JP2011142753A - 家電機器制御装置及び家電機器制御システム - Google Patents

家電機器制御装置及び家電機器制御システム Download PDF

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Abstract

【課題】変動する電力価格に対応して、利便性を損なうことなく家電機器を制御する。
【解決手段】内部ネットワーク40に接続された1つ以上の家電機器を制御するコントローラ100であって、外部ネットワーク20に接続された管理サーバ10と通信する第1通信部110と、家電機器と通信する第2通信部140と、第1通信部110を介して、時間帯と電気料金とが対応付けられた、所定のタイミングで更新される電気料金表を管理サーバ10から取得し、取得した電気料金表に基づいて、家電機器の消費電力を削減すべき削減時間帯を決定する制御部120と、削減時間帯における家電機器の消費電力を削減するための動作を制御するための制御コマンドを生成し、生成した制御コマンドを、第2通信部140を介して家電機器に送信するコマンド生成部130とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、家電機器制御装置に関し、特に、デマンドレスポンスプログラムに対応した家電機器を制御する家電機器制御装置に関する。
電力会社などの電力供給側は、需要家に対してピークカットやピークシフトを促す方策として、デマンドレスポンスプログラムを実施している(例えば、非特許文献1参照)。デマンドレスポンスプログラムには、夏季などの電力需要ピーク時について、需要家に対して需要の削減を要請し、実際の削減量に従ってインセンティブを支払うCPP(Critical Peak Pricing)や、需給バランスに従って動的に電力価格を決定するRTP(Real Time Pricing)などがある。
RTPでは、夏季の昼間のように、電力需要が逼迫している場合に、電力供給者が電力価格を高く設定し、需要家に、経済的な観点から電力使用を控えさせることで、ピークカットを実現するプログラムである。現在は、欧米などの一部の地域で実験的に実施されているが、今後、一般家庭へ普及していくことが予想される。
しかし、電力価格が時々刻々と変動するため、需要家である一般家庭のユーザが電力価格を常に監視して家電機器を制御することは非常に困難であり、家電機器を自動制御する方法が必要である。
従来の家電機器制御方法としては、家庭内で同時に運転される家電機器の運転状況を監視し、一定の運転条件を超えないように、各家電機器を協調制御する自動運転制御システムがあった(例えば、特許文献1参照)。図18は、特許文献1に記載された従来の家電機器制御システムの構成を示す図である。
図18において、機器制御装置1000は、制御対象となる複数の家電機器1001の消費電力が設定値を超えないよう、優先順序に従って、通信機能を用いて家電機器1001を停止させるための停止信号を送信していた。また、家電機器1001の動作を中断してもよい期間をずらすことで、複数の家電機器1001の総消費電力を設定値以下に抑える機能を備えていた。
特開2002−369383号公報
小笠原潤一著「電気事業分野における2005年エネルギー政策法の意義〜その3」ナットソース・ジャパン(株)発行、Natsource Japan Letter 2006年7月号
しかしながら、上記従来の構成では、変動する電力価格に対応して家電機器を制御することができず、また、家電機器を制御することにより利便性を損なってしまうという課題がある。
特許文献1に記載の技術では、総消費電力を設定値以下に抑えるだけであるため、RTPのように電力価格が変動する場合、経済性を考慮して好適な制御をすることができない。例えば、経済性を考慮すると、設定値を低くすることが好ましいが、機器を停止させてしまう場合が生じ、家電機器の本来の目的を達成することができなくなる恐れがあり、利便性を損なってしまう。また、契約電力量を上げるなどして設定値を上げれば、家電機器の本来の目的を達成することはできるが、経済性は非常に悪くなってしまう。また、従来の機器制御システムでは、運転状況を監視しながら家電機器を制御するので、電力価格の変動が考慮されておらず、経済性を高めることはできない。
そこで、本発明は、上記従来の課題を解決するためになされたものであって、変動する電力価格に対応して、利便性を損なうことなく家電機器を制御する家電機器制御装置を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明に係る家電機器制御装置は、内部ネットワークに接続された1つ以上の家電機器を制御する家電機器制御装置であって、外部ネットワークに接続されたサーバと通信する第1通信部と、前記家電機器と通信する第2通信部と、前記第1通信部を介して、時間帯と電気料金とが対応付けられた、所定のタイミングで更新される電気料金表を前記サーバから取得し、取得した電気料金表に基づいて、前記家電機器の消費電力を削減すべき削減時間帯を決定する制御部と、前記削減時間帯における前記家電機器の消費電力を削減するための動作を制御するための制御コマンドを生成し、生成した制御コマンドを、前記第2通信部を介して前記家電機器に送信するコマンド生成部とを備える。
これにより、所定のタイミングで更新される電気料金表をサーバから取得し、取得した電気料金表に基づいて消費電力を削減すべき時間帯を決定するので、変動する電力価格に対応して、利便性を損なわず、かつ経済的に家電機器を制御することができる。
また、前記家電機器制御装置は、さらに、前記第2通信部を介して、前記家電機器から、前記家電機器毎の処理可能な制御内容を示す制御内容情報を取得し、前記家電機器と前記制御内容情報とが対応付けられた家電機器テーブルを管理する管理部を備え、前記コマンド生成部は、前記家電機器テーブルを参照することで、前記削減時間帯において制御すべき対象家電機器と当該対象家電機器の制御内容とを決定し、決定した制御内容を前記対象家電機器に実行させるための前記制御コマンドを生成してもよい。
これにより、家電機器毎に処理可能な制御内容を取得するので、家電機器毎に適切な制御を選択することができる。
また、前記制御部は、前記電気料金表を参照し、予め定められた第1閾値以上の電気料金に対応する時間帯を前記削減時間帯として決定してもよい。
これにより、電気料金が高い時間帯を削減時間帯として決定することができるので、効果的に消費電力量を削減することができ、経済性を高めることができる。
また、前記家電機器制御装置は、さらに、前記第1閾値の入力を受け付ける入力部を備え、前記制御部は、前記入力部によって受け付けられた第1閾値以上の電気料金に対応する時間帯を前記削減時間帯として決定してもよい。
これにより、ユーザが閾値を設定することができるので、ユーザの意向を反映した制御を行うことができる。
