JP2011146818A - スイッチ、インタフェース情報作成方法およびそのプログラム - Google Patents

スイッチ、インタフェース情報作成方法およびそのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】スイッチによるリンクアップの検索に要する時間を低減する。
【解決手段】ネットワークを構成するスイッチ10はそれぞれ、自身のIFについて、そのIFの接続される合波部16または分波部17ごとにまとめたWDMグループを作る。そして、スイッチ10はそれぞれ、そのWDMグループの中から1つIFを選び、そのIFに対しリンクアップ検索処理を行う。ここで、このWDMグループのIFのリンクアップ検索に成功すると、同じWDMグループの他のIFに対しリンクアップ検索処理を行う。隣接するスイッチ10同士がこのような処理を、すべてのWDMグループのIFについて実行する。
【選択図】図2

Description

本発明は、WDM(Wavelength Division Multiplexing)ネットワークにおいて各スイッチがインタフェース情報を作成する技術に関する。
近年、トラヒックが急激に増加し、今後益々その増加は加速するものと思われる。そのため、増加するトラヒックを効率的に収容するための網技術が必要となっている。また、アプリケーションの進化に連れ、動画や音声のup/downloadが盛んになり、ネットワーク回線の高速化が望まれている。光網における伝送技術は、高速大容量伝送を実現できる有望なものである。例えば、WDM技術は、信号を伝送する光の波長を1本の光ファイバに多重して伝送でき、OXC(Optical Cross Connect)やROADM(Reconfigurable Optical Add Drop Multiplexer)等の中継ノードでその波長を分割することにより波長ごとのルーティングを実現する。そのため少ない設備で効率的に大容量トラヒックを伝送可能である。また、光の速度は電気よりも早いため、高速通信も可能である。
光網でトラヒックを伝送するためのプロトコルとして、GMPLS(Generalized Multi-Protocol Label Switching)が普及している。GMPLSは網内装置が自律分散的に必要な情報を広告し、収集できるため、トラヒックを伝送するためのパス設定などが簡単に行える利点がある。しかし、そのために事前に設定すべきパラメータが多いという欠点もある。そこで、網を構築し、サービスを開始するまでの人的稼働を削減するためのプラグアンドプレイ技術が提案されている。ここで、OXCやROADM等のスイッチにおいてプラグアンドプレイ技術を実現する際に、隣接するスイッチとの間でどのIF(インタフェース)に光ファイバ等のリンクが接続されたかを把握する技術として、ランダムサーチがある(非特許文献1参照)。
清水香里、林理恵、井上一郎、塩本公平、"Plug and Play Techniques for Optical Network Configuration," 信学技報 vol.109, no.102, NS2009-31~NS2009-42, p45-48, 2009年6月
ここで、ランダムサーチでは対象となるスイッチ同士が、自身のIFをランダムに選択し、その選択したIFから、隣接するスイッチへのリンクアップ検索用の信号(試験信号)を送信する。そして、その選択したIF経由で、隣接するスイッチからのリンクアップ検索用の信号を受信すると、スイッチは、このIFが隣接するスイッチのIFとリンクにより接続されていると判断する。すなわち、隣接するスイッチ同士がそれぞれ、同じリンクにより接続されるIFを同じタイミングで選択し、リンクアップ検索処理を行えば、このIFに関するリンクアップを確認できる。しかし、タイミングが異なると当該IFのリンクアップを確認できない。よって、この方法では、スイッチのIF数が増加すればするほど、隣接するスイッチ同士で、リンクアップを確認できる確率が小さくなり、スイッチによるリンクアップの検索時間が長くなる、という問題がある。本発明は、前記した問題を解決し、スイッチがリンクアップを検索する際に要する時間を低減することを目的とする。
