JP2011149550A - セイパーラックナット - Google Patents

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Abstract

【課題】ボルトとナットの締結性能を向上するとともに取外しを容易にするセイパーラックナットを提供する。
【解決手段】螺旋軸210が締結される螺旋孔320を中央に有する六角ナット部310と、六角ナット部の上面から一体に延びて螺旋孔より大きな内径の凹入部340を内部に有する円形ナット部330と、凹入部の上面に段面360を有する巻き部350と、円形ナット部の下段一方で凹入部に連通される案内長孔370とを有するナット300と;円形ナット部の凹入部内に凹入されテンション力を有するコイル部410と、コイル部の上段に延びて段面に載せられられ巻き部により巻かれた状態で固定結合される上段コイル部430と、コイル部の下段の尾端部であり案内長孔を貫通するように外側に曲げられる曲げ端部440とを有するコイルスプリング400と;を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ボルトの螺旋軸に締結されるナットが任意に外れることを防止するセイパーラックナットに係り、特にボルトの螺旋軸が貫通して締結されているナットを締めたり外したりする際に螺旋軸を損傷させずに、締め付けや取り外し作業を容易にするとともに、ナットが螺旋軸に締結された状態では締結力が堅固となり外部からの振動によりナットが螺旋軸から任意に外れないようにするセイパーラックナットに関する。
一般的にボルトとナットは、電動車及び自動車の付属品の組立、電子部品の組立、家具の組立や建設現場での構造物の組立等多様な分野にて、通常2個以上に分離された物体を締結して結合するために幅広く使われている。
上記のようなボルトとナットは、その単純な締結構造のため、外部からの衝撃や振動によって締結力が低下するという弱点がある。
即ち、ボルトの螺旋軸がナットの螺旋孔に締結されているだけでは、使用中に外部から振動や衝撃が加えられると、螺旋軸に結ばれているナットが任意に外れ、ボルトとナットによって締結固定された二つの構造物等の間に間隙が生じるという欠点があり、さらにはボルトとナットが完全に外れ、構造物等が落下して破損及び崩壊が発生する等、事故が発生する恐れがある。
上記のようにボルトの螺旋軸に螺旋締結されているナットを外部からの衝撃や振動でも緩めさせず、安全事故の危険のない状態で使用するために、国内や世界の様々な技術を持つ緩み止めナットが開発され、現在も使われている。
上記のような緩み止めナットの中、本発明の出願人が開発し登録された韓国特許登録第902061号(パワークラッチナット)が紹介され現在も使われている。
上記のような従来のパワークラッチナットは、単純にナットの内部に形成されている凹入溝部内に凹入されているコイルスプリングが同一の径を持つ状態にて、上下の端部分が外側を向くように曲げられ、上端の曲げ端部がナットの上段に設けられた掛け溝部にかかる状態で固定され、下端の曲げ端部が凹入溝部の下端側から外側に開放されるように形成された長孔に位置するようにする。そして、ボルトの螺旋軸をナットに締結する場合、または締め付けているボルトとナットを取り外す場合は、別途に制作されたソケットをナットに取りつけると、上記ソケットの内部の一方に設けられているピンが長孔を通じて外部に露出している曲げ端部をコイルスプリングが緩められる方向へ押すことによって、螺旋軸に緊密に捲かれていたコイルスプリングの引締力が相対的に弱まり、螺旋軸と締結されているナットを取り外せるようになる。
しかし、上記のような従来のナットは、螺旋軸の外周縁を緊密に包むコイルスプリングが同一の径を持っているため、長孔の範囲内で流動する曲げ端部の移動範囲内のみでコイルスプリングが緩められる。このため、コイルスプリングの中、下端部の曲げ端部に近接する下部のコイルスプリングが螺旋軸から緩く外れるが、上部に位置しているコイルスプリングが螺旋軸から外れなくなって、ナットとボルトを取り外す時、螺旋軸から解かれなかったコイルスプリングによって螺旋軸が傷つく場合があった。
また、上記のようなコイルスプリングの弾性が相対的に高く、ほかの工具等を使って長孔内の曲げ端部を押すことが出来ず、必ずナットに被せて曲げ端部を移動させる専用のソケットを使わなければならず、もしも専用のソケットがない場合には、ナットから取り外せなくなる等の短所があった。
それに、ナットが螺旋軸に締結された状態で振動が生じれば、螺旋軸の外周縁に緊密に包まれているコイルスプリングの引締力によってナットが外しにくくなる。また、上記コイルスプリングの上端部が外側方向に曲げられた状態で上記曲げられた曲げ端部がナットの掛け溝部に引っ掛かったまま固定されているため、振動が相対的に強く生じる場合、曲げ端部の曲げられた部分が折れる場合があり、このような場合には螺旋軸からナットが取り外せなくなる等の問題があった。
