JP2011147143A - Mimoシステムの効率的なフィルタ重み計算 - Google Patents

Mimoシステムの効率的なフィルタ重み計算 Download PDF

Info

Publication number
JP2011147143A
JP2011147143A JP2011025958A JP2011025958A JP2011147143A JP 2011147143 A JP2011147143 A JP 2011147143A JP 2011025958 A JP2011025958 A JP 2011025958A JP 2011025958 A JP2011025958 A JP 2011025958A JP 2011147143 A JP2011147143 A JP 2011147143A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
matrix
channel response
deriving
spatial filter
processor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011025958A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5362754B2 (ja
Inventor
Steven J Howard
スティーブン・ジェイ.・ハワード
John W Ketchum
ジョン・ダブリュ.・ケッチャム
Mark S Wallace
マーク・エス.・ウォレス
Peter Monsen
ピーター・モンセン
Jay Rodney Walton
ジャイ・ロドニー・ウォルトン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Qualcomm Inc
Original Assignee
Qualcomm Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Qualcomm Inc filed Critical Qualcomm Inc
Publication of JP2011147143A publication Critical patent/JP2011147143A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5362754B2 publication Critical patent/JP5362754B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/02Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
    • H04B7/04Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas
    • H04B7/08Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the receiving station
    • H04B7/0837Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the receiving station using pre-detection combining
    • H04B7/0842Weighted combining
    • H04B7/0848Joint weighting
    • H04B7/0854Joint weighting using error minimizing algorithms, e.g. minimum mean squared error [MMSE], "cross-correlation" or matrix inversion
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/02Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
    • H04B7/04Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas
    • H04B7/0413MIMO systems
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/02Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by diversity reception
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/0202Channel estimation
    • H04L25/024Channel estimation channel estimation algorithms
    • H04L25/0242Channel estimation channel estimation algorithms using matrix methods
    • H04L25/0246Channel estimation channel estimation algorithms using matrix methods with factorisation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/03Shaping networks in transmitter or receiver, e.g. adaptive shaping networks
    • H04L25/03006Arrangements for removing intersymbol interference
    • H04L2025/0335Arrangements for removing intersymbol interference characterised by the type of transmission
    • H04L2025/03426Arrangements for removing intersymbol interference characterised by the type of transmission transmission using multiple-input and multiple-output channels
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/03Shaping networks in transmitter or receiver, e.g. adaptive shaping networks
    • H04L25/03006Arrangements for removing intersymbol interference
    • H04L2025/03592Adaptation methods
    • H04L2025/03598Algorithms
    • H04L2025/03605Block algorithms
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/03Shaping networks in transmitter or receiver, e.g. adaptive shaping networks
    • H04L25/03006Arrangements for removing intersymbol interference
    • H04L2025/03592Adaptation methods
    • H04L2025/03598Algorithms
    • H04L2025/03611Iterative algorithms
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/0202Channel estimation
    • H04L25/024Channel estimation channel estimation algorithms
    • H04L25/0242Channel estimation channel estimation algorithms using matrix methods
    • H04L25/0248Eigen-space methods

Abstract

【課題】空間フィルタ行列を効率的に導出する。
【解決手段】第1の方式において、エルミート行列はチャネル応答行列に基づいて反復して導出され、行列反転が、該エルミート行列を反復して導出することによって間接的に計算される。該空間フィルタ行列は該エルミート行列および該チャネル応答行列に基づいて導出される。第2の方式において、複数の回転が実行されて、該チャネル応答行列の擬似逆行列の第1および第2の行列を反復して取得する。該空間フィルタ行列は該第1および第2の行列に基づいて導出される。第3の方式において、行列が該チャネル応答行列に基づいて形成されて、分解されてユニタリ行列および対角行列を取得する。該空間フィルタ行列は該ユニタリ行列、該対角行列、および該チャネル応答行列に基づいて導出される。
【選択図】図2

