JP2011151877A - 回転機の積層巻きコアおよびその製造方法 - Google Patents

回転機の積層巻きコアおよびその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】積層巻き軸方向の積層厚さの管理幅を従来よりも縮小して回転電機の軸方向長の増加を抑制するとともに、ユニットコアの使用量を抑えかつ製造が簡易でコスト低廉な回転機の積層巻きコアおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】円筒状で総磁極数がn極(14極)からなり、ユニット磁極数をm極(3極)とした薄板円弧状のユニットコア2を周方向に並べながらスパイラル状に積層巻きし、積層巻き軸方向の積層厚さを所定厚さTとした回転機の積層巻きコアの製造方法であって、多数のユニットコア2を作成するユニットコア作成工程と、ユニットコア2を周方向に並べながらスパイラル状に積層巻きする積層巻き工程と、積層厚さが所定厚さTに達したときに必要に応じて、ユニット磁極数がm極よりも少ない(2極の)薄板円弧状の調整用ユニットコア41により、積層巻きの巻き始めと巻き終わりの回転位相θS、θFを揃える位相調整工程と、を有する。
【選択図】図6

Description

本発明は、発電機、電動機などの回転機に使用される積層コアに関し、より詳細には、積層材料をスパイラル状に積層巻きして構成した積層巻きコアおよびその製造方法に関する。
発電機、電動機などの回転機では、一般的に電磁鋼板などの薄板状の積層材料を積層して形成した積層コアを使用する。積層コアには、例えば突極部が設けられてコイルが巻回され、あるいは永久磁石が埋め込まれて、回転子または固定子が構成される。積層コアの製造においては、円環状などの所定形状に打ち抜き加工した積層材料を所定枚数だけ積層する場合が多い。また、積層材料の板厚の公差などに起因する積層厚さのばらつきが問題となる場合には、積層枚数でなく積層厚さ寸法による管理を行い、適宜積層枚数を加減調整することも行われている。さらに、円環状では積層材料の歩留まりが低いため、円環状の一部分に相当する円弧状のユニットコアを高い歩留まりで作成し、これを周方向に並べながらスパイラル状に積層巻きして構成した積層巻きコアが実用化されている。
この種の積層巻きコアの一例を、本願出願人は特許文献1に開示している。特許文献1の積層巻きコアは、総磁極数がn極であり、ユニット磁極数がn極の約数でないm極とした円弧状のユニットコアを所定枚数だけ積層巻きして構成し、かつ複数のユニットコアを外周の一部で連結したことを特徴としている。これにより、連結された複数のユニットコアを連続的に積層巻きできて、積層作業工程に要する時間を短くする効果が生じる。また、磁極数m極が総磁極数n極の約数でないことから、ユニットコア同士が周方向で当接する当接面位置が積層ごとにずれていわゆる千鳥積層巻きコアとなるため、機械的強度が高くなる。
特開2007−68310号公報
ところで、特許文献1の積層巻きコアでは、所定枚数のユニットコアを積層巻きして巻き始めと巻き終わりの回転位相を揃えたときに、ユニットコアの板厚の公差などに起因して、積層厚さが所望する所定厚さに仕上がっていない場合が生じ得る。このとき、所定厚さに合わせるようにユニットコアを加減調整しても、巻き始めと巻き終わりの回転位相が揃わず、積層枚数および積層厚さが周方向で揃わないという問題が生じる。特に、回転子に使用する積層巻きコアでは、軸心まわりのバランスが低下して実用的でない。そこで従来は、積層厚さが所定厚さを超えかつ巻き始めと巻き終わりの回転位相が揃うように、ユニットコアを余分に積層巻きしていた。この方法では、多数の積層巻きコアを製造したときに、積層厚さが最大で(m−1)枚分ばらつくとともに、実際の積層厚さが所定厚さよりも大きめになって回転電機の軸方向長が増加していた。さらには、積層材料の使用量が過剰となる弊害も生じていた。
