JP2011144952A - 浴槽洗浄装置およびこれを備えた追焚き機能付き給湯機 - Google Patents

浴槽洗浄装置およびこれを備えた追焚き機能付き給湯機 Download PDF

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Abstract

【課題】湯水を無駄に使用することなく、浴槽を洗浄することができる浴槽洗浄装置およびこれを備えた貯湯式給湯機を得ること。
【解決手段】浴水150aを貯留するサブタンク106と、追焚き用の循環配管70aに一端を接続され、他端をサブタンク106に接続された入口配管101aと、一端をサブタンク106に接続され、他端を追焚き用の配管70bに接続された出口配管101bと、サブタンク106内の浴水150aを浴槽150へ供給するサブタンク用ポンプ104と、循環ポンプ65とサブタンク用ポンプ104を制御する制御部120とを備え、制御部120は、浴槽150への湯はり後に、サブタンク106内の浴水150aを浴槽150に供給して浴槽150の水位を上昇させ、その後、浴槽150の浴水150aをサブタンク106に供給し、浴槽150の水位を下降させる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、浴槽に付着した汚れや浴水の汚れなどを除去する浴槽洗浄装置、およびこれを備えた追焚き機能付き給湯機に関する。
入浴により人体から浴水に洗い落とされた皮脂、角質等の汚れ成分(以下、「汚れ」と総称する)は浴水中を浮遊し、浴槽から追焚き用の往き管、戻り管を経て再び浴槽へと循環する。この汚れは、浴槽の壁面、特に浴槽の壁面が浴水の水面と交わる線である喫水線付近に付着堆積したり、追焚き用の配管の内面、浴槽の内面などにも不可避的に付着し、堆積する。
上記の汚れなどの除去には、微小泡を浴水中に導入し、導入した微小泡に汚れを付着、分離させて、その浴水を排水して除去、洗浄する方法が知られている。また、特に微小泡を含んだ浴水が届きにくいため汚れを除去しにくい喫水線上部付近の汚れ除去には、浴槽に新たに浴水を追加し、浴槽から浴水をあふれさせ(オーバーフローさせ)、汚れを含んだ浴水を浴槽外に排出する浴槽洗浄装置が提案されている。(例えば特許文献1)
特開2008−237605号公報
浴槽の喫水線付近に堆積した汚れを除去するにあたって特許文献1に記載された方法を適用すると、浴水をオーバーフローさせることになり、湯の節約という観点から望ましくない。また、オーバーフローさせたあとの浴槽内には、オーバーフローすれすれになった大量の浴水が残っており、これを排水するとすれば大量の湯水の無駄使いとなる。また、入浴しようとすれば、入浴する人の体積分だけ少なくとも浴槽から湯水がオーバーフローすることになり、さらなる湯水の無駄使いとなっていた。
本発明は上記のような問題点を解消するためになされたもので、湯水を無駄に使用することなく、浴槽を洗浄することができる浴槽洗浄装置およびこれを備えた貯湯式給湯機を得ることを目的とする。
本発明の浴槽洗浄装置は、浴槽から浴水を取り出して加熱した後に浴槽に戻す追焚き用の循環配管に取り付けられる浴槽洗浄装置であって、浴水を貯留するサブタンクと、浴水を循環させる循環ポンプの下流側の追焚き用の循環配管に一端を接続され、他端をサブタンクに接続され、浴水をサブタンクに導く入口配管と、一端をサブタンクに接続され、他端を追焚き用の循環配管に接続された出口配管と、出口配管に設けられ、サブタンク内の浴水を浴槽へ供給するサブタンク用ポンプと、循環ポンプとサブタンク用ポンプを制御する制御部と、を備え、制御部は、浴槽への湯はり後に、サブタンク用ポンプを動作させ、サブタンク内の浴水を浴槽に供給して浴槽の水位を上昇させ、その後、循環ポンプを動作させ浴槽の浴水をサブタンクに供給し、浴槽の水位を下降させるものである。
本発明を貯湯式給湯機に適用することにより、湯水を無駄に使用することなく浴槽を洗浄することができる。
本発明の追焚き機能付き給湯機の一例を示す概略図である。 図1に示した追焚き機能付き給湯機の浴槽洗浄装置付近を拡大した要部拡大図(a)〜(d)である。 本発明の他の浴槽洗浄装置の要部を概略的に示す図(a)〜(d)である。 本発明の他の浴槽洗浄装置の要部を概略的に示す図(a)、(b)である。
以下、本発明の浴槽洗浄装置およびこれを備えた追焚き機能付き給湯機の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、本発明は以下に説明する実施の形態に限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の追焚き機能付き給湯機の一例を示す概略図である。同図に示す追焚き機能付き給湯機130は、市水等の低温水を熱源機で湯に沸き上げて所望箇所に給湯する機能と、浴槽150内の浴水150aを追焚きする機能とを有するものであり、当該追焚き機能付き給湯機130は、ヒートポンプユニット10とタンクユニット110と制御装置120とを備えている。以下、追焚き機能付き給湯機130の各構成要素について説明する。
