JP2011149598A - 給湯器 - Google Patents

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Abstract

【課題】給湯器内の残湯や残熱を、従来よりも有効に利用可能な給湯器を提供すること。
【解決手段】利用者が給湯栓を操作して給湯器内を流れる水の流量(出湯量)を変化させた際、その流量が第二のしきい値以下となったまま所定時間が経過すれば(S115:YES)、バーナーの消火を行い(S120)、その後はS105へ戻ることにより、再び通水されるまで待機する(S105:NO)。一方、流量の変動パターンが所定の変動パターンで変動した場合には(S125:YES)、バーナーの消火を行い(S130)、その後は、流量が第二のしきい値以下となったまま所定時間が経過するまで待機する(S135:NO)。この状態になると、S105へ戻った場合とは異なり、再び通水されてもバーナーの点火が行われることはない。したがって、バーナーの再点火を行うことなく、給湯栓から残湯を放出することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、給湯器に関する。
従来、通水路内を流れる水の流量を流量センサーで検出し、検出された流量が第一のしきい値を上回った場合にバーナーの点火を行う一方、検出された流量が第二のしきい値を下回った場合にバーナーの消火を行う給湯器が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
このように構成された給湯器によれば、例えば、利用者が給湯栓の開栓・閉栓操作を行った際に、それらの操作に連動させてバーナーの点火・消火を行うことができる。
特開平5−196302号公報
しかしながら、上記のような給湯器において、利用者が給湯栓の閉栓操作を行った際には、給湯器内部(例えば、熱交換器から給湯栓に至る出湯路内)に湯が残留してしまうため、そのような残湯が有効に利用されないまま、熱エネルギーが無駄に系外(例えば、大気中)へ放出されてしまう、という問題があった。
また、バーナーの点火に伴って給湯器内部(例えば、内胴内に配置された配管等)は高温になるので、バーナーの消火後しばらくは、水の加熱に利用できる程度の熱が残留しているが、このような残熱についても、従来は単に系外へ放出されてしまっており、何ら有効利用が図られていなかった。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、その目的は、給湯器内の残湯や残熱を、従来よりも有効に利用可能な給湯器を提供することにある。
以下、本発明において採用した構成について説明する。
請求項1に記載の給湯器は、熱交換器と、前記熱交換器内へ水を供給可能な入水路と、前記熱交換器内の水を昇温させる加熱手段と、前記加熱手段での加熱によって得られた前記熱交換器内の湯を出湯箇所へと供給可能な出湯路と、前記入水路から前記熱交換器を経て前記出湯路に至る流路上で流量の変化を検出可能な流量検出手段と、前記流量検出手段により、前記流量があらかじめ定められた第一のしきい値以下である状態から前記第一のしきい値を上回る状態に変化したことを検出した場合に、前記加熱手段による加熱を開始させる加熱開始制御手段と、前記流量検出手段により、前記流量があらかじめ定められた第二のしきい値を上回る状態から前記第二のしきい値以下となる状態に変化したことを検出した場合に、前記加熱手段による加熱を停止させる第一加熱停止制御手段と、前記流量検出手段により、前記流量があらかじめ定められた変動パターンで変動したことを検出した場合に、当該変動後の流量が前記第二のしきい値以下とならない状態であっても、前記加熱手段による加熱を停止させる第二加熱停止制御手段とを備えたことを特徴とする。
このように構成された給湯器によれば、流量検出手段によって検出される流量が第一のしきい値を上回る状態に変化すれば、加熱手段による加熱が開始される。また、流量検出手段によって検出される流量が第二のしきい値以下になる状態に変化すれば、加熱手段による加熱が停止される。これにより、一般的な給湯器と同様に、出湯の開始及び停止を行うことができる。
