JP3219998U - 額縁用ワンタッチ裏板固定具 - Google Patents

額縁用ワンタッチ裏板固定具 Download PDF

Info

Publication number
JP3219998U
JP3219998U JP2018004612U JP2018004612U JP3219998U JP 3219998 U JP3219998 U JP 3219998U JP 2018004612 U JP2018004612 U JP 2018004612U JP 2018004612 U JP2018004612 U JP 2018004612U JP 3219998 U JP3219998 U JP 3219998U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
back plate
slide
fixture
fixing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2018004612U
Other languages
English (en)
Inventor
肇蔵 内藤
肇蔵 内藤
秀光 高松
秀光 高松
Original Assignee
有限会社内藤額縁店
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 有限会社内藤額縁店 filed Critical 有限会社内藤額縁店
Priority to JP2018004612U priority Critical patent/JP3219998U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3219998U publication Critical patent/JP3219998U/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)

Abstract

【課題】裏面から見て凹凸が少なく意匠的にすっきりしており、また、簡易にセットできるにもかかわらずしっかりとロックでき、また、任意の位置に必要なだけ取りつけることができる額縁における裏板固定具を提供する。【解決手段】額縁部とスペーサー部と展示物を固着している裏板部とからなる額縁体における裏板部を額縁部に嵌着する固定具であって、平板の両隅にスットパーを付けた略凹状になったスライド部4と、平板で中央部を広くした略凸状になった定着部3とからなり、固定具の凹状スライド部4の中央上部に定着部3を覆い被せて、摺動できるスライド部4が定着部3の間隙部を接触通過させて裏板部にスライドさせて、裏板面がスライド部4の一部の移着によって額縁部に固定できるようになっている。【選択図】図1