ヒートポンプユニット10は、ユニットケース2内に、冷媒を圧縮する圧縮機1と、沸上げ用熱交換器3と、膨張弁5と、蒸発器7と、これらを環状に接続する冷媒循環配管9とによって構成された冷凍サイクルシステムを有し、熱源機として機能する。上記の冷凍サイクルシステムでは、二酸化炭素等の冷媒が圧縮機1で圧縮されて高温、高圧となった後に沸上げ用熱交換器3で放熱し、膨張弁5で減圧され、蒸発器7で吸熱してガス状態となって圧縮機1に吸入される。冷媒として二酸化炭素を用いる場合、高圧側では該二酸化炭素の臨界圧を超える条件下で運転することが好ましい。
一方、タンクユニット110は、貯湯タンク20、給水管路30、貯湯用循環管路40、給湯管路50、1次側循環管路60、2次側循環管路70、追焚き用熱交換器80、および浴槽洗浄装置100を有している。
貯湯タンク20は、給水管路30から供給される低温水を貯留すると共にヒートポンプユニット10で沸き上げられた湯を貯留する積層式の貯湯タンクである。この貯湯タンク20の下部には、給水管路30が接続される水導入口20aと、貯湯用循環管路40の往き管40aが接続される水導出口20bとが設けられており、当該貯湯タンク20の上部には、貯湯用循環管路40の戻り管40bが接続される温水導入口20cと、給湯管路50が接続される温水導出口20dとが設けられている。貯湯タンク20は、常に満水状態に保たれる。
給水管路30は、市水等の低温水を貯湯タンク20、給湯管路50、および所定の給湯先に供給する管路であり、第1〜第3給水管部30a〜30cおよび減圧弁(図示せず)を有している。第1給水管部30aは水道等の水源(図示せず)と貯湯タンク20の水導入口20aとを繋ぎ、第2給水管部30bは第1給水管部30aから分岐して該第1給水管部30aと後述の第1混合弁45a,第2混合弁45bとを繋ぎ、第3給水管部30cは第1給水管部30aから分岐して該第1給水管部30aと所定の給湯先とを繋ぐ。図示の例では、給湯先の例として1つの給湯栓160が示されている。減圧弁は、第1給水管部30aでの第3給水管部30cの分岐箇所よりも下流側に設けられて、水源水圧を所定値以下となるように減じる。図1においては、第1給水管部30aでの低温水の流れ方向を実線の矢印で示している。
貯湯用循環管路40は、貯湯タンク20の水導出口20bからヒートポンプユニット10中の沸上げ用熱交換器3を経由して貯湯タンク20の温水導入口20cに達する管路であり、三方弁33と貯湯用送水ポンプ35とがこの順に設けられた往き管40aと、戻り管40bと、バイパス管40cとを有している。往き管40aは水導出口20bと沸上げ用熱交換器3とを繋ぎ、戻り管40bは沸上げ用熱交換器3と温水導入口20cとを繋ぐ。バイパス管40cは、往き管40aでの沸上げ用熱交換器3の上流側に設けられた三方弁33により往き管40aから分岐して、往き管40aと戻り管40bとを接続する。凍結防止運転時には、貯湯タンク20から往き管40aに流入した水が沸上げ用熱交換器3と戻り管40bを経由しバイパス管40cを通って再び往き管40aに流れる。沸上げ用熱交換器3により湯を沸上げる沸上げ運転および上記凍結防止運転を可能にするために、往き管40aでの三方弁33の下流側に貯湯用送水ポンプ35が設けられている。
給湯管路50は、貯湯タンク20に貯留された湯と給水管路30からの低温水とを第1混合弁45aまたは第2混合弁45bで混合し所定温度の温湯とし、その温湯を浴槽150や所定の給湯先、図示の例では給湯栓160に供給する管路であり、この第1混合弁45aおよび第2混合弁45bの他に第1〜第3給湯管部50a〜50cを有している。第1給湯管部50aは貯湯タンク20の温水導出口20dと第1、第2混合弁45a,45bとを繋ぎ、第2給湯管部50bは第1混合弁45aと2次側循環管路70の戻り管70bとを繋ぎ、第3給湯管部50cは第2混合弁45bと給湯栓160とを繋ぐ。図1においては、給湯栓160からの湯水の流出方向を破線の矢印で示している。
1次側循環管路60は、貯湯タンク20の温水導出口20dから追焚き用熱交換器80を経由して貯湯タンク20の下部に達する管路であり、往き管60aと、一次側送水ポンプ55が設けられた戻り管60bとを有している。往き管60aは貯湯タンク20の温水導出口20dと追焚き用熱交換器80上部の温水導入口80aとを繋ぎ、戻り管60bは追焚き用熱交換器80下部の温水導出口80bと貯湯タンク20の下部とを繋ぐ。図示の例では、第1給湯管部50aでの貯湯タンク20側の所定の区間が、往き管60aでの貯湯タンク側の区間を兼ねている。