また、前記コマンド生成部は、前記家電機器の電源をオン又はオフするための第1制御コマンドを前記制御コマンドとして生成してもよい。
これにより、オン又はオフの制御が可能な単純な家電機器を制御することができる。
また、前記コマンド生成部は、前記家電機器の動作モードを変更するための第2制御コマンドを前記制御コマンドとして生成してもよい。
これにより、動作モードの制御を受け付けることができる家電機器を制御することができるので、家電機器をオフしなくても消費電力を削減することができる。したがって、家電機器本来の目的を達成することで利便性を損なうことなく、消費電力を削減して経済性を高めることができる。
また、前記コマンド生成部は、前記家電機器の動作スケジュールを指示する第3制御コマンドを前記制御コマンドとして生成してもよい。
これにより、動作スケジュールの制御を受け付けることができる家電機器を制御することができるので、家電機器をオフしなくても消費電力を削減することができる。したがって、家電機器本来の目的を達成することで利便性を損なうことなく、消費電力を削減して経済性を高めることができる。
また、前記コマンド生成部は、前記家電機器が削減すべき消費電力量を指示する第4制御コマンドを前記制御コマンドとして生成してもよい。
これにより、消費電力量の制御を受け付けることができる家電機器を制御することができるので、複雑な制御を家電機器に任せることができ、家電機器が有する本来の目的の達成と消費電力の削減とを効果的に実現することができる。言い換えると、高度な機能を持った省エネ家電機器、例えば、消費電力量の削減要求に対して出力を制限するなどの機器に対する制御を行うことができる。
また、前記家電機器制御装置は、さらに、前記第2通信部を介して、前記家電機器から、前記家電機器毎の過去の消費電力量を取得し、取得した過去の消費電力量を保持する履歴保持部と、前記履歴保持部に保持された過去の消費電力量に基づいて、将来の消費電力量を前記家電機器毎に予測する予測部とを備え、前記コマンド生成部は、前記将来の消費電力量に基づいて前記制御コマンドを生成してもよい。
これにより、過去の消費電力量に基づいて将来の消費電力量を予測し、当該予測結果に基づいて制御内容を決定するので、より適切な制御を行うことができる。したがって、経済性と利便性とを効果的に実現することができる。
また、前記1つ以上の家電機器は、充電及び放電を行うことができる蓄電装置を含み、前記制御部は、さらに、前記電気料金表に基づいて、前記蓄電装置に電力を充電すべき充電時間帯と、前記蓄電装置から電力を放電すべき放電時間帯との少なくとも一方を決定し、前記コマンド生成部は、さらに、前記充電時間帯において前記蓄電装置に電力の充電を行わせるための充電コマンド、及び、前記放電時間帯において前記蓄電装置に電力の放電を行わせるための放電コマンドの少なくとも一方を生成し、生成した前記充電コマンド及び前記放電コマンドの少なくとも一方を、前記第2通信部を介して、前記蓄電装置に送信してもよい。
これにより、蓄電装置の充電及び放電を制御することができるので、蓄電装置からの放電による電力を利用して家電機器を動作させることが可能となり、利便性を損なうことなく、経済性を高めることができる。
また、前記制御部は、前記電気料金表を参照し、予め定められた第2閾値以下の電気料金に対応する時間帯を前記充電時間帯として決定してもよい。
これにより、電気料金が低い時間帯を充電時間帯として決定することができるので、安い電気料金で充電を行うことができる。
また、前記制御部は、前記電気料金表を参照し、予め定められた第3閾値以上の電気料金に対応する時間帯を前記放電時間帯として決定してもよい。
これにより、電気料金が高い時間帯を放電時間帯として決定することができるので、高い電気料金の時間帯では、安い時間帯で充電した蓄電装置から放電される電力を利用して家電機器を動作させることができる。
また、本発明に係る家電機器制御システムは、上記の家電機器制御装置と、前記1つ以上の家電機器と、前記電気料金表を保持する前記サーバとを備える。
また、本発明に係る家電機器制御方法は、内部ネットワークに接続された1つ以上の家電機器を制御する家電機器制御方法であって、時間帯と電気料金とが対応付けられた、所定のタイミングで更新される電気料金表を、外部ネットワークに接続されたサーバから取得し、取得した電気料金表に基づいて、前記家電機器の消費電力を削減すべき削減時間帯を決定し、前記削減時間帯における前記家電機器の消費電力を削減するための動作を制御するための制御コマンドを生成し、生成した制御コマンドを前記家電機器に送信する。
本発明によれば、変動する電力価格に対応して、利便性を損なうことなく家電機器を制御することができる。すなわち、電気料金の経済性を考慮しながらも家電機器の所定の目的を果たすように、家電機器を制御することができる。
本発明の実施の形態1における家電機器制御システムの構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1における家電機器制御装置の一例であるコントローラの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1における家電機器制御装置の一例であるコントローラの詳細な構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1における家電機器制御装置の一例であるコントローラの初期動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1における家電機器制御装置の一例であるコントローラが送信する機器通知要求フレームの一例を示す図である。 本発明の実施の形態1における負荷(家電機器)が送信する機器通知応答フレームの一例を示す図である。 本発明の実施の形態1における家電機器制御装置の一例であるコントローラが保持する家電機器テーブルの一例を示す図である。 本発明の実施の形態1における負荷(家電機器)の初期動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1における管理サーバの初期動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1における家電機器制御装置の一例であるコントローラの通常動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1における管理サーバが送信する電気料金表の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1における時間帯毎の需要予測を示す需要予測表の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1における家電機器制御装置の一例であるコントローラが行う負荷の制御動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1における家電機器制御装置の一例であるコントローラが行う負荷の制御動作の別の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1におけるコントローラが送信する制御フレームの一例を示す図である。 