JP2011150399A - 保守システム、保守端末、復旧作業支援方法および復旧作業支援用プログラム - Google Patents

保守システム、保守端末、復旧作業支援方法および復旧作業支援用プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2011150399A
JP2011150399A JP2010008981A JP2010008981A JP2011150399A JP 2011150399 A JP2011150399 A JP 2011150399A JP 2010008981 A JP2010008981 A JP 2010008981A JP 2010008981 A JP2010008981 A JP 2010008981A JP 2011150399 A JP2011150399 A JP 2011150399A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
worker
terminal
maintenance
failure
computer system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010008981A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakazu Isomura
政和 磯村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2010008981A priority Critical patent/JP2011150399A/ja
Publication of JP2011150399A publication Critical patent/JP2011150399A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】作業員単独でコンピュータシステムの復旧作業を円滑に行うことができる保守システム、保守端末、復旧作業支援方法および復旧作業支援用プログラムを提供することを目的とする。
【解決手段】保守システムは、作業員が携帯可能な作業員端末22と、コンピュータシステム21を遠隔保守するための保守端末23とを備えている。保守端末23は、コンピュータシステム21に障害が発生した場合に、障害通報及びログを受信すると、ログを自動的に解析し、解析した結果にもとづいて障害要因を抽出し、抽出した障害要因を復旧させるための復旧手順を算出し、算出した復旧手順を作業員端末22に送信する。作業員端末22は、保守端末23が送信した復旧手順を受信すると、受信した復旧手順を作業員に報知する。
【選択図】図4