2次側循環管路70は、浴槽150から追焚き用熱交換器80を経由して再び浴槽150に戻る管路であり、二次側送水ポンプ65が設けられた往き管70aと、戻り管70bとを有している。往き管70aは浴槽150と追焚き用熱交換器80下部の浴水導入口80cとを繋ぎ、戻り管70bは追焚き用熱交換器80上部の浴水導出口80dと浴槽150とを繋ぐ。
追焚き用熱交換器80は、1次側循環管路60を流れる湯と2次側循環管路70を流れる浴水150aとの間で熱交換を行って浴水150aを加熱するものであり、図示の例では、複数の伝熱プレートが当該追焚き用熱交換器80での高さ方向に積層されたプレート式の水−水熱交換器が用いられている。1次側循環管路60および2次側循環管路70の各々を接続することができるように、追焚き用熱交換器80の上部には上述した温水導入口80aと浴水導出口80dが、また下部には上述した温水導出口80bと浴水導入口80cが設けられている。
浴槽洗浄装置100は、浴槽150に微小泡を含んだ浴水150aを放出し、汚れを吸着した微小泡を含んだ浴水150aを取り込みながら、浴水150a中の汚れをフィルター102で吸着、ろ過して浴水150aを清浄化する装置である。図示の浴槽清浄装置100は、往き管70aの二次側送水ポンプ65の下流に設けられ、往き管70aから流路を切り替えて浴水150aを取り出す入口切替弁103aと、この入口切替弁103aに一端を接続され、他端を浴水150aを貯留するサブタンク106に接続された入口配管101aと、サブタンク106に一端を接続され、他端を、戻り管70bに設けられ戻り管70bに流路を切り替えてサブタンク106内の浴水150aを戻す出口切替弁103bに接続された出口配管101bと、入口配管101aの途中に設けられ、内部を流れる浴水150aに含まれる汚れを吸着、ろ過するフィルター102と、出口配管101bの途中に設けられ、サブタンク106内の浴水を浴槽150に向けて送水するサブタンク用ポンプ104と、サブタンク用ポンプ104の下流の出口配管101bに設けられ、流れる浴水150aに微小泡を導入する微小泡発生部105と、を備えている。この微小泡発生部105は、例えばエジエクタ式のものを使用する。その構成としては、エジェクタ本体部と、エジェクタ本体部内に空気を供給するガス導入管と、エジェクタ本体部とガス導入管との間に設けられて浴水の逆流を防止する逆止弁と、ガス導入管のガス導入口側に設けられた電磁弁とより構成される。この微小泡発生部105により、直径が100μm以下の微小泡を多量に発生させることができる。尚、微小泡発生部105としては、上記エジェクタ式のほかに、旋回液流式、スタティックミキサー式、ベンチュリ式、加圧溶解式、微細孔式、蒸気凝縮式などを用いてもよく、液体中に多数の微小泡を生じさせることができるものであればよく、その構造は適宜選定可能である。
また、サブタンク106は、浴水150aを内部に導入したり内部から放出する際、サブタンク106内の空気を排出、導入する空気穴106aと、サブタンク106内の浴水150aの導入量を検出する水量センサ106bと、を備えている。なお、サブタンク106の浴水貯留可能な容量は、本発明の追焚き機能付き給湯機のメーカーにより適切に設定され、図示の例では約60Lに設定されている。これは、一般的な浴槽(縦幅550mm、横幅1100mm)の水位を約10cm変動させることができる湯水が貯留可能な容量である。
また、微小泡発生部105は、出口配管101bに取り付けられ、該出口配管101bを流れる浴水150a中に微小泡を生じさせる機能を備えている。なお、微小泡は一般に、その直径が1mm以下のサイズであれば、汚れ吸着の性能を維持でき、本発明の実施の形態に搭載されている微小泡発生部105は直径100マイクロメートル以下の微小泡を連続して生成可能な性能を備えている。
タンクユニット110を構成する上述の構成部材のうち、給水管路30、貯湯用循環管路40、給湯管路50、および2次側循環管路70の各々は、その一部がユニットケース112の外部にまで延在しており、残りの構成部材は、ユニットケース112に納められている。
制御装置120は、上記のユニットケース112内に配置された制御装置本体120aと、台所や浴室等に配置されて制御装置本体120aに有線接続または無線接続されたリモートコントローラ120bとを有している。制御装置本体120aは、ヒートポンプユニット10、三方弁33、貯湯用送水ポンプ35、第1混合弁45a、第2混合弁45b、一次側送水ポンプ55、二次側送水ポンプ65、入口切替弁103a、出口切替弁103b、サブタンク用ポンプ104、水量センサ106b、および微小泡発生部105に接続され、当該制御装置本体120aの入力装置として機能するリモートコントローラ120bからユーザが入力した情報や指令等に応じてこれらの動作を制御する。
