JP2011156990A - 処理装置付き洗車設備 - Google Patents

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Abstract

【課題】自動車の表面に洗剤の泡の層を形成させるための高発泡洗剤を散布する機能を、門形走行洗車機を備えた既存の洗車設備に追加する。
【解決手段】定停止位置Pに停車した自動車Cを洗車する門形走行洗車機70の走行経路を跨ぐ支持用構造体1と、門形走行洗車機70の走行経路と干渉しない位置で支持用構造体1に支持された左右一対のガイドレール13aと、このガイドレール13aに支持されて門形走行洗車機70の走行経路に沿って往復走行する走行体33を備え、この走行体33には、地上側からホースを介して供給される高発泡洗剤を自動車Cに対して散布するノズルが設けられ、走行体33は、前進限位置にある門形走行洗車機70より外側に離れたホームポジションと、後退限位置にある門形走行洗車機70に隣り合う走行限位置との間を往復走行可能に構成されている。
【選択図】図16

Description

本発明は、自動車の表面に高発泡洗剤を散布する処理装置を門形走行洗車機と組み合わせて成る洗車設備に関するものである。
門形走行洗車機による洗車行程の前、又は洗車行程の途中において、自動車の表面に高発泡洗剤を散布して、自動車の表面を洗剤の泡の層で被覆することにより、洗車機周囲の人々にショー的効果と洗車性能が高まるであろうとの期待感を抱かせ、以て、洗車設備の利用率を高めようとすることが考えられている。しかしながら、従来は、高発泡洗剤の散布機能を追加した門形走行洗車機が考えられたに過ぎない。
上記のように高発泡洗剤の散布機能を追加した門形走行洗車機では、当該高発泡洗剤の散布機能を備えない既存の門形走行洗車機が活用できないばかりでなく、大型の門形走行洗車機では、動作中に洗車対象の自動車を周囲の人々から隠してしまう率が高いので、上記のようなショー的効果や高洗車性能に対する期待感を周囲の人々に十分に伝えることができない。換言すれば、既存の門形走行洗車機と高発泡洗剤を散布するための処理装置とを組み合わせること自体、従来は考えられていなかったのである。
本発明は、上記のような従来の問題点を解消することのできる処理装置付き洗車設備を提案するものであって、請求項1に記載の本発明に係る処理装置付き洗車設備は、後述する実施例との関係を理解し易くするために、当該実施例の説明において使用した参照符号を括弧付きで付して示すと、定停止位置(P)に停車した自動車(C)を洗車する門形走行洗車機(70)の走行経路を跨ぐ支持用構造体(1)と、前記門形走行洗車機(70)の走行経路と干渉しない位置で前記支持用構造体(1)に支持された左右一対のガイドレール(13a,13b)と、このガイドレール(13a,13b)に支持されて前記門形走行洗車機(70)の走行経路に沿って往復走行する走行体(33)を備え、この走行体(33)には、地上側からホース(44)を介して供給される高発泡洗剤を前記自動車(C)に対して散布するノズル(41a〜41d)が設けられ、前記走行体(33)は、前進限位置にある前記門形走行洗車機(70)より外側に離れたホームポジションと、後退限位置にある前記門形走行洗車機(70)に隣り合う走行限位置との間を往復走行可能に構成されている。
上記本発明を実施する場合、具体的には請求項2に記載のように、前記左右一対のガイドレール(13a,13b)は、前記門形走行洗車機(70)の走行経路の左右両側に配置すると共に、前記走行体(33)のホームポジション側の端部でのみ連結部材(14)により互いに連結することができる。
又、請求項3に記載のように、前記支持用構造体(1)には、前記走行体(33)の走行限位置側のガイドレール(13a)端部よりも内側に離れた位置に当該ガイドレール(13a)を支持する前側支柱(4a)を設け、前記門形走行洗車機(70)が前進限位置にある状態では、前記前側支柱(4a)の前方を経由して前記定停止位置(P)の自動車(C)が横側方に走行退出できるように構成することができる。又、請求項4に記載のように、前記支持用構造体(1)には、前記走行体(33)のホームポジション側のガイドレール(13a)端部よりも内側に離れた位置に当該ガイドレール(13a)を支持する後ろ側支柱(4b)を設けることができる。この請求項3又は4に記載の構成は、少なくとも自動車(C)の進入退出側のガイドレール支持用支柱に対するものであって、自動車(C)の進入退出側とは反対側のガイドレール支持用支柱は、当該ガイドレールの端部に配置させても良いし、請求項3又は4に記載の構成に従って配置しても良い。