本発明の実施の形態1におけるコントローラが送信する制御フレームの一例を示す図である。 本発明の実施の形態1におけるコントローラが送信する制御フレームの一例を示す図である。 本発明の実施の形態1におけるコントローラが送信する制御フレームの一例を示す図である。 本発明の実施の形態1における負荷の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2における家電機器制御システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2における家電機器制御装置の一例であるコントローラの動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2におけるコントローラが蓄電池に送信する制御フレームの一例を示す図である。 本発明の実施の形態2におけるコントローラが蓄電池に送信する制御フレームの一例を示す図である。 従来の家電機器制御システムの構成を示す図である。
以下、本発明に係る家電機器制御装置及び家電機器制御システムの実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
(実施の形態1)
実施の形態1に係る家電機器制御装置は、所定のタイミングで更新される電気料金表を取得し、取得した電気料金表に基づいて、家電機器の消費電力を削減すべき削減時間帯を決定し、決定した削減時間帯における家電機器の動作を制御することを特徴とする。これにより、電気料金表が更新された場合であっても、家電機器が有する利便性を保ちつつ、消費電力を削減することで経済性を保つことができる。
図1は、本発明の実施の形態1における家電機器制御システムの構成の一例を示す図である。図1に示すように、実施の形態1における家電機器制御システムは、管理サーバ10と、外部ネットワーク20と、コントローラ100と、分電盤31と、負荷32〜35と、内部ネットワーク40と、電力線50とを備える。なお、コントローラ100、分電盤31、負荷32〜35、内部ネットワーク40、電力線50は、住宅、事業所などの需要家30内に設置される。
管理サーバ10は、時間帯と電気料金とが対応付けられた電気料金表を保持するサーバである。電気料金表は、電力会社などの電力を供給する供給者によって、所定のタイミングで、例えば、定期的に更新される。
外部ネットワーク20は、需要家30のコントローラ100と管理サーバ10とを接続するネットワークであり、例えば、インターネット又は電力会社の専用線などである。
需要家30は、分電盤31を介して電力系統に接続され、電力供給者から電力の供給を受ける。需要家30は、電力供給者から供給される電力を消費し、消費した電力量に応じて料金を電力供給者に支払う。
コントローラ100は、本発明に係る家電機器制御装置の一例であって、内部ネットワーク40に接続された1つ以上の家電機器を制御する。なお、図1に示す例では、1つ以上の家電機器として、負荷32(エアコン)、負荷33(洗濯機)、負荷34(照明)及び負荷35(エアコン)の4つの家電機器が、コントローラ100に内部ネットワーク40によって接続されている。
コントローラ100は、内部ネットワーク40を介して各家電機器と通信することで、各家電機器を制御する。また、コントローラ100は、外部ネットワーク20を介して管理サーバ10とも通信する。コントローラ100の具体的な構成及び動作については、後で説明する。
分電盤31は、系統から電力が供給されており、コントローラ100、及び負荷32〜35に、電力線50を介して電力を供給する。
内部ネットワーク40は、コントローラ100と各負荷32〜35とを接続する、需要家30内部のネットワークであり、例えば、特定小電力無線、又は電灯線などである。
負荷32〜35は、電力を消費する機器であり、例えば、図1に示すような、エアコン、洗濯機、照明などの各種家電機器である。なお、家電機器の種別は、いかなるものでもよい。負荷32〜35は、コントローラ100と内部ネットワーク40によって接続され、コントローラ100によって制御される。
負荷32〜35は、動作特性又は性能によって、以下の4つのタイプに分類される。
(1)コントローラ100から電源のON/OFFの制御が可能な機器
(2)コントローラ100から動作モードの制御が可能な機器
(3)コントローラ100から動作スケジュールの制御が可能な機器
(4)コントローラ100から消費電力量削減の制御が可能な機器
上記分類に従って、以下の実施の形態では、一例として、負荷32のエアコンは(2)、負荷33の洗濯機は(3)、負荷34の照明は(1)、負荷35のエアコンは(4)とする。
(1)の家電機器は、照明など、電源のON/OFFのみの制御が可能な機器である。コントローラ100が、(1)の家電機器の電源をOFFすることによって、消費電力量を削減することができる。
(2)の家電機器は、電源のON/OFFだけでなく、動作モードの制御が可能な機器である。コントローラ100が動作モードの設定を変更し、(2)の家電機器の出力を下げることで、消費電力量を削減することができる。例えば、コントローラ100がエアコンの設定温度を下げることによって、エアコンの出力を下げることができる。
(3)の家電機器は、当該家電機器の目的を果たすための動作を行う時刻などのスケジュールを変更することが可能な機器である。例えば、洗濯機は、衣類を洗濯するという目的を果たすために、注水、洗濯、すすぎ、脱水の順に動作する。例えば、コントローラ100が洗濯機の動作の開始時刻をずらすことで、又は、動作と動作の変わり目に所定期間だけ待機させることで、電気料金の高い時間帯を避けることができる。このように、(3)の機器は、コントローラ100によってピークシフトを行うことで、電気料金の高い時間帯における消費電力量を削減することができる。
(4)の家電機器は、省エネ機能を備えた機器であって、消費電力削減の指示を受けて出力を下げるなどが可能な機器である。例えば、コントローラ100から「消費電力量を20%削減する」といった指示を受けることで、(4)の家電機器は、指示された消費電力量を削減するように動作する。
なお、以上の(1)〜(4)の家電機器のタイプは、あくまで一例であって、他の分類方法に従って家電機器の分類を行ってもよい。
以下では、コントローラ100の構成について説明する。図2は、本発明の実施の形態1における家電機器制御装置の一例であるコントローラ100の構成を示すブロック図である。
