JP2011150950A - プロジェクタ型前照灯及びシェード - Google Patents
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Abstract
【解決手段】プロジェクタ型前照灯1のシェード40は、投影レンズ30とリフレクタ20との間に配置され、光軸Ax又はその近傍において左右方向に延びる上縁61を有する中央遮光部60と、中央遮光部60の左側に設けられ、左右方向に延びる上縁71を有する左遮光部70と、中央遮光部60の右側に設けられ、左右方向に延びる上縁81を有する右遮光部80と、を備える。左遮光部70が中央遮光部60に対して左右に揺動可能に設けられている。右遮光部80が中央遮光部60に対して左右に揺動可能に設けられている。
【選択図】図2
Description
そこで、本発明が解決しようとする課題は、車体のバンク時に右又は左の前方が暗くなることを防止するとともに、車体のバンク前後で配光パターンの照射範囲の広がり具合や照度分布等の変化を抑えられるようにすることである。
一方、車体が左にバンクしたら、後ろから見て、中央遮光部の上縁が水平面に対して左下りに傾斜する。その際、右遮光部が中央遮光部に対して振り下げ状態に揺動すると、右遮光部の上縁は、中央遮光部の上縁に対しては右下りに傾斜するが、水平面に対してはほぼ平行を保つ。そのため、右遮光部によって遮光される範囲が狭くなり、左遠方を照らすことができる。
また、車体が左又は右にバンクしたら、中央遮光部が投影レンズ、リフレクタ及び光源とともに左又は右に傾くから、これらの基本的な位置関係等に変化が生じない。そのため、基本的な配光パターンの照射範囲の広がり具合や照度分布等が車体のバンク前後で変化しないようにすることができる。
また、以下の説明において、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」は、それぞれ、プロジェクタ型前照灯が装備された二輪車の「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」である。従って、後ろから前に向かって見て、左右の向きを定める。
右遮光板80は、上縁81を有する。この上縁81は、前から光軸Axの方向に見て直線状に形成されているとともに、光軸Axの右方において左右方向に延びている。
右遮光板80の左端部の下側には、錘92が右遮光部80から垂下するように取り付けられている。右遮光板80の上縁81がストッパ54に当接している状態では、錘92が回転軸82の真下に位置している。
二輪車が直線走行している時には、車体が立っており、中央遮光板60の上縁61が水平になっている。そのような直線走行状態では、錘91に働く重力によって、左遮光板70がストッパ53に当接し、左遮光板70の上縁71が水平になって中央遮光板60の上縁61に揃っている。右遮光板80の上縁81も水平になって中央遮光板60の上縁61に揃っている。そのため、図4に示すように、プロジェクタ型前照灯1から前方に所定距離離れた仮想スクリーンには、H線(H線とは、光軸Axを通る水平面と仮想スクリーンとの交線である。)に沿ったカットオフライン(明暗境界線)C1を明部の上縁に有するすれ違い走行用配光パターンP1が形成される。
上記実施形態では、中央遮光板60の左右一部が遮光板70,80の空洞73,83に挿入されていたが、中央遮光板60の左右一部が遮光板70,80の前又は後ろに重なるようにしてこれら遮光板60,70,80が連結されていてもよい。
上記実施形態では、中央遮光板60が枠体50に固定されていたが、中央遮光板60が上述のように立った状態から後ろ又は前に倒れるように中央遮光板60がスイング可能に枠体50に連結されていてもよい。中央遮光板60がソレノイド等の駆動源によって後ろ又は前に倒れると、遮光板70,80が中央遮光板60と一体となって倒れる。これら遮光板60,70,80が倒れると、反射面21による反射光が遮光板60,70,80によって遮光されないから、ハイビーム用の配光パターンが形成される。
上記実施形態では、左遮光板70が錘91によって中央遮光板60に対して相対的に回転するようになっていたが、左遮光板70がアクチュエータ(例えば、モータ、ソレノイド等)によって回転するようになっていてもよい。この場合、車体のバンク角度が検出器(例えば、ジャイロ、傾斜計等)によって検出され、その検出角度が制御回路に出力され、制御回路が入力した検出角度に応じてアクチュエータを制御することによって、左遮光板70の上縁71が略水平に維持される。右遮光板80についても同様である。