Description

本開示は概して通信に、より具体的には、通信システムのフィルタ重みを計算するための技術に関する。
多入力多出力(MIMO)通信システムは、データ送信のために、送信ステーションでは複数の(T個の)送信アンテナを、受信ステーションでは複数の(R個の)受信アンテナを用いる。T個の送信アンテナおよびR個の受信アンテナによって形成されるMIMOチャネルはS個の空間チャネル(ここでS≦min{T,R}である)に分解されてもよい。S個の空間チャネルを使用し、より高い全スループットおよび/またはより大きな信頼性を達成するようにデータを送信することができる。
送信ステーションはT個の送信アンテナからT個のデータストリームを同時に送信することがある。これらのデータストリームはMIMOチャネル応答によって歪められて、さらに雑音および干渉によって劣化される。受信ステーションはR個の受信アンテナを介して送信されたデータストリームを受信する。各受信アンテナからの受信信号は、送信ステーションによって送信されたT個のデータストリームのスケールされたバージョンを含んでいる。従って、送信されたデータストリームは、R個の受信アンテナからのR個の受信信号間で分散される。次いで、受信ステーションは、送信されたデータストリームを回復するために、空間フィルタ行列を用いてR個の受信信号に受信機空間処理を実行する。
空間フィルタ行列に対する重みの導出は計算量が多い。これは、空間フィルタ行列が通常、行列反転(matrix inversion)を含む関数に基づいて導出され、また行列反転の直接的な算出は計算量が多いためである。
従って、フィルタ重みを効率的に計算する技術が当分野では必要である。
空間フィルタ行列の重みを効率的に計算するための技術について本明細書で説明する。これらの技術は行列反転の直接的な計算を回避する。
空間フィルタ行列を導出するための第1の実施形態では、エルミート行列が、チャネル応答行列に基づいて反復して導出され、行列反転が、該エルミート行列を反復して導出することによって間接的に計算される。該エルミート行列は恒等行列に初期化されてもよい。該チャネル応答行列の行ごとに反復が1回実行され、反復ごとに効率的な計算シーケンスが実行される。i番目の反復について、中間行ベクトル が、チャネル応答行列のi番目の行であるチャネル応答行ベクトル に基づいて導出される。スカラrが、該中間行ベクトルおよび該チャネル応答行ベクトルに基づいて導出される。中間行列 もまた、該中間行ベクトルに基づいて導出される。次いで、該エルミート行列が、該スカラおよび該中間行列に基づいて更新される。該反復のすべてが完了した後、該空間フィルタ行列が、該エルミート行列および該チャネル応答行列に基づいて導出される。
第2の実施形態では、複数の回転が実行されて、該チャネル応答行列の擬似逆行列(pseudo−inverse matrix)の第1の行列 1/2および第2の行列を反復して取得する。該チャネル応答行列の行ごとに反復が1回実行される。反復ごとに、前の反復からの該第1および第2の行列を含む行列が形成される。次いで、複数のギヴンズ回転が行列に実行されて、該行列の該第1の行の要素をゼロ設定して、次の反復のための更新された第1および第2の行列を取得する。該反復のすべてが完了した後、該空間フィルタ行列が、該第1および第2の行列に基づいて導出される。
第3の実施形態では、行列が該チャネル応答行列に基づいて形成されて、(例えば固有値分解を使用して)分解されて、ユニタリ行列および対角行列を取得する。該分解は、ヤコビ回転を行列に反復して実行することによって達成されてもよい。次いで、該空間フィルタ行列が、該ユニタリ行列、該対角行列、および該チャネル応答行列に基づいて導出される。
本発明の種々の態様および実施形態についてさらに詳細に後述する。
本発明の特徴および性質は、図面と関連してなされる以下の詳細な説明によってより明らかになり、図面中同一の参照番号は同一のものを識別している。
第1の実施形態に基づいてMMSE空間フィルタ行列を計算するプロセスを示す図。 第2の実施形態に基づいてMMSE空間フィルタ行列を計算するプロセスを示す図。 第3の実施形態に基づいてMMSE空間フィルタ行列を計算するプロセスを示す図。 アクセスポイントおよびユーザ端末のブロック図。
用語「例示的」は本明細書では、「一実施例、一例、または一例証である」ことを意味するために使用される。「例示的」として本明細書で説明されている実施形態や設計は必ずしも他の実施形態や設計より好ましい、または好都合なものとして解釈されるべきではない。
本明細書に説明されているフィルタ重み計算技術はシングルキャリアMIMOシステムおよびマルチキャリアMIMOシステムに使用されてもよい。マルチキャリアは、直交周波数分割多重化(OFDM)、インタリーブ周波数分割多重アクセス(IFDMA)、ローカル周波数分割多重アクセス(LFDMA)、または他の変調技術によって取得されてもよい。OFDM、IFDMA、およびLFDMAは、システム帯域幅全体を複数の(K個の)直交周波数サブバンドに効果的に分割し、これらはトーン、サブキャリア、ビン、および周波数チャネルとも称される。各サブバンドは、データによって変調されてもよいそれぞれのサブキャリアと関連付けられる。OFDMは、変調シンボルを周波数ドメインで、K個のサブバンドのすべてまたはサブセット上で送信する。IFDMAは、変調シンボルを時間ドメインで、K個のサブバンドにわたって均一に間隔を開けられているサブバンド上で送信する。LFDMAは、変調シンボルを時間ドメインで、通常は隣接するサブバンド上で送信する。明確にするために、以下の説明の多くは、シングルサブバンドによるシングルキャリアMIMOシステムに対するものである。
送信ステーションにおける複数の(T個の)送信アンテナおよび受信ステーションにおける複数の(R個の)受信アンテナによって形成されるMIMOチャネルは、R×Tチャネル応答行列を特徴とし、これは以下のように表されてもよい。
Figure 2011147143
ここでhi,j(i=1,...,Rかつj=1,...,T)は送信アンテナjと受信アンテナiとの間の結合または複素チャネル利得を示しており、
は、のi番目の行である受信アンテナiの1×Tチャネル応答行ベクトルである。
簡潔にするために、以下の説明では、MIMOチャネルがフルランクであり、かつ空間チャネル数(S)はS=T≦Rとして表されるとする。
送信ステーションは各シンボル周期において、T個の送信アンテナから同時にT個の変調シンボルを送信することがある。送信ステーションは、送信前に変調シンボルに対する空間処理を実行してもしなくてもよい。簡潔にするために、以下の説明では、空間処理せずに各変調シンボルが1つの送信アンテナから送信されるとする。
受信ステーションは各シンボル周期においてR個の受信アンテナからR個の受信シンボルを取得する。受信シンボルは以下のように表されてもよい。
Figure 2011147143
ここで、は、送信ステーションによって送信されるT個の変調シンボルによるT×1ベクトルであり、
は、R個の受信アンテナから受信ステーションによって取得されるR個の受信シンボルによるR×1ベクトルであり、
は、雑音のR×1ベクトルである。
簡潔にするために、雑音は、ゼロ平均ベクトルおよび共分散行列
Figure 2011147143
による加法的白色ガウス雑音(AWGN)であるとし、ここで
Figure 2011147143
は雑音の分散であり、は恒等行列である。
受信ステーションは、送信ステーションによって送信された変調シンボルを回復するために、種々の受信機空間処理技術を使用してもよい。例えば、受信ステーションは以下のように最小平均2乗誤差(MMSE)受信機空間処理を実行してもよい。
Figure 2011147143
ここでは、T×R MMSE空間フィルタ行列であり、
は、推定誤差
Figure 2011147143
のT×Tエルミート共分散行列であり、
Figure 2011147143
は、の推定値であるT×1ベクトルであり、
」は共役転置を示している。
共分散行列
Figure 2011147143
として表されてもよく、ここでE[ ]は期待演算(expectation operation)である。は、その非対角要素が次の特性
Figure 2011147143
を有するエルミート行列でもあり、ここで「」は複素共役を示している。
式(3)に示されているように、MMSE空間フィルタ行列は行列反転計算を有する。行列反転の直接的な計算は計算量が多い。MMSE空間フィルタ行列は、後述の実施形態に基づいてより効率的に導出され、これは、行列反転を直接的に計算するのではなく、反復プロセスによって行列反転を間接的に計算する。
MMSE空間フィルタ行列を計算する第1の実施形態では、エルミート行列はリッカチ式に基づいて計算される。エルミート行列は以下のように表されてもよい。
Figure 2011147143
T×Tエルミート行列 は以下のように定義されてもよい。
Figure 2011147143
行列反転補題は式(5)に適用され、以下を取得してもよい。
Figure 2011147143
ここでrは実数値のスカラである。式(6)はリッカチ式と称される。行列
Figure 2011147143
として初期化されてもよい。式(6)(i=1,...,R)のR回の反復を実行した後、行列 は行列として、すなわち として提供される。
式(6)は因数分解され、以下を取得してもよい。
Figure 2011147143
ここで行列 として初期化され、行列
Figure 2011147143
として導出される。式(6)および(7)は、式(5)の解の異なる形態である。簡潔にするために、これらの変数 およびrが2つの式で異なる値を有していても、同じ変数が式(6)および(7)の両方に使用される。式(6)および(7)の最終結果、つまり式(6)の および式(7)の
Figure 2011147143
は等しい。しかしながら、 が恒等行列であるため、式(7)の第1の反復の計算は簡略化される。
式(7)の各反復は以下のように実行される。
Figure 2011147143
Figure 2011147143
Figure 2011147143
Figure 2011147143
ここで、 は、複素数値要素の1×T中間行ベクトルであり、
はT×T中間エルミート行列である。
式セット(8)において、演算シーケンスは、ハードウェアによる効率的な計算のために構築される。スカラrは行列 の前に計算される。式(7)のrによる除算は、インバージョン(inversion)および除算によって達成される。rのインバージョンは、 の計算と並行して実行されてもよい。rのインバージョンは、rを正規化するシフター、およびインバートされたr値を生成するルックアップテーブルによって達成されてもよい。rの正規化は、 との乗算において補償されてもよい。
行列 はエルミート行列、つまり として初期化されて、反復のすべてを通してエルミートのままである。ゆえに、上部(または下部)対角行列のみが反復ごとに計算される必要がある。R回の反復が完了した後、行列
Figure 2011147143
として取得される。MMSE空間フィルタ行列は次に以下のように計算されてもよい。
Figure 2011147143
図1は、第1の実施形態に基づいてMMSE空間フィルタ行列を計算するプロセス100を示している。行列 として初期化されて(ブロック112)、反復回数を示すのに使用される指数iはi=1として初期化される(ブロック114)。次に、リッカチ式のR回の反復が実行される。
リッカチ式の各反復はブロック120によって実行される。i番目の反復について、中間行ベクトル が、式(8a)に示されているように、チャネル応答行ベクトル および前の反復からのエルミート行列 i−1に基づいて計算される(ブロック122)。スカラrが、式(8b)に示されているように、雑音分散
Figure 2011147143
