JP2008098934A - 通信装置および通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】スイッチの選択性に制限のある通信装置を含んだ通信網においても、自律分散的な経路計算を可能とする。
【解決手段】リンク接続性の制限が存在する場合は、その旨をネットワークの他装置に対して広告し、OSPFもしくはIS−ISプロトコルのルーティングエリア内にある通信装置全体で当該情報を共有する。あるいは、ROADM装置に接続されるリンクを二種類に色分けし、色分けに際しては、各リンクがリング網の内部リンクか外部に接続されるリンクであるかのいずれかについて色分けする。その上で、各リンクが時計回り方向のリンクグループに属するか、それとは逆に反時計回り方向のリンクグループに属するかを明確化する。
【選択図】図6

Description

本発明は、IPルータ、TDM、クロスコネクト装置、光クロスコネクト装置とROADM(Reconfigurable
Optical Add Drop Multiplexer)装置等で実現されるネットワークに生成または削除される光パスの自律分散的な経路計算法に関する。
インターネット等のデータ通信トラフィックの増大により、IPルータと光クロスコネクト(OXC)装置、ROADM装置が統合運用されるフォトニックIPネットワークが次世代ネットワークに導入されようとしている。
このようなネットワークにおいては、前述したような光クロスコネクト装置もしくはROADM装置を経由し、IPルータ間に接続される光パスの生成制御はGMPLS(Generalized Multi-Protocol Label Switching)で実施される。
GMPLS技術による光パスのルーティング手段として、OSPF(例えば、非特許文献1参照)もしくはIS−ISプロトコル(例えば、非特許文献2参照)のようなリンクステート型ルーティングプロトコルが用いられる。
OSPFとIS−ISプロトコルはリンクステート型プロトコルと呼ばれ、両者はほぼ同等の動作を実現する。これらプロトコルの動作の概要を図1〜図3を参照して説明する。図1はリンクステート型プロトコル動作の概要を説明する図であり、図2はオーバレイモデル連携を説明する図であり、図3はピアモデル連携を説明する図である。
なお、本明細書における全ての図および表では、例えば、ROADM装置♯AをROADM♯Aのように記す。
リンクステート型プロトコルを実装した各通信装置は、自通信装置に接続されたリンク状態情報を自律的に“広告”する。“広告”する相手先は、OSPFプロトコル的に隣接関係にある対向通信装置である。前記リンク状態情報を受信した対向通信装置は、当該情報をさらに別の対向通信装置に“広告”していく。
このようなプロセスを各通信装置が実施することにより、ある一定の範囲のネットワーク内部の全ての通信装置のルーティングデータベース部に、前述の全てのリンク状態情報を保持することができる。
GMPLSプロトコルのフレームワークにおいては、各通信装置に接続されるリンクの物理的な制約条件等を示す情報要素が付加されて通信網に広告される。
光ファイバ網の制約条件を考慮に入れるためのプロトコル拡張としては、下記のような情報要素がOSPFおよびIS−ISプロトコルに行われている(非特許文献3参照)。
Figure 2008098934
パスの始点ノードにおいて、パスの経路探索を実施する際には、上記のような広告情報を元に経路計算を行う。経路計算の基本アルゴリズムはDijkstra法(非特許文献4参照)などで行われるが、上記の経路制約条件を加味しながら終点ノードまでの経路探索を行う。
GMPLSプロトコルによるパスの経路計算方式はソースルーティング方式を基本としている。つまり、図1に示すように、ROADMリング網を介してIPルータ♯Aおよび♯B相互間で光パスを開通する場合には、OSPFもしくはIS−ISプロトコルから収集したリンク状態情報をベースに光パスのNext Hopを計算する。
ROADMリングの内部リンク情報をIPルータが保持しない場合(オーバレイモデルと呼ばれるIPルータとROADMリング装置の連携方式の場合)、IPルータ♯Aは、図2に示すように、ROADM装置♯AまでのNext Hopまでの経路を計算して完了し、その上で、光パス開通のシグナリングメッセージをNext Hop装置であるROADM装置♯Aに送信する。ROADMリング内部から先の経路計算については、ROADM装置♯Aの役割となる。
逆に、ROADMリングの内部リンク情報をIPルータが保持する場合(ピアモデルと呼ばれるIPルータとROADMリング装置の連携方式の場合)、IPルータ♯Aは、図3に示すように、OSPFもしくはIS−ISプロトコルといったリンクステート型プロトコルにより、IPルータ♯Bまでの経路を全て計算して完了し、その上で、光パス開通のシグナリングメッセージをNext Hop装置であるROADM装置♯Aに送信する。光パス経路は、IPルータ♯Aでの経路計算結果で確定しており、ROADM装置♯A等の装置においては経路の計算を実施しない。
