JP2011154136A - 投写型表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】投写部を保護するカバーを装置本体から取り外すことができる構成とした場合に、取り外されたカバーが紛失しにくくかつ邪魔になりにくい投写型表示装置を提供する。
【解決手段】プロジェクタは、液晶パネル209、214、222によって変調された光を拡大投写するための投写レンズユニット3と、本体キャビネット1に形成され、投写レンズユニット3から出射された光が通る投写口121と、投写口121を覆うためのレンズカバー4とを備えている。ここで、本体キャビネット1には、投写口121を覆う際にレンズカバー4が装着される第1の装着部1aと、第1の装着部1aから取り外されたレンズカバー4が装着される第2の装着部1bとが設けられている。
【選択図】図4

Description

本発明は、光変調素子によって変調された光を拡大投写する投写型表示装置に関する。
従来、プロジェクタでは、液晶パネルなどの光変調素子よって変調された光が、投写レンズによって被投写面に投写される。かかるプロジェクタでは、投写レンズが汚れると、画像の品質が低下する。そこで、プロジェクタを使用しないときには、投写レンズがレンズカバーで覆われる。
たとえば、かかるプロジェクタにおいて、本体キャビネットに対してスライド可能に固定したレンズカバーを、投写レンズを覆う位置と投写レンズから外れる位置との間で移動させるような構成が採られ得る(たとえば、特許文献1、特許文献2参照)。
特開2006−278236号公報 特開2007−041617号公報
しかしながら、上記のような構成とした場合、レンズカバーを移動させる機構が付加される分、プロジェクタの構造が複雑になりやすい。
また、投写時にはレンズカバーは不要なため、ユーザは、プロジェクタからレンズカバーを取り外しておきたいと考える場合がある。しかし、上記構成では、そのようなユーザの要望に対応することができない。
これに対し、本体キャビネット側に対して着脱可能なレンズカバーを設けるような構成を採ることもできる。このような構成とすれば、プロジェクタの構成が比較的簡易になる。また、レンズカバーが不要であれば取り外しておくこともできる。
しかし一方で、レンズカバーを取り外すことができる構成とした場合、取り外されたレンズカバーが紛失しないようにしなければならない。これを防止する方法として、レンズカバーと本体キャビネットとを紐でつなぐ方法が、従来よく用いられている。
しかしながら、この構成の場合には、外されたレンズカバーが本体キャビネットの周りに置かれるため、レンズカバーが邪魔になりやすい。特に、短焦点タイプの投写レンズが用いられた場合には、投写レンズが大きくなり、その分、レンズカバーも大きくなる。このため、レンズカバーがより一層邪魔になりやすい。
本発明は、かかる課題を解消するためになされたものであり、投写部を保護するカバーを装置本体から取り外すことができる構成とした場合に、取り外されたカバーが紛失しにくくかつ邪魔になりにくい投写型表示装置を提供することを目的とする。
本発明の投写型表示装置は、光変調素子によって変調された光を拡大投写するための投写部と、本体キャビネットに形成され、前記投写部から出射された光が通る投写口と、前
記投写口を覆うためのカバーとを備えている。ここで、前記本体キャビネットには、前記投写口を覆う際に前記カバーが装着される第1の装着部と、当該第1の装着部から取り外された前記カバーが装着される第2の装着部とが設けられている。
本発明の投写型表示装置によれば、使用されていないカバーを本体キャビネットに装着しておくことができるので、カバーが紛失しにくい。また、カバーは、本体キャビネットの周りに置かれずに、本体キャビネットに装着されるため、カバーが邪魔になりにくい。
本発明の投写型表示装置において、前記第1の装着部と前記第2の装着部は、ともに、前記第1の装着部と前記第2の装着部の外側に前記カバーが嵌め込まれるような構成とされ得る。
このような構成とすれば、カバーが第1の装着部と同様な装着形態で第2の装着部に装着されるので、ユーザはカバーを第2の装着部へ容易に装着することができる。
本発明の投写型表示装置において、前記第2の装着部は、前記第1の装着部に隣接して設けられるような構成とされ得る。
このような構成とすれば、ユーザはカバーを第2の装着部へ容易に装着することができる。