したがって、追焚き機能付き給湯機130は、リモートコントローラ120bからユーザが入力した上述の情報や指令等に基づいて動作する。例えば、リモートコントローラ120bからユーザが入力した沸上げ開始時刻になると、制御装置120による制御の下にヒートポンプユニット10および貯湯用送水ポンプ35が起動されて沸上げ運転が開始され、貯湯タンク20に設けられた温度センサ(図示せず)の検知結果から所定温度の湯が貯湯タンク20に所定量貯留されたと判断されるまで継続される。この間、貯湯タンク20下部の水導出口20bから貯湯用循環管路40に低温水が流入し、ヒートポンプユニット10で湯に沸き上げられて貯湯タンク20上部の温水導入口20cから該貯湯タンク20に戻される。
また、リモートコントローラ120bからユーザが湯はり運転の開始指令を入力すると、制御装置120による制御の下に第2給湯管部50bに設けられた湯はり電磁弁(図示せず)が開き、第2給湯管部50bに設けられた温度センサ(図示せず)の検出湯温が、あらかじめリモートコントローラ120bからユーザが設定した湯はり湯温となるように第1混合弁45aを制御する。これにより、第2給湯管部50bから2次側循環回路70を経由して浴槽150に浴水150aの供給が開始される。続いて制御装置120は、入口切替弁103aをサブタンク106側に切り替えてサブタンク106に浴水150aを導入し、所定量に達したことを水量センサ106bで検出したら、入口切替弁103aを浴槽150側に切り替え、サブタンク106側を遮断する。なお、出口切替弁103bは2次側循環回路70が連通した状態で、サブタンク106の流路を遮断した状態に維持されている。この湯はり運転は、例えば第2給湯管部50bに配置された流量センサ(図示せず)の検知結果から浴槽150内の浴水150aが所定量に達したと判断されると、湯はり電磁弁を閉じ終了する。
また、リモートコントローラ120bからユーザが追焚き運転の開始指令を入力すると、制御装置120による制御の下に一次側送水ポンプ55および二次側送水ポンプ65が起動されて追焚き運転が開始される。この追焚き運転は、例えば往き管70aに配置された温度センサ(図示せず)の検知結果から浴槽150内の浴水150aが所定温度にまで加熱されたと判断されるまで継続される。
本発明による浴槽洗浄装置を備えた追焚き機能付き給湯機は、湯はり後の浴槽の洗浄動作に特徴を有しているので、以下、浴槽の洗浄動作について、図2を参照して詳述する。
図2(a)〜(d)は、図1に示した追焚き機能付き給湯機130の浴槽洗浄装置100付近を拡大した要部拡大図である。以下同図(a)から(d)まで、順をおって動作の過程を説明する。
図2(a)は、追焚き機能付き給湯機130が湯はりを実施し、ユーザが入浴した後の汚れを含んだ浴水、および浴槽の状態を示しており、浴槽150には所定量の浴水が湯はりされ、その水位は初期水位(H0)である。また、サブタンク106内には湯はり動作の際に導入した浴水150aが貯留されている。なお、図2(a)は入口切替弁103aを浴槽150側に切り替え、サブタンク106側を遮断している状態である。この状態から、ユーザが浴槽洗浄のための操作指令をリモートコントローラ120bから入力すると、制御装置本体120aは、出口切替弁103bをサブタンク106と浴槽150が連通するように切替え、浴水150aがサブタンク106から浴槽150に向かって流れるようにサブタンク用ポンプ104を稼動する。そして、出口配管101bに浴水150aが流れる際に微小泡発生部105の電磁弁を開くことでエジェクタから微小泡を発生させる。すなわち、浴水150aがエジェクタを通過する際にガス導入管からエジェクタ内に空気が供給されると、空気と水がエジェクタ内で混合することによりエジェクタを通過する水の中に直径が100μm以下の微小気泡を多量に含ませることができる。
従って、サブタンク106内に貯留されていた浴水150aは、微小泡発生部105を通過する際に微小泡を含んだ浴水となり、出口配管101b、戻り管70bを経由して浴槽150に供給され、図2(b)に示すように、サブタンク106の水位が低下(矢印A1)し水量が減少するとともに、浴槽150の水位が上昇(矢印A2)する。
このような微小泡は、通常の気泡に比べ、上昇速度が遅く、一定体積中に占める総表面積が通常の気泡より大きい。また気泡の表面に油脂などの疎水性物質をよく吸着する特性を持つ。また、一般に、微小泡はマイナスに帯電しており、プラスに帯電している汚れを吸着する。このため、戻り管70bから浴槽150に供給する浴水150aに多数の微小泡を生じさせると、戻り管70bの内面、および浴槽150の内面に付着し、堆積した汚れが微小泡に吸着する。すなわち、浴槽150に対し、微小泡を含んだ浴水150aを水位を上げながら供給することにより、浴槽150の内面のみならず、初期水位H0の位置付近の喫水線や、その上の部分など、特に汚れの付着しやすい部位を、微小泡を含んだ浴水を当てることができ、汚れの吸着除去が可能となる。