Description

本発明は、コンピュータシステムの障害の復旧作業を支援するための保守システム、保守端末、復旧作業支援方法および復旧作業支援用プログラムに関する。
一般に、コンピュータシステムに障害が発生した場合、作業員が障害の発生地点に出向いてコールセンタの技術者(コールセンタ対応員)の指示に従いコンピュータシステムの復旧作業を行う。
図5は、一般的なコールセンタを含む保守システムのネットワーク構成を示す説明図である。図5に示すコールセンタを含む保守システムにおいて、コールセンタとは別の場所(以下、現地という。)に、サーバなどのコンピュータシステム1Aと監視カメラ11とが設置されている。また、コールセンタに、コンピュータシステム1Aをリモート保守(遠隔保守)するための保守端末2Aと、コールセンタの対応員である技術者Bが操作するためのディスプレイ14とが設置されている。そして、保守端末2Aは、コンピュータシステム1Aおよび監視カメラ11と専用ネットワーク6を介して接続されている。
コンピュータシステムに障害が発生すると、コンピュータシステム1Aは、障害発生を知らせる通報とともに、ログ(コンピュータシステム1Aの活動によって自動的に生成されるログファイル)を専用ネットワーク6を介してコールセンタの保守端末2Aに送信する。保守端末2Aがコンピュータシステム1Aからの通報を受けると、コールセンタの技術者Bは、ログを解析して障害の原因を調査するとともに、携帯電話機12を携帯した作業員Aを現地に向かわせる。そして、技術者Bは、携帯電話機12,13による現地の作業員Aとの電話連絡や、保守端末2Aからのコンピュータシステム1Aの状況の確認を行った後、作業員Aに復旧作業の指示を出す。作業員Aが技術者Bからの指示に従って復旧作業を行っている間、技術者Bは、監視カメラ11からの映像で作業員Aの作業を確認する。作業員Aは、コンピュータシステム1Aの故障個所の修理、または部品の交換などを行う。
しかし、上記のような復旧作業において、作業員Aの技量に個人差があること、コールセンタから現地のコンピュータシステム1Aの状況を細かくヒアリングすることが難しく、正確な状況内容を入手し難いことから、復旧作業に時間を要することが少なくない状況であった。また、復旧作業時に作業員Aによる作業ミスが発生することもあった。
上記のような復旧作業を円滑に行うための技術が下記の特許文献1や特許文献2において提案されている。特許文献1にはプラントの保守作業を支援するための保守作業支援システムが記載されている。この保守作業支援システムは、プラントの運転制御を行う制御室のサーバから、プラントの計器から取り込んだ状態信号等を、プラントの保守作業を行う作業員が所持する携帯端末(データ表示装置を備えたウェアラブルコンピュータ)に送信し、携帯端末のデータ表示画面に現在のプラントの状態信号を表示させるものである。
また、特許文献2には保守作業を支援するための保守作業支援システムが記載されている。この保守作業支援システムは、作業者が携帯可能な作業者端末(ウェアラブルコンピュータ)と、作業者の作業現場から離れた場所に設置された中央制御装置とを備え、作業者端末は、中央制御装置と通信し、作業手順または作業指示の情報を受信し、その情報を作業者端末の表示部(ヘッドマウントディスプレイ)に表示するものである。
特開2004−30492号公報(段落0009、図2) 特開2004−102727号公報(段落0028−0040、図1、図3)
以上のように、特許文献1,2に記載された保守作業支援システムでは、作業員に携帯可能な端末(ウェアラブルコンピュータ)を所持させ、サーバから作業員の端末に対して復旧作業に必要な情報を送信し、作業員の端末が受信した情報を表示部に表示することにより、作業員の復旧作業を支援する。しかし、コンピュータシステムの障害発生の復旧作業において上記の保守作業支援システムを適用した場合、コールセンタから現地のコンピュータシステムの状況をユーザへ細かくヒアリングする対応や、コンピュータシステムから通報されるログを確認する対応、現地で作業員が復旧作業の手順を理解できなかったり間違ったりした場合の作業員からの問い合わせ対応等、障害の復旧作業を行う際に作業員以外のコールセンタの対応員が関わる必要があり、作業員単独で復旧作業を行うことができないという課題がある。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、作業員単独でコンピュータシステムの復旧作業を円滑に行うことができる保守システム、保守端末、復旧作業支援方法および復旧作業支援用プログラムを提供することを目的とする。
