JP2011149233A - ジョイント、これを用いた骨組組立体及びモジュール構造物 - Google Patents

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Abstract

【課題】軽量部材を用いながらモジュール構造物の強度低下を抑制する。
【解決手段】交差方向に配置された長梁3及び短梁5を結合してモジュール構造物105の骨組組立体1を形成するためのジョイント7であって、長梁3又は短梁5の端部を軸方向の挿入によって嵌合支持する端支持筒部51,53を備え、各端支持筒部内に前記長梁3又は短梁5の端部を突き当てる突当面67,69を備えたことを特徴とする。従って、長梁3又は短梁5の端部に作用する負荷を端支持筒部51,53及び突当面67,69によって受けることができ、軽量部材を用いてもモジュール構造物の強度低下を抑制することができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、複数の棒状骨組部材を結合してモジュール構造物の骨組組立体を形成するためのジョイント、これを用いた骨組組立体及びモジュール構造物に関する。
従来のモジュール構造物としては、例えば特許文献1のように、予め工場等の施設で生産した柱、壁、屋根等の部材を、現場で組み立てるプレハブ式建物がある。
かかるプレハブ式建物の部材は、部分的な完成品として生産されるため、重量や大きさがかさみやすく、生産施設や輸送手段が大掛かりなものとなるばかりか現場での取り扱いも重機等を要する困難なものとなっていた。
これに対し、プレハブ式建物としては、アルミ合金等からなる軽量部材を用いた軽量モジュール構造を採用するものがある。かかるプレハブ式建物では、現場での取り扱いを容易に行わせることができる。
しかしながら、軽量部材を採用したプレハブ式建物は、その強度が低下し易く、例えば展示会ブースやショールーム等の仮設用には適しているものの、常設用又は大規模用としては十分な強度を確保することはできなかった。
特開2002−371630号公報
解決しようとする問題点は、軽量部材を用いるとモジュール構造物の強度が低下し易い点である。
本発明は、軽量部材を用いながらモジュール構造物の強度低下を抑制するため、交差方向に配置された棒状骨組部材を結合してモジュール構造物の骨組組立体を形成するためのジョイントであって、前記棒状骨組部材の端部を軸方向の挿入によって嵌合支持する少なくとも一対の端支持筒部を備え、前記端支持筒部内に前記棒状骨組部材の端部を突き当てる突当面を備えたことを最も主な特徴とする。
本発明では、端支持筒部に棒状骨組部材の端部を軸方向に挿入して嵌合支持すると共に棒状骨組部材の端部を端支持筒部の突当面に突き当て、棒状骨組部材の端部に作用する負荷を端支持筒部及び突当面によって受けることができる。従って、軽量部材を用いてもモジュール構造物の強度低下を抑制することができる。
モジュール構造物の骨組組立体を示す斜視図である(実施例1)。 図1の骨組組立体の分解斜視図である(実施例1)。 図1の骨組組立体に用いられる長梁及び短梁を示し、(a)は長梁の側面図、(b)は短梁の側面図、(c)は長梁の断面図である(実施例1)。 (a)は図2の長梁の変形例に係る断面図、(b)は別の変形例に係る断面図である(実施例1)。 図1の骨組組立体に用いられる端ジョイントを示し、(a)は斜視図、(b)は平面図、(c)は(a)のA方向から見た正面図、(d)は(a)のB方向から見た正面図である(実施例1)。 図1の骨組組立体に用いられる端ジョイントを示し、(a)は斜視図、(b)は平面図、(c)は(a)のC方向から見た正面図、(d)は(a)のD方向から見た正面図である(実施例1)。 図1の骨組組立体に用いられる中間ジョイントを示し、(a)は斜視図、(b)は平面図、(c)は(a)のE方向から見た正面図、(d)は(a)のF方向から見た正面図である(実施例1)。 端ジョイントの端支持筒部と長梁との関係の詳細を示す概略図である(実施例1)。 図1の骨組組立体にパネルを取り付ける際の概略構成を示す斜視図である(実施例1)。 図9の一方のパネル本体を示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は平面図である(実施例1)。 図9の他方のパネル本体を示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は平面図である(実施例1)。 パネルのフレームと骨組組立体の開口との関係を示す概略図である(実施例1)。 モジュール構造物の骨組組立体を示す斜視図である(実施例2)。 図13の骨組組立体の分解斜視図である(実施例2)。 図13の骨組組立体に用いられる端ジョイントを示し、(a)は斜視図、(b)は平面図、(c)は(a)のG方向から見た正面図、(d)は(a)のH方向から見た正面図である(実施例2)。 