よって、本発明は、ボルトの螺旋軸にナットが螺旋締結された状態では緊密に締結固定され、使用途中に外部からの衝撃や振動が発生しても、ボルト及びナットが任意に外れなくなるようにするとともに、ボルトに形成された螺旋軸にナットを螺旋締結させる際、または螺旋締結されているボルトとナットを取り外す場合、コイルスプリングの緩みが固定された状態を維持するようにし、ボルトとナットの締め付けや取り外し作業を容易にすることを目的とする。
また、本発明は、ボルトとナットの締め付けや取り外し作業を行う場合、コイルスプリングを広げられる移動間隔が最小化されても、コイルスプリングの広げられる間隔が最大化されるようにしてコイルスプリングに巻かれている螺旋軸を損傷なく容易に締め付け及び取り外しできるようにすることを目的とする。
本発明のある観点によれば、螺旋軸が締結される螺旋孔を中央に有する六角ナット部と、六角ナット部の上面から一体に延びて螺旋孔より大きな内径の凹入部を内部に有する円形ナット部と、凹入部の上面に段面を有する巻き部と、円形ナット部の下段一方で凹入部に連通される案内長孔とを有するナットと;円形ナット部の凹入部内に凹入されテンション力を有するコイル部と、コイル部の上段に延びて段面に載せられ巻き部により巻かれた状態で固定結合される上段コイル部と、前記コイル部の下段の尾端部であり前記案内長孔を貫通するように外側に曲げられる曲げ端部とを有するコイルスプリングと;を備えるセイパーラックナットが提供される。
本発明のある観点によれば、螺旋軸が締結される螺旋孔を中央に有する六角ナット部と、六角ナット部の上面から一体に延びて螺旋孔より大きな内径の凹入部を内部に有する円形ナット部と、凹入部の上面に段面を有する巻き部と、円形ナット部の下段一方で凹入部に連通される案内長孔とを有するナットと;円形ナット部の凹入部内に凹入されテンション力を有するコイル部と、コイル部の上段に延びて段面に載せられ巻き部により巻かれた状態で固定結合される上段コイル部と、コイル部の下段の尾端部であり案内長孔を貫通するように外側に曲げられる曲げ端部とを有するコイルスプリングと;六角ナット部の外周面に被せられる六角形の内周面を有する被せ溝部を有するソケットと、被せ溝部の各角部分でコイルスプリングの曲げ端部が差し込まれる凹入溝部と;を有する緩み手段とを備えるセイパーラックナットが提供される。
コイルスプリングは、ボルトの螺旋軸を包む複数段のコイル部と;コイル部の上段の尾端部から垂直に延びる延長部と;延長部の尾端部から一体に延びてコイル部の外径より大きな外径を有する上段コイル部と;コイル部の下段に配置される尾端部であり案内長孔を貫通するように外側に曲げられる曲げ端部と;を有してもよい。
コイルスプリングは、ボルトの螺旋軸を包む複数個段のコイル部と;コイル部の上段の尾端から一体に延びてコイル部の外径より大きな外径を有するように曲げらてナットの段面に置かれる上段コイル部と;コイル部の下段に配置される尾端部であり、案内長孔を貫通するように外側に曲げられる曲げ端部と;を有してもよい。
円形ナット部の一面に切開部が形成され、コイルスプリングの上段コイル部の先端が切開部に差し込まれて固定される曲げ端部を構成してもよい。
上段コイル部の尾端部が下部へ向くように、曲げ端部が2段に曲げられてもよい。
案内長孔を貫通する曲げ端部の尾端部が凹入溝部に間隙のない状態で凹入されるように2段に曲げられてもよい。
案内長孔の下端面の一方には、コイルスプリングの曲げ端部が掛けられる掛け突起が設けられてもよい。
案内長孔の一側の上段または下段には、コイルスプリングの曲げ端部が掛けられる掛け溝が設けられてもよい。
本発明のある観点によれば、六角形の外周面を有し螺旋孔を中央に有する六角ナット部と、六角ナット部の上面から一体に延びて円形の外周面を有し螺旋孔より大きな内径の凹入部を有する円形ナット部と、円形ナット部の凹入部の上面でコイルスプリングの上段コイル部が載せられた状態で上段コイル部を包む段面を有する巻き部とを有するナットと;円形ナット部の段面に載せられた状態で巻き部により固定される上段コイル部と、上段コイル部の下段に延びて上段コイル部より小さな外径を有し凹入部に配置された状態で螺旋軸の外周面を包むコイル部とを有するコイルスプリングと;を備えるセイパーラックナットが提供される。
本発明のある観点によれば、六角形の外周面を有し螺旋軸が中央に締結される螺旋孔を有する六角ナット部と、六角ナット部の上面から一体に延びて円形の外周面を有し螺旋孔より大きな内径の凹入部を内部に有する円形ナット部と、円形ナット部の凹入部の上面にコイルスプリングの上段コイル部が載せられた状態で上段コイル部を包む段面を有する巻き部と、円形ナット部に形成された3個以上の切開溝部と、を有するナットと;円形ナット部の段面に載せられた状態で巻き部により固定される上段コイル部と、上段コイル部の下段に延びて上段コイル部より小さな外径を有し凹入部の内周面に密着した状態で螺旋軸の外周面を包むコイル部とを有するコイルスプリングとを備えるセイパーラックナットが提供される。