以上の目的を達成するため、本発明による保守システムは、作業員が携帯可能な作業員端末と、コンピュータシステムを遠隔保守するための保守端末とを備え、保守端末は、コンピュータシステムに障害が発生した場合に、コンピュータシステムから送信された障害通報及びログを受信すると、当該ログを自動的に解析する自動ログ解析部と、自動ログ解析部が解析した結果にもとづいて障害要因を抽出し、抽出した障害要因を復旧させるための復旧手順を算出し、算出した復旧手順を作業員端末に送信する復旧手順算出部とを含み、作業員端末は、復旧手順算出部が送信した復旧手順を受信すると、受信した復旧手順を作業員に報知する報知部を含むことを特徴とする。
本発明による保守端末は、コンピュータシステムに障害が発生した場合に、コンピュータシステムから送信される障害通報及びログを受信すると、当該ログを自動的に解析する自動ログ解析部と、自動ログ解析部が解析した結果にもとづいて障害要因を抽出し、抽出した障害要因を作業員に復旧させるための復旧手順を算出し、算出した復旧手順を作業員が携帯する作業員端末により当該作業員が認識可能に報知させるために、復旧手順を当該作業員端末に送信する復旧手順算出部とを備えたことを特徴とする。
本発明による復旧作業支援方法は、コンピュータシステムに障害が発生した場合に、コンピュータシステムから送信される障害通報及びログを受信すると、当該ログを自動的に解析する自動ログ解析ステップと、当該自動ログ解析ステップにて解析した結果にもとづいて障害要因を抽出し、抽出した障害要因を作業員に復旧させるための復旧手順を算出し、算出した復旧手順を作業員が携帯する作業員端末により当該作業員が認識可能に報知させるために、復旧手順を当該作業員端末に送信する復旧手順算出ステップとを実行することを特徴とする。
本発明による復旧作業支援用プログラムは、コンピュータシステムに障害が発生した場合に、コンピュータシステムから送信される障害通報及びログを受信すると、当該ログを自動的に解析する自動ログ解析処理と、当該自動ログ解析処理にて解析した結果にもとづいて障害要因を抽出し、抽出した障害要因を作業員に復旧させるための復旧手順を算出し、算出した復旧手順を作業員が携帯する作業員端末により当該作業員が認識可能に報知させるために、復旧手順を当該作業員端末に送信する復旧手順算出処理とを保守端末に実行させることを特徴とする。
本発明によれば、作業員単独でコンピュータシステムの復旧作業を円滑に行うことができる。
本発明による保守システムのネットワーク構成を示す説明図である。 本発明による保守システムの構成を示すブロック図である。 本発明による保守システムの動作を説明するためのフローチャートである。 本発明による保守システムの主要部を示すブロック図である。 一般的なコールセンタを含む保守システムのネットワーク構成を示す説明図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明によるコールセンタを含む保守システムのネットワーク構成を示す説明図である。図1に示すように、コールセンタとは別の場所(以下、現地という。)に、ユーザ(顧客)にサービスを提供するサーバなどのコンピュータシステム1が設置されている。また、コールセンタに、コンピュータシステム1をリモート保守(遠隔保守)するためのサーバなどの保守端末2が設置されている。コンピュータシステム1と保守端末2は専用ネットワーク6を介して通信可能に接続されている。
また、図1に示すように、作業員Aがコンピュータシステム1の障害の発生時に復旧作業を行う際に、作業員Aは携帯可能な小型端末3(ウェアラブルコンピュータ、ウェアラブル端末)を装着するとともに、ヘッドマウントディスプレイ(略してHMDともいう)4を装着する。小型端末3およびヘッドマウントディスプレイ4は、Bluetooth(登録商標)や無線LANなどによる通信機能を備えている。また、保守端末2と小型端末3との間は、現地の無線ネットワーク(汎用の無線ネットワーク)および専用ネットワーク6を介して移動通信(無線通信)可能に構成されている。
図2は、本発明による保守システムの構成を示すブロック図である。図2に示す保守システムにおいて、コンピュータシステム1は、ユーザ(顧客)にサービスを提供するサーバなどである。小型端末3は、ヘッドマウントディスプレイ4との間のBluetooth(登録商標)や無線LANなどによる通信機能、および保守端末2との間の移動通信機能を備えた端末であって、作業員Aが携帯可能(例えば小型で作業員Aの腰などに装着可能)に構成されている。ヘッドマウントディスプレイ4は、頭部に装着するディスプレイである。ヘッドマウントディスプレイ4は、小型端末3との間のBluetooth(登録商標)や無線LANなどによる通信機能を有している。また、ヘッドマウントディスプレイ4は、作業員Aの視線の映像を撮影するカメラ4A、作業員Aの現在位置を調べるGPS4B、および作業員Aの音声を集音するマイクロフォン4Cを有している。