しかも、この給湯器では、流量検出手段によって検出される流量があらかじめ定められた変動パターンで変動すれば、その流量が第二のしきい値以下とならない状態であっても、加熱手段による加熱が停止される。
そのため、流量があらかじめ定められた変動パターンで変動することになるような操作を、利用者が加熱手段の作動中に行えば、以降は、流量が第二のしきい値を上回る状態のまま、加熱手段による加熱を停止させることができる。
したがって、利用者は流量を調節するための操作を行うだけで、加熱手段による加熱を行うことなく流路内に残っている湯を出湯箇所から放出させることができるので、そのような残湯の熱を無駄にすることなく有効利用することができる。また、このような残湯の放出に伴って入水路から熱交換器内へ水が供給されると、その水が給湯器内の残熱によって加熱され、その加熱に伴って昇温した水(湯)も出湯箇所から放出させることができるので、給湯器内の残熱についても無駄にすることなく有効利用することができる。
また、以上のような残湯及び残熱の有効利用を図るに当たって、一般的な給湯器及びそれに付随する構成(例えば給湯栓等)を利用して、加熱手段による加熱の停止を給湯器に対して指令できるので、そのような指令を給湯器に伝達するための専用の指令伝達機構を設けなくても済み、給湯器の構成を過剰に複雑化することなく、残湯及び残熱の有効利用を図ることができる。
次に、請求項2に記載の給湯器は、請求項1に記載の給湯器において、前記第二加熱停止制御手段は、前記流量検出手段で検出した前記変動パターン中に、あらかじめ定められた範囲内の流量減少率よりも急激又は緩慢に流量が減少するパターンが含まれている場合に、当該変動後の流量が前記第二のしきい値以下とならない状態であっても、前記加熱手段による加熱を停止させることを特徴とする。
このように構成された給湯器によれば、あらかじめ定められた範囲内の流量減少率よりも急激又は緩慢に流量を減少させる操作を利用者が行えば、その後の流量が第二のしきい値以下とならない状態であっても、加熱手段による加熱を停止させることができる。また、このような操作を行えば、流量を増大させる操作が必要な場合とは異なり、流路から放出される水量が一時的に増大することがないので、無駄な水の消費を抑制しつつ所期の操作を実施できる。
なお、請求項2に記載の給湯器において、変動パターン中に、あらかじめ定められた範囲内の流量減少率よりも急激又は緩慢に流量が減少するパターンが含まれている事例については、様々な具体的事例を考え得る。
いくつかの具体的な事例を例示すれば、例えば、急激に流量が減少するパターンを含む変動パターンとしては、ごく短時間(例えば、0.5秒とか1秒といった程度)の止水操作後に再び通水操作が行われた場合の変動パターンを挙げることができる。このような給湯器であれば、利用者が意図的に一瞬だけ急激な止水操作を行うことにより、再び通水状態とするにもかかわらず、加熱手段による加熱を停止させることができる。
また、例えば、緩慢に流量が減少するパターンを含む変動パターンとしては、ある程度長時間(例えば、数秒間程度)にわたって徐々に通水量を減少させてゆく操作が行われた場合の変動パターンを挙げることができる。このような給湯器であれば、利用者が意図的に一般的な止水操作よりも時間をかけて緩慢な止水操作を行うことにより、加熱手段による加熱を停止させることができる。この場合、加熱手段による加熱を停止させた後は、必要があれば通水量を増大させる操作を行ってもよい。
次に、請求項3に記載の給湯器は、請求項1又は請求項2に記載の給湯器において、前記第二加熱停止制御手段は、前記加熱手段による加熱を停止させた後に、前記流量が前記第一のしきい値を上回る状態に変化しても、前記加熱手段による加熱を開始させないことを特徴とする。
このように構成された給湯器によれば、利用者の操作に応じて加熱手段による加熱を停止させた後、流量が第一のしきい値を上回る状態に変化しても、加熱手段による加熱は開始されないので、加熱手段を作動させることなく、流路内に残っている湯をより速やかに放出させることができる。
