JP2011153438A - 排水蓋 - Google Patents

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Abstract

【課題】強度を保ったままその清掃性を向上させた排水蓋を提供する。
【解決手段】本発明は、浴室洗い場に凹設された排水部7を覆う蓋部2と、蓋部2の外縁から下方に向けて突設された支持片3とを備え、蓋部2の上面が浴室洗い場床8と略面一となるようにして排水部7に取り付けられる排水蓋1である。蓋部2と支持片3との外面を形成する合成樹脂製の表面層4を備える。表面層4に一体成形され、表面層4の支持片3部分に沿って端部が屈曲した金属板51からなる補強層5をさらに備える。裏面がリブのない略平坦な面となっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、浴室洗い場の排水部に取り付けられる排水蓋に関する。
従来から、浴室洗い場の排水部には排水蓋が取り付けられている(例えば特許文献1参照)。排水蓋は、例えば図4に示されるようなもので、上面が浴室洗い場の床8と略面一となるようにして排水部7に取り付けられる。近年、浴室洗い場は合成樹脂により構成されたものが多い。そのため排水蓋は、浴室洗い場とデザインや材料感を合わせるために合成樹脂により成形されることが一般的となっている。
排水蓋は、図4に示されるように、浴室洗い場床8に凹設された排水部7を覆う蓋部90と、蓋部90の外縁から下方に向けて突設された支持片91とを備えている。さらに排水蓋の裏面には、合成樹脂製の蓋部90を補強するために、対向する支持片91間に亙って補強リブ92が設けられている。この補強リブ92は短辺及び長辺に平行に複数設けられており、対向する補強リブ92は、蓋部90の強度確保のために、狭いピッチで設けられている。
特開2001−182113号公報
ところで排水蓋の裏面には水垢やヌメリが付着しやすい。このため排水蓋は、その裏面を中心に頻繁に清掃される。
しかし上記のように排水蓋は、その裏面に補強リブ92が突設されており、しかも対向する補強リブ92の間隔が狭くなっている。そのためこの排水蓋を清掃しようとした場合には、補強リブ92が邪魔になってしまい、清掃しにくいという問題があった。特に、排水蓋の裏面と補強リブ92とでなす入隅93や、入隅が集まるコーナー部94に汚れが付着した場合には、汚れが付着した部分にスポンジ等を行き届かせにくかった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、強度を保ったままその清掃性を向上させた排水蓋を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明の排水蓋は以下の構成とする。
本発明は、浴室洗い場に凹設された排水部7を覆う蓋部2と、蓋部2の外縁から下方に向けて突設された支持片3とを備え、蓋部2の上面が浴室洗い場床8と略面一となるようにして排水部7に取り付けられる排水蓋1である。蓋部2と支持片3との表面を形成する合成樹脂製の表面層4を備える。表面層4に一体成形され、表面層4の支持片3部分に沿って端部が屈曲した金属板51からなる補強層5をさらに備える。裏面がリブのない略平坦な面となっている。
このように排水蓋1の裏面がリブのない略平坦な面となっていると、その裏面に水垢やヌメリが付着しても、その汚れを除去しやすい。一方、蓋部2を踏んでしまった場合であっても、支持片3に沿って端部が屈曲した金属板51が一体に成形されているため、蓋部2が割れたり、あるいは蓋部2と支持片3との接続部がさらに撓んで折れたりするのを防ぐことができる。
また本発明に係る排水蓋1の略平坦な面は、金属板51の背面で構成されていることが好ましい。
このように排水蓋1の略平坦な面が金属板51の背面で構成されていると、排水蓋1の裏面には汚れが付着しにくい。
本願発明によれば、強度を保ったままその清掃性を向上させた排水蓋を提供することができる。
本発明の一実施形態の排水蓋を説明するため、一部を破断した図であり(a)は平面図(b)は正面図(c)は側面図である。 同上の正面から見た断面図である。 他の実施形態の正面から見た断面図である。 従来の排水蓋を説明するため、一部破断した断面図であり(a)は平面図(b)は正面図(c)は側面図である。
以下、本発明の実施形態について添付図面に基づいて説明する。
本実施形態の排水蓋1は、浴室の洗い場に凹設された排水部7に着脱自在に取り付けられる。
排水蓋1は、図1に示されるように、排水部7の開口を覆う蓋部2と、蓋部2の外縁から下方に向けて突設された支持片3とを備え、これらは断面略コ字状となっている。蓋部2は、平面視矩形状をしており、その上面が外縁ほど下方に位置するように(つまりドーム状に)僅かに湾曲した勾配を有している。支持片3は、蓋部2の各辺にそれぞれ設けられており、各支持片3によって蓋部2の下面側を囲むように設けられている。各支持片3には水通し孔31が穿設されている。この水通し孔31は、洗い場から排水部7に流れる湯水を通過させる。短辺側の支持片3と長辺側の支持片3の接合部分(つまり排水蓋1の角部分)の下端面には、ゴム等の滑り止め材32が設けられている。
排水蓋1は、金属板51をインサート成形した合成樹脂から成る。排水蓋1は、図2に示されるように、蓋部2及び支持片3の外面を形成する表面層4と、表面層4に一体成形された金属板51からなる補強層5とから構成されている。
表面層4は、合成樹脂により形成されており、合成樹脂としてポリプロピレンが用いられている。