更に、請求項5に記載のように、前記ホース(44)は、片側のガイドレール(13b)側と前記走行体(33)との間に水平揺動自在に介装された支持手段(45)によって支持するようにし、この支持手段(45)は、片側のガイドレール(13b)側に軸支された第一ブーム(47)と前記走行体(33)に軸支された第二ブーム(48)とを折曲自在に軸支連結して構成し、前記走行体(33)がホームポジションにあるとき、第一ブーム(47)と第二ブーム(48)とが、第一ブーム(47)が片側のガイドレール(13b)の上側で当該ガイドレール(13b)と略平行になると共に第二ブーム(48)が走行体(33)の上側で当該走行体(33)の左右長さ方向と略平行になる、互いに略直角状の姿勢となるように構成することができる。
請求項1に記載の本発明の構成によれば、高発泡洗剤の散布機能を備えない既存の門形走行洗車機の走行経路に重ねるように、支持用構造体と左右一対のガイドレール、及び当該ガイドレールに支持される走行体から成る簡単な構造の処理装置を併設するだけで、高発泡洗剤の散布機能を備えない既存の洗車設備に、自動車の表面を洗剤の泡の層で被覆する機能を追加し、以て、洗車機周囲の人々にショー的効果と洗車性能が高まるであろうとの期待感を抱かせることにより、洗車設備の利用率を高めることができる。しかも、高発泡洗剤の散布を門形走行洗車機が備える機能で実行させる従来の洗車設備では、高発泡洗剤が散布される自動車が大型の門形走行洗車機によって殆どが隠れてしまうのに対し、本発明の構成では、門形走行洗車機が後退限位置(待機位置)に待機している状態、又は後退限位置に向かって後退走行しているときに、高発泡洗剤の散布行程を実行させることができるので、当該高発泡洗剤の膜で被覆される自動車の略全体を周囲の人々から容易に視認させることができ、洗車機周囲の人々にショー的効果と洗車性能が高まるであろうとの期待感を抱かせる度合いが大きくなる。
尚、請求項2に記載の構成によれば、走行体を支持案内する左右一対のガイドレールの高さを、門形走行洗車機の高さと略同一か又は低くすることができ、このガイドレールを支持する支持用構造体の構成も含めて、容易且つ安価に実施することができる。
又、請求項3に記載の構成によれば、後退限位置にある門形走行洗車機の直前を自動車の定停止位置とする通過形の洗車設備であっても、当該門形走行洗車機が前進限位置にある状態では、洗車済みの自動車を、追加設置した処理装置のガイドレール支持用構造体に関係なく、容易に前進退出走行させることができ、処理装置の追加設置によって、通過形であった洗車設備を後退退出形に変更して運用しなければならないというようなことがない。逆に、請求項4に記載の構成によれば、門形走行洗車機の走行経路の手前に十分な長さの自動車進入通路を確保することが困難な場合でも、門形走行洗車機の走行経路に対して斜め方向から自動車を進入させることができ、処理装置の追加設置によって洗車設備の設置条件が変わってしまうというようなことがない。
更に、請求項5に記載の構成によれば、走行体のノズルに高発泡洗剤を供給するホースを、水平揺動自在な中折れブーム構造の支持手段により、片側のガイドレール側から走行体へ接続することができ、例えば当該ホースをコイル状に巻いて走行体の走行方向に移動自在に吊り下げるような支持手段を利用する場合と比較して、ホースの長さを最小限に抑えることができる。勿論、このような水平揺動自在な中折れブーム構造のホース等の支持手段は従来周知であるが、本発明の構成によれば、走行体がホームポジションに位置する状態では、その走行体に隣接する位置に門形走行洗車機の前進限位置を設定することができ、中折れブーム構造のホース等の支持手段を採用したために、走行体及び門形走行洗車機の走行経路を含む洗車設備全体の長さが長くなるというようなことがない。又、門形走行洗車機との干渉を避けるために、水平揺動自在な中折れブーム構造のホース等の支持手段を当該洗車機よりも高い位置に設ける必要もなくなる。
処理装置の全体を示す側面図である。 同上の平面図である。 同上の正面図である。 支持用構造体を示す斜視図である。 ガイドレールを構成するレール単体の連結端部と連結手段を示す分解斜視図である。 支持用構造体の支柱に対するガイドレールの支持構造を示す分解斜視図である。 A図はレール単体間の連結部を示す縦断正面図、B図は支持用構造体の支柱のガイドレール支持部を示す縦断正面図である。 A図は走行体の左半分を示す縦断正面図、B図は同右半分を示す縦断正面図である。 A図は走行体の左半分を示す平面図、B図は同右半分を示す平面図である。 走行体の両端部とガイドレールとの関係を示す縦断正面図である。 走行体の右側端部とガイドレールとの関係を示す縦断側面図である。 走行体に導かれるホース等の支持手段の基部を示す側面図である。 同上支持手段の基部を示す一部切欠き縦断正面図である。 A図は同上支持手段の基部側の側面図、B図は同上支持手段の走行体側の側面図である。 門形走行洗車機に上記処理装置を組み合わせた本発明の洗車設備の全体を示す平面図である。 同上洗車設備の全体の側面図である。 同上洗車設備の全体の正面図である。 処理装置の別の実施例の全体を示す側面図である。 同上装置の支持用構造体を示す斜視図である。 同上装置の防風材取付け構造を示す一部切欠き横断平面図である。
