JP2015523531A - ナット緩み止め体 - Google Patents

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Abstract

ナット緩み止め体は、ナット本体、緩み止め巻き輪及びケージ体を含む。緩み止め巻き輪は、第1のタング及び第2のタングを含み、ナット本体の内側の径よりも小さい内側の径を有する。ケージ体は、ナット本体内に固定され、第1の止め部及び第2の止め部を画成する周壁部を含む。緩み止め巻き輪はケージ体内に位置し、第1のタング及び第2のタングは、ケージ体の第1の止め部及び第2の止め部に近接して位置決めされる。第1のタングは、ナット緩み止め体が第1の方向に回されるときに第1の止め部に係合し、第2のタングは、ナット緩み止め体が第2の方向に回されるときに第2の止め部に係合する。

Description

本発明は、ナット緩み止め体に関し、より具体的には、緩み止め巻き輪を含むナット緩み止め体に関する。
ナット及びボルトのアセンブリが高い強度と緩みに対する高い抵抗性とを必要とする場合、一般的となっているトルクによる緩み止めナットは、通常使用されない。より確実な動作の機械的な緩み止め手段が好まれる。次のようなものを含んで用いられる多くの方法がある。含まれるものには、接着剤、セレート付六角フランジナット、ジャムナット、コッターピン、ロックワイヤ、溶接、キー溝付きの緩み止めピン又は緩み止めリング、及び、ナット又はボルト頭部を捕捉し且つこれらを隣り合う構造に連結することによって所定の位置に係止するさらなる様々な機械的な構成要素がある。隣り合う構造が使用される場合、相対的な回転をしないように、ナット及びボルト頭部の両方に、拘束するものが付加されなければならない。記載した緩み止め手段にはすべて制約がある。
接着剤は、適切な表面処理を必要とし、点検修理において取り外さなければならない場合に適切でないことがある。
セレート付六角フランジナットは、40RC未満の硬度を有する材料を用いた接合部には効果的である。ナット及びボルトのアセンブリの場合、ボルト及びナットの両方が、セレート付フランジを使用しなければならない。セレートは、塗装面及びコーティング面を傷つけ、腐食を引き起こす可能性がある。
ジャムナットは、一般的により薄くなった補助的なねじ付きナットであり、負荷を支持する主ナットに対して締め付けられる。ジャムナットの使用は、物議をかもしだすものであり、工業用締め具協会から推奨されてはいない。それは、2つのナットの間において負荷を分散することは、コントロールするのが難しく、緩み又はジャムナットのねじの破損を引き起こす可能性があるためである。
ハードロック(登録商標)(Hard Lock)の商標で市販される特殊なジャムナットの設計は、偏心し凸状になった円錐状の背部を有するねじ付きの主ナットを含み、この背部は、中心にあり凹状になった円錐状の嵌め合い面を有するねじ付きジャムナットと嵌まり合う。この設計は、効果的に機能すると公言されているが、比較的複雑であり、適切に使用するのに訓練を必要とする。重大な制約は、この設計が、上記2つのナットと一体的なものでなければならず、そのため標準的なナットと共に使用することができないということである。
コッターピン及びロックワイヤは、ナットを確実に保持できるが、ボルトのテンションを維持はしない。
ナット及びボルトは、共に溶接されること、又は隣り合う構造体に溶接されることができる。このことは、効果的なものとなり得るが、熟練し且つ訓練を受けた作業者によってのみなされなければならず、且つ永久的な接合が許容可能な場所でのみなされなければならない。
Huck Lockbolt、Truelock Bolt、及びAxilok Nutsとして販売されている特殊な締結具は、ナット及びボルトを機械的に係止するために、緩み止めリング及びキー溝を使用する。これらは、標準的なナット及びボルトと共に使用できない複雑な機械的なシステムである。