また、特許文献1の請求項2には、積層巻きコアの巻き始めまたは巻き終わりの付近の円弧状のユニットコアの磁極数をm極よりも小さくする旨が記載されているが、その製造方法は示されていない。
本発明は、上記背景技術の問題点に鑑みてなされたもので、積層巻き軸方向の積層厚さの管理幅を従来よりも縮小して回転電機の軸方向長の増加を抑制するとともに、ユニットコアの使用量を抑えかつ製造が簡易でコスト低廉な回転機の積層巻きコアおよびその製造方法を提供することを解決すべき課題とする。
上記課題を解決する請求項1に係る回転機の積層巻きコアの発明は、円筒状で総磁極数がn極(nは2の倍数)からなり、ユニット磁極数をm極(mはnの約数以外でnより小さく3以上の自然数)とした薄板円弧状のユニットコアを周方向に並べながらスパイラル状に積層巻きし、積層巻き軸方向の積層厚さを所定厚さとした回転機の積層巻きコアであって、ユニット磁極数がm極よりも少ない薄板円弧状の調整用ユニットコアを、積層巻きの最初および最後のユニットコアの少なくとも一方の周方向に並べることにより、積層巻きの巻き始めと巻き終わりの回転位相を揃えたことを特徴とする。
上記課題を解決する請求項2に係る回転機の積層巻きコアの製造方法の発明は、円筒状で総磁極数がn極(nは2の倍数)からなり、ユニット磁極数をm極(mはnの約数以外でnより小さく3以上の自然数)とした薄板円弧状のユニットコアを周方向に並べながらスパイラル状に積層巻きし、積層巻き軸方向の積層厚さを所定厚さとした回転機の積層巻きコアの製造方法であって、多数の前記ユニットコアを作成するユニットコア作成工程と、 前記ユニットコアを周方向に並べながらスパイラル状に積層巻きする積層巻き工程と、前記積層厚さが前記所定厚さに達したときに必要に応じて、ユニット磁極数がm極よりも少ない薄板円弧状の調整用ユニットコアにより、積層巻きの巻き始めと巻き終わりの回転位相を揃える位相調整工程と、を有することを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項2において、前記位相調整工程で、積層巻きの最後でかつ巻き始めの回転位相を跨ぐユニットコアを前記巻き始めの回転位相の位置で切断して前記調整用ユニットコアとすることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項2において、前記位相調整工程に先立ち前記調整用ユニットコアを作成する調整コア作成工程を有し、前記位相調整工程で、予め作成しておいた前記調整用ユニットコアを積層巻きの最後のユニットコアの周方向に並べることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項2〜4のいずれか一項において、前記ユニットコア作成工程で複数の前記ユニットコアの相互間が外周の一部で連結されたユニットコア列を作成し、前記積層巻き工程で前記ユニットコア列を積層巻きすることを特徴とする。
請求項1に係る回転機の積層巻きコアの発明では、総磁極数n極の約数でないユニット磁極数m極の薄板円弧状のユニットコアを周方向に並べながらスパイラル状に積層巻きして積層巻き軸方向の積層厚さを所定厚さとし、ユニット磁極数がm極よりも少ない薄板円弧状の調整用ユニットコアを積層巻きの最初および最後のユニットコアの少なくとも一方の周方向に並べて、積層巻きの巻き始めと巻き終わりの回転位相を揃えている。したがって、ユニットコアの板厚の公差により所定厚さに達したときの積層枚数が増減し、ユニットコアの巻き始めと巻き終わりの回転位相が揃わなかったときに、調整用ユニットコアを用いて両回転位相を揃え、軸心まわりのバランスをとることができる。これにより、積層厚さの管理幅を従来よりも小さなユニットコア1枚分の板厚とすることができ、回転電機の軸方向長の増加を抑制できる。また、ユニットコアを余分に積層巻きする必要がないので、ユニットコアの使用量を抑えることができる。