図1〜図4に示すように、この実施例の処理装置は、支持用構造体1、ガイドレール組立体12、及び走行体33から構成されている。支持用構造体1は、左右一対の垂直枠2A,2Bと、両垂直枠2A,2Bの上端どうしを連結する水平枠3とから構成され、各垂直枠2A,2Bは、前後一対の支柱4a,4bと、両支柱4a,4bの上端どうしを連結する前後方向の連結部材5、及び両支柱4a,4bの下端近傍位置と上端寄りの中間高さ位置との間で互いに交又するように張設されたブレース6a,6bから構成され、水平枠3は、左右一対の垂直枠2A,2Bの各支柱4a,4bの上端どうしを連結する前後一対の左右方向の連結部材7a,7bと、各連結部材7a,7bの両端と垂直枠2A,2Bの各連結部材5の両端との間の直角入隅部に固着された角部連結板8a〜8d、及び対角方向に位置する各2つの角部連結板8a,8c間と8b,8d間に張設されたブレース9a,9bによって構成されている。すべてのブレース6a,6b,9a,9bは、両端間の有効長さを調整するネジ調整機構を備えている。尚、各支柱4a,4bと前後方向の連結部材5との間の直角入隅部、及び各支柱4a,4bと水平枠3側の左右方向の連結部材7a,7bとの間の直角入隅部には、補強用の角部連結板10,11を設けることができる。
ガイドレール組立体12は、左右一対の前後方向のガイドレール13a,13bと、この両ガイドレール13a,13bの後端部どうしを互いに連結する左右方向の連結部材14により構成されている。各ガイドレール13a,13bは、略同一長さの2本のレール単体15a,15bを、図5及び図6に示すように、連結手段16によって連結一体化して構成されている。各レール単体15a,15bは、上下一対の水平レール板部17a,17b、両水平レール板部17a,17bの外側辺どうしを連結する外側垂直板部18、上側水平レール板部17aの内側辺から短く垂下する内側垂直板部19、下側水平レール板部17bの内側辺から下向きに垂下すると共に下側辺が外向きに折曲されたL形補強板部20から構成されている。
レール単体15a,15bどうしを連結する連結手段16は、図5及び図6に示すように、長尺の上側L形連結板21と短尺の下側L形連結板22から構成されている。一方、レール単体15a,15bの連結端部には、その上側水平レール板部17aの上面と外側垂直板部18の外側面とにネジ孔付きの棒状部材23,24が固着されている。而して、連結手段16の上側L形連結板21は、両レール単体15a,15bの間に跨がって外側から下向きに被さる状態で各レール単体15a,15bの棒状部材23,24にボルト25,26によりネジ止めされ、下側L形連結板22は、両レール単体15a,15b間に跨がって外側から上向きに被さる状態で各レール単体15a,15bの棒状部材24にボルト27によりネジ止めされると共に、各レール単体15a,15bのL形補強板部20の水平板部20aにボルトナット28により止着されている。尚、上側L形連結板21と下側L形連結板22とが共通の棒状部材24にネジ止めできるように、長尺の上側L形連結板21の下側辺には、短尺の下側L形連結板22が入り込む切欠き21aが形成されている。
ガイドレール組立体12のガイドレール13a,13bは、支持用構造体1における左右一対の垂直枠2A,2Bの前後一対の支柱4a,4bに支持されるが、これら各支柱4a,4bのガイドレール支持高さには、図7に示すように、前記連結手段16の短尺の下側L形連結板22と同一のL形支持板29が固着され、ガイドレール13a,13bを構成する各レール単体15a,15bの長さ方向の略中央位置には、その外側垂直板部18の外側面にネジ孔付きの棒状部材30が固着されている。而して、前記連結手段16の短尺の下側L形連結板22と各レール単体15a,15bとの止着構造と同様に、L形支持板29は、各レール単体15a,15bの棒状部材30にボルト31によりネジ止めされると共に、各レール単体15a,15bのL形補強板部20の水平板部20aにボルトナット32により止着されている。尚、ガイドレール13a,13bを支持するために各支柱4a,4bに固着されたL形支持板29は、前記垂直枠2A,2Bを構成するブレース6a,6bの支柱4a,4bに対する上端側の連結板を兼用している。
