JP2011154663A - 物件情報管理システム及び物件情報管理プログラム - Google Patents

物件情報管理システム及び物件情報管理プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2011154663A
JP2011154663A JP2010017476A JP2010017476A JP2011154663A JP 2011154663 A JP2011154663 A JP 2011154663A JP 2010017476 A JP2010017476 A JP 2010017476A JP 2010017476 A JP2010017476 A JP 2010017476A JP 2011154663 A JP2011154663 A JP 2011154663A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
property
information
item
map
specifying
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010017476A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Tonomura
賢昭 外村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hochiki Corp
Original Assignee
Hochiki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hochiki Corp filed Critical Hochiki Corp
Priority to JP2010017476A priority Critical patent/JP2011154663A/ja
Publication of JP2011154663A publication Critical patent/JP2011154663A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】商品に関する情報を物件毎に容易に管理することが可能となる、物件情報管理システム及び物件情報管理プログラムを提供することを目的とする。
【解決手段】地図情報を格納する地図DB13iと、地図上において物件の位置を特定するための物件位置情報と、物件内容を特定するための物件内容情報とを、相互に対応付けて格納する物件テーブル13aと、地図DB13iに格納された地図情報、及び物件テーブル13aに格納された物件位置情報に基づいて、物件の位置を地図上で特定する位置特定部12aと、位置特定部12aにて特定された物件の位置に基づいて、物件を地図上に識別可能に表示するように表示制御すると共に、物件テーブル13aにて格納された物件内容情報を、当該物件と関連付けて表示するように表示制御する表示制御部12dとを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、物件情報管理システム及び物件情報管理プログラムに関する。
従来から、建物に関連する商品の販売等を行う会社等では、これら商品に関する情報を、当該商品が設置される建物等の物件毎に管理するための物件情報管理システムが用いられている。例えば、この物件情報管理システムは、商品に関する情報を管理する管理装置を備えている。この物件情報管理システムによれば、商品に関する情報を各物件の名称毎に管理装置に登録して管理することができる。
しかしながら、このような従来の物件情報管理システムにおいては、例えば、同一の物件において、物件の名称が物件の施工前と物件の施工後とで異なる場合には、物件の施工前の名称に対応する商品に関する情報と、物件の施工後の名称に対応する商品に関する情報とが別々に管理されるので、商品に関する情報の相互間の関係が不明確となり、商品に関する情報の管理が困難であった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、商品に関する情報を物件毎に容易に管理することが可能となる、物件情報管理システム及び物件情報管理プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1に記載の物件情報管理システムは、地図情報を格納する地図情報格納手段と、地図上において物件の位置を特定するための物件位置情報と、物件内容を特定するための物件内容情報とを、相互に対応付けて格納する物件情報格納手段と、前記地図情報格納手段に格納された地図情報、及び前記物件情報格納手段に格納された前記物件位置情報に基づいて、前記物件の位置を地図上で特定する位置特定手段と、前記位置特定手段にて特定された物件の位置に基づいて、前記物件を地図上に識別可能に表示するように表示制御すると共に、前記物件情報格納手段にて格納された前記物件内容情報を、当該物件と関連付けて表示するように表示制御する表示制御手段とを備える。
また、請求項2に記載の物件情報管理システムは、請求項1に記載の物件情報管理システムにおいて、前記表示制御手段は、前記物件を前記物件内容情報の物件内容に応じて異なる態様で表示するように表示制御する。
また、請求項3に記載の物件情報管理システムは、請求項1又は2に記載の物件情報管理システムにおいて、前記物件内容情報の中から、検索対象を特定するための検索情報の入力を受付ける検索情報受付手段と、前記検索情報受付手段にて受付けられた検索情報に合致する前記物件内容情報を、前記物件情報格納手段にて格納された前記物件内容情報の中から抽出する抽出手段とを備え、前記表示制御手段は、前記抽出手段にて抽出された前記物件内容情報に対応する物件の位置に基づいて、前記物件を他の物件と識別可能に表示するように表示制御する。
また、請求項4に記載の物件情報管理システムは、請求項1から3のいずれか一項に記載の物件情報管理システムにおいて、前記物件内容情報に関する設置基準を特定する設置基準情報を格納する設置基準情報格納手段と、前記設置基準情報格納手段に格納された前記設置基準情報に基づいて、前記物件内容情報の物件内容が前記設置基準を満たすか否かを判定する設置基準判定手段とを備え、前記表示制御手段は、前記設置基準判定手段にて判定された前記物件内容情報に対応する物件の位置に基づいて前記物件を表示する際に、前記設置基準を満たす物件内容情報に対応する物件を、前記設置基準を満たさない物件内容情報に対応する物件と識別可能に表示するように表示制御する。
また、請求項5に記載の物件情報管理システムは、請求項1から4のいずれか一項に記載の物件情報管理システムにおいて、前記物件内容情報に関する保守点検基準を特定する保守点検基準情報を格納する保守点検基準情報格納手段と、前記保守点検基準情報格納手段に格納された前記保守点検基準情報に基づいて、前記物件内容情報の物件内容が前記保守点検基準を満たすか否かを判定する保守点検判定手段とを備え、前記表示制御手段は、前記保守点検判定手段にて判定された前記物件内容情報に対応する物件の位置に基づいて前記物件を表示する際に、前記保守点検基準を満たす物件内容情報に対応する物件を、前記保守点検基準を満たさない物件内容情報に対応する物件と識別可能に表示するように表示制御する。
また、請求項6に記載の物件情報管理システムは、請求項1から5のいずれか一項に記載の物件情報管理システムにおいて、前記物件内容情報は、前記物件に関連する商品を特定するための商品情報を含む。
また、請求項7に記載の物件情報管理プログラムは、コンピュータを、地図情報を格納する地図情報格納手段と、物件の位置を特定するための物件位置情報と、物件内容を特定するための物件内容情報とを、相互に対応付けて格納する物件情報格納手段と、前記地図情報格納手段に格納された地図情報、及び前記物件情報格納手段に格納された前記物件位置情報に基づいて、前記物件の位置を地図上で特定する位置特定手段と、前記位置特定手段にて特定された物件の位置に基づいて、前記物件を地図上に識別可能に表示するように表示制御すると共に、前記物件情報格納手段にて格納された前記物件内容情報を、当該物件と関連付けて表示するように表示制御する表示制御手段として機能させる。
請求項1に記載の物件情報管理システム、及び請求項7に記載の物件情報管理プログラムによれば、表示制御手段が、位置特定手段にて特定された物件の位置に基づいて、物件を地図上に識別可能に表示するように表示制御するので、物件と地図上の位置とを関連付けて表示することができ、物件の物件内容情報を地図上の位置関係を活用して管理することができる。特に、物件の位置が同一である複数の物件の物件内容情報を管理する場合には、複数の物件を地図上の同じ位置にまとめて表示することができ、複数の物件の物件内容情報を容易に管理することができる。また、表示制御手段が、物件情報格納手段にて格納された物件内容情報を、物件と関連付けて表示するように表示制御するので、物件と対応する物件内容情報を合わせて表示することができ、物件の詳細な内容を提示することができる。
また、請求項2に記載の物件情報管理システムによれば、表示制御手段が、物件を物件内容情報の物件内容に応じて異なる態様で表示するように表示制御するので、複数の物件の物件内容情報を管理する場合には、利用者に対して各物件の物件内容の違いを提示することができ、利用者に対して各物件の物件内容を容易に認識させることができる。
また、請求項3に記載の物件情報管理システムによれば、表示制御手段が、抽出手段にて抽出された物件内容情報に対応する物件の位置に基づいて、抽出された物件を他の物件と識別可能に表示するように表示制御するので、利用者に対して抽出された物件を容易に認識させることができ、利用者に対して検索結果を物件の位置と対応させて提示することができ、利用者に対して検索した物件を地図上の位置関係と対応付けて認識させることができる。
また、請求項4に記載の物件情報管理システムによれば、表示制御手段が、設置基準判定手段にて判定された物件内容情報に対応する物件の位置に基づいて物件を表示する際に、設置基準を満たす物件内容情報に対応する物件を、設置基準を満たさない物件内容情報に対応する物件と識別可能に表示するように表示制御するので、利用者に対して各物件が設置基準を満たすか否かの判定結果を物件の位置と対応させて提示することができ、利用者に対して設置基準を満たさす物件と設置基準を満たさない物件とを地図上の位置関係と対応付けて認識させることができる。
また、請求項5に記載の物件情報管理システムによれば、表示制御手段が、保守点検判定手段にて判定された物件内容情報に対応する物件の位置に基づいて物件を表示する際に、保守点検基準を満たす物件内容情報に対応する物件を、保守点検基準を満たさない物件内容情報に対応する物件と識別可能に表示するように表示制御するので、利用者に対して各物件が保守点検基準を満たすか否かの判定結果を物件の位置と対応させて提示することができ、利用者に対して保守点検基準を満たさす物件と保守点検基準を満たさない物件とを地図上の位置関係と対応付けて認識させることができる。