本発明の投写型表示装置において、前記カバーは、前記投写口を覆うカバー本体と、当該カバー本体の両端に設けられ、前記第1の装着部と前記第2の装着部を挟み込む一対の挟持部とを有するよう構成され得る。一方、前記第1の装着部と前記第2の装着部は、それぞれ、前記カバー本体に対向する第1面と、前記各挟持部に、それぞれ対向する第2面および第3面とを有するよう構成され得る。
このような構成とすれば、カバーは、一対の挟持部によって第1の装着部の第2面および第3面を挟み込むようにして、第1の装着部に装着される。同様に、カバーは、一対の挟持部によって第2の装着部の第2面および第3面を挟み込むようにして、第2の装着部に装着される。
なお、このような構成とした場合、少なくとも1つの挟持部とそれに対応する面との間に係合構造が設けられることが望ましい。係合構造は、たとえば、凸部と凹部とにより構成され得る。また、各挟持部が、装着前よりも外側に拡がった状態でそれぞれ対応する面に当接するような構成とされることが望ましい。このようにすれば、カバーを各装着部にしっかりと装着することができる。
本発明の投写型表示装置において、前記第1の装着部と前記第2の装着部は、前記第1面と前記第2面とで構成される角部または前記第1面と前記第3面とで構成される角部の少なくとも一方が鈍角に形成されるよう構成され得る。
このような構成とすれば、レンズカバーが前記第1の装着部または前記第2の装着部へ装着される際に、挟持部が角部に当たっても、挟持部が、対応する面の外側に逃げやすい。よって、レンズカバーを、前記第1の装着部と前記第2の装着部に装着しやすくなる。
なお、上記角部は、丸みを帯びるように面取り加工されるのが望ましい。こうすると、レンズカバーを前記第1の装着部と前記第2の装着部に滑らかに装着することができる。
本発明の投写型表示装置において、前記第1の装着部と前記第2の装着部は、斜め上方
を向くように構成され得る。このような構成とすれば、第1の装着部または第2の装着部に装着されたカバーには、装着方向に重力が作用するため、カバーが各装着部から外れにくくなる。
以上のとおり、本発明によれば、投写部を保護するカバーを装置本体から取り外すことができる構成とした場合に、取り外されたカバーが紛失しにくくかつ邪魔になりにくい投写型表示装置を提供することができる。
本発明の効果ないし意義は、以下に示す実施の形態の説明により更に明らかとなろう。ただし、以下の実施の形態は、あくまでも、本発明を実施化する際の一つの例示であって、本発明は、以下の実施の形態に記載されたものに何ら制限されるものではない。
実施の形態に係るプロジェクタの外観構成を示す斜視図である。 実施の形態に係るプロジェクタの外観構成を示す平面図および底面図である。 実施の形態に係る光学エンジンおよび投写レンズユニットの構成を示す図である。 実施の形態に係るレンズカバーが第1の装着部に装着された状態およびレンズカバーが第2の装着部に装着された状態を示すプロジェクタの斜視図である。 実施の形態に係るレンズカバーの構成を示す図である。 実施の形態に係るレンズカバーが第1の装着部へ装着された状態を示す要部の縦断面図である。 実施の形態に係るレンズカバーの第1の装着部への装着方法の一例を示す図である。 実施の形態に係るレンズカバーの第1の装着部への装着方法の他の例を示す図である。 実施の形態に係るレンズカバーが第2の装着部へ装着された状態を示す要部の縦断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、プロジェクタの外観構成を示す斜視図である。図1(a)は、レンズカバー5が装着されていな状態のプロジェクタの斜視図であり、図1(b)は、プロジェクタの前部を拡大した斜視図である。また、図2(a)、(b)は、それぞれ、プロジェクタの外観構成を示す平面図および底面図である。
図1および図2を参照して、プロジェクタは、本体キャビネット1を備えている。本体キャビネット1は、下部キャビネット11と、下部キャビネット11に上方から被せられる上部キャビネット12により構成されている。
下部キャビネット11は、上面が開放された底の浅い箱状に形成されている。下部キャビネット11は、その前面11Fが左右の側面11L、11Rおよび後面11Bよりも高くなるように形成されている。左右の側面11L、11Rは、前端部分で緩やかに高くなり、前面11Fにつながっている。