勾配付きノルトロック(登録商標)(Nordlock)ワッシャシステム及びStage8システムなどの他の特殊な機械的な緩み止めシステムが使用される。これらは両方とも、ボルト頭部又はナットのいずれかを隣り合う構造体に固定し、固定された要素を回転しないようにする。ナットとボルトとの間での相対的な回転が必要とされる場合、2つのセットが使用されなければならない。このことは、費用及び複雑さを増す。ノルトロックのシステムは、セレート付ワッシャがはまり込み且つかみ合って回転を防ぐことができるように、隣り合う構造体の硬度に制限を必要とする。このことは、軟かい材料にも、塗装又はコーティングされた面にも損傷を与える可能性がある。Stage8システムは、ボルト頭部又はナットを隣り合う構造体に固定することによってボルト頭部又はナットが反時計回りに回転しないようにするために、様々な金属部品によるセットを必要とする。
本明細書で開示するナット緩み止め体は、特に過酷な使用条件において、ナットの緩みを防止する。ナット緩み止め体は、これらのシステムの複雑さ及び制約をなくし、最も厳しい用途で必要とされる性能をもたらす。ナット緩み止め体は、標準的なナット及びボルトと共に使用される。サイズにおいては、ナット緩み止め体は、ジャムナットの寸法の工業規格を満たす。使用の際、ナット緩み止め体は、他の実用的な緩み止めシステムのいずれよりも使用するのが遙かに単純である。ナット及びボルトの両方が互いに対して回転しないようにするために、1つのナット緩み止め体のみで済ますことができる。本発明は、性能が向上され且つ適用範囲が広くなったナット緩み止め体を提供する。
開示したように、ナット緩み止め体は、本体と、緩み止め巻き輪と、ケージ体とを含む。緩み止め巻き輪は、ケージ体内に位置し、ケージ体は、本体内に固定される。ケージ体は、第1の止め部及び第2の止め部を含み、緩み止め巻き輪は、第1の止め部及び第2の止め部に近接した第1のタング及び第2のタングを含む。これらタングは、ナット本体が回転するときに止め部に係合するように配置され、それにより、巻き輪は、締結具本体が第1の方向に回されると緩み、締め具本体が第2の方向に回された状態では締まる。緩み止め巻き輪の内側の径は、本体の内側の径よりも小さく、それにより、ナット緩み止め体がねじ付部材に取り付けられたときに、緩み止め巻き輪のみがねじ付部材に係合する。
本実施形態の説明及び図面を参照することで、本発明におけるこれらの利点及び特徴と他の利点及び特徴とが、より十分に理解及び認識されることになる。
ナット緩み止め体の第1の実施形態の分解斜視図である。 ナット緩み止め体のケージ体の上方から見た斜視図である。 ナット緩み止め体の緩み止め帯状体及びケージ体の底面図である。 ナット緩み止め体の斜視図である。 ねじ付部材に取り付けられ且つ主ナットに隣り合ったナット緩み止め体の側面図である。 図5のV−V線に沿った断面図であり、ナット緩み止め体、主ナット及び雄ねじ付部材の断面図である。 ナット緩み止め体の第2の実施形態の分解斜視図である。 図7のナット緩み止め体の上面図である。 図7のナット緩み止め体の上方から見た斜視図である。
本発明の本実施形態を説明する前に、本発明は、以下の説明で述べられるものであっても図面で示されるものであってもそのような動作の詳細にも構造の詳細にも構成要素の配置構成にも限定されないことを、指摘しておく。本発明は、他の様々な実施形態で実践されることができ、本明細書に明示して開示されていない別の方法で実現又は実施されることができる。また、本明細書で使用される用語は、説明のためのものであり、限定するものとみなされるべきでないことも、指摘しておく。「含む(including)」及び「備える(comprising)」、並びにこれらの変形したもの使用することは、それらの前に挙げたもの及びその均等物も、追加されるもの及びその均等物も包含する。さらに、様々な実施形態の説明において、数え上げが用いられ得る。別途明記されない限り、数え上げの使用は、構成要素のいかなる特定の順序にも番号にも本発明を限定するとして解釈されるべきでない。数え上げの使用は、数え上げがなされた方法若しくは構成要素と組み合わされる又はこれらの中に組み込まれるかもしれない追加のいかなる方法も構成要素も、本発明の範囲から除外するものとしても、解釈されるべきもでない。