また、請求項6に記載の物件情報管理システムによれば、物件内容情報が、物件に関連する商品を特定するための商品情報を含むので、物件に対応する商品情報と地図上の位置とを関連付けて表示することができ、商品情報を地図上の位置関係を活用して管理することができる。
本実施の形態に係る物件情報管理システムの電気的構成を概念的に示すブロック図である。 物件テーブルの構成例を示す図である。 案件テーブルの構成例を示す図である。 顧客テーブルの構成例を示す図である。 活動履歴テーブルの構成例を示す図である。 活動テーブルの構成例を示す図である。 クレームテーブルの構成例を示す図である。 設置基準テーブルの構成例を示す図である。 保守点検基準テーブルの構成例を示す図である。 本実施の形態に係る物件情報管理システムの入力表示処理のフローチャートである。 入力テーブルの構成例を示す図である。 入力結果表示画面の構成例である。 図12の入力結果表示画面を拡大表示した図である。 物件詳細テーブルの構成例を示す図である。 ファクトシートテーブルの構成例を示す図である。 本実施の形態に係る物件情報管理システムの検索処理のフローチャートである。 検索テーブルの構成例を示す図である。 検索結果表示画面の構成例である。 本実施の形態に係る物件情報管理システムの設置基準判定処理のフローチャートである。 設置基準判定結果表示画面の構成例である。 本実施の形態に係る物件情報管理システムの保守点検判定処理のフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る物件情報管理システム及び物件情報管理プログラムの実施の形態を詳細に説明する。ただし、これら本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(定義)
最初に、本実施の形態に係る物件情報管理システム及び物件情報管理プログラムの説明で用いられる用語の定義について説明する。ただし、各用語の意味は、以下の定義に必ずしも限定されず、以下の定義と矛盾しない限りにおいて、当該各用語が通常有する意味を含み得る。
本実施の形態に係る物件情報管理システムでは、物件に関する情報を管理する。ここで、「物件」には、商品が設置されたり又はサービスが提供されたりする建物等(例えば、オフィス、マンション、工場施設、商業施設、公共施設等が該当する)を含む。また、物件に関する情報の具体的な種類や内容は任意であるが、以下では、各物件に設置される防災設備等の防災関連商品(以下、「商品」と称する)に関する情報を管理対象とした場合について説明を行う。「案件」とは、営業担当者が顧客に対し商品を販売する上で、当該顧客と結ぶ契約の単位のことである。「営業担当者」は、商品を販売する者のことである。「顧客」とは、営業担当者から商品を購入した者又は商品を購入しようとする者のことである。「活動」とは、営業担当者の営業活動のことである。「活動履歴」とは、営業担当者の営業活動の記録のことである。「クレーム」とは、商品や営業活動等について顧客から寄せられた苦情等のことである。「設置基準」とは、商品を建物等に設置するための基準のことである。「保守点検基準」とは、商品を保守点検するための基準のことである。
(構成)
まず、本実施の形態に係る物件情報管理システムの構成を説明する。図1は本実施の形態に係る物件情報管理システムの電気的構成を概念的に示すブロック図である。図1に示すように、この物件情報管理システム1は、本社に設置された物件情報管理装置10、及び各営業所A〜Zに設置された端末装置20を備えており、これら物件情報管理装置10と端末装置20とはネットワーク30を介して相互に通信可能に接続されている。
(構成−物件情報管理装置)
物件情報管理装置10の構成について説明する。この物件情報管理装置10は、各営業所の物件情報を統括的に管理する物件情報管理手段である。機能概念的には、この物件情報管理装置10は、ネットワークインタフェース11(以下「ネットワークIF11」)、制御部12、及び記憶部13をバスにて通信可能に接続して構成されている。
ネットワークIF11は、ネットワーク30を介した通信を行うための通信手段であり、各種情報の入力手段又は出力手段として機能するもので、例えばネットワークボードとして構成される。
制御部12は、物件情報管理装置10の各部を制御する制御手段であり、機能概念的に、位置特定部12a、検索情報受付部12b、物件抽出部12c、表示制御部12d、設置基準判定部12e、及び保守点検判定部12fを備える。位置特定部12aは、後述する地図データベース(以下、データベースを「DB」と称する)に格納された地図情報、及び後述する物件テーブル13aに格納された後述する物件位置情報に基づいて、地図上において物件の位置を特定するための位置特定手段である。検索情報受付部12bは、後述する物件内容情報の中から、後述する検索情報の入力を受付けるための検索情報受付手段である。物件抽出部12cは、検索情報受付部12bにて受付けられた後述する検索情報に合致する後述する物件内容情報を、後述する物件テーブル13aにて格納された後述する物件内容情報の中から抽出する抽出手段である。表示制御部12dは、位置特定部12aにて特定された物件の位置に基づいて、物件を地図上に識別可能に表示するように表示制御する表示制御手段である。設置基準判定部12eは、後述する設置基準テーブル13gに格納された後述する設置基準情報に基づいて、後述する物件内容情報の物件内容が設置基準を満たすか否かを判定する設置基準判定手段である。保守点検判定部12fは、後述する保守点検基準テーブル13hに格納された後述する保守点検基準情報に基づいて、後述する物件内容情報の物件内容が保守点検基準を満たすか否かを判定する保守点検判定手段である。これら各部の機能の詳細については後述する。この制御部12は、具体的には、CPU(Central Processing Unit)や、このCPU上で解釈実行される各種のプログラム(OSなどの制御プログラムや、各種の処理手順などを規定したプログラムであり、特に、物件情報管理プログラムを含む)、及び、所要プログラムや所要データを格納するためのキャッシュメモリを備えて構成される。本プログラムは、例えば、CD−ROMやDVDを含む任意の記憶媒体に記憶された後、物件情報管理装置10にインストールされて記憶部13に不揮発的に記憶され、CPUにて解釈実行されることで制御部12の各部の実質的機能を構成する。
記憶部13は、物件情報管理装置10における各種処理に必要なプログラム及び各種のデータを記録する記憶手段であり、例えば、外部記録装置としてのハードディスク(図示省略)を用いて構成されている。ただし、ハードディスクに代えてあるいはハードディスクと共に、磁気ディスクの如き磁気的記録媒体、又はDVDやブルーレイディスクの如き光学的記録媒体を含む、その他の任意の記録媒体を用いることができる。この記録部は、物件テーブル13a、案件テーブル13b、顧客テーブル13c、活動履歴テーブル13d、活動テーブル13e、クレームテーブル13f、設置基準テーブル13g、保守点検基準テーブル13h、及び地図DB13iを備える。
次に、記憶部13の各テーブルの内容とその構造について説明する。図2は物件テーブル13aの構成例を示す図である。物件テーブル13aは、物件の位置を特定するための物件位置情報と、物件内容を特定するための物件内容情報とを(以下、物件位置情報と物件内容情報を合わせて物件情報と称する)、相互に対応付けて格納する物件情報格納手段である。この物件テーブル13aには、例えば、項目「座標」及び「物件内容」の各項目と、各項目に対応する情報が相互に関連付けて格納されている。ここで、項目「座標」に対応して格納される情報は、GPS座標等により物件の位置を特定するための物件位置情報である。具体的に、項目「座標」に対応して格納される情報としては、小項目「経度」及び「緯度」の各項目と、これら各項目に対応する情報が相互に関連付けて格納されている。項目「経度」に対応して格納される情報は、物件の位置の経度を特定する経度情報である(図2では「139°42′47′′」等)。項目「緯度」に対応して格納される情報は、物件の位置の緯度を特定する緯度情報である(図2では「35°41′12′′」等)。項目「物件内容」に対応して格納される情報は、物件の内容を特定するための物件内容情報である。具体的に、項目「物件内容」に対応して格納される情報としては、小項目「物件名」、「住所」、「地番」、「敷地面積」、「階層」、「用途」、「案件ID」、及び「更新日」の各項目と、これら各項目に対応する情報が相互に関連付けて格納されている。項目「物件名」に対応して格納される情報は、物件の名称を特定する物件名情報である(図2では「(仮)D物件」等)。項目「住所」に対応して格納される情報は、物件の住所を特定する物件住所情報である(図2では「東京都○○区」等)。項目「地番」に対応して格納される情報は、物件の地番を特定する物件地番情報である(図2では「××××」等)。項目「敷地面積」に対応して格納される情報は、物件の敷地面積の大きさを特定する物件敷地情報である(図2では「5500」(単位はm)等)。項目「階層」に対応して格納される情報は、物件の階層を特定する物件階層情報である(図2では「5」(単位は階)等)。項目「用途」に対応して格納される情報は、物件の用途を特定する物件用途情報である(図2では「オフィス」等)。項目「案件ID」に対応して格納される情報は、各物件に関する案件を一意に識別する案件識別情報である(図2では、「10001」等)。項目「更新日」に対応して格納される情報は、項目「案件ID」を更新した日を示す物件更新日情報である(図2では「2008年2月3日」等)。
また、図3は案件テーブル13bの構成例を示す図である。案件テーブル13bは、物件に関する案件を特定する情報(以下「案件情報」)を格納する案件情報格納手段である。この案件情報には、図3に例示するように、項目「案件ID」、「顧客ID」、「案件の種類」、「工程」、「進捗状況」、「売上高」、「商品」、「個数」、「納期」、及び「営業担当者」の各項目と、これら各項目に対応する情報が相互に関連付けて格納されている。項目「案件ID」に対応して格納される情報は、物件テーブル13aの同一項目に対応する情報と同じである。項目「顧客ID」に対応して格納される情報は、顧客を一意に識別する顧客識別情報である(図3では「A0002」等)。項目「案件の種類」に対応して格納される情報は、案件の種類を特定する案件種類情報である(図3では、消火設備を建物に設置する案件を意味する「消火設備構築」等)。項目「工程」に対応して格納される情報は、案件に対する営業活動を進めていく順序又は段階を特定する案件工程情報である(図3では、顧客から商品を購入するための打診を受けた段階の工程を意味する「引合」等)。項目「進捗状況」に対応して格納される情報は、工程の進捗状況を特定する案件進捗情報である(図3では、「50%」等)。項目「売上高」に対応して格納される情報は、案件の売上高を特定する案件売上高情報である(図3では、「¥3、000、000」等)。項目「商品」に対応して格納される情報は、案件に関する商品を特定する案件商品情報である(図3では、商品の名称を意味する「×××」等)。項目「個数」に対応して格納される情報は、案件に関する商品の個数を特定する案件商品個数情報である(図3では、「11」(単位は個)等)。項目「納期」に対応して格納される情報は、顧客に商品を納入するための納期を特定する案件納期情報である(図3では、「2009年3月10日」等)。項目「営業担当者」に対応して格納される情報は、営業担当者を特定する営業担当者情報である(図3では、営業担当者の名前を意味する「B」等)。