特許3586586号 特許3639109号 RFC2328、"OSPF Version2"April 1998 RFC1195、"OSI IS−IS for IP and Dual Environments"、December 1990 RFC4203、"OSPF Extensions in MPLS"、October 2005 A.V.エイホ、J.E.ホップクロフト、J.D.ウルマン著、大野義夫訳、"情報処理シリーズII データ構造とアルゴリズム"、培風館、1999年3月30日、pp180−181 RFC3473、"GMPLS Signaling−RSVP−TE Extensions"、January 2003
本発明が解決しようとする課題は、ピアモデル方式に基づき、IPルータ等の装置とROADMリング装置(例えば、特許文献1または2参照)の連携が行われる場合に発生する課題を解決する方法に関する。課題を図4および図5を参照して説明する。
具体的には、リング網に適用されるROADM装置のスイッチング機能制約問題の解決法に関する。図4に示すように、ROADM装置は時計回り方向と反時計回り方向にNNI(Network-Network Interface)−IF(インタフェース)を有し、そのいずれかに光パスを接続する装置である。ROADM装置内部は、Add/Dropスイッチで構成されている。
クライアント装置と接続するROADM装置のUNI(User-Network
Interface)−IF部は、時計回り方向のAdd/Dropスイッチポートに接続されるか、反時計回りの方向のAdd/Dropスイッチポートに接続されるかによって、接続可能な光パスの方向が決定する。つまり、時計回りポートに接続されたUNI−IFからは反時計回り方向のNNI−IFを経由して他のROADM装置まで“パス”を開通させることは不可能である。
現状のGMPLS技術で発生している問題の具体例を以下に示す。図5に示すように、自IPルータからROADM装置を経由して対向のIPルータまで光パスを接続する際に発生する問題の詳細を以下に説明する。
IPルータのインタフェースは、自分自身の対向側のROADM装置のUNI−IFに接続され収容されている。ところが、現状のGMPLS技術では、IPルータが、前記UNI−IFが時計回り方向か、それとも反時計回り方向のAdd/Dropスイッチポートに接続されているのかどうかを把握する手段を提供していない。
そのため、IPルータにおいて、GMPLS制御方式で一般的であるソースルーティング方式で光パス経路の計算を実施しても、当該IPルータが接続されているROADM装置のUNI−IFが時計回りもしくは反時計回りポートに接続されているかどうかの情報を正しく保有していないため、ROADMリング内部も含めた光パス経路が正しく計算される保証はない。
本発明は、このような背景の下に行われたものであって、ROADM装置のようにスイッチの選択性に制限のある通信装置を含んだ通信網においても、自律分散的な経路計算を可能とするスキームを提供し、IPルータとROADM装置、OXC装置やTDMクロスコネクト装置とROADM装置を配備といった組み合わせでも光パスの経路設計や開通業務に関して統合的なオペレーションを可能とする通信装置および通信システムを提供することを目的とする。
本発明は、前記課題に関して主に2種類の解決法を示すものである。以下に、本発明の手段と作用の概要を示す。
(第一の課題解決法)
第一の解決法を図6に示す。図6の解決方法は、スイッチにリンク接続性の制限が存在する場合は、その旨をネットワークの他装置に対して広告し、OSPFもしくはIS−ISプロトコルのルーティングエリア内にある通信装置全体で当該情報を共有するものである。
すなわち、本発明は、複数の通信装置が自律分散的に各通信装置のリンク状態を広告してパスの経路計算を実施する通信網に適用される前記通信装置であって、本発明の特徴とするところは、パスの経路を選択する際に、入力リンクおよび出力リンクの組み合わせに制限があるときには、自通信装置から広告するリンク状態情報に、当該リンクから物理的に出力方路として選択可能もしくは選択不可能であるリンクの識別情報を付与した上でリンク状態情報を広告する広告手段を備えたところにある(第一の発明)。
これにより、スイッチの接続性に制限のある通信装置を具備したネットワークにおいて、パスを生成しようとする通信装置が、スイッチの接続性に制限のある装置も含めて、オペレータから入力されたパスの終点NodeIDおよび終点UNI−IFのIDおよび始点UNI−IFのIDの3つの情報をベースに、自律的にパスの開通経路を計算し、GMPLSシグナリングによりパス開通が可能となる。
