JP2011144610A - 点検口の開閉構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】建物の壁面等に設けられた点検口を閉塞する点検口蓋の取付構造を簡単に構成すると共に、特別の道具を不要として簡単に点検口の開閉作業を行うことができ、点検口蓋や壁面を損傷したり汚したりすることなく、美観を確保することができる点検口の開閉構造を提供する。
【解決手段】点検口蓋は点検口枠の開口部を閉塞する板部材からなり、点検口枠は、該点検口枠の内周後端に沿って内側に張出した支持部と、該支持部の上面に固定して点検口蓋の周縁を弾性的に支持する弾性部材と、支持部の外周に沿って立ち上げられた外側部の途中に内側を向いて張出した内側張出部と、外側部の上端に沿って回動自在に取付けられたヒンジ部を支点として開閉動作する開閉枠とを有し、開閉枠を閉じることによって開閉枠の内周縁部で点検口蓋の周縁を弾性部材の弾性力に抗して押圧すると共に、開閉枠の内側に設けられたフック部を支持部に設けられた引掛部に引掛けて固定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、建物の壁面等に設けられた点検口を点検口蓋で開閉するようにした点検口の開閉構造に関する。
従来から、建物の壁面内部を点検するために設けられた点検口は、通常、点検口蓋で閉塞することにより、安全性を図り、また壁面の美観を保つようにしている。このような点検口蓋は、点検口内を点検する際には開き、点検を終了した後には閉じる必要がある。従って、点検口の開閉構造は、点検口蓋を開閉する際の作業性や安全性に影響を与えるものであり、従来から種々の形態のものが開発されている。
そこで、このような点検口の開閉構造に関する従来の技術について検討する。
特許文献1に記載されているものは、バネ式点検口蓋に関するものであり、点検口の左右又は上下に線バネ用止め金具を設ける一方、点検口を閉塞する蓋部材に二股状の線バネが設けられた構造を有する。このような構造において、点検口に蓋部材を取り付ける際には、蓋部材側の線バネを点検口側の止め金具に設けられた挿着穴に挿入した後、線バネが二股状に広がることによって挿着穴の係止部に係止され、取付け作業を安全に行うことが可能となる。その反面、点検口蓋に設ける二股状の線バネや、点検口側に設ける止め金具等が必要であり、構成部品の点数が多くなるという不都合がある。
また、特許文献2に記載されている構造は、点検口の内周に設けられる支持部から外側方向に突設されると共にヒンジ部を支点にして揺動可能に支持された背面側の壁材挟持板を有し、表面側の口蓋挟持板をヒンジ構造で開閉することによって点検口蓋を開閉するという簡単な構造を有する。ところが、閉じた点検口蓋を開くとき、点検口蓋と口蓋挟持板との間に差し込むための先の尖った道具を必要とするほか、この道具を使用する際、点検口蓋の表面を傷つけたり、壁面を汚したりすることがある等の不都合がある。
実用新案登録第3148917号公報 特開2000−179141号公報
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、建物の壁面等に設けられた点検口を閉塞する点検口蓋の取付構造を簡単に構成すると共に、特別の道具を不要として簡単に点検口の開閉作業を行うことができ、この開閉作業の際に、点検口蓋や壁面を損傷したり、汚したりすることなく、壁面や点検口蓋の美観を確保することができる点検口の開閉構造を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明における請求項1の点検口の開閉構造は、壁面に設けられた開口部の内周縁に取付ける点検口枠と該点検口枠に着脱自在に取付ける点検口蓋とからなる点検口の開閉構造において、点検口蓋は点検口枠の開口部を閉塞する板部材からなり、点検口枠は、該点検口枠の内周後端に沿って内側に張出した支持部と、該支持部の上面に固定して点検口蓋の周縁を弾性的に支持する弾性部材と、支持部の外周に沿って立ち上げられた外側部の途中に内側を向いて張出した内側張出部と、外側部の上端に沿って回動自在に取付けられたヒンジ部を支点として開閉動作する開閉枠とを有し、該開閉枠を閉じることによって開閉枠の内周縁部で点検口蓋の周縁を弾性部材の弾性力に抗して押圧すると共に、開閉枠の内側に設けられたフック部を支持部に設けられた引掛部に引掛けて固定するようにしたことを特徴とする。