コイル部は、1コイルから2コイルの範囲内で形成されてもよい。
本発明は、螺旋孔を持つ六角ナット部と、凹入溝部及び案内長孔を持つ円形ナット部を一体にしたナットを形成して、上記凹入溝部にコイルスプリングを置いた状態で下段の曲げ端部が案内長孔に差し込まれ、上段コイル部が円形ナット部の巻き部に巻かれた状態で固定されるように構成されている。よって、上記ナットにボルトを締結する場合と、これらを取り外す場合、コイルスプリングの上端部がコイル部の巻き取りされた状態のまま、円形ナット部の段面に載せられて巻き部によって巻かれた状態で固定結合されるため、コイルスプリングに外部からの衝撃や振動等が加えられても上記振動や衝撃等がコイルスプリングの一部分に集中せずに、コイルスプリング全体に分散しながら消滅し、振動や衝撃等によってコイルスプリングが切断することがない状態で使用できる。
また、ナットの外周面が六角ナット部と円形ナット部に分けて形成されているため、コイルスプリングが螺旋軸の外周縁に包まれた状態で、ナットとボルトを締結して使う途中にナットとボルトを取り外す場合には、本出願人が現在取得している特許のような専用工具を使うことなく、現在多く使われている内周面が六角ナット部に被さる被せ溝部を持つソケットをそのまま使用し、螺旋軸に捲かれているコイルスプリングを緩くした後にボルトとナットを取り外すことができ、専用の工具がなくても、容易に取り外すことができる。
本発明の実施形態に係るセイパーラックナットの構成を示す分解斜視図である。 コイルスプリングがナットに結合される前の状態を示す断面図である。 コイルスプリングがナットに組み立てられた状態で螺旋軸が締結された状態を示す断面図である。 ナットに螺旋軸が締結される以前の状態を示す正面図である。 ナットに螺旋軸が締結された以後、ソケットがナットに挿入される前の状態を示す正面図である。 ナットに螺旋軸が締結された後に、ソケットがナットの六角ナット部まで挿入された状態を示す正面図である。 ナットに螺旋軸が締結される前の状態を示す平断面図である。 ナットに螺旋軸が締結された以後に、ソケットがナットの円形ナット部までだけに挿入される状態を示す平断面図である。 ナットに螺旋軸が締結された以後に、ソケットがナットの六角ナット部にまで挿入された状態を示す平断面図である。 本発明の他の実施形態に係るコイルスプリングを示す斜視図である。 コイルスプリングがナットに結合された状態を示す断面図である。 コイルスプリングを示す平面図である。 本発明の他の第1実施例を示す分解斜視図である。 コイルスプリングがナットに結合される前の状態を示す断面図である。 コイルスプリングがナットに組立された状態で螺旋軸が締結された状態を示す断面図である。 コイルスプリングがソケットによって取り外せる状態を示す平面図である。 図7のA−A平断面を示す平断面図である。 本発明の中、コイルスプリングの他の第1実施例を示すナットの背面図である。 本発明の中、コイルスプリングの他の第2実施例を示すナットの正面図である。 本発明の中、コイルスプリングの他の第3実施例を示すナットの正面図である。 本発明の中、コイルスプリングの他の第4実施例を示すナットの正面図である。 本発明の中、コイルスプリングの曲げ端部がかかれるようにするために案内長孔に掛り手段が備えられた実施例を示す構成図である。 本発明の中、コイルスプリングの曲げ端部がかかれるようにするために案内長孔に掛り手段が備えられた実施例を示す構成図である。 本発明の中、コイルスプリングの曲げ端部がかかれるようにするために案内長孔に掛り手段が備えられた実施例を示す構成図である。 本発明のナットの他の第2実施例の構成を示す断面図である。 ボルトの螺旋軸がナットに締結された状態を示す断面図である。 本発明のナットの他の第3実施例の構成を示す分解斜視図である。 螺旋軸が締結される前の状態を示す断面図である。 螺旋軸が締結された状態を示す断面図である。 螺旋軸が締結される前の状態を示す平断面図である。 螺旋軸が締結された状態を示す平断面図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
図1は本発明の実施形態に係るセイパーラックナットの構成を示す分解斜視図であり、図2はセイパーラックナットの断面図である。セイパーラックナット(100)は、ボルト(200)の螺旋軸(210)が貫通して締結されるナット(300)と、上記ナットの内部にてナットを貫通するボルトの螺旋軸の外周縁を緊密に包む状態にして緊密に取るようにするコイルスプリング(400)と、上記ナットの外周面に被されてコイルスプリングが外側に広がるようにし、ボルトを締結または取り外す際に、ボルトとナットが容易に回転するための緩み手段(500)で構成される。