上記実施形態では、左遮光板70が中央遮光板60に連結されていたが、左遮光板70が枠体50に連結されていてもよい。その場合、左遮光板70と枠体50の連結位置は上述の回転軸72と同じ位置であり、左遮光板70はその連結位置を中心にして上下に揺動可能に設けられている。右遮光板80についても同様である。
上記実施形態では、バルブである光源10が光軸Ax方向(前後方向)を長手方向として配置されていたが、光源10の長手方向が光軸Axに対して交差するように光源10が配置されていてもよい。例えば、光源10の長手方向が左右方向になるように、光源10が横置きに配置されていてもよい。
10 光源
20 リフレクタ
21 反射面
22 装着孔
30 投影レンズ
40 シェード
50 枠体
53 ストッパ(第1のストッパ)
54 ストッパ(第2のストッパ)
60 中央遮光板(中央遮光部)
70 左遮光板(左遮光部)
80 右遮光板(右遮光部)
61、71、81 上縁
72、82 回転軸
91 錘(第1の錘)
92 錘(第2の錘)
Claims (6)
- 光源と、
前記光源からの光を前方に反射させるリフレクタと、
前記リフレクタからの反射光を前方に投影する投影レンズと、
前記リフレクタから前記投影レンズに向かう反射光の一部を遮光して、明暗境界線を有する配光パターンを形成するシェードと、を備え、
前記シェードが、
前記投影レンズと前記リフレクタとの間に配置され、前記投影レンズの光軸又はその近傍において左右方向に延びる上縁を有する中央遮光部と、
前記中央遮光部の左側に設けられ、左右方向に延びる上縁を有する左遮光部と、
前記中央遮光部の右側に設けられ、左右方向に延びる上縁を有する右遮光部と、を有し、
前記左遮光部はその上縁が前記中央遮光部の上縁に揃った振り上げ状態と、その上縁が前記中央遮光部の上縁に対して左下りに傾斜した振り下げ状態とに揺動可能に設けられ、
前記右遮光部はその上縁が前記中央遮光部の上縁に揃った振り上げ状態と、その上縁が前記中央遮光部の上縁に対して右下りに傾斜した振り下げ状態とに揺動可能に設けられていることを特徴とするプロジェクタ型前照灯。 - 前記シェードが、前記左遮光部の上縁が前記中央遮光部の上縁に揃った状態において前記左遮光部の上から前記左遮光部に当接する第1のストッパを更に有することを特徴とする請求項1に記載のプロジェクタ型前照灯。
- 前記シェードが、前記左遮光部に設けられた第1の錘を更に有することを特徴とする請求項1又は2に記載のプロジェクタ型前照灯。
- 前記シェードが、前記右遮光部の上縁が前記中央遮光部の上縁に揃った状態において前記右遮光部の上から前記右遮光部に当接する第2のストッパを更に有することを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載のプロジェクタ型前照灯。
- 前記シェードが、前記右遮光部に設けられた第2の錘を更に有することを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載のプロジェクタ型前照灯。
- プロジェクタ型前照灯の投影レンズの後方に配置されたリフレクタから前記投影レンズに向かう反射光の一部を遮光して、明暗境界線を有する配光パターンを形成するシェードであって、
前記投影レンズと前記リフレクタとの間に配置され、前記投影レンズの光軸又はその近傍において左右方向に延びる上縁を有する中央遮光部と、
前記中央遮光部の左側に設けられ、左右方向に延びる上縁を有する左遮光部と、
前記中央遮光部の右側に設けられ、左右方向に延びる上縁を有する右遮光部と、を備え、
前記左遮光部はその上縁が前記中央遮光部の上縁に揃った振り上げ状態と、その上縁が前記中央遮光部の上縁に対して左下りに傾斜した振り下げ状態とに揺動可能に設けられ、
前記右遮光部はその上縁が前記中央遮光部の上縁に揃った振り上げ状態と、その上縁が前記中央遮光部の上縁に対して右下りに傾斜した振り下げ状態とに揺動可能に設けられていることを特徴とするシェード。
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2010
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