さらに、ユニット磁極数m極が総磁極数n極の約数でないことから、積層巻きしたユニットコア同士が周方向で当接する当接面位置の回転位相が積層ごとにずれ、周方向に分散して配置される。したがって、強度上の弱点となる当接面位置が特定の回転位相に集中せず、機械的強度が高くなる。とりわけ、ユニット磁極数m極と総磁極数n極とが公数をもたず互いに素であると、当接面位置が積層巻き軸方向に並ぶ箇所数を最小にできて好適である。これに対し、仮にユニット磁極数m極が総磁極数n極の約数になっていると、当接面位置が一定の回転位相に集中して積層巻き軸方向に並ぶため、機械的強度が低下する。
請求項2係る回転機の積層巻きコアの製造方法の発明では、多数のユニットコアを作成するユニットコア作成工程と、ユニットコアを周方向に並べながらスパイラル状に積層巻きする積層巻き工程と、積層厚さが所定厚さに達したときに必要に応じて、ユニット磁極数がm極よりも少ない薄板円弧状の調整用ユニットコアにより、積層巻きの巻き始めと巻き終わりの回転位相を揃える位相調整工程とを有している。したがって、調整用ユニットコアを用いることにより請求項1の積層巻きコアを簡易に製造でき、コストは低廉である。
請求項3係る発明では、位相調整工程で、積層巻きの最後でかつ巻き始めの回転位相を跨ぐユニットコアを巻き始めの回転位相の位置で切断して調整用ユニットコアとしている。したがって、ユニットコアの積層厚さが所定厚さに達したときに巻き始めと巻き終わりの回転位相が揃っていなかった場合に限り、ただ1箇所でユニットコアを切断するわずかな手間で請求項1の積層巻きコアを簡易に製造でき、コストは低廉である。
請求項4に係る発明では、位相調整工程に先立ち調整用ユニットコアを作成する調整コア作成工程を有し、位相調整工程で、予め作成しておいた調整用ユニットコアを積層巻きの最後のユニットコアの周方向に並べるようにしている。したがって、ユニットコアの積層厚さが所定厚さに達したときに巻き始めと巻き終わりの回転位相が揃っていなかった場合に限り、回転位相の端数分に相当する調整用ユニットコアを用いることで請求項1の積層巻きコアを簡易に製造でき、コストは低廉である。
請求項5に係る発明では、ユニットコア作成工程で複数のユニットコアの相互間が外周の一部で連結されたユニットコア列を作成し、積層巻き工程でユニットコア列を積層巻きするようにしている。したがって、連結された複数のユニットコアを連続的に積層巻きできるので、単一のユニットコアをいちいち並べながら積層巻きするよりも作業が簡易であるとともに作業時間が短縮され、コストは低廉である。
本発明の実施形態の回転機の積層巻きコアをロータに使用した電動機の断面図である。 本発明の実施形態の積層巻きコアを模式的に説明する図である。 第1実施形態の回転機の積層巻きコアの製造方法を説明する工程図である。 第1実施形態のユニットコア作成工程で作成するユニットコア列を説明する図である。 第1実施形態の積層巻き工程におけるユニットコア列の巻き始めを模式的に説明する図である。 第1実施形態の位相調整工程における巻き終わりの位相調整方法を模式的に説明する図である。 第2実施形態の調整コア作成工程で作成する調整用ユニットコアを説明する図であり、(1)は1極分ユニットコア、(2)は2極分ユニットコアを示している。 第2実施形態の位相調整工程における巻き終わりの位相調整方法を模式的に説明する図である。
本発明を実施するための実施形態を、図1および図2を参考にして説明する。図1は、本発明の実施形態の回転機の積層巻きコア1をロータ9に使用した電動機7の断面図である。電動機7は、軸線AXを中心とする概ね軸対称構造であり、外周側に配設されたステータ8および内周側に配設されたロータ9などにより構成されている。