さらに、前記広告手段は、出力方路として選択可能であるリンクの識別情報を広告しているのか、あるいは、出力方路として選択不可能であるリンクの識別情報を広告しているのかを明示する情報を付与する手段を含むことができる(第二の発明)。
これにより、広告すべきリンクの識別情報を削減することが可能である。例えば、全体で10本のリンクを接続している通信装置のうち、あるLinkから接続性に制約があるリンクが1本だけである場合は、接続可能なリンクの識別情報を付与するのではなく、接続不可能なリンクの識別情報を付与することにより、広告する識別情報量を削減し、制御網の通信帯域を節約することができる。
また、リング状通信網を構成する各通信装置のリング状通信網外部に接続するリンクについては、接続可能な内部リンクの経路毎のグループに分類した上で管理する管理手段を備えることができる(第三の発明)。
これにより、ROADMリングネットワークにおいて、光パスを生成しようとするROADM装置が、当該ROADM装置に対してオペレータから入力された光パスの終点NodeIDおよび終点UNI−IFのID、および始点UNI−IFのIDの3つの情報をベースに、時計回りの経路を選択するべきであるか、あるいは、反時計回りの経路を選択するべきであるかを自律的に計算した上で、光パスを生成することができる。
前述の手段とその効果は、リング状通信網の場合には、その内部から外部に接続されるリンクを二つもしくはその整数倍のグループに分割し、それぞれのリンクに新たにリンクの識別情報もしくはIPアドレスを付与することにより実現される(第十の発明)。
これにより、それぞれのグループがリング網内部のいずれかのリンクにスイッチされることが可能であるか、外部装置に対して明示する手段が確保される。
(第二の課題解決法)
第二の解決法を図7に示す。図7の解決方法は、ROADMリング網に特化した解決方法である。ROADM装置に接続されるリンクを二種類に色分けする方法であり、色分けに際しては、まず、各リンクがリング網の内部リンクか外部に接続されるリンクであるかのいずれかについて色分けすることも手段の一つとして選ぶ。
その上で、各リンクが時計回り方向のリンクグループに属するか、それとは逆に反時計回り方向のリンクグループに属するかを明確化する。リング網外部接続リンクが反時計回りのポートに接続されている場合は、リング網内部リンクも反時計回り方向の経路を選択する必要があるが、そういった経路計算処理をリング網外部の装置において実現する手段を提供する。
すなわち、本発明は、複数の通信装置が自律分散的に各通信装置のリンク状態を広告してパスの経路計算を実施するリング状通信網に適用される前記通信装置であって、本発明の特徴とするところは、リング状通信網内部の各通信装置から広告されるリンク状態情報に、当該リンクがリング状通信網内部接続リンクであるか、あるいは、当該リンクがリング状通信網外部接続リンクであるかを識別する情報を付与した上でリンク状態情報を広告する広告手段を備えたところにある(第四の発明)。
これにより、パスを開通させようとする始点ノード装置においても、これから開通させようとするパス経路としてリング網外部接続リンクを選択した場合に、次のリンクはリング網内部の経路を選択し、かつ経路選択の接続性に制限があることを把握することができる。
また、リング状通信網内部の各通信装置から広告されるリンク状態情報に、内部リンクが時計回りまたは反時計回りのいずれの方向性を有するかを識別する情報を付与すると共に、外部リンクが時計回りまたは反時計回りのいずれの方向性を有する前記内部リンクに属するかを識別する情報を付与した上でリンク状態情報を広告する広告手段を備えることができる(第五の発明)。
これにより、各リンクがリング状通信網において時計回り方向のリンクグループに属するか、それとは逆に反時計回り方向のリンクグループに属するかを明確化することができる。外部リンクが反時計回りのポートに接続されている場合は、内分リンクも反時計回り方向の経路を選択する必要があるが、そういった経路計算処理をリング状通信網外部の装置において実現することができる。
さらに、リング状通信網外部から外部リンクを経由して内部リンクに至る経路を選択する際には、リング状通信網の入り口となる通信装置から外部側に向けた方向のリンク状態情報と、当該リンクの方向性を識別する情報とを参照し、当該リンクが時計回りの方向性を有するときには、反時計回り方向性を有する内部リンクを選択し、当該リンクが反時計回りの方向性を有するときには、時計回りの方向性を有する内部リンクを選択する手段を備えることができる(第六の発明)。
これは現在のGMPLSプロトコルの実装により近い形態について限定したものである。つまり、GMPLSプロトコルにおいては、双方向リンクの属性情報の設定は、片方向リンクをベースに設定される。図8で例を説明する。ノード♯Aとノード♯Bの両者が存在する場合には、ノード♯Aからノード♯Bに向かう方向の属性情報は、ノード♯Aで設定される。これとは逆に、ノード♯Bからノード♯Aに向かう方向の属性情報は、ノード♯Bで設定される。