図13の骨組組立体に用いられる中間ジョイントを示し、(a)は斜視図、(b)は平面図、(c)は(a)のI方向から見た正面図、(d)は(a)のJ方向から見た正面図である(実施例2)。 変形例に係るモジュール構造物の骨組組立体を示す斜視図である(実施例2)。 ジョイントを示し、(a)は側面図、(b)は平面図、(c)は背面図である(実施例3)。 ジョイントを示し、(a)は側面図、(b)は底面図、(c)は背面図である(実施例3)。 ジョイントを示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は底面図である(実施例3)。 ジョイントを示し、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は背面図である(実施例3)。 ジョイントを示し、(a)は斜視図、(b)は平面図、(c)は背面図、(d)は側面図である(実施例3)。 ジョイントを示し、(a)は斜視図、(b)は側面図、(c)は底面図、(d)は背面図である(実施例3)。 ジョイントを示し、(a)は斜視図、(b)は背面図、(c)は平面図、(d)は側面図である(実施例3)。 ジョイントを示し、(a)は底面図、(b)は正面図、(c)は側面図である(実施例3)。 ジョイントを示し、(a)は斜視図、(b)は平面図、(c)は側面図、(d)は背面図である(実施例3)。 ジョイントを示し、(a)は斜視図、(b)は平面図、(c)は正面図、(d)は側面図である(実施例3)。 骨組組立体の斜視図である(実施例3)。 図28の骨組組立体を矢印K方向から見た斜視図である(実施例3)。 図28の骨組組立体の正面図である(実施例3)。 図28の骨組組立体の平面図である(実施例3)。 図28の骨組組立体の側面図である(実施例3)。
軽量部材を用いながらモジュール構造物の強度低下を抑制するという目的を、構成を複雑化することなく実現した。
[骨組組立体]
図1は本発明の実施例1に係るモジュール構造物の骨組組立体を示す斜視図、図2は図1の骨組組立体の分解斜視図である。
図1及び図2のように、骨組組立体1は、棒状骨組部材としての長梁3及び短梁5と、ジョイントとしての端ジョイント7,9及び中間ジョイント11とを備えている。かかる骨組組立体1は、交差方向である直交方向に配置された複数の長梁3及び短梁5を、複数の端ジョイント7,9及び中間ジョイント11によって結合した立体格子からなっている。この骨組組立体1は、全体としてコ字状に形成され、上面部13、下面部15、及び側面部17を備えている。
上面部13及び下面部15は、上下方向で相互に対向し、その基端部(一端部)間が側面部17によって結合されている。これらの上面部13、下面部15及び側面部17は、それぞれ矩形の外枠部19内に、複数の格子状の開口23が区画形成されている。なお、本実施例では、外枠部19内に二つの開口23が設けられている。
図3は、図1の骨組組立体に用いられる長梁及び短梁を示し、(a)は長梁の側面図、(b)は短梁の側面図、(c)は長梁の断面図である。
前記長梁3及び短梁5は、軸方向の長さのみが異なり他は同一形状に形成されている。従って、詳細については、長梁3についてのみ説明する。
長梁3は、例えば7000系のアルミ合金等の軽量材料からなっている。この長梁3は、長尺中空状に形成されている。長梁3の両端は、軸方向に直交する端面25を有している。
前記長梁3は、矩形断面を有しており、縦壁27が横壁29よりも長く形成されている。長梁3の横壁29は、骨組組立体1のコ字状の内周及び外周に配置される(図1)。従って、骨組組立体1は、コ字状の内外周側に対する曲げ剛性が向上している。
長梁3の断面中心には、円筒部31が軸方向に沿って配置されている。円筒部31と各角部及び縦壁27との間には、軸方向に沿った板状の補強部33,35が一体に設けられている。補強部33,35及び円筒部31の板厚は、縦壁27及び横壁29と同一の板厚となっている。
かかる円筒部31及び補強部33,35により、長梁3は補強がなされていると共に内部に軸方向に沿った空間部37,39,41,43,45,47,49が区画形成されている。空間部37〜49は、照明設備等の配線を配索できるようになっている。
また、円筒部31は、その空間部49内に鉄鋼からなる棒状部材等を挿入することで、長梁3の強度を向上させることができる。この場合、棒状部材は、鉄鋼からなっていても、長梁3の断面に対して細く、構造物に対する重量増への影響は少ない。
なお、長梁3の断面形状は、例えば、図4のように変形することも可能である。図4(a)の長梁3aは、円筒部31a及び補強部33a,35aの板厚を縦壁27及び横壁29の板厚よりも薄くしたものである。また、図4(b)の長梁3bは、円筒部31bと縦壁27及び横壁29との間に補強部33b,35bを形成し、且つ円筒部31b及び補強部33b,35bの板厚を縦壁27及び横壁29の板厚よりも薄くしたものである。