次に、サブタンク106内の浴水150aが無くなったことを水量センサ106bで制御装置本体120aが検出すると、制御装置本体120aは、サブタンク用ポンプ104と微小泡発生部105を停止し、浴槽150への微小泡を含んだ浴水の供給を停止する。(図2(c)の状態)図示の追焚き機能付き給湯機130では、サブタンク106内の浴水の供給により、浴槽150の水位は初期水位H0から約10cm上昇した。
次に、制御装置本体120aは、出口切替弁103bを戻り管70bとサブタンク106との連通を遮断するように切替え、入口切替弁103aを浴槽150とサブタンク106が連通するように切り替える。続いて、制御装置本体120aは、二次側送水ポンプ65を動作させ、浴槽150から微小泡により汚れを吸着した浴水150aを入口配管101a、フィルター102を経由してサブタンク106に導入させる(図2(d)の状態)。このとき、汚れを含んだ浴水150aは、フィルター102を通ることにより、その汚れをフィルター102で取り除かれて清浄な状態となってサブタンク106に貯留される。このようにして、徐々に浴槽150の水位は初期水位H0に近づき(図中矢印A4)、またサブタンク内の水位は上昇(図中矢印A3)する。
やがて、サブタンク106内の浴水150aがもとの水量に戻ったことを水量センサ106bで制御装置本体120aが検出すると、制御装置本体120aは、二次側送水ポンプ65を停止し、入口切替弁103aを、往き管70aとサブタンク106との連通を遮断するように切替えて、初期の状態、すなわち図2の(a)の状態に戻る。
上記の図2(a)から(d)により説明した、微小泡を含む浴水150aの導入による浴槽150の水位上下動による洗浄動作を所定回数(本実施の形態では2回)実施することにより、浴槽150の洗浄が完了する。
上述のようにして、本発明の浴槽洗浄装置によれば、浴槽150の水位を上下動させ、水位を上昇させなければ微小泡の洗浄効果を得られない喫水線付近の汚れをも、微小泡を用いた洗浄を行うことができ、浴水をオーバーフローさせたり排水したりすることなく(湯水を無駄に使用することなく)、浴槽を洗浄することができる。
なお、上述の実施の形態1では、浴槽150の水位の上下動に着目し、その運転動作について述べたが、たとえば、図2の(c)の工程で、浴槽150に微小泡を含んだ浴水150aが多量に供給された時点で、制御装置本体120aにより二次側送水ポンプ65を動作させれば、2次側循環管路70内の各構成部品の内面をも、微小泡による洗浄効果が期待できるので、このような動作を組み合わせても良い。
実施の形態2.
図3(a)〜(d)は、本発明の他の浴槽洗浄装置の要部を概略的に示す図である。同図に示す浴槽洗浄装置100aの構成で、実施の形態1において説明した図1、2と同一部分または相当部分は同一符号を付し説明を省略する。
サブタンク106は、出入口配管101cにより戻り管70bに出入口切替弁103cを介して接続されており、制御装置本体120aは、出入口切替弁103cを切替えて、戻り管70bに出入口配管101cを連通、遮断するように制御する。また、出入口配管101cには、戻り管70b内の浴水150aをサブタンク106内に導入、およびサブタンク106から戻り管70bを経由して浴槽150へ供給可能な、サブタンク用給排水ポンプ104aと、内部を流れる浴水150aに微小泡を導入する微小泡発生部105が設けられている。また、サブタンク106内には、微小泡に吸着された汚れを微小泡から取り除き、自身に吸着させて汚れを除去する吸着材107と、制御装置本体120aの指令により、サブタンク106内の浴水に微小泡を効率よく生成するための添加剤108a(アルコール類などで構成される)を投入する添加剤投入ユニット108が設けられている。
次に、図3(a)〜(d)により、順をおって動作の過程を説明する。
図3(a)は、追焚き機能付き給湯機130が湯はりを実施し、ユーザが入浴した後の汚れを含んだ浴水、および浴槽の状態を示しており、浴槽150には所定量の浴水が湯はりされ、その水位は初期水位(H0)である。また、サブタンク106内には湯はり動作の際に導入した浴水150aが貯留されている。この状態から、ユーザが浴槽洗浄のための操作指令をリモートコントローラ120bから入力すると、制御装置本体120aは、添加剤投入ユニット108から添加剤108aをサブタンク106内に投入する。これによりサブタンク106内の浴水150aには添加剤108aが添加される。添加剤108aは、アルコール類などの化学物質で構成され、浴水150a中に添加することで、発生させた微小泡同士がくっ付き合い、泡同士が合一して大きくなってしまい、本来の汚れ吸着性能を発揮できなくなることを防止する作用を備えている。