下部キャビネット11の前面11Fには、2つの吸気口111、112が形成されている。吸気口111、112は、ともに多数のスリット状の孔によって構成されている。
図2(b)に示すように、下部キャビネット11の上端部には、全周に亘って鍔部113が形成されている。鍔部113は、下部キャビネット11よりも一回り大きな上部キャビネット12の下端部を受ける。
下部キャビネット11の前面11Fに形成された鍔部113には、後述する第1の装着部1aに含まれる領域に2つの長孔114が形成されており、さらに、後述する第2の装着部1bに含まれる領域に2つの長孔115が形成されている。
上部キャビネット12は下面が開放された箱状に形成されている。上部キャビネット12の前部は、左右全体に亘って緩やかに上方に反っており、その前面12Fが、わずかに斜め上方を向いている。上部キャビネット12の前面12Fは、横方向から見て、緩やかに湾曲しているとともに、下部キャビネット11の前面11Fよりも斜め上方に突出している。
上部キャビネット12の前面12Fには、中央よりも左側面側に寄った位置に、四角形状の投写口121が形成されている。投写口121の奥には、投写レンズユニット3の前端部分のレンズ311が収容される収容部122が形成されている。
上部キャビネット12の上面12Uには、インジケータ部123と操作部124が設けられている。インジケータ部123には、複数のLEDが配されている。ユーザは、各LEDの点灯状態によって、プロジェクタが運転中であるかスタンバイ状態であるかを確認することができる。また、各種のエラー状態を確認することができる。操作部124には、複数の操作キーが配されている。
上部キャビネット12の左側面12Lには、AV端子部125が設けられており、各種AV端子が外部に臨んでいる。AV端子部125を通じて、プロジェクタにAV(Audio Visual)信号が入出力される。
上部キャビネット12の後面12Bには、図2に示すように、吸気口126が設けられている。吸気口126は、多数のスリット状の孔によって構成されている。また、上部キャビネット12の右側面12Rには、図示しない排気口が設けられている。吸気口126や下部キャビネット11の吸気口111、112から本体キャビネット1内に取り込まれた外気は、光学エンジン2等を冷却した後に排気口から排出される。
図2(a)に示すように、本体キャビネット1内には、光学エンジン2および投写レンズユニット3が配されている。
図3は、光学エンジン2および投写レンズユニット3の構成を示す図である。
光源ランプ201から出射された白色光は、コンデンサレンズ202、フライアイインテグレータ203、PBSアレイ204を通過する。フライアイインテグレータ203は、液晶パネル(後述する)に照射される各色光の光量分布を均一化させ、PBSアレイ204は、ダイクロイックミラー206に向かう光の偏光方向を一方向に揃える。
PBSアレイ204を通過した光は、コンデンサレンズ205を通過してダイクロイックミラー206に入射する。
ダイクロイックミラー206は、入射した光のうち、青色波長帯の光(以下、「B光」という)のみを反射し、緑色波長帯の光(以下、「G光」という)と赤色波長帯の光(以
下、「R光」という)を透過する。
ダイクロイックミラー206により反射されたB光は、コンデンサレンズ205、207によるレンズ作用と反射ミラー208による反射によって、適正な照射状態にて青色用の液晶パネル209に照射される。液晶パネル209は、青色用の映像信号に応じて駆動され、その駆動状態に応じてB光を変調する。なお、液晶パネル209の入射側には1枚の入射側偏光板210が配されており、入射側偏光板210を介して液晶パネル209にB光が照射される。また、液晶パネル209の出射側には2枚の出射側偏光板211が配されており、液晶パネル209から出射されたB光が出射側偏光板211に入射する。
ダイクロイックミラー206を透過したG光およびR光は、ダイクロイックミラー212に入射する。ダイクロイックミラー212は、G光を反射するとともにR光を透過する。
ダイクロイックミラー212により反射されたG光は、コンデンサレンズ205、213によるレンズ作用によって、適正な照射状態にて緑色用の液晶パネル214に照射される。液晶パネル214は、緑色用の映像信号に応じて駆動され、その駆動状態に応じてG光を変調する。なお、液晶パネル214の入射側には1枚の入射側偏光板215が配されており、入射側偏光板215を介して液晶パネル214にG光が照射される。また、液晶パネル214の出射側には2枚の出射側偏光板216が配されており、液晶パネル214から出射されたG光が出射側偏光板216に入射する。