したがって、図8のノード♯Aから広告されるリング状通信網外部接続リンクの属性情報については、リング状通信網から出力される方向のリング状通信網外部接続リンク属性として広告される。よって、当該リンクを当該リング状通信網の入力リンクとして選択するには、読み替え処理(ここで、読み替え処理とは、時計回り方向のリンクとし広告されている当該リンクの属性情報を、入力リンクとしては反時計回り方向のグループに所属するリンクであるとして処理することを意味する)を実施し、当該リンクが時計回り方向のリンクとして広告されている場合は、反時計回り方向のグループに所属するリンクをリング状通信網内部経路として選択して経路計算を実施する。
前述の手段とその効果は、リング状通信網の場合には、その内部から外部に接続されるリンクを二つもしくはその整数倍のグループに分割し、それぞれのリンクに新たにリンクの識別情報もしくはIPアドレスを付与することにより実現される(第十の発明)。
これにより、それぞれのグループがリング網内部のいずれかのリンクにスイッチされることが可能であるか、外部装置に対して明示する手段が確保される。
(本発明の通信システムとしての観点)
本発明を通信システムの観点から観ることもできる。すなわち、本発明は、複数の通信装置が自律分散的に各通信装置のリンク状態を広告してパスの経路計算を実施する通信システムであって、本発明の特徴とするところは、前記通信装置は、パスの経路を選択する際に、入力リンクおよび出力リンクの組み合わせに制限があるときには、自通信装置から広告するリンク状態情報に、当該リンクから物理的に出力方路として選択可能もしくは選択不可能であるリンクの識別情報を付与した上でリンク状態情報を広告する広告手段を備えたところにある(第七の発明)。
あるいは、本発明は、複数の通信装置が自律分散的に各通信装置のリンク状態を広告してパスの経路計算を実施するリング状通信網に構築される通信システムであって、本発明の特徴とするところは、前記通信装置は、リング状通信網内部の各通信装置から広告されるリンク状態情報に、当該リンクがリング状通信網内部接続リンクであるか、あるいは、当該リンクがリング状通信網外部接続リンクであるかを識別する情報を付与した上でリンク状態情報を広告する広告手段を備えたところにある(第八の発明)。
あるいは、本発明の特徴とするところは、前記通信装置は、リング状通信網内部の各通信装置から広告されるリンク状態情報に、内部リンクが時計回りまたは反時計回りのいずれの方向性を有するかを識別する情報を付与すると共に、外部リンクが時計回りまたは反時計回りのいずれの方向性を有する前記内部リンクに属するかを識別する情報を付与した上でリンク状態情報を広告する広告手段を備えたところにある(第九の発明)。
本発明は、ROADM装置のようにスイッチの選択性に制限のある装置を含んだ通信網においても、自律分散的な経路計算を可能とするスキームを提供し、IPルータとROADM装置、OXC装置やTDMクロスコネクト装置とROADM装置を配備といった組み合わせでも光パスの経路設計や開通業務に関して統合的なオペレーションを可能とする。
(第一実施例)
本発明の第一実施例を図9および図10に示す。
(実施構成)
図9に示すように、Addスイッチを実装したROADM装置によりリングネットワークが構成されている。ここの実施例では、ROADM装置により構成された2つのリングネットワークがNode♯A1および♯B1において連結されている。
ROADM装置のAddスイッチには、導波路型のPlaner Lightwave Circuit(PLC)スイッチが適用されている。ROADMリング内部の波長は10Gbit/secのOTN信号が32波多重されており、各ROADM装置において波長分割多重されてきた光信号をArrayed Waveguide(AWG)分波器で分波し、波長チャネル単位にAddスイッチに入力する。
ROADM装置において、光パスをAddせずに次のROADM装置までThroughさせる場合は、当該Add/Dropスイッチを経由した光信号は、再びAWG合波器で合波されて波長分割多重された状態で次のROADM装置まで伝送される。
一方、ROADM装置において、光パスをDropさせる場合は、当該Addスイッチを経由し、UNI−IFに光パスが接続される。
Node♯A1および♯B1以外の各ROADM装置のUNI−IFには、IPルータが接続されている。IPルータは10GbEインタフェースが接続されているが、ROADM装置のUNI−IFにおいて当該信号はOTN信号にラッピングされて収容される。
ROADM装置の制御パッケージには、GMPLSプロトコルソフトウェアが実装されており、OSPFプロトコルを通じて、ROADM装置NNI−IF間リンクの状態情報を広告し、IPルータのOSPFプロトコルとも相互接続されることにより、IPルータとROADM装置との間のUNI−IF区間リンクの状態情報も含めて交換される。その結果、当該リンク状態情報は、ROADM装置とIPルータ装置とを含めたOSPFプロトコルの管理エリア全体のリンク状態情報を取得および保持している。ここでOSPFプロトコルの管理エリアとは、OSPFプロトコルで定義されるルーティングエリアを指す。
