JP2011156707A - プリント装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シート状の印画媒体の安全な搬送が可能なプリント装置
【解決手段】レンチキュラーシート12を挟持したクランパ220は、ガイドレール312に沿って垂直方向に直線的に上下動する。また、レンチキュラーシート12は、印画時は垂直方向に沿って上昇ないし下降するため、レンチキュラーシート12にはその自重による撓み(薄型のレンチキュラーシート12など剛性の低い印画媒体には特に顕著に発生する)がほとんど発生しない。このため、印画時にレンチキュラーシート12がプリント装置10の部材と接触してレンズ面や印画面に傷が付くことが防止され、立体視に致命的欠陥が生じた商品が発生することが防止される。
【選択図】図13

Description

本発明はプリント装置に係り、特にある程度の厚み、剛性及び重みを持ったレンチキュラーシートのような印画媒体に画像を形成するプリント装置に関する。
特許文献1には、レンチキュラーレンズシートおよびそのカートリッジに関して、レンズシートの誤搬送を阻止する構成が開示されている。特許文献2には、画像とレンチキュラープレートとの相対的な位置ずれを、画像の余白部領域に記録する識別用画像を用いて補正するインクジェット記録装置が開示されている。その他、本願発明に関係する先行技術として、特許文献3がある。
特開平11−52500号公報 特開平8−137034号公報 特開2007−130769号公報
従来技術のように、コピー用紙のような薄い印画媒体を印刷するプリンタおける搬送経路は曲がっていることが多いが、このような曲がった搬送経路は、レンチキュラーシートのように、ある程度の厚み、剛性及び重みを持ったシート状の印画媒体の搬送には適さない。すなわち、かかる印画媒体を曲がった搬送経路で搬送すると、プリンタの構成部材に接触し、レンズ面や印画面に傷が付くという問題がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、シート状の印画媒体の安全な搬送が可能なプリント装置を提供することを目的とする。
本発明は、可撓性のシート状部材で構成された媒体の印画面が印画ヘッドに相対した状態を保持しながら、媒体の印画面に印画を行なうことが可能な印画部と、印画部の印画ヘッドに媒体の印画面が相対した状態で媒体を略直線的に移動させることが可能な移動部と、媒体移動部によって媒体を移動させながら印画ヘッドにより媒体の印画面に印画を行なうよう媒体移動部および印画部を制御することが可能な印画制御部と、を備えるプリント装置を提供する。
好ましくは、媒体移動部は、印画ヘッドに媒体の印画面が相対した状態で媒体を略鉛直に移動させることが可能である。
好ましくは、媒体移動部は、印画ヘッドに媒体の印画面が相対した状態で媒体を略水平に移動させることが可能である。
好ましくは、媒体移動部は、媒体を挟持可能なクランパと、クランパを略直線的に摺動可能な第1の案内部材と、媒体を挟持したクランパを案内部材に沿って駆動させることが可能なクランパ駆動部と、を含む。
好ましくは、プリント装置は、媒体を格納する媒体格納部と、媒体格納部からクランパまで媒体を直線的に案内する第2の案内部材と、を備える。
本発明によれば、印画時にシート状の印画媒体は直線的に移動するため、印画媒体がプリント装置の部材と接触して印画面などに傷が付くことが防止される。特に、本発明によれば、印画媒体がレンチキュラーシートの場合、レンズ面に傷が付き、立体視に致命的欠陥が生じた商品が発生することが防止される。
第1実施形態に係るプリント装置内部を模式的に現した内部透視図 シート収納部の正面斜視図 シート収納部の背面斜視図 シート収納部の側面図 シート収納部の側面部分拡大図 レンチキュラーシートが挿入されるシート供給カセットの斜視図 カセットカバーを閉じたシート供給カセットの斜視図 シート収納部の側面概略図 シート収納部の底面図 シート収納部の要部拡大図 シート収納部の要部拡大図 シート収納部の要部拡大図 クランパ及びクランパ搬送部の概略構成を示す斜視図 クランパ及びクランパ搬送部の概略構成を示す平面図 リボン交換ガトリング機構の概略図 シート搬送路の概略図 シート搬送路の概略図 プリント装置の要部構成を示すブロック図 印画処理のフローチャート 印画媒体供給時のプリント装置内部を模式的に現した内部透視図 印画媒体戻し時のプリント装置内部を模式的に現した内部透視図 印画再開時のプリント装置内部を模式的に現した内部透視図 レンチキュラーシートが挿入されるシート供給カセットの異なる形態の斜視図 印画媒体戻し時のプリント装置内部の他の例を模式的に現した内部透視図 第2実施形態に係る横置きのプリント装置内部を模式的に現した内部透視図
以下、添付図面に従って本発明に係るプリント装置の実施の形態について説明する。
[プリント装置の全体構成]
図1はそれぞれ本発明の第1実施形態に係るプリント装置10を模式的に現した内部透視図であり、シート供給カセットから印画媒体を供給する状態に関して示している。
このプリント装置10は、半円筒状のレンズ群を有したいわゆるレンチキュラーレンズが表面に形成されたレンズ面とその反対側の面である印画面を備えた透明樹脂製の印画媒体(以下、「レンチキュラーシート」という)12を鉛直方向に搬送して印画する縦置きのプリンタであり、主としてシート収納部100と、印画部200と、空送部300とから構成されている。レンチキュラーシート12の材質は、サーマルヘッド260の印画動作に対応した熱耐性を有する可撓性の部材からなる。この部材は透明樹脂、例えば、PET(ポリエチレンテレフタレート樹脂)、PMMA(アクリル樹脂)、PC(ポリカーボネート樹脂)である。また、レンチキュラーシート12の厚みは任意であるが、例えば0.3mmである。
また、このプリント装置10は、R(受像層)、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、W(ホワイト)のインクリボンを使用した昇華型プリンタであり、印画カラー毎に上昇(印画時)と下降(印画開始位置への逆送)とを繰り返し行うものであり、レンチキュラーシート12の搬送路50は、上昇下降とも同一のストレートパスで構成されている。
このプリント装置10には、システムコントローラ400(図18参照)が配設され、制御手段によりプリント装置10の各部の動作が制御される。制御系については、後に詳述する。
<シート収納部>
図2及び図3は上記シート収納部100の詳細な構成を示す斜視図である。図4は、上記シート収納部100の詳細な構成を示す側面図である。
このシート収納部100は、主としてシート収納本体110と、固定板111と、圧板112と、シート供給カセット150とから構成されている。シート収納本体110は、シート供給カセット150が着脱自在に装着できるようになっている。固定板111はプリント装置10のフレーム11に固定され、シート収納本体110は固定板111に対して回動自在に配設されている。