なお、以上説明した本発明の給湯器において、第二加熱停止制御手段による加熱停止制御は、どのような方法で解除してもよいが、具体的な例を挙げれば、例えば、通常の止水操作が行われたことを検出した場合に、第二加熱停止制御手段による加熱停止制御を解除するように構成すればよい。
この場合、第二加熱停止制御手段による加熱停止制御が機能した後、利用者が通常の止水操作を行えば、第二加熱停止制御手段による加熱停止制御が解除され、その後は、再び通常の通水操作を行うことができる状態に復帰する。
あるいは、流路内を流れる水の流量があらかじめ定められた変動パターンで変動したことを流量検出手段で検出した場合に、加熱手段による加熱を再開させる加熱再開制御手段を備えてもよい。
具体的には、第二加熱停止制御手段と加熱再開制御手段が、同等な変動パターンを検出して加熱停止及び加熱再開の制御を交互に行ってもよい。あるいは、第二加熱停止制御手段と加熱再開制御手段は、それぞれが異なる変動パターンを検出して、各パターンに応じて加熱停止ないし加熱再開の制御を行ってもよい。
また、本発明の給湯器であれば、残湯及び残熱の有効利用を図るに当たって、一般的な給湯器及びそれに付随する構成(例えば給湯栓等)を利用して、加熱手段による加熱の停止を給湯器に対して指令できるので、他に専用の指令伝達機構を設けなくても済むが、この他、リモコンなどを備えている給湯器であれば、リモコン内にマイクを配設しておき、このマイクから入力された特定の音声を認識した場合に、通水を継続したまま加熱を停止させることで流路内の残湯を放出させる、といった構成にすることもできる。
より具体的な例を挙げれば、例えば、特定の音声として、手を2回連続してたたいたときの音を認識した場合に、通水を継続したまま加熱停止、といった構成とする。このような構成を採用すれば、リモコンに音が届く場所で利用者が手を2回たたけば、通水を継続したまま加熱停止制御を行って、流路内の残湯を放出させることができる。あるいは、このような手をたたいたときの音に代えて、利用者があらかじめ音声を登録(リモコン内のメモリに音声を記憶)できるようにしておき、登録済みの音声に一致する音を認識した場合に、通水を継続したまま加熱停止、といった構成としてもよい。
給湯器全体の概略的な構造を示す説明図。 給湯燃焼制御を示すフローチャート。 給湯燃焼制御の変形例を示すフローチャート。
次に、本発明の実施形態について一例を挙げて説明する。
[給湯器の構造]
以下に例示する給湯器1は、図1に示すように、給湯栓2や浴槽3などの出湯箇所へ湯を供給する給湯部1Aと、浴槽3内にある湯の保温ないし追い焚きを行う保温部1Bと、これら給湯部1A及び保温部1Bの作動を制御する制御部1Cとを備えている。
この給湯器1において、給湯部1Aは、内胴11A内に形成された燃焼室12Aを有し、燃焼室12A内には、バーナー13A〜13Cと熱交換器15Aが配設されている。また、保温部1Bは、内胴11B内に形成された燃焼室12Bを有し、燃焼室12B内には、バーナー13Dと熱交換器15Bが配設されている。
これら燃焼室12A,12Bは、互いに連通した構造になっていて、ファンモーター18によってファン19を回転駆動することにより、内胴11A,11Bの外部から燃焼室12A,12Bの内部へ空気を供給可能になっている。
また、給湯器1は、バーナー13A〜13Dへのガス供給路となるガス供給管21を備えている。このガス供給管21は、上流端側がガス供給源(例えば、都市ガス内管やプロパンガス用配管等)に接続された本管23と、本管23から複数に分岐した支管24A〜24Dとで構成され、給湯部1Aにおいては支管24A〜24Cの下流端がバーナー13A〜13Cに接続され、保温部1Bにおいては支管24Dの下流端がバーナー13Dに接続されている。
このガス供給管21において、本管23には元電磁弁27、及びガス比例制御弁28が設けられ、さらに支管24A〜24Dには切替電磁弁29A〜29Dが設けられている。これら元電磁弁27、ガス比例制御弁28及び切替電磁弁29A〜29Dは、それぞれが制御部1Cに制御されて作動する。
さらに、給湯器1は、以下のような各種通水用配管を備えている。まず、給湯部1Aには、熱交換器15Aへの入水路をなす給水管31と、熱交換器15Aからの出湯路をなす出湯管33と、給水管31の流路途中から分岐して出湯管33へと連通するバイパス管35と、出湯管33の流路途中から分岐して保温部1B側へと延びる分岐管37が設けられている。