また、図4は顧客テーブル13cの構成例を示す図である。顧客テーブル13cは、顧客を特定する情報(以下「顧客情報」)を格納する顧客情報格納手段である。この顧客情報には、図4に例示するように、項目「顧客ID」、「顧客名」、「顧客の種類」、「顧客側担当者」、「住所」、及び「連絡先」の各項目と、これら各項目に対応する情報が相互に関連付けて格納されている。項目「顧客ID」に対応して格納される情報は、案件テーブル13bの同一項目に対応する情報と同じである。項目「顧客名」に対応して格納される情報は、顧客の名称を特定する顧客名情報である(図4では、「○××建設」等)。項目「顧客の種類」に対応して格納される情報は、顧客の種類を特定する顧客種類情報である(図4では、「ゼネコン」等)。項目「顧客側担当者」に対応して格納される情報は、顧客側の担当者を特定する顧客側担当者情報である(図4では、顧客側担当者の名前を意味する「BB」等)。項目「住所」に対応して格納される情報は、顧客の住所を特定する顧客住所情報である(図4では、「東京都××区」等)。項目「連絡先」に対応して格納される情報は、顧客の電話番号等の連絡先を特定する顧客連絡先情報である(図4では、顧客の電話番号を意味する「035−××」等)。
また、図5は活動履歴テーブル13dの構成例を示す図である。活動履歴テーブル13dは、案件の活動履歴を特定する情報(以下「活動履歴情報」)を格納する活動履歴情報格納手段である。この活動履歴情報には、図5に例示するように、項目「案件ID」、「活動ID」、「活動状況」、及び「活動日」の各項目と、これら各項目に対応する情報が相互に関連付けて格納されている。項目「案件ID」に対応して格納される情報は、物件テーブル13a及び案件テーブル13bの同一項目に対応する情報と同じである。項目「活動ID」に対応して格納される情報は、営業担当者の営業活動を一意に識別する活動識別情報である(図5では、「0000010」等)。項目「活動状況」に対応して格納される情報は、営業担当者の営業活動の状況を特定する活動状況情報である(図5では、営業活動が完了したことを示す「CLOSE」等)。項目「活動日」に対応して格納される情報は、営業活動を行った活動日を特定する活動日情報である(図5では、「2007年11月20日」等)。
また、図6は活動テーブル13eの構成例を示す図である。活動テーブル13eは、営業担当者の営業活動を特定する情報(以下「活動情報」)を格納する活動情報格納手段である。この活動情報には、図6に例示するように、項目「活動ID」及び「活動内容」の各項目と、これら各項目に対応する情報が相互に関連付けて格納されている。項目「活動ID」に対応して格納される情報は、活動履歴テーブル13dの同一項目に対応する情報と同じである。項目「活動内容」に対応して格納される情報は、営業担当者が行った営業活動の活動内容を特定する活動内容情報である(図6では、顧客から商品の問い合わせがあった場合の活動内容を意味する「商品の問い合わせ」等)。
また、図7はクレームテーブル13fの構成例を示す図である。クレームテーブル13fは、顧客から寄せられたクレームを特定する情報(以下「クレーム情報」)を格納するクレーム情報格納手段である。このクレーム情報には、図7に例示するように、項目「案件ID」、「問合年月日」、「クレーム内容」及び「対応状況」の各項目と、これら各項目に対応する情報が相互に関連付けて格納されている。項目「案件ID」に対応して格納される情報は、物件テーブル13a、案件テーブル13b、及び活動履歴テーブル13dの同一項目に対応する情報と同じである。項目「問合年月日」に対応して格納される情報は、顧客からクレーム等の問合せがあった日を特定するクレーム問合日情報である(図7では、「2004年6月15日」等)。項目「クレーム内容」に対応して格納される情報は、クレームの内容を特定するためのクレーム内容情報である(図7では、クレームの内容をテキストにて記述した「○×について」等)。項目「対応状況」に対応して格納される情報は、営業担当者のクレームに対する対応状況を特定するクレーム対応状況情報である(図7では、営業担当者がクレームを解決したことを示す「CLOSE」等)。
また、図8は設置基準テーブル13gの構成例を示す図である。設置基準テーブル13gは、商品の設置基準を特定する情報(以下「設置基準情報」)を格納する設置基準情報格納手段である。この設置基準情報には、図8に例示するように、項目「設置基準」、「適用地域」、「商品」、及び「単位設置面積」の各項目と、これら各項目に対応する情報が相互に関連付けて格納されている。項目「設置基準」に対応して格納される情報は、商品に対する各地域の条例等を特定する設置基準条例情報である(図8では、「東京都条例」等)。項目「適用地域」に対応して格納される情報は、各設置基準が適用される適用地域を特定する設置基準地域情報である(図8では、東京都条例が適用される地域を意味する「東京都」等)。項目「商品」に対応して格納される情報は、設置基準が適用される商品を特定する設置基準商品情報である(図8では、商品の名称を意味する「×××」等)。項目「単位設置面積」に対応して格納される情報は、設置基準の内容を特定するものであって、設置基準によって定められた商品1個あたりの設置面積を特定する単位設置面積情報である(図8では、「500」(単位はm2)等)。
また、図9は保守点検基準テーブル13hの構成例を示す図である。保守点検基準テーブル13hは、商品の保守点検基準に関する情報を特定する情報(以下「保守点検基準情報」)を格納する保守点検基準情報格納手段である。この保守点検基準情報には、図9に例示するように、項目「商品」及び「取替期間」の各項目と、これら各項目に対応する情報が相互に関連付けて格納されている。項目「商品」に対応して格納される情報は、保守点検の対象となる商品を特定する保守点検商品情報である(図8では、商品の名称を意味する「×××」等)。項目「取替期間」に対応して格納される情報は、商品の取替期間を特定する取替期間情報である(図9では、「5」(単位は年)等)。
また、地図DB13iは、地図情報を格納する地図情報格納手段である。「地図情報」は、例えば道路データ(道路座標、道路種別、車線数、制限速度、道路番号等)、地物データ(信号機、道路標識、ガードレール、建物等)、住所データ(郵便番号、都道府県名、市町村名、経度、緯度等)、店舗等の施設に関する施設データ、地形データ、地図をディスプレイ等に表示するための地図表示データ等を含んで構成されている。
なお、これら各情報のうち、活動テーブル13e、設置基準テーブル13g、保守点検基準テーブル13h、及び地図DB13iに格納される情報は、以下に説明する処理の実行前の任意の時点において、物件情報管理システムの管理者等によって端末装置20やその他の任意の入力手段を介して当該各テーブルに格納されているものとする。また、物件テーブル13a、案件テーブル13b、顧客テーブル13c、活動履歴テーブル13d、及びクレームテーブル13fに格納される情報の格納方法や格納タイミングについては、後述する。
(構成−端末装置)
図1の端末装置20は、各営業所の営業担当者が、図2〜図9に示す如き情報を入力又は出力するための端末装置20である。各営業所に配置された端末装置20は、少なくとも、物件情報等の入力を行う入力機能と、物件情報等の出力を行う出力機能と、物件情報管理装置10との間で通信を行う通信機能を有する。この端末装置20は、上記各機能を有する限りにおいて、公知のパーソナルコンピュータと同様に構成できるために、その詳細な説明は省略する。
(処理)
次に、このように構成された物件情報管理システム1によって実行される処理について説明する。物件情報管理システム1によって実行される処理は、物件情報管理装置10に物件情報等を入力する入力表示処理、所定要件に基づいて物件情報等の検索を行う検索処理、物件情報等が所定商品の設置基準を満たすか否かを判定する設置基準判定処理、及び物件情報等が所定商品の保守点検基準を満たすか否かを判定する保守点検判定処理に大別される。これらの処理について、以下説明する。なお、以下の説明においては、特記するタイミングを除いて任意のタイミングにて各処理が行われ、特記する主体を除いて制御部12にて処理が行われ、情報の取得元や取得経路を特記しない場合については、公知のタイミング及び公知の方法にて、物件情報管理システム1に端末装置20やその他の任意の手段を介して取得されるものとする。また、「ステップ」を「S」と略記する。
(入力表示処理)
まず、入力表示処理について説明する。図10は本実施の形態に係る物件情報管理システム1の入力表示処理のフローチャートである。なお、本実施の形態では、上述したように、活動テーブル13e、設置基準テーブル13g、保守点検基準テーブル13h、及び地図DB13iに格納される情報は、予め格納されているものとして取り扱うので、以下では、物件テーブル13a、案件テーブル13b、顧客テーブル13c、活動履歴テーブル13d、及びクレームテーブル13fの入力表示処理についてのみ説明する。
図10に示すように、端末装置20は、営業担当者によって公知の方法で物件情報管理装置10にアクセスされた後に、当該物件情報管理装置10の記憶部13の物件テーブル13a、案件テーブル13b、顧客テーブル13c、活動履歴テーブル13d、及びクレームテーブル13fに物件情報等を入力するために、営業担当者の指示によって入力信号を送信する(SA1)。その後、物件情報管理装置10の制御部12は、端末装置20からネットワークIF11を介して入力信号を受信すると(SA2、Yes)、営業担当者が物件情報等を当該端末装置20を介して当該物件情報管理装置10に入力できるように、ネットワークIF11を介して図11に示す入力項目が記載された入力テーブル21のページファイルを端末装置20に送信する(SA3)。
ここで、入力テーブル21について説明する。図11は、入力テーブル21の構成例を示す図である。図11に示すように、この入力テーブル21は、物件テーブル13a、案件テーブル13b、顧客テーブル13c、活動履歴テーブル13d、及びクレームテーブル13f等に物件情報等を入力するためのテキスト入力領域21aを備えている。また、入力テーブル21には、入力した物件情報等を確定する確定ボタン21b、入力された物件情報等の入力を最初からやり直すリセットボタン21cが設けられている。