本実施例において、ROADM装置♯A3のUNI−IFはEast側、♯A1のUNI−IFはWest側のAddスイッチに接続されている。当該UNI−IFとIPルータ♯A31および対向ROADリングのROAD装置♯B1のリンクから選択可能な経路には制約があり、IPルータ♯A31から対向ROADM装置♯B1まで光パスを開通させる場合の経路は、ROAD装置♯A3からEast方向(反時計回り)の経路を辿り、ROADM装置♯A2とROADM装置♯A1とを経由してROADM装置♯B1となる。ROADM装置♯A3において、光パス経路をWest側に選択することは物理的に不可能である。
図10に示しているGMPLSプロトコルソフトウェアと本発明の機能を実現するソフトウェアが実装されている機能部とは、前述の制約条件を考慮に入れた処理を実現する。本図に示すように、ROADM装置のUNIポートとNNIポートとの接続性に関する制限情報は、シナリオ制御&リソース管理機能部12に保持されており、当該情報はリソース管理DB13に保持されている。
前記UNIポートとNNIポートとの接続性に関する制限情報については、NNIポートおよびUNIポートの状態情報(動作中か動作不能か等)と共にルーティングプロトコル制御部14に伝達される。ここで、OSPFプロトコルに挿入されるLSA情報を生成し、ルーティングプロトコルコア機能部15でLSAが生成および他ノードへの広告が実行されると同時に、OSPFプロトコル処理により制御プレーンの転送経路表を作成し、パケット転送テーブル17に出力する。
同時に、ルーティングプロトコルコア機能部15は、他ノードから広告されてきたLSA情報を収集し、収集した情報を制約経路計算機能部16に渡す。制約経路計算機能部16は、光パスの開通命令を受け付けたシグナリングプロトコル制御部18からの要求に従い、本実施例で説明する方法により光パスの経路計算を実行し、経路計算の結果を再度、シグナリングプロトコル制御部18に返却する。
返却した経路計算の結果情報をシグナリングプロトコルコア機能部19に送信し、シグナリングプロトコルコア機能部19は受け取った経路情報をRSVP−TEプロトコルのExplicit Route Object(ERO)(例えば、非特許文献5参照)に挿入して通知する。EROオブジェクト波、当該RSVP−TEプロトコルの転送経路情報として利用し、指定された転送経路上にあるROADM装置は、当該RSVP−TEプロトコルを受信した上でEROオブジェクトに指定されている次のROADM装置にRSVP−TEプロトコルを転送すると共に、EROオブジェクトに指定されている経路で光パスが開通されるように光スイッチを制御する。
(本発明の適用形態)
IPルータにおいて、ROADM装置の経路選択制約条件を考慮に入れて経路計算を実施し、光パスを開通させる手段として、以下の手段を適用する。
つまり、各ROADM装置は、自通信装置から広告されるリンク状態情報に、当該リンクから物理的に出力方路として選択可能(もしくは選択不可能)であるリンクの識別番号情報を付与した上でリンク情報を広告する。
ここで、ROADM装置から広告される情報は、出力方路として選択可能な経路を広告している旨の識別情報を付与し、出力方路として選択不可能であるリンクのID情報を広告していることを他装置に知らしめる。
本実施例では、ROADM装置♯A1等から広告されるリンク情報にROADM装置♯A1等のNodeID(Advertising
Router IDとして広告)に加えて以下の情報要素が含まれている。
Figure 2008098934
ここで、Selectable Link IDおよびUnselectable Link IDは、両者を同時に広告しなくてもよい。また、Selectable Link IDであるか、Unselectable Link IDであるかを識別する手段として、情報要素番号を用いているが、例えば、Selectable Link ID情報の内部に、数bit分情報を加えて、Selectable Link IDであるかUnselectable Link IDのいずれかであるかを識別できる情報要素を付加してもよい。
また、他のROADM装置とIPルータ装置と同様に、ROADM装置♯A3とIPルータ装置♯A31との間には、複数のUNIリンクが接続されているが、これらリンクは2種類に色分けされており、別々のLink IDが付与されている。
具体的には、2種類のTraffic Engineering Link ID(例えば、非特許文献3参照)を付与し、それぞれのLink IDについて以下の情報要素を付与している。ここで、情報要素は本発明に関係の深いものに限定して記載している。