、中間行ベクトル 、およびチャネル応答行列ベクトル に基づいて計算される(ブロック124)。次に、スカラrがインバートされる(ブロック126)。中間行列 が、式(8c)に示されているように、中間行ベクトル に基づいて計算される(ブロック128)。次に、行列 が、式(8d)に示されているように、インバートされたスカラrおよび中間行列 に基づいて更新される(ブロック130)。
全R回の反復が実行されたか否かが判断される(ブロック132)。答えが「いいえ」の場合、指数iはインクリメントされて(ブロック134)、プロセスはブロック122に戻り、反復をもう1回実行する。そうではなくて、全R回の反復が実行されている場合、MMSE空間フィルタ行列が、式(9)に示されているように、最後の反復のエルミート行列 、チャネル応答行列、および雑音分散
Figure 2011147143
に基づいて計算される(ブロック136)。次に、行列が、式(3)に示されているように、受信機空間処理に使用されてもよい。
MMSE空間フィルタ行列を計算する第2の実施形態では、エルミート行列は、反復手順に基づいて、 1/2であるの2乗根を導出することによって判断される。式(3)の受信機空間処理は以下のように表されてもよい。
Figure 2011147143
ここで、
Figure 2011147143
は(R+T)×T拡大チャネル行列であり、
は、に対するムーア・ペンローズ・インバース(inverse)または擬似インバース演算(pseudo−inverse operation)から取得されるT×(R+T)擬似逆行列であり、すなわち、 =( −1 である。
T×1は、すべてのゼロのT×1ベクトルであり、
Figure 2011147143
は、 の最初のR個の列を含むT×Rサブ行列である。
QR分解が、以下のように、拡大チャネル行列に実行されてもよい。
Figure 2011147143
ここで、は、正規直交列を有する(R+T)×T行列であり、
は、非特異であるT×T行列であり、
は、の最初のR個の行を含むR×T行列であり、
は、の最後のT個の行を含むT×T行列である。
式(11)のQR分解は、拡大チャネル行列を正規直交行列および非特異行列に分解する。正規直交行列は、次の特性、 を有しており、このことは、正規直交行列の列は相互に直交しており、かつ各列は単位累乗(unit power)を有していることを意味している。非特異行列は、インバース(inverse)を計算することができる行列である。
エルミート行列は以下のように表されてもよい。
Figure 2011147143
は、 −1の行列平方根またはコレスキー(Cholesky)因数分解である。ゆえに、 1/2 −1に等しく、の平方根と称される。
式(10)の擬似逆行列は次に以下のように表されてもよい。
Figure 2011147143
サブ行列
Figure 2011147143
は、これもMMSE空間フィルタ行列であり、次に以下のように表されてもよい。
Figure 2011147143
式(10)は次に以下のように表されてもよい。
Figure 2011147143
行列 1/2およびは以下のように反復計算されてもよい。
Figure 2011147143
または、
Figure 2011147143
ここで、 は、
Figure 2011147143
i−1、および に基づいて導出された要素を含む(T+R+1)×(T+1)行列であり、
Θ は、(T+1)×(T+1)ユニタリ変換行列であり、
は、
Figure 2011147143
、およびrの要素を含む(T+R+1)×(T+1)変換行列であり、
は、i番目の要素である1(1.0)およびその他のゼロを有するR×1ベクトルであり、
はT×1ベクトルであり、 はR×1ベクトルであり、この両方は非本質的である。
行列 1/2およびは、
Figure 2011147143
および R×Tとして初期化される。
式(17)の変換は、後述のように反復的に実行されてもよい。明確にするために、式(17)の各反復は外部反復と称される。式(17)のR回の外部反復はR個のチャネル応答行ベクトル (i=1,...,R)について実行される。各外部反復について、式(17)のユニタリ変換行列Θ は、第1の行において第1の要素を除いてすべてゼロを含む変換行列 になる。変換行列 の第1の列は、
Figure 2011147143
、および を含んでいる。 の最後のT個の列は更新済みの
Figure 2011147143
および を含んでいる。
Figure 2011147143
および のみが次の反復で使用されるため、 の第1の列は計算される必要はない。
Figure 2011147143
は上三角行列である。R回の外部反復が完了したあと、
Figure 2011147143
1/2として提供され、 として提供される。次に、MMSE空間フィルタ行列が、式(14)に示されているように、 1/2およびに基づいて計算されてもよい。
外部反復iごとに、式(17)の変換が、2×2ギヴンズ回転によって一度に の第1の行の1つの要素を連続してゼロ設定することによって実行されてもよい。ギヴンズ回転のT回の内部反復が、 の第1の行の最後のT個の要素をゼロ設定するために実行されてもよい。
外部反復iごとに、行列 i,j i,j として初期化されてもよい。外部反復iの内部反復j(j=1,...,T)ごとに、まず、 i,jの第1および(j+1)番目の列を含む(T+R+1)×2のサブ行列Y’ i,jが形成される。次に、ギヴンズ回転がサブ行列Y’ i,jに実行されて、第1の行の第2の要素にゼロを含む(T+R+1)×2のサブ行列Y’’ i,jを生成する。ギヴンズ回転は以下のように表されてもよい。
Figure 2011147143
ここで i,jは、i番目の外部反復のj番目の内部反復の2×2ギヴンズ回転行列であり、後述される。まず i,j+1 i,jに設定し、次に i,j+1の第1の列をY’’ i,jの第1の列と置換し、次に i,j+1の(j+1)番目の列をY’’ i,jの第2の列と置換することによって、行列 i,j+1が形成される。従ってギヴンズ回転はj番目の内部反復の i,jの2つの列のみを修正して、次の内部反復の i,j+1を生成する。ギヴンズ回転は適所で、内部反復ごとに の2つの列に実行されてもよいため、中間行列 i,jY’ i,jY’’ i,j、および i,j+1は必要なく、明確に上述されている。
i番目の外部反復のj番目の内部反復について、ギヴンズ回転行列 i,jは、 i,jの第1の行の(通常実数である)第1の要素および(j+1)番目の要素に基づいて判断される。第1の要素はaと記されてもよく、(j+1)番目の要素はb・ejθと記されてもよい。ギヴンズ回転行列 i,jは次に以下のように導出されてもよい。
Figure 2011147143
ここで、式(19)に対して
Figure 2011147143
および
Figure 2011147143
である。
図2は、第2の実施形態に基づいてMMSE空間フィルタ行列を計算するプロセス200を示している。行列
Figure 2011147143
は、
Figure 2011147143
として初期化され、行列 として初期化される(ブロック212)。外部反復回数を記すのに使用される指数iはi=1として初期化され、内部反復回数を記すのに使用される指数jはj=1として初期化される(ブロック214)。式(17)のユニタリ変換のR回の外部反復が次に実行される(ブロック220)。
i番目の外部反復について、行列 はまず、式(17)に示されているように、チャネル応答行ベクトル と行列
Figure 2011147143
および i−1とによって形成される(ブロック222)。行列 は次に、内部反復に対して行列 i,jと称される(ブロック224)。ギヴンズ回転のT回の内部反復が次に行列 i,jに実行される(ブロック230)。
j番目の内部反復について、ギヴンズ回転行列 i,jが、式(19)に示されているように、 i,jの第1の行の第1および(j+1)番目の要素に基づいて導出される(ブロック232)。ギヴンズ回転行列 i,jは次いで、式(18)に示されているように、 i,jの第1および(j+1)番目の列に適用されて、 i,j+1を取得する(ブロック234)。全T回の内部反復が実行されたか否かが判断される(ブロック236)。答えが「いいえ」の場合、指数jがインクリメントされて(ブロック238)、プロセスがブロック232に戻り、内部反復をもう1回実行する。
全T個の内部反復が現在の外部反復について実行され、かつブロック236で答えが「はい」である場合、最後の i,j+1は式(17)の と等しい。更新された行列
Figure 2011147143
および は最後の i,j+1から取得される(ブロック240)。全R回の外部反復が実行されたか否かが判断される(ブロック242)。答えが「いいえ」の場合、指数iはインクリメントされ、指数jはj=1として再初期化される(ブロック244)。プロセスは次にブロック222に戻り、
Figure 2011147143
および による外部反復をもう1回を実行する。そうではなく、全R回の外部反復が実行され、かつブロック242で答えが「はい」の場合、MMSE空間フィルタ行列は、式(14)に示されているように、
Figure 2011147143
および に基づいて計算される(ブロック246)。行列は次に、式(15)に示されているように、受信機空間処理に使用されてもよい。
MMSE空間フィルタ行列を計算する第3の実施形態では、 −1の固有値分解が以下のように実行される。
Figure 2011147143
ここで、は固有ベクトルのT×Tユニタリ行列であり、
は対角線に沿って実固有値を有するT×T対角行列である。
2×2エルミート行列 2×2の固有値分解は種々の技術を使用して達成されてもよい。一実施形態では、 2×2の固有値分解は、 2×2に複素ヤコビ回転を実行して、 2×2の固有ベクトルの2×2行列 2×2を取得することによって達成される。 2×2および 2×2の要素は以下のように表されてもよい。
Figure 2011147143
2×2の要素は以下のように、 2×2の要素から直接計算されてもよい。
Figure 2011147143
Figure 2011147143
Figure 2011147143
Figure 2011147143
Figure 2011147143
Figure 2011147143
Figure 2011147143
Figure 2011147143
Figure 2011147143
(x2,2−x1,1)<0の場合、
Figure 2011147143
そうでなければ、
Figure 2011147143
2×2より大きなT×Tエルミート行列の固有値分解が反復プロセスによって実行されてもよい。この反復プロセスはヤコビ回転を反復使用して、の非対角要素をゼロ設定する。反復プロセスについて、指数iは反復回数を示しており、i=1として初期化される。は、分解されるT×Tエルミート行列であり、 −1と設定される。行列 は、式(20)の対角行列の近似であり、 として初期化される。行列 は、式(20)のユニタリ行列の近似であり、 として初期化される。
行列 および を更新するためのヤコビ回転の1回の反復が以下のように実行されてもよい。まず、2×2エルミート行列 pqが以下のように現在の行列 に基づいて形成される。
Figure 2011147143
ここで、dp,qは、 内の位置(p,q)の要素であり、p∈{1,...,T}、q∈{1,...,T}、およびp≠qである。 pq の2×2サブ行列であり、 pqの4つの要素は、 の位置(p,p)、(p,q)、(q,p)、および(q,q)における4つの要素である。指数pおよびqは後述のように選択されてもよい。
pqの固有値分解が次に、式セット(22)に示されているように実行されて、 pqの固有ベクトルの2×2ユニタリ行列 pqを取得する。 pqの固有値分解について、式(21)の 2×2 pqと置換され、式(22j)または(22k)の 2×2 pqとして提供される。