ダイクロイックミラー212を透過したR光は、コンデンサレンズ205、217およびリレーレンズ218、219によるレンズ作用と反射ミラー220、221による反射によって、適正な照射状態にて赤色用の液晶パネル222に照射される。液晶パネル222は、赤色用の映像信号に応じて駆動され、その駆動状態に応じてR光を変調する。なお、液晶パネル222の入射側には1枚の入射側偏光板223が配されており、入射側偏光板223を介して液晶パネル222にR光が照射される。また、液晶パネル222の出射側には1枚の出射側偏光板224が配されており、液晶パネル222から出射されたR光が出射側偏光板224に入射する。
液晶パネル209、214、222によって変調されたB光、G光、R光は、出射側偏光板211、216、224を通過してダイクロイックプリズム225に入射する。ダイクロイックプリズム225は、B光、G光およびR光のうち、B光とR光を反射するとともにG光を透過し、これにより、B光、G光およびR光を色合成する。こうして、色合成された映像光が、ダイクロイックプリズム225から投写レンズユニット3に向けて出射される。
投写レンズユニット3は、複数のレンズを備えており、入射した映像光を拡大してスクリーンに投写する。投写レンズユニット3は、短焦点タイプのレンズであり、前端部に大きなレンズ311を有する。映像光は、レンズ311からやや斜め上方に向けて出射される。
また、投写レンズユニット3には、フォーカスリング312が設けられている。フォーカスリング312には、フォーカスレバー313が形成されている。フォーカスレバー313が操作されると、フォーカスリング312が回動し、これに伴って、投写レンズユニット3内部のフォーカスレンズ(図示せず)が移動する。こうして、フォーカスレバー313が操作されることにより、投写画像のフォーカスが調整される。
図2(a)に示すように、上部キャビネット12の上面12Uには、フォーカスレバー
313を外部に臨ませるために、横に長い開口部127が形成されている。
図1に示すように、本体キャビネット1は、全体として、前部の上下寸法が大きくされている。このため、レンズの大きな投写レンズユニット3を本体キャビネット1内に収容することができる。
図1(b)に示すように、本体キャビネット1の前面には、レンズカバー4が装着される第1の装着部1aが設けられている。また、第1の装着部1aに隣接して第2の装着部1bが設けられている。各装着部1a、1bは、上部キャビネット12の前面12Fと、上面12Uの前部と、下部キャビネット11の前面11Fに形成された鍔部113とによって構成されている。第1の装着部1aが、開口部127の前縁部を含む点を除いて、双方の装着部1a、1bの形状は互いに等しくなっている。図2(b)で説明したように、鍔部113には、第1の装着部1aに相当する部位に2つの長孔114が形成され、第2の装着部1aに相当する部位に2つの長孔115が形成されている。
なお、本実施の形態では、投写レンズユニット3や投写口121が、一つの側面(左側面)側に寄るように配されている。このため、第1の装着部1aに隣接して第2の装着部1bを設けることができる。
図4(a)は、レンズカバー4が第1の装着部1aに装着された状態を示すプロジェクタの斜視図である。また、図4(b)は、レンズカバー4が第2の装着部1bに装着された状態を示すプロジェクタの斜視図である。
図4(a)に示すように、プロジェクタが使用されないときには、レンズカバー4が第1の装着部1aに装着される。これにより、投写口121がレンズカバー4によって覆われるため、投写レンズユニット3(レンズ311)への塵や埃の付着が防止される。
一方、プロジェクタが使用される際には、第1の装着部1aからレンズカバー4が取り外される。取り外されたレンズカバー4は、図4(b)に示すように第2の装着部1bに装着される。
図5は、レンズカバー4の構成を示す図である。同図は、後方から見たレンズカバー4の斜視図である。
図5を参照して、レンズカバー4は、カバー本体401と、カバー本体401の上端部および下端部から、それぞれ後方に延びる上板部402および下板部403とによって構成されている。カバー本体401は、横方向から見て、上部キャビネットの前面12Fとほぼ等しい曲率にて湾曲している。