図5〜図7は、図1の骨組組立体1に用いられるジョイントを示している。
前記端ジョイント7,9は、図1、図5及び図6のように、長梁3又は短梁5の端部間を結合するものであり、例えば7000系のアルミ合金等の軽量材料からなっている。
前記端ジョイント7は、図1及び図5のように、骨組組立体1の上面部13及び下面部15の先端角部を構成している。この端ジョイント7は、一対の端支持筒部51,53を備えている。
端支持筒部51,53は、L字状に一体に結合されている。すなわち、一方の端支持筒部51は、他方の端支持筒部53の横壁55外面から一体に突設されている。
前記端支持筒部51,53は、矩形断面の中空状であり、縦壁57が横壁55よりも長く形成されている。端支持筒部51,53の内周側には、長梁3及び短梁5の断面に対応した嵌合穴59,61が形成されている。
嵌合穴59,61内には、長梁3及び短梁5の端部が軸方向に挿入されて嵌合支持される。端支持筒部51,53と長梁3及び短梁5との間は、例えばボルト、ナットの締結によって位置決め及び抜け止めが行われる。
前記嵌合穴59,61内には、長梁3及び短梁5の軸方向に直交した突当面67,69が形成されている。一方の端支持筒部51の突当面67は、他方の端支持筒部53の縦壁57外面からなり、他方の端支持筒部53の突当面69は、L字状の外周側に配置された縦壁57の内面からなっている。これらの突当面67,69には、端支持筒部51,53内に挿入された長梁3及び短梁5の端面25が突き当てられる。
前記端ジョイント9は、図1及び図6のように、前記骨組組立体1のコ字状の角部を構成している。この端ジョイント9は、前記端ジョイント7と同様に一対の端支持筒部71,73がL字状に一体に結合されていると共に、これらに一体の端支持筒部75が追加されている。端支持筒部75は、端支持筒部73にL字状に一体結合されている。
すなわち、端支持筒部75は、端支持筒部73の縦壁57外面から突設され、端支持筒部71は、端支持筒部73の横壁55外面から突設されている。端支持筒部73と端支持筒部71,75との間には、補強用の筋交い77,79が一体に設けられている。
かかる端支持筒部71,73,75は、前記端ジョイント7の端支持筒部51,53と同様の形状となっている。従って、端支持筒部71,73,75の嵌合穴81,83,85内には、長梁3,3及び短梁5の端部が軸方向に挿入されて嵌合支持され、端支持筒部71,73,75と長梁3,3及び短梁5との各間は、例えばボルト、ナットの締結によって位置決め及び抜け止めが行われる。
前記端支持筒部71,73,75の突当面87,89,91は、それぞれ端支持筒部73の横壁55外面、L字状の外周側に配置された横壁55の内面、端支持筒部73の縦壁57外面からなっている。
なお、端ジョイント9は、図6(b)の左右方向線或いは上下方向線に対して対称に構成することで、異なる骨組組立体1の角部に対応させることができる。
前記中間ジョイント11は、図1及び図7のように、長梁3の中間部と短梁5の端部との間を結合するものである。この中間ジョイント11は、中間支持筒部93と端支持筒部95とを備えている。
前記中間支持筒部93は、両端にわたって貫通する嵌合穴97を備えている。この嵌合穴97内には、長梁3の中間部が挿通されて嵌合支持される。中間支持筒部93には、端支持筒部95がT字状に一体結合されている。
すなわち、中間支持筒部93の中間部には、縦壁57外面から端支持筒部95が一体に突設されている。端支持筒部95は、前記端ジョイント7の端支持筒部51,53と同様の形状となっており、中間支持筒部93の縦壁57外面からなる突当面99を備えている。従って、端支持筒部95の嵌合穴100内では、短梁5の端部が軸方向に挿入されて嵌合支持されると共に短梁5の端面25が突当面99に突き当てられる。
なお、端支持筒部95及び中間支持筒部93と短梁5及び長梁3との各間は、例えばボルト、ナットの締結によって位置決め及び抜け止めが行われる。
図8は、端ジョイントの端支持筒部と長梁との関係の詳細を示す断面図である。なお、図8では、端ジョイント7の端支持筒部51と長梁3との関係のみを示している。ただし、他の端ジョイント9及び中間ジョイント11の端支持筒部53,71,73,75,95と長梁3又は短梁5との関係も図8と同様である。
前記のように、端支持筒部51は、嵌合穴59内に長梁3の端部が軸方向に挿入されて嵌合支持されていると共に突当面67に長梁3の端面25が突き当てられている。端支持部51と長梁3の端部との間は、ボルト96によって締結固定されている。
この状態では、長梁3の端部に作用する自重や負荷荷重或いは外力等の負荷を、端支持筒部51による長梁3端部の支持及び突当面67に対する長梁3端部の突き当てによって受けることができる。