上記構成によれば、組み立てられた支持用構造体1を、その4本の支柱4a,4bの下端を床面上にアンカーボルトなどにより固定することにより据え付けたならば、ガイドレール組立体12を構成する4本のレール単体15a,15bを、連結手段16により連結する前の状態で各支柱4a,4bのL形支持板29に載置し、ボルト31及びボルトナット32により当該L形支持板29に固定し、この後、連結手段16により各レール単体15a,15bを連結して左右一対のガイドレール13a,13bを構成し、最後に連結部材14により両ガイドレール13a,13bの後端部どうしを互いに連結一体化して、支持用構造体1により支持されたガイドレール組立体12を完成することができる。このとき、各レール単体15a,15bは、その長さ方向の略中央位置を支柱4a,4b側のL形支持板29に支持させることになるので、各レール単体15a,15bを支柱4a,4bに支持させる作業が安定よく安全に行える。
走行体33は、図8〜図11に示すように、その長さ方向の両端に、ガイドレール組立体12の左右一対のガイドレール13a,13bに、当該ガイドレール13a,13bの長さ方向、即ち、前後方向に走行可能に支持されるものであって、その長さ方向の両端には、ガイドレール13a,13bの下側水平レール板部17b上を転動する各1つの支持用車輪34a,34bが設けられている。これら両支持用車輪34a,34bは、走行体33内を横断する1本の伝動軸35によって互いに連動連結されるが、この1本の伝動軸35は、外端に支持用車輪34a,34bが取り付けられた車輪取付け軸35a,35bと、両車輪取付け軸35a,35bの内端どうしを連結一体化するパイプ材35cから構成することができる。上記伝動軸35は、走行体33に内蔵させたモーター36とチエン伝動手段37を介して連動連結され、当該モーター36により正逆任意の方向に回転駆動することができる。
走行体33のガイドレール13aに支持される一端には、前記支持用車輪34aが軸支されているだけであるが、この走行体33のガイドレール13bに支持される他端側には、支持用車輪34bの他に、当該走行体33の上面に取り付けられた水平支持板38を介して、支持用車輪34bの前後両側に配置された前後一対の垂直支軸の周りに遊転自在なローラー39a,39bと、支持用車輪34bの前後両側に配置された前後一対の水平支軸の周りに遊転自在なローラー40a,40bが軸支されている。前者のローラー39a,39bは、レール単体15a,15bの外側垂直板部18と内側垂直板部19との間に嵌合して、走行体33の長さ方向がガイドレール13a,13bに対して直角向きとなるように走行体33の姿勢を保持するものであり、後者のローラー40a,40bは、レール単体15a,15bの上側水平レール板部17aの下側面に隣接して、走行体33が伝動軸35の周りで回転するのを阻止して走行体33を正立姿勢に保持するものである。
この実施例の走行体33には、高発泡洗剤を車体に向けて散布する高発泡洗剤散布手段を備えている。この高発泡洗剤散布手段は、図8に示すように、走行体33の長さ方向の中央側左右二箇所に下向きに配設されたノズル41a,41bと、これらノズルの外側で一段低い左右二箇所に斜め内側下向きに配設されたノズル41c,41dから構成されている。走行体33には、走行体33内に配設された分配用ホース42を介して各ノズル41a〜41dに高発泡洗剤を供給する1本の配管43が、走行体33の中央寄り外側に垂直向きに取り付けられている。
走行体33と片側のガイドレール13bとの間には、図12〜図14に示すように、前記配管43に高発泡洗剤を送給するホースとモーター36に対する給電線とをまとめたホース等44が、支持手段45を介して掛け渡されている。支持手段45は、垂直支軸46により水平に折曲自在に連結された、略同一長さの第一ブーム47と第二ブーム48とから構成されている。第一ブーム47の遊端は、ガイドレール13bと支持用構造体1の片側の垂直枠2Bの連結部材5との間で垂直に支持された垂直支柱軸49の下端寄り位置に水平揺動自在に支持され、第二ブーム48の遊端は、走行体33から垂直に立設された垂直支柱軸50の上端に水平揺動自在に支持されている。前記垂直支柱軸49は、その下端螺軸部が、ガイドレール13bの上側水平レール板部17a上に固着されたネジ孔付き取付け部材51に螺合締結されると共に、その上端部が、垂直枠2Aの連結部材5から固着突設された支持板52に止着されている。