また、本発明における請求項2の点検口の開閉構造は、請求項1において、弾性部材は折曲形成又は湾曲形成した弾性板バネであって、該板バネを支持部の上面に固定したことを特徴とする。
また、本発明における請求項3の点検口の開閉構造は、請求項1において、弾性部材は円筒形コイルバネであって、該コイルバネを支持部の上面に固定した円柱片の外周に装着するようにしたことを特徴とする。
また、本発明における請求項4の点検口の開閉構造は、請求項1において、弾性部材は円錐形コイルバネであって、該コイルバネの細径側に挿入したネジを支持部の上面から捩じ込んで固定したことを特徴とする。
さらに、本発明における請求項5の点検口の開閉構造は、請求項1において、弾性部材は伸縮性を有する弾性スポンジであって、該スポンジの片面を支持部の上面に固定したことを特徴とする。
本発明の点検口の開閉構造によれば、点検口枠に装着した点検口蓋の周縁を点検口枠の支持部に固定された弾性部材で弾性的に支持すると共に、点検口蓋の周縁を開閉枠で押さえ付ける簡単な構造によって、点検口枠に取付けた点検口蓋にガタが生じない構造とすることができる。しかも、本発明における点検口蓋は、板部材からなるものであって、外枠のない非常に簡単な構成からなり、この板部材の表面に周囲の壁面と同様の壁紙を貼ることによって、壁面と同様の美観を確保することも可能である。
また、点検口蓋を取り外す際に、点検口蓋を弾性部材の弾性力に抗して前面から後方へ押込み、それによって生じた開閉枠と点検口蓋との隙間に指を差し入れて開閉枠を持ち上げることにより、開閉枠は、該開閉枠のフック部と支持部の引掛部との引掛け状態から解除される。こうして、特別の道具を用いることもなく、手動で簡単に点検口の開閉作業を行うことができ、壁面や点検口蓋を損傷したり、汚したりすることなく、簡単に点検口蓋を取り外し、点検口を開放状態にすることが可能となる。
さらに、点検口を点検口蓋で閉塞する際には、点検口枠の内周に点検口蓋を装着し、各開閉枠を閉じることによって、各開閉枠で点検口蓋の周縁を押さえつけたとき、点検口蓋の周縁が弾性部材の弾性力で各開閉枠側へ押圧される。これによって、点検口蓋は各開閉枠の内側にガタのない状態で密着し、各開閉枠と点検口蓋とに隙間のない状態として、点検口の美観も保たれることとなる。
本発明の実施例による点検口枠に点検口蓋を取り付ける工程を示す平面図であり、(a)は点検口枠の平面図、(b)は点検口枠の各開閉枠を開いて点検口蓋を装着している状況を示す平面図、(c)は点検口蓋を装着して点検口枠の各開閉枠を閉じた状況を示す平面図、(d)は(b)のA−A矢示線に沿う拡大断面図である。 本発明の実施例による点検口枠に点検口蓋を取付ける状況を示す部分断面斜視図であり、(a)は開閉枠を開いた状態を示し、(b)は開閉枠を閉じた状態を示す。 本発明の実施例による点検口枠に点検口蓋を取付けた断面状況を示し、図1(c)のB−B矢示線に沿う断面図である。 (a)〜(d)は、本発明の実施例に係る点検口枠に設ける弾性部材の各種態様を示す図であり、(a) 〜(d)の各図において右方に点検口枠の正面状況、左方に点検口枠の断面図状況を示す。 (a)〜(e)は、本発明の実施例に係る弾性部材として板バネを用いた場合の各種態様を示す正面図であり、夫々の図において、板バネと点検口枠の支持部と点検口蓋とネジのみを示す。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
本実施例の点検口の開閉構造は、図1(a)〜(d)に示すように、建築物等の壁面に設けられた開口部10の内周縁に取付ける点検口枠1と該点検口枠1に着脱自在に取付ける点検口蓋2とからなるものである。
