JP2011158382A - ゴム試験機およびゴム試験方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】実際の摩耗時におけるゴムの挙動をより高精度に再現することができ、これにより、測定されるゴム摩耗度および摩耗形態を、実際の摩耗結果に、より精度良く対応させることが可能なゴム試験機およびゴム試験方法を提供する。
【解決手段】砥石または擬似路面11に、少なくとも砥石または擬似路面11との接触部が平面状に形成されたゴム試験片1を押し付けて、ゴム試験片1の試験を行うゴム試験機である。ゴム試験片1の押し付け状態の変化に伴い、ゴム試験片1の押し付け方向と砥石または擬似路面11の表面とがなす角度を変化させる角度制御機構15,16を備える。
【選択図】図1

Description

本発明はゴム試験機およびゴム試験方法に関し、詳しくは、加硫ゴムの摩耗試験、特には、自動車タイヤ用加硫ゴムの摩耗試験を行うためのゴム試験機およびゴム試験方法に関する。
従来より、加硫ゴムの摩耗試験を行うための装置として、ランボーン試験機が知られている(JIS K6264)。ランボーン試験機は、円盤状の加硫ゴムからなる試験片と、円盤状の砥石または擬似路面とを、それぞれ独立して定められた回転数で回転させながら、試験片を砥石または擬似路面の外周面に押し付けるとともに、互いにスリップさせることにより試験片を摩耗させ、一定時間後に摩耗量を測定するものである。
また、ランボーン試験機において、ゴム試験片が砥石または擬似路面に対して一定のスリップ率となるよう回転させたときの試験片にかかる摩擦力を検出し、検出された摩擦力の各々とスリップ率とに基づいて定義される摩擦エネルギーから、ゴム摩耗度を測定する方法も公知である(特許文献1参照)。この測定方法では、路面とゴムとをいずれも軸を中心に回転可能に形成して、互いに曲面同士で接触させ、検出される前後力およびスリップ率より近似的に得られる摩擦エネルギー(=すべり距離×摩擦力)から、ゴム摩耗度を求めている。
これに対し、より精確なゴム摩耗度を評価することが可能なゴム試験機として、タイヤなどの実際の製品が摩耗する際の挙動を再現して試験を行うゴム試験機が提案されている(特許文献2参照)。この技術によれば、ゴムと路面とが接触して摩耗が生ずる際のゴムの粘着状態およびすべり状態を作り出すことによって、実際にゴムが摩耗する際の摩耗状況をより精度良く再現することができる。
特開平11−326169号公報 特開2009−198276号公報(特許請求の範囲等)
上記特許文献2に係るゴム試験機によれば、タイヤなどの実際の製品が摩耗する際のゴムの挙動を精度良く再現して、実際の摩耗結果に精度よく対応するゴム摩耗度の測定値を得ることが可能である。しかしながら、かかる特許文献2のゴム試験機においても、再現可能なタイヤの摩耗状況には限界があるため、より実車走行時における摩耗状況に近い、精確なゴム摩耗度を評価できるとともに、より実車走行時に近い摩耗形態を再現することが可能なゴム試験機の実現が求められていた。
そこで本発明の目的は、上記問題を解消して、実際の摩耗時におけるゴムの挙動をより高精度に再現することができ、これにより、測定されるゴム摩耗度および摩耗形態を、実際の摩耗結果に、より精度良く対応させることが可能なゴム試験機およびゴム試験方法を提供することにある。
本発明者は鋭意検討した結果、以下のような点を見出した。すなわち、タイヤなどの実際の製品が摩耗する際には、ゴムと路面とが微小な角度をもって接触し、かつ、微小な角度をもって離れることになる。これに対し、特許文献2に係るゴム試験機では、主として、ゴム試験片の位置を垂直方向に移動させながら、擬似路面の位置を水平方向に移動させている。この場合、ゴム試験片と擬似路面とは、実際の摩耗時のような微小な角度をもたずに接触するため、かかるゴム試験機においては、この点で再現可能なタイヤの摩耗状況に限界があったと考えられる。
かかる観点から、本発明者は鋭意検討した結果、ゴム試験機に、ゴム試験片と路面とが接触する際の接触部分における微小な角度を制御する機構を設けることで、実際にゴムが摩耗する際の摩耗状況をより高精度に再現することが可能となることを見出して、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、砥石または擬似路面に、少なくとも該砥石または擬似路面との接触部が平面状に形成されたゴム試験片を押し付けて、該ゴム試験片の試験を行うゴム試験機であって、
前記ゴム試験片の押し付け状態の変化に伴い、前記ゴム試験片の押し付け方向と前記砥石または擬似路面の表面とがなす角度を変化させる角度制御機構を備えることを特徴とするものである。
また、本発明は、砥石または擬似路面に、少なくとも該砥石または擬似路面との接触部が平面状に形成されたゴム試験片を押し付けて、該ゴム試験片の試験を行うゴム試験方法であって、
前記ゴム試験片の押し付け状態の変化に伴い、前記ゴム試験片の押し付け方向と前記砥石または擬似路面の表面とがなす角度を変化させることを特徴とするものである。
本発明においては、前記ゴム試験片の前記砥石または擬似路面に対する押し付けとともに、該ゴム試験片と該砥石または擬似路面との、押し付け方向に直交する方向の相対位置を変化させて、前記ゴム試験片に前記砥石または擬似路面に対する粘着および/またはすべりを与えることが好ましい。また、前記角度制御機構における前記角度の変化量は、±0.1°〜±30°とすることができる。
本発明のゴム試験機は、前記砥石または擬似路面との間で前記ゴム試験片を摩耗させて、該砥石または擬似路面と該ゴム試験片との間の摩擦力を測定する、摩耗試験機として好適に使用可能である。また、本発明のゴム試験方法は、前記砥石または擬似路面との間で前記ゴム試験片を摩耗させて、該砥石または擬似路面と該ゴム試験片との間の摩擦力を測定する、摩耗試験として実施することができる。さらに、本発明において、前記砥石または擬似路面の、前記ゴム試験片との接触部は、平面状に形成することが好ましい。さらにまた、本発明においては、前記ゴム試験片および前記砥石または擬似路面の双方の位置を、互いに独立に変動させることが好ましく、これにより、タイヤのトレッドブロックの接地から蹴り出しまでの現象を再現することができる。
本発明によれば、上記構成としたことにより、タイヤなどの実際の製品が摩耗する際のゴムの挙動をより高精度に再現することができ、これにより、測定されるゴム摩耗度および摩耗形態を、実際の摩耗結果に、より精度良く対応させることが可能なゴム試験機およびゴム試験方法を実現することが可能となった。
(a),(b)は、本発明のゴム試験機の一構成例を示す概略説明図である。 ゴム試験片と砥石または擬似路面との間の接触状態の推移を示す説明図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1(a)に、本発明のゴム試験機の一構成例の概略説明図を示す。図示するように、本発明のゴム試験機は、砥石または擬似路面(以下、単に「路面」ともいう)11に、少なくとも路面11との接触部が平面状に形成されたゴム試験片1を押し付けて、このゴム試験片1の試験を行うものである。
本発明のゴム試験機は、ゴム試験片1の押し付け状態の変化に伴い、ゴム試験片1の押し付け方向と路面11の表面とがなす角度を変化させる角度制御機構を備えている点に特徴がある。これにより、ゴム試験片1を路面11に対し押し付けていくに伴って、ゴム試験片1の表面と路面11の表面とがなす角度を変化させて、ゴム試験片1と擬似路面11とを、実際の摩耗時のような微小な角度をもった状態で接触させることができる。したがって、かかる本発明のゴム試験機によれば、実際にゴムが摩耗する際の摩耗状況をより高精度に再現した状態で、ゴム試験片1の試験を行うことが可能となる。
本発明において、上記角度制御機構としては、ゴム試験片1の押し付け状態の変化に伴い、ゴム試験片1の押し付け方向と路面11の表面とがなす角度を変化させることができるものであれば、その具体的構成には特に制限はない。例えば、後述する支点とアクチュエータとからなる角度制御機構を好適に用いることができる。
図示するゴム試験機において、砥石または擬似路面11は、ガイドレール12に沿って平面内を往復移動可能に構成され、また、ゴム試験片1は、治具(ホルダ)13により固定されて、ガイドレール14に沿って路面11に対し垂直方向に往復運動するように構成されている。これにより、ゴム試験片1および路面11の双方の位置を、互いに独立に変動させることができるので、ゴム試験片1の路面11に対する押し付けと、ゴム試験片1と路面11との、押し付け方向に直交する方向の相対位置の変化とを、それぞれ独立に制御することが可能である。
また、図示するゴム試験機においては、路面11を移動させるガイドレール12を支点15およびアクチュエータ16により支持して、アクチュエータ16の動作により、ゴム試験片1と路面11との相対角度が任意に変化するよう構成されている。ゴム試験機において、このような支点15およびアクチュエータ16からなる角度制御機構を設けることで、ゴム試験片1の押し付け状態の変化に伴い、ゴム試験片1の押し付け方向と路面11の表面とがなす角度αを変化させることができる。
本発明のゴム試験機においては、図示するような構成とすることで、タイヤのトレッドブロックが路面に踏み込んでから蹴り出す際(接地〜蹴り出し)の動作を再現するように、これら路面11およびゴム試験片1の双方の動き、位置および相対角度を、互いに独立して制御、変動させることができる。ここで、図1(a)に示すゴム試験機では、路面11を移動させるガイドレール12を支点15およびアクチュエータ16により支持して、ゴム試験片1と路面11との相対角度を制御しているが、本発明においては、同図(b)に示すように、ゴム試験片1を移動させるガイドレール14側に支点15およびアクチュエータ16を配置して、上記相対角度の制御を行ってもよい。
なお、本発明のゴム試験機の角度制御機構における上記角度αの変化量、すなわち、ゴム試験片1の押し付け方向と路面11の表面とがなす角度αの最大値と最小値との差は、例えば、±0.1°〜±30°の範囲とすることができる(図2参照)。この範囲の変化量とすることで、実際にゴムが摩耗する際、特には、タイヤのトレッドブロックが路面に踏み込んで蹴り出す際における、ゴムと路面との接触部分に生ずる微小な角度範囲を再現することが可能となる。
本発明においては、特に、ゴム試験片1の路面11に対する押し付けとともに、ゴム試験片1と路面11との、押し付け方向に直交する方向の相対位置を変化させて、ゴム試験片1に路面11に対する粘着および/またはすべりを与えるものとすることが好ましい。ゴム試験片1に対し粘着および/またはすべりを付与することで、ゴム試験片1の摩耗時における挙動を、その粘着状態およびすべり状態を含む、実際により近い状態で再現することができる。したがって、かかるゴム試験機によれば、例えば、実車走行時におけるトレッドゴムの摩耗挙動を精度良くトレースしうるゴム摩耗試験(またはゴム摩擦試験、以下、本発明において「摩耗試験」と「摩擦試験」とは同義である)を行うことができ、これにより実車時のトレッドゴムのゴム摩耗度(摩耗量)を高精度で予想することが可能となる。
ここで、図1に示すゴム試験機を用いてゴム試験片1の試験を行った際におけるゴム試験片1の挙動について説明する。図2は、ゴム試験片1と路面11との間の接触状態の推移の一例を示す説明図である。図示する例では、ゴム試験片1を路面11に対し押し付けて、その位置を垂直方向下方に移動させるとともに、ゴム試験片1と路面11との相対角度を変化させながら、路面11の位置を水平方向右方に移動させている。すなわち、ゴム試験片1が垂直方向下方に移動して路面11に接触した直後は、ゴム試験片1はせん断変形しながら路面11に対し粘着して、路面11の移動に追随する(図中の(b),(c))。その後、ゴム試験片1のせん断変形の限界を超えると、ゴム試験片1と路面11との間で、粘着とともにすべりが生ずる(図中の(d))。さらに、ゴム試験片1の移動方向を垂直方向上方に変えると、ゴム試験片1と路面11との間は粘着がなくなってすべりのみになる(図中の(e))。このように、ゴム試験片1と路面11との相対角度を変化させながら、ゴム試験片1および路面11の双方の位置を、互いに独立に変動させることで、ゴム試験片1と路面11とがなす微小な角度を再現させつつ、ゴム試験片1をせん断変形させて、ゴム試験片1に対し粘着および/またはすべりを付与することができる。なお、この場合、図示はしないが、ゴム試験片1のみを路面11に対し移動させて、ゴム試験片1に、路面11に対する粘着および/またはすべりを与え、また、せん断変形を生じさせることも可能である。
また、本発明のゴム試験機によるゴム摩耗試験は、具体的には、路面11との間でゴム試験片1を摩耗させて、路面11とゴム試験片1との間の摩擦力を測定することにより行うことができる。本発明においては、摩耗量が測定可能であるのみならず、上述のようにゴム試験片1が摩耗する際の、ゴム試験片1と路面11との間の相対角度や、特にはさらに、粘着状態およびすべり状態についても再現可能であって、従来法のようにスリップ率一定ではなくタイヤと同じかそれに近いスリップ率で、摩耗時においてゴム試験片1と路面11との間で生ずるすべり距離および摩擦力をそれぞれ直接測定することが可能であるので、すべり距離×摩擦力により定義される摩耗エネルギーを直接算出することができる。また、ゴム試験片1を、路面11に対しタイヤと同じメカニズムで接地させて摩耗させることができるので、結果として、実車予測性を著しく向上することが可能となる。
本発明のゴム試験機において、砥石または擬似路面11は、目的とする路面条件等の試験条件に合わせて、各種アスファルトやコンクリート、サンドペーパー、金網等の任意の材質および表面性状にて形成することが可能である。特には、少なくともゴム試験片1との接触部を含む部分を着脱可能に形成して、試験条件に応じて交換可能としておくことが好ましい。さらには、路面の温度条件を考慮して、路面11の、ゴム試験片1との接触部を温度制御可能に形成しておくことも好ましい。
また、図示するように、砥石または擬似路面11のうち少なくともゴム試験片1との接触部については、平面状となるよう形成することが好ましい。実際の路面のように平面にゴムが接触する場合と、ランボーン試験機のように曲率をもった路面にゴム試験片を接触させた場合とでは接触面の形状が異なるが、路面を平面とすることによって、この曲率の影響をなくして、実際のゴム製品が路面と接触したときと同じ状態を再現することが可能となる。さらに、本発明では、従来法とは異なり、ゴム試験片1の路面11との接地部の形状については特に制限はないので、この接地部形状を適宜変更することで、例えば、タイヤにより異なる接地面の楕円形状に容易に対応させることもできる。
さらに、図示はしないが、本発明のゴム試験機においては、路面11を移動させるためのガイドレール12に、ゴム試験片1にかかる垂直方向の荷重を測定するためのロードセル(荷重検出用)を、ゴム試験片1を移動させるためのガイドレール14に、ゴム試験片1にかかる摩擦力を測定するためのロードセル(摩擦力検出用)を、それぞれ配置してもよい。さらにまた、路面11とゴム試験片1との接触部が観測可能な観測手段として、路面11上でのゴム試験片1のスリップ等の挙動を観察するためのカメラや、ゴム試験片1の路面11との接触部に掛かる摩擦力や荷重等を測定するための3分力センサ等を、適宜箇所に設けることも可能である。さらにまた、本発明のゴム試験機には、ゴム試験片1の路面11との接触部の摩耗形状を計測するための計測手段として、レーザ等を配置することもでき、ゴム試験片1の摩耗試験を行う場合には、その摩耗粉を除去するための摩耗粉除去手段を設けることもできる。
1 ゴム試験片
11 砥石または擬似路面
12,14 ガイドレール
13 治具(ホルダ)
15 支点
16 アクチュエータ

Claims (14)

  1. 砥石または擬似路面に、少なくとも該砥石または擬似路面との接触部が平面状に形成されたゴム試験片を押し付けて、該ゴム試験片の試験を行うゴム試験機であって、
    前記ゴム試験片の押し付け状態の変化に伴い、前記ゴム試験片の押し付け方向と前記砥石または擬似路面の表面とがなす角度を変化させる角度制御機構を備えることを特徴とするゴム試験機。
  2. 前記ゴム試験片の前記砥石または擬似路面に対する押し付けとともに、該ゴム試験片と該砥石または擬似路面との、押し付け方向に直交する方向の相対位置を変化させて、前記ゴム試験片に前記砥石または擬似路面に対する粘着および/またはすべりを与える請求項1記載のゴム試験機。
  3. 前記角度制御機構における前記角度の変化量が、±0.1°〜±30°である請求項1または2記載のゴム試験機。
  4. 前記砥石または擬似路面との間で前記ゴム試験片を摩耗させて、該砥石または擬似路面と該ゴム試験片との間の摩擦力を測定する摩耗試験機である請求項1〜3のうちいずれか一項記載のゴム試験機。
  5. 前記砥石または擬似路面の、前記ゴム試験片との接触部が平面状に形成されている請求項1〜4のうちいずれか一項記載のゴム試験機。
  6. 前記ゴム試験片および前記砥石または擬似路面の双方の位置を、互いに独立に変動させる請求項1〜5のうちいずれか一項記載のゴム試験機。
  7. 前記ゴム試験片および前記砥石または擬似路面の双方の位置を互いに独立して変動させて、タイヤのトレッドブロックの接地から蹴り出しまでの現象を再現する請求項1〜6のうちいずれか一項記載のゴム試験機。
  8. 砥石または擬似路面に、少なくとも該砥石または擬似路面との接触部が平面状に形成されたゴム試験片を押し付けて、該ゴム試験片の試験を行うゴム試験方法であって、
    前記ゴム試験片の押し付け状態の変化に伴い、前記ゴム試験片の押し付け方向と前記砥石または擬似路面の表面とがなす角度を変化させることを特徴とするゴム試験方法。
  9. 前記ゴム試験片の前記砥石または擬似路面に対する押し付けとともに、該ゴム試験片と該砥石または擬似路面との、押し付け方向に直交する方向の相対位置を変化させて、前記ゴム試験片に前記砥石または擬似路面に対する粘着および/またはすべりを与える請求項8記載のゴム試験方法。
  10. 前記角度制御機構における前記角度の変化量を、±0.1°〜±30°とする請求項8または9記載のゴム試験方法。
  11. 前記砥石または擬似路面との間で前記ゴム試験片を摩耗させて、該砥石または擬似路面と該ゴム試験片との間の摩擦力を測定する請求項8〜10のうちいずれか一項記載のゴム試験方法。
  12. 前記砥石または擬似路面の、前記ゴム試験片との接触部を平面状に形成する請求項8〜11のうちいずれか一項記載のゴム試験方法。
  13. 前記ゴム試験片および前記砥石または擬似路面の双方の位置を、互いに独立に変動させる請求項8〜12のうちいずれか一項記載のゴム試験方法。
  14. 前記ゴム試験片および前記砥石または擬似路面の双方の位置を互いに独立して変動させて、タイヤのトレッドブロックの接地から蹴り出しまでの現象を再現する請求項8〜13のうちいずれか一項記載のゴム試験方法。
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