従って、端支持筒部51は、図8の矢印のように、ボルト96を支点にして長梁3を回転させようとする負荷が作用しても、長梁3の端面25の突当面67に対する突き当てによって長梁3の回転を規制することができる。
この結果、一本のボルト96で端支持部51と長梁3の端部との間を締結することができ、組付作業性を向上することができながら、骨組組立体1全体のぐらつきや揺れ等を抑制することができる。
しかも、突当面67は、他の端支持筒部53の外面からなるため、長梁3からの負荷を、突当面67を介して他の端支持筒部53及びこれに支持された長梁3で受けて伝達することができる。
なお、ボルト96を複数、例えば2〜4本用いれば、より安定させることができる。
[パネル]
図9は、図1の骨組組立体にパネルを取り付ける際の概略構成を示す斜視図である。図10及び図11は、図9のパネル本体を示している。
図9〜図11のように、骨組組立体1は、格子状の各開口23にパネル102が取り付けられて内面及び外面を備えたモジュール構造物105を構成する。なお、図9では、単一のパネル102のみ示している。
前記パネル102は、一対のパネル本体101及び103を備えている。
一方のパネル本体101は、図9及び図10のように、骨組組立体1のコ字状の外周側に配置されるものである。ただし、骨組組立体1の上面部13及び下面部15の先端部では、コ字状の内外周の双方に配置されて一対のパネル本体の双方を構成する。
前記パネル本体101は、例えば7000系のアルミ合金等の軽量材料からなっている。ただし、パネル本体101には、アルミ合金以外の木やプラスチック等、各種の材料を用いることができる。パネル本体101は、矩形の板状であり、骨組組立体1の開口23よりも大きく形成されている。パネル本体101は、その縁部が長梁3及び短梁5に沿って配置され全体として開口23を覆う。
前記フレーム109は、パネル本体101の内面111から一体に突設されてパネル本体101の強度部材として機能している。このフレーム109は、複数の縦フレーム部113の両端を横フレーム部115によって一体に結合されている。
フレーム109の外周は、開口23内周に嵌合してパネル本体101の位置決めを行う。かかる嵌合により、フレーム109は、骨組組立体1の強度部材としても機能する。
他方のパネル本体103は、図9及び図11のように、骨組組立体1のコ字状の角部内周側に配置されるものである。このパネル本体103の基本構造は、パネル本体101と同様となっている。
パネル本体103には、パネル本体101の構成に加えて、端ジョイント9の筋交い77,79及び端支持筒部73を避けるための段部125,127,129が形成されている。このパネル本体103の形状に応じて、フレーム119にも段部131が形成されている。
前記一対のパネル本体101,103は、図9のように、締結具としてのボルト133によって相互に締結固定されている。ボルト133は、他方のパネル本体103から一方のパネル本体101まで挿通し、その先端にナット等が締め付けられている。
この結果、一対のパネル本体101,103は、前記コ字状の内外から骨組組立体1を挟み込みながら締結される。なお、締結具は、一対のパネル本体101,103間を締結できればよく、ボルト133等に限られるものではない。
かかる一対のパネル本体101,103間には、フレーム109,119の縦フレーム部113,113間の隙間によって空間部が形成される。かかる空間部には、例えば断熱材等を配置することができる。
図12は、パネルのフレームと骨組組立体の開口との関係を示す概略図である。なお、図12では、一方のパネル本体101のフレーム109と骨組組立体1の開口23との関係のみを示している。ただし、他のパネル本体103のフレーム119と開口23との関係も図12と同様である。
前記のように、パネル101のフレーム109の外周は、開口23内周に嵌合している。
この状態では、骨組組立体1の強度部材として機能し長梁3及び短梁5に作用する負荷を受けるようになっている。
このため、フレーム109は、その角部が骨組組立体1の開口23の角部に嵌合し、且つ開口23内で長梁3に沿って配置されることで、長梁3の倒れを抑制することができる。
従って、骨組組立体1全体のぐらつきや揺れ等を抑制することができる。
[実施例の効果]
本実施例は、交差方向に配置された長梁3及び短梁5間又は長梁3,3間を結合してモジュール構造物105の骨組組立体1を形成するための端ジョイント7,9であって、長梁3又は短梁5の端部を軸方向の挿入によって嵌合支持する端支持筒部51,53,71,73,75を備え、各端支持筒部内に前記長梁3又は短梁5の端部を突き当てる突当面67,69,87,89,91を備えている。
従って、本実施例では、長梁3又は短梁5の端部に作用する負荷を、端支持筒部51,53,71,73,75による長梁3又は短梁5端部の支持及び突当面67,69,87,89,91に対する長梁3又は短梁5の端部の突き当てによって受けることができる。
