JP5143793B2 - 給湯器 - Google Patents
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Description
ここで、特許文献1に記載の給湯器について、図6をもとに説明する。31は、屋内(特に地下室等)に設置される給湯器であって、器具本体32内に、下方に給気ファン34を、上方に排気口35を夫々備えた燃焼室33を形成している。また、燃焼室33の内部に、バーナ36及び熱交換器37を内設し、熱交換器37の入水側に入水管38を、出水側に出湯管39を夫々接続している。さらに、燃焼室33の外周には、給気ファン34へ燃焼用空気を供給するための給気通路40が形成されており、当該給気通路40内に温度センサ41が設置され、給気通路40内の気温を測定するようになっている。加えて、入水管38及び出湯管39には、凍結防止手段としてのヒータ42が夫々設けられている。
そして、給湯器31では、図示しない制御装置による制御のもと、燃焼運転停止中に室外から冷気が給気通路を介して器具本体32内へ侵入する等によって、器具本体32内の温度(すなわち、温度センサ41により検出される温度)が所定温度以下になると、入水管38及び出湯管39内の水が凍結するおそれがあるとして、ヒータ42、42を作動させるようになっている。
また、上記目的を達成するために、本発明のうち請求項2に記載の発明は、出湯温度検出手段が、出湯管の上流側で燃焼室出口の近傍位置に設けられた第1出湯温度センサと、第1出湯温度センサの設置位置よりも下流側に設けられた第2出湯温度センサとからなり、制御手段は、第1出湯温度センサにより検出される第1水温と、入水温度検出手段又は第2出湯温度センサにより検出される第2水温とを比較し、第1水温と第2水温との差が所定値を上回った場合、作動温度を上昇させることを特徴とする。
さらに、上記目的を達成するために、本発明のうち請求項3に記載の発明は、出湯温度検出手段が、出湯管の上流側で燃焼室出口の近傍位置に設けられており、制御手段は、出湯温度検出手段により検出される水温の経時変化を監視し、所定時間での水温の低下量が所定の低下量を上回った場合、作動温度を上昇させることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の何れかに記載の発明において、制御手段が、凍結防止手段を作動させた後、入水温度検出手段又は出湯温度検出手段によって検出された水温が所定のOFF温度を上回ると、凍結防止棒手段の作動を停止させる給湯器であって、制御手段は、作動温度とともにOFF温度を上昇させることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明によれば、制御手段が、作動温度を上昇させた後、第1水温と第2水温とを比較し、第1水温と第2水温との差が所定のリセット値以下になると、作動温度を上昇前の値に戻すため、冷気の吹き込み等が止んでいるにも拘わらず、高い温度でヒータを作動させ、エネルギーを無駄に消費するといった事態を防止することができる。
さらに、請求項5に記載の発明によれば、制御手段が作動温度とともにOFF温度をも上昇させるため、入水管等の水をより高い温度まで熱することができ、より確実に凍結防止を図ることができる。
給湯器1では、入水管8及び出湯管9内での水の凍結を防止するために、コントローラ20が、上述したような給湯動作時以外においても、入水温度センサ13、第1出湯温度センサ14、及び第2出湯温度センサ15により入水管8及び出湯管9内における水温T3、T1、T2を監視している(S1)。尚、給湯動作中にバイパス管21を使用した等の理由によって、給湯動作直後には、第1出湯温度センサ14により検出される水温T1が第2出湯温度センサ15により検出される水温T2よりも大きく下がることも考えられるため、水温T1、T2が20℃以下になるまで後述するような凍結防止制御は実行しないようになっている(S2)。
給湯器1では、給湯動作の合間(S13でNOとなる間)に、以上のような凍結防止制御を実行し、入水管8及び出湯管9内での水の凍結防止を図っている。
また、水温T1と水温T3との温度差を監視し、その差がリセット値以下になるとヒータ作動温度及びOFF温度を変更前の温度に戻すため、冷気の吹き込みが止んでいるにも拘わらず、高い水温でヒータ16、16をON/OFF制御し、エネルギーを無駄に消費するといった事態を防止することができる。
以上、図3や図4に記載するような制御としても、上記実施形態同様、燃焼室3内での温度の急激な低下に対応することができ、凍結防止の信頼性を向上することができる。
さらにまた、上記実施形態や変更例では、水温T3が最も室温(給湯器が設置される室温)に近くなるという理由により、水温T1と水温T3とを比較しているが、水温T3に代えて水温T2を採用し、水温T2の経時変化等を水温T1と比較するように構成することも可能である。