補強層5は金属板51により構成されており、金属板51としてステンレス(SUS304)が用いられている。金属板51は、蓋部2の形状と外形が略一致する横面部52と、横面部52の外縁から下方に向けて突設する縦面部53とを有している。縦面部53の下端には、さらに外側方に向けて屈曲する係止部54が設けられている。本実施形態の金属板51は、矩形板材の各角部を矩形状に切り欠いたうえで、各端部を下方に屈曲させることで形成される。つまり、溶接を用いずに曲げ加工のみで成形している。また、縦面部53における水通し孔31に対応する部位には切欠が設けられており、水通し孔31から金属板51が露出しないようになっている。
排水蓋1の裏面には金属板51の裏面が全面に亙って露出している。つまり本実施形態の排水蓋1の裏面は、金属板51の背面で構成されている。そのため、排水蓋1の裏面は、略平坦な面となっており、補強用のリブなど存在しない。
このように排水蓋1の裏面がリブのない略平坦な面となっていると、その裏面に水垢やヌメリ等が付着しても、スポンジ等でその汚れを除去しやすい。さらに本実施形態の排水蓋1は、その裏面がステンレスの背面で構成されているため、裏面が樹脂により構成されたものよりも排水蓋1の裏面に汚れが付着しにくい。
また本実施形態の排水蓋1は、仮に蓋部2を踏んでしまった場合であっても、支持片3に沿って端部が屈曲した金属板51が一体に成形されているため、蓋部2が撓んだり、あるいは蓋部2と支持片3との接続部がさらに撓んで折れたりするのを防ぐことができる。これにより、樹脂部分の厚みを薄くすることも可能であり、強度を保ちつつ材料費を削減することも可能である。
また本実施形態の金属板51は、曲げ加工のみで成形されており、溶接を用いていないため、溶接部分に汚れが入り込むことがない。つまり溶接部分に汚れが入り込んでしまい、汚れの除去が困難となることも防ぐことができる。
なお、本実施形態では、合成樹脂としてポリプロピレン、金属板51としてステンレスが用いられていたが、本発明においては特に限定されない。また、本実施形態の排水蓋1は平面視矩形状をしていたが、本発明の排水蓋1は、例えば円形であってもよく、特に限定されるものではない。さらに、本実施形態の金属板51の加工は溶接を用いない曲げ加工のみで行なわれていたが、本発明においては、溶接により加工したものであってもよく、この点限定されるものではない。
次に、他の実施形態について図3に基づいて説明する。なお、本実施形態は図1及び図2に示す実施形態と大部分において同じであるため、同じ部分においては同符号を付して説明を省略し、主に異なる部分について説明する。
本実施形態の排水蓋1は、金属板51が表面層4だけでなく裏面層6によっても覆われている。本実施形態の排水蓋1は、図3に示されるように、合成樹脂製の表面層4と、金属板51からなる補強層5と、合成樹脂製の裏面層6とを備えており、これら3層が一体となっている。
本実施形態によれば、金属板51の全面が樹脂により覆われているため、金属板51として耐腐食性のない材質のものを用いることもできる。これによりコストダウンを図ることも可能となる。
以下、本実施形態の排水蓋1の使用例につき説明する。
上記実施形態の排水蓋1は浴室の洗い場の排水部7に取り付けられている。
本使用例の洗い場は、合成樹脂製の防水パンにより構成されている。洗い場は、浴槽の長手方向に直角な方向に並んで設けられており、浴槽側の辺で且つ長手方向の中央に排水部7としての排水口を有している。
排水口は、上方に開口した有底箱形状をしており、その底面には排水トラップ・排水管へと連通する排水孔が設けられている。
本実施形態の排水蓋1は、排水口の底面上に支持片3の下端が当接するようにして載置され、排水口の上方の開口を覆う。このとき排水蓋1の蓋部2の上面は、浴室洗い場床と略面一の状態となる(図1(b)参照)。
洗い場は、排水口に近づく程徐々に下方に位置するような勾配を有している。洗い場に湯水を流すと、その湯水は、排水口の内側面と排水蓋1の外側面との間の隙間から流れ込み、排水口の底面・排水孔と流通し、排水される。また、排水蓋1の蓋部2の上面に付着した湯水は、蓋部2上面の勾配により排水蓋1の外縁側に流下し、排水口の内側面と排水蓋1の外側面との間の隙間に流れ込む。
なお本使用例では排水部7として排水口を例示して説明したが、本発明の排水蓋1は、防水パンの外縁に沿って凹設されるような、排水溝においても当然適用可能である。この場合には、排水溝の長手方向に沿って複数の排水蓋1が並設される。
1 排水蓋
2 蓋部
3 支持片
31 水通し孔
32 滑り止め材
4 表面層
5 補強層
51 金属板
52 横面部
53 縦面部
54 係止部
6 裏面層
7 排水部
8 浴室洗い場の床

Claims (2)

  1. 浴室洗い場に凹設された排水部を覆う蓋部と、蓋部の外縁から下方に向けて突設された支持片とを備え、
    蓋部の上面が浴室洗い場床と略面一となるようにして排水部に取り付けられる排水蓋であって、
    蓋部と支持片との表面を形成する合成樹脂製の表面層と、
    表面層に一体成形され、表面層の支持片部分に沿って端部が屈曲した金属板からなる補強層とを備え、
    裏面がリブのない略平坦な面となっていることを特徴とする、排水蓋。
  2. 前記略平坦な面が金属板の背面で構成されている、請求項1記載の排水蓋。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016108933A (ja) * 2014-11-26 2016-06-20 株式会社ノーリツ 排水口蓋

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