本発明の一実施形態に従って構成されたナット緩み止め体が、図1〜図6に示され、全体として40で示されている。図1〜図6にナット緩み止め体又はジャムナットとして示されているが、本発明の概念は、当業者によって認識されるような様々なナット及び締結具に組み込まれることができる。
ナット緩み止め体40は、ナット本体42と、緩み止め要素、緩み止めばね、緩み止め巻き輪又は緩み止め帯状体44とを含む。ナット本体42は、従来の駆動工具(図示せず)によって係合され且つ駆動されるように構成された六角形状の外側部分46を含む。六角形状部分46は、複数の角部48と角部48同士の間に延在する複数の平坦部50とを含む。或いは、ナット本体42は、正方形、他の多角形又は他の任意の形状とすることができる。ナット本体42はまた、現在既知である又は今後開発されるいかなる一般的な駆動工具によっても係合を受けるような形であってよい。
ナット本体42は、本体部分54と、本体部分54から延び且つ円筒状平底穴、凹部又はポケット状凹所を画成するカラー部56とを含む。肩状突出部60が、本体部分54及びカラー部56を隔てている。ナット本体42のどの部分もねじ切りされていない。
緩み止め帯状体44は、巻き輪部分又は連続的な湾曲部分70を含み、この巻き輪部分又は連続的な湾曲部分70は、第1のタング又は端部分72と第2のタング又は端部分74との間に延在する円形断面を有している。円形断面を有して示されているが、正方形、矩形、卵形、三角形及び他の任意の好適な形状を含む他の断面形状も考えられる。
この実施形態では、第1のタング又は端部分72と第2のタング又は端部分74とは、直線状であるが、滑らかな曲線及び角度を伴った曲がりを含む他の形状も考えられる。両方のタング72及び74は、湾曲部分70から外方に向かって接線方向に延在している。また、緩み止め帯状体44は、第1のタング72が第2のタング74と重なった状態で、一巻きの巻数を含むこともできる。その代わりとして、緩み止め帯状体44は、一巻きの巻数よりも少ない巻数を含むことも、隣り合う巻き部同士が実質的に互いに接触するように一巻きを超える巻数を含むこともできる。図示の例では、緩み止め帯状体44は、完全な一巻きを少しだけ超えたものを有している。この構成では、第1のタング72及び第2のタング74は、一方を他方の上に載せておらず、放射方向に離されている。湾曲部分70は、第1のタング72と第2のタング74との間の部分において、積み重なっている又は層状に重なっている。図1に示すように、緩み止め帯状体44は、製造を簡単にするために対称なものとすることができる。
ここで図1〜図3を参照すると、ナット緩み止め体40はまた、ばねの保持器又はケージ体80を含む。ケージ体80は、ケージ体80の上面でリム部84を画成する中心の開口部82を有する全体としてカップ形状の部材である。ケージ体80は、周壁部又は下方に垂下したスカート部86をさらに含み、この周壁部又はスカート部86には、複数のスロット88が形成されている。この実施形態では、ケージ体80は、間隔をあけて配置された2つのスロット88を含む。さらに、各スロット88は、2つの側縁部又は止め部90を含む。
ケージ体80は、平坦な金属から製造されることができ、この平坦な金属は、順送り型スタンピング処理、又は他の任意の好適な材料処理若しくは成形処理で、成形される。この実施形態は2つのスロット88を含むが、より多いスロット88もより少ないスロット88も考えられる。