保守端末2は、コンピュータシステム1をリモート保守(遠隔保守)するためのサーバなどである。保守端末2は、専用ネットワーク6を通じてのコンピュータシステム1との間の通信機能、および小型端末3との間の移動通信機能を備えている。保守端末2は、小型端末3からの通報を受け付ける通報受付手段2Aと、小型端末3から通報とともに受け取った障害ログを自動的に解析する自動ログ解析手段2Bと、自動ログ解析手段2Bが解析した結果にもとづいて障害要因を切り分け(抽出し)、切り分けた障害要因から障害の解決手段としての復旧作業の手順を算出し、障害要因および復旧作業手順を小型端末3に送信(転送)する切り分け・復旧手順算出手段2Cと、ヘッドマウントディスプレイ4のカメラ4Aが撮影した映像データを小型端末3から受信した場合に、受信した映像データにもとづいて作業員Aの作業内容(例えば手の動き)を認識し、指示した復旧作業手順に従って復旧作業が行われているか否かを判定する作業手順正誤判定手段2Dとを含む。
なお、保守端末2における通報受付手段2A、自動ログ解析手段2B、切り分け・復旧手順算出手段2Cおよび作業手順正誤判定手段2Dを小型端末3に搭載するように構成してもよい。
次に、図3を参照して、本発明による保守システムの動作について説明する。
図3は、本発明による保守システムの動作を説明するためのフローチャートである。コンピュータシステム1に障害が発生したとき(ステップS1)、コンピュータシステム1は、障害通報と障害ログを現地の無線ネットワークを介して小型端末3に送信するとともに、専用ネットワーク6を介してコールセンタにある保守端末2に発信する(ステップS2)。ここで、障害ログとして、例えば、ハードウエアの物理的状況、ハードウエア認識の有効・無効の状況、OSの動作状況、リソース状況(メモリ利用率、ハードディスク利用率等)、ユーザ認証の成功・失敗状況、サービスへのアクセス記録やエラー状況などがあげられる。ログは常時あるいは定期的にコンピュータシステム1によって記録される。
コールセンタ(リモート保守地点)S2の保守端末2において、通報受付手段2Aは障害通報を受信すると、ヘッドマウントディスプレイ4に内蔵されたGPS4Bからの現在位置情報を取得し、取得した現在位置情報を元に、障害発生地点S1の最も近くに位置するか、または他の作業員よりも早く障害発生地点S1に駆けつけることが可能な作業員Aの小型端末3に、障害発生地点S1の現在位置情報および障害発生地点S1への急行の指示を送信して、作業員Aに障害発生地点S1に急行させる(ステップS3)。小型端末3は、障害発生地点S1の現在位置情報および障害発生地点S1への急行の指示を受信すると、これらの情報をBluetoothや無線LANなどによる通信を用いてヘッドマウントディスプレイ4に送信し、ヘッドマウントディスプレイ4(の表示部)に障害発生地点S1の現在位置および障害発生地点S1への急行の指示を投影させる(ステップS4)。 また、保守端末2において、自動ログ解析手段2Bは、通報受付手段2Aが受信した障害ログを受け取ると、受け取った障害ログを自動的に解析する(ステップS5)。そして、切り分け・復旧手順算出手段2Cは、自動ログ解析手段2Bが解析した結果にもとづいて障害要因を切り分け(抽出し)、切り分けた障害要因から障害の解決手段としての復旧作業の手順を算出する(ステップS6)。また、切り分け・復旧手順算出手段2Cは、障害要因および復旧作業手順の情報を小型端末3に送信(転送)する(ステップS7)。
小型端末3が保守端末2からの障害要因および復旧作業手順の情報を受信すると、それらの情報をヘッドマウントディスプレイ4に送信し、ヘッドマウントディスプレイ4(の表示部)に障害要因および復旧作業手順を投影させる(ステップS8)。作業員Aは、ヘッドマウントディスプレイ4に投影された情報により障害要因を認識するとともに、復旧作業手順に従ってコンピュータシステム1の障害の復旧作業を開始する。作業員Aが復旧作業を行っているとき、その作業内容(作業員Aが作業している手の動きなど)をカメラ4Aにて撮影し、撮影した映像データを保守端末2に送信する(ステップS9)。
保守端末2において、作業手順正誤判定手段2Dは、ヘッドマウントディスプレイ4のカメラ4Aが撮影した映像データを小型端末3から受信すると、受信した映像データにもとづいて作業員Aの作業内容(例えば手の動き)を認識し、認識した作業内容とステップS7にて指示した復旧作業手順に応じた作業内容とを比較して正しいか間違っているか(指示した復旧作業手順に従って復旧作業が行われているか否か)を判定する(ステップS10)。なお、復旧作業手順が複数ある場合には、各手順毎の作業内容に対して上記の判定を行う。作業手順正誤判定手段2Dは、作業員Aが行う作業内容が正しい場合は正しい旨を示す情報(正誤情報のうちの正情報)を小型端末3に送信し、作業内容が間違っている場合は間違っている旨の情報(正誤情報のうちの誤情報)を小型端末3に送信する(ステップS11)。小型端末3が保守端末2からの正誤情報を受信すると、その正誤情報をヘッドマウントディスプレイ4に送信し、ヘッドマウントディスプレイ4(の表示部)に、作業内容が正しい場合は例えば「○」を、作業内容が間違っている場合は例えば「×」を投影させる(ステップS12)。作業者Aは、作業内容が正しい場合は次の手順を実施し、作業内容が間違っている場合は再度同じ手順(作業内容)を修正して実施する。