Figure 2008098934
Figure 2008098934
このような情報を付加することにより、スイッチの方路選択性に制約のあるROADM装置の外部装置においても、当該制約を考慮に入れた経路計算が可能となる。また、同様の情報を他のROADM装置、ROADM装置♯B1を含む別のROADM装置からも広告されており、網全体で共有されている。
このような仕組みにより、IPとROADM装置、もしくはOXC、TDMクロスコネクト装置とROADM装置との統合的な自律分散ルーティングが可能となる。
本実施例において、他のROADM装置とIPルータ装置と同様に、ROADM装置♯A3とIPルータ装置♯A31との間のUNIリンクについて2種類に色分けし、2種類のLink IDを付与してリンク状態情報を広告させる例を記載したが、それぞれのUNIリンクについて個別もしくは異なる組み合わせでLink IDを付与してもよい。
重要な点は、リング網を構成する各通信装置のUNI−IFリンクは接続可能な経路毎のグループに色分けもしくは識別番号を付与した上で管理し、付与したLink ID単位で接続可能(もしくは接続不可能)な経路を明示することにある。
以下に、IPルータ♯A31において、前記広告情報を収集し、この収集情報に基づき経路探索を行う際の一例を示す。ここで、IPルータ♯B31向けの光パスの経路探索を例に記述する。本実施例は、あまり効率的な経路探索アルゴリズムではないが、本発明の効果を明確にするための一例を示す。
・STEP1
IPルータ♯A31では、前記実施例に従ってOSPFで広告された情報を全て収集し、その上で基本的にはDijkstraアルゴリズムにより、経路を探索する。
IPルータ♯A31に接続されているリンクから以下のような初期状態の経路表を作成する。
Figure 2008098934
・STEP2
本STEPでは、Dijkstraアルゴリズムに従いROADM装置♯A3までの経路とコストを探索する。つまり最短コストのROADM装置♯A3から各装置に接続するのに必要なコストを計算する。
ROADM装置♯A3で接続されているリンク情報から、次に最短コストで到達可能なノードはROADM装置♯A2であり、+10のコストで接続可能であることがわかる。
ただし、Router♯A31から広告されたLink State情報より、ROADM装置♯A2に接続されているLocal Link30.2.2に接続可能なRouter♯A31側のLinkは、Router♯A31におけるIDが30.31.3.2であることが明らかとなり、当該選択リンク情報を保持する。
Figure 2008098934
・STEP2’
同様のSTEPを繰り返すことにより、IP Router♯B31の経路を発見することが可能である。
Figure 2008098934
ここで、ROADM装置♯B3とIP Router♯B31との間のLinkが31.31.3.1(ROADM装置♯B3側のLocal IPアドレス)が付与されたリンクを選択するが、その手段として、ROAD装置♯B3から広告されている下表のリンク状態情報を利用して選択される。
Figure 2008098934
上述したような情報の広告およびTraffic Engineering Link IDの付与方法により、IPルータ♯A31は、例えば、以下のような動作アルゴリズムによりIPルータ♯B31までの経路を選択可能である。
このように本発明により、ROADM装置のようなリンクの接続性に制約のあるような装置を配備した通信網においてもIPルータ、OXC装置、TDMクロスコネクト装置等、GMPLSプロトコル技術で想定されているあらゆる装置の組み合わせでパスの経路計算を自律分散的に実施することが可能となる。
(第二実施例)
第二実施例を図11に示す。本実施例の基本構成は、第一実施例と同じであるが、本実施例においては、ROADMリングが一つになっている。また、光スイッチについては、PLCスイッチではなく、波長選択スイッチ(WSS)が適用されている。波長選択スイッチは、機能的には、分波機能と方路切替機能とが集積化されているものであり、分波器、PLCスイッチ、合波器の3つを集積したものである。
本実施例においては、前述した第二の解決法によりROADM装置を含んだ通信網の経路計算方法を説明する。
図11に示すように、ROADMスイッチに接続されるリンクを二種類に色分けする。色分けに際しては、まず、各リンクがリング網の内部リンクか外部に接続されるリンクであるかのいずれかについて色分ける。
本実施例において、ROADM装置は、リング網内部の各ROADM装置から広告されるリンク状態情報に、当該リンクがリング網内部接続リンクである、あるいは、当該リンクがリング網外部接続リンクであることを識別する情報を付与した上でリンク情報を広告する。
これにより、パスを開通させようとする始点ノード装置においても、これから開通させようとするパス経路としてリング網外部接続リンクを選択した場合に、次のリンクはリング網内部の経路を選択し、かつ、経路選択の接続性に制限があることを把握することが可能となる。