図11に示すように、テキスト入力領域21aは、入力項目として「物件情報」、「案件情報」、「顧客情報」、「活動履歴情報」、及び「クレーム情報」を有し、各項目に対応する情報が入力される。項目「物件情報」に対応して入力される情報は、所定物件の物件情報である。項目「物件情報」に対応して入力される情報には、小項目「物件名」、「住所」、「座標」(さらに、小項目「経度」及び「緯度」の項目と、これら各項目に対応する情報)、「地番」、「敷地面積」、「階層」、「用途」、及び「更新日」の項目と、これら各項目に対応する情報が入力される。これら各項目に対応する情報は、上述した物件テーブル13aにおける同一項目に対応する情報と同様であるため、その説明を省略する。なお、項目「経度」及び「緯度」に対応して入力される情報の入力方法は任意であるが、例えば、項目「住所」に対応して入力される情報が入力された場合には、当該情報及び地図DB13iに格納されている地図情報に基づいて、制御部12が、当該項目「経度」及び「緯度」に対応して入力される情報を自動的に特定して入力するようにしてもよい。また、営業担当者が端末装置20のモニタ画面を見ながら、当該項目「経度」及び「緯度」に対応して入力される情報を入力できるようにするために、例えば、制御部12が、地図DB13iに格納されている地図情報を端末装置20のモニタ画面に表示させて、その後、営業担当者がモニタ画面上のカーソルを操作することによって地図上の所定位置を選択した場合に、当該選択した所定位置及び地図DB13iに格納されている地図情報に基づいて、当該項目「経度」及び「緯度」に対応して入力される情報を自動的に入力するように制御してもよい。
項目「案件情報」に対応して入力される情報は、所定物件の案件情報である。項目「案件情報」に対応して入力される情報には、小項目「案件ID」、「案件の種類」、「工程」、「進捗状況」、「売上高」、「商品」、「個数」、「納期」、及び「営業担当者」の項目と、これら各項目に対応する情報が入力される。これら各項目に対応する情報は、上述した案件テーブル13bにおける同一項目に対応する情報と同様であるため、その説明を省略する。
項目「顧客情報」に対応して入力される情報は、所定案件の顧客情報である。項目「顧客情報」に対応して入力される情報には、小項目「顧客ID」、「顧客名」、「顧客の種類」、「顧客側担当者」、「住所」、及び「連絡先」の項目と、これら各項目に対応する情報が入力される。これら各項目に対応する情報は、上述した顧客テーブル13cにおける同一項目に対応する情報と同様であるため、その説明を省略する。
項目「活動履歴情報」に対応して入力される情報は、所定案件の活動履歴情報である。項目「活動履歴情報」に対応して入力される情報には、小項目「活動ID」、「活動日」、及び「活動状況」の項目と、これら各項目に対応する情報が入力される。これら各項目に対応する情報は、上述した活動履歴テーブル13dにおける同一項目に対応する情報と同様であるため、その説明を省略する。
項目「クレーム情報」に対応して入力される情報は、所定顧客のクレーム情報である。項目「クレーム情報」に対応して入力される情報には、小項目「問合日」、「クレーム内容」、及び「対応状況」の項目と、これら各項目に対応する情報が入力される。これら各項目に対応する情報は、上述したクレームテーブル13fにおける同一項目に対応する情報と同様であるため、その説明を省略する。
また、テキスト入力領域21aの入力項目「物件情報」、「案件情報」、「顧客情報」、「活動履歴情報」、及び「クレーム情報」に対応して入力される情報は、上述した物件テーブル13a、案件テーブル13b、顧客テーブル13c、活動履歴テーブル13d、及びクレームテーブル13fにおける同一項目において相互に対応付けて格納される。なお、このテキスト入力領域21aの全ての項目に一度に情報を入力する場合のみならず、各項目への情報入力を複数回に分けて行う場合も考えられる。後者の場合において、これら項目に対応して入力される情報の他の一部を追加入力する方法は任意であるが、既に入力した情報を、後述する検索処理にて呼び出してテキスト入力領域21aに表示し、当該テキスト入力領域21aを介して残りの情報を追加的に入力できるようにしてもよい。
続いて、端末装置20は、図11に示す入力項目が記載された入力テーブル21のページファイルを物件情報管理装置10から受信すると(SA4、Yes)、営業担当者が端末装置20のモニタ画面を見ながら入力テーブル21に情報を入力することができるように、モニタ画面に入力テーブル21を表示する(SA5)。その後、営業担当者によって入力テーブル21に情報が入力された後に、入力テーブル21の確定ボタン21bが選択されると(SA6、Yes)、入力テーブル21への情報の入力が完了したと考えられるので、端末装置20は入力テーブル21に入力された情報を物件情報管理装置10に送信する(SA7)。
次に、物件情報管理装置10の制御部12は、端末装置20からネットワークIF11を介して入力された情報を受信すると(SA8、Yes)、当該入力された情報を、物件テーブル13a、案件テーブル13b、顧客テーブル13c、活動履歴テーブル13d、及びクレームテーブル13fに格納する(SA9)。そして、SA9の処理後、物件情報管理装置10の位置特定部12aは、物件テーブル13a等に格納された物件情報に対応する物件の位置を地図上に表示するために、物件テーブル13aに格納された物件位置情報と地図DB13iに格納された地図情報に基づいて、物件の位置を地図上で特定する(SA10)。
続いて、物件情報管理装置10の制御部12は、営業担当者がSA10の処理にて特定した物件の位置を確認できるようにするために、ネットワークIF11を介して記憶部13の各テーブルに格納された物件情報等、及び地図DB13iに格納された地図情報を送信する(SA11)。その後、端末装置20は、これら物件情報等及び地図情報を受信すると(SA12、Yes)、これら物件情報等及び地図情報を入力結果表示画面としてモニタに表示する(SA13)。これにて、入力表示処理が終了する。
図12は、入力結果表示画面22の構成例、図13は、図12の入力結果表示画面22を拡大表示した図である。これら図12及び図13に示すように、この入力結果表示画面22は、地図領域22a及び物件ステータス領域22bを含んで構成されている。地図領域22aは、営業担当者によって端末装置20を介して入力された物件情報に対応する物件の位置を中心とした所定範囲の地図画像と共に、営業担当者によって端末装置20を介して入力された物件情報、及び既に記憶部13の各テーブルに格納されている物件情報等を含んで構成されている。また、物件ステータス領域22bは、地図領域22aと同様の物件情報等を含んで構成されている。
また、図12及び図13に示すように、物件情報管理装置10の表示制御部12dは、端末装置20の入力結果表示画面22における地図領域22aにおいて、位置特定部12aにて特定された物件の位置に基づいて、当該物件を地図上に識別可能に表示するように表示制御する。例えば、表示制御部12dは、端末装置20のモニタ画面に表示されている物件を、所定の形状、大きさ、及び色で構成されたアイコンで表示するように表示制御する。
ここで、端末装置20のモニタ画面に表示される物件のアイコンの表示態様は任意であるが、例えば、営業担当者がこのアイコンから物件内容を容易に識別できるように、物件情報管理装置10の表示制御部12dは、端末装置20が物件情報管理装置10から受信した物件内容情報等(ここでは、物件内容情報と関連付けられた案件情報、顧客情報、活動履歴情報、又はクレーム情報等を含む)に基づいて、端末装置20のモニタ画面に表示されている物件を物件内容情報の物件内容に応じて異なる態様で表示するように表示制御してもよい。具体的には、営業担当者が各物件の案件の工程状態を容易に認識できるようにするために、物件情報管理装置10の表示制御部12dは、端末装置20が物件情報管理装置10から受信した案件工程情報に基づいて、端末装置20のモニタ画面に表示されている物件を、各種態様のアイコンで表示するように表示制御してもよい(図12及び図13では、顧客から商品購入の打診を受けた段階(引合)の物件=「○」、顧客から商品の見積を受けた段階(見積)の物件=「□」、商品を建物に設置する段階(施工)の物件=「△」、商品を納入する段階(納入)の物件=「◇」として表示)。
なお、上述のような表示制御を行う場合であって、地図上の同じ位置に複数の物件がある場合には(例えば、物件名情報が異なる複数の物件であって、同じ物件位置情報に対応する複数の物件がある場合)、例えば、表示制御部12dは、営業担当者がその位置の最新の物件を識別できるように、端末装置20が物件情報管理装置10から受信した物件更新日情報に基づいて最新の日付の物件のみを表示するように表示制御してもよい。あるいは、物件情報管理装置10の表示制御部12dは、営業担当者がその位置のすべての物件を識別できるように、すべての物件のアイコンをその位置に重複表示させて、営業担当者が端末装置20のモニタ画面上にあるカーソルをアイコンに近付けた際に、所定の順序に基づいて各物件のアイコンを一つずつ表示するように表示制御してもよい。
また、図13に示すように、表示制御部12dは、入力結果表示画面22における地図領域22aにおいて、SA12の処理にて受信した物件内容情報等を、当該物件と関連付けて表示するように表示制御する。例えば、表示制御部12dは、端末装置20が物件情報管理装置10から受信した物件内容情報等に基づいて、入力結果表示画面22における地図領域22aにおいて、営業担当者の操作により地図の縮尺が所定の縮尺に設定された場合に、表示されている物件の物件内容情報の全部又は一部を表示するように表示制御してもよい。具体的には、表示制御部12dは、端末装置20が物件情報管理装置10から受信した物件名情報、物件住所情報、物件敷地情報、物件階層情報、物件用途情報、及び物件工程情報を、地図領域22aに表示させるように制御してもよい(図13では、○○ビルディング、東京都○○区、5500m、5F、オフィス、見積等)。なお、物件内容情報の表示制御方法は任意であるが、これに限られず、例えば、表示制御部12dは、営業担当者が端末装置20のモニタ画面上にあるカーソルをその物件のアイコンを近付けたり、又はそのアイコンをクリックした場合に、物件内容情報を表示するように表示制御してもよい。
また、図12及び図13に示す入力結果表示画面22における物件ステータス領域22bの具体的な表示内容は任意であるが、例えば、表示制御部12dは、営業担当者が営業活動の概要を認識できるように、端末装置20が物件情報管理装置10から受信した所定の物件内容情報等のみを、物件ステータス領域22bに表示するように表示制御してもよい。具体的には、表示制御部12dは、端末装置20が物件情報管理装置10から受信した所定の物件の物件名情報、物件住所情報、物件用途情報、物件敷地情報、及び物件更新日情報を物件ステータス領域22bに表示するように表示制御してもよい。(図12及び図13では、「○○ビルディング、東京都○○区、オフィス、5500m、2009/2/5」)。