ガイドレール13b側の垂直支柱軸49の上端寄り位置には、当該垂直支柱軸49の周りで回転自在な吊り部材53が設けられ、この吊り部材53と第一ブーム47との間に、当該第一ブーム47を吊って水平姿勢に保持する吊りロッド54が介装されている。又、第一第二両ブーム47,48には、ホース等44をこれらブーム47,48の下側に沿って支持する溝形材55,56が取り付けられている。更に、ガイドレール13b側の垂直支柱軸49には、ホース等44を支持するコ形部材57が当該垂直支柱軸49の周りに回転自在に取り付けられている。
前記ホース等44は、支持用構造体1の片側の垂直枠2Bの支柱4aに沿って付設された溝形材58(図1参照)内、ガイドレール13bの上側に敷設された溝形材59(図1参照)内、垂直支柱軸49のコ形部材57内、第一ブーム47の溝形材55内、及び第二ブーム48の溝形材56内をそれぞれ経由し、このホース等44内の高発泡洗剤を送給するホースは走行体33の配管43に接続されると共に、給電線はモーター36に結線される。このホース等44の掛け渡しに際しては、走行体33の走行に伴う第一第二両ブーム47,48の折曲運動を阻害しないように、そしてホース等44に無理な折れ曲がりが生じないように、第一第二両ブーム47,48の両遊端周囲及び第一第二両ブーム47,48間には適当な余裕長さが確保されるが、第一ブーム47の遊端周囲の余裕長さ分は、コ形部材57によって上方に吊り上げられることにより、この箇所でホース等が外側に大きく張り出すことはない。勿論、第一ブーム47の遊端側の垂直支柱軸49の周囲を迂回するホース等44には、コ形部材57によって上方に吊り上げられて必要な余裕長さが確保されているので、第一ブーム47が垂直支柱軸49の周りに水平揺動するとき、垂直支柱軸49の周囲のホース等44は、コ形部材57の垂直支柱軸49の周りの回転も伴って無理なく容易に捩れ運動を行うことができる。
以上のように構成された処理装置は、例えば図15〜図17に示すように、従来周知の洗車設備に追加して使用することができる。図示の洗車設備は、従来周知の門形走行洗車機70を備えるものである。この門形走行洗車機70は、床面上に敷設されたガイドレール71上に支持されて、前進限位置と図15及び図16に実線で示す後退限位置(待機位置)との間で往復走行するものであり、構造は各種のものが知られており、特に限定されるものではないが、基本的な構成を説明すると、ガイドレール71間のセンターラインに沿って門形走行洗車機70の前進限位置側から進入し且つ前端を定停止位置Pに合わせて停止した自動車Cの長さ方向に関する高さの変化を検出する車形センサー72、自動車Cに対して水をかける散水手段73、自動車Cの両側下部をブラッシングする両側下部ブラシ74、自動車Cの両側面及び前後面をブラッシングする両側メインブラシ75、自動車Cの上面をブラッシングする上側ブラシ76、自動車Cの表面に対してエアーを吹き付けて乾燥させる乾燥手段77などを備えているのが一般的である。又、ガイドレール71が敷設された床面上には、当該ガイドレール71の内側で門形走行洗車機70の走行経路に沿って、洗車対象の自動車Cを定停止位置Pまで誘導する自動車用ガイドレール78が敷設されている。
上記のような門形走行洗車機70に対して上記構成の処理装置は、ガイドレール組立体12のガイドレール13a,13bが門形走行洗車機70の走行経路を左右両側に離れて平行に位置し且つガイドレール13a,13bを一端部で連結する左右方向の連結部材14に隣接するホームポジションに位置する走行体33が門形走行洗車機70の前進限位置より少し外側に位置するように、支持用構造体1が門形走行洗車機70の走行経路に跨がるように設置される。このとき、支持用構造体1の上端水平枠3は、走行する門形走行洗車機70と干渉しない高さにある。
洗車対象の自動車Cは、門形走行洗車機70が後退限位置(待機位置)で待機している状態で、自動車用ガイドレール78間のセンターラインに沿って門形走行洗車機70の前進限位置側から進入し且つ前端を定停止位置Pに合わせて停止せしめられる。この状態で、ガイドレール組立体12の連結部材14に隣接するホームポジションで待機している走行体33を、ホース等44内の給電線を介してモーター36に通電して左右一対の支持用車輪34a,34bを正転駆動することにより、所定速度で前進走行させる。走行体33が自動車Cの後端上方位置に達したとき、図外の高発泡洗剤供給装置から、水により所定倍率に希釈してエアーを混合させた高発泡洗剤を、ホース等44内のホース、走行体33の配管43、及び分配用ホース42を経由して走行体33の各ノズル41a〜41dに送給し、これら各ノズル41a〜41dから散布させることにより、走行体33の前進走行に伴って自動車Cの表面を洗剤の泡の層により被覆することができる。