前記した課題を解決するため、本発明のスイッチは、WDM(Wavelength Division Multiplexing)網に接続され、波長ごとに、当該波長の信号を送信するインタフェースと、1以上のインタフェースから出力される波長の多重化信号を、ケーブル経由で出力する合波部と、ケーブル経由で入力される多重化信号を、波長ごとに分割し、当該波長のインタフェース経由でスイッチ部へ出力する分波部と、インタフェースから入力された波長の信号を、波長を出力するインタフェースへ出力するスイッチ部とを備える。このスイッチは、分波部および合波部ごとに、当該分波部または合波部に接続されるインタフェースを示したWDMグループ情報を記憶する。そして、自身のインタフェース群からインタフェースを選択し、スイッチ部を介して、選択したインタフェース経由で試験信号を出力する。そして、当該インタフェース経由で、当該他のスイッチからの試験信号を受信したとき、試験信号を受信したインタフェースの識別情報と、試験信号の送信元のスイッチの識別情報と、その試験信号の送信元のインタフェースの識別情報とを対応付けて、記憶部のインタフェース情報に記憶する。また、スイッチは、当該インタフェース経由で、当該他のスイッチからの試験信号を受信したとき、WDMグループ情報およびインタフェース情報を参照して、(1)当該インタフェースと同じ分波部または合波部に接続されているインタフェースの中に、他のスイッチからの試験信号を受信していないインタフェースがある場合、他のスイッチからの試験信号を受信していないインタフェースを選択し、(2)当該インタフェースと同じ分波部または合波部に接続されるインタフェースがすべて他のスイッチからの試験信号を受信済みの場合、他のスイッチからの試験信号を受信していないインタフェースを選択し、スイッチ部経由で、選択したインタフェース経由で試験信号を出力する処理を、WDMグループ情報に示されるすべてのインタフェースについて実行するまで繰り返す。
このようにすることで、隣接するスイッチは互いに、同じ分波部および合波部(同じWDMグループ)に接続するインタフェース(IF)の中からIFを1つ選択し、隣接するスイッチは互いに、そのIFに対し試験信号(リンクアップ検索用の信号)を送信する。そして、スイッチは、そのIF経由で、隣接するスイッチ側からのリンクアップ検索のための信号を受信したとき、その信号を受信したIFの属するWDMグループで、リンクアップ未検索のIFを選択してリンクアップ検索のための信号を送信する。よって、スイッチのすべてのIFの中からランダムに試験信号を送信する場合に比べて、各IFのリンクアップの検索に要する時間を低減できる。
また、本発明は、スイッチの試験信号出力部が、分波部および合波部に接続されるインタフェースの中から、最初に選択するインタフェースとして、制御波長用インタフェースを選択することを特徴とする。
このようにすることで、スイッチは、WDMグループの中から最初にリンクアップ検索のための信号を送信するIFとして制御波長用IFを選択する。よって、スイッチがWDMグループに関するインタフェース情報を作成するとき、まず最初に、隣接するスイッチの装置IDを記憶することができる。つまり、WDMグループに属するIFには、制御波長用IFと、データ波長用IFとがあるが、一般的にデータ波長用IFは、装置ID等の情報は送信されない。一方、制御波長用IFは装置IDを含む情報を送信する。よって、スイッチが、最初に制御波長用IFにより隣接するスイッチの装置IDを含む信号を受信しておけば、その後、データ波長用IFにより送信される信号が、同じ装置IDのスイッチからの信号であることが分かる。例えば、スイッチが、最初に制御波長用IF経由で、装置ID「10B」という情報を含む信号を受信しておけば、その後、データ波長用IF経由で受信した信号が、この装置ID「10B」からの信号であることが分かる。よって、スイッチが、インタフェース情報に、このデータ波長用IF経由で受信した信号に含まれるIFの情報を記憶するとき、この情報を装置ID「10B」のIFの情報として記憶することができる。
また、本発明は、請求項3に記載のインタフェース情報作成方法を、コンピュータであるスイッチに実行させるためのプログラムである。
このようなプログラムによれば、請求項3に記載のインタフェース情報作成方法をコンピュータであるスイッチに実行させることができる。
本発明によれば、スイッチがリンクアップを検索する際に要する時間を低減することができる。
本実施の形態のスイッチの動作概要を概念的に示した図である。 本実施の形態のスイッチの構成を示した図である。 図2のスイッチの処理手順を示したフローチャートである。
<概要>
