JP2011159128A - 電源制御装置及び電源制御装置を備える電子装置 - Google Patents

電源制御装置及び電源制御装置を備える電子装置 Download PDF

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Abstract

【課題】人の行動をより詳細に考慮した電源の制御を行う。
【解決手段】サブCPU21は、人感センサ24を用いて所定の設定時間Tだけ周囲に人が存在するか連続的に判断する人検出処理を実行し、存在すると判断すると、メインCPU11及び表示装置14への電力の供給を継続し、設定時間Tのはじめから人検出処理を再度実行する。一方、所定時間Tの間継続して人が存在していなかったと判断した場合、電力の供給を停止するように電源25を制御する。サブCPU21は、一定時間における明るさの減少量が閾値より大きい場合には、設定時間Tを第1の時間に設定し、明るさの減少量が閾値以下の場合に設定時間を、明るさに応じて、第1の時間以上の第2の時間に設定する。
【選択図】図2

Description

本発明は、電源制御装置及び電源制御装置を備える電子装置に関する。
デジタルフォトフレーム(Digital Photo Frame)と呼ばれる電子機器(表示装置)が広く普及している。デジタルフォトフレームは、例えば、装着されたメモリカード等から画像データを読み出して、あたかも通常の写真立てように、画像(画像データが表す画像)を表示できるようになっている。
デジタルフォトフレームは、ユーザが視線を向けた時には画像を表示している必要がある。一方で、ユーザが不在の時には省エネの観点より電源をオフすることが望まれている。
表示装置の電源を制御する方法としては、周囲の明るさに応じて、自動的に電源をオン・オフする方法が知られているが、この種の単純な制御方法では、周囲に人がいない場合でも、明るいときには電源がオンされてしまい、周囲に人がいても、暗いときには電源がオフされてしまい、デジタルフォトフレームの電源制御としては好ましくない。
特許文献1には、太陽光による昼夜のゆっくりとした明るさのレベル変化では反応せず、照明がオン・オフされるというような人の行動を考慮して、明るさの変化が基準値を越えることを検出した場合に、電源をオン又はオフさせる技術が開示されている。特許文献1の技術によれば、単純な明るさの変化だけでなく、人為的な行動を考慮した電源の制御を行うことができる。
特開2008−109274号公報
しかし、特許文献1に開示されている電源制御方法では、人為的な行動を考慮した電源の制御を行うには未だ不十分である。
本発明の目的は、人の行動をより詳細に考慮した電源の制御を行うことにある。
本発明の第一の観点に係る電源制御装置は、
所定の設定時間だけ周囲に人が存在するか否かを連続的に判断する人検出処理を実行する人検出手段と、
前記人検出手段が人が存在すると判断する度に、前記人検出手段に前記設定時間のはじめから前記人検出処理を再度実行させる人検出制御手段と、
前記人検出手段が前記設定時間において人が存在すると一度でも判断した場合に電力の供給を継続する一方、前記人検出手段が前記設定時間において人が存在すると判断しなかった場合に、電力の供給を停止するように電源を制御する電源制御手段と、
周囲の明るさを検出する明るさ検出手段と、
一定時間において前記明るさ検出手段が検出した明るさの減少量が所定の閾値より大きい場合に、前記設定時間を第1の時間に設定し、前記一定時間において前記明るさ検出手段が検出した明るさの減少量が前記所定の閾値より小さい場合に、前記設定時間を、前記明るさ検出手段が検出した明るさに従って、前記第1の時間以上の第2の時間に設定する検出時間設定手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明の第二の観点に係るコンピュータプログラムは、
コンピュータに、
所定の設定時間だけ、人が存在するか否かを連続的に判断する人検出処理を実行させる処理、
人が存在すると判断する度に、前記設定時間のはじめから前記人検出処理を再度実行させる処理、
前記設定時間において人が存在すると判断した場合に電力の供給を継続したままにしておく一方、前記設定時間において人が存在すると判断しなかった場合に電力の供給を停止するように電源を制御する処理、
一定時間において周囲の明るさの減少量が所定の閾値より大きい場合に前記設定時間を第1の時間に設定し、前記一定時間において前記明るさ検出手段が検出した明るさの減少量が前記所定の閾値より小さい場合に前記設定時間を前記設定時間を、周囲の明るさに従って、前記第1の時間以上の第2の時間に設定する処理、
を実行させる。
本発明によれば、周囲が急激に暗くなった場合に、即座に電源を遮断するのではなく、検出継続時間を相対的に短い第1の時間に設定し、人検出処理を実行し、第1の時間の間継続して人を検出できないときに、電源を遮断する。従って、例えば、ユーザが昼間に室内の電灯を消灯させて室内を暗くしてからも依然として室内に留まっている場合等でも、電源を遮断することなく、室内に留まり続けるユーザのために電力の供給を継続させることができ、人の行動をより詳細に考慮した電源の制御を行うことができる。
