JPWO2015114818A1 - 情報処理装置およびセンサ出力制御プログラム - Google Patents

情報処理装置およびセンサ出力制御プログラム Download PDF

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Abstract

情報処理装置は、検出センサを搭載した本体部と、本体部に物理的な構造で着脱可能なディスプレイなどの電子機器とを有する。例えば、情報処理装置は、検出センサを用いてスリープ状態の本体部を復帰させる場合、電子機器が物理的な構造で本体部に接続されているかを判定する。そして、情報処理装置は、接続されていると判定された場合に、検出センサの出力を有効にし、接続されていないと判定された場合に、検出センサの出力を無効にする。

Description

本発明は、情報処理装置およびセンサ出力制御プログラムに関する。
従来から、焦電型赤外線センサを搭載した電子機器が知られている。焦電型赤外線センサは、温度変化によって誘電体の分極が変化する現象を捉えて、熱源と背景の赤外線の放射量の差を検知する。電子機器は、この焦電型赤外線センサの特長を利用して、人を検知して自動的に動作を開始する。
このような焦電型赤外線センサを搭載する電子機器の例としては、テレビ、エアコン、照明機器などが挙げられる。例えば、テレビは、消費電力を削減するために、ユーザがテレビ番組を視聴中に席を外したことを検知して表示画面をオフにする。また、照明機器は、防犯対策のために、熱源を検知すると照明を点灯させる。
近年では、焦電型赤外線センサが閾値を超える絶対温度を一定時間継続して検知した場合に人体有りと判断し、室内温度が高い場合には閾値を通常時よりも高い値に設定することで、誤動作を防止する技術が知られている。
また、人の動きを検出する焦電型赤外線センサと人の存在を検出する反射型センサを用いて操作者を検出すると、画像処理装置をスリープモードから動作モードに移行する技術が知られている。また、赤外線センサの検出視野の上方部を検出対象とし、表示器の前方に人がいない状態が所定時間続いた場合に、表示器の表示をオフにする技術が知られている。
特開2013−64594号公報 特開2013−29839号公報 特開平11−231851号公報
しかしながら、上記技術では、焦電型赤外線センサなどの検出センサを搭載する電子機器の誤動作が多い。例えば、デスクトップパソコンをマウス等でシャットダウンした後のユーザの離席動作を検出センサが検出し、デスクトップパソコンが再度起動することがある。
また、本体とディスプレイとが着脱可能なパソコンは、ディスプレイがドックアウトされて未使用状態にある場合でも、本体に搭載される検出センサが人や動物を検出すると、パソコン本体を起動する。この場合、ディスプレイの電源もONになり、ディスプレイが布団の上などにある場合は、熱がこもって発熱の危険性が高まる。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、誤動作を削減することができる情報処理装置およびセンサ出力制御プログラムを提供することを目的とする。
本願の開示する情報処理装置およびセンサ出力制御プログラムは、一つの態様において、検出センサを搭載した本体部と、前記本体部に物理的な構造で着脱可能な電子機器とを有する。情報処理装置は、前記電子機器が前記物理的な構造で前記本体部に接続されているかを判定する判定部を有する。情報処理装置は、前記判定部によって接続されていると判定された場合に、前記検出センサの出力を有効にし、前記判定部によって接続されていないと判定された場合に、前記検出センサの出力を無効にする出力制御部を有する。
本願の開示する情報処理装置およびセンサ出力制御プログラムは、誤動作を削減することができる。
図1は、情報処理装置の全体構成例を示す図である。 図2は、情報処理装置の構成を示すブロック図である。 図3は、焦電型赤外線センサの出力電圧の変化を説明する図である。 図4は、焦電型赤外線センサによる本体起動処理の全体的な流れを示すフローチャートである。 図5は、本体起動処理における人検知までの処理の流れを示すフローチャートである。 図6は、検知領域を説明する図である。
以下に、本発明にかかる情報処理装置およびセンサ出力制御プログラムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
[全体構成]
図1は、情報処理装置の全体構成例を示す図である。図1に示すように、情報処理装置1は、マウス2、キーボード3、本体部10、着脱式ディスプレイ20など電子機器を有する。本体部10と着脱式ディスプレイ20とは、物理的なドッキング構造で着脱可能に構成される。マウス2やキーボード3は、ユーザから入力操作を受け付ける入力装置の一例である。
本体部10は、メモリやプロセッサを有し、各種処理を実行する処理部である。また、本体部10は、熱源を検知する焦電型赤外線センサ12を有する。焦電型赤外線センサ12は、温度変化によって誘電体の分極が変化する現象を捉えて、熱源と背景の赤外線の放射量の差を利用して、人の検知に利用されるセンサである。