シート収納本体110は、図2〜4に示すように、底部の回転軸120を中心に揺動自在に配設され、カセット退避機構434(図18参照)により揺動できるように構成されている。図4に示すように、カセット退避機構434は、主としてソレノイド122と、ばね123と、リンク機構124と、付勢ばね125と、ストッパ126とから構成されている。
ソレノイド122は、例えばプル型ソレノイドであり、ピストン122aが上下動(図4では上下方向に移動)されるように構成される。付勢ばね125は、例えばコイルばねであり、その両端が固定板111及びシート収納本体110の側面110aに配設され、回転軸120を中心に反時計回りに回転する方向の力をシート収納本体110に付勢する。
図5に示すように、リンク機構124は、レバー124aと、回動軸124bと、アーム124cとから構成されている。レバー124a及びアーム124cは、回動軸124bを中心に回動可能に配設される。レバー124aにはばね123及びピストン122aが連結され、ばね123の付勢力によりレバー124aは回動軸124bを中心に時計回りに回動され、ピストン122aの付勢力によりレバー124aは回動軸124bを中心に反時計回りに回動される。
通常はソレノイド122への通電がオンにされており、ピストン122aは下方向に引き込まれている。ピストン122aが下方向に引き込まれている場合には、アーム124cが圧板112を介してシート収納本体110を押す。これにより、回転軸120を中心に時計回りに回転する方向の力がシート収納本体110に付勢される。シート収納本体110が鉛直位置に保持された時にシート収納本体110と当接する位置にはストッパ126(図8参照)が配設され、シート収納本体110がストッパ126に当接することでシート収納本体110の時計回りの回動が停止される。
ソレノイド122への通電がオフにされると、図5に示すように、ばね123によりレバー124aが回動軸124bを中心に時計回りに回動され、ピストン122aが上方向に引き上げられる。ピストン122aが上方向に引き上げられると、アーム124cが時計回りに回動される。これにより、アーム124cがシート収納本体110の側面を押圧する力が除かれ、付勢ばね125の付勢力により、シート収納本体110が回転軸120を中心に反時計回りに回動される。シート収納本体110が所定の角度(例えば、30°)だけ傾いた時にシート収納本体110と当接する位置にストッパ(図示せず)が配設され、シート収納本体110がこのストッパに当接することでシート収納本体110の反時計回りの回動が停止される。
なお、カセット退避機構434の具体的構成は図示したものに限らない。シート収納本体110を回転軸120を中心に時計回りあるいは反時計回りに回動させうる機構であれば、どのような機構を用いてもよい。また、ソレノイド122として、プル型ソレノイドではなく、プッシュ型ソレノイド、プッシュプル型ソレノイドを用いてもよい。また、付勢ばねによりシート収納本体110に回転軸120を中心に時計回りに回動する方向の力を付勢し、リンク機構124によりシート収納本体110を回転軸120を中心に反時計回りに回動させてもよい。
図6及び図7はそれぞれシート供給カセット150の斜視図であり、図6はシート供給カセット150のカセットカバー152を開け、100枚〜200枚の積層されたレンチキュラーシート12をシート供給カセット150内に挿入する様子を示しており、図7はレンチキュラーシート12をシート供給カセット150内に挿入した後、カセットカバー152を閉じた状態を示している。
このシート供給カセット150の正面には、フィードローラ190(図2参照)が挿入される開口154が形成され、一方、背面のカセットカバー152には、L字型の圧板112(図3参照)が挿入される圧板開口156が形成されている。
また、シート供給カセット150の上面には、カセット内から1枚のレンチキュラーシート12を排出するための排出口158が形成される。排出口158は、中央の幅が最も狭く、両端に行くに従い幅が広くなるように形成され、排出口158の略中央部の幅Wは、1枚のレンチキュラーシート12のシート厚tよりも広く、2枚のレンチキュラーシート12のシート厚2tよりも狭くなるように形成される。中央の幅が最も狭く、両端に行くに従い幅が広くなるように排出口158が形成されるのは、圧板112(後に詳述)によりレンチキュラーシート12の略中央部が押圧されるため、これに応じて両端が撓むことを考慮したためである。
シート供給カセット150の側面には、鉛直方向に凸条160が形成されている。シート供給カセット150は、シート供給カセット150の凸条160が、シート収納本体110の側面に形成された凹溝114に係合することにより、シート収納本体110の所定位置に位置決めされる。
図8に示すように、シート供給カセット150内に収納されたレンチキュラーシート12は、シート供給カセット150がシート収納本体110に挿入されると、シート収納本体110側の略L字型の圧板112上に載置される。
図3及び図8に示すように、圧板112は、主として、底面部112aと、背面部112bと、揺動軸112cと、押し板112dと、弾性部材112eと、弾性部材112fとから構成されており、2本のガイド軸116により正面と背面との方向(図8上で左右方向)に1自由度で支持される。
底面部112aには、2本のガイド軸116が挿入される孔が形成されたリブが2本形成され、2本のガイド軸116に沿って底面部112aがスライドされることによりレンチキュラーシート12がスライドされる。底面部112aには、揺動軸112cが配設される。
背面部112bは、揺動軸112cを介して底面部112aに揺動自在に配設される。背面部112bの揺動は、固定板111(図4)に配設された揺動センサ113により検出される。揺動センサ113は、背面部112bの揺動が検出されない時はLo信号を出力し、背面部112bの揺動が検出されるとHi信号を出力する。
背面部112bの上端近傍の正面側には、弾性部材112eを介して押し板112dが配設される。また、背面部112bの背面側には、弾性部材112f(図8参照)が配設される。押し板112dがレンチキュラーシート12に当接されると、弾性部材112e及び弾性部材112fにより、レンチキュラーシート12に正面方向(図8上で右方向)の付勢力が付勢される。
図9に示すように、圧板112は、圧板駆動機構436により、レンチキュラーシート12が載置された状態で正面方向又は背面方向にスライド(平行移動)できるようになっている。圧板駆動機構436は、シート収納本体110の底面に配設され、主としてモータ162と、ギアボックス164と、アーム166と、検出スイッチ168・170とから構成されている。