ステータ8は、ステータ取付枠81、ステータコア82、ステータコイル83、制御回路84などにより構成されている。ステータ取付枠81は、最外周に配置される筒状の筒部811、および、筒部811の図中右側端から半径方向内向きに屈曲形成された円環状の円環部812からなっている。円環部812の中央の孔の付近には軸受813が設けられ、後述する回転軸92を回転自由に軸支している。ステータ取付枠81の内周側には、略環状のステータコア82が複数本の取付ボルト821によって取付けられている。ステータコア82には、半径方向内向きにステータコイル83が形成されている。さらに、ステータコイル83への電気入力を調整して回転を制御する制御回路84が、ステータ取付枠81の円環部812の内側(図中の右側)に配設されている。
ロータ9は、ロータ保持枠91、回転軸92、積層巻きコア1、などにより構成されている。ロータ保持枠91は略円板状の部材であり、内周寄りで回転軸92に結合し、外周寄りで積層巻きコア1を保持している。詳述すると、ロータ保持枠91の軸線AXには、芯出しを行うセンター孔911が穿設され、その周囲に複数個の取付孔912が穿設されている。各取付孔912には、取付ボルト913が図中右側から挿通されて図中左側の回転軸92に螺合され、ロータ保持枠91および回転軸92が結合して一体的に回転するようになっている。
本発明の実施形態の積層巻きコア1は、多数のユニットコイル2により構成され、複数個の永久磁石61、2枚のエンドプレート62、63、複数のスリーブ64などを付属している。薄板円弧状のユニットコイル2のそれぞれには、永久磁石取付孔21および貫通孔22が形成されている。多数のユニットコイル2は、スパイラル状に積層巻きされ、軸線AX方向の積層厚さが所定厚さTとなっている。積層巻きされたユニットコイル2の永久磁石取付孔21を線AX方向に貫通して、永久磁石61が埋め込まれている。また、積層巻きされたユニットコイル2の軸線AX方向の両側には、それぞれエンドプレート62、63が配置されている。スリーブ64は、積層巻きされたユニットコイル2の貫通孔22、さらには両側のエンドプレート62、63を貫通している。スリーブ64の両端はカシメ加工されており、エンドプレート62、63は両側から押圧され、ユニットコイル2相互間は密着している。図中右側のエンドプレート63は、複数本の取付ボルト65によりロータ保持枠91に固定されている。
さらに、積層巻きコア1について詳述する。図2は、本発明の実施形態の積層巻きコア1を模式的に説明する図である。積層巻きコア1を構成する薄板円弧状のユニットコア2は、電磁鋼板または珪素鋼板と呼ばれる板厚0.35mm程度の積層材料を打ち抜き加工して形成されている。図示されるように、積層巻きコア1のロータ9としての総磁極数は14極、すなわち7磁極対である。一方、各ユニットコア2には永久磁石取付孔21が3個形成されており、ユニット磁極数は3極である。したがって、ユニットコア2を周方向に5個並べると1回転当たり1磁極分が余り、スパイラル状に積層巻きすることができる。さらに、ユニットコア2の積層巻きは繰り返されており、数十〜数百枚程度のユニットコア2を積層することで巻き軸(軸線AX)方向の積層厚さは所定厚さTとなっている。
ここで、ユニットコア2を形成する積層材料の厚さには公差が認められており、本実施形態では±5%あることから、所定厚さTとするために積層枚数を加減調整することになる。すると、所定厚さTになったユニットコア2の巻き終わりの回転位相と巻き始めの回転位相とを比較すると、1磁極分不足する場合、2磁極分不足する場合、および過不足が生じない場合の3ケースが起こり得る。図2の例では、巻き始めの回転位相θSから時計回りに積層巻きしたとき、最後のユニットコア2Eの巻き終わりの回転位相θEは、2磁極分不足している。そして、ユニット磁極数が2極の薄板円弧状の調整用ユニットコア4が、最後のユニットコア2Eの周方向に並べられている。これにより、2磁極分だけ回転位相が進められ、積層巻きの巻き終わりの回転位相θFは巻き始めの回転位相θSに揃っている。