次に、制御装置本体120aは、出入口切替弁103cをサブタンク106と浴槽150が連通するように切替え、実施の形態1で説明したように、微小泡発生部105を動作させ、サブタンク用給排水ポンプ104aを稼動しサブタンク106内の浴水150aに微小泡を導入させながら浴槽150に供給する。
上記動作により、サブタンク106内の浴水150aは微小泡発生部105により微小泡を含んだ浴水となり、出入口配管101c、戻り管70bを経由して浴槽150に供給され、図3(b)に示すように、サブタンク106の水位が低下(矢印B1)し水量が減少するとともに、浴槽150の水位が上昇(矢印B2)する。
一般に、微小泡はマイナスに帯電しており、プラスに帯電している汚れを吸着する。このため、戻り管70bから浴槽150に供給する浴水150aに多数の微小泡を生じさせると、戻り管70bの内面、および浴槽150の内面に付着し、堆積した汚れが微小泡に吸着する。すなわち、浴槽150に対し、微小泡を含んだ浴水150aを水位を上げながら供給することにより、浴槽150の内面のみならず、初期水位H0の位置の喫水線や、その上の部分など、特に汚れの付着しやすい部位を、微小泡を含んだ浴水を当てることができ、汚れの吸着除去が可能となる。また、本実施の形態2では、添加剤108aを添加しているため、微小泡がより長時間、合一することなく浴水150a中に存在できるので、実施の形態1の場合よりも洗浄効果が向上する。
次に、サブタンク106内の浴水150aが無くなったことを水量センサ106bで制御装置本体120aが検出すると、制御装置本体120aは、サブタンク用給排水ポンプ104aと微小泡発生部105を停止し、浴槽150への微小泡を含んだ浴水の供給を停止する(図3(c)の状態)。図示の追焚き機能付き給湯機130では、サブタンク106内の浴水の供給により、浴槽150の水位は初期水位H0から約10cm上昇した。
次に、制御装置本体120aは、サブタンク用給排水ポンプ104aを動作させ、浴槽150から微小泡により汚れを吸着した浴水150aを戻り管70b、出入口配管101cを経由してサブタンク106に導入させる(図3(d)の状態)。このとき、汚れを含んだ浴水150aは、サブタンク106内の吸着材107により、その汚れを取り除かれて清浄な状態となってサブタンク106に貯留される。このようにして、徐々に浴槽150の水位は初期水位H0に近づき(図中矢印B4)、またサブタンク内の水位は上昇(図中矢印B3)する。
やがて、サブタンク106内の浴水105aがもとの水量に戻ったことを水量センサ106bで制御装置本体120aが検出すると、制御装置本体120aは、サブタンク用給排水ポンプ104aを停止し、出入口切替弁103cを、戻り管70bとサブタンク106との連通を遮断するように切替え、初期の状態、すなわち図3の(a)の状態に戻る。
上記の図3(a)から(d)により説明した、微小泡を含む浴水150aの導入による浴槽150の水位上下動による洗浄動作を所定回数(本実施の形態では3回)実施することにより、浴槽150の洗浄が完了する。
なお、上述の実施の形態2では、浴槽150の水位の上下動に着目し、その運転動作について述べたが、たとえば、図3の(c)の工程で、浴槽150に微小泡を含んだ浴水150aが多量に供給された時点で、制御装置本体120aにより二次側送水ポンプ65を動作させれば、2次側循環管路70内の各構成部品の内面をも、微小泡による洗浄効果が期待できるので、このような動作を組み合わせても良い。また、吸着材107を適宜交換可能なように、たとえばサブタンク106を開閉可能に構成し、外部から吸着剤107を交換するメンテナンス作業が可能な構成としてもよい。
上述のようにして、浴槽150の水位を上下動させ、水位を上昇させなければ微小泡の洗浄効果を得られない喫水線付近の汚れをも、微小泡を用いた洗浄を行うことができ、浴水をオーバーフローさせたり排水したりすることなく(湯水を無駄に使用することなく)、浴槽を洗浄することができる浴槽洗浄装置およびこれを備えた貯湯式給湯機を得ることができる。
また、本実施の形態2のように構成することにより、浴槽洗浄装置100aと2次側循環管路70との接続箇所を実施の形態1と比べて少なくし、部品点数も低減することが可能で、簡単で低コストに構成することが可能である。また、出入口配管101cを太くして圧力損失を低減したり、サブタンク用給排水ポンプ104aの性能を向上させることにより、短時間で浴槽150の水位を上下動させる構成を得ることも可能となる。
なお、吸着材107、添加剤投入ユニット108を実施の形態2に適用した例を示したが、他の実施の形態に適用しても良い。
実施の形態3.