図3を参照すると、緩み止め帯状体44は、ケージ体80の中に配置され、第1のタング72の端部が第1のスロット88内に位置決めされ且つ第2のタング74の端部が第2のスロット88内に位置決めされるように、方向付けられる。それ故、図3に示すように、第1のタング72及び第2のタング74の角度方向の移動は、スロット88の側縁部90によって抑制される。例えば、ナット緩み止め体40の組み付け方向つまり時計回り方向への回転中、第2のタング74の端部が第2のスロット88の側縁部90に接触し得、取り外し方向つまり反時計回り方向への回転中、第1のタング72の端部が第1のスロット88の側縁部90に接触し得る。よって、第1のタング72及び第2のタング74の角度方向の移動は、ナット本体42に対して制限される。緩み止め帯状体44の湾曲部分70は、リム部84の内側表面上で支持される。
ケージ体80及び緩み止め帯状体44をナット本体42内に保持し且つ構成要素の配列を維持するために、ナット本体42のカラー部56は、ケージ体80の上に被さるように制御可能なかたちで変形されることができる。スウェージ加工成形、クリンピング成形又は揺動成形などの製造方法が利用できると考えられる。当然ながら、ケージ体80の上に被さるようにカラー部56を曲げるための他の任意の好適な手段も使用することができる。
ケージ体80及び緩み止め帯状体44の両方は、所望とされるナット本体42と雄ねじ付部材45とに適合するようなサイズとすることができる。図6に示すように、ケージ体80の外側の径は、カラー部56の内側の径の中にぴったりと収まるようなサイズとすることができ、中心の開口部82は、雄ねじ付部材45に一致する又は雄ねじ付部材45にクリアランスを与えるようなサイズとすることができる。緩み止め帯状体44の径は、ケージ体80の中に収まるようなサイズとすることができるが、ナット緩み止め体40がねじ付部材45に取り付けられるときに緩み止め帯状体44が若干拡がるのを可能にするのに十分なクリアランスを含む。緩み止め帯状体44の円形断面の直径は、ねじ付部材45のピッチにほぼ相当し、それにより、緩み止め帯状体44は、ねじ付部材45のねじ内に収まる。非円形断面を有する緩み止め帯状体の場合では、ねじ付部材45のねじに係合する表面の寸法は、ねじ付部材のピッチよりも小さくてもよく、ほぼ同一でもよく、大きくてもよい。
緩み止め帯状体44の内側の径は、ナット本体42の内側の径よりも小さい。従って、緩み止め帯状体だけがねじ付部材45に係合し、ナット本体42は、緩み止め帯状体がねじ付部材45のねじ内に載ると「単にそれにつきあうだけである」。
ナット本体42、緩み止め帯状体44及びケージ体80は、金属及び複合材を含む任意の好適な材料から製造されることができる。加えて、緩み止め帯状体44は、丸鋼線などの比較的低コストの材料から製造されることができる。
ナット緩み止め体40を雄ねじ付部材45に組み付けるために、ナット本体42は、第1の方向つまり通常では時計回り方向に回転される。ナット本体42を時計回り方向に回転させることによって、第2のタング74の端部が、第2のスロット88の側縁部90と接触するように強いられる。この接触の力は、緩み止め帯状体44を若干拡げ、緩み止め要素44とねじ付部材45との間の摩擦を減らし、又は場合によってはなくしてしまい、その結果、緩み止め帯状体44は、ナット緩み止め体40のねじ付部材45上への組み付けを妨げない。
逆に、ナット緩み止め体40を取り外すためには、ナット本体42は、第2の方向つまり通常では反時計回り方向に回転される。ナット本体42を反時計回り方向に回転させることによって、第1のタング72の端部が、第1のスロット88の側縁部90と接触するように強いられる。組み付けと同様に、この接触の力は、緩み止め帯状体44を若干拡げ、緩み止め要素44とねじ付部材45との間の摩擦を減らす又はなくしてしまい、ねじ付部材45からのナット緩み止め体40の取り外しを可能にする。