また、最後のユニットコア2の巻き終わりの回転位相θEが1磁極分不足している場合には、ユニット磁極数が1極の薄板円弧状の調整用ユニットコアが最後のユニットコア2Eの周方向に並べられる。当然ながら、最後のユニットコア2Eの巻き終わりの回転位相θEが巻き始めの回転位相θSに揃って過不足が生じない場合には、調整用ユニットコアは使用されない。以上のように、3ケースのいずれの場合にも、積層巻きの巻き終わりの回転位相θFは巻き始めの回転位相θSに揃えられる。
上述のように構成された実施形態の回転機の積層巻きコア1では、ユニットコア2の板厚の公差により所定厚さTに達したときの積層枚数が増減し、ユニットコア2の巻き始めと巻き終わりの回転位相θS、θEが揃わなかったときに、調整用ユニットコア4を用いて積層巻きの巻き終わりの回転位相θFを進めて、巻き始めの回転位相θSに揃えることができる。したがって、積層厚さの管理幅を従来よりも縮小してユニットコア2の1枚分の板厚とすることができ、電動機7の軸線AX方向長の増加を抑制できる。また、調整用ユニットコア4により積層巻きの巻き始めと巻き終わりの回転位相θS、θFを揃えて軸線AXまわりのバランスをとるので、従来のようにユニットコア2を余分に積層巻きする必要がなくなり、ユニットコア2の使用量を抑えることができる。
さらに、総磁極数14極とユニット磁極数3極とは互いに素であり、積層巻きしたユニットコア2同士が周方向で当接する当接面位置2Zが積層ごとに、周方向に1極ずつずれて配置される。したがって、強度上の弱点となる当接面位置2Zが積層巻き軸(軸線AX)方向に並ぶ箇所数を最小にでき、機械的強度が高くなる。仮に、総磁極数14極でユニット磁極数4極である場合、4極は14極の約数ではないが公約数2を有する。このため、巻き始めを基準として偶数番目の磁極境界位相に当接面位置が集中して配置され、奇数番目の磁極境界位相には当接面位置が配置されない。したがって、偶数番目の磁極境界位相の機械的強度が実施形態よりも低下する。
次に、上述の積層巻きコア1を製造する第1実施形態の製造方法について説明する。図3は、第1実施形態の回転機の積層巻きコア1の製造方法を説明する工程図である。第1実施形態の積層巻きコア1の製造方法は、ユニットコア作成工程P1、積層巻き工程P2、位相調整工程P3、および組み付け工程P4の4工程を有する。また、第1実施形態では、複数のユニットコア2の相互間が外周の一部で連結されたユニットコア列3を作成し、これを積層巻きする。
ユニットコア作成工程P1では、図4に示されるユニットコア列3を作成することで、多数のユニットコア2を作成する。図4は、ユニットコア作成工程P1で作成するユニットコア列3を説明する図である。図示されるように、ユニットコア列3は、一列に並ぶ複数のユニットコア2の相互間が外周の一部の接続部分31で連結されたものである。ユニットコア列3は、幅Wの積層材料を繰り返し打ち抜き加工して形成する。接続部分31の半径方向の幅は、積層材料の板厚や、ロータ9としての総磁極数n極および直径などによって決定され、多くの場合1〜3mm程度である。
ユニットコア2の周方向の両端縁のうち、一端縁に半円形の凸部23、他端縁に半円形の凹部24を形成する。凸部23および凹部24の組み合わせは、ユニットコア2を積層巻きするときに滑らかにかつ隙間なく係合する形状が望ましく、半円形の他に三角形などのようなテーパ形状が好ましい。何れにせよ、隣接するユニットコア2の間に形成される磁路の磁気抵抗を低くする形状が望ましい。また、ユニット磁極数3極に対応して3個の永久磁石取付孔21を同一円周上に形成する。さらに、スリーブ64を貫通取付けするための貫通孔22を形成する。貫通孔22の位置は、できるだけ永久磁石取付孔12から離れかつ機械的強度が得られる位置が好ましく、図4では各永久磁石取付孔21の内周側に離隔して配置されている。