一方、保温部1Bには、浴槽3内の湯を熱交換器15Bへと戻す風呂戻り流路をなす風呂戻り配管41と、熱交換器15Bから浴槽3への風呂行き流路をなす風呂行き配管43が設けられ、これら風呂戻り配管41及び風呂行き配管43が、浴槽3から熱交換器15Bを経て浴槽3へと戻る循環流路を形成している。
また、保温部1Bには、風呂戻り配管41の流路途中から分岐して風呂行き配管43へと連通するバイパス管45も設けられている。なお、上述した給湯部1Aの分岐管37は、風呂戻り配管41の流路途中に連通している。
これらの通水用配管のうち、給水管31は、その上流端側が水供給源(例えば、水道管)に接続され、給水管31の上流端側から下流端側に至る流路の途中には、上流端側から順に、上流側から下流側へと流れる水を濾過するストレーナー51、給水管31内を流れる水量を検出する給湯水量センサー53、給水管31内を流れる水量を増減制御する水量制御モーター55、熱交換器15Aへ流れる水の温度を検出する入水温検出用サーミスター57、及び給水管31内の水が凍結するのを防止する凍結予防ヒーター59などが設けられている。
出湯管33は、その下流端側が出湯箇所(本実施形態においては給湯栓2のある箇所)に接続され、出湯管33の上流端側から下流端側に至る流路の途中には、上流端側から順に、熱交換器15Aから流出する湯の温度を検出する第一出湯温検出用サーミスター61、出湯管33とバイパス管35の合流点よりも下流側において湯の温度を検出する第二出湯温検出用サーミスター63などが設けられている。
分岐管37は、出湯管33側を上流側として下流側にある風呂戻り配管41への給湯路を形成する配管で、分岐管37の上流端側から下流端側に至る流路の途中には、分岐管37を介して浴槽3へ給湯を行う際に開弁される給湯用電磁弁71、分岐管37を流れる水量を検出する落し込み水量センサー73、分岐管37における逆流を阻止する逆止弁75などが設けられている。
また、分岐管37には縁切弁77が付設されており、上水側(給水管31側)の水圧低下等に起因して、分岐管37よりも下流側となるべき流路から上流側となるべき流路へ水を吸い上げてしまうような負圧が生じた際には、縁切弁77が開くことで、分岐管37を介して水が逆流するのを防止している。また、分岐管37内の圧力が過大になったときには、縁切弁77が開くことで、その圧力を逃がす役割も果たしている。
風呂戻り配管41は、上流端側がバスアダプター81を介して浴槽3に取り付けられ、風呂戻り配管41の上流端側から下流端側に至る流路の途中には、浴槽3から流入する湯の温度を検出する風呂戻り湯温検出用サーミスター83、風呂戻り配管41内の圧力を検出する圧力センサー85、風呂戻り配管41において上流側から下流側へ湯を圧送する循環ポンプ87、風呂戻り配管41内を水(湯)が流れたことを検出する流水スイッチ89などが設けられている。
ちなみに、風呂戻り配管41は、浴槽3内の湯を熱交換器15Bへと圧送する際には、上述の通り、バスアダプター81側が上流端、熱交換器15B側が下流端となる配管であるが、分岐管37を介して浴槽3への給湯を行う際には、風呂戻り配管41と分岐管37との合流点からバスアダプター81側へ向かって湯が逆向きに流れる状態になる。
風呂行き配管43は、下流端側がバスアダプター81を介して浴槽3に取り付けられ、風呂行き配管43の上流端側から下流端側に至る流路の途中には、熱交換器15Bから流出する湯の温度を検出する風呂行き湯温検出用サーミスター91が設けられている。
加えて、この給湯器1において、制御部1Cは、給湯機能や保温機能の作動状態を制御するためのコントローラー93と、浴室外に配設される給湯リモコン95と、浴室内に配設される風呂リモコン97とを備えている。
コントローラー93は、CPU,ROM,RAMなどを備えたマイクロコンピュータを内蔵しており、上述した各種センサーから情報を入力するとともに、上述した各種電磁弁、モーター、ポンプ、点火用イグナイターなどの作動を制御する。