図5を参照すると、ナット緩み止め体40の適用例が示され、この適用例では、ナット緩み止め体40が、ねじ付き主ナット100と標準的なボルトとして示された雄ねじ付部材45と共に利用されている。この適用例では、主ナット100は、従来のように、ボルト45の上に螺合させられる。ナット緩み止め体40の組み付けには、主ナット100よりも上に延在するボルト45の長さに、ナット緩み止め体40を組み付けるのに十分な長さがあることが、必要である。ナット緩み止め体40は、ボルト45上に螺合され、例えば主ナットのトルクの約10%のトルクにまで主ナット100に対して締め付けられる。緩み止め帯状体44のおかげで、ナット緩み止め体40は、自己によりロックし、それによって、たとえ過酷な振動下にあっても、主ナット100がボルト45に対して緩むように回転するのを確実に防ぐ。
本発明の第2の実施形態に従って構成されたナット緩み止め体が、図7〜図9に示され、全体として140で示されている。ナット緩み止め体140は、すでに説明したナット緩み止め体40と構造的及び機能的に似ている。従って、ナット緩み止め体140の各要素は、数字が100だけ増えたことを除いて、ナット緩み止め体40の対応する要素と同じ参照符号によって識別される。例えば、ナット緩み止め体140の緩み止め帯状体144は、ナット緩み止め体40の緩み止め帯状体44に対応する。顕著に異なる要素だけを下記で説明する。
ナット緩み止め体140では、第1の実施形態のケージ体80が削除され、その代わりにワッシャ180が採用されている。ワッシャ180は、単純なワッシャであり、表面184と表面184を貫通する中心の開口部182とを有する。加えて、本体142は、ナット本体142の内部に形成された第1の凹部176及び第2の凹部178を画成する。第1の実施形態と同様に、ワッシャ180及び緩み止め帯状体144は、カラー部156をワッシャ180の上に被さるように制御可能なかたちで変形させることによって、ナット本体142の中に保持される。
第2のタング174は、ナット本体42の第2の凹部178の中に受け入れられ且つ拘束される。図7に示すように、第2の凹部178は、ナット本体142の回転中に第2のタング174の端部に係合する端部壁190を有する。任意に選択されることによって、第2の凹部178は、ナット本体142の回転中に第2のタング174における角部又は他の任意の好適な面に係合するように、構成されることができる。従って、ナット本体142を時計回り方向に回転させることによって、第2のタング174の端部が、第2の凹部178の端部壁190と接触するように強いられ、ナット緩み止め体140の組み付けが可能になる。
緩み止め帯状体144の第1のタング172は、第1の凹部176内に延在する。第1のタング172は通常、第2の凹部64内で本体42に対して角度方向に自由に回転することができる。第1の凹部176は、ナット本体142の取り外し回転つまり反時計回りの回転中に第1のタング172の端部に係合する端部壁192を有する。それ故、ナット本体142を反時計回り方向に回転させることによって、第1のタング172の端部が、第1の凹部176の端部壁192と接触するように強いられ、ナット緩み止め体140の取り外しが可能になる。
2つの凹部176及び178として図示したが、その代わりとして、本体142は、タング172,174のそれぞれを受け入れるように凹部及び/又は表面の1つの組み合わせたものを画成してもよい。
加えて、ナット緩み止め体40及び140は、ねじり方向の接合摩擦は必要とされるが高い接合圧縮は必要とされない用途において、主ナット100を伴わずに使用されることができると考えられる。そのような用途の例として、バッテリケーブル及び接地線が含まれ、これらバッテリケーブル及び接地線は、振動による緩みの危険性を伴わない安全な電気的接続を維持するために、ねじ付きの柱状体に取り付けられる。別の用途として、2つの部材がヒンジ式の関係で一緒にボルト固定される機械的な装置とすることができる。ナット緩み止め体40及び140を利用することによって、これらの部材は、部材同士の間の相対的な動きと共に変化しない制御された摩擦を伴って、一緒に取り付けられることが可能になる。ジョイント部での回転にかかわらず、ナット緩み止め体40及び140は、緩みも締まりもすることがなく、それによって、ヒンジにおける予め設定されたねじり方向の摩擦を維持する。