ギアボックス164は、例えばモータ162の出力軸に一体形成されたウォームと、ウォームと噛み合うウォームホイール等の食い違い軸の間に運動を伝達する機構を含み、モータ162の出力をアーム166に伝達する。モータ162は正転、逆転のいずれも可能である。例えば、モータ162が正転することにより、アーム166がシート収納本体110を底面から見て反時計回りに回動し、モータ162が逆転することにより、アーム166がシート収納本体110を底面から見て時計回りに回動する。
検出スイッチ168・170は、例えば発光素子と受光素子を一定の間隔を持たせて対向させ、その間の物体の通過を検出する透過型フォトインタラプタである。アーム166の先端が検出スイッチ168、170の発光素子と受光素子との間の検出ギャップを通過すると、検出スイッチ168、170がONし、モータ162の回転が停止される。
アーム166には長孔が形成され、長孔には圧板112の底面に下向きに形成されたピン116aが挿入される。アーム166の回動に伴い長孔内をピン116aが摺動することにより、圧板112が平行移動される。本実施の形態では、アーム166がシート収納本体110を底面から見て反時計回りに回動すると、圧板112が正面方向に移動され、アーム166がシート収納本体110を底面から見て時計回りに回動すると、圧板112が背面方向に移動される。
シート収納本体110には、図示しない検出手段が配設される。図10に示すように、シート供給カセット150がシート収納本体110に挿入されると、圧板駆動機構436により圧板112が正面方向に移動され、押し板112dがシート供給カセット150内のレンチキュラーシート12を押圧する。図示しない圧力センサにより、一定の圧力でレンチキュラーシート12が押圧されることが検出されると、圧板112の正面方向への移動が停止される。
フィードローラ190(図1参照)は、圧板112により一定の圧力で押圧されたレンチキュラーシート12をシート供給カセット150から排出する。レンチキュラーシート12がシート供給カセット150から排出されると、押し板112dがレンチキュラーシート12を押圧する力が弱くなり、背面部112bが揺動する。揺動センサ113(図9参照)により背面部112bの揺動が検出され、Hi信号が出力されると、圧板駆動機構436により、所定の圧力でレンチキュラーシート12が押圧されていることが検出されるまで、圧板112が正面方向に移動される。これにより、圧板112が常に一定の圧力でレンチキュラーシート12を押圧するように、圧板112の位置が制御される。
図10に示すように、フィードローラ190は、断面がD形状(Dカット)の棒状の部材であり、フィードローラ190は、フィードローラ190とレンチキュラーシート12との摩擦係数μ2が、レンチキュラーシート12間の摩擦係数μ1より大きくなるような材質、例えばゴム等で形成される。
図示しない検出手段によりシート供給カセット150がシート収納本体110に挿入されていないことが検出されている場合には、直線部190aが押し板112dと対向するようにフィードローラ190の回転方向の位置が制御される。この場合には、フィードローラ190とレンチキュラーシート12が接触しないため、シート供給カセット150のシート収納本体110への挿入が妨げられることは無い。図10に示すように、シート供給カセット150のシート収納本体110へ挿入されると、レンチキュラーシート12が押し板112dにより押圧され、フィードローラ190の回転が可能な待機状態となる。
図11に示すように、レンチキュラーシート12が押圧された状態でフィードローラ190が給送方向に回転駆動されると、フィードローラ190と当接するレンチキュラーシート12がフィードローラ190の回転に応じて移動され、レンチキュラーシート12がシート供給カセット150の排出口158から送り出される。排出口158は、その幅Wがシート厚tよりも広く、2枚分のシート厚2tよりも狭くなるように形成されており、これにより排出口158からは1枚のレンチキュラーシート12のみが送り出される。
図12に示すように、フィードローラ190がさらに回転し、直線部190aがレンチキュラーシート12に対向する位置に達すると、回転が停止するように制御される。これにより、レンチキュラーシート12は、シート供給カセット150から一定量だけ(例えば、レンチキュラーシート12の下流側端部が搬送ローラ212及びキャプスタン214に挟持されうる位置まで)送り出される。また、このときレンチキュラーシート12にはフィードローラ190が当接しないようになる(フィードローラ190からの摩擦力が作用しないようになる)。
<印画部>
図1に示すように印画部200は、主として印画時等にレンチキュラーシート12を搬送するシート搬送機構431(図18参照)と、R、Y、M、C、Wのインクリボンが装填されたリボン交換ガトリング機構250と、サーマルヘッド260とから構成されている。
シート搬送機構431は、主としてフィードローラ190と、搬送ローラ212と、キャプスタン214と、クランパ220(以上、図1参照)と、クランパ220を移動させるクランパ搬送部230(図14参照)とから構成されている。
図12に示すように、フィードローラ190によりシート供給カセット150から一定量だけ送り出されたレンチキュラーシート12は、その先端部が搬送ローラ212の位置に到達する。ここで、搬送ローラ212に対してレンチキュラーシート12を介してキャプスタン214を圧着させるとともに、搬送ローラ212を駆動することにより、レンチキュラーシート12を搬送することができる。なお、フィードローラ190を設けず、その代わり手差しにより1枚ずつレンチキュラーシート12の先端部が搬送ローラ212の位置に到達してもよい。
この搬送ローラ212及びキャプスタン214によるレンチキュラーシート12の搬送は、最下位の所定の位置で待機しているクランパ220にレンチキュラーシート12の先端が到達するまで行われる。尚、クランパ220は、一対のクランプ部材がばねにより常時閉じる方向に付勢されているが、上記待機状態ではカム等により一対のクランプ部材は、ばねの付勢力に抗して開いた状態で待機している(図1参照)。
レンチキュラーシート12の先端が上記クランパ220に到達すると、レンチキュラーシート12の先端はクランパ220により挟持され、キャプスタン214(図1参照)は搬送ローラ212から退避させられる。その後、レンチキュラーシート12は、クランパ搬送部230によりクランパ220とともに搬送(昇降)させられる。
図13は、上記クランパ220及びクランパ搬送部230の概略構成を示す斜視図であり、図14は上記クランパ220及びクランパ搬送部230の概略構成を示す平面図である。
図1に示した空送部300の上端部には、それぞれ駆動モータ302から減速機構304を介して駆動される一対の駆動プーリ306が設けられ、プラテンローラ262の近傍には一対の従動プーリ308が設けられている。
これらの駆動プーリ306と従動プーリ308との間には駆動ベルト310が巻き付けられており、図13、14に示すように駆動ベルト310間には、クランパ220が図示しないボルトにより固定されている。