T×T複素ヤコビ回転行列 pqが次に pqによって形成される。 pqは、 pqにおけるそれぞれ要素v1,1、v1,2、v2,1、およびv2,2と置換される位置(p,p)、(p,q)、(q,p)、および(q,q)における4つの要素を有する恒等行列である。
行列 は次に以下のように更新される。
Figure 2011147143
式(24)は、 の位置(p,q)および(q,p)における2つの非対角要素をゼロ設定する。計算は、 の他の非対角要素の値を変更してもよい。
行列 もまた以下のように更新される。
Figure 2011147143
は、 に使用されるヤコビ回転行列 pqのすべてを含む累積変換行列とみられてもよい。
ヤコビ回転の各反復は、 の2つの非対角要素をゼロ設定する。ヤコビ回転の複数の反復が、指数pおよびqの異なる値について実行されてもよく、 の非対角要素のすべてをゼロ設定する。指数pおよびqのすべての可能な値の1回の掃引が以下のように実行されてもよい。指数pは1乃至T−1へ1ずつ進む。pの値ごとに、指数qはp+1乃至Tへ1ずつ進む。ヤコビ回転が、pおよびqの値の異なる組み合わせごとに実行される。複数の掃引は、 および がそれぞれおよびのかなり正確な推定値となるまで実行されてもよい。
式(20)は以下のように書き換えられてもよい。
Figure 2011147143
ここで −1は、その要素が、における対応する要素のインバースである対角行列である。 −1の固有値分解はおよびの推定値を提供する。は、 −1を取得するためにインバートされてもよい。
MMSE空間フィルタ行列は次に以下のように計算されてもよい。
Figure 2011147143
図3は、第3の実施形態に基づいてMMSE空間フィルタ行列を計算するプロセス300を示している。エルミート行列 −1はまず、式(20)に示されているように、チャネル応答行列に基づいて導出される(ブロック312)。次いで、同じく式(20)に示されているように、 −1の固有値分解を実行し、ユニタリ行列および対角行列を取得する(ブロック314)。固有値分解は上記のように、多数のヤコビ回転によって反復実行されてもよい。MMSE空間フィルタ行列は次いで、式(27)に示されているように、ユニタリ行列、対角行列、およびチャネル応答行列に基づいて導出される(ブロック316)。
上記実施形態の各々に基づいて導出されたMMSE空間フィルタ行列はバイアスMMSE解である。バイアス空間フィルタ行列は、対角行列 mmseによってスケールされ、非バイアスMMSE空間フィルタ行列 mmseを取得してもよい。行列 mmse mmse=[diag[]]−1として導出されてもよく、ここでdiag[]はの対角要素を含む対角行列である。
上記計算もまた、(チャネル相関行列反転(CCMI)技術とも称される)ゼロフォーシング(ZF)技術、最大比合成(MRC)技術などの空間フィルタ行列を導出するために使用されてもよい。例えば、受信ステーションは、以下のように、ゼロフォーシングおよびMRC受信機空間処理を実行してもよい。
Figure 2011147143
Figure 2011147143
ここで、 zfはT×Rゼロフォーシング空間フィルタ行列であり、
mrcはT×R MRC空間フィルタ行列であり、
zf=( −1はT×Tエルミート行列であり、
[diag( zf)]は、 zfの対角要素を含むT×T対角行列である。
行列反転は、 zfを直接計算する必要がある。 zfは、MMSE空間フィルタ行列について上記実施形態を使用して計算されてもよい。
上記説明は、T個の変調シンボルが空間処理なしでT個の送信アンテナから同時送信されるとしている。送信ステーションは以下のように、送信前に空間処理を実行してもよい。
Figure 2011147143
ここで、はT個の送信アンテナから送信されるT個の送信シンボルによるT×1ベクトルであり、
はT×S送信行列である。
送信行列は、(1)の特異値分解を実行することによって取得される右特異ベクトルの行列、(2) の固有値分解を実行することによって取得される固有ベクトルの行列、または(3)MIMOチャネルのS個の空間チャネル全体に変調シンボルを空間拡散させるように選択されるステアリング行列であってもよい。変調シンボルによって観察される有効チャネル応答行列 eff effとして与えられてもよい。上記計算は、ではなく effに基づいて実行されてもよい。
明確にするために、上記説明は、シングルサブバンドによるシングルキャリアMIMOシステムに対するものである。マルチキャリアMIMOシステムについては、チャネル応答行列(k)は、対象のサブバンドkごとに取得されてもよい。空間フィルタ行列(k)は次に、サブバンドkごとに、このサブバンドのチャネル応答行列(k)に基づいて導出されてもよい。
空間フィルタ行列に対する上記計算は、浮動小数点プロセッサ、固定小数点プロセッサ、座標回転デジタルコンピュータ(CORDIC)プロセッサ、ルックアップテーブル、またはこれらの組み合わせなどの種々のタイプのプロセッサを使用して実行されてもよい。CORDICプロセッサは、単純なシフトおよび加算/減算ハードウェアを使用してサイン、コサイン、大きさ、および位相などの三角関数の高速ハードウェア計算を可能にする反復アルゴリズムを実現する。CORDICプロセッサは、多数の反復によって変数に対してより高い正確さを生成することによって、式セット(22)における変数r、c、およびsの各々を反復計算してもよい。
図4は、MIMOシステム400のアクセスポイント410およびユーザ端末450のブロック図を示している。アクセスポイント410はNap個のアンテナを具備しており、ユーザ端末450はNut個のアンテナを具備しており、ここでNap>1かつNut>1である。ダウンリンクでは、アクセスポイント410において、送信(TX)データプロセッサ414はデータソース412からトラヒックデータを、コントローラ/プロセッサ430から他のデータを受信する。TXデータプロセッサ414はデータをフォーマット、符号化、インタリーブ、および変調して、データ用の変調シンボルであるデータシンボルを生成する。TX空間プロセッサ420はデータシンボルにパイロットシンボルを乗算して、適用可能ならば送信行列によって空間処理を実行し、送信シンボルのNap個のストリームを提供する。各送信機ユニット(TMTR)422はそれぞれの送信シンボルストリームを処理して、ダウンリンクの変調された信号を生成する。送信機ユニット422a乃至422apからのNap個のダウンリンクの変調された信号はアンテナ424a乃至424apからそれぞれ送信される。
ユーザ端末450において、Nut個のアンテナ452a乃至452utは送信されたダウンリンクの変調された信号を受信し、各アンテナは受信信号をそれぞれの受信機ユニット(RCVR)454に提供する。各受信機ユニット454は、送信機ユニット422によって実行された処理と相補的な処理を実行して、受信パイロットシンボルおよび受信データシンボルを提供する。チャネル推定器/プロセッサ478は受信パイロットシンボルを処理して、ダウンリンクチャネル応答 dnの推定値を提供する。プロセッサ480は、 dnに基づいて、かつ上記実施形態のうちのいずれかを使用してダウンリンク空間フィルタ行列 dnを導出する。受信機(RX)空間プロセッサ460は、ダウンリンク空間フィルタ行列 dnを用いて全Nut個の受信機ユニット454a乃至454utからの受信データシンボルに受信機空間処理(または空間整合フィルタリング)を実行して、アクセスポイント410によって送信されたデータシンボルの推定値である検出データシンボルを提供する。RXデータプロセッサ470は検出データシンボルを処理(例えば、シンボルデマッピング、デインタリーブ、および復号)して、データシンク472および/またはコントロール480に復号データを提供する。
アップリンク用処理はダウンリンク用処理と同じまたは異なってもよい。データソース486からのデータおよびコントローラ480からのシグナリングはTXデータプロセッサ488によって処理(例えば、符号化、インタリーブ、および変調)されて、パイロットシンボルを乗算されて、場合によってはTX空間プロセッサ490によって空間処理される。TX空間プロセッサ490からの送信シンボルはさらに送信機ユニット454a乃至454utによって処理されて、Nut個のアップリンクの変調された信号を生成し、アンテナ452a乃至452utを介して送信される。
アクセスポイント410において、アップリンクの変調された信号はアンテナ424a乃至424apによって受信されて、受信機ユニット422a乃至422apによって処理されて、アップリンク送信の受信パイロットシンボルおよび受信データシンボルを生成する。チャネル推定器/プロセッサ428は受信パイロットシンボルを処理して、アップリンクチャネル応答 upの推定値を提供する。プロセッサ430は、 upに基づいて、かつ上記実施形態のうちのいずれかを使用して、アップリンク空間フィルタ行列 upを導出する。RX空間プロセッサ440は、アップリンク空間フィルタ行列 upによって受信データシンボルに受信機空間処理を実行して、検出データシンボルを提供する。RXデータプロセッサ442はさらに検出データシンボルを処理して、データシンク444および/またはコントローラ430に復号データを提供する。
コントローラ430および480はアクセスポイント410およびユーザ端末450でそれぞれ動作をコントロールする。メモリユニット432および482は、コントローラ430および480によってそれぞれ使用されているデータおよびプログラムコードを記憶する。
図1乃至4のブロックは、ハードウェア(1つ以上のデバイス)、ファームウェア(1つ以上のデバイス)、ソフトウェア(1つ以上のモジュール)、またはこれらの組み合わせで実現可能な機能ブロックを表している。例えば、本明細書で説明されているフィルタ重み計算技術は、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、またはこれらの組み合わせで実施されてもよい。ハードウェアの実施については、フィルタの重みを計算するのに使用される処理ユニットは1つ以上の特定用途向け集積回路(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、電子デバイス、本明細書に説明されている機能を実行するように設計されている他の電子ユニット、またはこれらの組み合わせで実施されてもよい。図4のアクセスポイント410での種々のプロセッサもまた1つ以上のハードウェアプロセッサで実施されてもよい。同様に、ユーザ端末450の種々のプロセッサは1つ以上のハードウェアプロセッサによって実施されてもよい。
ファームウェアまたはソフトウェアの実施について、フィルタ重み計算技術は、本明細書に説明されている機能を実行するモジュール(例えば、手順、機能など)によって実施されてもよい。ソフトウェアコードはメモリユニット(例えば、図4のメモリユニット432や482)に記憶されて、プロセッサ(例えば、プロセッサ430や480)によって実行されてもよい。メモリユニットはプロセッサの内部またはプロセッサの外部で実施されてもよい。
開示されている実施形態の上述の説明は、当業者が本発明を行ったり、使用したりするのを可能にするために提供される。これらの実施形態の種々の変更は当業者には容易に明らかになり、本明細書に定義されている一般原理は、本発明の主旨および範囲から逸脱することなく他の実施形態に適用可能である。従って、本発明は、本明細書に示されている実施形態に制限されることを意図していないが、本明細書に開示されている原理および新規の特徴に矛盾しない広範囲に従うべきである。
100、200、300・・・MMSE空間フィルタ行列を計算するプロセス、400・・・MIMOシステム。