実施の形態1、2においては、主に浴槽150の水位の上下動の動作を中心にして、本発明の実施について述べたが、本実施の形態3においては、サブタンク106内に湯はりの際に導入した浴水150aの処理について着目し、その処理方法について詳述する。
図4(a)、(b)は、本発明の他の浴槽洗浄装置の要部を概略的に示す図である。同図に示す浴槽洗浄装置100の構成で、実施の形態1において説明した図1、2と同一部分または相当部分は同一符号を付し説明を省略する。
図4(a)は、ユーザの入浴終了後、浴槽150の浴水150aを浴槽150の排水口(図示せず)から、外部の排水溝(図示せず)に排水した後の状態を示したものである。この状態では、サブタンク106内には浴水150aが所定量残留している。
ここで、ユーザがリモートコントローラ120bを操作すると、制御装置本体120aは、出口切替弁103bをサブタンク106と浴槽150が連通するように切替え、続いて、実施の形態1で説明したように、微小泡発生部105とサブタンク用ポンプ104を動作させ、戻り管70bを経由して浴槽150に微小泡を含んだ浴水150aを供給する。微小泡を含んだ浴水150aは、浴槽150の排水口から、外部の排水溝に流れ込み、その経路にある汚れを巻き込みながら、その経路を洗浄する(図4(b))。したがって、この運転により、浴槽150のみならず、その排水経路までも洗浄し清浄に保つことが可能となる。
なお、図4(a)で、ユーザが上述の操作をしない場合でも、たとえば次回の湯はりのときまで、サブタンク106内の浴水150aを貯留しておけば、次回の湯はりの際にサブタンク106の容量分の湯水を節約することができ、更なる節水効果を得ることが可能となる。なお、サブタンク106内に浴水150aを貯留するにあたっては、雑菌の繁殖を抑制するために、サブタンク106内部に除菌手段、たとえばサブタンク106の内部に酸化触媒のコーティングを施したり、積極的な除菌手段を設けても良い。また、浴水150aの湯温の低下を低減するためにサブタンク106を断熱材などで断熱したり、ヒータなどの保温手段を内蔵するように構成してもよい。
以上、本発明の浴水洗浄装置および追焚き機能付き給湯機について実施の形態を挙げて説明したが、前述のように、本発明は上記の形態に限定されるものではない。例えば、浴槽150の水位の上下動のさせ方について、本実施の形態では、あらかじめサブタンク106をほぼ満水状態とし、サブタンク106内の浴水150aを浴槽150に供給して水位を上げる場合を中心にして説明したが、たとえば、サブタンク106の容量の半分程度まで初期に浴水150aを貯留し、その浴水150aを浴槽150に供給したあと、サブタンク106の全容量分の浴水150aを貯留し、その後浴水150aを再度浴槽150に供給して、浴槽150の水位を、初期水位を中心として上下動させるように構成してもよい。また、サブタンク106への浴水150aの取り込みは、湯はり動作時以外の洗浄動作の際に行うように構成してもよい。
また、微小泡発生部105は、浴槽洗浄装置100の出口配管101bに設ける構成としたが、これ以外にも、例えば往き管70aや戻り管70bの途中に設けても良い。また、微小泡の発生タイミングについては、特に規定しなかったが、発生させた微小泡の合一を避けるために、浴水150aの流れのなかで断続的に存在するように、発生を断続的に行ってもよい。
また、浴水洗浄装置の動作のタイミングは、ユーザがリモートコントローラ120bを操作したときだけでなく、たとえば制御装置本体120aに所定の期間や回数を設定し、所定の期間ごとに実施したり、あるいは、所定の湯はり回数ごとに自動的に実施してもよい。また、浴槽150の水位の上下の回数をあらかじめユーザがリモートコントローラ120bで設定したり、洗浄動作の時間の指定を行っておき、これを制御装置本体120aで記憶しておき、所望の運転となるように制御してもよい。また、浴水150aの排水の際の微小泡による排水経路の洗浄では、浴槽150からの排水を検出する検出手段を設け、制御装置本体120aが排水を検出し、自動的に動作させるように構成してもよい。
当該浴槽洗浄装置が取り付けられる追焚き機能付き給湯機は、ヒートポンプユニットにより湯を沸き上げるタイプのものの他に、貯湯タンク内に配置したヒータにより湯を沸き上げるタイプのものや燃料電池の排熱等により湯を沸き上げるようなものであってもよい。本発明については、上述した以外にも種々の変形、修飾、組み合わせ等が可能である。
1 圧縮機
2 ユニットケース
3 沸上げ用熱交換器
5 膨張弁
7 蒸発器
9 冷媒循環配管
10 ヒートポンプユニット
20 貯湯タンク
20a 水導入口
20b 水導出口
20c 温水導入口
20d 温水導出口
30 給水管路
30a 第1給水管部
30b 第2給水管部
30c 第3給水管部
33 三方弁
35 貯湯用送水ポンプ
40 貯湯用循環管路
40a 往き管
40b 戻り管
40c バイパス管
45a 第1混合弁
45b 第2混合弁
50 給湯管路