走行体33が自動車Cの前端上方位置に達して、自動車Cに対する発泡洗剤の被覆行程が終了すれば、走行体33を一旦停止させた後、モーター36を逆転駆動して走行体33を後進走行させ、元のホームポジションで停止させる。発泡洗剤の被覆が終了した自動車Cに対しては、門形走行洗車機70を稼働させて、従来周知のように洗車することができるのであるが、この洗車時の発泡洗剤の洗い流しを良好に行わせるために、この処理装置による発泡洗剤の被覆行程の前に、門形走行洗車機70を稼働させ、散水手段73により自動車Cの表面に水を散布しておくことができる。
洗車行程が全て終了すれば、自動車Cを退出させるのであるが、通過形の洗車設備であるときは、前進限位置で門形走行洗車機70を停止させた状態で、自動車Cを前進走行させると共に、仮想線で示すように横側方へ退出させることになる。即ち、支持用構造体1の左右一対の垂直枠2A,2Bの前側の支柱4aがガイドレール13a,13bの前端よりも十分に後方に離れているため、上記のように洗車済みの自動車Cを前方横側方へ走行退出させることができ、通過形の洗車設備を後退退出形に運用形態を変更する必要がない。勿論、洗車済みの自動車Cを後退走行させて退出させるタイプの洗車設備に対しても、本発明の処理装置を組み合わせることができる。
この実施例の処理装置は以上のように従来の洗車設備に追加して使用することができるものであるが、走行体33がガイドレール組立体12の連結部材14に隣接するホームポジションにあるとき、図2及び図15に示すように、ホース等44の支持手段45を構成する第一ブーム47は、片側のガイドレール13aの真上で当該ガイドレール13aと略平行な姿勢となり、第二ブーム48は、走行体33の真上で当該走行体33と略平行な姿勢にあって、第一第二両ブーム47,48は互いに略直角の姿勢にある。従って、平面視において、支持手段45を構成する第一第二両ブーム47,48は、ガイドレール13aと走行体33とに重なるような状態となる。そして、走行体33の前進走行に伴って、第一第二両ブーム47,48が両者間の角度を変化させながら走行体33に引っ張られて水平に揺動することになるが、図2に仮想線で示すように、走行体33がホームポジションとは正反対の走行限位置に達したとき、第一第二両ブーム47,48は、直線状になる180度の展開姿勢より少し手前の折曲姿勢で止まるので、走行体33が後進走行を開始したとき、第一第二両ブーム47,48は元の折曲姿勢に戻る方向に円滑確実に折曲運動できる。換言すれば、上記のように支持手段45が動作できるように、第一第二両ブーム47,48の長さと軸支位置が定められている。
上記のような処理装置のホース等44の支持手段45の構成によれば、走行体33がホームポジションにあるとき、平面視において、前進限位置まで走行して走行体33に接近した状態の門形走行洗車機70の外側に支持手段45の直角状に折曲した第一第二両ブーム47,48が位置しており、当該門形走行洗車機70とは干渉しない。従って、図示のように門形走行洗車機70の上端に、動作音の拡がりを抑制する効果のある静音対策ボックス79を搭載し、この静音対策ボックス79内に、乾燥手段77にエアーを送給するブロワーなどを収納する構成を採用する場合のように、門形走行洗車機70の高さが非常に高くなるような場合でも、支持用構造体1の上端の水平枠3さえ門形走行洗車機70が走行するときに静音対策ボックス79と干渉しない高さに構成しておくだけで、走行体33とガイドレール13b(支持用構造体1)との間に配設されるホース等44の支持手段45は、走行体33の高さに合わせて低い位置に配設することができる。
勿論、門形走行洗車機70の上端に静音対策ボックス79が搭載されていないなど、高さの低い門形走行洗車機70に処理装置を組み合わせるとき、或いは前記支持手段45の高さが高くなっても良いときは、走行体33が前記ホームポジションにあるときに、前進限位置に位置する門形走行洗車機70の上側を第一第二両ブーム47,48が斜めに横断するような従来周知の構成のものであっても良い。
上記実施例では、第一第二両ブーム47,48の長さを略等しくなるように構成したが、長さを変えても良い。又、第一ブーム47の遊端支持位置(垂直支柱軸49の位置)をガイドレール13aの長さ方向の中央位置にしても良い。この場合は、垂直支柱軸49を立設するためのネジ孔付き取付け部材51を、ガイドレール13bのレール単体15a,15bを連結する連結手段16の長尺の上側L形連結板21の上面に固着することになる。
走行する走行体33のノズル41a〜41dから散布される高発泡洗剤は、風によって周囲に飛散することが考えられる。この高発泡洗剤の飛散を抑制するために、支持用構造体1の垂直枠2A,2Bの両方又は、片側の垂直枠2A又は2Bが建屋の壁などに隣接するときは、反対側の垂直枠2B又は2Aに、防風手段を組み合わせることができる。この防風手段としては、完全に風を遮断できる板材(薄い鋼板など)の他、適度に風を弱めることができる、繊維製又は合成樹脂製のネット、パンチングメタル、エキスパンドメタルなどの防風材を垂直枠2A,2Bに張設して構成できるが、次に薄い鋼板を防風材に用いた一例を説明する。