Claims (37)

  1. チャネル応答行列を導出するように動作可能な第1のプロセッサと、
    前記チャネル応答行列に基づいて第1の行列を反復して導出し、前記第1の行列および前記チャネル応答行列に基づいて空間フィルタ行列を導出するように動作可能な第2のプロセッサとを備えており、前記第2のプロセッサは、前記第1の行列を反復して導出することによって行列反転を間接的に計算する装置。
  2. 前記第2のプロセッサは、前記第1の行列を恒等行列に初期化するように動作可能である、請求項1に記載の装置。
  3. 前記第2のプロセッサは、複数の反復の各々について、前記第1の行列と、前記チャネル応答行列の行に対応するチャネル応答行ベクトルとに基づいて中間行ベクトルを導出し、前記中間行ベクトルおよび前記チャネル応答行ベクトルに基づいてスカラを導出し、前記中間行ベクトルに基づいて中間行列を導出し、前記スカラおよび前記中間行列に基づいて前記第1の行列を更新するように動作可能である、請求項1に記載の装置。
  4. 前記第1の行列は最小平均2乗誤差(MMSE)空間フィルタ行列である、請求項1に記載の装置。
  5. 前記第2のプロセッサは、以下の式、
    Figure 2011147143
    に基づいて前記第1の行列を導出するように動作可能であって、
    ここで はi番目の反復の第1の行列であり、 は前記チャネル応答行列のi番目の行であり、r および i−1に基づいて導出されるスカラであり、「」は共役転置である、請求項1に記載の装置。
  6. 前記第2のプロセッサは、以下の式、
    Figure 2011147143
    Figure 2011147143
    Figure 2011147143
    および、
    Figure 2011147143
    に基づいて前記第1の行列を導出するように動作可能であって、
    ここで はi番目の反復の第1の行列であり、 は前記応答チャネル行列のi番目の行であり、 は前記i番目の反復の中間行ベクトルであり、 はi番目の反復の中間行列であり、rはi番目の反復のスカラであり、
    Figure 2011147143
    は雑音分散であり、「」は共役転置である、請求項1に記載の装置。
  7. 前記第2のプロセッサは、以下の式、