本発明の実施の形態を説明する。まず、図1を用いて本実施の形態のスイッチ10(10A,10B)の処理概要を説明する。ここでは、スイッチ10A,10B間でリンクアップ検索用の信号を送信し、リンクアップを検索する場合を例に説明する。このスイッチ10は、信号の波長ごとに、IFを備える。そして、入力された信号を所定の装置へ転送するために、この信号を出力するIFを切り替える。なお、以下の説明において、リンクアップを検索するとは、隣接するスイッチ10とリンク接続されるIFの対向となるIFを検索することをいう。このスイッチ10は、WDM(Wavelength Division Multiplexing)網に接続されるOXCやROADM等である。このスイッチは、入力された信号を所定の装置へ転送するために、この信号の出力するIFを切り替える。また、このスイッチ10は、波長を束ねた波長多重信号を生成し、目的地側の装置へ転送するための合波部16(16A,16B)と、入力された波長多重信号を波長ごとに分ける分波部17(17A,17B)とを備える。この合波部16および分波部17は、光ファイバ等のリンクで接続されている。図1において、スイッチ10Aにおける合波部16、スイッチ10Bにおける分波部17の記載は省略している。
なお、本実施の形態では、同じ合波部16または分波部17に接続されるIFを同じWDMグループに属するIFと呼ぶ。また、1つのWDMグループには、実際の信号を運ぶデータ波長用IFと、実際の信号を転送するための制御信号を装置間でやりとりする制御波長用IFとの2種類のIFが存在する。図1には、1つの合波部16または分波部17につき、制御波長用IFは1つしか記載していないが、実際には1つに限定しない。なお、制御波長用IFから送信される信号は、その信号の送信元の装置IDと、送信元のIFのIDを含む。また、データ波長用IFから送信されるリンクアップ検索用の信号は、送信元のIFのIDを含む。また、これらの信号は、送信元のIFの属するWDMグループのIDを含んでいてもよい。
まず、スイッチ10A,10Bは互いに、(1)まだリンクアップしていない(同じリンクにより接続されるIFであることの確認ができていない)IFから、リンクアップを検索する。つまり、まだリンクアップが確認できていないIF(例えば、制御波長用IF)を選択し、その選択したIFにリンクアップ検索用の信号を送信する。そして、(2)スイッチ10Aは、このIFのリンクアップの成功後、つまり、このIFにより、隣接するスイッチ10Bから送信されたリンクアップ検索用の信号を受信できたとき、このIFと同じWDMグループの他のIFについて、IFのリンクアップ検索処理を行う。
例えば、スイッチ10AのIFのうち「e」のIFのリンクアップが成功したとき、同じWDMグループの「f」のIF、「g」のIF、「h」のIFそれぞれついて、リンクアップ検索処理を行う。そして、同じWDMグループのすべてのIFがリンクアップに成功すれば、(1)の処理に戻る。つまり、他のWDMグループのIFについてリンクアップ検索処理を行う。このようにして、スイッチ10Aの各IFのリンクアップ検索処理を終了すると、例えば、吹き出し101に示すようなインタフェース情報132を作成する。なお、図1のインタフェース情報132における、Local IFは、自身のスイッチ10のIFを示し、Remote IFは、隣接するスイッチ10のIFを示す。R-nodeは、隣接するスイッチ10の装置IDであり、L-WDM Gは、自身のスイッチ10のWDMグループのIDであり、R-WDM Gは、隣接するスイッチ10のWDMグループのIDを示す。
つまり、スイッチ10AのLocal IF「e」にリンク経由で接続される、隣接装置(隣接するスイッチ10)のIFは「a」であり、Local IF「f」にリンク経由で接続される、隣接装置のIFは「b」であり、Local IF「g」にリンク経由で接続される、隣接装置のIFは「c」であることを示す。なお、これらのIFが接続される、隣接装置の装置IDは「10B」であり、これらのIFの自身のスイッチ10AにおけるWDMグループは「B」であり、隣接装置におけるWDMグループは「D」であることを示す。
このようにスイッチ10A,10Bは互いに、リンクアップの成功を検出すると、そのリンクアップの成功を検出したIFの属するWDMグループ内の他のIFについて、リンクアップ検索処理を行う。つまり、隣接するスイッチ10は互いにWDMグループごとのリンクアップ検索処理を行うので、スイッチ10のIFすべての中からランダムにリンクアップ検索処理を行う場合に比べて、各IFのリンクアップ検索処理に要する時間を低減できる。
<構成>
次に、図2を用いてスイッチ10の構成を説明する。スイッチ10は、前記したスイッチ部14と、合波部16と、分波部17とをそれぞれ1以上備える。そして、このスイッチ10は、スイッチ部14の制御を行う制御部12と、制御部12が制御を行うときに参照する各種情報を記憶する記憶部13とを備える。