図2に示すように、コントローラ100は、第1通信部110と、制御部120と、コマンド生成部130と、第2通信部140とを備える。
第1通信部110は、外部ネットワーク20を介して、当該外部ネットワーク20に接続された管理サーバ10と通信する。
制御部120は、第1通信部110を介して電気料金表を管理サーバ10から取得する。取得される電気料金表は、時間帯と電気料金とが対応付けられたテーブルであり、取得した時点より未来の時間帯に対応する電気料金を示している。
例えば、制御部120は、電気料金表を定期的に(例えば、1日に1回)取得する、又は、ユーザからの指示に基づいて電気料金表を取得する。あるいは、制御部120は、電気料金表が更新された旨の通知を受けた場合に、電気料金表を取得してもよい。取得した電気料金表は、コントローラ100が備えるメモリ(図示せず)などに保持される。
また、制御部120は、取得した電気料金表に基づいて、家電機器の消費電力を削減すべき時間帯である削減時間帯を決定する。例えば、制御部120は、電気料金表を取得するたびに、削減時間帯を決定する。あるいは、制御部120は、1日に1回、決まった時刻に削減時間帯を決定してもよい。
なお、制御部120は、新たに電気料金表を取得すると、過去に取得した古い電気料金表を更新してもよい。そして、制御部120は、最新の電気料金表に基づいて、削減時間帯を決定する。
コマンド生成部130は、制御部120によって決定された削減時間帯における家電機器の消費電力を削減するための動作を制御するための制御コマンドを生成する。そして、コマンド生成部130は、生成した制御コマンドを、第2通信部140を介して家電機器に送信する。なお、制御コマンドは、家電機器毎に生成される。
第2通信部140は、内部ネットワーク40を介して、当該内部ネットワーク40に接続された家電機器と通信する。
続いて、コントローラ100のより好ましい構成について説明する。図3は、本発明の実施の形態1におけるコントローラ100の詳細な構成を示すブロック図である。
図3に示すように、コントローラ100は、第1通信部110と、制御部120と、コマンド生成部130と、第2通信部140と、設定部150と、予測部160と、履歴保持部170と、管理部180と、ID保持部190とを備える。なお、図2と同じ構成には同じ符号を付している。
第1通信部110は、上述のように、外部ネットワーク20を介して管理サーバ10と通信する。
制御部120は、上述のように、管理サーバ10から電気料金表を取得し、取得した電気料金表に基づいて削減時間帯を決定する。具体的には、制御部120は、電気料金表を参照し、予め定められた第1閾値以上の電気料金に対応する時間帯を削減時間帯として決定する。第1閾値は、例えば、設定部150によって設定される。
また、制御部120は、ID保持部190が保持するコントローラ100を特定するための識別情報であるコントローラIDを、第1通信部110を介して管理サーバ10に送信する。具体的には、制御部120は、コントローラIDをID保持部190から読み出し、読み出したコントローラIDをコントローラID通知要求フレームに格納する。そして、制御部120は、第1通信部110を介して、コントローラID通知要求フレームを管理サーバ10に送信する。
コマンド生成部130は、上述のように、家電機器の動作を制御するための制御コマンドを生成する。コマンド生成部130は、図3に示すように、負荷制御部131を備える。
負荷制御部131は、内部ネットワーク40を介してコントローラ100に接続されている1つ以上の負荷(本実施の形態では、家電機器)のそれぞれに対して、制御コマンドを生成する。例えば、負荷制御部131は、家電機器のタイプに応じて異なる種類の制御コマンドを生成する。そして、負荷制御部131は、生成した制御コマンドを、第2通信部140を介して家電機器に送信する。なお、制御コマンドの具体例については、後で説明する。
第2通信部140は、上述のように、家電機器と通信する。なお、本実施の形態では、コントローラ100及び負荷32〜35のそれぞれに、内部ネットワーク40を介した通信用のアドレスが割り当てられる。一例として、コントローラ100のアドレスを“01”、負荷32のアドレスを“02”、負荷33のアドレスを“03”、負荷34のアドレスを“04”、負荷35のアドレスを“05”とする。
設定部150は、削減時間帯を決定するために用いられる第1閾値の入力を受け付ける入力部の一例である。例えば、設定部150は、ユーザに経済性を重視するか、それとも快適性を重視するかを選択させる。ユーザが経済性を重視することを選択した場合、設定部150は、第1閾値をデフォルトの基準値より低い値に設定する。ユーザが快適性を重視することを選択した場合、設定部150は、第1閾値をデフォルトの基準値より高い値に設定する。あるいは、設定部150は、ユーザに数値を直接入力させることで、第1閾値を設定してもよい。
予測部160は、履歴保持部170に保持されている過去の消費電力量に基づいて、将来の消費電力量を家電機器毎に予測する。
履歴保持部170は、第2通信部140を介して、家電機器から、家電機器毎の過去の消費電力量を取得する。そして、履歴保持部170は、取得した過去の消費電力量を、家電機器毎に対応付けてメモリ(図示せず)などに記憶する。
管理部180は、第2通信部140を介して、家電機器から、家電機器毎の処理可能な制御内容を示す制御内容情報を取得し、家電機器と制御内容とが対応付けられた家電機器テーブルを管理する。家電機器テーブルは、コントローラ100が備えるメモリ(図示せず)などに格納される。
具体的には、管理部180は、第2通信部140を介して、内部ネットワーク40に接続されている家電機器の構成と、家電機器の能力とを取得する。例えば、管理部180は、家電機器の能力を通知させるための機器通知要求を、第2通信部140を介して内部ネットワーク40にブロードキャスト送信する。そして、管理部180は、第2通信部140を介して、機器通知要求に対する応答を受け取ることで、家電機器の構成と家電機器の能力とを取得する。
ID保持部190は、コントローラ100を識別するための識別情報であるコントローラIDを保持するメモリなどである。
以下では、本発明の実施の形態1に係る家電機器制御装置の一例であるコントローラ100、負荷32〜35及び管理サーバ10の動作について図面を用いて説明する。
まず、コントローラ100の初期動作について説明する。初期動作とは、コントローラ100が内部ネットワーク40を介して接続されている家電機器(負荷32〜35)を制御するための準備に関わる動作である。
<初期動作>
図4は、本発明の実施の形態1におけるコントローラ100の初期動作の一例を示すフローチャートである。
管理部180は、内部ネットワーク40に接続されている家電機器を検出するための機器通知要求フレームを生成する。そして、第2通信部140は、内部ネットワーク40を介して、機器通知要求フレームをブロードキャスト送信する(S101)。