Description

本考案は、裏板部を額縁部に嵌着する中堅以上の大きさの額縁体に使用されるもので、樹脂製平板の両隅にスットパーを付けた略凹状になったスライド部と、平板で中央部を広くした略凸状になった定着部とからなる額縁用ワンタッチ裏板固定具に関するものである。
一般に額縁用裏板押え具は、合成樹脂や金属からなる板状であって、円形の固定片に楕円形の押え片を連設した形状である。取付けは、固定片を木ねじで額縁の裏面に回転可能に固定し、押え片を裏板部分側に出すわけであり、押え片を裏板部分側に出るように回転したときに裏板の正面側に提示物の保持ができるようにしている。
しかしこのような額縁用裏板押え具は平面的な構造であるので、保持する展示物の厚みが薄い場合には裏板を押え付ける力は充分に働かない。つまり、裏板と額縁との間には若干ながら隙間があるので、裏板はずれやすいとともに、展示物も動いてしまう。また押え力が充分に働かないので、回転可能な額縁用裏板押え具は他との接触により容易に回転してしまい、裏板が不測に外れてしまうこともあった。
逆に展示物の厚みが厚い場合には、裏板は額縁の裏面よりも盛り上がってしまい、もはや押えるのではなく当るだけの状態になってしまい。額縁用裏板押え具の押え片の変形は直接固定片に伝わり、固定片の緩みや脱落の原因にもなっていた。各辺に2個ずつなど、多く額縁用押え具を固定するようにしていた。(特許文献1参照)
額縁においては内容物を止めるためにトンボと称される掛止片をフレームの裏側に軸止めする手段がとられるが、アルミ押出形材からなる額縁ではフレームに額内側に開口する凹溝を設け、弾性変形により嵌着する裏板固定具が使用される。額縁のフレームの凹溝に差し込む頭部片に後続する胴部片の両側に、裏板に立脚させる脚部片を股開き状に連設してなるもの、或いは板ばねを凹溝に差し込み得るようV字形に折り曲げるもの、その一片に凹溝の開口掛止片に引っ掛かる係合部を形成したものが提案されている(特許文献2参照〜特許文献4参照)。
従来、額縁用裏板押え具は慣用的にトンボと称され、合成樹脂や金属片で形成された押し片で構成され、その基部を額縁のフレーム背面に木ネジで回転可能に固定されているものであった。しかし、前記せるような額縁用裏板押え具を用いて画材等を額縁に収納する操作は、一般的に作業がしづらく、また、近年になってネイルアートを施した女性にとっては、特に作業がしづらいものであった。
このような作業性を改善するために、額縁のフレームに対して裏板押え具の基部を容易に取り付けられるような額縁の裏板押え具が創案されている。裏板押え片の基部を額縁の係止溝に嵌めこみ、押え片の回転や滑動を容易にするものであった。また額縁裏ボード押え金具をバネ材で一体成形し、U字状に形成した基部を額縁の溝に嵌着し、延長する押え部のバネ性で画材等を押えるものが提案されている(特許文献5〜6参照)。しかし、これらのものは、十分に目的を達成されていないのが現状である。
実用新案登録第3071555号公報 実用新案登録第2559800号公報 実公昭61−29346号公報 実公昭61−35103号公報 特開2005−253502号公報 実開平7−30820号公報
この考案は、一般に裏板を固定する固定具については、操作上簡単であって、固定しやすいものが望まれている。さらに充分な押圧力が得られるとともに、使用する個数も少なくて済むような額縁用裏板押え具の提供を課題とする。
そのための手段は、額縁の内周縁に形成した段部の背面側に嵌め込んだ裏板を正面側に押え付ける額縁用裏板押え具であって、上記額縁の裏面に回転可能に固定する固定片と、該固定片から裏板部分側へ延びる押え片とを有する額縁用裏板固定具であることを目的とする。
この考案は、上記のような実情に鑑みて、内容物をその厚みに対応して押さえ得るにもかかわらず、裏面から見て凹凸が少なく意匠的にすっきりしており、また、簡易にセットできるにもかかわらずしっかりとロックでき、また、任意の位置に適数、必要なだけ取りつけ得ることはもちろん、幅つまり横長が限定されることのない額縁における裏板固定具を提供することを課題とした。
額縁部とスペーサー部と展示物を固着している裏板部とからなる額縁体における裏板部を額縁部に嵌着するにおいて、平板の両隅にスットパーを付けた略凹状になったスライド部と、平板の中央部に前記スライド部を摺動できるように幅広い略凸状にして両端で額縁部のフレームに固着できるようになった定着部を覆い被せた固定具であって、前記固定具の凹状スライド部の中央上部に定着部を覆い被せて、摺動できるスライド部が定着部の間隙部を接触通過させて裏板部にスライドさせて、裏板面がスライド部の一部の移着によって額縁部に固定できるようになっている。
平板の両隅にスットパーを付けた略凹状になったスライド部と、平板で中央部を広くした略凸状になった定着部とからなる固定具は、額縁本体の寸法、および額縁部の幅によって決まるが、額縁本体の大きさを縦500〜3000mm、横500〜3000mmで、額縁部の幅を50〜100mmである中堅以上の額縁体に使用されるもので、材料として厚さ2〜5mmの樹脂製の平板であって、スライド部は幅30〜60mm、長さ30〜50mm、スットパー部の高さ5〜7mmであり、定着部は幅10〜20mm、長さ50〜100mm、中央部の幅40〜80mm、空隙部の高さ2〜5mmであり、額縁部の裏面と裏板の裏面と同一面になっている額縁部に固定具使用されている。
前記固定具は、額縁部と裏板部を持つ額縁で、額縁部の裏面と裏板の裏面と同一面になって、額縁部の裏面における上部と両側部のフレームに200〜300mm間隔に取り付けて、額縁部の裏面フレームの3〜12箇所に前記固定具を固着されている。