    に基づいて前記空間フィルタ行列を導出するように動作可能であって、
    ここでは前記空間フィルタ行列であり、は第1の行列であり、は前記チャネル応答行列であり、「」は共役転置である、請求項1に記載の装置。
  8. 空間フィルタ行列を導出する方法であり、
    チャネル応答行列に基づいて第1の行列を反復して導出するステップであって、行列反転が、前記第1の行列を反復して導出することによって間接的に計算されるステップと、 前記第1の行列および前記チャネル応答行列に基づいて前記空間フィルタ行列を導出するステップとを備える方法。
  9. 前記第1の行列を恒等行列に初期化するステップをさらに備える、請求項8に記載の方法。
  10. 前記第1の行列を導出するステップが、複数の反復の各々について、
    前記第1の行列と、前記チャネル応答行列の行に対応するチャネル応答行ベクトルとに基づいて中間行ベクトルを導出するステップと、
    前記中間行ベクトルおよび前記チャネル応答行ベクトルに基づいてスカラを導出するステップと、
    前記中間行ベクトルに基づいて中間行列を導出するステップと、
    前記スカラおよび前記中間行列に基づいて前記第1の行列を更新するステップとを備える、請求項8に記載の方法。
  11. チャネル応答行列に基づいて第1の行列を反復して導出する手段であって、行列反転が、前記第1の行列を反復して導出することによって間接的に計算される手段と、
    前記第1の行列および前記チャネル応答行列に基づいて空間フィルタ行列を導出する手段とを備える装置。
  12. 前記第1の行列を恒等行列に初期化する手段をさらに備える、請求項11に記載の装置。
  13. 前記第1の行列を導出する前記手段は、複数の反復の各々について、
    前記第1の行列と、前記チャネル応答行列の行に対応するチャネル応答行ベクトルとに基づいて中間行ベクトルを導出する手段と、
    前記中間行ベクトルおよび前記チャネル応答行ベクトルに基づいてスカラを導出する手段と、
    前記中間行ベクトルに基づいて中間行列を導出する手段と、
    前記スカラおよび前記中間行列に基づいて前記第1の行列を更新する手段とを備える、請求項11に記載の装置。
  14. チャネル応答行列を導出するように動作可能な第1のプロセッサと、
    複数の回転を実行して、前記チャネル応答行列の擬似逆行列の第1の行列および第2の行列を反復して取得して、前記第1および第2の行列に基づいて空間フィルタ行列を導出するように動作可能な第2のプロセッサとを備える装置。
  15. 前記第2のプロセッサは、前記第1の行列を恒等行列に初期化して、前記第2の行列をすべてゼロに初期化するように動作可能である、請求項14に記載の装置。
  16. 前記第2のプロセッサは、前記チャネル応答行列の複数の行の各々について、前記第1の行列、前記第2の行列、およびチャネル応答行ベクトルに基づいて中間行列を形成し、前記中間行列に少なくとも2回の回転を実行して、前記中間行列の少なくとも2つの要素をゼロ設定するように動作可能である、請求項14に記載の装置。
  17. 前記第2のプロセッサは、前記複数の回転の各々についてギヴンズ回転を実行して、前記第1および第2の行列を含む中間行列の1つの要素をゼロ設定するように動作可能な、請求項14に記載の装置。
  18. 前記擬似逆行列は、最小平均2乗誤差(MMSE)空間フィルタ行列である、請求項14に記載の装置。
  19. 前記第2のプロセッサは、以下の式、
    Figure 2011147143
    に基づいて複数の反復の各々について少なくとも2回の回転を実行するように動作可能であって、
    ここで
    Figure 2011147143
    はi番目の反復の第1の行列であり、 は前記i番目の反復の第2の行列であり、 は前記チャネル応答行列のi番目の行であり、 はi番目の要素に対する1とその他の要素に対するゼロとを有するベクトルであり、 および は非本質的ベクトルであり、
    Figure 2011147143
    はスカラであり、はすべてがゼロのベクトルであり、Θ は前記i番目の反復の前記少なくとも2回の回転を表す変換行列である、請求項14に記載の装置。
  20. 前記第2のプロセッサは、以下の式、
    Figure 2011147143
    に基づいて前記空間フィルタ行列を導出するように動作可能であって、
    ここでは前記空間フィルタ行列であり、 1/2は前記第1の行列であり、は前記第2の行列であり、「」は共役転置である、請求項14に記載の装置。
  21. 空間フィルタ行列を導出する方法であって、
    複数の回転を実行して、チャネル応答行列の擬似逆行列の第1の行列および第2の行列を反復して取得するステップと、
    前記第1および第2の行列に基づいて前記空間フィルタ行列を導出するステップとを備える方法。
  22. 前記複数の回転を実行するステップは、複数の反復の各々について、
    前記第1の行列と、前記第2の行列と、前記チャネル応答行列の行に対応するチャネル応答行ベクトルとに基づいて中間行列を形成するステップと、
    前記中間行列に少なくとも2回の回転を実行して、前記中間行列の少なくとも2つの要素をゼロ設定するステップとを備える、請求項21に記載の方法。
  23. 前記複数の回転を実行するステップが、
    前記複数の回転の各々についてギヴンズ回転を実行して、前記第1および第2の行列を含む中間行列の1つの要素をゼロ設定するステップを備える、請求項21に記載の方法。
  24. 複数の回転を実行して、チャネル応答行列の擬似逆行列の第1の行列および第2の行列を反復して取得する手段と、
    前記第1および第2の行列に基づいて空間フィルタ行列を導出する手段とを備える装置。
  25. 前記複数の回転を実行する前記手段は、複数の反復の各々について、
    前記第1の行列、前記第2の行列、および前記チャネル応答行列の行に対応するチャネル応答行ベクトルに基づいて中間行列を形成する手段と、
    前記中間行列に少なくとも2回の回転を実行して、前記中間行列の少なくとも2つの要素をゼロ設定する手段とを備える、請求項24に記載の装置。
  26. 前記複数の回転を実行する前記手段は、
    前記複数の回転の各々についてギヴンズ回転を実行して、前記第1および第2の行列を含む中間行列の1つの要素をゼロ設定する手段を備える、請求項24に記載の装置。
  27. チャネル応答行列を導出するように動作可能な第1のプロセッサと、
    前記チャネル応答行列に基づいて第1の行列を導出し、前記第1の行列を分解してユニタリ行列および対角行列を取得し、前記ユニタリ行列、前記対角行列、および前記チャネル応答行列に基づいて前記空間フィルタ行列を導出するように動作可能な第2のプロセッサとを備える装置。
  28. 前記第2のプロセッサは、前記第1の行列の固有値分解を実行して前記ユニタリ行列および前記対角行列を取得するように動作可能である、請求項27に記載の装置。
  29. 前記第2のプロセッサは、複数のヤコビ回転を前記第1の行列に実行して前記ユニタリ行列および前記対角行列を取得するように動作可能である、請求項27に記載の装置。
  30. 前記第2のプロセッサは、以下の式、
    Figure 2011147143
    に基づいて前記第1の行列を導出するように動作可能であって、
    ここでは前記第1の行列であり、は前記チャネル応答行列であり、は恒等行列であり、
    Figure 2011147143
    は雑音分散であり、「」は共役転置である、請求項27に記載の装置。
  31. 前記第2のプロセッサは、以下の式、
    Figure 2011147143
    に基づいて前記空間フィルタ行列を導出するように動作可能であって、
    ここでは前記空間フィルタ行列であり、は前記チャネル応答行列であり、は前記ユニタリ行列であり、は前記対角行列であり、「」は共役転置である、請求項27に記載の装置。
  32. 空間フィルタ行列を導出する方法であって、
    チャネル応答行列に基づいて第1の行列を導出するステップと、
    前記第1の行列を分解してユニタリ行列および対角行列を取得するステップと、
    前記ユニタリ行列、前記対角行列、および前記チャネル応答行列に基づいて前記空間フィルタ行列を導出するステップとを備える方法。
  33. 前記第1の行列を分解するステップは、
    前記第1の行列の固有値分解を実行して前記ユニタリ行列および前記対角行列を取得するステップを備える、請求項32に記載の方法。
  34. 前記第1の行列を分解するステップは、
    複数のヤコビ回転を前記第1の行列に実行して前記ユニタリ行列および前記対角行列を取得するステップを備える、請求項32に記載の方法。
  35. チャネル応答行列に基づいて第1の行列を導出する手段と、
    前記第1の行列を分解してユニタリ行列および対角行列を取得する手段と、
    前記ユニタリ行列、前記対角行列、および前記チャネル応答行列に基づいて空間フィルタ行列を導出する手段とを備える装置。
  36. 前記第1の行列を分解する前記手段は、
    前記第1の行列の固有値分解を実行して前記ユニタリ行列および前記対角行列を取得する手段を備える、請求項35に記載の装置。
  37. 前記第1の行列を分解する前記手段は、
    複数のヤコビ回転を前記第1の行列に実行して前記ユニタリ行列および前記対角行列を取得する手段を備える、請求項35に記載の装置。
JP2011025958A 2005-06-16 2011-02-09 Mimoシステムの効率的なフィルタ重み計算 Active JP5362754B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US69175605P 2005-06-16 2005-06-16
US60/691,756 2005-06-16
US11/158,586 US20060285531A1 (en) 2005-06-16 2005-06-21 Efficient filter weight computation for a MIMO system
US11/158,586 2005-06-21