以上のように、この実施形態では、保守端末2は、コンピュータシステム1からの障害通報を受け付けると、コンピュータシステム1から通報とともに受け取った障害ログを自動的に解析し、解析した結果にもとづいて障害要因を切り分け(抽出し)、切り分けた障害要因から復旧作業手順を算出し、障害要因および復旧作業手順を小型端末3に送信し、小型端末3は、受信した障害要因および復旧作業手順をヘッドマウントディスプレイ4に送信して表示部に投影(表示)させるように構成しているので、コールセンタの対応員が不要となり、作業員Aが単独でコンピュータシステムの復旧作業を円滑に行うことができる。
また、保守端末2が、ヘッドマウントディスプレイ4のカメラ4Aが撮影した作業内容の映像データを小型端末3から受信すると、受信した映像データにもとづいて作業員Aの作業内容(例えば手の動き)を認識し、指示した復旧作業手順に従って復旧作業が行われているか否かを判定するように構成されているので、作業員Aは作業内容が間違ったかどうかを直ちに認識することができ、障害復旧作業の精度を向上させることができるとともに、復旧作業に要する時間を短縮することができ、その結果、復旧作業の作業効率を向上させることができる。また、保守端末2が自動的に作業内容の正誤判定を行うので、コールセンタの対応員(技術員)に頼ることなく、作業員Aが容易に作業内容の正誤を認識して修正することができるようになる。
また、保守端末2が、障害通報を受信すると、ヘッドマウントディスプレイ4に内蔵されたGPS4Bからの現在位置情報を元に障害発生地点S1に一番近い、または早く駆けつけることが可能な作業員Aの小型端末3に障害発生地点S1の現在位置情報および障害発生地点S1への急行の指示を送信して、作業員Aに障害発生地点S1に急行させるように構成されているので、複数の作業員Aが同じ障害発生地点に急行してしまうようなことを防止することができる。
また、ヘッドマウントディスプレイ4を用いて復旧作業手順などの情報を作業員Aに認識させるので、作業員Aは容易かる確実に情報を把握することができる。
なお、上記の実施形態では、マイクロフォン4Cを復旧作業に用いていないが、他の作業員Aとの連絡などに用いることが可能である。また、保守端末2に音声認識機能を設け、マイクロフォン4Cが集音した作業員Aの声を認識できるようにすることにより、作業員Aの音声による作業内容に関する質問を受け付け、その質問内容に答えるようにしてもよい。さらに、上記の実施の形態では、ヘッドマウントディスプレイ4を用いて保守端末2からの情報を投影するようにしていたが、そのような構成に限らず、保守端末2が小型端末3に音声情報を送信し、小型端末3がスピーカからの音声により復旧作業手順を作業員Aに指示するようにしてもよい。
また、上記の実施形態では、保守端末2が設置されているコールセンタに技術者がいなくてもよいので、コールセンタの代わりにリモート保守地点(図2のS2)ともいう。なお、何らかの処理・作業のためにリモート保守地点に技術員がいてもよい。
次に、本発明による保守システムの主要部を説明する。図4は、本発明による保守システムの主要部を示すブロック図である。図4に示す保守システムでは、作業員が携帯可能な作業員端末22と、コンピュータシステム21を遠隔保守するための保守端末23とを備え、保守端末23は、コンピュータシステム21に障害が発生した場合に、コンピュータシステム21から送信された障害通報及びログを受信すると、ログを自動的に解析する自動ログ解析部23Aと、自動ログ解析部23Aが解析した結果にもとづいて障害要因を抽出し、抽出した障害要因を復旧させるための復旧手順を算出し、算出した復旧手順を作業員端末22に送信する復旧手順算出部23Bとを含み、作業員端末22は、復旧手順算出部23Bが送信した復旧手順を受信すると、受信した復旧手順を作業員に報知する報知部22A(例えばヘッドマウントディスプレイ4、音声出力装置など;報知部22Aは作業員端末22に含まれる構成とされているが、報知部と作業員端末22が別構成となっていてもよい。)を含む構成とされている。
本発明は、コンピュータシステムの障害復旧作業を支援するための保守システムに適用される。
1 コンピュータシステム
2 保守端末
2A 通報受付手段
2B 自動ログ解析手段
2C 切り分け・復旧手順算出手段
2D 作業手順正誤判定手段
3 小型端末
4 ヘッドマウントディスプレイ
4A カメラ
4B GPS
6 専用ネットワーク
21 コンピュータシステム
22 作業員端末
22A 報知部
23 保守端末
23A 自動ログ解析部
23B 復旧手順算出部