この結果、本実施例では、軽量部材を用いた場合であっても、簡単な構成で骨組組立体1及びモジュール構造物105の剛性を向上させて強度低下を確実に抑制することができる。
また、端ジョイント7,9は、端支持筒部51,53,71,73,75に長梁3又は短梁5の端部を軸方向に挿入するだけで長梁3及び短梁5相互間又は長梁3,3相互間を容易に結合することができる。
従って、本実施例では、骨組組立体1及びモジュール構造物105の組立を容易に行わせることができ、組立作業性を向上することができる。
端支持筒部51,53,71,73,75と長梁3又は短梁5の端部との間は、一本のボルト96によって容易且つ確実に位置決め締結固定することができる。
この場合でも、突当面67,69,87,89,91に対する長梁3又は短梁5の端部の突き当てにより、ボルト96を支点にした長梁3又は短梁5の回転を規制することができる。
従って、本実施例では、組付作業性を向上することができながら、骨組組立体1全体のぐらつきや揺れ等を抑制することができる。
本実施例の中間ジョイント11は、交差方向に配置された長梁3及び短梁5を結合してモジュール構造物105の骨組組立体1を形成するためのジョイントであって、短梁5の端部及び長梁3の中間部を軸方向の挿入によって各別に嵌合支持する端支持筒部95及び中間支持筒部93を備え、端支持筒部95内に前記短梁5の端部を突き当てる突当面99を備えている。
このため、中間ジョイント11においても、端ジョイント7,9と同様に、軽量部材を用いても骨組組立体1及びモジュール構造物105の強度低下を確実に抑制することができると共に組立作業性を向上することができる。
中間ジョイント11の中間支持筒部93は、長梁3の中間部外周を嵌合支持するため、長梁3の曲げ剛性を向上することができる。
また、本実施例では、ジョイント7,9,11から長梁3及び短梁5を容易に取り外すことができ、骨具組立体1及びモジュール構造物105の分解を容易に行わせることができる。
また、本実施例では、上記のように骨組組立体1及びモジュール構造物105の剛性を向上させることができるため、長梁3、短梁5及びジョイント7,9,11の変形を抑制してそれらの再使用を可能にすることができる。
前記突当面67,69,87,89,91,99は、前記長梁3又は短梁5の軸方向に直交するため、より確実に長梁3又は短梁5の端部に作用する負荷を受けることができ、より確実に骨組組立体1及びモジュール構造物105の剛性を向上させることができる。
前記端支持筒部51,71,75,95内の突当面67,87,91,99は、他の端支持筒部53,73又は中間支持筒部93の外面からなる。
このため、長梁3又は短梁5からの負荷を、突当面67,87,91,99を介して他の端支持筒部53,73又は中間支持筒部93及びこれに支持された長梁3又は短梁5で受けることができる。この結果、相互に結合された長梁3又は短梁5間で、負荷を伝達することができる。
従って、本実施例では、より確実に骨組組立体1及びモジュール構造物105の剛性を向上させることができる。
端ジョイント7,9及び中間ジョイント11は、長梁3又は短梁5から受ける負荷を容易且つ確実に分散することができると共に、骨組組立体1又はモジュール構造物105の負荷がかかる部分の補強を行わせることができる。
本実施例の骨組組立体1は、複数の前記長梁3及び短梁5を複数の前記ジョイント7,9,11によって結合した立体格子からなるため、部分完成品としての部材を必要とせず、部材の製造、輸送、取り扱いや管理等を容易に行わせることができる。
さらに、骨組組立体1は、ジョイント7,9,11による強度向上に加えて、長梁3及び短梁5とジョイント7,9,11との立体格子全体として負荷の分散を行うことができ、より確実に強度を向上することができる。
また、骨組組立体1は、ジョイント7,9,11を適宜組み合わせることで、所望の高さや幅まで拡張することができ、形状変更に対する高い柔軟性を確保することができる。
前記骨組組立体1の立体格子は、相互に対向する上面部13及び下面部15と、該上面部13及び下面部15の一端側を連結する側面部17とを備えたコ字状である。
従って、骨組組立体1は、強度低下を抑制しながら側面の3方向を開放した柱のない構造物を容易に構築することができる。
本実施例のモジュール構造物105は、骨組組立体1の格子状の各開口23にパネル102を設け、該パネル102が前記開口23を内外から覆う一対のパネル本体101,103と、該一対のパネル本体101,103に設けられて前記開口23の内周に嵌合するフレーム109,119と、一対のパネル本体101,103間を締結するボルト133とを備えている。