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008516943A Division JP4955670B2 (ja) 2005-06-16 2006-06-07 Mimoシステムの効率的なフィルタ重み計算

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011147143A true JP2011147143A (ja) 2011-07-28
JP5362754B2 JP5362754B2 (ja) 2013-12-11

Family

ID=37570976

Family Applications (3)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008516943A Active JP4955670B2 (ja) 2005-06-16 2006-06-07 Mimoシステムの効率的なフィルタ重み計算
JP2011025958A Active JP5362754B2 (ja) 2005-06-16 2011-02-09 Mimoシステムの効率的なフィルタ重み計算
JP2011025957A Active JP5329583B2 (ja) 2005-06-16 2011-02-09 Mimoシステムの効率的なフィルタ重み計算

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008516943A Active JP4955670B2 (ja) 2005-06-16 2006-06-07 Mimoシステムの効率的なフィルタ重み計算

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011025957A Active JP5329583B2 (ja) 2005-06-16 2011-02-09 Mimoシステムの効率的なフィルタ重み計算

Country Status (10)

Country Link
US (1) US20060285531A1 (ja)
EP (3) EP2204932A3 (ja)
JP (3) JP4955670B2 (ja)
KR (5) KR101162127B1 (ja)
CN (1) CN101243629B (ja)
BR (1) BRPI0612225A2 (ja)
CA (1) CA2612342A1 (ja)
RU (2) RU2404513C2 (ja)
SG (1) SG162800A1 (ja)
WO (1) WO2006138135A2 (ja)

Families Citing this family (49)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7366326B2 (en) * 2003-06-24 2008-04-29 University Of Maryland, Baltimore County Real-time implementation of field programmable gate arrays (FPGA) design in hyperspectral imaging
US8204149B2 (en) 2003-12-17 2012-06-19 Qualcomm Incorporated Spatial spreading in a multi-antenna communication system
US7336746B2 (en) 2004-12-09 2008-02-26 Qualcomm Incorporated Data transmission with spatial spreading in a MIMO communication system
US8169889B2 (en) 2004-02-18 2012-05-01 Qualcomm Incorporated Transmit diversity and spatial spreading for an OFDM-based multi-antenna communication system
US8923785B2 (en) 2004-05-07 2014-12-30 Qualcomm Incorporated Continuous beamforming for a MIMO-OFDM system
US8285226B2 (en) 2004-05-07 2012-10-09 Qualcomm Incorporated Steering diversity for an OFDM-based multi-antenna communication system
US7978649B2 (en) 2004-07-15 2011-07-12 Qualcomm, Incorporated Unified MIMO transmission and reception
US7711762B2 (en) * 2004-11-15 2010-05-04 Qualcomm Incorporated Efficient computation for eigenvalue decomposition and singular value decomposition of matrices
US7895254B2 (en) * 2004-11-15 2011-02-22 Qualcomm Incorporated Eigenvalue decomposition and singular value decomposition of matrices using Jacobi rotation
JP4429945B2 (ja) * 2005-03-23 2010-03-10 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ Mimo多重通信装置および信号分離方法
WO2006104142A1 (ja) * 2005-03-28 2006-10-05 Nec Corporation Mimoデコーダ及びmimo復号法
US7602855B2 (en) * 2005-04-01 2009-10-13 Interdigital Technology Corporation Method and apparatus for singular value decomposition of a channel matrix
US8737494B2 (en) * 2006-01-09 2014-05-27 Broadcom Corporation Method and system for quantization for a general beamforming matrix in feedback information
US9025689B2 (en) 2005-07-20 2015-05-05 Stmicroelectronics S.R.L. Method and apparatus for multiple antenna communications, and related systems and computer program
EP1905182B1 (en) * 2005-07-20 2012-02-29 STMicroelectronics Srl Apparatus and method for detecting communications from multiple sources
TWI274482B (en) * 2005-10-18 2007-02-21 Ind Tech Res Inst MIMO-OFDM system and pre-coding and feedback method therein
US7818357B2 (en) * 2005-11-23 2010-10-19 Rambus Inc. Systems and methods for implementing CORDIC rotations for projectors and related operators
US8543070B2 (en) 2006-04-24 2013-09-24 Qualcomm Incorporated Reduced complexity beam-steered MIMO OFDM system
US8290089B2 (en) 2006-05-22 2012-10-16 Qualcomm Incorporated Derivation and feedback of transmit steering matrix
JP2008067308A (ja) * 2006-09-11 2008-03-21 Fuji Xerox Co Ltd 色処理装置、色処理方法およびプログラム
EP2119155A2 (en) * 2007-03-14 2009-11-18 STMicroelectronics S.r.l. A method and apparatus for multiple antenna communications, computer program product therefor
US7995457B2 (en) * 2007-04-16 2011-08-09 Broadcom Corporation Method and system for SFBC/STBC transmission of orthogonally coded signals with angle feedback in a diversity transmission system
US8457265B2 (en) * 2007-08-23 2013-06-04 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for generating coefficients in a multi-input-multi-output (MIMO) system
KR101329012B1 (ko) * 2007-10-11 2013-11-12 삼성전자주식회사 Mimo 수신장치 및 그 장치의 신호검출방법
JP5122428B2 (ja) * 2008-02-04 2013-01-16 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 移動通信システム、受信装置及び方法
US7986919B2 (en) * 2008-03-19 2011-07-26 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Simplified impairments matrix calculation for SINR estimation
US8385439B2 (en) * 2008-05-27 2013-02-26 Nec Laboratories America, Inc. Polarization mode dispersion compensation in multilevel coded-modulation schemes using blast algorithm and iterative polarization cancellation
CN101621354B (zh) * 2008-07-06 2013-07-31 财团法人工业技术研究院 讯号侦测方法及使用该方法的接收装置
TWI381668B (zh) * 2008-07-07 2013-01-01 Ind Tech Res Inst 訊號偵測方法及使用其之接收裝置
US8488684B2 (en) 2008-09-17 2013-07-16 Qualcomm Incorporated Methods and systems for hybrid MIMO decoding
US8320510B2 (en) * 2008-09-17 2012-11-27 Qualcomm Incorporated MMSE MIMO decoder using QR decomposition
JP5389932B2 (ja) * 2008-11-14 2014-01-15 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド 多重アンテナシステムにおける複数のリソースを用いたデータ送信方法及び装置
KR100983126B1 (ko) * 2008-12-22 2010-09-17 성균관대학교산학협력단 Ofdm 채널 등화 장치 및 그 방법
US8488724B2 (en) * 2009-05-14 2013-07-16 Silvus Technologies, Inc. Wideband interference mitigation for devices with multiple receivers
CN101909031B (zh) * 2009-06-05 2013-06-26 北京信威通信技术股份有限公司 一种扩频ofdma通信系统的mmse检测方法
US8724746B2 (en) * 2011-03-17 2014-05-13 Futurewei Technologies, Inc. System and method for signaling and detecting in wireless communications systems
TW201322006A (zh) * 2011-11-18 2013-06-01 Ind Tech Res Inst 資料處理方法及其裝置
KR101319795B1 (ko) 2011-12-23 2013-10-17 삼성전기주식회사 액세스포인트 운용방법 및 액세스포인트를 이용한 무선통신 시스템
CN102882579B (zh) * 2012-09-24 2015-01-28 东南大学 一种用于多天线系统的并行矩阵求逆方法
EP2979410B1 (en) 2013-03-28 2018-04-25 Nokia Solutions and Networks Oy Channel estimation in wireless communications with beamforming
CN103532890B (zh) * 2013-10-29 2017-03-29 东南大学 一种对复数信道矩阵的svd分解方法
US20160036561A1 (en) * 2014-07-29 2016-02-04 MagnaCom Ltd. Orthogonal Frequency Division Multiplexing Based Communications Over Nonlinear Channels
US9485126B2 (en) * 2014-08-21 2016-11-01 The Boeing Company Signal combining system for constant envelope transmission of information
US9525470B1 (en) * 2015-10-19 2016-12-20 Xilinx, Inc. Adaptive multiple-input multiple-output (MIMO) data detection and precoding
CN106919537A (zh) * 2017-03-07 2017-07-04 电子科技大学 一种基于FPGA的Jacobi变换的高效实现方法
WO2019141352A1 (en) * 2018-01-17 2019-07-25 Huawei Technologies Co., Ltd. Signal decoder and method for performing hermitian matrix inversion
CN108512581B (zh) * 2018-03-01 2021-03-09 东南大学 大规模mimo增减天线的预编码递推方法
CN109004965B (zh) * 2018-07-26 2021-04-02 大连理工大学 一种基于毫米波mimo系统安全通信的混合波束成形滤波器的设计方法及装置
CN112596701B (zh) * 2021-03-05 2021-06-01 之江实验室 基于单边雅克比奇异值分解的fpga加速实现方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003071711A2 (en) * 2002-02-19 2003-08-28 Qualcomm Incorporated Power control for partial channel-state information (csi) multiple-input, multiple-output (mimo) systems
WO2004038984A2 (en) * 2002-10-25 2004-05-06 Qualcomm, Incorporated Mimo system with multiple spatial multiplexing modes
US20050078762A1 (en) * 2003-10-08 2005-04-14 Ketchum John W. Receiver spatial processing for eigenmode transmission in a MIMO system
JP2005526465A (ja) * 2002-05-22 2005-09-02 インターディジタル テクノロジー コーポレイション セグメント単位のチャネル等化に基づくデータ推定
WO2006107700A2 (en) * 2005-04-01 2006-10-12 Interdigital Technology Corporation Method and apparatus for singular value decomposition of a channel matrix