また、表示制御部12dは、営業担当者が各物件の案件数を認識できるように、端末装置20が物件情報管理装置10から受信した案件情報等に基づいて、各物件の案件のうち消火設備構築や防火設備構築等の施工案件の案件数並びにその受注数、及び各物件の案件のうち商品の保守等の保守案件に該当する案件数並びにその受注数を、物件ステータス領域22bに表示するように表示制御してもよい。具体的には、施工案件又は保守案件の案件数を表示する場合には、表示制御部12dは、端末装置20が物件情報管理装置10から受信した物件住所情報、案件識別情報、案件種類情報、及び案件工程情報に基づいて各物件毎に案件識別情報を区分けし、当該物件毎に区分けした案件識別情報を案件種類情報に基づいて各案件の種類毎に区分けし、当該案件の種類毎に区分けした案件識別情報の個数を積算し、当該積算された案件識別情報の個数を、物件ステータス領域22bに表示するように表示制御してもよい。そしてさらに、施工案件又は保守案件の受注数を表示する場合には、表示制御部12dは、案件工程情報に基づいてこれら案件の種類毎に区分けした案件識別情報が受注状態であるか否かを判定し(例えば、案件工程情報のうち「施工」及び「納入」の工程を受注状態として判断する)、当該案件識別情報が受注状態であると判定された案件識別程情報の数を積算し、当該積算された案件識別情報の個数を、物件ステータス領域22bに表示するように表示制御してもよい(図12及び図13では、施工案件(2)/受注(1)、保守案件(1)/受注(0)(括弧の中には、各項目に対応する案件識別情報の個数が表示される)。
なお、物件情報管理装置10の表示制御部12dは、各項目に対応して表示される情報が多数ある場合には、物件更新日情報に基づいて最新の日付の情報を数件表示するように表示制御してもよい(後述する物件詳細テーブル23及びファクトシートテーブル24も同様)。なお、物件ステータス領域22bは任意に編集できるものであり(後述する物件詳細テーブル23及びファクトシートテーブル24も同様)、例えば営業担当者が端末装置20を所定操作することにより、物件ステータス領域22bに新規データを追加したり、物件ステータス領域22bの各項目の配置を自由に入れ替えたりすることができる。
図14は物件詳細テーブル23の構成例を示す図である。図14に示すように、物件詳細テーブル23は、所定物件に関する各種情報を表示するテーブルであり、端末装置20が物件情報管理装置10から受信した物件情報、案件情報、及び顧客情報等を含んで構成されている。この物件詳細テーブル23は、入力結果表示画面22における物件ステータス領域22bとリンクが貼られており、例えば、営業担当者が物件ステータス領域22bの物件名情報(図14では、「○○ビルディング」等)にカーソルを当ててクリックすることにより、その物件名情報に関する物件詳細テーブル23が端末装置20のモニタ画面に表示される。
この物件詳細テーブル23には「物件情報」、「設計支援情報」、「施工案件/受注情報」、及び「保守案件/受注情報」の項目と、各項目に対応する情報が表示される。項目「物件情報」に対応して表示される情報は、所定物件の物件情報であり、例えば、物件名情報、物件住所情報、物件地番情報、物件敷地情報、及び物件用途情報等(図14では、「○○ビルディング(○○本社ビル、(仮)D物件)、東京都○○区、××××、5500m、オフィス」等)が該当する。項目「設計支援情報」に対応して表示される情報は、所定物件の設計支援を特定する情報であり、例えば、顧客種類情報、顧客名情報、案件種類情報、及び営業担当者情報等(図14では、「設計事務所、××事務所、ビル設計、A」等)が該当する。項目「施工案件/受注情報」に対応して表示される情報は、所定物件の施工案件やその受注を特定する情報であり、例えば、顧客種類情報、顧客名情報、案件種類情報、案件工程情報、案件進捗情報、案件売上高情報、及び営業担当者情報等(図14では、「ゼネコン、○××建設、消火設備構築、引合、50%、¥3、000、000、B」等)が該当する。項目「保守案件/受注情報」に対応して表示される情報は、所定物件の保守案件やその受注を特定する情報であり、例えば、顧客種類情報、顧客名情報、物件名情報、案件種類情報、案件工程情報、案件進捗情報、案件売上高情報、及び営業担当者情報等(図14では、「管理会社、○△ビル管理、保守案件、見積、50%、¥5、000、000、D」等)が該当する。これらの各情報は、記憶部13の各テーブルから取得される。
ここで、物件詳細テーブル23の各項目に対応して表示される情報の具体的な表示方法は任意であり、例えば、表示制御部12dは、地図上の同じ位置に複数の物件がある場合には(例えば、物件名情報が異なる複数の物件であって、同じ物件位置情報に対応する複数の物件がある場合)、これら物件の物件内容情報を同じ物件詳細テーブル23で表示するように表示制御してもよい。具体的には、図10に示すように、経度情報「139°42′47′′」及び緯度情報「35°41′12′′」の物件の位置において、物件名情報「(仮)D物件」、物件名情報「○○本社ビル」、及び物件名情報「○○ビルディング」に対応する物件がある場合には、これら物件に対応する物件内容情報は、案件識別情報「10001」、「100002」、「100003」、「100004」に対応する案件情報を含むこととなる。したがって、このような場合には、表示制御部12dは、図14に示すように、これら物件情報、案件情報、及び顧客情報等を、物件詳細テーブル23の項目「物件情報」、「設計支援情報」、「施工案件/受注情報」、及び「保守案件/受注情報」に対応する情報として表示するように表示制御してもよい。これにより、所定物件の名称が変更された場合であっても、物件位置情報に基づいて物件内容情報を管理することができるので、これら物件内容情報をまとめて表示することができ、物件内容情報を容易に管理することができる。
図15はファクトシートテーブル24の構成例を示す図である。図15に示すように、このファクトシートテーブル24は、所定顧客に関する各種情報を表示するテーブルであり、端末装置20が物件情報管理装置10から受信した案件情報、顧客情報、活動履歴情報、及びクレーム情報を含んで構成されている。このファクトシートテーブル24は、物件詳細テーブル23とリンクが貼られており、例えば、営業担当者が物件詳細テーブル23の「施工案件/受注情報」の項目における顧客名情報(図15では、「△×電設」等)にカーソルを当ててクリックすることにより、その顧客名情報に関するファクトシートテーブル24が端末装置20のモニタ画面に表示される。
また、図15に示すように、このファクトシートテーブル24には「顧客情報」、「活動履歴情報」、「案件/受注情報」、及び「クレーム情報」の項目と、各項目に対応する情報が表示される。項目「顧客情報」に対応して表示される情報は、所定顧客の顧客情報であり、例えば、顧客名情報、顧客側担当者情報、顧客住所情報、及び顧客連絡先情報等(図15では、「△×電設、CC、神奈川県○○市、045−×××」等)が該当する。項目「活動履歴情報」に対応して表示される情報は、所定顧客の活動履歴情報であり、例えば、活動識別情報、活動内容情報、及び活動状況情報等(図15では、「0000010、見積提示、CLOSE」等)が該当する。項目「案件/受注情報」に対応して表示される情報は、所定顧客の案件やその受注を特定する情報であり、例えば、案件種類情報及び案件工程情報(図15では、「防災設備構築、見積」等)が該当する。項目「クレーム情報」に対応して表示される情報は、所定顧客のクレーム情報であり、例えば、クレーム問合日情報、クレーム内容情報、及びクレーム対応状況情報(図15では、「2009年7月3日、○○について、CLOSE」等)が該当する。これらの各情報は、記憶部13の各テーブルから取得される。
(検索処理)
次に、検索処理について説明する。この処理は、入力表示処理にて入力された物件情報等が記憶部13の各テーブルに格納された後の任意の時点で開始される。図16は本実施の形態に係る物件情報管理システム1の検索処理のフローチャートである。図16に示すように、端末装置20は、記憶部13の各テーブルに格納された物件情報等を検索するために、営業担当者の指示によって検索信号を送信する(SB1)。その後、物件情報管理装置10の検索情報受付部12bは、端末装置20からネットワークIF11を介して検索信号を受信すると(SB2、Yes)、物件情報等を端末装置20を介して記憶部13の各テーブルに格納された物件情報等を検索できるように、ネットワークIF11を介して図17に示すような検索テーブル25のページファイルを端末装置20に送信する(SB3)。
ここで、検索テーブル25について説明する。図17は検索テーブル25の構成例を示す図である。図17に示すように、この検索テーブル25は、物件テーブル13a、案件テーブル13b、及び顧客テーブル13c等に格納された物件情報等を検索するための検索情報を入力するテキスト入力領域25aを備えている。そして、この検索テーブル25には、物件情報等の検索を開始する検索開始ボタン25b、及びテキスト入力領域25aに入力された検索情報をリセットするリセットボタン25cが設けられている。
また、図17に示すように、テキスト入力領域25aは、入力項目として「物件情報」、「案件情報」、及び「顧客情報」を有し、各項目に対応する情報が入力される。項目「物件情報」に対応して入力される情報は、検索対象とする物件(以下、検索物件と称す)の物件情報に関する検索情報である。項目「物件情報」に対応して入力される情報には、小項目「検索地域」、「敷地面積」、「用途」、及び「更新日」の項目と、各項目に対応する情報が入力される。項目「検索地域」に対応して入力される情報は、検索物件の地域を特定する情報であり(例えば「東京都」等)、物件テーブル13aの項目「住所」に格納された物件住所情報と関連付けられている。項目「敷地面積」に対応して入力される情報は、検索物件の敷地面積を特定する情報であり(例えば「4000m〜6000m」等)、物件テーブル13aの項目「敷地面積」に格納された物件住所情報と関連付けられている。項目「用途」に対応して入力される情報は、上述した物件テーブル13aにおける同一項目に対応する物件用途情報と同じであり、当該物件テーブル13aにおける同一項目と関連付けられている。項目「更新日」に対応して入力される情報は、検索物件の物件情報等を更新した更新日を特定する情報であり(例えば、「2004年5月〜2007年1月」等)、物件テーブル13aの項目「更新日」に格納された物件更新日情報と関連付けられている。