Claims (8)

  1. 障害が発生した場合に障害通報及びログを送信するコンピュータシステムと、
    作業員が携帯可能な作業員端末と、
    前記コンピュータシステムを遠隔保守するための保守端末とを備え、
    前記保守端末は、
    前記コンピュータシステムに障害が発生した場合に、前記コンピュータシステムから送信された前記障害通報及び前記ログを受信すると、当該ログを自動的に解析する自働ログ解析部と、
    当該自働ログ解析部が解析した結果にもとづいて障害要因を抽出し、抽出した障害要因を復旧させるための復旧手順を算出し、算出した前記復旧手順を前記作業員端末に送信する復旧手順算出部とを含み、
    前記作業員端末は、前記復旧手順算出部が送信した復旧手順を受信すると、受信した復旧手順を特定方法により前記作業員に報知する報知部を含む
    ことを特徴とする保守システム。
  2. 作業員端末は、
    作業員が復旧手順に従って作業を行っているときの作業内容を撮影する撮影部と、
    当該撮影部が撮影した映像データを保守端末に送信する映像データ送信部とを含み、
    前記保守端末は、前記撮影部が撮影した映像データにもとづいて前記作業員が前記復旧手順に従って作業を行っているか否かを判定し、判定結果を前記作業員端末に送信する正誤判定部を含み、
    前記報知部は、前記正誤判定手段が送信した判定結果を受信すると、受信した判定結果を特定方法により前記作業員に報知する
    請求項1記載の保守システム。
  3. 作業員端末は、GPS機能を有し、
    保守端末は、障害通報を受信すると、前記作業員端末の前記GPS機能からの現在位置情報を取得し、取得した現在位置情報をもとに障害が発生したコンピュータシステムの位置に最も近いまたは早く行くことが可能な作業員の前記作業員端末を認識し、認識した前記作業員端末に対して前記コンピュータシステムの位置情報を送信する位置情報通知部を含む
    請求項1または請求項2記載の保守システム。
  4. 報知部は、ヘッドマウントディスプレイである
    請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の保守システム。
  5. 作業員端末は、無線ネットワークを介して保守端末と通信可能である
    請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載の保守システム。
  6. コンピュータシステムに障害が発生した場合に、前記コンピュータシステムから送信される障害通報及びログを受信すると、当該ログを自動的に解析する自働ログ解析部と、
    当該自働ログ解析部が解析した結果にもとづいて障害要因を抽出し、抽出した障害要因を作業員に復旧させるための復旧手順を算出し、算出した前記復旧手順を前記作業員が携帯する作業員端末により当該作業員が認識可能に報知させるために、前記復旧手順を当該作業員端末に送信する復旧手順算出部とを備えた
    ことを特徴とする保守端末。
  7. コンピュータシステムに障害が発生した場合に、前記コンピュータシステムから送信される障害通報及びログを受信すると、当該ログを自動的に解析する自働ログ解析ステップと、
    当該自働ログ解析ステップにて解析した結果にもとづいて障害要因を抽出し、抽出した障害要因を作業員に復旧させるための復旧手順を算出し、算出した前記復旧手順を前記作業員が携帯する作業員端末により当該作業員が認識可能に報知させるために、前記復旧手順を当該作業員端末に送信する復旧手順算出ステップとを実行する
    ことを特徴とする復旧作業支援方法。
  8. コンピュータシステムに障害が発生した場合に、前記コンピュータシステムから送信される障害通報及びログを受信すると、当該ログを自動的に解析する自働ログ解析処理と、
    当該自働ログ解析処理にて解析した結果にもとづいて障害要因を抽出し、抽出した障害要因を作業員に復旧させるための復旧手順を算出し、算出した前記復旧手順を前記作業員が携帯する作業員端末により当該作業員が認識可能に報知させるために、前記復旧手順を当該作業員端末に送信する復旧手順算出処理と
    を保守端末に実行させる復旧作業支援用プログラム。
JP2010008981A 2010-01-19 2010-01-19 保守システム、保守端末、復旧作業支援方法および復旧作業支援用プログラム Pending JP2011150399A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010008981A JP2011150399A (ja) 2010-01-19 2010-01-19 保守システム、保守端末、復旧作業支援方法および復旧作業支援用プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010008981A JP2011150399A (ja) 2010-01-19 2010-01-19 保守システム、保守端末、復旧作業支援方法および復旧作業支援用プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011150399A true JP2011150399A (ja) 2011-08-04