また、駆動ベルト310に沿ってクランパ220を鉛直方向に案内するガイドレール312が配設され、更に最下位の所定の位置で待機しているクランパ220に対して、搬送ローラ212とキャプスタン214で送り出されたレンチキュラーシート12を案内する樹脂製ガイド314が配設されている。尚、樹脂製ガイド314の代わりにゴム製ガイドとしてもよい。
一対の樹脂製ガイド314の幅は、レンチキュラーシート12の幅よりも所定のクリアランス分だけ広くなっており、樹脂製ガイド314は、レンチキュラーシート12が鉛直方向に沿うように案内する。
また、プラテンローラ262の入口側には、プラテンローラ262と平行に3つのフォトセンサ320A,320B,320Cが配設され、レンチキュラーシート12の配送路を挟んでフォトセンサ320A,320B,320Cと対向する位置に図示しない発光ダイオード(LED)が配設されている。
フォトセンサ320A,320B,320Cにより検出されるレンチキュラーシート12の検出信号は、フォトセンサ光軸が、レンチキュラーシート12のレンズの中心と一致する場合に最大値となり、レンズ間の谷に位置する場合に最小となる。従って、3つのフォトセンサ320A,320B,320Cの検出信号に基づいてレンチキュラーシート12の搬送方向に対する傾き(アジマス角)を検知することができる。
レンチキュラーシート12のアジマス調整(アジマス角を0にする調整)は、レンチキュラーシート12の先端をクランパ220により挟持した後、3つのフォトセンサ320A,320B,320Cの検出信号を監視しながら左右一対の駆動プーリ306をそれぞれ独立に駆動し、クランパ220をアジマス調整分だけ僅かに傾けることにより行う。
上記のようにしてアジマス調整をした後、クランパ220を上昇させることによりレンチキュラーシート12を印画開始位置に搬送し、その後、サーマルヘッド260による印画を開始させる。1色分の印画が終了すると、駆動プーリ306を逆転させてクランパ220を下降させ、レンチキュラーシート12を再び印画開始位置に戻す戻し動作が行われる。
レンチキュラーシート12を挟持したクランパ220は、ガイドレール312に沿って鉛直方向に直線的に上下動する。また、レンチキュラーシート12は、印画時は鉛直方向に沿って上昇ないし下降するため、レンチキュラーシート12にはその自重による撓み(薄型のレンチキュラーシート12など剛性の低い印画媒体には特に顕著に発生する)がほとんど発生しない。このため、印画時にレンチキュラーシート12がプリント装置10の部材と接触してレンズ面や印画面に傷が付くことが防止され、立体視に致命的欠陥が生じた商品が発生することが防止される。
<リボン交換ガトリング機構及びサーマルヘッド>
図15はリボン交換ガトリング機構250の概略図である。
図15に示すようにリボン交換ガトリング機構250は、リボンケージホルダ252と、リボンケージ254とを有しており、リボンケージホルダ252は、リボンケージホルダ揺動軸252Aを中心に揺動できるようになっている。
サーマルヘッド260は、リボンケージホルダ252内に設けられており、リボンケージホルダ揺動軸252Aと同軸の軸上に回動自在に設けられた、図示しないアーム部材の先端に配設されている。このアーム部材を回動させることにより、サーマルヘッド260を印画位置と退避位置との間で移動させることができる。
リボンケージホルダ252は、リボンケージホルダ揺動軸252Aを中心にして揺動(回動)させることにより、印画位置とメンテナンス位置との間で移動できるようになっており、メンテナンス位置では、リボンケージホルダ252の一部を装置本体から突出させることができる。
サーマルヘッド260は、リボンケージホルダ252のメンテナンス位置への移動に連動して移動し、サーマルヘッド260の発熱素子が外部から触れられる位置まで移動する。これにより、サーマルヘッド260の掃除や交換等のメンテナンスを容易に行うことができる。
一方、リボンケージ254は、リボンケージ回転受け253によりリボンケージホルダ252に回転自在に支持されている。リボンケージ254には、5対の巻取りリール255、供給リール256が等間隔に配設されており、5対のリールには、それぞれR、Y、M、C、Wのインクリボンがセットされる。リボンケージ254は、ガトリング機構により所望のリボンがサーマルヘッド260の位置にくるように回転させられる。
サーマルヘッド260の位置に移動させられた一対の巻取りリール255、供給リール256のうちの巻取りリール255は、印画時にレンチキュラーシート12の移動速度よりも若干速い速度で摩擦クラッチを介してインクリボンを巻き取り、供給リール256にはインクリボンに所定のバックテンションが作用するようにブレーキがかけられている。
これにより、印画時にレンチキュラーシート12が移動すると、このレンチキュラーシート12の移動に連動して(同期して)インクリボンが給送される。
サーマルヘッド260は、ヘッド移動機構により印画時に、インクリボン及びレンチキュラーシート12を介してプラテンローラ262に当接する印画位置に移動させられるとともに、インクリボンの切替えやレンチキュラーシート12の逆送時にはプラテンローラ262から退避する退避位置に移動させられる。
また、サーマルヘッド260は、後述するように3D画像用の多視点画像(この実施の形態では6視点画像)に応じて駆動され、インクリボン上のインクを昇華させてレンチキュラーシート12に転写する。
<シート搬送路>
図16、図17はシート搬送路の概略図であり、図16はレンチキュラーシート12が搬送路A50を搬送されている状態を示し、図17はレンチキュラーシート12が搬送路B51を搬送されている状態を示す。シート搬送路は、印刷時にレンチキュラーシート12が上昇下降する搬送路A50と、印刷後にレンチキュラーシート12を排出口へ搬送する搬送路B51とから構成される。
搬送路A50、搬送路B51は、主として取り付け板271と、保護部材272と、レバー273と、カム274と、搬送路切替部材275とから構成される。
保護部材272は、両端が反った板状の部材であり、フレーム11に固定される。保護部材272には、搬送ローラ212、213とレンチキュラーシート12とを当接可能とする長孔272aが形成される。保護部材272はゴム、樹脂等の柔らかい材料で形成されているため、搬送時におけるレンチキュラーシート12の印画面・レンズ面の傷つきが防止される。
搬送ローラ212、213は、プラテンローラ262と略1列に並ぶように、取り付け板271の先端に回転自在に配設されており、先端が長孔272aから突出して、キャプスタン214、215と圧接する。そのため、搬送ローラ212が回転することで、搬送路A50を通ってレンチキュラーシート12がシート供給カセット150からクランパ220へと搬送される。
取り付け板271には、レバー273が回動軸273Aを中心に回動自在に配設され、カム274が回転軸274Aを中心に回転自在に配設される。カム274は、半径の異なる2つの弧274a、274bを有する略扇形に形成され、レバー273は、図示しない弾性部材により、カム274と当接する方向(図16において時計回り)に付勢される。これにより、カム274の回転に応じてレバー273が回動される。