項目「案件情報」に対応して入力される情報は、検索物件に対応する案件情報に関する検索情報である。項目「案件情報」に対応して入力される情報には、小項目「案件の種類」、「工程」、「売上高」、「商品」及び「個数」の項目と、各項目に対応する情報が入力される。項目「案件の種類」に対応して入力される情報は、上述した案件テーブル13bにおける同一項目に対応する案件種類情報と同じであり、当該案件テーブル13bにおける同一項目と関連付けられている。項目「工程」に対応して入力される情報は、上述した案件テーブル13bにおける同一項目に対応する案件工程情報と同じであり、当該案件テーブル13bにおける同一項目と関連付けられている。項目「売上高」に対応して入力される情報は、検索対象とする物件に属する案件の売上高を特定する情報であり(例えば「¥1、000、000〜¥5、000、000」等)、案件テーブル13bの項目「売上高」に格納された案件売上高情報と関連付けられている。項目「商品」に対応して入力される情報は、上述した案件テーブル13bにおける同一項目に対応する案件商品情報と同じであり、当該案件テーブル13bにおける同一項目と関連付けられている。項目「個数」に対応して入力される情報は、検索対象とする物件に属する案件の商品個数を特定する情報であり(例えば、「10個〜20個」等)、案件テーブル13bの項目「個数」に格納された案件商品個数情報と関連付けられている。
項目「顧客情報」に対応して入力される情報は、検索物件に対応する顧客情報に関する検索情報である。項目「顧客情報」に対応して入力される情報には、小項目「顧客名」、及び「顧客の種類」の項目と、各項目に対応する情報が入力される。項目「顧客名」に対応して入力される情報は、上述した顧客テーブル13cにおける同一項目に対応する顧客名情報と同じであり、当該顧客テーブル13cにおける同一項目と関連付けられている。項目「顧客の種類」に対応して入力される情報は、上述した顧客テーブル13cにおける同一項目に対応する顧客種類情報と同じであり、当該顧客テーブル13cにおける同一項目と関連付けられている。
なお、テキスト入力領域25aの入力項目「物件情報」、「案件情報」、及び「顧客情報」に入力される情報は、上述した物件テーブル13a、案件テーブル13b、及び顧客テーブル13cと関連付けられた各項目に対応する情報から検索される。また、この検索テーブル25の検索方法は任意であるが、例えば、テキスト入力領域25aの項目のすべてに検索情報が入力されていなくても、テキスト入力領域25aの項目うちの一つの項目に検索情報が入力された場合には、その検索情報に基づいて検索を行うようにしてもよい。
続いて、端末装置20は、図17に示す検索テーブル25のページファイルを物件情報管理装置10から受信すると(SB4、Yes)、営業担当者が端末装置20のモニタ画面を見ながら検索テーブル25に物件情報を入力できるように、当該モニタ画面に検索テーブル25を表示する(SB5)。これにより、営業担当者は、端末装置20を用いて検索テーブル25に検索情報を入力することで、検索したい物件情報等を検索することができる。その後、営業担当者によって検索テーブル25に検索情報が入力された後に、営業担当者によって検索テーブル25に設けられた検索開始ボタン25bが選択されると(SB6、Yes)、検索情報の入力が完了したと考えられるので、端末装置20は検索テーブル25に入力された検索情報を物件情報管理装置10に送信する(SB7)。
次に、物件情報管理装置10の検索情報受付部12bが、端末装置20からネットワークIF11を介して検索情報を受信すると(SB8、Yes)、物件情報管理装置10の物件抽出部12cは、検索情報受付部12bにて受付けられた検索情報に合致する物件内容情報を、物件テーブル13a、案件テーブル13b、及び顧客テーブル13c等にて格納された物件内容情報等の中から抽出する(SB9)。
ここで、物件内容情報の抽出方法は任意であるが、例えば、物件情報管理装置10の物件抽出部12cは、検索テーブル25のある項目に入力された検索情報に基づいて物件内容情報を抽出し、当該抽出した物件内容情報の中から、さらに他の項目に入力された検索情報に基づいて物件内容情報を抽出するようにして、このような処理を繰り返すことにより、物件内容情報を抽出してもよい。具体的には、検索テーブル25において、項目「用途」に対応する情報に「オフィス」、項目「商品」に対応する情報に「○○○」、及び項目「顧客の種類」に対応する情報に「サブコン」が入力された場合には、まず、物件抽出部12cは、検索テーブル25の項目「用途」に対応して入力された「オフィス」と合致する物件内容情報を、物件テーブル13aの項目「用途」に対応して格納される情報から抽出する。次いで、物件抽出部12cは、物件テーブル13aの項目「用途」に対応して格納される情報から抽出された物件内容情報であって、検索テーブル25の項目「商品」に対応して入力された「○○○」と合致する物件内容情報を、案件テーブル13bの項目「商品」に対応して格納される情報から抽出する。そしてさらに、物件抽出部12cは、物件テーブル13aの項目「用途」に対応して格納される情報から抽出された物件内容情報、及び案件テーブル13bの項目「商品」に対応して格納される情報から抽出された物件内容情報であって、検索テーブル25の項目「顧客の種類」に対応して入力された「サブコン」と合致する物件内容情報を、顧客テーブル13cの項目「顧客の種類」に対応して格納される情報から抽出する。これにより、物件抽出部12cは、これら検索情報に合致する物件内容情報(図2及び図3では、物件名情報「○○本社ビル」に対応する物件内容情報等)を抽出することができる。
SB9の処理後、物件情報管理装置10の制御部12は、営業担当者がSB9で抽出された物件を確認できるように、物件情報及び地図情報を送信する(SB10)。その後、端末装置20は、物件情報及び地図情報を受信すると(SB11、Yes)、モニタ画面に物件情報及び地図情報を表示する(SB12)。
図18は検索結果表示画面26の構成例である。図18に示すように、この検索結果表示画面26は、地図領域26a及び物件ステータス領域26bで構成されている。例えば、地図領域26aは、地図情報に基づく地図画像と共に、検索テーブル25にて入力された物件情報等を含んで構成されている。また、物件ステータス領域26bは、物件抽出部12cにて抽出された物件情報等を含んで構成されている。
また、図18に示すように、表示制御部12dは、検索結果表示画面26における地図領域26aにおいて、物件抽出部12cにて抽出された物件内容情報に対応する物件の位置に基づいて、物件を他の物件と識別可能に表示するように表示制御する。例えば、表示制御部12dは、物件抽出部12cにて抽出された物件内容情報に対応する物件を容易に識別可能にするために、当該物件のみをアイコンで表示するように表示制御してもよい(図18では、抽出された物件=「☆」として表示)。これにて、検索処理が終了する。
(設置基準判定処理)
次に、設置基準判定処理について説明する。この処理は、入力表示処理にて物件情報等の入力表示を行った後に、あるいは検索処理にて物件情報等の検索を行った後の任意のタイミングで開始される。図19は本実施の形態に係る物件情報管理システム1の設置基準判定処理のフローチャートである。図19に示すように、端末装置20は、物件情報管理装置10の記憶部13の各テーブルに格納された物件情報等が各地域の設置基準を満たすか否かを判定するために、営業担当者の指示によって判定信号を送信する(SC1)。
次に、物件情報管理装置10の制御部12は、端末装置20からネットワークIF11を介して判定信号を受信すると(SC2、Yes)、設置基準判定処理の指示を受け付けたものとする。その後、物件情報管理装置10の設置基準判定部12eは、設置基準判定処理の判定対象を特定するために、記憶部13の物件テーブル13a、案件テーブル13b、及び顧客テーブル13cに格納された物件情報等、及び設置基準テーブル13gに格納された設置基準情報を読み出す(SC3)。そして、設置基準判定部12eは、SC3にて読み出した物件情報等を参照して、所定要件に基づいて、設置基準判定処理の判定対象を特定する(SC4)。この設置基準判定処理の判定対象を特定する方法は任意であるが、例えば、設置基準判定部12eは、記憶部13に記憶されている物件情報の全て、物件情報入力表示処理にて入力表示された物件情報等の全部又は一部、あるいは、検索処理にて検索された物件情報の全部又は一部を、判定対象として特定してもよい。
SC4の処理後、設置基準判定部12eは、設置基準判定処理の判定基準となる商品の設置数を特定するために、記憶部13の設置基準テーブル13g、物件テーブル13a、及び案件テーブル13bを参照して、各物件の商品の設置基準となる基準設置数を算定する(SC5)。具体的には、物件名情報「○○本社ビル」に対応する物件において、当該物件に対応する物件情報等として物件住所情報=東京都○○区、物件敷地情報=5500m、及び案件商品情報=○○○であり、また当該物件に対応する設置基準情報として単位設置面積情報=250m(図8より設置基準条例情報「東京都条例」、設置基準地域情報「東京都」、及び設置基準商品情報「○○○」に対応する単位設置面積情報)であることから、設置基準判定部12eは、基準設置数=物件の敷地面積/単位設置面積=5500m/250m=22個を算定する。なお、同一物件において、複数の案件がある場合には、設置基準判定部12eは、各案件の商品の設置基準となる基準設置数を算定する。
次いで、設置基準判定部12eは、各物件の商品の個数が設置基準を満たすか否かを判別するために、各物件の案件商品個数が基準設置数以上となるか否かを判定する(SC6)。ここで、各物件の商品の個数が基準設置数以上となる場合には(SC6、Yes)、各物件の商品が設置基準を満たすと考えられるので、設置基準判定部12eは、記憶部13に「判定適否フラグ=1」を格納する(SC7)。一方、各物件の商品の個数が基準設置数を下回る場合には(SC6、No)、各物件の商品が設置基準を満たさないと考えられるので、設置基準判定部12eは、記憶部13に「判定適否フラグ=0」を格納する(SC8)。具体的には、物件名情報「○○本社ビル」に対応する物件において、案件テーブル13bに格納された商品個数情報=23個が商品の基準設置数=22個よりも上回ることから、当該物件の商品の個数が設置基準を満たすので、設置基準判定部12eは、記憶部13に「判定適否フラグ=1」を格納する。なお、同一物件において、複数の案件がある場合には、設置基準判定部12eは、各案件の商品の個数が設置基準を満たすか否かを判別するために、各案件の案件商品個数が基準設置数以上となるか否かを判定する。
続いて、ステップSC7、SC8の処理後、設置基準判定部12eは、複数の判定対象がある場合にすべての判定対象を判定できるようにするために、SC4にて特定された判定対象のうち、まだ判定されていないその他の判定対象があるか否かを判定する(SC9)。ここで、その他の判定対象があると判定された場合には(SC9、Yes)、物件情報管理装置10の設置基準判定部12eは、ステップSC4に戻り、ステップSC4〜SC9の処理を繰り返す。