このため、本実施例では、フレーム109,119の開口23への嵌合及びパネル本体101,103間のボルト133による締結によって、容易且つ確実に内面及び外面を備えたモジュール構造物105を構築することができる。
また、パネル102では、パネル本体101,103間を締結するため、骨組組立体1に対する専用の加工等を必要とせず汎用性を向上することができる。
加えて、パネル102では、部分完成品としての部材を必要とせず、部材の製造、輸送、取り扱いや管理等を容易に行わせることができる。
また、パネル変更によって目的に応じたモジュール構造物を容易に構築することが可能となる。
しかも、パネル101,103のフレーム109,119は、パネル101,103の強度部材として機能しているため、より確実にモジュール構造物105の強度を向上することができる。
同時に、パネル101,103のフレーム109,119は、前記開口23内周に嵌合によって骨組組立体1の強度部材としても機能するため、より確実にモジュール構造物105の強度を向上することができる。
前記嵌合では、フレーム109,119の角部が骨組組立体1の開口23の角部に嵌合し、且つ開口23内で長梁3又は短梁5に沿って配置される。従って、フレーム109,119は、長梁3又は短梁5の倒れ等を抑制することができ、骨組組立体1全体のぐらつきや揺れ等を抑制することができる。
前記フレーム109,119は、複数の縦フレーム部113と、該縦フレーム部113の両端を一体に結合する横フレーム部115とからなるため、確実に強度部材として機能することができながら縦フレーム部113間に断熱材等を収容するための空間部を形成することができる。
図13は本発明の実施例2に係るモジュール構造物の骨組組立体を示す斜視図、図14は図13の骨組組立体の分解斜視図、図15は図13の骨組組立体に用いられる端ジョイントを示し、図16は図13の骨組組立体に用いられる中間ジョイントを示している。なお、本実施例の基本構造は、上記実施例1と同様であるため、対応する構成部分には同符号又は同符号にAを付して詳細な説明を省略する。
本実施例の骨組組立体1Aは、図13及び図14のように、端ジョイント135及び中間ジョイント137を用いて拡張したものである。本実施例では、上面部13A、下面部15A、側面部17Aの各外枠部19A内に4つの開口部23Aが形成されている。
前記端ジョイント135は、図13〜図15のように、前記端ジョイント9,9間に配置されて該端ジョイント9,9と共に骨組組立体1Aのコ字状の角部を構成している。
この端ジョイント135は、前記端ジョイント9と同様に一対の端支持筒部71A,73AがL字状に一体に結合され、これに一対の対称な端支持筒部75A,75Aが追加されている。
端支持筒部75A,75Aは、端支持筒部73AにT字状に一体に結合されている。すなわち、端支持筒部75A,75Aは、端支持筒部73Aの両縦壁57,57外面から一体に突設されている。端支持筒部73Aと端支持筒部75A,75Aとの間には、補強用の筋交い79A,79Aが一体に設けられている。
かかる端支持筒部75A,75Aの嵌合穴85A,85A内には、短梁5の端部が軸方向に挿入されて嵌合支持される。
前記端支持筒部75A,75Aの突当面91A,91Aは、それぞれ端支持筒部73Aの縦壁57外面からなり、短梁5の端面25が突き当てられる。
前記中間ジョイント137は、図13、図14及び図16のように、外枠部19Aの内側中心部に配置されて長梁3の中間部と短梁5の端部との間を結合するものである。この中間ジョイント137は、中間支持筒部137の両縦壁57,57に、一対の対称な端支持筒部95A,95AをX字状に一体結合したものである。
すなわち、端支持筒部95A,95Aは、中間支持筒部93Aの中間部の縦壁57,57外面から一体に突設されている。
前記中間ジョイント137は、中間支持筒部93Aに長梁3の中間部が挿通されて嵌合支持されると共に端支持筒部95Aに短梁5の端部が軸方向に挿入されて嵌合支持される。端支持筒部95A内では、短梁5の端面25が突当面99に突き当てられる。
本実施例では、上記実施例と同様の作用効果を奏することができるのに加え、端ジョイント135及び中間ジョイント137を利用して拡張した骨組組立体1Aを構築することができ、負荷を広く分散することができる。
[変形例]
なお、本実施例では、図17のように、端ジョイント135及び中間ジョイント137を適宜用いて更に拡張した骨組組立体1Bを構築することも可能である。かかる変形例では、上面部13A、下面部15A、側面部17Aの各外枠部19A内に9つの開口部23Bが形成されている。
従って、骨組組立体1Bでは、端ジョイント135及び中間ジョイント137を利用して更に拡張されることで、更に負荷を広く分散することができる。
図18〜図27は、本発明の実施例3に係るジョイントを示している。なお、本実施例の基本構造は、上記実施例1又は2と同様であるため、対応する構成部分には同符号又はAをCに代えた符号を付して詳細な説明を省略する。