カム274の弧274bとレバー273とが当接している場合には、図16に示すように、レバー273先端の押圧部273aの先端が長孔272aから突出して、搬送路A50を搬送されるレンチキュラーレンズ12をフォトセンサ320A〜320C(図16ではフォトセンサ320Bのみ図示)側へ押し付ける。これにより、フォトセンサ320A〜320Cの検出を安定させ、アジマス調整用の精度を高くすることができる。
アジマス調整等の位置調整が終了すると、カム274が回転して、カム274の弧274aとレバー273とが当接される。これにより、図17に示すように、押圧部273aとレンチキュラーレンズ12とが当接しないように、レバー273が退避される。
搬送路切替部材275は、フレーム11に対して、回転軸275Aを中心に回動自在に配設される。搬送路切替部材275には、回転軸275Aを中心に回動自在なレバー277が固定される。
レバー277の一端にはソレノイド276のピストン276aが配設され、他端には付勢ばね278が配設される。ソレノイド276は、例えばプル型ソレノイドであり、ピストン276aが上下動されるように構成される。付勢ばね278は、例えばコイルバネであり、一端がレバー277に配設され、他端がソレノイド276の側面に配設される。
ピストン276aは、通常は、図16に示すように上端に位置している。付勢バネ278の付勢力により、搬送路切替部材275及びレバー277には、回転軸275Aを中心に図16において時計回りに付勢されている。そのため、搬送路切替部材275が保護部材272と交差しない第1の位置に配置され、保護部材272、搬送路切替部材275及びリブ50aにより搬送路A50が形成される。
ソレノイド276がONされると、ピストン276aは、付勢バネ278の付勢力に抗して下方向へ移動される。その結果、図17に示すように、レバー277が回転軸275Aを中心に図17における反時計回りに回動する。それと共に、搬送路切替部材275も回転軸275Aを中心に反時計回りに回動し、搬送路切替部材275が保護部材272と交差する第2の位置に配置される。これにより、保護部材272、搬送路切替部材275及びリブ51aにより搬送路B51が形成される。
クランパ220により下方向へ移動されたレンチキュラーシート12は、搬送路切替部材275に当接し、搬送路切替部材275に沿って撓む。その後、レンチキュラーシート12が自重で落下することにより、レンチキュラーシート12が搬送路B51を通って排出口(図示せず)へ搬送される。
[プリント装置の制御系の説明]
次に、上記構成のプリント装置10の制御系について説明する。
図18はプリント装置10の要部構成を示すブロック図である。
プリント装置10は、システムコントローラ400、プログラム格納部402、バッファメモリ404、センサ部406、操作部408、通信インターフェース(通信I/F)410、制御部420、機構部430、ヘッドドライバ440、及びサーマルヘッド260から構成されている。
システムコントローラ400は、3Dプリント用のプログラムにより各部を統括制御する部分であり、CPU(中央処理装置)などが考えられる。ROMなどのコンピュータ読み取り可能な不揮発性記憶媒体で構成されたプログラム格納部402には、3Dプリント用のプログラムが格納され、システムコントローラ400はプログラム格納部402に格納されているプログラムを適宜読み出して実行する。
バッファメモリ404は、図示しないパーソナルコンピュータ(PC)から通信I/F410を介して受信した印画データを一時的に格納する部分である。
通信I/F410に接続されるPCは、3Dカメラ等により撮影された同一被写体を撮影したカラーの2視点画像(左右画像)を取得し、これらの左右画像から特徴が一致する特徴点のずれ量(画素間のずれ量(視差量))を画素毎に算出する。算出した視差量を3Dプリント用に調整した後、調整した視差量を補間して6視点画像を生成する。PCは、R、G、Bの6視点画像を、更にY、M、Cに色変換し、色変換された6視点画像から1枚分のY信号、M信号、及びC信号を生成する。これらのY信号、M信号、及びC信号が印画データとしてPCから通信I/F410を介してバッファメモリ404に格納される。
尚、上記PCの画像処理機能をプリント装置10に内蔵させるようにしてもよい。
センサ部406は、図14に示したフォトセンサ320A〜320Cや機構部430での各種部材の位置や回転角等を検出するセンサを含み、それぞれ検出した検出信号をシステムコントローラ400に出力する。
操作部408は電源スイッチ、プリント開始スイッチ、プリント枚数等を設定するスイッチ等から構成され、操作部408での操作による信号は、システムコントローラ400に入力される。
機構部430は、シート搬送機構431、ヘッド移動機構432、インクリボン駆動機構433、カセット退避機構434、及び圧板駆動機構435から構成されている。
シート搬送機構431は、図1等に示したフィードローラ190、搬送ローラ212、キャプスタン214、クランパ220、駆動モータ302、クランパ搬送部230(図14)等から構成されている。
また、制御部420は、シート搬送制御部421、ヘッド移動制御部422、インクリボン制御部423、及びカセット制御部424から構成されている。
システムコントローラ400は、印画シーケンスに応じて制御部420にそれぞれ制御信号を出力し、制御部420を介して機構部430を駆動制御する。
これにより、シート搬送制御部421は、シート供給カセット150内からレンチキュラーシート12を排出させるとともに、印画時にレンチキュラーシート12を上昇/下降させる搬送を行う。また、シート搬送制御部421は、フィードローラ190の回転方向の位置を検出する検出手段(図示せず)を有し、検出手段の検出結果に応じてフィードローラ190を回転させてフィードローラ190の回転方向の位置を制御する。
ヘッド移動機構432は、図15で説明したようにリボンケージホルダ揺動軸252Aと同軸の回動軸を有するアーム部を回動させることにより、アーム部の先端に配設されたサーマルヘッド260を、プラテンローラ262に当接させる印画位置と退避位置との間で移動させる。尚、退避位置には、小退避位置と大退避位置とがあり、インクリボンのみを給送してインク頭出しを行う場合には、プラテンローラ262から僅かに退避した小退避位置に移動させ、リボンケージ254を回転させて他の色のインクリボンと交換する場合には、巻取りリール255及び供給リール256にセットされたインクリボンと干渉しない大退避位置に移動させる。
インクリボン駆動機構433は、図15に示したリボン交換ガトリング機構250のリボンケージ254を回転させる機構と、リボンケージ254に配設された5対の巻取りリール255、供給リール256を駆動するリール駆動機構とから構成されている。