本発明の実施形態に係るデジタルフォトフレームの外観図である。 本発明の実施形態に係るデジタルフォトフレームの回路構成図である。 図2に示すサブCPUの内部メモリに格納される動作パラメータの例を示す図である。 図2に示す構成により実現される機能構成を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態に係る電源制御処理を示すフローチャートであり、照度による電源制御処理のフローチャートである。 本発明の一実施の形態に係る電源の電源制御処理を示すフローチャートであり、照度による電源制御処理のフローチャートである。 本発明の一実施の形態に係る電源の電源制御処理を示すフローチャートであり、人感センサによる電源制御処理のフローチャートである。 本発明の一実施の形態に係る電源の電源制御処理を示すフローチャートであり、人感センサによる電源制御処理のフローチャートである。 図2に示す回路構成の変形例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態に係る電源制御装置を、デジタルフォトフレームに使用される電源制御装置を例に説明する。
本実施形態に係るデジタルフォトフレーム100は、図1に示すように、表示装置14を備え、デジタル画像を表示するための額縁である。
デジタルフォトフレーム100は、図2に示すように、メインCPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、表示装置14と、フラッシュメモリI/F15と、無線LAN装置16と、サブCPU21と、メイン電源スイッチ22と、照度センサ23と、人感センサ24と、電源25と、を備える。
メインCPU11は、ROM12に格納されている動作プログラムをRAM13に展開し、展開したプログラムに従って、このデジタルフォトフレーム100全体の動作、特に、表示装置14にデジタル画像を表示する動作を実行する。
ROM12は、メインCPU11の動作プログラム及び制御に必要な固定データを記憶する。
RAM13は、メインCPU11のメインメモリとして機能すると共に表示対象のデジタル画像データを展開する表示メモリとして機能する。
表示装置14は、液晶表示装置等から構成され、メインCPU11の制御に従って、RAM13に展開されたデジタル画像データが定義する画像を表示する。
フラッシュメモリI/F15には、デジタル画像データが格納されたフラッシュメモリ19が接続される。メインCPU11は、フラッシュメモリI/F15を介して、フラッシュメモリ19をアクセスし、デジタル画像データを読み出し、RAM13に展開し、表示装置14に表示させる。
無線LAN装置16は、外部の無線LAN装置と無線交信して、デジタル画像データを含むデータを送受信する。
サブCPU21は、内部メモリを備えた1チップCPU等から構成され、主に電源の管理を行っている。電源25の管理を行うために、内部メモリには、動作プログラムと共に図3に示す制御パラメータが格納されている。
図3に示すように、この制御パラメータは、照度センサ23が検出した照度Lが第3の閾値Lth3より大きいとき(周囲が明るいとき)には、人感センサ24の感度を相対的に高い第1の感度に設定し、人感センサ24が人を検知できない状態が継続していることを計測する設定時間(人未検出状態継続時間)Tを相対的に最長値T3とすることを定義する。
また、制御パラメータは、検出した照度Lが、第3の閾値Lth3と、第3の閾値Lth3より小さい第2の閾値Lth2との間のとき(やや明るいとき)ときには、人感センサ24の感度を中間程度の第2の感度とし、設定時間を中間値T2(T3>T2)とすることを定義する。
また、制御パラメータは、検出した照度Lが、第2の閾値Lth2と、第2の閾値Lth2より小さい第1の閾値Lth1との間のとき(やや暗いとき)には、人感センサ24の感度を低い第3の感度とし、設定時間Tを最小値T1(T2>T1)とすることを定義する。
なお、検出した照度Lが、第1の閾値Lth1以下のとき(真っ暗なとき)には、人感センサ24による人の検出は行わない。
また、内部メモリには、各種閾値、基準値などが設定されている。
また、サブCPU21は、内部タイマ或いはソフトウエアタイマを備える。
メイン電源スイッチ22は、オン・オフスイッチから構成され、ユーザにより操作され、ユーザによる電源オン・オフを指示する。
照度センサ23は、周囲の明るさ、即ち照度を測定し、測定した照度Lを示すアナログ電圧値をサブCPU21に供給する。サブCPU21は、照度センサ23の出力するアナログ電圧値をADコンバータでデジタルデータに変換して取り込む。
人感センサ24は、焦電型赤外線センサ等から構成され、赤外線による焦電体の温度変化をアナログ値で出力する。サブCPU21は、このアナログ値をADコンバータによりデジタルデータに変換して取り込み、閾値を超えるか否かにより、人の有無を検出する。また、サブCPU21は、閾値を変える事で、人感センサ24の感度を調節する。
電源25は、メイン電源スイッチ22がオンときに、サブCPU21に電力を供給し、さらに、サブCPU21の制御に従って、メインCPU11、表示装置14等への電力供給を制御する。
図4に示すように、図2に示す照度センサ23により明るさ検出部101が機能的に形成され、サブCPU21と人感センサ24により、制御部102が機能的に形成される。さらに、制御部102内には、人検出部111、人検出制御部112、検出時間設定部113、感度設定部115、電源制御部115、が構成される。