給湯リモコン95及び風呂リモコン97は、双方とも利用者からの入力操作を受け付ける入力部と利用者に対する情報表示や音声出力を行う出力部などのユーザーインターフェースを備え、その入力部から入力された情報がコントローラー93へ伝達されるとともに、コントローラー93から伝達される情報に基づいて出力部から情報表示や音声出力を行う仕組みになっている。
[給湯燃焼制御]
次に、給湯器1において実行される給湯燃焼制御について、図2に示すフローチャートに基づいて説明する。この給湯燃焼制御は、給湯器1の電源がオンとされたときにコントローラー93によって開始され、その後、給湯器1が作動している間は常時実行されることになる制御である。
この制御を開始すると、コントローラー93は、給湯部1Aにおける流量が第一のしきい値を超えたか否かを判断し(S105)、流量が第一のしきい値を超えていなければ(S105:NO)、S105へと戻ることにより、給湯部1A側における流量が第一のしきい値を超えるまで待機する。
ここで、給湯器1において、給湯水量センサー53からは流量に応じた信号が出力されるので、コントローラー93は、S105において、給湯水量センサー53からの信号に基づいてS105の判断を行う。また、第一のしきい値としては、利用者が開栓操作を行ったと推定される程度の流量が設定されており、上記S105で否定判断がなされる間は、利用者の開栓操作が監視されることになる。
そして、このように開栓操作が監視されている状態において、利用者が給湯栓2を開く操作を行うと、給水管31の上流端側から流入する水は、給湯水量センサー53を経て熱交換器15Aへと向かう。そのため、給湯水量センサー53からは流量に応じた信号が出力され、その流量が第一のしきい値を超えたことをコントローラー93が感知すると、S105では肯定判断がなされることになり(S105:YES)、この場合、給湯燃焼を開始する(S110)。
なお、このS110で開始される給湯中の制御は、この種の給湯器1において実行される一般的な制御と同等なものであり、例えば、まず、コントローラー93の制御により、ファン19が回転駆動されてプリパージが行われ、その後、元電磁弁27と切替電磁弁29A,29Bが同時に開かれ、ガス比例制御弁28が緩点火動作となり、バーナー13A〜13Cにガスが供給される。
また、コントローラー93の制御により、上記ガスの供給と同時にバーナー13A〜13C近傍にあるイグナイター(図示略)が連続的に放電する状態となり、これにより、バーナー13A〜13Cに点火する。この点火後、バーナー13A〜13C近傍にあるフレームロッド(図示略)にて炎を検知して燃焼していることを確認すると緩点火動作を終了する。
こうして緩点火動作を終了すると、コントローラー93は比例制御を開始する。具体的には、第二出湯温検出用サーミスター63で検出した湯温と、給湯リモコン95又は風呂リモコン97で設定された設定温度に差があることをコントローラー93が判断すると、コントローラー93は、切替電磁弁29A〜29Cの開閉及びガス比例制御弁28による制御を行って、ガス量を連続的に変化させることにより、出湯温度を一定に保つ制御を行う。
また、このとき水量制御モーター55により適切な水量に調節され、これにより、常に最大能力の出湯量を確保するように制御される。さらに、コントローラー93は、ガス比例制御弁28によるガス量の変化に応じて、ファンモーター18へ信号を送ることにより、常にガス量と空気量の関係を一定に保つ制御も行う。
さて、以上のような制御が行われている状態において、利用者が給湯栓2を閉じる操作を行うと、給湯器1においては、給湯水量センサー53からの出力信号が無くなる。そのため、コントローラー93は、給湯水量センサー53からの出力信号に基づいて、給湯部1Aにおける流量が第二のしきい値以下となったか否か感知することができ、流量が第二のしきい値以下となったまま所定時間が経過すれば(S115:YES)、コントローラー93は、バーナー13A〜13Cの消火を行う(S120)。