さらに、図3のS22では、水温T1と水温T3との温度差にもとづいて変更したヒータ作動温度及びOFF温度をリセットするように構成しているが、温度差の代わりに水温T1と水温T3との経時変化を監視し、その低下度合いにもとづいて(たとえば所定時間での水温の低下量が水温T1と水温T3とで略同じになる等)ヒータ作動温度等をリセットするような制御としてもよい。尚、上述したように、該制御においても水温T3に代えて水温T2を採用することは当然可能である。
加えて、そもそもの作動温度を何℃に設定するのかといった事項や作動温度を何℃変更するのかといった事項等は、言うまでもなく適宜変更設定可能であるし、バイパス管21に温度センサを設けて、当該温度センサを入水温度検出手段として採用してもよい。
Claims (5)
- 下方に給気ファンを、上方に排気口を夫々備えた燃焼室が形成されており、前記燃焼室の内部に、バーナ、及びバーナの燃焼排気の熱を回収して伝熱管の通水を加熱する熱交換器が設けられているとともに、前記燃焼室の外部に、前記熱交換器の上流側に接続される入水管と、前記熱交換器の下流側に接続される出湯管と、入水温度を検出する入水温度検出手段と、出湯温度を検出する出湯温度検出手段と、前記入水管、前記出湯管、及び前記伝熱管内の水の凍結を防止する凍結防止手段と、前記バーナの燃焼動作を制御して出湯温度を制御するとともに、前記入水温度検出手段又は前記出湯温度検出手段によって検出された水温が所定の作動温度以下になると前記凍結防止手段を作動させる制御手段とを備えた給湯器であって、
前記出湯温度検出手段が、前記出湯管の上流側で前記燃焼室出口の近傍位置に設けられた第1出湯温度センサと、前記第1出湯温度センサの設置位置よりも下流側に設けられた第2出湯温度センサとからなり、
前記制御手段は、前記第1出湯温度センサにより検出される第1水温の経時変化と、前記入水温度検出手段又は前記第2出湯温度センサにより検出される第2水温の経時変化とを比較し、所定時間での前記第1水温の低下量が前記第2水温の低下量を所定量以上上回った場合、前記作動温度を上昇させることを特徴とする給湯器。 - 下方に給気ファンを、上方に排気口を夫々備えた燃焼室が形成されており、前記燃焼室の内部に、バーナ、及びバーナの燃焼排気の熱を回収して伝熱管の通水を加熱する熱交換器が設けられているとともに、前記燃焼室の外部に、前記熱交換器の上流側に接続される入水管と、前記熱交換器の下流側に接続される出湯管と、入水温度を検出する入水温度検出手段と、出湯温度を検出する出湯温度検出手段と、前記入水管、前記出湯管、及び前記伝熱管内の水の凍結を防止する凍結防止手段と、前記バーナの燃焼動作を制御して出湯温度を制御するとともに、前記入水温度検出手段又は前記出湯温度検出手段によって検出された水温が所定の作動温度以下になると前記凍結防止手段を作動させる制御手段とを備えた給湯器であって、
前記出湯温度検出手段が、前記出湯管の上流側で前記燃焼室出口の近傍位置に設けられた第1出湯温度センサと、前記第1出湯温度センサの設置位置よりも下流側に設けられた第2出湯温度センサとからなり、
前記制御手段は、前記第1出湯温度センサにより検出される第1水温と、前記入水温度検出手段又は前記第2出湯温度センサにより検出される第2水温とを比較し、前記第1水温と前記第2水温との差が所定値を上回った場合、前記作動温度を上昇させることを特徴とする給湯器。 - 下方に給気ファンを、上方に排気口を夫々備えた燃焼室が形成されており、前記燃焼室の内部に、バーナ、及びバーナの燃焼排気の熱を回収して伝熱管の通水を加熱する熱交換器が設けられているとともに、前記燃焼室の外部に、前記熱交換器の上流側に接続される入水管と、前記熱交換器の下流側に接続される出湯管と、入水温度を検出する入水温度検出手段と、出湯温度を検出する出湯温度検出手段と、前記入水管、前記出湯管、及び前記伝熱管内の水の凍結を防止する凍結防止手段と、前記バーナの燃焼動作を制御して出湯温度を制御するとともに、前記入水温度検出手段又は前記出湯温度検出手段によって検出された水温が所定の作動温度以下になると前記凍結防止手段を作動させる制御手段とを備えた給湯器であって、
前記出湯温度検出手段が、前記出湯管の上流側で前記燃焼室出口の近傍位置に設けられており、
前記制御手段は、前記出湯温度検出手段により検出される水温の経時変化を監視し、所定時間での水温の低下量が所定の低下量を上回った場合、前記作動温度を上昇させることを特徴とする給湯器。 - 前記制御手段は、前記作動温度を上昇させた後、前記第1水温と前記第2水温とを比較し、前記第1水温と前記第2水温との差が所定のリセット値以下になると、前記作動温度を上昇前の値に戻すことを特徴とする請求項1又は2に記載の給湯器。
- 前記制御手段が、前記凍結防止手段を作動させた後、前記入水温度検出手段又は前記出湯温度検出手段によって検出された水温が所定のOFF温度を上回ると、前記凍結防止手段の作動を停止させる給湯器であって、
前記制御手段は、前記作動温度とともに前記OFF温度を上昇させることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の給湯器。
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