上板部402の内面には、2つの突部404が形成されている。また、下板部403の内面には、本体キャビネット1側の長孔114、115に係合する2つの突部405が形成されている。
さらに、下板部403の外面には、紐取付部406が設けられている。紐取付部406には、紐を通す孔406aが形成されている。ユーザは、この紐取付部406を利用して、レンズカバー4と本体キャビネット1とを紐によってつなぐこともできる。こうすれば、レンズカバー4がより一層紛失しにくくなる。
レンズカバー4は、透明な樹脂材料でできている。このため、本体キャビネット1に装着されているときにレンズカバー4が目立ちにくい。特に、第2の装着部1aに装着され
ているときにレンズカバー4が目立ちにくいので、使用時のプロジェクタの美観を損ねにくい。
なお、投写レンズユニット3を保護する観点からいえば、レンズカバー4は必ずしも透明でなくてよい。レンズカバー4が透明でなければ、遮光シャッターとして機能させることもできる。
図6は、レンズカバー4が第1の装着部1aへ装着された状態を示す要部の縦断面図である。
レンズカバー4が第1の装着部1aに装着されると、上部キャビネット12の上面12Uと下部キャビネット11の鍔部113の下面が、レンズカバー4の上板部402と下板部403とによって挟み込まれる。このとき、上板部402の2つの突部404が開口部127の前縁部に係合するとともに、下板部403の2つの突部405が2つの長孔114に係合する。また、上板部402および下板部403は、装着前の状態よりもわずかに外側に拡がった状態となる。これにより、上板部402および下板部403には、内側方向への締め付ける力が生じる。
こうして、レンズカバー4は、上下の突部404、405による係合と、上板部402および下板部403による締付力とによって第1の装着1aに保持される。
なお、図6の円Aで囲った部分に示すように、上部キャビネット12の上面12Uと前面12Fにより構成される角部、即ち、第1の装着部1aの上部角部は、鈍角に形成されている。さらに、上部角部の先端は丸みを帯びるように面取り加工されている。同様に、図6の円Bで囲った部分に示すように、下部キャビネット11の鍔部113の下面と上部キャビネット12の前面12Fにより構成される角部、即ち、第1の装着部1aの下部角部も鈍角に形成されている。さらに、下部角部の先端は丸みを帯びるように面取り加工されている。
図7は、レンズカバー4の第1の装着部1aへの装着方法の一例を示す図である。
たとえば、図7(a)のように、まず、ユーザは、レンズカバー4の下板部403の突部405を鍔部113の長孔114に係合させ、この係合位置を支点にして、レンズカバー4の上側を前方へ移動させる。このとき、レンズカバー4の内側の寸法は、第1の装着部1aの寸法よりやや小さくされているため、図7(b)のように、レンズカバー4の上板部402が、上部キャビネット12の前面12Fの上端部分に当たる。上述のように、第1の装着部1aの上部角部は、鈍角であり、かつ面取り加工がなされている。このため、上板部402は、前面12Fの上端部分の傾斜や丸み形状に沿って容易に外側へ拡げられ、図7(c)のように、上部角部を越える。さらに、ユーザが、レンズカバー4の上側を奥へと動かすと、上板部402がさらに外側へ拡げられつつ、レンズカバー4は奥へと嵌め込まれていく。そして、レンズカバー4が最後まで嵌め込まれると、図7(d)のように、上板部402の突起404が開口部127の前縁部に係合される。
図8は、レンズカバー4の第1の装着部1aへの装着方法の他の例を示す図である。
図7では、レンズカバー4の下側を先に第1の装着部1aへ装着したが、図8のように、レンズカバーの上側を先に第1の装着部1aへ装着することもできる。
図8(a)のように、まず、ユーザは、レンズカバー4の上板部402の突部404を開口部127の前縁部に係合させ、この係合位置を支点にして、レンズカバー4の下側を
前方へ移動させる。このとき、図8(b)のように、レンズカバー4の下板部403が、上部キャビネット12の前面12Fの下端部分に当たる。上述のように、第1の装着部1aの下部角部は、鈍角であり、かつ面取り加工がなされている。このため、下板部403は、前面12Fの下端部分の傾斜や丸み形状に沿って容易に外側へ拡げられ、図8(c)のように、下部角部を越える。さらに、ユーザが、レンズカバー4の下側を奥へと動かすと、下板部403がさらに外側へ拡げられつつ、レンズカバー4は奥へと嵌め込まれていく。そして、レンズカバー4が最後まで嵌め込まれると、図8(d)のように、下板部403の突起405が鍔部113の長孔114に係合される。