50a 第1給湯管部
50b 第2給湯管部
50c 第3給湯管部
55 一次側送水ポンプ
60 1次側循環管路
60a 往き管
60b 戻り管
65 二次側送水ポンプ
70 2次側循環管路
70a 往き管
70b 戻り管
80 追焚き用熱交換器
80a 温水導入口
80b 温水導出口
80c 浴水導入口
80d 浴水導出口
100 浴槽洗浄装置
100a 浴槽洗浄装置
101a 入口配管
101b 出口配管
101c 出入口配管
102 フィルター
103a 入口切替弁
103b 出口切替弁
103c 出入口切替弁
104 サブタンク用ポンプ
104a サブタンク用給排水ポンプ
105 微小泡発生部
106 サブタンク
106a 空気穴
106b 水量センサ
107 吸着材
108 添加剤投入ユニット
108a 添加剤
110 タンクユニット
112 ユニットケース
120 制御装置
120a 制御装置本体
120b リモートコントローラ
130 追焚き機能付き給湯機
150 浴槽
150a 浴水。

Claims (7)

  1. 浴水を貯留するサブタンクと、
    前記浴水を循環させる循環ポンプの下流側の追焚き用循環配管に一端を接続され、他端を前記サブタンクに接続され、前記浴水を前記サブタンクに導く入口配管と、
    一端を前記サブタンクに接続され、他端を前記追焚き用循環配管に接続された出口配管と、
    前記出口配管に設けられ、前記サブタンク内の前記浴水を前記浴槽へ供給するサブタンク用ポンプと、
    前記循環ポンプと前記サブタンク用ポンプを制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記浴槽への湯はり後に、前記サブタンク用ポンプを動作させ、前記サブタンク内の前記浴水を前記浴槽に供給して前記浴槽の水位を上昇させ、
    その後、前記循環ポンプを動作させ前記浴槽の前記浴水を前記サブタンクに供給し、前記浴槽の水位を下降させることを特徴とする浴槽洗浄装置。
  2. 前記入口配管に配置され、前記入口配管を流れる前記浴水中の汚れを吸着するフィルターと、
    前記出口配管に配置され、前記出口配管を流れる前記浴水中に微小泡を発生させる微小泡発生部と、
    を更に備え、
    前記制御部は、前記浴水を前記浴槽に戻す際に、前記微小泡発生部を動作させ、前記微小泡を含んだ浴水を前記循環配管および前記浴槽に供給し、前記浴水中の汚れを吸着した前記微小泡を含んだ浴水を、前記循環ポンプを動作させ、前記サブタンクへ戻す動作を行うことを特徴とする請求項1に記載の浴槽洗浄装置。
  3. 浴槽から浴水を取り出して加熱した後に前記浴槽に戻す追焚き用循環配管と、
    前記浴水を貯留するサブタンクと、
    前記追焚き用循環配管に一端を接続され、他端を前記サブタンクに接続された連結配管と、
    前記連結配管に設けられ、前記浴水を前記浴槽から前記サブタンクへ供給、および前記サブタンクから前記浴槽へ供給する給排水ポンプと、
    前記給排水ポンプを制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記浴槽への湯はり後に、前記給排水ポンプを動作させ、前記サブタンク内の前記浴水を前記浴槽に供給して前記浴槽の水位を上昇させ、
    その後、前記給排水ポンプを動作させ前記浴槽の前記浴水を前記サブタンクに供給し、前記浴槽の水位を下降させることを特徴とする浴槽洗浄装置。
  4. 前記サブタンクに配置され、前記浴水中の汚れを吸着する吸着材と、
    前記連結配管に配置され、前記連結配管を流れる浴水中に微小泡を発生させる微小泡発生部と、
    を更に備え、
    前記制御部は、前記浴水を前記浴槽に戻す際に、前記微小泡発生部を動作させ、前記微小泡を含んだ浴水を前記循環配管および前記浴槽に供給し、前記浴水中の汚れを吸着した前記微小泡を含んだ浴水を、前記給排水ポンプを動作させ、前記サブタンクへ戻す動作を行うことを特徴とする請求項3に記載の浴槽洗浄装置。
  5. 前記制御部は、前記浴槽への湯はり運転動作の際に、前記サブタンクへも湯水を供給することを特徴とする、請求項1乃至4のいずれか1つに記載の浴槽洗浄装置。
  6. 前記浴槽の前記浴水が排水されたことを検出する排水検出手段をさらに備え、
    前記制御部は、前記排水検出手段により排水を検出した場合、前記微小泡発生部を動作させながら前記サブタンク内の前記浴水を前記浴槽へ供給することを特徴とする、請求項2,4、5のいずれか1つに記載の浴槽洗浄装置。
  7. 貯湯タンクに貯留した湯を熱源として用いる追焚き用熱交換器を備え、浴槽から取り出した浴水を前記追焚き用熱交換器により加熱した後に前記浴槽に戻す追焚き運転を行う追焚き機能付き給湯機であって、
    請求項1乃至6のいずれか1つに記載の浴槽洗浄装置を具備したことを特徴とする追焚き機能付き給湯機。
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