着脱式ディスプレイ20は、本体部10に着脱可能なタッチパネル式のディスプレイであり、照度センサ21を有する。照度センサ21は、着脱式ディスプレイ20周辺の照度を検出するセンサである。
また、各電子機器は、無線通信機能を有している。したがって、マウス2やキーボード3で操作された情報は、無線通信によって本体部10に受信され、本体部10は、マウス2等から受け付けた操作を実行する。
また、着脱式ディスプレイ20は、タッチパネル上で受け付けた情報を無線通信で本体部10に送信する。そして、本体部10は、着脱式ディスプレイ20から受信した情報に対応する操作を実行して着脱式ディスプレイ20に送信する。その後、着脱式ディスプレイ20は、本体部10から受信した情報を表示させる。
このような情報処理装置1の本体部10は、着脱式ディスプレイ20が物理的な構造で本体部10に接続されているかを判定する。そして、本体部10は、接続されていると判定された場合に、焦電型赤外線センサ12の出力を有効にし、接続されていないと判定された場合に、焦電型赤外線センサ12の出力を無効にする。
例えば、本体部10は、OS(オペレーティングシステム)をスタンバイ中に遷移させた後、焦電型赤外線センサ12によって人を検出されると、電源回路をONにし、OSを復帰させる。この処理を開始する際、本体部10は、着脱式ディスプレイ20が本体部10にドッキングされているかを判定する。そして、本体部10は、着脱式ディスプレイ20がドッキングされている場合に、焦電型赤外線センサ12の出力をONにして、人の検知を開始する。
このように、情報処理装置1は、本体部10に搭載される焦電型赤外線センサ12でOS等を起動する場合に、着脱式ディスプレイ20がドッキングされるまで焦電型赤外線センサ12の出力を無効にするので、誤動作を削減できる。
[情報処理装置の構成]
図2は、情報処理装置の構成を示すブロック図である。図2に示すように、情報処理装置1は、本体部10と着脱式ディスプレイ20とを有する。なお、ここでは、図1に示したマウス2やキーボード3については、無線機能を有する一般的なマウスやキーボードと同様の機能を有するので、詳細な説明は省略する。
本体部10は、ドックコネクター11、焦電型赤外線センサ12、グラウンド13、論理回路14、チップセット15を有する。ドックコネクター11は、ドッキング構造を持つ本体部10のコネクタ部である。ドックコネクター11と着脱式ディスプレイ20とがドッキングすることで、本体部10と着脱式ディスプレイ20とが物理的に接続される。
焦電型赤外線センサ12は、人体の検出に利用されるセンサ部である。この焦電型赤外線センサ12は、論理回路14からセンシング開始の指示を受け付けると、赤外線の出力を開始する。そして、焦電型赤外線センサ12は、出力結果を論理回路14に随時出力する。グラウンド13は、電位の基準点であり、例えば電圧0Vなどの電位を有する。
論理回路14は、焦電型赤外線センサ12の出力と着脱式ディスプレイ20の着脱状態を検出する回路部である。この論理回路14は、特許請求の範囲に記載の判定部と出力制御部の一例である。
具体的には、論理回路14は、着脱式ディスプレイ20がドックコネクター11にドッキングされているかを判定する。また、論理回路14は、ドッキングされていると判定された場合に、焦電型赤外線センサ12の出力を有効にし、ドッキングされていないと判定された場合に、焦電型赤外線センサ12の出力を無効にする。
例えば、論理回路14は、着脱式ディスプレイ20がドッキングされている場合に、焦電型赤外線センサ12の出力を有効に制御して、焦電型赤外線センサ12の検出結果を受信する。そして、論理回路14は、焦電型赤外線センサ12の検出結果から人を検知したときに、照度センサ21が検出した照度値が所定値以上で明るい状態である場合には、チップセット15にOSの起動を指示する。
チップセット15は、OSの起動を制御するコントローラ部であり、タイマ回路16を有する。具体的には、チップセット15は、論理回路14からOSの起動指示を受信すると、電源投入を行い、OSの動作を開始させる。
このとき、チップセット15は、論理回路14からOSの起動指示を受信すると、タイマ回路16を起動させる。そして、チップセット15は、所定時間継続的に人が検知されると、OSの動作を開始させる。
着脱式ディスプレイ20は、照度センサ21とマイコン22とを有するディスプレイであり、請求の範囲に記載の電子機器の一例である。照度センサ21は、着脱式ディスプレイ20の照度を検出するセンサであり、検出した照度値をマイコン22に出力する。
マイコン22は、照度センサ21の出力を受けてチップセット15に報告するマイコン部である。例えば、マイコン22は、照度センサ21から照度値を受信して、ドックコネクター11、論理回路14を介してチップセット15に出力する。