ユニットコア2の内周縁には、略台形状の切欠凹部25を形成する。切欠凹部25は、積層巻き工程P2で、帯状になっているユニットコア列3を引き込んでユニットコア2を積層巻きする作業を容易にしている。切欠凹部25は、ロータ9の回転に伴う遠心力を受ける貫通孔22まわりの強度に影響しないような位置、例えば、図示されるように貫通孔22の周方向の中間が好ましい。さらに、各貫通孔22の周方向両側のわずかに内周寄りに半抜き突き出し部26を形成する。半抜き突き出し部26は、積層巻き工程P2でユニットコア2の正確な位置決めを行うとともに、カシメを行うことで積層状態を維持するためのものである。この半抜き突き出し部26も、ユニットコア2の磁気抵抗と機械的強度に影響しない位置が好ましい。
次の積層巻き工程P2では、ユニットコア列3を周方向に並べながらスパイラル状に積層巻きする。図5は、積層巻き工程P2におけるユニットコア列3の巻き始めを模式的に説明する図である。図示されるように、ユニットコア列3の最初のユニットコア2Aを巻き始めの回転位相θSとして時計回りに巻き始める。このとき、図4に示された凸部23と凹部24とが隙間なく係合するように、各ユニットコア2を周方向に並べてゆく。すると、5番目のユニットコア2Bの2番目の磁極でちょうど1回転となり、末尾の1磁極分が余る。この余りの1磁極分を最初のユニットコア2Aの先頭の1磁極分に重ねて、スパイラル状に積層巻きすることができる。
さらに、ユニットコア2を積層巻き軸(軸線AX)方向に重ねて積層するときには、図4に示された半抜き突き出し部26を一致させてカシメ加工する。すると、積層される複数枚のユニットコア2の永久磁石取付孔21および貫通孔22が積層巻き軸(軸線AX)方向にきれいに揃う。なお、途中でユニットコア列3の長さが不足した場合は、新しいユニットコア列3を継ぎ足して積層巻きする。このようにして、積層巻き軸(軸線AX)方向の積層厚さが所定厚さTとなるまで積層巻きする。
次の位相調整工程P3では、積層厚さが所定厚さTに達したときに必要に応じて、調整用ユニットコアにより、積層巻きの巻き始めと巻き終わりの回転位相を揃える。第1実施形態では、ユニットコア2Fを切断した切断ユニットコア41を調整用ユニットコアとする。図6は、位相調整工程P3における巻き終わりの位相調整方法を模式的に説明する図である。図の例では、所定厚さTとなるまでユニットコア列3を積層巻きしたとき、巻き始めの回転位相θSを跨ぐユニットコア2Fの末尾の1磁極分が余っている。したがって、プレスカッターを用いて、巻き始めの回転位相θSの位置に相当する切断線CT1でユニットコア2Fを切断して切断ユニットコア41とすることができる。この切断ユニットコア41までを積層巻きすることにより、巻き始めと巻き終わりの回転位相θS、θFが揃う。
また、巻き始めの回転位相θSを跨ぐユニットコア2Fの末尾の2磁極分が余っている場合には、これに応じて切断線CTの位置を変更する。さらに、ユニットコア2Fの巻き終わりの回転位相が巻き始めの回転位相θSに揃って過不足が生じない場合には、狭隘な接続部分31で切断すればよい。なお、一般的には、ユニット磁極数m極に対応して、0〜(m−1)極分のいずれかを残す位置でユニットコイルを切断することができる。
最後の組み付け工程P4では、まず、円筒状に積層巻きされたユニットコイル2の各磁石取付孔21に複数個の永久磁石61を埋め込む。次に、ユニットコイル2の積層巻き軸(軸線AX)方向両側からエンドプレート62、63を当接させ、スリーブ64を貫通させて両端をカシメ加工する。これにより、積層巻きコア1が完成し、複数本の取付ボルト65によりロータ保持枠91に固定される。