Family

ID=44537343

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010008981A Pending JP2011150399A (ja) 2010-01-19 2010-01-19 保守システム、保守端末、復旧作業支援方法および復旧作業支援用プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011150399A (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101388128B1 (ko) * 2013-03-20 2014-05-20 주식회사 피피아이 스마트폰을 이용한 다채널 광선로의 고속 장애 통보 및 장애지점 안내 시스템 및 그 방법
WO2017199336A1 (ja) * 2016-05-17 2017-11-23 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 保守管理装置、保守管理システム及びプログラム
JP2017228271A (ja) * 2016-06-17 2017-12-28 株式会社リコー 情報処理システム、機器、プログラム及び情報処理装置
JP2018049516A (ja) * 2016-09-23 2018-03-29 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 調整作業支援システム
JP2018082220A (ja) * 2016-11-14 2018-05-24 コニカミノルタ株式会社 画像処理システム、携帯端末装置及びプログラム
WO2018100878A1 (ja) * 2016-11-30 2018-06-07 ソニー株式会社 提示制御装置、提示制御方法およびプログラム
JP2018128960A (ja) * 2017-02-10 2018-08-16 ローレルバンクマシン株式会社 貨幣処理システム
JP2018165854A (ja) * 2017-03-28 2018-10-25 日本電気株式会社 故障部品交換支援方法
WO2020213408A1 (ja) * 2019-04-17 2020-10-22 日本電信電話株式会社 危険予知方法及び危険予知装置
WO2020246295A1 (ja) * 2019-06-06 2020-12-10 株式会社ベルシステム24ホールディングス 複合現実技術を用いたカスタマーサポート支援装置及び装着型情報処理端末
JP6837603B1 (ja) * 2019-03-22 2021-03-03 Sppテクノロジーズ株式会社 支援システム、支援方法及びプログラム
US11892822B2 (en) 2021-01-08 2024-02-06 Mitsubishi Electric Corporation Maintenance support system, maintenance support method and maintenance management server

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11249587A (ja) * 1998-02-27 1999-09-17 Shimadzu Corp 情報提供システム
JP2001306360A (ja) * 2000-04-27 2001-11-02 Nec Fielding Ltd コンピュータ障害対応自動化システムと障害対応自動化プログラムを記録した記録媒体
JP2004102727A (ja) * 2002-09-10 2004-04-02 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 作業支援システム
JP2004280443A (ja) * 2003-03-14 2004-10-07 Ricoh Co Ltd テレマーケティングを利用した業務活動支援システム、プログラム、及び記録媒体
JP2006343987A (ja) * 2005-06-08 2006-12-21 Nec Fielding Ltd 保守対象の保守支援システム、保守対象の保守支援方法、及び、保守対象の保守支援プログラム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11249587A (ja) * 1998-02-27 1999-09-17 Shimadzu Corp 情報提供システム
JP2001306360A (ja) * 2000-04-27 2001-11-02 Nec Fielding Ltd コンピュータ障害対応自動化システムと障害対応自動化プログラムを記録した記録媒体
JP2004102727A (ja) * 2002-09-10 2004-04-02 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 作業支援システム
JP2004280443A (ja) * 2003-03-14 2004-10-07 Ricoh Co Ltd テレマーケティングを利用した業務活動支援システム、プログラム、及び記録媒体
JP2006343987A (ja) * 2005-06-08 2006-12-21 Nec Fielding Ltd 保守対象の保守支援システム、保守対象の保守支援方法、及び、保守対象の保守支援プログラム