ここで、情報処理装置1内の信号の流れや電圧の変化等について説明する。着脱式ディスプレイ20がドックコネクター11にドッキングされると、着脱式ディスプレイ20内の電圧(DOCK_DET#)がグラウンド13の電圧に引かれるので、LOWになる。
この結果、論理回路14は、マイコン22と論理回路14間の電圧がLOWになるので、着脱式ディスプレイ20のドッキングを検知する。そして、論理回路14は、焦電型赤外線センサ12の出力を有効に制御する。
また、マイコン22は、照度センサ21の出力が安定し、センシングされた照度値が所定値以上である場合には、着脱式ディスプレイ20の周辺が明るいと判定して、信号(AMB_High=HIGH(周囲の明るさ=明るい))を論理回路14に出力する。一方、マイコン22は、センシングされた照度値が所定値未満である場合には、着脱式ディスプレイ20の周辺が暗いと判定して、信号(AMB_High=LOW(周囲の明るさ=暗い))を論理回路14に出力する。
こうして、論理回路14は、マイコン22から信号(AMB_High=HIGH)を受信することで、着脱式ディスプレイ20周辺の照度が高いことを検知する。この状態で、論理回路14は、焦電型赤外線センサ12のセンシング結果から人を検知した場合に、チップセット15にOSの動作開始を指示する。
[焦電型赤外線センサの出力電圧の変化]
図3は、焦電型赤外線センサの出力電圧の変化を説明する図である。図3のaは平常時であり環境に変化がない状態である。したがって、焦電型赤外線センサ12の出力電圧は一定となる。
図3のbは赤外線入射直後であり、環境との温度変化を検知した状態であり熱源が近づいたことを検出したところである。したがって、焦電型赤外線センサ12の出力電圧は大きくなる。論理回路14は、図3のbの状態における出力電圧の変化から、人の接近を検出する。
図3のcは安定時であり温度変化を検知した後、温度の変化がなく安定状態となり、焦電型赤外線センサ12の出力電圧は一定となる。つまり、論理回路14は、図3のbの状態から引き続き人を検出し続けている。
図3のdは赤外線遮断直後であり、熱源がセンサエリアを離れた温度変化を捉えた状態である。したがって、焦電型赤外線センサ12の出力電圧は大きく変化する。論理回路14は、図3のdの状態における出力電圧の変化から、図3のbの状態で検出した人が離れたことを検出する。図3のeは図3のaと同じ状態に戻った状態である。
[全体的な処理の流れ]
次に、情報処理装置1が実行する処理について説明する。ここでは、一例として、情報処理装置1の着脱式ディスプレイ20がドックアウトの状態で、OSがスリープモードに遷移した状態から焦電型赤外線センサ12を用いてOSを復帰させる場合を説明する。言い換えると、焦電型赤外線センサ12によって人が検出された場合に、スリープ状態にある本体部10を起動する処理について説明する。
図4は、焦電型赤外線センサによる本体起動処理の全体的な流れを示すフローチャートである。図4に示すように、本体部10のチップセット15が焦電型赤外線センサ12による起動を開始する場合(S101:Yes)、本体部10の論理回路14は、着脱式ディスプレイ20がドッキング状態か否かを判定する(S102)。例えば、チップセット15は、スリープモードから所定時間経過後に、自動で本処理を開始する。
続いて、論理回路14は、着脱式ディスプレイ20がドッキング状態であると判定した場合(S102:Yes)、焦電型赤外線センサ12の出力を有効にする(S103)。すなわち、論理回路14は、焦電型赤外線センサ12の出力を有効に制御する。
そして、論理回路14は、着脱式ディスプレイ20の照度センサ21が検出した照度値が閾値以上か否かを判定する(S104)。なお、S103とS104の処理は、どちらを先に実行してもよい。
その後、論理回路14は、照度センサ21が検出した照度値が閾値以上である状態で(S104:Yes)、焦電型赤外線センサ12の出力電圧の変化から人を検知すると(S105:Yes)、タイマ回路16のタイマを起動する(S106)。
そして、論理回路14によって一定時間継続的に人が検知されていると判定された場合(S107:Yes)、チップセット15は、電源回路をONにし、OSを復帰させる(S108)。なお、S107において、論理回路14は、継続的に人を検知しない場合(S107:No)、S105以降を繰り返す。
また、S104において、論理回路14は、照度センサ21が検出した照度値が閾値未満である状態で(S104:No)、S101に戻って以降の処理を繰り返す。同様に、S102において、論理回路14は、着脱式ディスプレイ20がドッキング状態ではないと判定した場合(S102:No)、S101に戻って以降の処理を繰り返す。
[照度センサから人検出までの流れ]
図5は、本体起動処理における人検知までの処理の流れを示すフローチャートである。図5に示すように、着脱式ディスプレイ20のマイコン22は、処理が開始されると、照度センサを初期化する(S201)。