このような本実施例の点検口の開閉構造について詳細に述べる。図1(a)、(b)に示すように、本実施例の点検口蓋2は壁面に設けられた開口部10の内周形状に応じた形状、即ち平面形状が四角形を成す板部材からなる。この点検口蓋2の材質としては、木材を繊維化すると共に熱圧成型してなる木質材料、或は紙材料を圧縮成型してなる合板、その他の材料を利用することが可能である。また、点検口蓋2の片面又は両面には建築物の壁面に適する壁紙が貼られている。この点検口蓋2は、外枠のない板部材のみのからなり、板部材の表面に周囲の壁面と同様の壁紙を貼ることによって、壁面と同様の美観を確保することができる。
また、本実施例における点検口枠1の構造は、図1(a)、(b)、(d)に示すように、四辺を成す点検口枠1の内周に沿って内側に張出した平板状の支持部3が設けられ、点検口枠1の四辺の各支持部3、3…によって点検口蓋2の周縁を支持することが可能である。なお、図1(a)に示すように、点検口枠1の各支持部3、3…には、その隅部ごとに補強用のコーナー板18が固定され、夫々のコーナー板18にはネジ穴19が形成され、このネジ穴19に、図1(b)に示すように、ネジ20が下地材21(図3参照)等に捩じ込まれることによって固定することが可能である。
また、図1(d)に示すように、点検口枠1は、支持部3の外周に沿って立ち上げられた外側部4の途中に内側を向いて張出した内側張出部5が形成され、点検口枠1の四辺をなす各内側張出部5、5…によって、点検口枠1に取付けた点検口蓋2の外周側部を四方から抑えることが可能である(図3参照)。
また、図1(d)に示すように、点検口枠1の外側部4の上端には外方を向いて張出した外側張出部6が設けられ、この外側張出部6の外周端部に形成された立上辺7には、点検口枠1の外周上部に沿って回動自在に取付けられたヒンジ部8を支点として開閉動作する開閉枠9が設けられている。なお、ヒンジ部8は軟質合成樹脂等の可撓性を有する素材によって形成されている。
さらに、開閉枠9の内側の途中にフック部11が設けられると共に、外側部4の上端には引掛部12が設けられ、開閉枠9のフック部11を外側部4の引掛部12に引掛けることによって開閉枠9を閉じた状態をロックすることができるようにしている。
さらに、本実施例においては、図1(a)、(b)に示すように、四辺の支持部3、3…のうち、対向する少なくとも2辺、又は3辺、或は4辺において、所定の支持部3の上面に弾性部材13が固定され、図2(a)、(b)に示すように、点検口枠1の開口部10に装着された点検口蓋2の周縁を弾性的に支持するようにしている。
上記の構成により、図1(b)に示すように、点検口枠1の各開閉枠9、9…を開いて点検口蓋2を装着した後、図1(c)に示すように、点検口枠1の各開閉枠9、9…を閉じることによって、点検口枠1の開口部10を点検口蓋2で閉塞することができる。
このとき、図2(b)に示すように、開閉枠9を閉じて、開閉枠9のフック部11を外側部4の引掛部12に引掛けた状態にしたとき、弾性部材13は開閉枠9の押圧方向へ圧縮され、弾性部材13の弾力に抗して開閉枠9で点検口蓋2の周縁を押え付けることによって、点検口蓋2の周縁が弾性部材13の弾性力で各開閉枠9側へ押し出される。これによって、点検口蓋2は各開閉枠9の内側にガタのない状態で密着する。
上記の実施例において、弾性部材13としては伸縮性のある弾性スポンジ14(図4(d)参照)を使用することも可能であるが、弾性スポンジ14は経年劣化が激しいものであるため、弾性部材13としては、図4(a)等に示す板バネ15を用いるのが好ましい。
この板バネ15は、長尺の弾性金属板等を用いて、その両端部付近を傾斜状に折曲して傾斜部15a、15aを設けると共に、各先端部15b、15bを平状に折曲したものである。そして、中央の平坦部15cにネジ穴(不図示)を設けて、支持部3にネジ22で固定する。このような板バネ15によれば、点検口蓋2の押圧又は解除によって傾斜部15a、15aが上下方向に変形して伸縮することによって弾性を発揮する。なお、このような動作において、板バネ15の各先端部15b、15bは、点検口蓋2の下面を支持すると共に、傾斜部15a、15aの変形の際に、点検口蓋2の下面に対して円滑に摺動することが可能である。