第1実施形態の積層巻きコア1の製造方法では、ユニットコア2の積層厚さが所定厚さTに達したときに巻き始めと巻き終わりの回転位相が揃っていなかった場合に限り、ただ1箇所でユニットコア2Fを切断するわずかな手間で積層巻きコア1を簡易に製造でき、コストは低廉である。さらに、複数のユニットコア2を連結したユニットコア列3を積層巻きするようにしているので、単一のユニットコアをいちいち並べながら積層巻きするよりも作業が簡易であるとともに作業時間が短縮され、コストは低廉である。
次に、第2実施形態の積層巻きコア1の製造方法について説明する。第2実施形態においてもユニットコア列3を積層巻きするが、調整用ユニットコアの作成方法および使用方法が第1実施形態と異なる。第2実施形態では、ユニットコア作成工程、積層巻き工程、および組み付け工程は第1実施形態と同じであり、予め調整用ユニットコアを作成する調整コア作成工程を有している点、および位相調整工程の内容が異なる。
調整コア作成工程は、位相調整工程に先立ち実施し、ユニットコア作成工程および積層巻き工程との先後は問わない。図7は、第2実施形態の調整コア作成工程で作成する調整用ユニットコアを説明する図であり、(1)は1極分ユニットコア42、(2)は2極分ユニットコア43を示している。図示されるように、1極分ユニットコア42および2極分ユニットコア43は、永久磁石取付孔21が1個または2個形成された、文字通り1極分または2極分に相当する調整用ユニットコアである。1極分ユニットコア42および2極分ユニットコア43は、ユニットコア列3と同一の積層材料を打ち抜き加工して形成し、接続部分31を有さず1個1個ばらばらになっている。貫通孔22、半円形の凸部23および凹部24、切欠凹部25、および半抜き突き出し部26も、数量が異なることを除いてユニットコア2と同様に形成されている。
調整コア作成工程で1極分ユニットコア42および2極分ユニットコア43を作成し、ユニットコア作成工程でユニットコア列3を作成し、積層巻き工程で所定厚さTとなるまでユニットコア列3を積層巻きすると、図8の状態になる。図8は、第2実施形態の位相調整工程における巻き終わりの位相調整方法を模式的に説明する図である。図8の状態は図6に類似しており、第2実施形態では、調整用ユニットコアを積層巻きの最後のユニットコア2Eの周方向に並べる。
図8の例では、所定厚さTとなるまでユニットコア列3を積層巻きしたとき、巻き始めの回転位相θSを跨ぐユニットコア2Fの末尾の1磁極分が余っている。したがって、プレスカッターを用いて、巻き始めの回転位相θSを跨ぐユニットコア2Fとその直前のユニットコア2Eとの接続部分31Fを切断線CT2で切断する。そして、直前のユニットコア2Eと巻き始めの回転位相θSとの間の2磁極分に対応して、図中矢印Mで示されるように、2極分ユニットコア43をユニットコア2Eの周方向に並べる。これにより、積層巻きの巻き始めと巻き終わりの回転位相θS、θFが揃う。
また、積層巻きの最後のユニットコア2Eと巻き始めの回転位相θSとの間が1磁極分である場合には、1極分ユニットコア42を最後のユニットコア2Eの周方向に並べる。さらに、積層巻きの最後のユニットコア2Fの巻き終わりの回転位相が巻き始めの回転位相θSに揃って過不足が生じない場合には、1極分ユニットコア42や2極分ユニットコア43は使用しない。
巻き始めと巻き終わりの回転位相θS、θFが揃った後には、第1実施形態と同様の組み付け工程により積層巻きコア1が完成し、複数本の取付ボルト65によりロータ保持枠91に固定される。
第2実施形態の積層巻きコア1の製造方法では、ユニットコア2の積層厚さが所定厚さTに達したときに巻き始めと巻き終わりの回転位相が揃っていなかった場合に限り、回転位相の端数分に相当する調整用ユニットコア(1極分ユニットコア42あるいは2極分ユニットコア43)を用いることで積層巻きコア1を簡易に製造でき、コストは低廉である。