図5Aは、コントローラ100がエアコンを検出するために送信する機器通知要求フレーム200の一例を示す図である。機器通知要求フレーム200は、送信元アドレス210と、宛先アドレス220と、機器種別230とを含む。
送信元アドレス210には、送信元であるコントローラ100の内部ネットワーク40でのアドレスが格納される。本実施の形態では、コントローラ100のアドレスは、“01”である。
宛先アドレス220には、ブロードキャストアドレス“00”が格納される。
機器種別230には、コントローラ100が探索する家電機器の種別が格納される。一例として、図5Aでは、“エアコン”を示すコードが格納される。照明、及び洗濯機を検出する場合も同様である。
なお、機器通知要求フレーム200は、機器種別230を含んでいなくてもよい。すなわち、管理部180は、内部ネットワーク40に接続されている家電機器のうち、探索対象となる家電機器を特定することなく、送信元アドレス210と宛先アドレス220とのみを含む機器通知要求フレームを生成してもよい。
管理部180は、第2通信部140を介して負荷32〜35から、機器通知要求フレームに対する応答である機器通知応答フレームを受信した場合(S102でYes)、管理部180は、家電機器テーブルを生成又は更新する(S103)。
図5Bは、負荷32(エアコン)が送信する機器通知応答フレーム300の一例を示す図である。機器通知応答フレーム300は、送信元アドレス310と、宛先アドレス320と、機器種別330と、機器分類340と、制御可能内容350とを含む。
送信元アドレス310には、機器通知応答フレーム300の送信元である負荷32のアドレスが格納される。本実施の形態では、負荷32のアドレスは、“02”である。
宛先アドレス320には、機器通知要求フレームを送信したコントローラ100のアドレス“01”が格納される。
機器種別330には、送信した機器通知要求フレームに含まれる機器種別230と同じコードが格納され、図5Bに示す例では、“エアコン”が格納される。なお、機器通知要求フレームに機器種別230が含まれていない場合は、機器種別330には、負荷32が自機器の機器種別を格納する。
機器分類340には、上記(1)〜(4)のいずれかの家電機器のタイプを示すコードが格納される。負荷32の分類は、上述の通り(2)であるため、機器分類340には“(2)”が格納される。
制御可能内容350には、コントローラ100が負荷32(エアコン)に対して制御可能である項目が格納される。図5Bに示す例では、負荷32(エアコン)について、ON/OFF、動作モード(冷房/暖房/除湿)、設定温度の3項目を制御可能とする。
なお、機器分類340及び制御可能内容350は、本発明に係る制御内容情報の一例である。
図6は、コントローラ100が保持する家電機器テーブル400の一例を示す図である。家電機器テーブル400では、機器種別410と、アドレス420と、機器分類430と、制御可能内容440とが対応付けられている。
機器種別410には、各家電機器(負荷32〜35)の種別を示すコードが格納される。図6に示す例では、負荷32の“エアコン”、負荷33の“洗濯機”、負荷34の“照明”、負荷35の“エアコン”を示すコードが格納される。
アドレス420には、各家電機器(負荷32〜35)の内部ネットワーク40における通信用のアドレスが格納される。図6に示す例では、負荷32(エアコン)には“02”、負荷33(洗濯機)には“03”、負荷34(照明)には“04”、負荷35(エアコン)には“05”が格納される。
機器分類430には、上記分類に従って(1)〜(4)のいずれかが格納される。
制御可能内容440には、機器通知応答フレームに含まれる制御可能内容350と同様で、コントローラ100が制御可能である項目が格納される。負荷32であるエアコンの場合、ON/OFF、動作モード(冷房/暖房/除湿)、設定温度が格納される。なお、上記の機器分類が(3)又は(4)の場合、制御可能内容440には何も格納されていなくてもよい。
管理部180は、まだ検出していない機器種別が存在する場合(S104でNo)、次の機器種別を含む機器通知要求フレームを送信する(S101に戻る)。
全機器種別を検出した場合(S104でYes)、制御部120は、ID保持部190からコントローラIDを読み出し、読み出したコントローラIDをコントローラID通知要求フレームに格納する。そして、制御部120は、第1通信部110及び外部ネットワーク20を介して、管理サーバ10に送信する(S105)。なお、コントローラIDは、コントローラ毎にユニークな識別子である。
管理サーバ10は、コントローラID通知要求フレームを受信した場合、受信したコントローラID通知要求フレームに含まれるコントローラIDを登録する。そして、制御部120が、管理サーバ10からコントローラIDが正常に登録されたことを示すコントローラID通知応答を受信すると(S106でYes)、初期動作を終了する。
以上の初期動作により、コントローラ100は、内部ネットワーク40に接続されている家電機器の構成を検出することができる。なお、コントローラ100は、別の手段、例えば、予め設定ファイルで保存しておくなどしてもよい。
なお、家電機器の構成及び能力の取得処理(S101〜S104)と、コントローラIDの通知処理(S105及びS106)とは、いずれが先に実行されてもよく、また、並行して実行されてもよい。
続いて、実施の形態1に係る家電機器(負荷32〜35)の初期動作について説明する。
図7は、負荷32〜35の初期動作の一例を示すフローチャートである。
負荷32〜35は、機器通知要求フレームを受信すると(S201でYes)、受信した機器通知要求フレームに含まれる機器種別が、自身が保持している機器種別と一致するか否かを判定する(S202)。一致しない場合(S202でNo)、負荷32〜35は、機器通知要求フレームを破棄する。
一致する場合(S202でYes)、負荷32〜35は、コントローラ100のアドレスを記録し(S203)、機器通知応答フレームを生成し、生成した機器通知応答フレームをコントローラ100へ送信する(S204)。
以上の動作により、負荷32〜35は、コントローラ100との通信を確立し、コントローラ100に自身の制御内容情報を通知することができる。また、通常動作時には、負荷32〜35は、コントローラ100からの制御に基づいて動作を行うことが可能となる。
なお、機器通知要求フレームに機器種別が含まれていない場合、負荷32〜35は、自身の機器種別との判定(S202)を行うことなく、コントローラ100のアドレスを記録するとともに、自身の機器種別を格納した機器通知応答フレームをコントローラ100に送信する。
続いて、実施の形態1に係る管理サーバ10の初期動作について説明する。
図8は、管理サーバ10の初期動作の一例を示すフローチャートである。