本実施例は、図18〜図27のように、ジョイント139,140,149,157,161,165,167,171,175,179によって骨組組立体を更に拡張可能且つ骨組組立体の形状の自由度向上を可能にしたものである。
図18のジョイント139は、端ジョイントを構成し、上記実施例1の端ジョイント9の背面側に端支持筒部141を追加したものである。
すなわち、ジョイント139は、端支持筒部73Cの背面側で横壁55に端支持筒部141が一体に設けられている。これにより、ジョイント139は、平面視及び側面視でT字状をなしている。
前記端支持筒部141は、端支持筒部71Cよりも長く形成されている。端支持筒部141及び端支持筒部73C間の角部には、筋交い77Cが設けられている。
図19のジョイント140は、図18のジョイント139を図18(b)の左右方向線に対して対称に形成したものである。
図20のジョイント149は、中間ジョイントを構成し、上記実施例1の中間ジョイント11の下部側に端支持筒部143を追加したものである。
すなわち、ジョイント149は、中間支持筒部93Cの下部側中間部に、縦壁57から端支持筒部143が一体に突設されている。これにより、ジョイント149は、正面視でT字状をなしている。
図21のジョイント157は、端ジョイントを構成し、上記実施例2の端ジョイント135の背面側に端支持筒部141を追加したものである。
すなわち、ジョイント157は、端支持筒部73Cの背面側の横壁55に端支持筒部141が一体に設けられている。これにより、ジョイント157は、平面視及び正面視で十字状をなしている。
前記端支持筒部141は、端支持筒部71Cよりも長く形成され、端支持筒部141及び端支持筒部73C間の角部には、筋交い77Cが設けられている。
図22のジョイント161は、端ジョイントを構成し、上記実施例1の端ジョイント9の背面側及び上部側に端支持筒部141及び145を追加したものである。
すなわち、ジョイント161は、端支持筒部73Cの背面側の横壁55に端支持筒部141が一体に設けられると共に、端支持筒部71Cの上部側端部に端支持筒部145が一体に設けられている。これにより、ジョイント161は、側面視で十字状をなしている。
端支持筒部141及び145は、端支持筒部71C,73C,75Cよりも長く形成されている。端支持筒部141及び145間、端支持筒部141,145と端支持筒部71C,73Cとの間の角部には、それぞれ筋交い77Cが設けられている。
図23のジョイント165は、図22のジョイント161を図22(b)の左右方向線に対して対称に形成したものである。
図24のジョイント167は、中間ジョイントを構成し、上記実施例1の中間ジョイント11の上部側及び下部側に端支持筒部端支持筒部147,143を追加したものである。
すなわち、ジョイント167は、中間支持筒部93Cの下部側中間部に、横壁55から端支持筒部143が一体に突設されている。加えて、ジョイント167は、中間支持筒部93Cの上部側中間部に、横壁55から端支持筒部147が一体に突設されている。これによりジョイント167は、正面視で十字状をなしている。
図25のジョイント171は、中間ジョイントを構成し、上記実施例2の中間ジョイント137の下部側に端支持筒部143を追加したものである。
すなわち、ジョイント171は、中間支持筒部93Cの下部側中間部に、横壁55から端支持筒部143が一体に突設されている。これにより、ジョイント171は、平面視で十字状且つ正面視でT字状をなしている。
図26のジョイント175は、端ジョイントを構成し、上記実施例2の端ジョイント135の背面側及び上部側に端支持筒部141,145を追加したものである。
すなわち、ジョイント175は、端支持筒部73Cの背面側の横壁55に端支持筒部141が一体に設けられている。これにより、ジョイント175は、平面視で十字状をなしている。
加えて、ジョイント175は、端支持筒部73Cの上部側端部から軸方向に端支持筒部145が一体に突設されている。これにより、ジョイント175は、正面視及び側面視においても十字状をなしている。
端支持筒部141と端支持筒部145及び73Cとの間の角部には、筋交い77Cが設けられている。端支持筒部145と端支持筒部71C,75Cとの間の角部には、それぞれ筋交い77C及び79Cが設けられている。
図27のジョイント179は、中間ジョイントを構成し、上記実施例2の中間ジョイント137の上部側及び下部側に端支持筒部147,143を追加したものである。
すなわち、ジョイント179は、中間支持筒部93Cの上部側中間部及び下部側中間部に、横壁55から端支持筒部147,143が一体に突設されている。これによりジョイント179は、平面視、正面視及び側面視で十字状をなしている。