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6144711A (en) * 1996-08-29 2000-11-07 Cisco Systems, Inc. Spatio-temporal processing for communication
US6600796B1 (en) * 1999-11-12 2003-07-29 Lucent Technologies Inc. Method and apparatus for receiving wireless transmissions using multiple-antenna arrays
CA2360367C (en) * 1999-12-02 2007-02-06 Yu-Suk Yun Apparatus and method for transmitting and receiving data in a cdma communication system
US6987819B2 (en) * 2000-12-29 2006-01-17 Motorola, Inc. Method and device for multiple input/multiple output transmit and receive weights for equal-rate data streams
US20030012315A1 (en) * 2001-07-06 2003-01-16 John Fan System and method for multistage error correction coding wirelessly transmitted information in a multiple antennae communication system
US20030125040A1 (en) * 2001-11-06 2003-07-03 Walton Jay R. Multiple-access multiple-input multiple-output (MIMO) communication system
DE60206873T2 (de) * 2002-02-14 2006-06-14 Lucent Technologies Inc Empfänger und Verfahren für mehrfacheingabe und mehrfachausgabe iterative Detektion mittels Rückkopplung von weichen Entscheidungen
US6636568B2 (en) * 2002-03-01 2003-10-21 Qualcomm Data transmission with non-uniform distribution of data rates for a multiple-input multiple-output (MIMO) system
AU2003219882A1 (en) * 2002-03-01 2003-09-16 Cognio, Inc. System and method for joint maximal ratio combining
US6801580B2 (en) * 2002-04-09 2004-10-05 Qualcomm, Incorporated Ordered successive interference cancellation receiver processing for multipath channels
US7613248B2 (en) * 2002-06-24 2009-11-03 Qualcomm Incorporated Signal processing with channel eigenmode decomposition and channel inversion for MIMO systems
US7254192B2 (en) * 2002-07-12 2007-08-07 Texas Instruments Incorporated Iterative detection in MIMO systems
CN1281003C (zh) * 2004-02-26 2006-10-18 上海交通大学 基于导频矩阵的时域自适应信道估计方法
US7593489B2 (en) * 2005-03-14 2009-09-22 Koshy John C Iterative STBICM MIMO receiver using group-wise demapping
EP1878206A4 (en) * 2005-04-25 2012-12-19 Xocyst Transfer Ag L L C SYSTEMS AND METHODS FOR BEAM FORMATION

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003071711A2 (en) * 2002-02-19 2003-08-28 Qualcomm Incorporated Power control for partial channel-state information (csi) multiple-input, multiple-output (mimo) systems
JP2005526465A (ja) * 2002-05-22 2005-09-02 インターディジタル テクノロジー コーポレイション セグメント単位のチャネル等化に基づくデータ推定
WO2004038984A2 (en) * 2002-10-25 2004-05-06 Qualcomm, Incorporated Mimo system with multiple spatial multiplexing modes
US20050078762A1 (en) * 2003-10-08 2005-04-14 Ketchum John W. Receiver spatial processing for eigenmode transmission in a MIMO system
WO2006107700A2 (en) * 2005-04-01 2006-10-12 Interdigital Technology Corporation Method and apparatus for singular value decomposition of a channel matrix

Also Published As

Publication number Publication date
RU2010110954A (ru) 2011-09-27
RU2008101671A (ru) 2009-07-27
JP4955670B2 (ja) 2012-06-20
WO2006138135A3 (en) 2007-10-04
KR101078632B1 (ko) 2011-11-01
KR101162126B1 (ko) 2012-07-04
KR101162127B1 (ko) 2012-07-03
KR20110084554A (ko) 2011-07-25
JP2008544644A (ja) 2008-12-04
WO2006138135A2 (en) 2006-12-28
EP2204932A3 (en) 2010-09-29
EP1894329A4 (en) 2009-07-29
EP2204931A3 (en) 2010-09-29
KR101078633B1 (ko) 2011-11-01
KR20100054879A (ko) 2010-05-25
EP2204931A2 (en) 2010-07-07
US20060285531A1 (en) 2006-12-21
RU2404513C2 (ru) 2010-11-20
CN101243629A (zh) 2008-08-13
EP1894329A2 (en) 2008-03-05
SG162800A1 (en) 2010-07-29
JP5362754B2 (ja) 2013-12-11
KR20100054880A (ko) 2010-05-25
JP5329583B2 (ja) 2013-10-30
EP2204932A2 (en) 2010-07-07
JP2011151812A (ja) 2011-08-04
KR20110084336A (ko) 2011-07-21
BRPI0612225A2 (pt) 2010-10-26
RU2521489C2 (ru) 2014-06-27
CN101243629B (zh) 2014-04-09
KR20080016967A (ko) 2008-02-22
CA2612342A1 (en) 2006-12-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5362754B2 (ja) Mimoシステムの効率的なフィルタ重み計算
JP4554679B2 (ja) Mimo通信システムのための反復固有ベクトル計算
JP4648401B2 (ja) Jacobi回転を用いたマトリクスの固有値分解と特異値分解
US7711762B2 (en) Efficient computation for eigenvalue decomposition and singular value decomposition of matrices
TWI451710B (zh) 於一多輸入多輸出(mimo)通信系統內供引導傳送差異之空間濾波矩陣之有效計算
JP5269320B2 (ja) 無線mimo通信システムにおけるダウンリンクチャネル応答及びアップリンクチャネル応答の校正
US20060155798A1 (en) Eigenvalue decomposition and singular value decomposition of matrices using jacobi rotation
US20080181335A1 (en) Wireless communication apparatus

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110311

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110311

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120807

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121107

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121218

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130318

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130402

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130701

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130806

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130904

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5362754

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250