一方、その他の判定対象がないと判定された場合には(SC9、No)、物件情報管理装置10の設置基準判定部12eは、ステップSC7、SC8の処理結果、及び記憶部13の物件テーブル13a、案件テーブル13b、及び顧客テーブル13cに格納された物件情報等に基づいて、レポートを作成する(SC10)。ここで、このレポートの具体的な構成は任意であるが、例えば、ステップSC7、SC8の処理結果と当該結果と対応する物件情報を関連付けて表示した表であって、これら情報を所定順序(例えば、進捗状況が低い結果順や売上高の高い結果順等)に並べて表示した図示しない表であってもよい。これにより、営業担当者が設置基準の判定結果を認識できると共に、営業担当者が当該営業担当者にとって重要度の高い物件情報等を容易に認識することができ、営業担当者に対して営業活動に活用できる情報を提示することができる。
SC10の処理後、物件情報管理装置10の制御部12は、営業担当者がSC7、SC8の処理結果及びSC9の図示しないレポートを確認できるように、ネットワークIF11を介して物件情報、地図情報、及び図示しないレポートのファイルを送信する(SC11)。その後、端末装置20は、物件情報及び地図情報を受信すると(SC12、Yes)、モニタ画面に物件情報等及び地図情報を表示する(SC13)。
図20は設置基準判定結果表示画面27の構成例である。である。図20に示す設置基準判定結果表示画面27は、図18と同様に、地図領域27a及び物件ステータス領域27bで構成されている。
また、物件情報管理装置10の表示制御部12dは、設置基準判定結果表示画面27における地図領域27aにおいて、設置基準を満たす物件内容情報に対応する物件を、設置基準を満たさない物件内容情報に対応する物件と識別可能に表示するように表示制御する。例えば、図20に示すように、物件情報管理装置10の表示制御部12dは、設置基準判定結果表示画面27における地図領域27aにおいて、設置基準を満たす物件内容情報に対応する物件を白塗りのアイコン「○」で表示し、設置基準を満たさない物件内容情報に対応する物件を黒塗りのアイコン「●」で表示するように表示制御する。また、物件情報管理装置10の表示制御部12dは、上述した内容の他に、設置基準判定結果表示画面27における地図領域27aにおいて、図示しないレポートを重ねて表示したり、あるいは別の表示領域に図示しないレポートを表示するように表示制御してもよい。これにて、設置基準判定処理は終了する。
(保守点検判定処理)
次に、保守点検判定処理について説明する。この処理は、入力表示処理にて物件情報等の入力表示を行った後に、あるいは検索処理にて物件情報等の検索を行った後に開始される。図21は本実施の形態に係る物件情報管理システム1の保守点検判定処理のフローチャートである。ただし、この保守点検判定処理におけるSD1〜SD2、SD9〜SD12は、図19に示した設置基準判定処理におけるSC1〜SC3、SC9〜SC12とほぼ同じであるため、その説明を省略する。
SD2の処理にて、物件情報管理装置10の制御部12は、端末装置20からネットワークIF11を介して判定信号を受信すると(SD2、Yes)、保守点検判定処理の指示を受け付けたものとする。その後、物件情報管理装置10の保守点検判定部12fは、保守点検判定処理の判定対象を特定するために、記憶部13の物件テーブル13a、案件テーブル13b、顧客テーブル13c等に格納された物件情報等、及び保守点検基準テーブル13hに格納された保守点検基準情報を読み出す(SD3)。そして、物件情報管理装置10の保守点検判定部12fは、SD3にて読み出した物件情報等を参照して、所定要件に基づいて、保守点検判定処理の判定対象を特定する(SD4)。
SD4の処理後、物件情報管理装置10の保守点検判定部12fは、保守点検判定処理の判定基準と比較するための比較対象を特定するために、保守点検基準テーブル13h、物件テーブル13a、及び案件テーブル13b等を参照して、商品を取り換えるための取替猶予期間を算定する(SD5)。具体的には、物件名情報「○○本社ビル」に対応する物件において、当該物件に対応する案件情報等として案件商品情報=○○○、及び案件納期情報=2009年3月10日であり、また当該案件に対応する保守点検基準情報として取替期間情報=5年(保守点検商品情報「○○○」に対応する取替期間情報)であることから、物件情報管理装置10の保守点検判定部12fは、取替猶予期間=(案件の納期日+商品の取替期間)−(保守点検判定を行った日(ここでは、制御部12が公知の方法で取得した日とする))=(2009年3月10日+5年)−(2008年2月5日)≒73カ月を算定する。
次いで、物件情報管理装置10の保守点検判定部12fは、この取替猶予期間が保守点検基準を満たすか否かを判別するために、取替猶予期間が予め記憶部13に記憶された基準期間(ここでは6月とする)を超えるか否かを判定する(SD6)。ここで、取替猶予期間が基準期間以上である場合には(SD6、Yes)、取替猶予期間が保守点検基準を満たすと考えられるので、物件情報管理装置10の保守点検判定部12fは、記憶部13に「判定適否フラグ=1」を格納する(SD7)。一方、取替猶予期間が基準期間以下となる場合には(SD6、No)、取替猶予期間が保守点検基準を満たさないと考えられるので、物件情報管理装置10の保守点検判定部12fは、記憶部13に「判定適否フラグ=0」を格納する(SD8)。具体的には、物件名情報「○○本社ビル」に対応する物件において、取替猶予期間=73カ月が基準期間=6月よりも上回ることから、取替猶予期間が保守点検基準を満たすと考えられるので、物件情報管理装置10の保守点検判定部12fは、記憶部13に「判定適否フラグ=1」を格納する。
(効果)
このように本実施の形態によれば、物件情報管理装置10の表示制御部12dが、位置特定部12aにて特定された物件の位置に基づいて、物件を地図上に識別可能に表示するように表示制御するので、物件と地図上の位置とを関連付けて表示することができ、物件の物件内容情報を地図上の位置関係を活用して管理することができる。特に、物件の位置が同一である複数の物件の物件内容情報を管理する場合には、複数の物件を地図上の同じ位置にまとめて表示することができ、複数の物件の物件内容情報を容易に管理することができる。また、物件情報管理装置10の表示制御部12dが、物件テーブル13aにて格納された物件内容情報を、物件と関連付けて表示するように表示制御するので、物件と対応する物件内容情報を合わせて表示することができ、物件の詳細な内容を提示することができる。
また、物件情報管理装置10の表示制御部12dが、物件を物件内容情報の物件内容に応じて異なる態様で表示するように表示制御するので、複数の物件の物件内容情報を管理する場合には、営業担当者に対して各物件の物件内容の違いを提示することができ、営業担当者に対して各物件の物件内容を容易に認識させることができる。
また、物件情報管理装置10の表示制御部12dが、物件抽出部12cにて抽出された物件内容情報に対応する物件の位置に基づいて、抽出された物件を他の物件と識別可能に表示するように表示制御するので、営業担当者に対して抽出された物件を容易に認識させることができ、営業担当者に対して検索結果を物件の位置と対応させて提示することができ、営業担当者に対して検索した物件を地図上の位置関係と対応付けて認識させることができる。
また、物件情報管理装置10の表示制御部12dが、設置基準判定部12eにて判定された物件内容情報に対応する物件の位置に基づいて物件を表示する際に、設置基準を満たす物件内容情報に対応する物件を、設置基準を満たさない物件内容情報に対応する物件と識別可能に表示するように表示制御するので、営業担当者に対して各物件が設置基準を満たすか否かの判定結果を物件の位置と対応させて提示することができ、営業担当者に対して設置基準を満たさす物件と設置基準を満たさない物件とを地図上の位置関係と対応付けて認識させることができる。
また、物件情報管理装置10の表示制御部12dが、保守点検判定部12fにて判定された物件内容情報に対応する物件の位置に基づいて物件を表示する際に、保守点検基準を満たす物件内容情報に対応する物件を、保守点検基準を満たさない物件内容情報に対応する物件と識別可能に表示するように表示制御するので、営業担当者に対して各物件が保守点検基準を満たすか否かの判定結果を物件の位置と対応させて提示することができ、営業担当者に対して保守点検基準を満たさす物件と保守点検基準を満たさない物件とを地図上の位置関係と対応付けて認識させることができる。
また、物件内容情報が、物件に関連する商品を特定するための案件商品情報を含むので、物件に対応する案件商品情報と地図上の位置とを関連付けて表示することができ、案件商品情報を地図上の位置関係を活用して管理することができる。
〔本実施の形態に対する変形例〕
以上、本発明に係る本実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
(解決しようとする課題や発明の効果について)
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、前記した内容に限定されるものではなく、本発明によって、前記に記載されていない課題を解決したり、前記に記載されていない効果を奏することもでき、また、記載されている課題の一部のみを解決したり、記載されている効果の一部のみを奏することがある。
(分散や統合について)
また、上述した各電気的構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成できる。例えば、図1に示す物件情報管理装置10の機能の一部を端末装置20に持たせたり、物件情報管理装置10を複数のサーバ装置から構成してもよい。
(記憶部の各テーブルついて)
本実施の形態では、記憶部13の各テーブルの各項目に格納される情報は、テキスト情報であると説明したが、これに限られず、例えば、各項目に対応する画像情報や動画情報であってもよい。
(入力テーブルついて)
本実施の形態では、入力テーブル21は、物件テーブル13a、案件テーブル13b、顧客テーブル13c、活動履歴テーブル13d、及びクレームテーブル13fに格納するための物件情報等を入力するテーブルであると説明したが、これに限られない。例えば、入力テーブル21において、既に物件テーブル13a、案件テーブル13b、顧客テーブル13c、活動履歴テーブル13d、及びクレームテーブル13fに格納された物件情報等を修正又は削除できるテーブルであってもよい。例えば、物件情報管理装置10の制御部12は、端末装置20から所定の操作を行うことにより修正又は削除したい物件の物件情報等を入力テーブル21に表示し、営業担当者によって修正又は削除したい項目に対応する情報が変更された後に確定ボタン21bが選択されることにより、当該変更された情報を物件テーブル13a、案件テーブル13b、顧客テーブル13c、活動履歴テーブル13d、及びクレームテーブル13fに再び格納するように制御してもよい。