管理サーバ10は、外部ネットワーク20を介してコントローラ100からコントローラID通知要求フレームを受信すると(S301でYes)、受信したコントローラID通知要求フレームに含まれるコントローラIDを登録する(S302)。そして、管理サーバ10は、外部ネットワーク20を介して登録が完了したことを示すコントローラID通知応答フレームをコントローラ100へ送信する(S303)。
以上の動作により、管理サーバ10は、コントローラ100との通信を確立することができるので、所定のタイミングで更新される電気料金表をコントローラ100に送信することができる。
以下では、コントローラ100の通常動作について図面を用いて説明する。なお、通常動作とは、コントローラ100が内部ネットワーク40を介して接続されている家電機器(負荷32〜35)を制御する動作である。
<通常動作>
図9は、コントローラ100の通常動作の一例を示すフローチャートである。
まず、履歴保持部170は、第2通信部140を介して、内部ネットワーク40に接続された負荷32〜35の消費電力量を受信すると(S401でYes)、受信した消費電力量を保存する(S402)。例えば、履歴保持部170は、消費電力量を負荷32〜35のそれぞれから定期的に(1分毎、10分毎、1時間毎、1日毎など)取得する。そして、履歴保持部170は、取得した消費電力量を時間毎に、消費電力量の履歴として保存する。
制御部120は、第1通信部110を介して、外部ネットワーク20に接続された管理サーバ10から電気料金表を受信すると(S403でYes)、制御部120は、受信した電気料金表に基づいて、消費電力の削減時間帯を決定する(S404)。例えば、制御部120は、電気料金表を1日に1回取得する。一例として、夕方〜夜中にかけての所定の時刻に、制御部120は、次の日に適用される電気料金表を取得する。
図10は、管理サーバ10が送信する電気料金表500の一例を示す図である。
電気料金表500では、時間帯510と電気料金520とが対応付けられている。図10に示す電気料金表500では、時間帯510は、1時間単位の時間帯である。また、電気料金520は、対応する時間帯での電気料金であり、kWhあたりの料金(円)である。例えば、7:00〜8:00の時間帯における電気料金は、28円/kWhとなる。
制御部120は、所定の第1閾値以上の電気料金520に対応する時間帯を、削減時間帯として決定する。ここで、第1閾値を30円/kWhとすると、制御部120は、8:00〜9:00、12:00〜13:00、13:00〜14:00、14:00〜15:00の時間帯を削減時間帯として決定する。
削減時間帯を決定するための第1閾値は、設定部150により設定可能である。設定部150は、コントローラ100が備えるディスプレイ、キーボード、マウスなどのユーザインタフェースでもよく、あるいは、ネットワークを介してPCやテレビなどから遠隔操作で設定できるユーザインタフェースでもよい。
削減時間帯が決定された後、予測部160は、履歴保持部170で保持されている負荷32〜35の消費電力量の履歴に基づいて、需要予測を行う(S405)。需要予測とは、将来の消費電力量を予測することである。具体的には、予測部160は、電気料金表で示された時間帯のそれぞれについて消費電力量を予測する。予測部160は、家電機器毎に需要予測を行うことで、時間帯毎の消費電力量の予測値を示す需要予測表を家電機器毎に生成する。
図11は、負荷32〜35の時間帯毎における需要予測を示す需要予測表の一例を示す図である。需要予測表600aは負荷32(エアコン)、需要予測表600bは負荷33(洗濯機)、需要予測表600cは負荷34(照明)、需要予測表600dは負荷35(エアコン)の需要予測表である。
需要予測表600a〜600dでは、時間帯610と、予測消費電力量620と、優先度630とが対応付けられている。
時間帯610は、制御部120が取得した電気料金表に示されている時間帯510に相当する。
予測消費電力量620は、予測部160が消費電力量の履歴に基づいて予測した消費電力量である。例えば、予測部160は、対応する時間帯における前日の消費電力量を予測消費電力量として決定する。あるいは、予測部160は、対応する時間帯における複数の日の消費電力量の平均値を予測消費電力量として決定してもよい。あるいは、予測部160は、ニューラルネットワークを利用して、過去の消費電力量に基づいて将来の消費電力量を予測してもよい。
優先度630は、コントローラ100が制御を行う優先順序を示す。ここでの優先度630は、“3”が最も優先度が高く、“1”が最も低い。つまり、コントローラ100は、高い優先度が設定されている機器を優先的に、消費電力を削減するための制御を行う。言い換えると、優先度を高く設定することで、家電機器の本来の機能を達成するよりも経済性を優先させることができる。また、優先度を低く設定することで、家電機器の本来の機能(洗濯など)を達成することができるので、利便性を優先させることができる。
図11の例では、12:00〜13:00の時間帯において、優先度が“3”である負荷32と負荷35のエアコンの優先度が高く、次に、優先度が“2”である負荷34の照明、最後に優先度が“1”の洗濯機となっている。この優先度は、設定部150によって設定することが可能である。
需要予測の後、コマンド生成部130は、制御対象機器と制御内容とを決定する(S406)。例えば、コマンド生成部130は、12:00〜13:00の削減時間帯においては、図11の需要予測表から、優先度が最も高い負荷32と負荷35のエアコンを、制御対象機器として決定する。また、8:00〜9:00の削減時間帯においては、優先度が“3”である負荷は存在しないので、コマンド生成部130は、いずれの負荷も制御対象機器としては決定しない。このように、コマンド生成部130は、削減時間帯において優先度が“3”である家電機器を制御対象機器として決定する。
なお、コマンド生成部130は、優先度が“3”である負荷が存在しない場合、又は、経済性を優先する場合などは、優先度が“2”である負荷を制御対象機器として決定してもよい。この場合、8:00~9:00の削減時間帯においては、コマンド生成部130は、優先度が“2”である負荷32及び負荷34を制御対象機器として決定する。経済性を優先するか否かは、例えば、設定部150によって設定される。なお、経済性を最優先にする場合は、優先度が“1”である負荷も制御対象機器として決定してもよい。
コマンド生成部130は、制御対象機器がある場合(S407でYes)、図6の家電機器テーブル400を参照して、制御対象機器として決定された家電機器の機器分類430を取得する。そして、コマンド生成部130は、取得した機器分類430が示す家電機器のタイプを判定する(S408)。制御対象機器のタイプが(1)又は(2)の場合は(S408で“(1)or(2)”)、コントローラ100は、図12Aに示すタイプ(1)(2)用の処理を行う(S409)。制御対象機器のタイプが(3)又は(4)の場合は(S408で“(3)or(4)”)、図12Bに示すタイプ(3)(4)用の処理を行う(S410)。