制御部12は、このスイッチ10が備える専用回路やCPU(Central Processing Unit)によるプログラム実行処理等により実現される。さらに、記憶部13は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ等の記憶媒体から構成される。なお、スイッチ10をプログラム実行処理により実現する場合、記憶部13には、このスイッチ10の機能を実現するためのプログラムが格納される。
制御部12は、シグナリング部121と、情報広告収集部122と、スイッチ制御部123と、隣接情報交換部124とを備える。
シグナリング部121は、信号伝送するためのパスを、網内で自律分散的に設定する際に、隣接装置とシグナリングを交換する。シグナリングのプロトコルとしては、例えばRSVP(Resource reSerVation Protocol)がある。
情報広告収集部122は、パスを設定する際に必要な情報を網内装置間で広告したり収集したりする。ここで用いるプロトコルとしては、例えば、OSPF(Open Shortest Path First)やBGP(Border Gateway Protocol)がある。
このシグナリング部121によるシグナリングの結果や、情報広告収集部122により収集された情報(経路情報等)は、データベース131に記憶される。これらの情報は、制御部12がデータを送受信する際に参照される。
隣接情報交換部124は、自身のスイッチ10の各IFが隣接装置のどのIFと接続されているか等の情報を隣接装置と交換する。この情報を交換するためのプロトコルとしては、例えば、LMP(Link Management Protocol)がある。この隣接情報交換部124は、インタフェース情報作成部1241と、試験信号出力部1242とを備える。
インタフェース情報作成部1241は、IF経由で、他のスイッチ10(隣接装置)からの試験信号を受信したとき、この試験信号を受信したIFのIDと、この試験信号の送信元のスイッチ10の装置IDと、その試験信号の送信元のIFのIDとを対応付けて、記憶部13のインタフェース情報132(図1参照)に記憶する。なお、このインタフェース情報作成部124は、試験信号により、その試験信号の送信元のIFの属するWDMグループのIDを受信し、このWDMグループのIDをインタフェース情報132に記憶するようにしてもよい。
試験信号出力部1242は、WDMグループ情報133(後記)およびインタフェース情報132を参照して、リンクアップに成功していないIFを選択する。そして、スイッチ制御部123およびスイッチ部14経由で、この選択したIFから試験信号を出力する。ここでのIFの選択は以下のようにして行う。すなわち、試験信号出力部1242は、IF経由で隣接装置から試験信号を受信したとき、(1)当該IFの属するWDMグループと同じWDMグループのIFの中に、隣接装置からの試験信号を受信していないIFがある場合、そのIFからIFを選択する。(2)当該IFの属するWDMグループと同じWDMグループのIFがすべて他のスイッチ10からの試験信号を受信済みの場合、他のWDMグループのIFからIFを選択する。ここで、選択するIFは、例えば、他のWDMグループの制御波長用IFである。そして、試験信号出力部1242は、スイッチ部14経由で、この選択したIFから試験信号を出力する処理を、WDMグループ情報133に示されるすべてのインタフェースについて実行するまで繰り返す。
スイッチ制御部123は、対象の信号を適切にスイッチングするための命令をスイッチ部14に出す。
次に、記憶部13を説明する。記憶部13は、データベース131、インタフェース情報132およびWDMグループ情報133を記憶する。
データベース131は、前記したとおりシグナリング部121によるシグナリングの結果や、情報広告収集部122により収集された情報(経路情報等)を記憶する。このデータベース131の情報は、制御部12が他の装置との間に確立したパスを用いて信号を送受信する際に参照される。
インタフェース情報132は、隣接装置から試験信号を受信した自身のスイッチ10のIFのIDと、その試験信号の送信元である隣接装置の装置IDと、その隣接装置における試験信号の送信元のIFのIDと、そのIFの属するWDMグループのIDとを対応付けて示した情報である(図1参照)。このインタフェース情報132は、インタフェース情報作成部1241により作成される。
WDMグループ情報133は、自身のスイッチ10の分波部17または合波部16に接続されるIFを、同じ分波部17または合波部16に接続されるIFについて同じWDMグループのIFとして示した情報である。表1に例示するWDMグループ情報133は、IF ID「e」、「f」、「g」、「h」はそれぞれWDMグループID「B」のWDMグループに属するIFであることを示す。また、このWDMグループ情報133は、IFそれぞれが制御波長用IFか、データ波長用IFかを示す情報を含んでいてもよい。このWDMグループ情報133は、試験信号出力部1242が、リンクアップ検索処理を行うIFを選択する際に参照される。