図28は本発明の実施例3に係る骨組組立体の斜視図、図29は図28の骨組組立体を矢印K方向から見た斜視図、図30は図28の骨組組立体の正面図、図31は図28の骨組組立体の平面図、図32は図28の骨組組立体の側面図である。
本実施例では、図18〜図27のジョイント139,140,149,157,161,165,167,171,175,179を適宜用いることで、例えば図28〜図32のような骨組組立体1Cを構築することができる。
骨組組立体1Cは、図28〜図32のように、複数のコ字状の骨組部183,185,187,189が結合されている。なお、図28及び図29では、骨組部183,185,187,189のコ字状を分かりやすくするために一部をハッチングで示している。
骨組部183,185は、実施例2の骨組組立体1Aと同様に構成され、相互に対称に配置されている。骨組部183,185間は、骨組部187,189を介して結合されている。
骨組部187は、実施例2の骨組組立体1Bと同様に構成され、骨組部183とコ字状の開口を向かい合わせて結合されている。骨組部187には、隣接配置された骨組部189が結合されている。
骨組部189は、骨組部187とは逆向きのコ字状に形成されている。骨組部189は、上面部193及び下面部195の開口部23Cが実施例2の骨組組立体1Aに対して長手方向及び幅方向に1列ずつ増加し、9個の開口部23Cを備えている。この骨組部189は、骨組部185とコ字状の開口を向かい合わせて結合されている。
本実施例では、上記実施例と同様の作用効果を奏することができるのに加え、ジョイント139,140,149,157,161,165,167,171,175,179を適宜用いることで骨組組立体の拡張を図ることができ、より負荷を広く分散することができる。同時に、骨組組立体の形状の自由度をも向上することができる。
また、骨組組立体1Cでは、コ字状の骨組部183及び187間、骨組部185,189間を向かい合わせて結合することで、簡単な構成で強度向上を図ることができる。
1,1A,1B,1C 骨組組立体
3 長梁(棒状骨組部材)
5 短梁(棒状骨組部材)
7,9,135 端ジョイント(ジョイント)
11,137 中間ジョイント(ジョイント)
51,53,71,73,75,95 端支持筒部
67,69,87,89,91,99 突当面
93 中間支持筒部
102 パネル
101,103 パネル本体
105 モジュール構造物
109,119 フレーム
139,140,149,157,161,165,167,171,175,179 ジョイント

Claims (7)

  1. 交差方向に配置された棒状骨組部材を結合してモジュール構造物の骨組組立体を形成するためのジョイントであって、
    前記棒状骨組部材の端部を軸方向の挿入によって嵌合支持する少なくとも一対の端支持筒部を備え、
    前記端支持筒部内に前記棒状骨組部材の端部を突き当てる突当面を備えた、
    ことを特徴とするジョイント。
  2. 交差方向に配置された複数の棒状骨組部材を結合してモジュール構造物の骨組組立体を形成するためのジョイントであって、
    前記棒状骨組部材の端部及び中間部を軸方向の挿入によって各別に嵌合支持する端支持筒部及び中間支持筒部を少なくとも備え、
    前記端支持筒部内に前記棒状骨組部材の端部を突き当てる突当面を備えた、
    ことを特徴とするジョイント。
  3. 請求項1又は2記載のジョイントであって、
    前記突当面は、前記棒状骨組部材の軸方向に直交する、
    ことを特徴とするジョイント。
  4. 請求項1〜3の何れかに記載のジョイントであって、
    前記端支持筒部は、他の端支持筒部又は中間支持筒部の外面から突設され、
    前記突当面は、前記外面からなる、
    ことを特徴とするジョイント。
  5. 請求項1〜4の何れかに記載のジョイントを備えた骨組組立体であって、
    複数の前記棒状骨組部材を複数の前記ジョイントによって結合した立体格子からなる、
    ことを特徴とする骨組組立体。
  6. 請求項5記載の骨組組立体であって、
    前記立体格子は、相互に対向する上面部及び下面部と、該上面部及び下面部の一端側を連結する側面部とを備えたコ字状である、
    ことを特徴とする骨組組立体。
  7. 請求項5又は6記載の骨組組立体を用いたモジュール構造物であって、
    前記骨組組立体の格子状の各開口に内面及び外面を形成するためのパネルを設け、
    該パネルは、前記開口を内外から覆う一対のパネル本体と、該一対の各パネル本体に設けられて前記開口の内周に嵌合するフレームと、前記一対のパネル本体間を締結する締結具とを備えた、
    ことを特徴とするモジュール構造物。
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