続いて、マイコン22は、タイマを例えば150msにセットしてタイマを起動し(S202)、150ms経過すると(S203:Yes)、照度値を読み込む(S204)。すなわち、マイコン22は、照度センサ21が検出した照度データを、照度センサ21から取得する。
その後、マイコン22は、照度値をLUX値に変換し(S205)、照度が安定したか否かを判定する(S206)。例えば、マイコン22は、ALS(Ambient Light Sensing)のカウンタが閾値(6×(150×6=900ms))を超えた否かを判定する。
そして、マイコン22は、照度が安定したと判定すると(S206:Yes)、照度に応じて、着脱式ディスプレイ20のバックグラウンドの明るさに対して、自動輝度制御を実行する(S207)。例えば、マイコン22は、着脱式ディスプレイ20の明るさを、室内の明るさに応じた適切な明るさに制御する。
その後、マイコン22は、信号(AMB_HIGH)に「LOW」を設定し(S208)、着脱式ディスプレイ20がドッキング中か否かを判定する(S209)。例えば、マイコン22は、マイコン22が接続される信号線の電圧がLOWになったか否かを判定する。
そして、マイコン22は、ドッキング中と判定した場合(S209:Yes)、タイマカウンタが10秒を経過しているかを判定する(S210)。
マイコン22は、タイマカウンタが10秒を経過している場合(S210:Yes)、それまでに取得されたLUX値の合計が最新のLUX値の2倍以上である場合(S211)、信号(AMB_HIGH)に「HIGH」を設定する(S212)。
そして、マイコン22が信号(AMB_HIGH=HIGH)を論理回路14に送信し、論理回路14は、焦電型赤外線センサ12による人検知処理を開始する(S213)。
一方、マイコン22は、タイマカウンタが10秒未満で(S210:No)、タイマカウンタが「START」ではない場合(S214:No)、タイマをスタートさせる(S215)。
また、マイコン22は、タイマカウンタが10秒未満で(S210:No)、タイマカウンタが「START」である場合(S214:Yes)、タイマをカウントアップさせる(S216)。
そして、マイコン22は、S215またはS216を実行した後、信号(AMB_HIGH)に「LOW」を設定し(S217)、S202以降を繰り返す。また、S209において、マイコン22は、ドッキング中ではないと判定した場合(S209:No)、タイマをストップしてクリアし(S218)、信号(AMB_HIGH)に「LOW」を設定し(S217)、S202以降を繰り返す。
[効果]
上述したように、情報処理装置1は、本体部10と着脱式ディスプレイ20とを有し、ドッキング状態を判別する際に、環境の明るさから動作可能な状態かを検出することができる照度センサを搭載することにより誤動作を防ぐことができる。
また、情報処理装置1は、焦電型赤外線センサ12とタイマ回路16を組み合わせることにより、人体を検知して数秒以内に人体を検知しなくなった場合は装置を起動してほしいときではなく、単に人が通り過ぎたと判断し動作させないように制御することができる。
また、情報処理装置1は、人体を検知して数秒以内に人体を検知しなくなる信号を受信しない場合は、装置の前に人がいて装置を起動してほしいときであると判断して、装置またはOSを動作させるように制御することができる。
このように、情報処理装置1は、人が装置を使用したいときを正確に判断し、そのときだけ装置を起動するので、誤動作を防止できる。また、誤動作を防止できるので、消費電力の削減にも繋がる。さらに、情報処理装置1は、現状の構成を流用して誤動作を防止できるので、安価な回路で実現することができる。
例えば、情報処理装置1は、着脱式ディスプレイ20がドックアウトした状態で使用していない場合、本体部10に搭載されている焦電型赤外線センサ12が人感を検出することを抑制できる。このため、着脱式ディスプレイ20のバッテリの消耗を抑制でき、着脱式ディスプレイ20の自動起動による発熱にて熱暴走するといった誤動作を抑制できる。
また、情報処理装置1は、就寝時の暗い環境にて焦電型赤外線センサ12が寝返りやペットによる熱源を検出することを抑制でき、電力の浪費を抑制できる。また、情報処理装置1は、通常のデスクトップパソコンの使い方でパソコンをスリープやシャットダウンなどを行って離席するときの離席動作の検出を抑制できる。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。
[焦電型赤外線センサの検出領域]
例えば、本体部10に搭載される焦電型赤外線センサ12の出力領域を本体部10が設置される水平面より上方向を検出対象とすることができる。図6は、検知領域を説明する図である。図6に示すように、本体部10がテーブルの上に置かれている状況で、焦電型赤外線センサ12の出力範囲は、テーブルより上にくるように制御する。こうすることで、焦電型赤外線センサ12による検知領域がテーブルより上になるので、ペットの犬や猫の検知を抑制し、就寝中の寝返りを検知することを抑制することができる。