図18〜図20に示す実施例では、支持用構造体1の左右一対の垂直枠2A,2Bに、前後一対の支柱4a,4b間の略中央位置に位置する中間支柱60が追加されている。この中間支柱60は、支柱4a,4bのL形支持板29が取り付けられた位置までの高さと同一の高さを有するものであって、上端内側には、ガイドレール13a,13bのレール単体15a,15bを連結する連結手段16を構成する短尺の下側L形連結板22が固着され、中間高さの内側には、ブレース取付け板61が固着されている。而して、先に説明したように、支持用構造体1を据え付けた後、レール単体15a,15bを各支柱4a,4bのL形支持板29に支持結合した状態で、床面上の所定位置に立設されている中間支柱60の上端内側の下側L形連結板22と長尺の上側L形連結板21とを利用して両レール単体15a,15bの隣接端部を互いに連結すると同時に、この連結箇所を中間支柱60で支持させることができる。一方、この中間支柱60は、各支柱4a,4bの上下2箇所(上側はL形支持板29)と中間支柱60のブレース取付け板61との間に張設される4本のブレース67a〜67dによって、前後一対の支柱4a,4bとも連結される。即ち、この構成では、先の実施例に使用されたブレース6a,6bに代えて前記ブレース67a〜67dが使用される。
上記のように構成された左右一対の垂直枠2A,2Bに張設される防風材としての薄い帯状単位鋼板62は、支柱4aと中間支柱60との間と、中間支柱60と支柱4bとの間に分けて、それぞれ上下方向複数枚が張設される。各帯状単位鋼板62は、上下両側辺に、支柱4a,60間及び支柱60,4b間に入り込むように内側へ折曲形成され且つ溝部が互いに対向する向きの補強用溝形部62a,62bが連設されると共に、左右両側辺には、支柱4a,60の表面及び支柱60,4bの表面に当接できる取付け片62cが突設されている。そしてこれら帯状単位鋼板62は、支柱4a,60間及び支柱60,4b間においては、複数枚の帯状単位鋼板62が補強用溝形部62a,62bにおいて上下に隣接する状態で、各帯状単位鋼板62の左右両側辺の取付け片62cがボルトナット63により各支柱4a,4b,60の表面側に固定されて、各垂直枠2A,2Bのガイドレール13a,13bより下側の略全面を覆う防風面を構成している。尚、中間支柱60に対しては、両側の帯状単位鋼板62の取付け片62cが2枚重ねの状態で共通のボルトナット63により取り付けられている。
上記のように各垂直枠2A,2Bの大部分を覆う防風面を形成させることによって、支持用構造体1が大きな風圧を受けることになり、支持用構造体1の支持用強度部材としての支柱4a,4bに強度不足の恐れが生じる。これに対処するため、支柱4a,4bに肉厚で太い鋼管を使用することも考えられるが、図示のように、支柱4a,4bの表面側に帯状単位鋼板62の取付け片62cを取り付けるとき、例えば支柱4a,4bを構成する角鋼管と同一の角鋼管などの当て部材64を取付け片62cの外側に支柱4a,4bに沿って当接させ、この当て部材64を介して帯状単位鋼板62の取付け片62cを支柱4a,4bに取り付けることにより、支柱4a,4bの強度不足を補わせることができる。尚、図20に示すように、当て部材64として薄肉鋼板から形成された角鋼管を利用しているので、帯状単位鋼板62の取付け片62cを挟む当て部材64の内側壁部と支柱4a,4bの外側壁部とをボルトナット63により直接挟み付けることができるように、当て部材64の外側壁部と支柱4a,4bの内側壁部とにボルトナット63が挿通できる大径の貫通孔65a,65bを形成しているが、当て部材64や支柱4a,4bの断面構造によっては、これら当て部材64や支柱4a,4bの外側から長尺のボルトナットにより両者を締結するように構成しても良い。
尚、先の実施例のガイドレール13a,13bを構成するレール単体15a,15bの連結手段16として、長尺の上側L形連結板21と短尺の下側L形連結板22とを使用しているが、これは、中間支柱60を使用するときに、当該中間支柱60によりガイドレール13a,13bを支持させようとしたときに必要なガイドレール支持部材を前記連結手段16の下側L形連結板22で兼用させるためである。従って、このような部材の兼用を考慮しない場合、中間支柱60を使用しないときに使用される連結手段16は、上側L形連結板21と下側L形連結板22とを一体化したような、1つのコ形連結板を使用して構成することができる。