なお、上記2つの装着方法が典型的な装着方法であると考えられるが、その他の装着方法も考えられ得る。たとえば、上記2つの装着方法よりも装着しにくくなるものの、レンズカバー4の上板部402と下板部403の双方を、上部キャビネット12の前面12Fに一度に押し当てて、これらを外側に拡げ、そのままレンズカバー4を第1の装着部1aに嵌め込む、という方法を採ることもできる。
レンズカバー4を第1の装着部から取り外す場合には、たとえば、図8に示す手順と逆の手順を用いればよい。即ち、ユーザは、紐取付部406を指で持って下板部403を外側に拡げ、突部405と長孔114との係合を解除する。そして、その状態で、レンズカバー4の下側を前方へ移動させて、下板部403を第1の装着部1aから取り外す。その後、ユーザは、レンズカバー4を上方に持ち上げて、上板部402の突部404と開口部127との係合を解除する。このようにすれば、レンズカバー4が第1の装着部1aから取り外される。
図9は、レンズカバー4が第2の装着部1bへ装着された状態を示す要部の縦断面図である。
第2の装着部1bの形状は、第1の装着部1aとほぼ等しいため、レンズカバー4が第2の装着部1bへ装着される形態も、レンズカバー4が第1の装着部1aへの装着される形態とほぼ同じとなる。
図9に示すように、レンズカバー4が第2の装着部1bに最後まで嵌め込まれると、下板部403の突部405が2つの長孔115に係合する。しかし、第2の装着部1b側には開口部127がないため、上板部402の突部404については、上部キャビネット12の上面12Uに当接した状態となる。
上側の突部404による係合がないため、第2の装着部1bにおけるレンズカバー4の保持力は、第1の装着部1aにおける保持力よりも弱くなる。しかし、使用状態においては、プロジェクタが動かされる頻度は少ないと考えられるので、レンズカバー4が不意に外れてしまう虞れはない。
なお、第2の装着部1bにおいても、第1の装着部1aと同様に、その上部角部および下部角部は、鈍角に形成されている。また、上部角部および下部角部の先端は、丸みを帯びるように面取り加工されている。
また、第2の装着部1bには開口部127がないため、レンズカバー4は、図7に示す装着方法にて、第2の装着部1bに装着されることが望ましい。
以上、本実施の形態によれば、使用されていないレンズカバー4を本体キャビネット1、即ち、第2の装着部1bに装着しておくことができるので、レンズカバー4が紛失しにくい。また、レンズカバー4は、本体キャビネット1の周りに置かれずに、本体キャビネ
ットに装着されるため、レンズカバー4が邪魔になりにくい。
また、本実施の形態によれば、第2装着部1bは、第1の装着部1aに隣接しているので、ユーザが、レンズカバー4を第2の装着部1bへ容易に装着することができる。
さらに、本実施の形態によれば、レンズカバー4が第1の装着部1aに装着されると、下板部403の突部405が長孔114に係合する。また、レンズカバー4が第2の装着部1bに装着されると、下板部403の突部405が長孔115に係合する。これにより、レンズカバー4が、各装着部1a、1bに強固に保持される。
また、本実施の形態によれば、レンズカバー4が各装着部1a、1bに装着された状態において、上板部402および下板部403には、内側に締め付ける力が生じる。よって、レンズカバー4が、各装着部1a、1bに、より一層強固に保持される。
さらに、本実施の形態によれば、各装着部1a、1bへ装着される際に、レンズカバー4の上板部402が、上部キャビネット12の前面12Fの上端部分に当たったり、下板部402が、前面12Fの下端部分に当たったりしても、容易に外側へ拡がるよう構成されている。このため、レンズカバー4を、各装着部1a、1bに円滑に嵌め込むことができる。
また、本実施の形態によれば、各装着部1a、1bが斜め上方を向くように構成されている。即ち、上部キャビネット12の上面12Fおよび下部キャビネット11の鍔部113の下面が、上部キャビネット12の前面12Fに向かって上り勾配とされている。このため、各装着部1a、1bに装着されたレンズカバー4には、装着方向に重力が作用することになる。よって、レンズカバー4が、各装着部1a、1bからが外れにくくなる。