このS120で実行される消火制御も、この種の給湯器1において実行される一般的な制御と同等なものであり、例えば、まず、コントローラー93の制御により、元電磁弁27、及び切替電磁弁29A〜29Cが閉じられることで消火が行われるとともに、ポストパージ動作に入る。そして、ポストパージ動作がタイムアップすると、コントローラー93はファン19を停止させる。なお、S120を実行した後は、S105へと戻ることにより、再び開栓操作を監視する状態に復帰する。
ところで、S115において、流量が第二のしきい値以下となったまま所定時間が経過した状況にはなっていない場合(S115:NO)、コントローラー93は、流量が所定の変動パターンで変動したか否かを判断し(S125)、所定の変動パターンで変動していない場合には(S125:NO)、S115へと戻る。
このような処理により、コントローラー93は、S115とS125の判断を繰り返しながら待機することになる。すなわち、この給湯器1においては、単にS115の判断を繰り返すだけではなく、S125の判断をも行う点に特徴がある。
本実施形態において、S125では、ごく短時間(例えば、0.5秒程度)の止水操作後に再び通水操作が行われた場合に相当する変動パターンで流量が変化した場合に、流量が所定の変動パターンで変動したと判断する。
そして、S125において、流量が所定の変動パターンで変動したと判断された場合には(S125:YES)、コントローラー93は、バーナー13A〜13Cの消火を行う(S130)。このS130は、S120と同等な制御となる。
ただし、S120の場合、S120を終えるとS105へ戻っていたのに対し、S130の場合は、S130を終えると直ちにS105へは戻らず、給湯部1Aにおける流量が第二のしきい値以下となったまま所定時間が経過したか否かを判断する(S135)。
そして、S135において、流量が第二のしきい値以下となったまま所定時間が経過した状況にはなっていない場合は(S135:NO)、S135へと戻ることにより、流量が第二のしきい値以下となったまま所定時間が経過した状況になるまで待機する。つまり、このS135を繰り返している間は、流量が第一のしきい値を超えてもバーナー13A〜13Cの点火が行われないまま、給湯栓2から水が出る状態となる。
このような状態とすれば、S130の消火直後、まだ熱交換器15Aや出湯管33に残留している湯については、すべて給湯栓2から放出することができる。また、給水管31を介して熱交換器15A内に新たに流入する水も、S130の消火直後であれば、内胴11A内各部の残熱によって加熱されるので、このような加熱に伴って得られる湯についても、給湯栓2から放出することができる。
つまり、給湯栓2において特定の操作を行うことにより、単に給湯栓2において開栓操作を行った場合とは異なり、バーナー13A〜13Cの点火を伴うことなく給湯栓2からの出湯を行うことができ、これにより、単に給湯栓2において閉栓操作を行った場合とは異なり、給湯器1内の残湯や残熱の有効利用を図ることができるのである。
なお、S135において、流量が第二のしきい値以下となったまま所定時間が経過した状況になった場合は(S135:YES)、S105へと戻る。これにより、S125〜S135を抜け出して、S110やS120のような一般的な制御がなされ得る状態に復帰する。つまり、利用者が通常の止水操作を行えば、S135で待機する状態が解除され、その後は、再び通常の通水操作を行うことができる状態になる。
ちなみに、この給湯器1は、すでに構造を説明した通り、浴槽3内の湯を保温する機能も備えているが、この機能そのものについては、一般的な給湯器において採用されているものと大きな差異がない部分なので、保温機能に関する制御については、その詳細な説明を省略する。
[効果]
以上説明した通り、この給湯器1によれば、給湯水量センサー53(本発明でいう流量検出手段の一例に相当。)によって検出される流量が第一のしきい値を上回る状態に変化すれば、S110により(本発明でいう加熱開始制御手段の一例に相当。)、バーナー13A〜13C(本発明でいう加熱手段の一例に相当。)による加熱が開始される。また、給湯水量センサー53によって検出される流量が第二のしきい値以下になる状態に変化すれば、S120により(本発明でいう第一加熱停止制御手段の一例に相当。)、バーナー13A〜13Cによる加熱が停止される。これにより、一般的な給湯器と同様に、給湯栓2において出湯の開始及び停止を行うことができる。