このため、額縁と裏板との間に隙間が少なくなり、額縁内の展示物をしっかりと保持できる。また取付ける額縁用裏板固定具の数個で使用ででき、使用に際しての作業が簡易迅速に行える。額縁用裏板固定では、額縁のフレーム裏面に基部を固定し、額縁本体の部から一体的に延長するので一定の押し圧力を有し、額縁の内側に収納される画材や裏板の任意の厚さに対応することができる。
この考案の額縁における裏板固定具によれば、内容物をその厚みに対応して押さえ得るにもかかわらず、板状またはそれに近い形状であって裏面から見て凹凸が少なく意匠的にすっきりしており、また、簡易にセットできるにもかかわらずしっかりとロックできるために、出展用の扱いに対しても外れる落ちることのない安心感が得られ、また、任意の位置に適数、必要なだけ取りつけ、内容物の大きさや重量に対して自由に数を選べることはもちろん、幅つまり横長が限定されることもなく、取り付けの多様性が得られるという優れた効果がある。
額縁用ワンタッチ裏板固定具の斜視図 額縁用ワンタッチ裏板固定具であるスライド部と定着部と分解図 A:スライド部 B:定着部 額縁用ワンタッチ裏板固定具の部品(スライド部と定着部)の平面、側面による図 A:スライド部の平面、B:スライド部の側面 C:スライド部の別側面 D:定着部の平面、E:定着部の側面、F:定着部の別側面 額縁用ワンタッチ裏板固定具を装着した額縁の作用状態図、A:取り外し状態(bの裏板を取り外せる状態) B:スライド部を移動させている C:取り付状態(bの裏板は固定されている) 額縁用ワンタッチ裏板固定具を装着して裏板を固定した状態図、 額縁の構造図
以下、本考案の額縁の裏板固定の固定具の実施の形態を、図面に基づいて説明する。 図1〜図4を基にして、本考案の額縁の固定具の一実施例を示す。
図1に示すように、額縁部とスペーサー部と展示物を固着している裏板部とからなる額縁体における裏板部を額縁部に嵌着するにおいて、図2,3に示すように平板の両隅にスットパーを付けた略凹状になったスライド部と、平板で中央部を広くした略凸状になった定着部とからなる固定具であって、図4に示すように前記固定具の凹状スライド部の中央上部に定着部を覆い被せて、摺動できるスライド部が定着部の間隙部を接触通過させて裏板部にスライドさせて、裏板面がスライド部の一部の移着によって額縁部に固定できるようにしている。
平板の両隅にスットパーを付けた略凹状になったスライド部と、平板で中央部を広くした略凸状になった定着部とからなる固定具は、額縁本体の寸法、および額縁部の幅によって決まるが、額縁本体の大きさを縦950mm、横900mmで、額縁部の縁幅を22mmである中堅以上の額縁体に使用されるもので、材料として厚さ3mmの樹脂製の平板であって、スライド部は幅48mm、長さ30mm、スットパー部の高さ6mmであり、定着部は幅13mm、長さ70mm、中央部の幅50mm、空隙部の高さ3mmでスライド部と定着部の隙間はほとんどないようにしている。また図4のように額縁部の裏面と裏板の裏面と同一面になっている額縁部の裏面の6箇所に前記固定具を固着した。これによって額縁に裏板を簡単に固定出来て、また裏板の取り外しも容易になった。
実施例1と同様に透明アクリル樹脂によって額縁用ワンタッチ裏板固定具を製作した。特に額縁部とスペーサー部と展示物を固着している裏板部とからなる額縁体における裏板部を額縁部に嵌着するにおいて、平板の両隅にスットパーを付けた略凹状になったスライド部と、平板で中央部を広くした略凸状になった定着部とからなる固定具であって、前記固定具の凹状スライド部の中央上部に定着部を覆い被せて、摺動できるスライド部が定着部の間隙部を接触通過させて裏板部にスライドさせて、裏板面がスライド部の一部の移着によって額縁部に固定できるようにした。
実施例1と同様に、平板の両隅にスットパーを付けた略凹状になったスライド部と、平板で中央部を広くした略凸状になった定着部とからなる固定具は、額縁本体の寸法、および額縁部の幅によって決まるが、額縁本体の大きさを縦555mm、横440mmで、額縁部の幅を24mmである小堅の額縁体に使用されるもので、材料として厚さ3mmの透明アクリル樹脂製の平板であって、スライド部は幅38mm、長さ30mm、スットパー部の高さ6mmであり、定着部は幅13mm、長さ60mm、中央部の幅40mm、空隙部の高さ2mmであり、額縁部の裏面と裏板の裏面と同一面になっている額縁部の裏面の69箇所に前記固定具を固着した。これによって額縁に裏板を簡単に固定出来て、また裏板の取り外しも容易になった。
実施例1と同様に、額縁部とスペーサー部と展示物を固着している裏板部とからなる額縁体における裏板部を額縁部に嵌着するようにした。また平板の両隅にスットパーを付けた略凹状になったスライド部と、平板で中央部を広くした略凸状になった定着部とからなる固定具であった。
実施例1と同様に平板の両隅にスットパーを付けた略凹状になったスライド部と、平板で中央部を広くした略凸状になった定着部とからなる固定具は、額縁本体の寸法、および額縁部の幅によって決まるが、額縁本体の大きさを縦1500mm、横1130mmで、額縁部の縁幅を20mmである大型額縁体に使用されるもので、材料として厚さ3mmの樹脂製の平板であって、スライド部は幅48mm、長さ30mm、スットパー部の高さ6mmであり、定着部は幅13mm、長さ70mm、中央部の幅50mm、空隙部の高さ3mmでスライド部と定着部の隙間はほとんどないようにしている。また図4のように額縁部の裏面と裏板の裏面と同一面になっている額縁部の裏面の6箇所に前記固定具を固着した。これによって額縁に裏板を簡単に固定出来て、また裏板の取り外しも容易になった。
1 額縁
2 固定具
3 定着部
4 スライド部
5 額縁部
6 裏板部
7 スペーサー部
8 透明アクリル樹脂
9 展示品
10 額縁フレーム
11 略凹状
12 略凸状