Figure 2011146818
<処理手順>
次に、図2を参照しつつ、図3を用いて、スイッチ10の処理手順を説明する。まず、図2のスイッチ10の試験信号出力部1242は、WDMグループ情報133(表1参照)およびインタフェース情報132を参照して、リンクアップに成功していないIFを選択する(S1)。そして、スイッチ制御部123およびスイッチ部14経由で、この選択したIFから試験信号を隣接装置へ送信する(S2)。ここで、リンクアップに成功すれば(S3のYes)、つまり、隣接装置からの試験信号を、この選択したIF経由で受信できたとき、インタフェース情報作成部1241は、このリンクアップに成功したIFの情報をインタフェース情報132に記憶する(S4)。一方、リンクアップに成功しなかった場合(S3のNo)において、そのIF経由で試験信号を送信しはじめて、まだ所定時間経過していなければ(S8のNo)、S2へ戻る。一方、そのIF経由で試験信号を送信しはじめて、所定時間経過していれば(S8のYes)、S1へ戻り、リンクアップしていない別のIFを選択する。
S5において、試験信号出力部1242は、WDMグループ情報133(表1参照)およびインタフェース情報132を参照して、同じWDMグループのIFでリンクアップしていないIFがあれば(S5のYes)、同じWDMグループのIFでまだリンクアップに成功していないIFからIFを選択し(S6)、S2へ戻る。
S5において、試験信号出力部1242は、WDMグループ情報133(表1参照)およびインタフェース情報132を参照して、同じWDMグループのIFでリンクアップに成功していないIFがなければ(S5のNo)、リンクアップ検索処理の対象であるすべてのIFについてリンクアップに成功したか否かを判断する(S7)。ここで、まだ、リンクアップに成功していないIFがあれば(S7のNo)、S1へ戻る。一方、リンクアップ検索処理の対象であるすべてのIFについてリンクアップに成功した場合(S7のYes)、処理を終了する。
このようなスイッチ10は、隣接するスイッチ10側からの試験信号を受信したとき、その信号を受信したIFの属するWDMグループで、リンクアップに成功していないIFを選択して試験信号を送信する。よって、スイッチ10のすべてのIFの中からランダムに試験信号を送信する場合に比べて、各IFのリンクアップの検索に要する時間を低減できる。
なお、前記した実施の形態において、スイッチ10は最初に選択するIFとして、制御波長用IFを選択するようにしてもよい。このようにすることで、スイッチ10がWDMグループに関するインタフェース情報132を作成するとき、まず最初に隣接するスイッチ10の装置IDを記憶することができる。つまり、合波部16や分波部17には、少なくとも1つの制御波長用IFと、データ波長用IFとがあるが、一般的にデータ波長用IFからは、装置ID等の情報は送信されない。一方、制御波長用IFは装置IDを含む情報を送信する。よって、スイッチ10が、最初に制御波長用IFにより隣接するスイッチ10の装置IDを含む信号を受信しておけば、その後、データ波長用IFにより送信される信号が、同じ装置IDのスイッチ10からの信号であることが分かる。例えば、スイッチ10が、最初に制御波長用IF経由で、装置ID「10B」という情報を含む信号を受信しておけば、その後、データ波長用IF経由で受信した信号が、この装置ID「10B」からの信号であることが分かる。よって、スイッチ10が、インタフェース情報132に、このデータ波長用IF経由で受信した信号に含まれるIFの情報を記憶するとき、装置ID「10B」のIFの情報として記憶することができる。
10(10A,10B) スイッチ
12 制御部
13 記憶部
14 スイッチ部
16 合波部
17 分波部
121 シグナリング部
122 情報広告収集部
123 スイッチ制御部
124 隣接情報交換部
131 データベース
132 インタフェース情報
133 WDMグループ情報
1241 インタフェース情報作成部
1242 試験信号出力部

Claims (4)

  1. WDM(Wavelength Division Multiplexing)網に接続され、波長ごとに、当該波長の信号を送信するインタフェースと、
    1以上の前記インタフェースから出力される波長の多重化信号を、ケーブル経由で出力する合波部と、
    ケーブル経由で入力される多重化信号を、波長ごとに分割し、当該波長の前記インタフェース経由でスイッチ部へ出力する分波部と、