しかも、この給湯器1では、給湯水量センサー53によって検出される流量があらかじめ定められた変動パターンで変動すれば、S130〜S135により(本発明でいう第二加熱停止制御手段の一例に相当。)、その流量が第二のしきい値以下とならない状態であっても、バーナー13A〜13Cによる加熱が停止される。
そのため、流量があらかじめ定められた変動パターンで変動することになるような操作を、利用者がバーナー13A〜13Cによる加熱中に行えば、以降は、流量が第二のしきい値を上回る状態のまま、バーナー13A〜13Cによる加熱を停止させることができる。
したがって、利用者は給湯栓2において流量を調節するための操作を行うだけで、新たな加熱を行うことなく流路内に残っている湯を給湯栓2から放出させることができるので、そのような残湯の熱を無駄にすることなく有効利用することができる。また、このような残湯の放出に伴って給水管31から熱交換器15A内へ水が供給されると、その水が給湯器1内の残熱によって加熱され、その加熱に伴って昇温した水(湯)も出湯箇所から放出させることができるので、給湯器1内の残熱についても無駄にすることなく有効利用することができる。
また、以上のような残湯及び残熱の有効利用を図るに当たって、一般的な給湯器及びそれに付随する構成(例えば給湯栓2等)を利用して、加熱の停止を給湯器1に対して指令できるので、そのような指令を給湯器1に伝達するための専用の指令伝達機構を設けなくても済み、給湯器1の構成を過剰に複雑化することなく、残湯及び残熱の有効利用を図ることができる。
さらに、上記給湯器1においては、変動パターンとして、一瞬だけ急激に止水操作(閉栓操作)を行う変動パターンを採用しているので、流量を一時的に増大させる変動パターンを採用した場合に比べ、無駄な水の消費を抑制しつつ所期の操作を実施できる。
加えて、上記給湯器1において、S130による加熱停止後は、流量が第一のしきい値を上回る状態に変化しても、S105へは移行しないので、通常であれば点火条件を満たす程度にまで流量を増大させても点火を抑えることができ、これにより、給湯器1内に残っている湯をより速やかに放出させることができる。
[その他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記の具体的な一実施形態に限定されず、この他にも種々の形態で実施することができる。
例えば、上記実施形態では、変動パターンの具体例として、急激に流量が減少するパターンを含む変動パターンを例示したが、その逆に、一般的な止水操作では実施することが稀な程度まで緩慢に流量が減少するパターンを含む変動パターンを採用してもよい。この場合、利用者が意図的に一般的な止水操作よりも時間をかけて緩慢な止水操作を行うことで、S130〜S135のような処理に移行させることができ、S135への移行後は、必要があれば通水量を増大させる操作を行ってもよい。
また、上記実施形態では、給湯栓2で特定の操作が行われた場合に、S130〜S135のような処理に移行する例を示したが、給湯リモコン95や風呂リモコン97などを備えている給湯器1であれば、これら給湯リモコン95や風呂リモコン97にマイクを配設しておき、図3に例示するように、マイクから入力された特定の音声を認識した場合に(S205:YES)、S130へと移行して、通水を継続したまま加熱を停止させることで給湯器1内の残湯を放出させる、といった構成にすることもできる。
なお、S205で認識される特定の音声としては、例えば、手を2回連続してたたいたときの音などであればよく、この場合、リモコンに音が届く場所で利用者が手を2回たたけば、通水を継続したまま加熱を停止させて、流路内の残湯を放出させることができる。
あるいは、このような手をたたいたときの音に代えて、利用者があらかじめ音声を登録(給湯リモコン95や風呂リモコン97が備えるメモリに音声を記憶)できるようにしておき、登録済みの音声に一致する音を認識した場合に、通水を継続したまま加熱を停止させる、といった構成としてもよい。さらに、図3では、S125とS205双方の判断を併用しているが、S125の代わりにS205のみを採用してもよい。