制御対象機器の制御が全て完了した場合(S407でNo)、以上の処理(S401〜S410)を繰り返す。
図12Aは、タイプ(1)(2)用の処理の一例を示すフローチャートである。
コマンド生成部130は、タイマを起動する(S501)。タイマの稼働時間は、例えば、図10で示した電気料金表の時間帯510であり、7:00〜17:00である。また、8:00以前と15:00以降は、削減時間帯が含まれず、制御をしない時間帯であるため、タイマの稼働時間は、8:00〜15:00でもよい。
なお、タイマの起動が終了すると、コマンド生成部130は、図11に示す制御対象機器の判定処理を行う(S407に戻る)。
現在時刻がタイマの終了時刻でない場合(S502でNo)、コマンド生成部130は、現在時刻が制御時刻であるか否かを判定する(S503)。そして、現在時刻が制御時刻であれば(S503でYes)、コマンド生成部130は、制御フレームを生成する(S504)。そして、コマンド生成部130は、第2通信部140を介して制御対象機器に制御フレームを送信する(S505)。なお、制御フレームは、本発明に係る制御コマンドの一例であり、詳細は後で説明する。
現在時刻が終了時刻に達した場合(S502でYes)、コントローラ100は、家電機器の制御処理を終了する。
図13Aは、負荷32(エアコン)の制御フレーム700aの一例を示す図である。制御フレーム700aは、送信元アドレス710aと、宛先アドレス720aと、機器種別730aと、機器分類740aと、制御内容750aとを含む。
送信元アドレス710aには、送信元であるコントローラ100のアドレス“01”が格納される。宛先アドレス720aには、制御フレームの送信先である負荷32のアドレス“02”が格納される。機器種別730aには、“エアコン”を示すコードが格納される。
機器分類740aには、負荷32の家電機器のタイプである“(2)”が格納される。制御内容750aには、図6に示す家電機器テーブルの制御可能内容440に基づいて、コマンド生成部130が決定した制御内容が格納される。ここでは、設定温度28℃を制御内容とする。
図13Aに示す制御フレームを受信した負荷32は、制御内容750aに示される制御内容に基づいて自機器の制御を行う。すなわち、負荷32であるエアコンは、設定温度を28℃に設定する。
以上のように、タイプが(1)又は(2)に分類される家電機器は、コントローラ100からの複雑な制御を処理することができないので、コントローラ100が制御を行う。例えば、コントローラ100が負荷34である照明を、12:00〜13:00の削減時間帯においては電源をOFFにすると決定した場合、現在時刻が12:00(制御時刻)になった時点でコントローラ100が制御フレームを送信することで、負荷34である照明に、電源をOFFにさせる。
これに対して、タイプが(3)又は(4)に分類される家電機器は、コントローラ100からの制御フレームを受信し、受信した制御フレームに含まれる制御内容に基づいて、自身で複雑な制御を行う。
図12Bは、タイプ(3)(4)用の処理の一例を示すフローチャートである。
コマンド生成部130は、制御フレームを生成し(S511)、第2通信部140を介して制御対象機器に制御フレームを送信する(S512)。
制御フレームを送信した後、コマンド生成部130は、図11に示す制御対象機器の判定処理を行う(S407に戻る)。
図13Bは、負荷33(洗濯機)の制御フレーム700bの一例を示す図である。制御フレーム700bは、送信元アドレス710bと、宛先アドレス720bと、機器種別730bと、機器分類740bと、制御内容750bとを含む。
送信元アドレス710bには、送信元であるコントローラ100のアドレス“01”が格納される。宛先アドレス720bには、負荷33のアドレス“03”が格納される。機器種別730bには“洗濯機”を示すコードが格納される。
機器分類740bには、負荷33の家電機器のタイプである“(3)”が格納される。制御内容750bには、機器分類が(3)であるため、動作スケジュールを格納する。具体的には、16:00に開始することを制御内容として格納する。
図13Bに示す制御フレームを受信した負荷33は、制御内容750bに示される制御内容に基づいて自機器の制御を行う。すなわち、負荷33である洗濯機は、16:00になるまで洗濯処理を待機し、16:00になった時点で洗濯処理を実行する。図10に示すように、16:00〜17:00の時間帯における電気料金は、削減時間帯の電気料金よりも低い。したがって、コントローラ100は、負荷33である洗濯機の動作を16:00から開始するように制御することで、削減時間帯に洗濯動作を行う場合に比べて、消費電力量を削減することができる。
以上のように、タイプ(3)又は(4)に分類される家電機器は、コントローラ100からの制御フレームを受信し、受信した制御フレームに含まれる制御内容に基づいて、自身で制御を行う。例えば、タイプ(3)に分類される家電機器は、内部に有するタイマなどを利用して、制御内容に示された時刻になった時点で、所定の動作を行う。あるいは、タイプ(4)に分類される家電機器は、指示された消費電力量を削減するように、運転の詳細な動作を制御する。
ここで、負荷34(照明)及び負荷35(エアコン)の制御フレームの例を挙げる。
図13Cは、負荷34(照明)の制御フレーム700cの一例を示す図である。制御フレーム700cは、送信元アドレス710cと、宛先アドレス720cと、機器種別730cと、機器分類740cと、制御内容750cとを含む。
送信元アドレス710cには、送信元であるコントローラ100のアドレス“01”が格納される。宛先アドレス720cには、負荷34のアドレス“04”が格納される。機器種別730cには“照明”を示すコードが格納される。
機器分類740cには、負荷34の家電機器のタイプである“(1)”が格納される。制御内容750cには、図6に示す家電機器テーブルの制御可能内容440に基づいて、コマンド生成部130が決定した制御内容が格納される。ここでは、電源のOFFを制御内容とする。
図13Cに示す制御フレームを受信した負荷34は、制御内容750cに示される制御内容に基づいて自機器の制御を行う。すなわち、制御内容750cには電源のOFFが格納されているので、負荷34である照明は、制御フレームを受信すると、電源をOFFする。
図13Dは、負荷35(エアコン)の制御フレーム700dの一例を示す図である。制御フレーム700dは、送信元アドレス710dと、宛先アドレス720dと、機器種別730dと、機器分類740dと、制御内容750dとを含む。