カセット退避機構434は、図2〜4で説明したようにソレノイド122等を備え、システムコントローラ400からの指令によりシート収納本体110を揺動させる。
圧板駆動機構435は、図9で説明したように圧板112を移動させるもので、システムコントローラ400からの指令により圧板112を移動させ、カセット内のレンチキュラーシート12に一定の押圧力が加わるようにしている。
サーマルヘッド260は、レンチキュラーシート12の搬送方向と直交する方向に多数の発熱素子が配列されている。システムコントローラ400は、バッファメモリ404に格納された印画データに基づいて、1ラインごとに印画データに対応する濃度となるようにヘッドドライバ440を介して各発熱素子の温度を制御し、インクリボンのインクを昇華させてレンチキュラーシート12に転写させ、続いてシート搬送機構431によりレンチキュラーシート12を1ライン分送り、以下同様にして次々と各ラインの熱転写を行わせる。
[プリント装置の動作の説明]
次に、プリント装置10の動作について説明する。
図19はプリント装置10の印画時の処理動作を示すフローチャートであり、以下、このフローチャートに従って説明する。この印画処理はシステムコントローラ400によって制御される。この印画処理をシステムコントローラ400に実行させるためのプログラムはプログラム格納部402に記憶されている。
[ステップS10]
PCから通信I/F410を介して3Dプリント用の印画データがバッファメモリ404に格納された後、操作部408のプリント開始スイッチがオンされると、印画が開始される。尚、印画開始等の指示は、通信I/F410に接続されたPC側から入出するようにしてもよい。
[ステップS12]
印画開始が指示されると、まず、システムコントローラ400はフィードローラ190を1回転させ、シート収納装置110からレンチキュラーシート12を一定量だけ送り出す。このとき、レンチキュラーシート12の先端は、搬送ローラ212に到達している。
[ステップS14]
システムコントローラ400は、キャプスタン214を搬送ローラ212に圧着させ、搬送ローラ212とキャプスタン214との間でレンチキュラーシート12を挟持させる。尚、事前にキャプスタン214を搬送ローラ212に圧着させておき、ステップS12でのレンチキュラーシート12の送り出し時に搬送ローラ212とキャプスタン214との間にレンチキュラーシート12を挿入させるようにしてもよい。
[ステップS16]
続いて、システムコントローラ400は、搬送ローラ212を一定時間だけ駆動し、レンチキュラーシート12をクランパ220まで搬送させる。このとき、クランパ220は、最下位の所定の位置で待機しており、レンチキュラーシート12の先端がクランパ220に当接すると、搬送ローラ212は空転する。また、レンチキュラーシート12をクランパ220に当接させることにより、レンチキュラーシート12の粗い位置決めが行われている。
[ステップS18]
システムコントローラ400は、カム等を駆動して一対のクランプ部材をばねの付勢力により閉じさせ、レンチキュラーシート12をクランパ220に挟持させる。続いて、図14で説明したようにアジマス調整を行う。
[ステップS20]
システムコントローラ400は、クランパ搬送部230を駆動してクランパ220に挟持されたレンチキュラーシート12を印画開始位置に搬送させる。印画開始位置は、例えば、レンチキュラーシート12の搬送後、図14に示したフォトセンサ320A〜320Cの出力信号が所定の値(例えば、ピーク値)に達した位置とすることができる。これにより、レンチキュラーシート12のレンズ位置と6視点画像の印画位置との相対位置の調整が行われる。
[ステップS22]
システムコントローラ400は、ヘッド移動制御部422を介してヘッド移動機構432を制御し、Rインクリボンとレンチキュラーシート12を挟んでサーマルヘッド260をプラテンローラ262に圧接させる。
[ステップS24]
図20に示すように、システムコントローラ400は、シート搬送制御部421を介して駆動モータ302を回転させてクランパ220を駆動し、レンチキュラーシート12を印画方向FWに進めていく。それと同期して、インクリボン駆動機構433がレンチキュラーシート12の移動速度よりも若干速い速度で巻取りリール255にインクリボンを巻き取りながら、サーマルヘッド260に通電して発熱させ、Rインクリボンからレンチキュラーシート12に受容層が転写される。
[ステップS25]
システムコントローラ400は、Rインクリボンによる受容層形成が終了したか否かを判断する。例えば、システムコントローラ400は、レンチキュラーシート12が印画開始位置から所定の量だけ送り出されたか否かに応じてこれを判断する。Yesの場合はS26に進み、Noの場合はS24に戻る。
[ステップS26]
システムコントローラ400は、受容層の転写終了後、ヘッド移動制御部422を介してヘッド移動機構432を制御し、サーマルヘッド260をインクリボンと干渉しない位置まで移動させる。
[ステップS27]
図21に示すように、システムコントローラ400は、カセット制御部424を介して、カセット退避機構434を制御し、シート収納本体110を初期位置から搬送路50から退避させた退避位置に移動させ、退避位置でシート収納本体110を保持させる。
すなわち、システムコントローラ400によりソレノイド122への通電がオフにされると、リンク機構124による付勢力がシート収納本体110から除去され、付勢ばね125により回転軸120を中心に反時計回りに回転する方向の力がシート収納本体110に付勢される。この付勢ばね125の付勢力により、シート収納本体110が回転軸120を中心に反時計回りに回動され、図示しないストッパに当接するとシート収納本体110が所定の角度αだけ回動した位置で保持される。これにより、シート収納本体110が搬送路50から退避される。なお、全ての色の印画が終わるまでシート収納本体110を退避位置に保持してもよいし、レンチキュラーシート12が各カラーインクリボンの印画の際に頭出し位置に戻るごとに搬送路50から退避させ、頭出し位置に戻すとき以外はシート収納本体110を初期位置に保持してもよい。
[ステップS28]
図21に示すように、システムコントローラ400は、シート搬送制御部421を介して、シート搬送機構431を制御し、レンチキュラーシート12を印画方向FWとは反対の戻し方向REV、すなわちサーマルヘッド260側からシート収納本体110側に移動させることを開始し、レンチキュラーシート12が印刷開始位置(頭出し位置)に達するまで移動を継続する。ステップS27でシート収納本体110が所定の角度だけ傾動されているため、レンチキュラーシート12がシート供給カセット110と干渉することがない。
またシステムコントローラ400は、インクリボン制御部423を介してインクリボン駆動機構433を制御し、最初にセットされる色のインクリボンの位置までリボン交換ガトリング機構250を回転させる。ここでは、最初の色はYとするが、その他の色であってもよい。また、Y以外の色のインクリボンが採用されてもよい。