また、上記実施形態では、S135で肯定判断がなされた場合にのみ、S105へ戻る処理を説明したが、図3に併記した通り、流量が第二のしきい値以下となったまま所定時間が経過した状況にはなっていない場合であっても(S135:NO)、流量が所定の変動パターンで変動した場合には(S210:YES)、S105へ戻る、という処理を加えてもよい。
この場合、変動パターンとしては、S125でいう変動パターンと同一パターンを採用することで、加熱停止及び加熱再開の制御を交互に切り替えるようにしてもよいし、S125とS210では、それぞれが異なる変動パターンを検出するようにし、各パターンに応じて加熱停止ないし加熱再開の制御を行うようにしてもよい。
1・・・給湯器、1A・・・給湯部、1B・・・保温部、1C・・・制御部、2・・・給湯栓、3・・・浴槽、11A,11B・・・内胴、12A,12B・・・燃焼室、13A〜13D・・・バーナー、15A,15B・・・熱交換器、18・・・ファンモーター、19・・・ファン、21・・・ガス供給管、23・・・本管、24A〜24D・・・支管、27・・・元電磁弁、28・・・ガス比例制御弁、29A〜29D・・・切替電磁弁、31・・・給水管、33・・・出湯管、35,45・・・バイパス管、37・・・分岐管、41・・・風呂戻り配管、43・・・風呂行き配管、51・・・ストレーナー、53・・・給湯水量センサー、55・・・水量制御モーター、57・・・入水温検出用サーミスター、59・・・凍結予防ヒーター、61・・・第一出湯温検出用サーミスター、63・・・第二出湯温検出用サーミスター、71・・・給湯用電磁弁、73・・・落し込み水量センサー、75・・・逆止弁、77・・・縁切弁、81・・・バスアダプター、83・・・風呂戻り湯温検出用サーミスター、85・・・圧力センサー、87・・・循環ポンプ、89・・・流水スイッチ、91・・・風呂行き湯温検出用サーミスター、93・・・コントローラー、95・・・給湯リモコン、97・・・風呂リモコン。

Claims (3)

  1. 熱交換器と、
    前記熱交換器内へ水を供給可能な入水路と、
    前記熱交換器内の水を昇温させる加熱手段と、
    前記加熱手段での加熱によって得られた前記熱交換器内の湯を出湯箇所へと供給可能な出湯路と、
    前記入水路から前記熱交換器を経て前記出湯路に至る流路上で流量の変化を検出可能な流量検出手段と、
    前記流量検出手段により、前記流量があらかじめ定められた第一のしきい値以下である状態から前記第一のしきい値を上回る状態に変化したことを検出した場合に、前記加熱手段による加熱を開始させる加熱開始制御手段と、
    前記流量検出手段により、前記流量があらかじめ定められた第二のしきい値を上回る状態から前記第二のしきい値以下となる状態に変化したことを検出した場合に、前記加熱手段による加熱を停止させる第一加熱停止制御手段と、
    前記流量検出手段により、前記流量があらかじめ定められた変動パターンで変動したことを検出した場合に、当該変動後の流量が前記第二のしきい値以下とならない状態であっても、前記加熱手段による加熱を停止させる第二加熱停止制御手段と
    を備えたことを特徴とする給湯器。
  2. 前記第二加熱停止制御手段は、前記流量検出手段で検出した前記変動パターン中に、あらかじめ定められた範囲内の流量減少率よりも急激又は緩慢に流量が減少するパターンが含まれている場合に、当該変動後の流量が前記第二のしきい値以下とならない状態であっても、前記加熱手段による加熱を停止させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の給湯器。
  3. 前記第二加熱停止制御手段は、前記加熱手段による加熱を停止させた後に、前記流量が前記第一のしきい値を上回る状態に変化しても、前記加熱手段による加熱を開始させない
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の給湯器。
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