上記ナット(300)は外周面が六角の形を持って、中央にボルト(200)の螺旋軸(210)が締結される螺旋孔(320)を持つ六角ナット部(310)を備えて、上記六角ナット部の上面に一体に延ばして外周縁が円形の形を持って内部は螺旋孔より内径が相対的に広い凹入部(340)を持つ円形ナット部(330)を備えて、上記円形ナット部の凹入部(340)上面にはコイルスプリングの上段コイル部が載せられられた状態で包むように段面(360)を持つ巻き部(350)を備えて、上記円形ナット部の下段一方には凹入部(340)と連通されるようにしてコイルスプリング(400)の下段尾端部分が貫通し、自由に移動するようにする案内長孔(370)を備える。
また、上記コイルスプリング(400)は円形ナット部(330)の凹入部(340)内に凹入されてボルトの螺旋軸(210)を包むようにする多数個のコイル部(410)と、上記コイル部の上段尾端部から垂直の状態で延長される延長部(420)と、上記延長部の端に一体で延ばされてコイル部の外径より多少大きい外径を持つようにする上段コイル部(430)と、コイル部の下段に位置する尾端部は外側に曲げて案内長孔(370)を貫通するようにする曲げ端部(440)で形成する。
この時、上記コイル部の外径は凹入部(340)の内周縁から離れるようにしてコイル部が外側に広がる程度のゆとり空間を持つようにする。
また、上記緩み手段(500)は六角ナット部(310)の外周面が被さるように内周面が六角の形を持つ被せ溝部(520)を持つソケット(510)を備えるが、上記被せ溝部の各角部分は半円形の凹入溝部(530)を備えることになる。
この時、上記緩み手段(500)は現在多く使用されているソケットをそのまま使うことになる。
上記のような構成のセイパーラックナット(100)は、図2aに図示されたようにコイルスプリング(400)がナット(300)の凹入部(340)内に凹入される前には巻き面(350)が垂直の状態を保っている。
この状態で図2bに図示されたようにナット(300)の凹入部(340)内にコイルスプリング(400)が凹入されるが、上記コイルスプリングのコイル部(410)の下段尾端部に備えられている曲げ端部(440)は案内長孔(370)に位置するようにして、上段コイル部(430)は段面(360)に載せられた状態で上記円形ナット部(330)の上段に備えられた巻き面(350)部分を内側に捲くるようにすると、上記巻き面が段面(360)に載せられているコイルスプリングの上段コイル部(430)を包む状態で固定結合させ、ナットの成形が完了される。
このような状態でナット(300)にボルト(200)を締結するが、先ずボルト(200)の螺旋軸(210)がナット(300)に締結される以前には図3a及び図4aに図示されたようにコイルスプリング(400)のコイル部(410)自体の引締力によって上記コイル部(410)の内径の一部分が螺旋孔(320)の内径より多少小さい径を持つ状態にある。また、上記コイル部(410)の下端部尾端に備えられた曲げ端部(440)は案内長孔(370)内に位置した状態でコイル部(410)が捲かれる方向である上記案内長孔の左側に位置している。
上記の状態で上記ナット(300)の下端部を通じて螺旋孔(320)にボルトの螺旋軸(210)を締結するが、上記螺旋孔(320)を貫通する螺旋軸(210)の先端部分が凹入部(340)内に位置するコイルスプリング(400)のコイル部(410)の最下段部分が曲げ端部(440)に接するようになる。そして、このような状態で螺旋軸の持続的な回転によって螺旋軸の外周縁に形成されている螺旋溝の最先端部分がコイル部(410)の端部分と合わさりながら、図3bに図示されたように上記コイル部(410)が螺旋軸(210)の外径に合せて径が無理やりに広げられる状態で螺旋軸(210)の外周縁にコイル部(410)が捲かれる。
この時、上記のように螺旋軸(210)の外径によってコイル部(410)が無理やりに広げられながら螺旋軸(210)に捲かれると、コイル部(410)端の曲げ端部(440)は案内長孔(370)内でコイル部の間隔によって中央部分に位置するようになる。
上記のようにナット(300)の螺旋孔(320)に螺旋軸(210)が締結されるとともに、凹入部(340)内に位置しているコイルスプリング(400)が螺旋軸(210)の外周縁を包むようになる。すると、コイルスプリング(400)の自体テンション力の引締力によって螺旋軸(210)を緊密に取っている状態であるから、使用途中に外部からの振動及び衝撃が加えられたり、人為的な力によってボルト(200)とナット(300)を無理やりに外そうとしても、ボルトとナットが外れることはなく安全に使えることになる。
上記のような状態にして締結が終っているボルトとナットを取り外す場合には、一般的に使用されている緩み手段(500)であるソケット(510)を使って取り外すことになる。
即ち、図4bに図示されたようにソケット(510)の被せ溝部(520)が円形ナット部(330)に被せられるが、この時上記六角の形を持つ被せ溝部(520)間に備えている凹入溝部(530)のどれか一つにコイルスプリング(400)の折角端部(440)が位置する状態にする。