次に、リング網を構成する各ROADM装置は、リング網内部のリンク状態情報に、時計回りおよび反時計回りの方向性を識別する情報を付与し、かつ、リング網外部接続リンク(もしくはUNIインタフェース)についても、時計回りおよび反時計回りのいずれかに属することを識別する情報を付与する。
これにより、各リンクがリング網において時計回りの方向のリンクグループに属するか、それとは逆に反時計回り方向のリンクグループに属するかを明確化することが可能である。
本実施例では、ROADM装置♯A1等から広告されるリンク情報に下表の情報要素が含まれている。
Figure 2008098934
ここで、Link Directionは、当該広告情報に該当するリンクが時計回りのグループか、反時計回りのグループかのいずれかについての識別情報を与えるものである。ここで、広告しているLinkの状態情報は片方向分の情報である。
つまり、ROADM装置♯A3から広告される反時計回り(East方向)のLinkはROADM装置♯A3からROADM装置♯A2に接続されるリンクの状態情報である。当該リンクの広告情報を下表に示す。ここで、情報要素は本発明に関係の深いものに限定している。
Figure 2008098934
同様にROADM装置♯A1のリング外部接続リンクに関する広告情報は、
Figure 2008098934
となっている。
従って、図12に示すように、ROADM装置♯A31からROADM装置♯A1を経由してROADM装置♯B31までは同一の時計回り方向性を示すLinkを選択して計算する。
ところで、IPルータ♯A31からROADM装置♯A3に接続するリンクに関し、IPルータ♯A31から広告されるリンク状態情報はROADM装置♯A3に入力されるリンクの状態情報に対応し、ROADM装置♯A3から広告されるリンク状態情報はIPルータ♯A31に入力されるリンクの状態情報に対応する。これら両者の情報を踏まえて双方向リンクとみなし、双方向光パスの経路計算を実施する。
ここで、IPルータ♯A31においては、当該リンクが接続しようとする対向のROADMリングの時計回り、あるいは、反時計回りのいずれのグループに属するか判別しようが無いので、当該情報は通常付与しない。それに対し、ROADM装置♯A3から広告されるリンク状態情報には、反時計回りのグループに属する旨の状態情報が付与されている。
Figure 2008098934
図12に示すように、ROADM装置♯A3から外部に接続する場合は、反時計回り方向に属するが、当該リンクを逆方向から見た場合は時計回り方向に接続されるリンクとみなすことができる。つまり、リング網外部側からリング網外部接続リンクを経由し、リング網内部に至る経路を選択する際には、リング網の入り口となる装置から外部側に向けた方向のリンク状態情報と、リング網外部接続リンク情報に付与された反時計回りの方向性を識別する情報とを参照し、当該リング網外部接続リンク情報が反時計回りの方向性を持つリング内部接続リンクを選択することにより、ROADM装置内部において時計回りの方向で双方向光パスを開通させることが可能である。
このような情報を付加することにより、スイッチの方路選択性に制約のあるROADM装置の外部装置においても、当該制約を考慮に入れた経路計算が可能となる。また、同様の情報を他のROADM装置、ROADM装置♯B1を含む別のROADMリング装置からも広告されており、網全体で共有されている。
このような仕組みにより、IPとROADM装置、もしくはOXC、TDMクロスコネクト装置とROADM装置の統合的な自律分散ルーティングが可能となる。
本発明によれば、ROADM装置のようにスイッチの選択性に制限のある装置を含んだ通信網においても、自律分散的な経路計算を可能とするスキームを提供し、IPルータとROADM装置、OXC装置やTDMクロスコネクト装置とROADM装置を配備といった組み合わせでも光パスの経路設計や開通業務に関して統合的なオペレーションを可能とするので、ネットワーク事業者における効率の良いネットワーク設計および運営に寄与することができる。
リンクステート型プロトコル動作の概要を説明する図。 オーバレイモデル連携を説明する図。 ピアモデル連携を説明する図。 課題を説明する図。 課題を説明する図。 課題解決方法の概要を示す図。 課題解決方法の概要を示す図。 GMPLSプロトコルにおける広告の様子を示す図。 第一実施例を説明する図。 第一実施例を説明する図。 第二実施例を説明する図。 第二実施例を説明する図。
符号の説明
10 GMPLSソフトウェアおよび本発明を実現するプログラム
11 SWおよびインタフェースパッケージ制御および状態監視通信IF
12 シナリオ制御&リソース管理機能部
13 リソース管理DB
14 ルーティングプロトコル制御部
15 ルーティングプロトコルコア機能部