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101388128B1 (ko) * 2013-03-20 2014-05-20 주식회사 피피아이 스마트폰을 이용한 다채널 광선로의 고속 장애 통보 및 장애지점 안내 시스템 및 그 방법
WO2017199336A1 (ja) * 2016-05-17 2017-11-23 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 保守管理装置、保守管理システム及びプログラム
JPWO2017199336A1 (ja) * 2016-05-17 2018-09-20 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 保守管理装置、保守管理システム及びプログラム
JP2017228271A (ja) * 2016-06-17 2017-12-28 株式会社リコー 情報処理システム、機器、プログラム及び情報処理装置
JP2018049516A (ja) * 2016-09-23 2018-03-29 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 調整作業支援システム
JP2018082220A (ja) * 2016-11-14 2018-05-24 コニカミノルタ株式会社 画像処理システム、携帯端末装置及びプログラム
WO2018100878A1 (ja) * 2016-11-30 2018-06-07 ソニー株式会社 提示制御装置、提示制御方法およびプログラム
JP2018128960A (ja) * 2017-02-10 2018-08-16 ローレルバンクマシン株式会社 貨幣処理システム
JP2018165854A (ja) * 2017-03-28 2018-10-25 日本電気株式会社 故障部品交換支援方法
JP6837603B1 (ja) * 2019-03-22 2021-03-03 Sppテクノロジーズ株式会社 支援システム、支援方法及びプログラム
JPWO2020196276A1 (ja) * 2019-03-22 2021-10-21 Sppテクノロジーズ株式会社 保守支援システム、保守支援方法、プログラム及び加工画像の生成方法
WO2020213408A1 (ja) * 2019-04-17 2020-10-22 日本電信電話株式会社 危険予知方法及び危険予知装置
JP2020177380A (ja) * 2019-04-17 2020-10-29 日本電信電話株式会社 危険予知方法及び危険予知装置
JP7156152B2 (ja) 2019-04-17 2022-10-19 日本電信電話株式会社 危険予知方法及び危険予知装置
WO2020246295A1 (ja) * 2019-06-06 2020-12-10 株式会社ベルシステム24ホールディングス 複合現実技術を用いたカスタマーサポート支援装置及び装着型情報処理端末
JP2020201569A (ja) * 2019-06-06 2020-12-17 株式会社ベルシステム24ホールディングス 複合現実技術を用いたカスタマーサポート支援装置及び装着型情報処理端末
US11892822B2 (en) 2021-01-08 2024-02-06 Mitsubishi Electric Corporation Maintenance support system, maintenance support method and maintenance management server

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2011150399A (ja) 保守システム、保守端末、復旧作業支援方法および復旧作業支援用プログラム
JP7363942B2 (ja) プログラム、情報の伝達方法、コンピュータ可読記憶媒体および情報の伝達システム
JP6126778B2 (ja) 火災報知設備の支援システム
JP6655001B2 (ja) 故障対応支援サーバー及び故障対応支援方法
JP6422715B2 (ja) 警備システム及び警備方法
JP2013130901A (ja) 監視サーバおよびそれを用いたネットワーク機器復旧システム
JP6826322B2 (ja) 故障部品交換支援方法
JP2008123150A (ja) 障害復旧支援装置及び方法並びにプログラム
JP6731316B2 (ja) 通報受付システム及び通報受付方法
JP2002245188A (ja) 双方向型設備点検作業支援システム
JP2004086719A (ja) ネットワーク機器の保守システムおよび保守サービス提供方法
JP2018142169A (ja) 作業者状態把握装置、作業者状態把握システム及び作業者状態把握方法
Ruscelli et al. A medical tele-tutoring system for the Emergency Service
WO2019119022A1 (en) Augmented visual assistance system for assisting a person working at a remote workplace, method and headwear for use therewith
JP6322304B2 (ja) 火災報知設備の支援システム
JP5824332B2 (ja) 監視装置
JP5951860B1 (ja) メンテナンス支援システムおよびメンテナンス支援情報処理方法
JP2008042635A (ja) 装置管理サーバ、被管理装置、通信装置、記録媒体、装置復旧方法、装置復旧プログラム
WO2015117399A1 (zh) 一种业务处理系统中的信息显示方法及装置
JP4568121B2 (ja) 遠隔作業支援システム、遠隔作業支援方法及びプログラム
JP2003171071A (ja) 昇降機の故障復旧支援装置
JP5599685B2 (ja) 通報システムおよび通報方法
JP2004043142A (ja) 昇降機の故障復旧支援装置
JP5126138B2 (ja) ネットワーク管理システム及びプログラム
EP4369694A1 (en) Fixed terminal device, control method, and control program

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121205

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130918

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131001

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131126

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140218