上記のように凹入溝部(530)に曲げ端部(430)が位置する状態にして円形ナット部(330)にソケット(510)の被せ溝部(520)が被せると、ソケットの六角様を持っている被せ溝部(520)と、円形ナット部(330)の下段に一体形成されている六角ナット部(310)の六角形が図4bに示すように擦れ違う状態となってソケット(500)が円形ナット部(330)のみに被さった状態になる。
このような状態で上記ボルト(200)が固定された状態のままで、上記ソケット(500)をコイルスプリング(400)が外れる方向に回転させると、この回転によって図3cと図4cに図示されたようにソケット(510)の凹入溝部(530)にかかっているコイルスプリング(400)の曲げ端部(440)が案内長孔(370)の右側方向に強制的に移動される。そして、上記のように曲げ端部の強制移動によってコイル部(410)が外側に広がりながら螺旋軸(210)の外周縁から離隔される状態になる。
上記のようにソケット(500)を回転させると、図3cのように六角の形を持っている被せ溝部(520)と六角ナット部(310)が一致するようになって、このような状態では図4cに図示されたように被せ溝部(520)が六角ナット部(310)まで被さるようになる。
上記のようにコイル部(410)の曲げ端部(440)がソケット(510)の凹入溝部(530)にかかっている状態で、ソケットが回ってコイル部(410)が螺旋軸(210)の外周縁から広げられた状態で六角ナット部(310)に被せ溝部(520)が被さると、ソケット(510)に加えられた力を解消させても、コイルスプリング(400)のテンション力が加えられても、ソケット(510)が任意に回転しなく、コイル部(410)が螺旋軸(210)から広げられた状態でナット(300)とボルト(200)の螺旋軸(210)を容易に損傷のない状態で外せるようになる。
上記のようにソケット(510)を使って螺旋軸(210)の外周縁を自体のテンション力によって緊密に包んでいるコイルスプリング(400)を無理やりに広げる場合、上記のように無理やりに広げられるコイルスプリングは最終的にどちらか一方の地点に力が加えられる。しかし、コイルスプリング(400)であるコイル部(410)の中、最上段に位置する上段コイル部(430)をコイル部より多少広い外径にした状態で円形ナット部(330)の段面(360)に載せられた状態で巻き面(360)によって捲かれて堅固に固定している。このため、コイル部(410)が外圧によって無理やりに広げられ、力がコイルスプリングのどちらか一方に集中的に加えられるのではなく、コイル部と多少大きい外径を持っている上段コイル部(430)全体に分散し、強い外圧が持続的に加えられてもコイルスプリング(400)が切断されることなく使えるようになる。
コイルスプリング(400A)のほかの実施例としては、図5に図示されたようにボルト(200)の螺旋軸(210)を包む多数個のコイル部(410A)を備えて、上記コイル部の上段端に一体に延ばしてコイル部の外径より多少大きい外径を持つように外側に曲げてナット(300)の段面(360)に置かれる上段コイル部(430A)を形成して使うことも出来る。
即ち、コイルスプリング(400A)であるコイル部(410A)をナットの凹入部(340)内に配置すると、上記コイル部の上段まで延びて外側を向けて曲げている上段コイル部(430A)がナット(300)の段面に置かれた状態になる。
このような状態で上記段面の外周縁に上部まで延びている巻き部(350)を内側で曲げれば、上記巻き部によって段面(360)に置かれている上段コイル部(430A)が堅固に固定される。
ナット(100)のほかの第1実施例としては、図6及び図7に図示されたように円形ナット部(330)に備えられてコイルスプリング(400)の上段コイル部(420)が載せられる段面(360)に上段コイル部(430)が凹入される状態で安着される安着溝(380)を備えて、上記円形ナット部(330)の一方面に切開部(390)を備えることができる。この場合、図9aのように上記コイルスプリングの上段コイル部(430)先端を上記切開部に差し込んで固定するように掛け部(450)を備えて、図9bのように案内長孔(370)に配置される曲げ端部(440)をソケット(510)の凹入溝部(530)に揺れなく安定して掛けるように2段に曲げた状態で使うこともできる。
この時、上記切開部(390)は一面に掛け部(450)を掛けるようにするとともにコイルスプリング(400)の上段コイル部(430)が段面(360)に置かれた状態で巻き部(350)に巻かれて固定される時、図8に図示されたように上記延長部(420)と上段コイル部(430)との曲げ地点が切開部(390)の端部分に位置するようになる。よって、上記コイル部(410)のテンション力のみではなく、上記コイル部から延びている延長部(420)のテンション力も一緒に作用するようになってコイルスプリングの引締力が更に高まる。