[ステップS29]
図22に示すように、システムコントローラ400は、ヘッド移動機構432により、サーマルヘッド260を交換後のインクリボンとレンチキュラーシート12を挟んでプラテンローラ262に圧接した後、駆動モータ302を回転させ、クランパ220を駆動しレンチキュラーシート12を印画方向FWに進めていく。それと同期して、インクリボン駆動機構433がレンチキュラーシート12の移動速度よりも若干速い速度で巻取りリール255にインクリボンを巻き取りながら、サーマルヘッド260に通電して発熱させ、カラーインクリボンからレンチキュラーシート12の印画面に加熱した色材が転写され画像が形成される。
[ステップS30]
システムコントローラ400は、セットされたカラーインクリボンによる全ての色の転写が終了したか否かを判断する。これは上記ステップS25と同様にして判断できる。Yesの場合はS32、Noの場合はS31に進む。
[ステップS31]
システムコントローラ400は、シート搬送制御部421を介してシート搬送機構431を制御し、レンチキュラーシート12を印刷開始位置(頭出し位置)に達するまで戻し方向REVに移動させる。
またシステムコントローラ400は、インクリボン制御部423を介してインクリボン駆動機構433を制御し、次にセットされる色のインクリボンの位置までリボン交換ガトリング機構250を回転させる。ここでは、Y,M,C,Wの順にリボン交換ガトリング機構250を回転させるものとするが、その他の順序であってもよい。また、Y,M,C,W以外の色のインクリボンが採用されてもよい。シート頭出しとインクリボンの交換後、S29に戻って、次にセットされたインクリボンによるレンチキュラーシート12の印画面への色の転写が行われる。以下同様、セットされた色のインクリボンによる印画、当該インクリボンによる印画終了の判断、当該印画終了の判断に応じたインクリボン交換およびレンチキュラーシート12の頭出しが、全ての色のインクリボンについて行われる。
[ステップS32]
システムコントローラ400は、全色印画後、レンチキュラーシート12の前後端部の一定領域を図示しないカッタでカットし、図示しない排出機構によりレンチキュラーシート12を排出して印画動作終了となる。排出機構は任意である。
[ステップS33]
システムコントローラ400は、全てのシートについての印画が終了したか否かを判断する。Yesの場合、本処理を終了する。Noの場合、システムコントローラ400は、カセット制御部424を介してカセット退避機構434を制御し、シート収納本体110に収納されたシート供給カセット150を鉛直位置に保持する。
すなわち、システムコントローラ400によりソレノイド122への通電がオンにされると、リンク機構124により回転軸120を中心に時計回りに回転する方向の力がシート収納本体110に付勢される。シート収納本体110は、付勢ばね125の付勢力に抗して、回転軸120を中心に時計回りに所定の角度α(例えば30°)だけ回動し、シート収納本体110は搬送路50上の鉛直位置(初期位置)にて停止する。これにより、図1と同様、シート収納本体110は、鉛直位置に復帰する。これにより、シート収納本体110から搬送路50へ向けた次のレンチキュラーシート12の供給が可能となる。そしてS10に戻って次のレンチキュラーシート12の給送が開始される。
このように、レンチキュラーシート12の最初の印画動作(図20)、戻し動作(図21)、次の印画動作(図22)にわたってレンチキュラーシート12を直線的に搬送することができるとともに、レンチキュラーシート12の搬送経路の短縮化(装置の小型化)が図られている。
なお、ステップS33でYesと判断され、最後のレンチキュラーシート12に対する最後のインクリボンでの印画が終了すると、ソレノイド122への通電がオンにされる。これにより、シート収納本体110は、鉛直位置に復帰し、次回の印画処理に備える。
以上説明したように、本印刷処理では、レンチキュラーシート12の戻し方向REVへの搬送に際して、シート収納本体110を初期位置から退避位置に移動させ、搬送路50から退避させる。これにより、レンチキュラーシート12が戻し方向REVへの移動時にシート収納本体110と干渉して印画に支障が来されることがない。また、シート収納本体110が予めレンチキュラーシート12の頭出し位置と干渉しないよう、プラテンローラ262や搬送ローラ212よりも大きく離れた位置にシート収納本体110を配置するよりも、レンチキュラーシート12の搬送経路が短縮され、プリント装置10をコンパクトにできる。
また、本実施の形態によれば、圧板により所定の圧力でレンチキュラーシートをフィードローラに圧着させるため、フィードローラの回転によりレンチキュラーシートをカセット収納本体から排出し、搬送路へ供給することができる。
また、本実施の形態では、圧板が略L字型で形成され、底面部にレンチキュラーシートが載置された状態で圧板が正面方向又は背面方向にスライドされるため、レンチキュラーシートが積層されて重くなったとしても(例えば、2〜4kg)レンチキュラーシートをフィードローラに圧着させることができる。
また、本実施の形態によれば、フィードローラが断面略D字形状で形成されているため、フィードローラとレンチキュラーシートとが干渉することなく、シート供給カセット、すなわちレンチキュラーシートをカセット収納本体に装填することができる。また、フィードローラを断面略D字形状とすることにより、フィードローラを1回転させたときにシート供給カセットからレンチキュラーシートを一定量だけ送り出すことができる。したがって、レンチキュラーシートの先端を搬送ローラに到達させたら、その後はフィードローラによりレンチキュラーシートが搬送されず、レンチキュラーシートがフィードローラと搬送ローラの両方により搬送されないようにすることができる。
また、本実施の形態によれば、圧板の背面部の揺動を検出し、揺動が検出されたら圧板を正面方向に平行移動させるようにしたため、圧板が常に一定の圧力でレンチキュラーシートを押圧するように、圧板の位置を制御することができる。
また、本実施の形態によれば、押し部とフィードローラとを対向して配設したため、レンチキュラーシートをフィードローラに適切に圧着させることができる。
なお、本実施の形態では、圧板112の背面部112bを揺動可能に配設し、背面部112bに配設された押し板112dでレンチキュラーシート12を押圧したが、背面部112bと底面部112aを固定し、背面部112b全体でレンチキュラーシート12を押圧するようにしてもよい。この場合には、レンチキュラーシート12がカールしていたり曲がっていたりしても、圧板112でレンチキュラーシート12を平らにして、シート収納カセット115からレンチキュラーシート12を排出させることができる。