又、本発明の処理装置の組み込みにより、洗剤の泡の膜で被覆されてゆく自動車Cを周囲の人に視認させることは、ショー的効果が期待できるのであるが、夜間でのこのショー的効果を高めるためには、図1及び図2に示すように、支持用構造体1の左右一対の垂直枠2A,2Bの後側上端隅に、斜め内側下向きに向けて照明することができる投光ランプ66を取り付け、これら両投光ランプ66により、洗剤の泡の膜で被覆された自動車Cを照らし出すように構成するのが望ましい。又、何らかの異常により走行体33がホームポジションまで復帰しないで途中で停止してしまった場合、洗車行程において前進限位置に向かって走行する門形走行洗車機70が当該走行体33に衝突することになる。このような場合を考えて、走行体33を走行駆動するモーター36には、ブレーキレスモーターを使用し、通電されていないときには走行体33を手で押して走行させることができるように構成すると共に、走行体33の門形走行洗車機70に対面する側には、図2及び図9に示すように、ゴムなどから成る緩衝用突起物80を突設し、門形走行洗車機70がこの緩衝用突起物80を介して走行体33を押し移動させることができるように構成するのが望ましい。
本発明に係る処理装置付き洗車設備は、門形走行洗車機を備えた既存の洗車設備に、当該洗車設備が有しない機能、即ち、自動車の表面に洗剤の泡の層を形成させるのを目的とした高発泡洗剤を散布する機能を追加する手段として活用できる。
1 支持用構造体
2A,2B 垂直枠
3 水平枠
4a,4b 支柱
5,7a,7b,14 連結部材
6a,6b,9a,9b,67a〜67d ブレース
12 ガイドレール組立体
13a,13b ガイドレール
15a,15b レール単体
16 連結手段
21 長尺の上側L形連結板
21a 切欠き
22 短尺の下側L形連結板
23,24,30 ネジ孔付きの棒状部材
29 L形支持板
33 走行体
34a,34b 支持用車輪
35 伝動軸
36 モーター
39a,39b,40a,40b ローラー
41a〜41d 高発泡洗剤散布用ノズル
44 ホース等
45 ホース等の支持手段
47,48 ブーム
54 吊りロッド
60 中間支柱
61 ブレース取付け板
62 帯状単位鋼板(防風材)
64 当て部材
65a,65b 大径の貫通孔
70 門形走行洗車機
71 門形走行洗車機のガイドレール
78 自動車用ガイドレール

Claims (5)

  1. 定停止位置に停車した自動車を洗車する門形走行洗車機の走行経路を跨ぐ支持用構造体と、前記門形走行洗車機の走行経路と干渉しない位置で前記支持用構造体に支持された左右一対のガイドレールと、このガイドレールに支持されて前記門形走行洗車機の走行経路に沿って往復走行する走行体を備え、この走行体には、地上側からホースを介して供給される高発泡洗剤を前記自動車に対して散布するノズルが設けられ、前記走行体は、前進限位置にある前記門形走行洗車機より外側に離れたホームポジションと、後退限位置にある前記門形走行洗車機に隣り合う走行限位置との間を往復走行可能に構成されている、処理装置付き洗車設備。
  2. 前記左右一対のガイドレールは、前記門形走行洗車機の走行経路の左右両側に配置されると共に、前記走行体のホームポジション側の端部でのみ連結部材により互いに連結されている、請求項1に記載の処理装置付き洗車設備。
  3. 前記支持用構造体は、前記走行体の走行限位置側のガイドレール端部よりも内側に離れた位置に当該ガイドレールを支持する前側支柱を備え、前記門形走行洗車機が前進限位置にある状態では、前記前側支柱の前方を経由して前記定停止位置の自動車が横側方に走行退出できるように構成されている、請求項1又は2に記載の処理装置付き洗車設備。
  4. 前記支持用構造体は、前記走行体のホームポジション側のガイドレール端部よりも内側に離れた位置に当該ガイドレールを支持する後ろ側支柱を備えている、請求項1〜3の何れか1項に記載の処理装置付き洗車設備。
  5. 前記ホースは、片側のガイドレール側と前記走行体との間に水平揺動自在に介装された支持手段によって支持され、この支持手段は、片側のガイドレール側に軸支された第一ブームと前記走行体に軸支された第二ブームとを折曲自在に軸支連結して成り、前記走行体がホームポジションにあるとき、第一ブームと第二ブームとは、第一ブームが片側のガイドレールの上側で当該ガイドレールと略平行になると共に第二ブームが走行体の上側で当該走行体の左右長さ方向と略平行になる、互いに略直角状の姿勢となるように構成されている、請求項1〜4の何れか1項に記載の処理装置付き洗車設備。
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