    前記インタフェースから入力された波長の信号を、前記波長を出力するインタフェースへ出力するスイッチ部とを備えるスイッチであって、
    前記分波部および合波部ごとに、当該分波部または合波部に接続されるインタフェースをWDMグループとして示したWDMグループ情報を記憶する記憶部と、
    前記インタフェースを選択し、前記スイッチ部を介して、前記選択したインタフェース経由で試験信号を出力する試験信号出力部と、
    当該インタフェース経由で、当該他のスイッチからの前記試験信号を受信したとき、前記試験信号を受信したインタフェースの識別情報と、前記試験信号の送信元のスイッチの識別情報と、その試験信号の送信元のインタフェースの識別情報とを対応付けて、前記記憶部のインタフェース情報に記憶するインタフェース情報作成部とを備え、
    前記試験信号出力部は、
    当該インタフェース経由で、当該他のスイッチからの前記試験信号を受信したとき、前記WDMグループ情報およびインタフェース情報を参照して、
    (1)当該インタフェースと同じWDMグループのインタフェースの中に、前記他のスイッチからの試験信号を受信していないインタフェースがある場合、前記WDMグループのインタフェースの中から、前記他のスイッチからの試験信号を受信していないインタフェースを選択し、
    (2)当該インタフェースと同じWDMグループのインタフェースがすべて前記他のスイッチからの試験信号を受信済みの場合、当該WDMグループ以外のWDMグループのインタフェースの中から、前記他のスイッチからの試験信号を受信していないインタフェースを選択し、
    前記スイッチ部経由で、前記選択したインタフェースで試験信号を出力する処理を、前記WDMグループ情報に示されるすべてのインタフェースについて実行するまで繰り返すことを特徴とするスイッチ。
  2. 前記試験信号出力部は、
    前記分波部および合波部に接続されるインタフェースの中から、最初に選択する前記インタフェースとして、制御波長用インタフェースを選択することを特徴とする請求項1に記載のスイッチ。
  3. WDM(Wavelength Division Multiplexing)網に接続され、波長ごとに、当該波長の信号を送信するインタフェースと、
    1以上の前記インタフェースから出力される波長の多重化信号を、ケーブル経由で出力する合波部と、
    ケーブル経由で入力される多重化信号を、波長ごとに分割し、当該波長の前記インタフェース経由でスイッチ部へ出力する分波部と、
    前記インタフェースから入力された波長の信号を、前記波長を出力するインタフェースへ出力するスイッチ部と、
    前記分波部および合波部ごとに、当該分波部または合波部に接続されるインタフェースを示したWDMグループ情報を記憶する記憶部とを備えるスイッチが、
    前記インタフェースを選択し、前記スイッチ部を介して、前記選択したインタフェース経由で試験信号を出力するステップと、
    当該インタフェース経由で、当該他のスイッチからの前記試験信号を受信したとき、前記試験信号を受信したインタフェースの識別情報と、前記試験信号の送信元のスイッチの識別情報と、その試験信号の送信元のインタフェースの識別情報とを対応付けて、前記記憶部のインタフェース情報に記憶するステップとを実行し、
    当該インタフェース経由で、当該他のスイッチからの前記試験信号を受信したとき、前記WDMグループ情報およびインタフェース情報を参照して、
    (1)当該インタフェースと同じWDMグループのインタフェースの中に、前記他のスイッチからの試験信号を受信していないインタフェースがある場合、前記WDMグループのインタフェースの中から、前記他のスイッチからの試験信号を受信していないインタフェースを選択するステップと、
    (2)当該インタフェースと同じWDMグループのインタフェースがすべて前記他のスイッチからの試験信号を受信済みの場合、当該WDMグループ以外のWDMグループのインタフェースの中から、前記他のスイッチからの試験信号を受信していないインタフェースを選択するステップとを実行し、
    前記スイッチ部経由で、前記選択したインタフェース経由で試験信号を出力する処理を、前記WDMグループ情報に示されるすべてのインタフェースについて実行することを特徴とするインタフェース情報作成方法。
  4. 請求項3に記載のインタフェース情報作成方法を、前記スイッチに実行させるためのプログラム。
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