なお、板バネ15の平坦部15cの長さは、点検口枠1の長さによって設定すべきものであり、平坦部15cを長くとり、両側の先端部15b、15bの離間した幅を長く取ることによって、点検口蓋2の端部付近を安定した状態で支持することが可能となる。
また、板バネ15の平坦部15cに設けるネジ穴(不図示)及びネジ22の数は図示の2個に限定されず、平坦部15cの長さによって1個又は2個以上にしてもよい。さらに、この板バネ15を支持部3に固定する手段としては、上記のネジ22の他に接着剤、両面テープ等を用いて、平坦部15cを支持部3の上面に固定するようにしてもよい。
ここで、弾性部材13として、図4(a)の板バネ15の他に、他の形状の板バネを用いた例を図5(a)〜(e)に示す。なお、図5(a)〜(e)の各図においては、図面を見やすくするために、板バネ15A〜15Eと点検口枠1の支持部3と点検口蓋2とネジ22のみを示す。
図5(a)の板バネ15Aは、図4(a)と同様の形状によるものであり、長尺の弾性金属等による板材を用いて折曲形成することにより、中央の平坦部15cと、その上端付近の傾斜部15a、15aと、両端部の先端部15b、15bとを形成してなるものである。
また、図5(b)の板バネ15Bは、図5(a)の板バネ15の平坦部15cを分離して所定長さの平坦部15dとしたものであり、この平坦部15dと図5(a)に示すものと同様の傾斜部15aと先端部15bとを有するものである。そして、夫々の板バネ15Bを単独で、点検口枠1の支持部3の両端付近にネジ22、接着剤又は両面テープ等で固定することにより取付ける。このような板バネ15Bによれば、点検口枠1の一辺の長さが異なるものに対しても、一対の板バネ15B、15Bを用いて、夫々の取付け位置を調整することによって点検口蓋2を安定した状態で支持することが可能となる。
また、図5(c)の板バネ15Cは、図5(a)の板バネ15Aの傾斜部15aと先端部15bの形状を湾曲形部15eとしたものであり、両端の湾曲形部15e、15e間に平坦部15cを有するものである。そして、中央の平坦部15cにネジ穴(不図示)を設けて、ネジ22で支持部3に固定するようにしたものである。この板バネ15Cによれば、点検口蓋2の押圧又は解除によって板バネ15Cの湾曲形部15e、15eが上下方向に変形して伸縮することによって弾性を発揮することとなる。
また、図5(d)の板バネ15Dは、図5(c)の板バネ15Cの平坦部15cを分離して所定長さの平坦部15dとしたものであり、この平坦部15dと図5(c)と同様の
湾曲形部15eを有し、一対の板バネ15C、15Cを単独で点検口枠1の支持部3の両端付近にネジ22、接着剤又は両面テープ等で固定することによって取付けることができる。
また、図5(e)の板バネ15Eは、中央の平坦部15cを短くとって、その両端に円弧形部15f、15fを湾曲形成すると共に、両端に平坦形の先端部15bを形成したものである。この板バネ15Eによれば、点検口蓋2の押圧又は解除によって板バネ15Eの湾曲形部15f、15fが上下方向に変形して伸縮することによって弾性を発揮することとなる。
なお、本実施例においては、上記の板バネ15A〜15Eの他に、図4(b)に示すように、弾性部材13として円筒形コイルバネ16を用いてもよい。このコイルバネ16は、金属製等による弾性線材を円筒形のコイル形状に形成したものである。そして、このコイルバネ16を点検口枠1の支持部3の上面に固定した円柱片16aの外周に装着し、点検口蓋2の押圧又は解除によって上下方向に伸縮するようにしてもよい。なお、このような構成において、点検口枠1の所定の支持部3について離間した2箇所に円柱片16a、16aを設け、各円柱片16aにコイルバネ16を装着しているが、各支持部3について3箇所以上に円柱片16aを設け、コイルバネ16を装着するようにしてもよい。