また、本実施の形態では、底面部112aにレンチキュラーシート12を載置させたが、図23に示すような追加部品を用いることで、異なる大きさのレンチキュラーシートに対応することができる。図23は、レンチキュラーシート12より小さいレンチキュラーシート12’を用いる場合における要部透視図である。
レンチキュラーシート12’の大きさに合わせて、底面部112aの高さ調整用の嵩上部材117が底面部112aの上面に配設される。
レンチキュラーシート12’の大きさに合わせて、シート供給カセット150の高さを調整するための調整部材151がシート供給カセット150の内部の両端に挿入される。調整部材151が挿入されると、シート供給カセット150内の調整部材151の上にレンチキュラーシート12’が挿入される。
レンチキュラーシート12’が挿入されたシート供給カセット150がシート収納本体110(図23では図示せず)に挿入されると、嵩上部材117によりレンチキュラーシート12’の高さが嵩上げされると共に、圧板駆動機構436(図23では図示せず)により圧板112(図23では図示せず)が正面方向に移動され、押し板112d(図23では図示せず)がシート供給カセット150内のレンチキュラーシート12’を押圧する。
これにより、レンチキュラーシート12’がシート供給カセット150から排出可能となる。様々な大きさのレンチキュラーシートに対応した様々な大きさの嵩上部材、調整部材を用意することで、同じ装置を用いて様々な大きさのレンチキュラーシートに対応することができる。
また、本実施の形態では、印刷動作が終了するまでシート収納本体110を退避位置に保持したが、レンチキュラーシート12が各カラーインクリボンの印画の際に頭出し位置に戻るごとに搬送路50から退避させ、頭出し位置に戻すとき以外はシート収納本体110を初期位置に保持するようにしてもよい。
また、回動によりカセットを搬送路50から退避させるのではなく、シート供給カセット150を搬送路50から鉛直方向、水平方向ないしその双方に移動させる移動機構によりシート供給カセット150を搬送路50から退避させてもよい。図24では、シート収納本体110が搬送路50から水平方向に移動されることで搬送路50から退避されている。
また、本実施の形態では、サーマルヘッド260のRインクリボンから受容層を転写したが、サーマルヘッド260のRインクリボンから受容層を転写するのではなく、予めレンチキュラーシート12に受容層が形成されていてもよい。この場合、図19に示すフローチャートのステップS24〜27は省略される。その代わり、最初のカラーインクリボン、例えばYインクリボンによる色転写の終了後、S27と同様のカセット退避を行い、次のカラーインクリボンの転写を行う。
なお、本発明の適用範囲はインクリボンを使用した昇華型プリンタに限定されず、印画媒体もレンズ面と印画面を有するレンチキュラーシートに限定されない。例えば、フォトセンサ320A,320B,320Cでレンズ位置検出を行わずにアジマス調整可能であれば、印画面のみを有しレンズ面の張り合わされていない媒体に印画されてもよい。本発明は、印刷媒体を搬送路に沿って往復させながら印刷媒体に画像を形成する各種方式(例えばサーモオートクローム(TA)プリンタ、インクジェットプリンタ、溶融型熱転写方式、銀塩写真(熱現像転写)方式、ゼロインク(登録商標))にも適用されうる。
<第2実施形態>
図25は本発明の第2実施形態に係るプリント装置10を模式的に現した内部透視図である。
図25に示すように、このプリント装置10は、水平方向にレンチキュラーシート12を搬送路50に沿って往復搬送して印画する横置きの3Dプリンタである。図1等と同一の機構には同一の符号を付している。
第2実施形態に係るプリント装置では、レンチキュラーシート12は、鉛直方向でなく水平方向に進退往復運動する点を除けば、第1実施形態に係るプリント装置10と同様の構成である。もっとも、第1実施形態では、レンチキュラーシート12は、重力作用による撓みが問題にならないのに対し、第2実施形態ではこれが問題になる。レンチキュラーシート12の鉛直方向の撓みにより、レンチキュラーシート12が直線的に搬送路50に案内されず、レンチキュラーシート12の印画面・レンズ面の傷つきが発生することも考えられる。このような傷つき防止や曲がり癖を除去するため、レンチキュラーシート12の鉛直上下方向からラベル連続体を挟持する複数対のゴム製のデカールローラのような柔らかい搬送部材を搬送路50の上流側(シート収納部100とサーマルヘッド260の間)に設けることが好ましい。
10:プリント装置、12:レンチキュラーシート、100:シート収納部、110:シート収納本体、111:固定板、112:圧板、112a:底面部、112b:背面部、112c:揺動軸、112d:押し板、112e:弾性部材、112f:弾性部材、150:シート供給カセット、122:ソレノイド、123:ばね、124:リンク機構、125:付勢ばね、126:ストッパ、162:モータ、164:ギアボックス、166:アーム、168、170:検出スイッチ、190:フィードローラ、212:搬送ローラ、214:キャプスタン、220:クランパ、230:クランパ搬送部、250:リボン交換ガトリング機構、260:サーマルヘッド、400:システムコントローラ、402:プログラム格納部、404:バッファメモリ、406:センサ部、408:操作部、410:通信インターフェース(通信I/F)、420:制御部、430:機構部、440:ヘッドドライバ

Claims (5)

  1. 可撓性のシート状部材で構成された媒体の印画面が印画ヘッドに相対した状態を保持しながら、前記媒体の印画面に印画を行なうことが可能な印画部と、
    前記印画部の前記印画ヘッドに前記媒体の印画面が相対した状態で前記媒体を略直線的に移動させることが可能な移動部と、
    前記媒体移動部によって前記媒体を移動させながら前記印画ヘッドにより前記媒体の印画面に印画を行なうよう前記媒体移動部および前記印画部を制御することが可能な印画制御部と、
    を備えるプリント装置。
  2. 前記媒体移動部は、前記印画ヘッドに前記媒体の印画面が相対した状態で前記媒体を略鉛直に移動させることが可能である請求項1に記載のプリント装置。
  3. 前記媒体移動部は、前記印画ヘッドに前記媒体の印画面が相対した状態で前記媒体を略水平に移動させることが可能である請求項1に記載のプリント装置。
  4. 前記媒体移動部は、
    前記媒体を挟持可能なクランパと、
    前記クランパを略直線的に摺動可能な第1の案内部材と、
    前記媒体を挟持したクランパを前記案内部材に沿って駆動させることが可能なクランパ駆動部と、
    を含む請求項1〜3のいずれかに記載のプリント装置。
  5. 前記媒体を格納する媒体格納部と、
    前記媒体格納部から前記クランパまで前記媒体を直線的に案内する第2の案内部材と、
    を備える請求項4に記載のプリント装置。
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