なお、第2実施形態において、1極分ユニットコア42のみを作成し、回転位相の端数が2磁極分あるときに、1極分ユニットコア42を2個用いるようにしてもよい。一般的には、ユニットコア2のユニット磁極数m極に対応して、1〜(m−1)極の(m−1)種類の調整用ユニットコアを予め作成するようにしてもよく、1極分の調整用ユニットコアのみを作成して1〜(m−1)個の範囲で並べるようにしてもよい。
また、実施形態として、永久磁石61が埋め込まれて電動機7のロータ9に使用された積層巻きコア1を説明したが、用途は限定されない。すなわち、回転電機は直流機、交流同期機、交流誘導機などのいずれでもよく、また、ロータおよびステータのいずれに使用するコアであってもよく、磁石埋め込みではなくコイルを巻回するコアであってもよい。
1:実施形態の回転機の積層巻きコア
2、2A、2B、2E、2F:ユニットコイル
21:永久磁石取付孔 22:貫通孔 23:凸部 24:凹部
25:切欠凹部 26:半抜き突き出し部 2Z:当接面位置
3:ユニットコア列 31:接続部分
4:調整用ユニットコア
41:切断ユニットコア 42:1極分ユニットコア 43:2極分ユニットコア
61:永久磁石 62、63:エンドプレート 64:スリーブ
7:電動機
8:ステータ
81:ステータ取付枠 82:ステータコア 83:ステータコイル
84:制御回路
9:ロータ
91:ロータ保持枠 92:回転軸
T:所定厚さ θS:巻き始めの回転位相 θF:巻き終わりの回転位相
CT1、CT2:切断線

Claims (5)

  1. 円筒状で総磁極数がn極(nは2の倍数)からなり、ユニット磁極数をm極(mはnの約数以外でnより小さく3以上の自然数)とした薄板円弧状のユニットコアを周方向に並べながらスパイラル状に積層巻きし、積層巻き軸方向の積層厚さを所定厚さとした回転機の積層巻きコアであって、
    ユニット磁極数がm極よりも少ない薄板円弧状の調整用ユニットコアを、積層巻きの最初および最後のユニットコアの少なくとも一方の周方向に並べることにより、積層巻きの巻き始めと巻き終わりの回転位相を揃えたことを特徴とする回転機の積層巻きコア。
  2. 円筒状で総磁極数がn極(nは2の倍数)からなり、ユニット磁極数をm極(mはnの約数以外でnより小さく3以上の自然数)とした薄板円弧状のユニットコアを周方向に並べながらスパイラル状に積層巻きし、積層巻き軸方向の積層厚さを所定厚さとした回転機の積層巻きコアの製造方法であって、
    多数の前記ユニットコアを作成するユニットコア作成工程と、
    前記ユニットコアを周方向に並べながらスパイラル状に積層巻きする積層巻き工程と、
    前記積層厚さが前記所定厚さに達したときに必要に応じて、ユニット磁極数がm極よりも少ない薄板円弧状の調整用ユニットコアにより、積層巻きの巻き始めと巻き終わりの回転位相を揃える位相調整工程と、
    を有することを特徴とする回転機の積層巻きコアの製造方法。
  3. 請求項2において、前記位相調整工程で、積層巻きの最後でかつ巻き始めの回転位相を跨ぐユニットコアを前記巻き始めの回転位相の位置で切断して前記調整用ユニットコアとすることを特徴とする回転機の積層巻きコアの製造方法。
  4. 請求項2において、前記位相調整工程に先立ち前記調整用ユニットコアを作成する調整コア作成工程を有し、
    前記位相調整工程で、予め作成しておいた前記調整用ユニットコアを積層巻きの最後のユニットコアの周方向に並べることを特徴とする回転機の積層巻きコアの製造方法。
  5. 請求項2〜4のいずれか一項において、前記ユニットコア作成工程で複数の前記ユニットコアの相互間が外周の一部で連結されたユニットコア列を作成し、前記積層巻き工程で前記ユニットコア列を積層巻きすることを特徴とする回転機の積層巻きコアの製造方法。
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