また、図4(c)に示すように、弾性部材13は円錐形コイルバネ17であって、該コイルバネ17の細径側に挿入したネジ17aを支持部3の上面から捩じ込んで固定した構成とし、点検口蓋2の押圧又は解除によって上下方向に伸縮するようにしてもよい。なお、このような構成においても、点検口枠1の所定の支持部3について離間した2箇所に円錐形コイルバネ17をネジ17aで固定しているが、各支持部3について3箇所以上に円錐形コイルバネ17をネジ17aで固定するようにしてもよい。
さらに、図4(d)に示す弾性部材13は、断面四角形を成す長尺のスポンジ14を用いたものであり、このスポンジ14の片面を支持部3の上面の略中央に接着剤や両面テープ等で固定したものである。なお、スポンジ14は経年劣化が激しいものであるが、安価であって支持部3に対する固定作業を手軽に行えるため、他の弾性部材の補助として用いることも可能である。即ち、例えば、先に、点検口枠1の対向する2辺にスポンジ14、14を取付け、その後、他の2辺に板バネ15、15を取付けるというように、板バネ15、15等を取付ける際の補助として用いることも可能である。
本発明の点検口の開閉構造は、建物の壁面等に設けられた点検口を閉塞する点検口蓋の取付構造を簡単に構成すると共に、特別の道具を不要として簡単に点検口の開閉作業を行うことができ、この開閉作業の際に、点検口蓋や壁面を損傷したり、汚したりすることなく、壁面や点検口蓋の美観を確保することができる点検口の開閉構造として利用することが可能である。
1 点検口枠
2 点検口蓋
3 支持部
4 外側部
5 内側張出部
6 外側張出部
7 立上辺
8 ヒンジ部
9 開閉枠
10 開口部
11 フック部
12 引掛部
13 弾性部材
14 スポンジ
15 板バネ
15a 傾斜部
15b 先端部
15c 平坦部
15d 所定長さの平坦部
15e 湾曲形部
15f 円弧形部
15A 板バネ
15B 板バネ
15C 板バネ
15D 板バネ
15E 板バネ
16 円筒形コイルバネ
16a 円柱片
17 円錐形コイルバネ
17a ネジ
18 コーナー板
19 ネジ穴
20 ネジ
21 下地材
22 ネジ
W 壁面

Claims (5)

  1. 壁面に設けられた開口部の内周縁に取付ける点検口枠と該点検口枠に着脱自在に取付ける点検口蓋とからなる点検口の開閉構造において、
    点検口蓋は点検口枠の開口部を閉塞する板部材からなり、
    点検口枠は、該点検口枠の内周後端に沿って内側に張出した支持部と、該支持部の上面に固定して点検口蓋の周縁を弾性的に支持する弾性部材と、支持部の外周に沿って立ち上げられた外側部の途中に内側を向いて張出した内側張出部と、外側部の上端に沿って回動自在に取付けられたヒンジ部を支点として開閉動作する開閉枠とを有し、
    該開閉枠を閉じることによって開閉枠の内周縁部で点検口蓋の周縁を弾性部材の弾性力に抗して押圧すると共に、開閉枠の内側に設けられたフック部を支持部に設けられた引掛部に引掛けて固定するようにしたことを特徴とする点検口の開閉構造。
  2. 弾性部材は折曲形成又は湾曲形成した弾性板バネであって、該板バネを支持部の上面に固定したことを特徴とする請求項1記載の点検口の開閉構造。
  3. 弾性部材は円筒形コイルバネであって、該コイルバネを支持部の上面に固定した円柱片の外周に装着するようにしたことを特徴とする請求項1記載の点検口の開閉構造。
  4. 弾性部材は円錐形コイルバネであって、該コイルバネの細径側に挿入したネジを支持部の上面から捩じ込んで固定したことを特徴とする請求項1記載の点検口の開閉構造。
  5. 弾性部材は伸縮性を有する弾性スポンジであって、該スポンジの片面を支持部の上面に固定したことを特徴とする請求項1記載の点検口の開閉構造。
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