上記のような本発明の第1実施例は、本発明のナットにボルトの螺旋軸が締結される点と、締結された状態でコイルスプリングが螺旋軸を緊密に取ってくれる点では同一である。しかし、ナット(300)に締結されているボルト(200)を外す場合、図4cに図示されたようにソケット(510)の被せ溝部(520)を円形ナット部(330)に被せる時、凹入溝部(530)に曲げ端部(440)がかかった状態でソケット(510)の回転力によって曲げ端部(440)を無理やりに押し付けながらコイルスプリング(400)のコイル部(410)が螺旋軸(210)の外周縁から離れるようになる。しかし、この時上記曲げ端部(440)が2段に曲げられた状態にあるため、多く使用されているソケット(510)の凹入溝部(530)に2段で曲げた曲げ端部(440)が安定しながらも緊密に位置しているため、曲げ端部(440)が隙のない状態でソケットによって動くようになる。
そして、上記螺旋軸(210)の外周縁を緊密に取ってくれるコイルスプリング(400)の上端部の上段コイル部(430)は段面(360)に載せられられた状態で巻き面(350)によって巻かれる状態にならない。一方、上記段面(360)の安置溝(380)内に緊密に置かれた状態で巻き面(350)によって固定されるようになっていて上段コイル部(430)が更に堅固に固定されるのはもちろん、上記上段コイル部(430)の先端が、下向きに曲げた掛け面(450)が円形ナット部(330)の一方に備えられた切開部(390)に位置する状態で上記切開部の一面にかかる状態を保っている。よって、外圧によって人為的な力が加えられてもコイル部(410)と同一に捲かれた状態で段面(360)やこれに備えられた安置溝(380)内に置かれた状態で巻き面(350)によって固定されている上段コイル部(430)が押されずに使われることになる。
ナットのコイルスプリング(400)についてのほかの実施例としては、図10a、bに図示されたように2段に曲げた曲げ端部(430)の端部分を下部、または上部に向けるように曲げ形成した状態でも使用可能になる。
ナットに関するほかの一実施例としては、図11aに図示されたように案内長孔(370)の一方の下端面に曲げ端部(440)が掛かるようにする掛け突起(370a)を形成することができるのであり、図11b及び図11cに図示されたように案内長孔(370)の一方の上下面に各々掛け溝(370b、c)を形成させた状態で使うこともできる。
これはボルト(200)とナット(300)を取り外そうとする場合、ソケット(510)を使って曲げ端部(440)を強制的に押したり、またはほかの工具を使って曲げ端部(440)のみを取って強制的に押してコイル部(410)を広げる時上記曲げ端部(440)が掛け突起(370a)または掛け溝(370b、c)にかかるようにすれば、ソケット(510)のない状態でもコイル部(410)が螺旋軸(210)の外周縁から広げられた状態を保たれて、ボルト(200)とナット(300)を容易に取り外すことができる。
ナットに関するほかの第2実施例は、図12に図示されたように上記外周面が六角の形を持って中央にボルト(200)の螺旋軸(210)が締結される螺旋孔(320A)を持つ六角ナット部(310A)を構成して、上記六角ナット部の上面に一体に延ばして外周縁が円形の形を持ち、内部は螺旋孔より内径が相対的に広い凹入部(340A)を持つ円形ナット部(330A)を構成して、上記円形ナット部の凹入部(340A)上面にはコイルスプリングの上段コイル部が載せられた状態で包まれる段面(360A)を持つ巻き部(350A)を備えているナット(300A)と;上記円形ナット部(330A)の段面(360A)に載せられられた状態で巻き面によって固定される上段コイル部(430A)を構成して、上記上段コイル部の下部に一致して延ばすが、上段コイル部より小さい外径にして凹入部(340A)内に位置した状態で螺旋軸外周縁を包めるコイル部(410A)に形成されるコイルスプリング(400)で形成することも出来る。
この時、上記コイル部(410A)は少なくとも1コイルないし2コイル範囲の内で形成するのが望ましいのであり、コイル部(410A)の下端部と凹入部(340A)の底面は所定の空間が形成されるようにしてコイル部(410A)が螺旋軸(210)の螺旋溝の間隔によって流動しながら螺旋軸に捲かれるようにする。
この場合、図12aに図示されたようにボルト(200)が螺旋締結されなかった状態ではコイルスプリング(400A)である上段コイル部(430A)が円形ナット部(330)の段面に載せられた状態で巻き面(350A)に巻かれた状態で固定されていて、上記上段コイル部(430A)の下部に一体で延びているコイル部(410A)は凹入部(340A)内に位置した状態で下段部分がナット(300)に固定されないため、自体のテンション力によってコイル部(410A)の内径が小さくなって、高さが最小化された状態になる。
このような状態で図12bに図示されたように螺旋孔(320)を貫通した螺旋軸(210)の上端面が凹入部(340A)に位置しているコイル部(410A)の最下段に接するようになり、このような状態で引き続いて螺旋軸(210)を回転させればコイル部(410A)の下段に位置している端が螺旋軸(210)である螺旋溝の始点を探して入り込むようになる。このような状態が続けばコイル部(410A)は螺旋軸(210)の外径によって無理やりに広げられると同時に螺旋溝の間隔に合せてコイル部(410A)の間隔が広げられる状態にして螺旋軸(210)に捲かれるようになる。
ナットのほかの第3実施例としては、図13に図示されたように上記外周面が六角の形を持って中央にボルト(200)の螺旋軸(210)が締結される螺旋孔(320B)を持つ六角ナット部(310B)を構成して、上記六角ナット部の上面に一体に延ばして外周縁が円形の形を持って内部は螺旋孔より内径が相対的に広い凹入部(340B)を持つ円形ナット部(330B)を構成して、上記円形ナット部の凹入部(340B)上面にはコイルスプリングの上段コイル部が載せられた状態で包むように段面(360B)を持つ巻き部(350B)を構成していて、上記円形ナット部に少なくとも3個以上の切開溝部(380B)を備えているナット(300B)と;上記円形ナット部(330B)の段面(360B)に載せられた状態で巻き面によって固定されるようにする上段コイル部(430B)を構成して、上記上段コイル部の下部に一致に延ばしいるが、上段コイル部より小さな外径にして凹入部(340B)の内周縁に密着されるようにする状態で螺旋軸の外周縁を包むコイル部(410B)に形成されるコイルスプリング(400B)で形成することもできる。
上記のようなナットはボルトの螺旋軸(210)が締結される以前には、図14a及び図15aに図示されたようにコイルスプリング(400B)が自体のテンション力によって内の側に萎むことで、円形ナット部(330B)の凹入部(340B)の内周縁にコイル部(410B)の外径が密着された状態になる。
この時、上記螺旋孔(320B)の外周縁はコイル部(410B)の内周縁より多少大きい外径になる状態になる。
このような状態で六角ナット部(310B)の螺旋孔(320B)を通じて螺旋軸(210)を締結させれば、上記螺旋孔を貫通した螺旋軸(210)の上端部は凹入部(340B)に位置しているコイルスプリング(400B)のコイル部(410B)の下段に接するようになる。
上記のような状態で引き続いて螺旋軸(210)を回せば図14bと図15bで見ることのように上記螺旋軸の外周縁に形成されている螺旋溝の先端部分がコイル部(410B)の端部分に合わせられると、この時から螺旋軸(210)の外周縁にコイル部(410B)が捲かれるようになる。この時螺旋軸(210)の外径より小さな内径を持っているコイル部(410B)が捲かれることによってコイル部(410B)が無理やりに広げられる状態で捲かれるようになることで、上記コイル部(410B)が凹入部(340B)の内周縁に密着された状態から起こる現象によって切開溝部(380B)が備えられた円形ナット部(330B)が外側に向けてコイル部と一緒に強制的に広げられるながら、螺旋軸の外周縁にコイル部が捲かれるようになる。
上記のような状態にして螺旋軸(210)の外周縁にコイル部(410B)が捲かれるようになると、コイル部(410B)の自体テンション力によって螺旋軸(210)を緊密に取られることはもちろん、上記コイル部に起こる現象によってこれらの外周縁と緊密に接している状態から切開溝部(380B)によって無理やりに広げられた円形ナット部(330B)が元の状態になろうとする力によってコイル部(410B)が螺旋軸(210)を一層堅固に取られる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
200 ボルト
210 螺旋軸
300 ナット
310 六角ナット部
320 螺旋孔
330 円形ナット部
340 凹入部
350 巻き面
360 段面
370 案内長孔
380 切開部
400 コイルスプリング
410 コイル部
420 上段コイル部
430 曲げ端部
500 緩み手段
510 ソケット
520 被せ溝部
530 凹入溝部

Claims (12)

  1. 螺旋軸が締結される螺旋孔を中央に有する六角ナット部と、
    前記六角ナット部の上面から一体に延びて前記螺旋孔より大きな内径の凹入部を内部に有する円形ナット部と、
    前記凹入部の上面に段面を有する巻き部と、
    前記円形ナット部の下段一方で前記凹入部に連通される案内長孔と
    を有するナットと;
    前記円形ナット部の前記凹入部内に凹入されテンション力を有するコイル部と、
    前記コイル部の上段に延びて前記段面に載せられ前記巻き部により巻かれた状態で固定結合される上段コイル部と、
    前記コイル部の下段の尾端部であり前記案内長孔を貫通するように外側に曲げられる曲げ端部と
    を有するコイルスプリングと;
    を備えるセイパーラックナット。
  2. 螺旋軸が締結される螺旋孔を中央に有する六角ナット部と、
    前記六角ナット部の上面から一体に延びて前記螺旋孔より大きな内径の凹入部を内部に有する円形ナット部と、
    前記凹入部の上面に段面を有する巻き部と、
    前記円形ナット部の下段一方で前記凹入部に連通される案内長孔と
    を有するナットと;
    前記円形ナット部の前記凹入部内に凹入されテンション力を有するコイル部と、
    前記コイル部の上段に延びて前記段面に載せられ前記巻き部により巻かれた状態で固定結合される上段コイル部と、
    前記コイル部の下段の尾端部であり前記案内長孔を貫通するように外側に曲げられる曲げ端部と
    を有するコイルスプリングと;
    前記六角ナット部の外周面に被せられる六角形の内周面を有する被せ溝部を有するソケットと、
    前記被せ溝部の各角部分で前記コイルスプリングの前記曲げ端部が差し込まれる凹入溝部と;
    を有する緩み手段と
    を備えるセイパーラックナット。
  3. 前記コイルスプリングは、
    前記ボルトの前記螺旋軸を包む複数段のコイル部と;
    前記コイル部の上段の尾端部から垂直に延びる延長部と;
    前記延長部の尾端部から一体に延びて前記コイル部の外径より大きな外径を有する上段コイル部と;
    前記コイル部の下段に配置される尾端部であり前記案内長孔を貫通するように外側に曲げられる曲げ端部と;
    を有する、請求項1または2に記載のセイパーラックナット。
  4. 前記コイルスプリングは、
    前記ボルトの前記螺旋軸を包む複数個段のコイル部と;
    前記コイル部の上段の尾端から一体に延びて前記コイル部の外径より大きな外径を有するように曲げらて前記ナットの前記段面に置かれる上段コイル部と;
    前記コイル部の下段に配置される尾端部であり、前記案内長孔を貫通するように外側に曲げられる曲げ端部と;
    を有する、請求項1または2に記載のセイパーラックナット。
  5. 前記円形ナット部の一面に切開部が形成され、前記コイルスプリングの前記上段コイル部の先端が前記切開部に差し込まれて固定される前記曲げ端部を構成した、請求項1または2に記載のセイパーラックナット。
  6. 前記上段コイル部の尾端部が下部へ向くように、前記曲げ端部が2段に曲げられた、請求項5に記載のセイパーラックナット。
  7. 前記案内長孔を貫通する前記曲げ端部の尾端部が前記凹入溝部に間隙のない状態で凹入されるように2段に曲げられた、請求項1または2に記載のセイパーラックナット。
  8. 前記案内長孔の下端面の一方には、前記コイルスプリングの前記曲げ端部が掛けられる掛け突起が設けられ、請求項1または2に記載のセイパーラックナット。
  9. 前記案内長孔の一側の上段または下段には、前記コイルスプリングの前記曲げ端部が掛けられる掛け溝が設けられ、請求項1または2に記載のセイパーラックナット。
  10. 六角形の外周面を有し螺旋孔を中央に有する六角ナット部と、前記六角ナット部の上面から一体に延びて円形の外周面を有し前記螺旋孔より大きな内径の凹入部を有する円形ナット部と、前記円形ナット部の凹入部の上面でコイルスプリングの上段コイル部が載せられた状態で前記上段コイル部を包む段面を有する巻き部とを有するナットと;
    前記円形ナット部の前記段面に載せられた状態で前記巻き部により固定される上段コイル部と、前記上段コイル部の下段に延びて前記上段コイル部より小さな外径を有し前記凹入部に配置された状態で螺旋軸の外周面を包むコイル部とを有するコイルスプリングと;
    を備えるセイパーラックナット。
  11. 六角形の外周面を有し螺旋軸が中央に締結される螺旋孔を有する六角ナット部と、前記六角ナット部の上面から一体に延びて円形の外周面を有し前記螺旋孔より大きな内径の凹入部を内部に有する円形ナット部と、前記円形ナット部の前記凹入部の上面にコイルスプリングの上段コイル部が載せられた状態で前記上段コイル部を包む段面を有する巻き部と、前記円形ナット部に形成された3個以上の切開溝部と、を有するナットと;
    前記円形ナット部の前記段面に載せられた状態で前記巻き部により固定される上段コイル部と、前記上段コイル部の下段に延びて前記上段コイル部より小さな外径を有し前記凹入部の内周面に密着した状態で前記螺旋軸の外周面を包むコイル部とを有するコイルスプリングと
    を備えるセイパーラックナット。
  12. 前記コイル部は、1コイルから2コイルの範囲内で形成される、請求項10または11に記載のセイパーラックナット。
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