明るさ検出部101は、図2に示す照度センサ23から構成され、周囲環境の明るさを検出し、制御部102に通知する。
制御部102は、電源25を制御する動作を行うもので、図2に示すサブCPU21と人感センサ24と、から構成される。
人検出部111は、人感センサ24と、人感センサ24の出力信号を処理するサブCPU21とから構成され、所定の設定時間Tの間、周囲に人が継続して存在しないことを連続的に判別する人検出処理を実行する。
人検出制御部112は、サブCPU21から構成され、所定の設定時間Tの間に人検出部111が人の存在を検出する度に、設定時間Tをリセットして、人検出部111に設定時間Tのはじめから人検出処理を再度実行させる。
検出時間設定部113は、サブCPU21から構成され、一定時間内において明るさ検出部101が検出した明るさの減少量ΔLが第1の閾値Δth2より大きい場合に、人の不在を検出する設定時間Tを最短時間T1に設定し、一定時間における明るさの減少量ΔLが第1の閾値Δth2以下の場合に、設定時間Tを周囲環境の明るさに応じて、最短時間T1又は最短時間T1よりも長い第2の時間T2又はT3に設定する。また、検出時間設定部113は、最短時間T1内において、人検出部111が人が存在すると判断した回数が所定の第2の閾値より大きい場合には、設定時間Tを最大値T3に設定し直す。
感度設定部114は、サブCPU21から構成され、一定時間において明るさ検出部101が検出した明るさの減少量ΔLが第1の閾値Δth2より大きい場合に、人検出部111の検出感度を第1の感度に設定し、一定時間において明るさ検出部102が検出した明るさの減少量ΔLが第1の閾値Δth2以下の場合に第1の感度よりも高い第2の感度に、人検出部111の検出感度を設定する。また、感度設定部114は、明るさ検出部102が検出した明るさが大きくなるに従って、人検出部111の感度が高くなるように検出感度を設定する。
電源制御部115は、サブCPU21から構成され、人検出部111が設定時間Tにおいて人が存在すると一度でも判断した場合にメインCPU11等への電力の供給を継続する一方、人検出部111が設定時間Tの間、人が存在すると継続して判断しなかった場合(設定時間Tの間、継続して人が不在であったと判別した場合)に、メインCPU11への電力の供給を停止するように電源25を制御する。また、電源制御部115は、明るさ検出部101が検出した明るさが第1の閾値より小さい第2の閾値Lth1より小さい場合には、人検出部111の検出結果にかかわらず電源25からメインCPU11等への電力の供給を停止させる。
次に、上記構成を有するデジタルフォトフレーム100の動作を説明する。
メインCPU11は、フラッシュメモリI/F15に接続されているフラッシュメモリ19に格納されているデジタル画像データ或いは無線LAN装置16を介して外部装置に格納されているデジタル画像データを読み出し、読み出したデジタル画像データをRAM13に展開し、表示画像を順次切り替えながら、表示装置14に表示させる。
一方、サブCPU21は、主に、メインCPU11の電源のオン・オフの制御を行う。ユーザがメイン電源スイッチ22をオンすると、サブCPU21には電源25から電力が供給される。サブCPU21は、電源25を制御して、メインCPU11、表示装置14を含む各部への動作電力の供給を開始させる。逆に、メイン電源スイッチ22がオフされると、各部への電力の供給は停止する。
メイン電源スイッチ22がオンしている間、主にサブCPU21により構成される制御部102は、図5〜図8に示す電源制御処理を繰り返して実行する。
この電源制御処理は、主に照度センサ23の検出した照度に基づいて電源制御を行う照度による電源制御処理(図5、図6)と、主に人感センサ24の検出した人間の存在・不存在に基づいて電源制御を行う人感センサによる電源制御処理(図7、図8)とを含む。この電源制御処理により、ユーザがデジタルフォトフレーム100に視線を向ける可能性があるときには、メインCPU11等に電力を供給して画像を表示させ、ユーザがデジタルフォトフレームを観察する可能性が無い又は少ないときには、メインCPU11等への電力の供給を停止して、省エネルギーに資する。
制御部102は、タイマ割り込み等により、図5に示す照度による電源制御処理を開始する。
照度による電源制御処理を開始すると、制御部102は、明るさ検出部101により周囲環境の明るさ、即ち、照度Lを取得する(ステップS11)。制御部102は、取得した照度LをサブCPU21の内部メモリに格納している照度Lの履歴(Lt-1,Lt-2,Lt-3,...)に追加する。
次に、制御部102は、今回の処理が、内部メモリに照度Lの履歴が蓄積されていない状態の初期動作であるか否かを判別する(ステップS12)。
初期動作であると判別した場合(ステップS12;Yes)、今回取得した照度Lで履歴を設定する(ステップS13)。
一方、初期動作で無い、即ち、照度Lの履歴が内部メモリに蓄積されていると判別した場合(ステップS12;No)、直近の一定時間内、例えば、5秒内に照度Lの変化があるか無いかを判別する(ステップS14)。照度Lの変化が無いと判別した場合(ステップS14;No)、照度からは人間の有無を判別できないため、制御は、人感センサによる電源制御処理(図7)に移行する。