Claims (3)

  1. 額縁部とスペーサー部と展示物を固着している裏板部とからなる額縁体における裏板部を額縁部に嵌着するにおいて、平板の両隅にスットパーを付けた略凹状になったスライド部に、平板の中央部に前記スライド部を摺動できるように幅広い略凸状にして両端で額縁部のフレームに固着できるようになった定着部を覆い被せた固定具であって、前記固定具の凹状スライド部の中央上部に定着部を覆い被せて、スライド部が定着部の間隙部を摺動させて裏板部にスライドさせて、固定具のスライド部の一部を裏板面に移着によって額縁部に固定できるようになっていることを特徴とする額縁用ワンタッチ裏板固定具。
  2. 平板の両隅にスットパーを付けた略凹状になったスライド部と、平板で中央部を広くした略凸状になった定着部とからなる固定具は、額縁本体の寸法、および額縁部の幅によって決まるが、額縁本体の大きさを縦500〜2000mm、横500〜2000mmで、額縁部の縁幅を20〜100mmである中堅以上の額縁体に使用されるもので、材料として厚さ2〜5mmの樹脂製の平板であって、スライド部は幅30〜60mm、長さ20〜50mm、スットパー部の高さ5〜7mmであり、定着部は幅10〜20mm、長さ50〜100mm、中央部の幅40〜80mm、空隙部の高さ2〜4mmであることを特徴とする請求項1に記載の額縁用ワンタッチ裏板固定具。
  3. 前記固定具は、額縁部と裏板部を持つ額縁で、額縁部の裏面と裏板の裏面と同一面になって、額縁部の裏面における上部と両側部のフレームに100〜600mm間隔に取り付けて、額縁部の裏面フレームの3〜12箇所に前記固定具を固着されていることを特徴とする請求項1、又は請求項2に記載の額縁用ワンタッチ裏板固定具。
JP2018004612U 2018-11-08 2018-11-08 額縁用ワンタッチ裏板固定具 Expired - Fee Related JP3219998U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018004612U JP3219998U (ja) 2018-11-08 2018-11-08 額縁用ワンタッチ裏板固定具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018004612U JP3219998U (ja) 2018-11-08 2018-11-08 額縁用ワンタッチ裏板固定具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3219998U true JP3219998U (ja) 2019-02-07

Family

ID=65270218

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018004612U Expired - Fee Related JP3219998U (ja) 2018-11-08 2018-11-08 額縁用ワンタッチ裏板固定具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3219998U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10323791B1 (en) Displacement structure for a support frame
US9878441B1 (en) Socket holding frame
US9914207B2 (en) Socket holding frame
USD898423S1 (en) Adjustable pillow
USD957926S1 (en) Clip
US20070118972A1 (en) Cap structure
US20090095871A1 (en) Support for computer peripheral device
USD921213S1 (en) Multi-zonal roller
JP3219998U (ja) 額縁用ワンタッチ裏板固定具
USD556004S1 (en) Machinable vise
USD915857S1 (en) Clamp cover
KR101689251B1 (ko) 배너프레임
KR101844548B1 (ko) 모니터용 서류 거치대
USD501934S1 (en) Offset support block with flat face
USD513676S1 (en) Table
USD952362S1 (en) Bench
US10252564B2 (en) Paper clip
JP3167629U (ja) リバーシブルフォトスタンド
USD470346S1 (en) Chest
GB2555597A (en) Socket holding frame
JP3103668U (ja) ページ押さえ機能付きブックカバー
KR200302816Y1 (ko) 낙하방지용 테이블 마감부재
CA2947229C (en) Socket holding frame
JP5831962B1 (ja) 開本保持機能付ブックカバー
KR200483866Y1 (ko) 집게형 액자

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3219998

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees