JP2011157339A - 薬用ニンジンを始めとしたサポニン含有生薬の服用に際し、吸収性を増大させ効能効果を高めた特殊製法(生薬の有効成分を鶏卵タンパクに吸収させる方法)による医薬組成物及び健康食品 - Google Patents

薬用ニンジンを始めとしたサポニン含有生薬の服用に際し、吸収性を増大させ効能効果を高めた特殊製法(生薬の有効成分を鶏卵タンパクに吸収させる方法)による医薬組成物及び健康食品 Download PDF

Info

Publication number
JP2011157339A
JP2011157339A JP2010037897A JP2010037897A JP2011157339A JP 2011157339 A JP2011157339 A JP 2011157339A JP 2010037897 A JP2010037897 A JP 2010037897A JP 2010037897 A JP2010037897 A JP 2010037897A JP 2011157339 A JP2011157339 A JP 2011157339A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crude drug
effect
pharmaceutical composition
efficacy
chicken egg
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010037897A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Shimizu
良雄 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2010037897A priority Critical patent/JP2011157339A/ja
Publication of JP2011157339A publication Critical patent/JP2011157339A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)

Abstract

【課題】 サポニン含有生薬の研究は多く発表されている、特に薬用ニンジン等は古くから万能薬として広く使用されて来ました、多くのヒトはその効果を承知しています。又動物実験などでも多くの病態に対する効能効果も研究発表されている。
しかしヒトへの効果は緩和で期待に答えられていない。
近年。癌など難病に対する治療に、西洋、東洋医学でも研究が盛んに進められている。
そこで人参サポニン等の効果が高まり、副作用も少なく安全で効能効果が早く期待できれば、多くの持病の方や東洋医学及び医学会としても多いに希求するところである。
【解決手段】 本発明は有効成分の体内吸収を高め副作用を抑え、より早く生体機能を高めて生薬サポニン等の有益な効果を高めた。
その為に、ヒトタンパク組成に近い鶏卵タンパクを利用して、生薬の生体親和成分だけを選択吸収させ、その生薬成分が吸収された鶏卵タンパクをヒトが服用すると、生薬成分が無理なくヒトタンパクに吸収し、副作用も少なく安全に必要成分も無駄なくスムーズに体内に吸収して効果を発揮することが確認された医薬組成物及び健康食品を発明した。

Description

薬用ニンジン等のサポニン含有生薬は古くから漢方薬に用いられている。それを裏付ける数多くの研究が発表されている。しかしながらそれら効能効果が緩慢である事が多く、薬局法等の規制や服用方法などによる必要成分の吸収が不足しているのではないかと考え、生薬成分の吸収を高めることを検討した。
薬用ニンジン等は中国では漢方薬、日本では和漢薬として、東洋医学では古くから万能薬として用いられているが、西洋薬と比較すると効果が緩慢であり、これらのことから歴史的に古くから用いられているにもかかわらず、生薬が期待される程には使用されていない
この様な状況を鑑み、その効果を最大限発揮できるよう希求すべく研究を行った。そこで、ヒト組成に近い鶏卵タンパクを用い、生薬の有効成分を生体親和成分と生体抵抗成分を選別し、その生体親和成分だけを鶏卵タンパクに吸収した。
その鶏卵をヒトが服用すると、生薬成分の体内への吸収が増大し、安全で効能効果を高めることが確認された。
薬用ニンジン等の有効成分サポニン等は癌など多くの病態に対する効果が確認され発表されている。本発明はこれら効能に対し、より早く有益な効果が期待出来るよう検討した。ヒトタンパク組成に近い鶏卵タンパクが、ヒトタンパクにかわり生薬の生体親和成分だけを吸収し、その鶏卵を簡便にヒトが摂取出来るように開発した。
生薬の毒性結果
A) 混合生薬5gを水溶性抽出エキス10mlに調製し、ラット5匹(平均体重202g)に各体重kg当りに1日量として生薬5g含有抽出エキス量を投与した。
経口投与により6日目と17日目で2匹死亡した。
B) 混合生薬10gを鶏卵タンパク50gに吸収調製させた鶏卵を10g迄に乾燥調整し、ラット10匹(平均体重239g)に各ラット1日量として混合生薬10g含有の鶏卵を経口自由摂取した。27日間投与したが全匹生存又体重、体温はコントロール群、との比較ではほとんど変化なく臓器重量及び血液検査も特に異状はなかった。
・B)の服用量設定は、薬局法で人参根10g以下の煎剤を1日服用量と定められていることを参考にした。従ってヒトの服用と同じ量の混合生薬をラットに投与したことになり、生薬は抽出水溶性エキスに比較して鶏卵タンパクを介した場合は安全性が高いといえる。
生薬の効果
薬用ニンジンサポニンに関して研究発表されている多くの効能のうち、抗癌作用について検討した。
以下に実施例及び実験例を挙げて本発明の詳細を説明するが、本発明の使用はこれらに限定されるものではない。
・混合生薬
オタネニンジン30g、ソウキョウ25g、セイヨウアカネ5g
・鶏卵
50g×6個
・製法
精製水を入れたビーカーに鶏卵6個を入れ弱火で加熱し半ゆで卵を作る。
次に別のビーカーに精製水2000mlを入れ加熱し混合生薬60gを入れ加熱沸騰したら中火にし、予め準備して置いた半ゆでの鶏卵6個を入れ3時間加熱し、鶏卵タンパクに生薬成分の吸収が終了したら、鶏卵の殻を取り服用検体とする。
実験例I
実施例の混合生薬1gを水溶性抽出エキス3mlに調整した検体を作成し、その腫瘍壊死因子(TNF)活性を測定した。
生体内では常に癌のもとになる細胞が発生しているが、生体防御作用のあるマクロファージがTNFを産生し細胞の癌化を防止していることで発癌を予防する。
しかしながら、免疫力の低下でマクロファージの作用が弱化すると、癌化が促進され発癌すると考えられている。一方、外部因子による刺激が生体内でマクロファージがTNF産生を促進し、細胞の癌化阻止能が高まると考えられることから、本発明品が生体内TNFの産生誘導活性を有するのかを下記の方法で測定した。
Figure 2011157339
・測定検体
1、混合生薬エキス
2、市販抗癌剤(ポジテブコントロール)
3、精製水(ネガテイブコントロール)
Y軸は、500nmの吸光度で、低いものほど細胞の死滅を表している。つまりTNF活性による腫瘍細胞障害効果が高いことを表している。[図1]に示す
測定結果
検体1、の混合生薬エキスには、2、の市販抗癌剤と同等以上のTNF産生誘導活性が認められた。従って本発明品には発癌抑制作用を有していると考えられる。
実験例II
60歳男性の癌患者について本発明品の抗癌作用を検討した。服用量は本発明鶏卵1日に1個〜3個であった。本患者は肝臓に巨大転移肝細胞癌(最大12,2×10cm)が数個認められた。原発巣は進行性胃癌であり、根治切除術不能と診断され、シメチジンを含む混合化学療法にて治療が行われた。しかしながら、副作用が強く食欲不振やそれに伴う体重減少などにより化学療法治療継続が困難であった。
そこで本発明品を化学療法と併用したところ、食欲不振が改善し体重も次第に回復したことにより、社会生活を継続しながら化学療法が繰り返し継続して行えるようになった。
さらに、本開発品服用後1〜3ヶ月で腫瘍マーカーは正常化し、1年後には巨大肝細胞の消失がCTで確認された。本患者はその後、再発もなく7年間生存した。
Figure 2011157339
発症前に73kgの体重が、治療開始6ヵ月でもとに戻っている。[III]に示す
従って、本発明品には治療中の副作用を防ぐと共に抗癌作用を有していると考えられる。[II]、[III]に示す

Claims (2)

  1. 生薬類に含まれる天然サポニン等の含有成分を鶏卵タンパクに選択吸収させた安全性及び効能効果を高めた医薬組成物及び健康食品。
  2. 生薬(オタネニンジン、ソウキョウ)10g〜18g中に含まれる有効成分を鶏卵30g〜80gに吸収させた癌をはじめ各病態の治療効果を高めた[請求項1]の医薬組成物及び健康食品
JP2010037897A 2010-02-03 2010-02-03 薬用ニンジンを始めとしたサポニン含有生薬の服用に際し、吸収性を増大させ効能効果を高めた特殊製法(生薬の有効成分を鶏卵タンパクに吸収させる方法)による医薬組成物及び健康食品 Pending JP2011157339A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010037897A JP2011157339A (ja) 2010-02-03 2010-02-03 薬用ニンジンを始めとしたサポニン含有生薬の服用に際し、吸収性を増大させ効能効果を高めた特殊製法(生薬の有効成分を鶏卵タンパクに吸収させる方法)による医薬組成物及び健康食品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010037897A JP2011157339A (ja) 2010-02-03 2010-02-03 薬用ニンジンを始めとしたサポニン含有生薬の服用に際し、吸収性を増大させ効能効果を高めた特殊製法(生薬の有効成分を鶏卵タンパクに吸収させる方法)による医薬組成物及び健康食品