16 制約経路計算機能部
17 パケット転送テーブル
18 シグナリングプロトコル制御部
19 シグナリングプロトコルコア機能部
20 スイッチパッケージ
21 合波器
22 分波器
23 PLCスイッチ
24 AddWSS
25 DropWSS
30 インタフェースパッケージ
32 波長多重双方向リング

Claims (10)

  1. 複数の通信装置が自律分散的に各通信装置のリンク状態を広告してパスの経路計算を実施する通信網に適用される前記通信装置において、
    パスの経路を選択する際に、入力リンクおよび出力リンクの組み合わせに制限があるときには、自通信装置から広告するリンク状態情報に、当該リンクから物理的に出力方路として選択可能もしくは選択不可能であるリンクの識別情報を付与した上でリンク状態情報を広告する広告手段を備えた
    ことを特徴とする通信装置。
  2. 前記広告手段は、出力方路として選択可能であるリンクの識別情報を広告しているのか、あるいは、出力方路として選択不可能であるリンクの識別情報を広告しているのかを明示する情報を付与する手段を含む請求項1記載の通信装置。
  3. リング状通信網を構成する各通信装置のリング状通信網外部に接続するリンクについては、接続可能な内部リンクの経路毎のグループに分類した上で管理する管理手段を備えた請求項2記載の通信装置。
  4. 複数の通信装置が自律分散的に各通信装置のリンク状態を広告してパスの経路計算を実施するリング状通信網に適用される前記通信装置において、
    リング状通信網内部の各通信装置から広告されるリンク状態情報に、当該リンクがリング状通信網内部接続リンクであるか、あるいは、当該リンクがリング状通信網外部接続リンクであるかを識別する情報を付与した上でリンク状態情報を広告する広告手段を備えた
    ことを特徴とする通信装置。
  5. 複数の通信装置が自律分散的に各通信装置のリンク状態を広告してパスの経路計算を実施するリング状通信網に適用される前記通信装置において、
    リング状通信網内部の各通信装置から広告されるリンク状態情報に、内部リンクが時計回りまたは反時計回りのいずれの方向性を有するかを識別する情報を付与すると共に、外部リンクが時計回りまたは反時計回りのいずれの方向性を有する前記内部リンクに属するかを識別する情報を付与した上でリンク状態情報を広告する広告手段を備えた
    通信装置。
  6. リング状通信網外部から外部リンクを経由して内部リンクに至る経路を選択する際には、
    リング状通信網の入り口となる通信装置から外部側に向けた方向のリンク状態情報と、当該リンクの方向性を識別する情報とを参照し、
    当該リンクが時計回りの方向性を有するときには、反時計回り方向性を有する内部リンクを選択し、当該リンクが反時計回りの方向性を有するときには、時計回りの方向性を有する内部リンクを選択する手段を備えた
    請求項5記載の通信装置。
  7. 複数の通信装置が自律分散的に各通信装置のリンク状態を広告してパスの経路計算を実施する通信システムにおいて、
    前記通信装置は、パスの経路を選択する際に、入力リンクおよび出力リンクの組み合わせに制限があるときには、自通信装置から広告するリンク状態情報に、当該リンクから物理的に出力方路として選択可能もしくは選択不可能であるリンクの識別情報を付与した上でリンク状態情報を広告する広告手段を備えた
    ことを特徴とする通信システム。
  8. 複数の通信装置が自律分散的に各通信装置のリンク状態を広告してパスの経路計算を実施するリング状通信網に構築される通信システムにおいて、
    前記通信装置は、リング状通信網内部の各通信装置から広告されるリンク状態情報に、当該リンクがリング状通信網内部接続リンクであるか、あるいは、当該リンクがリング状通信網外部接続リンクであるかを識別する情報を付与した上でリンク状態情報を広告する広告手段を備えた
    ことを特徴とする通信システム。
  9. 複数の通信装置が自律分散的に各通信装置のリンク状態を広告してパスの経路計算を実施するリング状通信網に構築される通信システムにおいて、
    前記通信装置は、リング状通信網内部の各通信装置から広告されるリンク状態情報に、内部リンクが時計回りまたは反時計回りのいずれの方向性を有するかを識別する情報を付与すると共に、外部リンクが時計回りまたは反時計回りのいずれの方向性を有する前記内部リンクに属するかを識別する情報を付与した上でリンク状態情報を広告する広告手段を備えた
    通信システム。
  10. 通信網内部から外部に接続されるリンクを二つもしくはその整数倍のグループに分割し、
    それぞれのリンクに新たにリンクの識別情報もしくはIPアドレスを付与する
    請求項7ないし9のいずれかに記載の通信システム。
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