さらに、本実施の形態によれば、第1の装着部1aにおいて、レンズカバー4の突部404との係合に、フォーカスレバー313を外部に臨ませるための開口部127が利用されている。よって、本体キャビネット1の上面に係合のため孔などを設ける必要がなく、プロジェクタの外観が損なわれない。
以上、本実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら制限されるものではなく、また、本発明の実施形態も、上記実施の形態に以外に、種々の変更が可能である。
たとえば、上記実施の形態では、上部キャビネット12の前面12F、即ち、第1の装着部1aおよび第2の装着部1bの前面が、斜め上方を向くよう構成されている。しかしながら、これに限らず、第1の装着部1aおよび第2の装着部1bの前面が、水平方向を向くような構成であってもよい。
また、上記実施の形態では、レンズカバー4の下板部403に突部405が設けられ、本体キャビネット1側(鍔部113)に長孔114、115が設けられている。しかし、これとは逆に、本体キャビネット1側(鍔部113)に突部が設けられ、レンズカバー4の下板部403に突部に係合する孔が設けられもよい。また、突部に係合するのは、孔でなく凹みでもよい。さらに、突部と孔(凹み)以外の係合構造が用いられもよい。
上記実施の形態では、各装着部1a、1bには、その上部角部と下部角部の双方が鈍角に形成されているが、どちらか一方の角部のみが鈍角に形成されてもよい。この場合、鈍角とされた角部にレンズカバー4が当てられる装着方法が採られ得る。第2の装着部1bに対しては、図7の装着方法が望ましいため、第2の装着部1bでは、上部角部が鈍角に
形成されることが望ましい。なお、上記実施の形態では、さらに丸みを帯びるような面取り加工がなされているが、必ずしもこのような面取り加工がなされなくてもよい。
この他、本発明の実施の形態は、特許請求の範囲に示された技術的思想の範囲内において、適宜、種々の変更が可能である。
1 本体キャビネット
1a 第1の装着部
1b 第2の装着部
11 下部キャビネット
113 鍔部(第3面)
12 上部キャビネット
12F 前面(第1面)
12U 上面(第2面)
121 投写口
3 投写レンズユニット(投写部)
4 レンズカバー(カバー)
401 カバー本体
402 上板部(挟持部)
403 下板部(挟持部)

Claims (6)

  1. 投写型表示装置において、
    光変調素子によって変調された光を拡大投写するための投写部と、
    本体キャビネットに形成され、前記投写部から出射された光が通る投写口と、
    前記投写口を覆うためのカバーと、を備え、
    前記本体キャビネットには、前記投写口を覆う際に前記カバーが装着される第1の装着部と、当該第1の装着部から取り外された前記カバーが装着される第2の装着部とが設けられている、
    ことを特徴とする投写型表示装置。
  2. 請求項1に記載の投写型表示装置において、
    前記第1の装着部と前記第2の装着部は、ともに、前記第1の装着部と前記第2の装着部の外側に前記カバーが嵌め込まれる構成とされている、
    ことを特徴とする投写型表示装置。
  3. 請求項1または2に記載の投写型表示装置において、
    前記第2の装着部は、前記第1の装着部に隣接して設けられている、
    ことを特徴とする投写型表示装置。
  4. 請求項1ないし3の何れか一項に記載の投写型表示装置において、
    前記カバーは、前記投写口を覆うカバー本体と、当該カバー本体の両端に設けられ、前記第1の装着部と前記第2の装着部を挟み込む一対の挟持部と、を有し、
    前記第1の装着部と前記第2の装着部は、それぞれ、前記カバー本体に対向する第1面と、前記各挟持部に、それぞれ対向する第2面および第3面と、を有する、
    ことを特徴とする投写型表示装置。
  5. 請求項4に記載の投写型表示装置において、
    前記第1の装着部と前記第2の装着部は、前記第1面と前記第2面とで構成される角部または前記第1面と前記第3面とで構成される角部の少なくとも一方が鈍角に形成されている、
    ことを特徴とする投写型表示装置。
  6. 請求項1ないし5の何れか一項に記載の投写型表示装置において、
    前記第1の装着部と前記第2の装着部は、斜め上方を向いている、
    ことを特徴とする投写型表示装置。
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