(検索テーブルついて)
本実施の形態では、検索テーブル25のテキスト入力領域25aは、「物件情報」、「案件情報」、及び「顧客情報」を有し、各項目に対応する情報が入力されると説明したが、これに限られない。例えば、検索テーブル25のテキスト入力領域25aは、上述した項目に加えて、クレーム情報を検索するための項目「クレーム情報」等を有し、当該項目に対応する情報が入力されるようにしてもよい。
1 物件情報管理システム
10 物件情報管理装置
11 ネットワークインタフェース
12 制御部
12a 位置特定部
12b 検索情報受付部
12c 物件抽出部
12d 表示制御部
12e 設置基準判定部
12f 保守点検判定部
13 記憶部
13a 物件テーブル
13b 案件テーブル
13c 顧客テーブル
13d 活動履歴テーブル
13e 活動テーブル
13f クレームテーブル
13g 設置基準テーブル
13h 保守点検基準テーブル
13i 地図DB
20 端末装置
21 入力テーブル
21a、25a テキスト入力領域
21b 確定ボタン
21c、25c リセットボタン
22 入力結果表示画面
22a、26a、27a 地図領域
22b、26b、27b 物件ステータス領域
23 物件詳細テーブル
24 ファクトシートテーブル
25 検索テーブル
25b 検索開始ボタン
26 検索結果表示画面
27 設置基準判定結果表示画面
30 ネットワーク

Claims (7)

  1. 地図情報を格納する地図情報格納手段と、
    地図上において物件の位置を特定するための物件位置情報と、物件内容を特定するための物件内容情報とを、相互に対応付けて格納する物件情報格納手段と、
    前記地図情報格納手段に格納された地図情報、及び前記物件情報格納手段に格納された前記物件位置情報に基づいて、前記物件の位置を地図上で特定する位置特定手段と、
    前記位置特定手段にて特定された物件の位置に基づいて、前記物件を地図上に識別可能に表示するように表示制御すると共に、前記物件情報格納手段にて格納された前記物件内容情報を、当該物件と関連付けて表示するように表示制御する表示制御手段と、
    を備える物件情報管理システム。
  2. 前記表示制御手段は、
    前記物件を前記物件内容情報の物件内容に応じて異なる態様で表示するように表示制御する、
    請求項1に記載の物件情報管理システム。
  3. 前記物件内容情報の中から、検索対象を特定するための検索情報の入力を受付ける検索情報受付手段と、
    前記検索情報受付手段にて受付けられた検索情報に合致する前記物件内容情報を、前記物件情報格納手段にて格納された前記物件内容情報の中から抽出する抽出手段とを備え、
    前記表示制御手段は、前記抽出手段にて抽出された前記物件内容情報に対応する物件の位置に基づいて、前記物件を他の物件と識別可能に表示するように表示制御する、
    請求項1又は2に記載の物件情報管理システム。
  4. 前記物件内容情報に関する設置基準を特定する設置基準情報を格納する設置基準情報格納手段と、
    前記設置基準情報格納手段に格納された前記設置基準情報に基づいて、前記物件内容情報の物件内容が前記設置基準を満たすか否かを判定する設置基準判定手段とを備え、
    前記表示制御手段は、前記設置基準判定手段にて判定された前記物件内容情報に対応する物件の位置に基づいて前記物件を表示する際に、前記設置基準を満たす物件内容情報に対応する物件を、前記設置基準を満たさない物件内容情報に対応する物件と識別可能に表示するように表示制御する、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の物件情報管理システム。
  5. 前記物件内容情報に関する保守点検基準を特定する保守点検基準情報を格納する保守点検基準情報格納手段と、
    前記保守点検基準情報格納手段に格納された前記保守点検基準情報に基づいて、前記物件内容情報の物件内容が前記保守点検基準を満たすか否かを判定する保守点検判定手段とを備え、
    前記表示制御手段は、前記保守点検判定手段にて判定された前記物件内容情報に対応する物件の位置に基づいて前記物件を表示する際に、前記保守点検基準を満たす物件内容情報に対応する物件を、前記保守点検基準を満たさない物件内容情報に対応する物件と識別可能に表示するように表示制御する、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の物件情報管理システム。
  6. 前記物件内容情報は、前記物件に関連する商品を特定するための商品情報を含む、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の物件情報管理システム。
  7. コンピュータを、
    地図情報を格納する地図情報格納手段と、
    物件の位置を特定するための物件位置情報と、物件内容を特定するための物件内容情報とを、相互に対応付けて格納する物件情報格納手段と、
    前記地図情報格納手段に格納された地図情報、及び前記物件情報格納手段に格納された前記物件位置情報に基づいて、前記物件の位置を地図上で特定する位置特定手段と、
    前記位置特定手段にて特定された物件の位置に基づいて、前記物件を地図上に識別可能に表示するように表示制御すると共に、前記物件情報格納手段にて格納された前記物件内容情報を、当該物件と関連付けて表示するように表示制御する表示制御手段と、
    として機能させる物件情報管理プログラム。
JP2010017476A 2010-01-28 2010-01-28 物件情報管理システム及び物件情報管理プログラム Pending JP2011154663A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010017476A JP2011154663A (ja) 2010-01-28 2010-01-28 物件情報管理システム及び物件情報管理プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010017476A JP2011154663A (ja) 2010-01-28 2010-01-28 物件情報管理システム及び物件情報管理プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011154663A true JP2011154663A (ja) 2011-08-11

Family

ID=44540554

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010017476A Pending JP2011154663A (ja) 2010-01-28 2010-01-28 物件情報管理システム及び物件情報管理プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011154663A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015085048A (ja) * 2013-10-31 2015-05-07 ダイシン化成株式会社 スプリンクラー消火設備、用品管理システム及びスプリンクラー消火設備の施工方法。
JP2020140617A (ja) * 2019-03-01 2020-09-03 名鉄協商株式会社 地物管理システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015085048A (ja) * 2013-10-31 2015-05-07 ダイシン化成株式会社 スプリンクラー消火設備、用品管理システム及びスプリンクラー消火設備の施工方法。
JP2020140617A (ja) * 2019-03-01 2020-09-03 名鉄協商株式会社 地物管理システム
JP7191725B2 (ja) 2019-03-01 2022-12-19 名鉄協商株式会社 地物管理システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20110288915A1 (en) Control apparatus and control method for digital signage terminal
JP4305048B2 (ja) 地域属性判定方法、地域属性判定装置、および地域属性判定プログラム
JPWO2013132784A1 (ja) 地図情報の管理方法、ナビゲーションシステム、情報端末、および、ナビゲーション装置
JP2013186480A (ja) 配信装置、配信システム、制御方法、制御プログラム、および記録媒体
CN113168274A (zh) 与虚拟环境进行的居住者和客人交互
JP6945612B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
JP2020013510A (ja) 配送管理装置、配送管理方法および配送管理プログラム
JP6420977B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
JP2011154663A (ja) 物件情報管理システム及び物件情報管理プログラム
JP2011150700A (ja) 商品受注装置、商品受注方法、商品受注プログラム、及びそのプログラムを記録するコンピュータ読取可能な記録媒体
KR101796666B1 (ko) 포인트 적립 시스템 및 방법
JP2018092581A (ja) 転居管理システム及び転居管理方法
JP2010237904A (ja) 施設利用情報提供サーバ及び施設利用情報提供方法及びプログラム
JP2009042809A (ja) 価格設定システム及び価格設定方法並びに価格設定プログラム
JP5702030B1 (ja) 情報提供方法および情報処理方法
JP6295718B2 (ja) 情報配信方法、情報配信装置及び情報配信プログラム
JP6861357B2 (ja) 情報出力システム、情報表示方法、および、情報表示プログラム
JP2019057117A (ja) 情報配信システム、情報配信装置、情報配信用プログラム、情報提供装置および情報提供用プログラム
JP5781712B1 (ja) マッピングシステム
JP2007226484A (ja) 地図配信サーバ及びプログラム
KR20150055128A (ko) 광고관리서버 및 모바일 단말기를 이용한 광고방법, 및 그 방법에 관한 프로그램 분배 서버
KR101654852B1 (ko) 쇼핑 서비스 제공 시스템 및 쇼핑 서비스 제공 방법
WO2016075837A1 (ja) 旅程表示プログラム、旅程表示方法および旅程表示装置
JP2011128963A (ja) プレゼンテーション資料兼チラシ提供システム
JP5841393B2 (ja) 情報処理装置、プログラム及び情報案内システム