ナット緩み止め体は、接着剤、コッターピン、溶接、緩み止めピン及び緩み止めリングなどの補助的な部材又は処理をその多くが使用する従来のナット緩み止め体に対して、多用途であり且つ単純である代替物をもたらす。本ナット緩み止め体は、標準的なナット及びボルトと共に使用することができ、従来のナット緩み止め体よりも使用が単純であり、効果が薄れることなく何度も再使用することができ、特定の要求に合うようにサイズ調整することができ、ボルトのねじに損傷を与えない。さらに、本ナット緩み止め体は、主ナット及びボルトが組み付けられる方法を変えない。従って、この新規なナット緩み止め体は、単純性と性能とのバランスを向上させる。
上記の説明は、本発明の本実施形態のものである。均等論を含む特許法の原理に基づいて解釈されるべき特許請求の範囲に規定された本発明の趣旨及びより広範な態様から逸脱することなく、様々な代替え及び変更がなされることができる。
本開示は、説明の目的のために提示されたものであり、本発明のすべての実施形態を網羅して説明するものとしても、これらの実施形態に関連して図示及び説明された特定の要素に特許請求の範囲を限定するものとしても、解釈されるべきでない。例えば、そして限定するわけではないが、説明した発明の個々の要素は、実質的に同様な機能をもたらす或いは十分な動作をもたらす代替の要素によって、置き換えられることができる。このことは、例えば、当業者に現時点で既知であるかもしれないものなどの現在既知の代替の要素を含み、そして、当業者が開発時に代替のものとして認識するかもしれないものなどの将来的に開発され得る代替の要素を含む。さらに、開示した実施形態は、共に記載され且つ協働して利益をまとめてもたらすかもしれない複数の特徴を含む。本発明は、特許請求の範囲に別途明示して記載される場合を除いて、これらの特徴をすべて含む実施形態にも、記載した利益のすべてをもたらす実施形態にも、そのような実施形態だけに限定されるものではない。
「鉛直方向」、「水平方向」、「上部」、「底部」、「上側」、「下側」、「内側」、「内方に向かって」、「外側」、「外方に向かって」、「時計回り」及び「反時計回り」などの方向を示す用語は、図面に示した実施形態の向きに基づいて、本発明を説明するのを補助するために使用されている。方向を示す用語の使用は、本発明をいかなる特定の向きにも限定するように解釈されるべきでない。例えば、冠詞「a」、「an」、「the」又は「said」を使用した単数形での請求項の要素へのいかなる言及も、特許請求の範囲に明示して記載されない限り、これら要素を単数形に限定するものとして解釈されるべきでない。

Claims (15)

  1. ナット緩み止め体において、
    従来の駆動工具によって係合され且つ駆動されるように構成された外側部分を有するねじ無しナット本体であって、ポケット状凹所を画成するねじ無しナット本体と、
    前記ナット本体の前記ポケット状凹所内に固定されるケージ体であって、第1の止め部及び第2の止め部を画成する周壁部を含むケージ体と、
    第1及び第2のタングを含む緩み止め巻き輪であって、前記ナット本体の前記ポケット状凹所内及び前記ケージ体内にある緩み止め巻き輪と
    を備え、
    前記緩み止め巻き輪は、前記ナット本体の内側の径よりも小さい内側の径を有し、前記第1のタング及び前記第2のタングは、前記第1の止め部及び前記第2の止め部に近接し、それにより、前記ナット緩み止め体が第1の方向に回されるとき、前記第1のタングが前記第1の止め部に係合し、前記ナット緩み止め体が第2の方向に回されるとき、前記第2のタングが前記第2の止め部に係合する、ナット緩み止め体。
  2. 前記第1の止め部及び前記第2の止め部は、前記周壁部の第1のスロット及び第2のスロットによって画成され、
    前記第1のタング及び前記第2のタングは、前記第1のスロット内及び前記第2のスロット内に位置する請求項1に記載のナット緩み止め体。
  3. 前記ナット本体は、前記ポケット状凹所の底部を画成する肩状突出部と、対向する加圧変形された部分とを含み、
    前記ケージ体は、前記肩状突出部と前記加圧変形された部分との間で固定される請求項1に記載のナット緩み止め体。
  4. ナット緩み止め体において、
    本体部分と前記本体部分から延びてポケット状凹所を画成するカラー部とを有するねじ無しナット本体であって、従来の駆動工具によって係合され且つ駆動されるように構成された外側部分を有するねじ無しナット本体と、
    前記ナット本体の前記ポケット状凹所内にある緩み止め帯状体であって、巻き輪部分と、前記巻き輪部分から延びる第1のタング及び第2のタングとを含む緩み止め帯状体と、
    リム部及びスカート部を有し、前記ナット本体の前記ポケット状凹所内に位置するケージ体であって、前記スカート部が、前記スカート部に形成された第1のスロット及び第2のスロットを含むケージ体と
    を備え、
    前記緩み止め帯状体は前記ケージ体内にあり、前記第1のタング及び前記第2のタングは、前記第1のスロット内及び前記第2のスロット内にそれぞれ延在し、前記ケージ体は、前記カラー部によって前記ナット本体内に保持される、ナット緩み止め体。
  5. 前記第1のタング及び前記第2のタングは、前記巻き輪部分から概ね接線方向に延在する請求項4に記載のナット緩み止め体。
  6. 前記第1のタングは、前記ナット緩み止め体の雄ねじ付部材からの取り外し中に、前記第1のスロットの側縁部に接触するように構成される請求項4に記載のナット緩み止め体。
  7. 前記第2のタングは、雄ねじ付部材への取り付け時における前記ナット緩み止め体の組み付け中に、前記第2のスロットの側縁部に接触するように構成される請求項6に記載のナット緩み止め体。
  8. 前記カラー部の上側部分は、前記ナット本体内に前記ケージ体を保持するように変形される請求項4に記載のナット緩み止め体。
  9. 前記リム部は、前記緩み止め帯状体の内側の径に相当する径を有する開口を画成する請求項4に記載のナット緩み止め体。
  10. ねじ付き主ナットを雄ねじ付部材に係止するためのナット緩み止め体において、
    本体部分と前記本体部分から延びてポケット状凹所を画成するカラー部とを有するねじ無しナット本体であって、従来の駆動工具によって係合され且つ駆動されるように構成された外側部分を有するねじ無しナット本体と、
    前記ナット本体の前記ポケット状凹所内にある緩み止め帯状体であって、巻き輪部分と、前記巻き輪部分から延びる第1のタング及び第2のタングとを含む緩み止め帯状体と、
    リム部及びスカート部を有し、前記ナット本体の前記ポケット状凹所内に位置するケージ体であって、前記スカート部が、前記スカート部に形成された第1のスロット及び第2のスロットを含むケージ体と
    を備え、
    前記緩み止め帯状体は前記ケージ体内にあり、前記第1のタング及び前記第2のタングは、前記第1のスロット内及び前記第2のスロット内にそれぞれ延在し、前記ケージ体は、前記カラー部によって前記ナット本体内に保持される、ナット緩み止め体。
  11. 前記第1のタング及び前記第2のタングは、前記巻き輪部分から概ね接線方向に延在する請求項10に記載のナット緩み止め体。
  12. 前記第1のタングは、前記ナット緩み止め体の第1の方向への回転中に、前記第1のスロットの側縁部に接触するように構成される請求項11に記載のナット緩み止め体。
  13. 前記第2のタングは、前記ナット緩み止め体の第2の方向への回転中に、前記第2のスロットの側縁部に接触するように構成される請求項12に記載のナット緩み止め体。
  14. 前記カラー部は、前記ナット本体内に前記ケージ体を保持するように変形される請求項10に記載のナット緩み止め体。
  15. 前記リム部は、前記緩み止め帯状体の内側の径に相当する径を有する中心開口を画成する請求項10に記載のナット緩み止め体。
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