[電子機器]
上記実施例では、着脱式ディスプレイ20がドッキング状態か否かを判定する例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、本体部10は、ディスプレイ以外の着脱式の電子機器についても同様に判定して、焦電型赤外線センサ12の出力を制御することができる。
また、情報処理装置1は、複数の着脱式の電子機器がそれぞれドッキング状態であるか否かを判定し、全部がドッキング状態の場合または特定の電子機器がドッキング状態の場合に、焦電型赤外線センサ12の出力を有効にするように制御することもできる。
[焦電型赤外線センサ]
上記実施例では、焦電型赤外線センサ12を用いた例を説明したが、これに限定されるものではなく、物体を検知する近接センサを用いることもできる。近接センサは、非接触センサであり、磁界、電磁波、光、音波などのエネルギーを放出して、反射してくる物質やエネルギーの変化などを捉える。論理回路14は、近接センサによるエネルギーの変化を用いて、人の接近を検出する。
[システム構成等]
また、図示した装置の各構成は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、任意の単位で分散または統合して構成することができる。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
また、本実施例において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともでき、あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
なお、本実施例で説明した情報処理装置1は、センサ出力制御プログラムを読み込んで実行することで、図2等で説明した処理と同様の機能を実行することができる。例えば、情報処理装置1は、論理回路14の判定処理やチップセット15のOS起動処理などを実行するプロセスを実行することで、上記実施例と同様の処理を実行することができる。このプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することができる。また、このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行することができる。
1 情報処理装置
10 本体部
11 ドックコネクター
12 焦電型赤外線センサ
13 グラウンド
14 論理回路
15 チップセット
16 タイマ回路
20 着脱式ディスプレイ
21 照度センサ
22 マイコン

Claims (6)

  1. 検出センサを搭載した本体部と、前記本体部に物理的な構造で着脱可能な電子機器とを有する情報処理装置において、
    前記電子機器が前記物理的な構造で前記本体部に接続されているかを判定する判定部と、
    前記判定部によって接続されていると判定された場合に、前記検出センサの出力を有効にし、前記判定部によって接続されていないと判定された場合に、前記検出センサの出力を無効にする出力制御部と
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記電子機器は、前記電子機器周辺の照度を検出する照度センサを搭載し、
    前記本体部は、前記判定部によって接続されていると判定された際に、前記照度センサが検出した照度値が所定値未満の場合には、前記情報処理装置の動作開始を抑制することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記本体部は、前記検出センサの出力が有効になってから所定時間継続的に前記検出センサによって人が検知された場合に、前記情報処理装置の動作を開始させることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記検出センサは、前記本体部が設置される水平面より上方向を検出対象とすることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記検出センサは、熱源を検知する焦電型赤外線センサ、または、物体を検知する近接センサであることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 検出センサを搭載した本体部と、前記本体部に物理的な構造で着脱可能な電子機器とを有する情報処理装置に、
    前記電子機器が前記物理的な構造で前記本体部に接続されているかを判定し
    接続されていると判定された場合に、前記検出センサの出力を有効にし、接続されていないと判定された場合に、前記検出センサの出力を無効にする
    処理を実行させることを特徴とするセンサ出力制御プログラム。
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