所定期間内に照度Lの変化があると判別した場合(ステップS14;Yes)、取得した照度Lが所定の第1の閾値Lth1以下(L≦Lth1)であるか否かを判別する(ステップS15)。
照度Lが第1の閾値Lth1以下の場合(ステップS15;Yes)、周囲環境は暗い。このような環境下で、ユーザがデジタルフォトフレーム100を鑑賞する可能性は低く、夜間電灯を落として退出もしくは就寝した可能性が高い。このため、フローは、ステップS16に進み、内部メモリに格納されている検知回数SCを0にリセットし(ステップS16)、電源25にオフを指示する(ステップS17)。指示に従って、電源25は、メインCPU11、表示装置14等への電力の供給を停止する。なお、検知回数SCとは、後述する特定検出モードにおいて、設定時間Tの間に、人を検出した回数を示す。
一方、ステップS15で、照度Lが第1の閾値Lth1より大きいと判別された場合(ステップS15;No)、制御部102は、内部メモリに格納されている照度Lの履歴に基づいて、直近の一定時間(例えば、1秒)内に照度Lが急激に大きくなったか否かを判別する(ステップS18)。具体的には、所定時間前に取得した照度Lt-nと今回取得した照度Ltとの差分のΔL(=Lt−Lt-n)を求め、求めた差分ΔLが基準値ΔLth1より大きいか否かを判別する。
ΔL>ΔLth1と判別された場合、即ち、暗から明への変化が大きい場合(ステップS18;Yes)、ユーザにより電灯が点灯され、もしくはブラインドやカーテンが開けられたと考えられる。即ち、ユーザが近傍にいると考えられる。このため、サブCPU21は、電源がオン状態か否かを判別する(図6、ステップS19)。ここで「電源がオン状態」とは、電源25からメインCPU11、表示装置14等に電力が供給されている状態を言い、「電源がオフ状態」とは、電源25からメインCPU11、表示装置14等への電力の供給が遮断されている状態を言う。
電源がオフ状態であれば(ステップS19;No)、制御部102は、電源制御部115により、電源25にオンを指示する(ステップS21)。指示に従って、電源25は、メインCPU11,表示装置14等への電力の供給を開始する。これにより、メインCPU11,表示装置14等は動作を開始し、表示装置14に画像を表示する。
一方、ステップS18において、ΔL<ΔLth1と判別された場合(ステップS18;No)、即ち、暗から明への変化が小さいと判別した場合、制御部102は、直近の一定時間内の照度Lの変化量ΔLが、負の基準値−ΔLth2以下か否か、即ち、直近の一定時間における明るさの減少量ΔLが閾値ΔLth2以上か否か(一定時間内に急激に暗くなったか否かを判別する(図6;ステップS22)。
ΔL≦−ΔLth2が成立する場合、即ち、明るさの減少量ΔLが閾値ΔLth2以上の場合(ステップS22;Yes)、制御部102は、特定検出モード中であることを示す特定検出モードフラグをセットすると共に内部メモリに格納されている検知回数SCを0にクリアする(ステップS23)。
特定検出モードは、急激に暗くなった直後に、人検出部111による人の検出感度を低くして、比較的短い設定時間T1の間人の存在を検出し、存在率が所定の割合以上となったときに、人検出部111による人の検出感度を高く設定し直して、設定時間Tを最長値T3に設定し、通常の人検出動作に移行する動作モードである。
検知回数SCは、この特定検出モードにおいて、人検出部111が人を検出した回数である。
さらに、制御部102は、感度設定部114により、人感センサ24の感度を低感度に設定し(閾値を最大に設定)(ステップS24)、検出時間設定部113により、設定時間Tを、最短時間T1に設定する(ステップS25)。
その後、制御は、人感センサ24による電源制御処理に進む。
一方、ステップS19で、電源オン状態であると判別した場合(ステップS19;Yes)又はΔL>−ΔLth2と判別した場合(ステップS22;No)、照度Lが第2の閾値Lth2より大きいか否かを判別する(ステップS26)。
照度Lが第2の閾値Lth2以下であると判別した場合(ステップS26;No)、現在、特定検出モードであるか否かを特定検出モードフラグに基づいて判別する(ステップS27)。
特定検出モード中の場合には(ステップS27;Yes)、前述の人感センサによる電源制御処理に進み、特定検出モード中でない場合には(ステップS27;No)、前述のステップS24、S25に進み、感度設定部114により人感センサ24の感度を最小に設定し(閾値を高く設定し)(ステップS24)、検出時間設定部113により、設定時間Tを最短時間T1に設定する(ステップS25)。
また、ステップS26で、照度Lが第2の閾値Lth2より大きいと判別した場合(ステップS26;Yes)、照度Lが第3の閾値Lth3以下であるか否か判別する(ステップS28)。
照度Lが第3の閾値Lth3以下であると判別した場合(ステップS28;Yes)、即ち、やや明るいと判別した場合、感度設定部114により人検出部111(人感センサ24)の感度を中間レベルに設定(閾値を中間レベルに設定)し(ステップS29)、検出時間設定部113により、設定時間Tを、中間の時間T2に設定する(ステップS30)。その後、制御は、人感センサによる電源制御処理に進む。
ステップS28で照度Lが第3の閾値Lth3より大きい、即ち、明るいと判別した場合(ステップS28;No)、感度設定部114により人検出部111(人感センサ24)の感度を高く設定(閾値を低く設定)し(ステップS31)、検出時間設定部113により、設定時間Tを、最長の時間T3に設定する(ステップS32)。その後、制御は、人感センサによる電源制御処理に進む。
次に、人感センサによる電源制御処理について図7,図8を参照して説明する。
まず、制御部102は、人感センサ24(人検出部111)が動作中か否かを判別する(ステップS41)。動作中でなければ(ステップS41;No)、内部タイマをクリアし、タイマに計時を開始させる(ステップS42)。このタイマは、人検出部111(人感センサ24)が人を検知できない継続期間をカウントするものである。続いて、人感センサ24を動作させる(ステップS43)。これにより、人検出部111も動作を開始する。
ステップS41で、人感センサ24が動作中と判別した場合(ステップS41;Yes)又は、ステップS43で人感センサ24を起動した後、制御部102は、人検出部111(人感センサ24)が人を検知(検出)しているか否かを判別する(ステップS44)。このときの人の判別は、ステップS24,S29,S31で感度設定部114により設定された感度で行う。
人検出部111が、人を検知できなかった場合(ステップS44;No)、タイマが、ステップS25,S30,S32で設定された設定時間T以上の時間を計測したか否かを判別する(ステップS45)。即ち、人検出制御部112が人を検知できない状態が設定時間Tだけ継続したか否かを判別する。
設定時間Tを計測していれば(ステップS45;Yes)、制御部102は、タイマを停止し(ステップS46)、検知回数SCをクリアし(ステップS47)、電源制御部115により、電源25にオフを指示する(ステップS48)。この指示に応答して、電源25は、メインCPU11,表示装置14等への電力の供給を停止する。
一方、ステップS45で、タイマが設定時間Tを未だ計測していないと判別した場合(ステップS45;No)、制御は、照度による電源制御処理に移行する。
ステップS44で、人検出部111が人を検知したと判別した場合(ステップS44;Yes)、制御部102は、人検出制御部112により、タイマをクリアする(ステップS49)。タイマは、改めて設定時間Tの計測を開始する。即ち、人検出制御部112は、設定時間T内に、人検出部111が人が存在すると判断すると、人検出部111に設定時間Tのはじめから人を検出する処理を再度実行させる。続いて、電源がオフ状態か否かを判別する(ステップS50)。
電源がオフ状態であると判別されると(ステップS50;Yes)、タイマのカウント動作を停止する(ステップS51)。続いて、照度Lが第4の閾値Lth4以下であるか否か判別する(ステップS52)。
L≦Lth4であると判別した場合、即ち、照度Lが第4の閾値Lth4以下であると判別した場合(ステップS52;Yes)、即ち、暗いと判別した場合、制御は、照度による電源制御処理に進む。
一方、L>Lth4であると判別した場合、即ち、照度Lが第4の閾値Lth4より大きいと判別した場合(ステップS52;No)、即ち、ある程度明るいと判別した場合、電源25にオンを指示する(ステップS53)。
一方、ステップS50で、電源がオンであると判別した場合(ステップS50;No)、特定検出モード中であるか否かを、特定検出モードフラグの有無から判別する(ステップS54)。特定検出モード中でないと判別された場合(ステップS54;No)、照度による電源制御処理に移行する。
ステップS54で、特定検出モード中であると判別された場合(ステップS54;Yes)、検知回数SCを+1(増加)する(ステップS55)。続いて、検知回数SC、即ち、人を検知した回数SCが一定数(閾値)SCthに達しているか否かを判別する(ステップS56)。なお、この一定値SCthは、最短時間T1の間に、例えば、60〜80%の割合で人を検出したときに到達できる値に設定されている。検知回数SCが一定数SCthに達していれば(ステップS56;Yes)、ユーザが照度Lを急激に低下させる行為を行った後も、デジタルフォトフレーム100の近傍にある程度とどまっていたことを意味する。この場合、サブCPU21は、特定検出モードフラグをオフして、特定検出モードをリセットし、人感センサ24の感度を最大に設定し(ステップS57)、設定時間Tを最長の時間T3に設定し(ステップS58)、その後、照度による電源制御処理に進む。
また、ステップS56で、検知回数SCが一定数SCthに達していないと判別すると(ステップS56;No)、ステップS57,S58をスキップして、照度による電源制御処理に進む。
上述のフローチャートに示した動作を具体例に基づいて説明する。
このデジタルフォトフレーム100の周囲の照度が十分に低い(真っ暗)場合には、ユーザは外出しているか就寝している可能性が高い。そこで、ステップS11で検出された照度Lが非常に小さい(暗い)場合、ステップS15でL≦第1の閾値Lth1と判別され、電源がオフされる(ステップS17)。
照度が十分に小さくない(暗くない)場合には、照度を参考に、人感センサ24の感度と、人を最後に検出してから電源を切るまでの時間に相当する設定時間Tとを設定する。図3に示す様に、照度センサ24の出力値がやや暗いことを示している場合(Lth1<L≦Lth2)にはT1(例えば約5分間)、中間程度の照度の場合(Lth2<L≦Lth3)にはT2(例えば約20分間)、明るい場合(Lth3<L)にはT3(例えば30分間)の設定時間Tだけ、人が検出されない場合に電源がオフされるように設定される(ステップS25,S30,S32,S58)。そして、タイマの計時動作を開始し、人感センサ24により、人が検出された場合(ステップS44;Yes)にはタイマをクリアし(ステップS49)、最初から計時を開始する。そして、この設定時間Tの間に人が検出されなかった場合に、電源25をオフしている。これにより、室内が暗い場合には人が退出した可能性が高いので短時間で端末の電源をオフして省電力制御を優先し、逆に室内が明るい場合には人が室内に居る可能性が高いため、人を誤って検出できなかったことによる電源オフを防ぐことの両立を図っている。
一方、設定時間T内に、人感センサ24による人の検出があった場合、即ち、設定時間T中に人を検出した場合(ステップS44;Yes)には、電源25のオンを維持し(別段、電源25をオフする動作を行わない)、表示状態を維持する。
昼間の室内は電灯を消した時でも十分に明るいが、電灯を消すという動作で照度は急激に低下し、かつ、その動作後、人は部屋から退出する可能性が高い。従って、照度の急激な低下を検出した場合(ステップS22;Yes)には、特定検出モードを設定し(ステップS23)、人感センサ24の感度を低く設定し(ステップS24)、設定時間Tを最小値T1に設定し(ステップS25)、短時間で電源が落ちる様に制御し、省電力化を図っている。
ただし、昼間は、電灯を消した後でも明るいため、室内に人が残っている可能性がある。そこで、設定時間T1の間に所定の回数(割合)人を検知した場合(ステップS56;Yes)には、人感センサ24の感度と設定時間Tとを明るい時と同じ高感度とT3に設定することで(ステップS57,S58)、人をうまく検出出来なかった事による誤った電源オフを防いでいる。
また、電源オフ時に、室内が急激に明るくなった場合(ステップS18;Yes、ステップS19;No)には、ユーザが電灯を点灯し、もしくは、ブラインド、カーテンが開いたと考えられる。このため、人感センサ24の検出の有無に変わらず電源をオンし(ステップS21)、ユーザが気づく前に電源25をオンする。
一方、ゆっくりと室内が明るくなる状況(ステップS18;No且つステップS22;No)は、太陽光が室内に入った為に明るくなった可能性が高く、人が入室した為とは考えにくい。この場合には電源25をオンしない。これにより早朝、人が寝ているときに勝手に起動するような状態を避けることが出来る。ただし、ある程度明るくなっていれば(ステップS26;Yes)、真っ暗な夜間よりも人が入室してくる可能性が高いので、明るさに応じて(ステップS26,S28)、人感センサ24の感度を相対的に高くする(ステップS29,S31)ことで検出しやすい状況を作り、すばやい電源25のオンを実現することが出来る。
以上説明したように、本実施の形態によれば、デジタルフォトフレーム100において、照度センサ23と人感センサ24を利用した電源制御を下記の様に行うことで、ユーザに意識させることなく、誤動作の少ない省電力制御を図ることが出来る等、以下に例示する人の行動により適合した効果を得ることができる。
(1). 一定時間における明るさの減少量ΔLが所定の閾値ΔLth2より大きく、急速に暗くなった場合(ステップS26;Yes)、人感センサ24が人を未検出の状態が継続したときの電源オフまでの設定時間Tを相対的に短い第1の時間T1に設定する(ステップS25)。例えば、電灯を消す、カーテンを閉めるという動作により、明るさが急激に減少する(明るさの減少量ΔLが所定の閾値ΔLth2より大きい)ことがある。この動作の後は、人が部屋から退出する可能性が高い。このため、設定時間Tを相対的に短いT1に設定し、人が不在の場合に、短時間で電源が遮断される(ステップS48)様に電源25を制御することにより、省電力化が図れる。
ただし、短い設定時間T1の間、人感センサ24による人の検出動作を継続する(ステップS44)ので、例えば、ユーザが昼間に室内の電灯を消灯させてからも依然として室内に留まっている場合等に、電源25を遮断することなく、室内に留まり続けるユーザのために電源を供給し続けることが可能となる。これに対し、特許文献1に記載の電源制御手法では、明るさが急激に暗くなったことを検出した場合には、即座に、電源をオフする。このため、例えば、ユーザが昼間に室内の電灯を消灯させてからも依然として室内に留まっている場合等に、対応することができない。従って、本実施形態に係る電源制御装置及び電源制御方法は、より人為的な行動を考慮した電源の制御を行うことができる。
(2). 一定時間における明るさの減少量ΔLが所定の閾値ΔLth2より小さい場合(ステップS18;Yes又はS22;No)、設定時間Tを、明るさに従って(ステップS26,S28)、第1の時間T1以上の第2の時間(T1,T2,T3)に設定している(ステップS25,S30,S32)。例えば、明るい部屋では人がいる可能性が高く、暗い場合には人が居ない可能性が高い。従って、このように制御することにより、明るい部屋では、人の未検出状態での電源オン時間を長くすることにより不用意に電源が落ちないようにし、暗い場合には、人の未検出状態での電源オン時間を短くして短時間で電源を遮断する(ステップS48)ことにより、ユーザの不便無く省電力化を図ることが出来る。
(3). (1)の場合、即ち、急速に暗くなったと判別され(ステップS26;Yes)、人感センサ24による人の検出動作(ステップS44)を実行中に、人感センサ24が一定回数人間を検出した(或いは一定の割合で検出した)場合(ステップS56;Yes)に、電源オフまでの設定時間Tを明るい時と同じT3に戻す(ステップS58)ことで、人がいないと誤検出して電源を遮断する(ステップS48)という誤動作を減らすことが出来る。
(4). また、一定時間における明るさの減少量ΔLが所定の閾値Lth2より大きい場合(ステップS22;Yes)に、人感センサ24の検出感度を相対的に低い第1の感度に設定し(ステップS24)、一定時間における明るさの減少量ΔLが所定の閾値Lth2より小さい場合には、第1の感度以上の第2の感度に、人感センサ24の検出感度を設定している(ステップS24,S29,S31)。例えば、電灯を消す、カーテンを閉めるという動作により、明るさが急激に減少する(明るさの減少量ΔLが所定の閾値ΔLth2より大きい)、ことがある。この動作後は、人が部屋から退出する可能性が高い。このため、人感センサ24の感度を相対的に低くし、人が不在であるにもかかわらず、在室すると判別する誤動作を抑えつつ、一方で、人の存在を設定時間Tの間検出して、検出できない場合に、電源を遮断する(ステップS48)ことで、省電力化が図れる。一方、明るさの減少量ΔLが所定の閾値ΔLth2より小さい場合(ステップS18;Yes又はS22;No)には、環境の変化による明るさの変化程度であることがあり、室内に人が残っている可能性がある。そこで、検出感度を第1の感度以上の第2の感度に設定して(ステップS24、S29、S31)、人の検出漏れを防ぎ、人を検出した場合には、電源の供給を維持できる。
(5).一定以上の暗さになった場合(ステップS15;Yes)、人感センサ24の検出に関係なく、すぐに電源をオフする(ステップS17)。夜間等、真っ暗な部屋の中では人がいる可能性が低いうえ、就寝している可能性も高い。このような場合に、人感センサ24の人検出の有無にかかわらず電源を直ぐに遮断することで省電力化が図ること出来る。
(6).また、明るさが大きくなるにしたがって(ステップS26,S28)、人感センサ24の感度を上げる(ステップS29,S31)。例えば、早朝、室内に太陽光がゆっくり差し込んでくる状況になった場合、ユーザが起きて入室する可能性が高い。このように、明るさに応じて人の存在する可能性が高くなる場合がある。そこで、明るさが大きくなるに従って、人感センサ24の感度を上げることにより、人の検出を容易とし、電源オン状態であれば(ステップS50;No)、人の検出漏れによる電源の遮断(ステップS48)を防ぎ、電源がオフ状態であれば(ステップS50;Yes)、人の入室があると、即座に電力を供給する(ステップS53)ことが可能となる。
(7).また、電源オフ時に、急速に明るくなった場合(ステップS18;Yes且つステップS19;No)、すぐに電源をオンする(ステップS21)。電灯が点灯したり、カーテンが開く等して、急速明るくなった場合には室内に人が入ってきた可能性が高い。従って、この処理により、人感センサ24が人を検出する前に電源を立ち上げ、ユーザが即座に鑑賞できる状態にすることが出来る。
これに対し、ゆっくりと明るく変化した場合(ステップS18;No)には、電源はオンしない。早朝、室内に太陽光が差し込む事で室内が明るく成る場合にはゆっくりと環境光が明るくなり、この状態ではユーザがまだ寝ている可能性が高い。このような場面では、電源をオンにしないことで無駄な電力を省くことが出来る。
なお、この発明は、上記実施の形態に限定されず種々の変形及び応用が可能である。
例えば、上記実施の形態では、電源オン状態で、人がいないと判別した際に、メインCPU11,表示装置14の電源をオフにしていたが、表示装置14をオフしたり、表示装置14のバックライトのみをオフしたりするだけでも省電力化でき、人を検出した後の画像の再表示開始時間の短縮も可能である。
上述の機能は、デジタルフォトフレーム100という室内に設置され、基本的には動かさないということを前提とする装置に有効な省電力制御を行っている。このため、図9に示すように、振動センサ(加速度センサ)29をサブCPU21に接続し、振動センサ29が振動を検出した場合に、サブCPU21が、一定期間、電源オン時処理及び電源オフ時処理の実行を停止することで、誤った電源オフ動作及び電源オン動作を減らすことも可能である。
上述の構成、フローチャート、設定時間等のパラメータなどは、一例であり、同様の機能を実現できるなら、他の構成を使用することも可能である。例えば、上記実施の形態では、一定時間における明るさの減少量ΔLが閾値ΔLth2より大きい場合に、ステップS25で設定時間をT1に設定したが、T1より短い時間に設定してもよい。同様に、人感センサ24の感度をさらに下げても良い。また、ステップS44で人を検出した場合に、ステップS49でタイマをクリアしたが、特定検出モードであるか否かを判別し、特定検出モードであれば、ステップS49をスキップしてもよい。また、ステップS56で、人を一定回数検出した場合(ステップS56;Yes)に、通常の人検出動作に移行したが、例えば、所定時間人を連続して検出した場合、所定時間内で一定の割合以上人を検出した場合等に、通常の人検出動作に移行するように構成してもよい。ポイントは、急激に暗くなった後も、一定期間、室内等に留まっている人を検出することである。また、ステップS56で、人を一定回数検出した場合(ステップS56;Yes)に、人感センサ24の感度を最大、設定時間Tを最長値T3に設定したが、他の値に設定してもよい。また、ステップS56からステップS11にジャンプする等してもよい。
デジタルフォトフレーム及びその表示部の電源制御を例にこの発明を説明したが、この発明はこれに限定されず、デジタル時計、コンピュータ、携帯端末等の任意の電子機器の、表示装置、記憶装置、通信装置等の任意の動作部分の電源制御に適用可能である。
また、コンピュータに上述の制御処理を実行させるプログラムを、記録媒体などからインストールすることも可能である。
100・・・デジタルフォトフレーム、11・・・メインCPU、12・・・ROM、13・・・RAM、14・・・表示装置、15・・・フラッシュメモリI/F、16・・・無線LAN装置、21・・・サブCPU、22・・・メイン電源スイッチ、23・・・照度センサ、24・・・人感センサ、25・・・電源、29・・・振動センサ、101・・・明るさ検出部、102・・・制御部、111・・・人検出部、112・・・人検出制御部、113・・・検出時間設定部、114・・・感度設定部、115・・・電源制御部

Claims (7)

  1. 所定の設定時間だけ周囲に人が存在するか否かを連続的に判断する人検出処理を実行する人検出手段と、
    前記人検出手段が人が存在すると判断する度に、前記人検出手段に前記設定時間のはじめから前記人検出処理を再度実行させる人検出制御手段と、
    前記人検出手段が前記設定時間において人が存在すると一度でも判断した場合に電力の供給を継続する一方、前記人検出手段が前記設定時間において人が存在すると判断しなかった場合に、電力の供給を停止するように電源を制御する電源制御手段と、
    周囲の明るさを検出する明るさ検出手段と、
    一定時間において前記明るさ検出手段が検出した明るさの減少量が所定の閾値より大きい場合に、前記設定時間を第1の時間に設定し、前記一定時間において前記明るさ検出手段が検出した明るさの減少量が前記所定の閾値より小さい場合に、前記設定時間を、前記明るさ検出手段が検出した明るさに従って、前記第1の時間以上の第2の時間に設定する検出時間設定手段と、
    を備えることを特徴とする電源制御装置。
  2. 前記検出時間設定手段は、
    前記第1の時間において、前記人検出手段が人が存在すると判断した割合が所定の基準値より大きい場合に、前記設定時間を前記第1の時間よりも長い第3の時間に設定し直す、
    ことを特徴とする請求項1の電源制御装置。
  3. 一定時間において前記明るさ検出手段が検出した明るさの減少量が前記所定の閾値より大きい場合に、前記人検出手段の検出感度を第1の感度に設定し、前記一定時間において前記明るさ検出手段が検出した明るさの減少量が前記所定の閾値より小さい場合に前記第1の感度以上の第2の感度に、前記人検出手段の検出感度を設定する手段を備える、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電源装置。
  4. 前記電源制御手段は、前記明るさ検出手段が検出した明るさが閾値より小さい場合には、前記人検出手段の検出結果にかかわらず電源からの電力の供給を遮断する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電源制御装置。
  5. 前記明るさ検出手段が検出した明るさが大きくなるに従って、前記人検出手段の感度が高くなるように検出感度を設定する感度設定手段を備える、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電源制御装置。
  6. 電源と、
    前記電源からの電力の供給を受けて動作する電子機器と、
    前記電源を制御する、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の電源制御装置と、
    を備えることを特徴とする電子装置。
  7. コンピュータに、
    所定の設定時間だけ、人が存在するか否かを連続的に判断する人検出処理を実行させる処理、
    人が存在すると判断する度に、前記設定時間のはじめから前記人検出処理を再度実行させる処理、
    前記設定時間において人が存在すると判断した場合に電力の供給を継続したままにしておく一方、前記設定時間において人が存在すると判断しなかった場合に電力の供給を停止するように電源を制御する処理、
    一定時間において周囲の明るさの減少量が所定の閾値より大きい場合に前記設定時間を第1の時間に設定し、前記一定時間において前記明るさ検出手段が検出した明るさの減少量が前記所定の閾値より小さい場合に前記設定時間を前記設定時間を、周囲の明るさに従って、前記第1の時間以上の第2の時間に設定する処理、
    を実行させるコンピュータプログラム。
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