電状態と、電池電源と第1蓄電素子と発光素子とを直列接続させ、第1蓄電素子が蓄電した電力を発光素子に供給させる一方、第2蓄電素子が蓄電した電力を制御部に供給させる放電状態とに切り替え可能に構成されることを特徴とする発光素子駆動装置。
  2. 発光素子と、発光素子を駆動する駆動手段と、蓄電可能な第1及び第2蓄電素子と、駆動手段及び各蓄電素子に電力を供給可能な電池電源とを備える発光素子駆動装置において、駆動手段は、電池電源に対して各蓄電素子と発光素子とをそれぞれ並列接続させ、電池電源から供給される電力を各蓄電素子に蓄電させる蓄電状態と、電池電源と第1蓄電素子と発光素子とを直列接続させ、第1蓄電素子が蓄電した電力を発光素子に供給させる第1放電状態と、電池電源と第2蓄電素子と発光素子とを直列接続させ、第2蓄電素子が蓄電した電力を発光素子に供給させる第2放電状態とに切り替え可能に構成されることを特徴とする発光素子駆動装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の発光素子駆動装置を備えることを特徴とする携帯機器。
  4. 請求項2に記載の発光素子駆動装置と、光を集光する光学系と、光学系で集光した光を受光する撮像素子とを備え、光学系は、オートフォーカス機構を備え、駆動手段は、オートフォーカス用の補助光として発光素子を発光させるべく、第1放電状態に切り替える一方、撮像用のフラッシュ光として発光素子を発光させるべく、第2放電状態に切り替えることを特徴とする携帯機器。

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