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011157339A true JP2011157339A (ja) 2011-08-18

Family

ID=44589623

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010037897A Pending JP2011157339A (ja) 2010-02-03 2010-02-03 薬用ニンジンを始めとしたサポニン含有生薬の服用に際し、吸収性を増大させ効能効果を高めた特殊製法(生薬の有効成分を鶏卵タンパクに吸収させる方法)による医薬組成物及び健康食品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011157339A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104172178A (zh) * 2014-07-03 2014-12-03 中国科学院西北高原生物研究所 青稞黑果羹

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104172178A (zh) * 2014-07-03 2014-12-03 中国科学院西北高原生物研究所 青稞黑果羹
CN104172178B (zh) * 2014-07-03 2016-08-17 中国科学院西北高原生物研究所 青稞黑果羹

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102724991A (zh) 用于治疗口腔溃疡、肿瘤的中药组合物及其制备方法和用途
ES2646927T3 (es) Suplementos herbales y métodos de uso de los mismos
EP1583547B1 (en) Anti-obesity ingredients from medicinal plants and their composition
JP2017533264A (ja) 抗炎症性、増殖性、保護性及び粘膜付着性の、可溶性且つ安定な医薬組成物、粘膜部位の状態を治療するためのその使用及び取得方法、並びに医薬組成物の調製のための基本医薬組成物及びその取得方法
BR112014030570B1 (pt) extratos de tomilho selvagem e uso destes
CN104256607A (zh) 一种海参雪莲养生制品
JP2019501912A (ja) 筋肉の保護におけるカンカニクジュヨウ抽出物およびイソアクテオシドの使用
CN102805757A (zh) 桂花萃取物及其制备方法与用途及用于预防或治疗忧郁症的医药组合物
JP2011157302A (ja) 深部体温正常化剤および体温正常化組成物
CN102824414B (zh) 一种用于治疗便秘的药茶
JP2011157339A (ja) 薬用ニンジンを始めとしたサポニン含有生薬の服用に際し、吸収性を増大させ効能効果を高めた特殊製法(生薬の有効成分を鶏卵タンパクに吸収させる方法)による医薬組成物及び健康食品
CN101152223B (zh) 杨树叶酚类提取物在制备治疗心律失常的药物中的应用
CN1833687A (zh) 一种用于治疗消化性溃疡和慢性胃炎的中药组合物及其制备方法和其用途
JP2011032256A (ja) 薬用ニンジンを始めとしたサポニン含有生薬服用時に生じるメンゲン反応の防止及び生薬の吸収性を増大させる製法(生薬の有効成分を鶏卵タンパクに吸収させる方法)による医薬組成物及び健康食品
JP2011012021A (ja) 血糖コントロール用組成物
JP2006342073A (ja) 免疫活性増強成分、並びにそれを含む飲食物類及び医薬部外品類
KR101789392B1 (ko) 대황 및 감초 복합추출물을 함유하는 역류성 식도염 예방 또는 치료용 약학 조성물
JP6236489B2 (ja) 逆流性食道炎治療薬
JPH06107553A (ja) 鎮痛機能を有する組成物
CN103893512B (zh) 一种治疗痛风性关节炎的中药组合物
KR102052081B1 (ko) B형 간염 예방 및 치료용 조성물
US20230095383A1 (en) Methods and compositions for treating viral infections
RU2442595C2 (ru) Фитокомплекс для лечения онкологических заболеваний и способ лечения заболеваний желудочно-кишечного тракта с его применением
CN106668611B (zh) 一种促进棕色脂肪组织生成的中药组合物及其制备方法
Uberti et al. Role of Alginates Combined with Natural Extracts to Prevent the Gastric Acid-Related Damage