送信元アドレス710dには、送信元であるコントローラ100のアドレス“01”が格納される。宛先アドレス720dには、負荷35のアドレス“05”が格納される。機器種別730dには“エアコン”を示すコードが格納される。
機器分類740dには、負荷35の家電機器のタイプである“(4)”が格納される。制御内容750dには、機器分類が(4)のため、消費電力の削減量を格納する。ここでは、消費電力量−20%が格納される。
図13Dに示す制御フレームを受信した負荷35は、制御内容750dに示される制御内容に基づいて自機器の制御を行う。すなわち、制御内容750dには、削減すべき消費電力量が20%であることが格納されているので、負荷35であるエアコンは、消費電力量を20%削減するように、運転開始時刻、運転終了時刻、及び設定温度などを設定する。
続いて、負荷32〜35の通常動作について説明する。
図14は、負荷の動作の一例を示すフローチャートである。
負荷32〜35のそれぞれは、消費電力量をコントローラ100へ送信する時刻になった場合(S601でYes)、消費電力量を計測して(S602)、計測した消費電力量をコントローラ100へ送信する(S603)。そして、負荷32〜35のそれぞれは、制御フレームを受信した場合(S604でYes)、制御フレームに含まれる制御内容に従って自機器の制御を行う(S605)。
例えば、負荷32(エアコン)であれば、図13Aの制御内容750aに従って制御するので、設定温度を28℃に設定する。負荷35(エアコン)であれば、図13Dの制御内容750dに従って制御するので、消費電力が現在の−20%となるように出力を制限する。
同様に、負荷33(洗濯機)であれば、図13Bの制御内容750bに従って制御するので、16:00になった時点で洗濯の動作を開始する。また、負荷34(照明)であれば、図13Cの制御内容750cに従って制御するので、電源をOFFする。
以上のように、本実施の形態に係る家電機器制御装置によれば、電気料金が高い時間帯である削減時間帯を決定し、当該削減時間帯において、制御の優先度の高い家電機器、すなわち、本来有する目的の優先順位が低い家電機器(上記の例では、負荷32及び35のエアコン)を制御する。これにより、家電機器利用による利便性を保ちつつ、経済的な電力利用が可能となる。
なお、本実施の形態において、負荷32〜35をエアコン、洗濯機、照明としたが、別の家電機器、例えば、冷蔵庫やテレビなどであってもよく、負荷の数も4つ以外であってもよい。
また、本実施の形態において、内部ネットワーク40を特定小電力無線や電灯線としたが、別の通信媒体、例えば、WiFi、Ethernetなどであってもよい。
また、本実施の形態において、外部ネットワーク20をインターネットや電力会社の専用線としたが、別の通信媒体、例えば、GPRS(General Packet Radio Service)などでもよい。
(実施の形態2)
実施の形態2に係る家電機器制御装置は、実施の形態1の構成に加え、さらに、電力の充電及び放電が可能な蓄電装置を制御することを特徴とする。具体的には、所定のタイミングで更新される電気料金表を取得し、取得した電気料金表に基づいて、蓄電装置に充電すべき充電時間帯と、蓄電装置から放電すべき放電時間帯との少なくとも一方を決定し、決定した充電時間帯及び放電時間帯の少なくとも一方における蓄電装置の動作を制御することを特徴とする。
図15は、本発明の実施の形態2における家電機器制御システムの構成の一例を示すブロック図である。以下では、図15において、図3と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
図15に示すように、実施の形態2における家電機器制御システムは、図3に示す家電機器制御システムと比較すると、コントローラ100の代わりにコントローラ800を備える点と、家電機器の1つとして、新たに、蓄電池36を備える点が異なっている。
蓄電池36は、充電及び放電を行うことができる蓄電装置の一例であり、内部ネットワーク40に接続されている。蓄電池36は、分電盤31に電力線50を介して接続されており、系統からの電力を用いて蓄電する(充電)。また、蓄電池36は、他の家電機器(負荷32〜35)にも電力線を介して接続されており、充電した電力を他の家電機器に供給する(放電)。なお、蓄電池36の内部ネットワーク40における通信用のアドレスを“06”とする。
コントローラ800は、図3に示すコントローラ100と比較すると、制御部120、コマンド生成部130及び設定部150の代わりに、制御部820、コマンド生成部830及び設定部850を備える点が異なっている。
制御部820は、制御部120の動作に加えて、さらに、取得した電気料金表に基づいて、蓄電池36に電力を充電すべき時間帯である充電時間帯と、蓄電池36から電力を放電すべき時間帯である放電時間帯との少なくとも一方を決定する。具体的には、制御部820は、電気料金表を参照し、予め定められた第2閾値以下の電気料金に対応する時間帯を充電時間帯として決定する。また、制御部820は、電気料金表を参照し、予め定められた第3閾値以上の電気料金に対応する時間帯を放電時間帯として決定する。第2閾値及び第3閾値は、設定部850によって設定することができる。
コマンド生成部830は、図15に示すように、負荷制御部131と、充放電制御部832とを備える。
充放電制御部832は、充電時間帯において蓄電池36に電力の充電を行わせるための充電コマンド、及び、放電時間帯において蓄電池36から電力の放電を行わせるための放電コマンドの少なくとも一方を生成し、生成した充電コマンド及び放電コマンドの少なくとも一方を、第2通信部140を介して、蓄電池36に送信する。
設定部850は、設定部150の動作に加えて、充電時間帯を決定するために用いられる第2閾値の入力、及び、放電時間帯を決定するために用いられる第3閾値の入力を受け付ける。
以下では、本発明の実施の形態2に係るコントローラ800の動作について説明する。
<初期動作>
コントローラ800及び負荷32〜35の初期動作は、実施の形態1のコントローラ100及び負荷32〜35と同様である。なお、コントローラ100が内部ネットワーク40を介して蓄電池36を検出する動作についても、負荷32〜35の場合と同様である。
<通常動作>
図16は、本発明に係る実施の形態2におけるコントローラ800の通常動作の一例を示すフローチャートである。なお、実施の形態1で示した図9のフローチャートと同様の動作については同じ符号を用い、説明を省略する。
図16に示すように、コントローラ800の制御部820が管理サーバ10から電気料金表を受信するまで動作は、実施の形態1と同様である(S401〜S403)。ここで、制御部820が取得した電気料金表は、図10と同様とする。
制御部820は、図10に示す電気料金表500に基づいて、第2閾値以下の時間帯を充電時間帯として決定する(S704)。例えば、第2閾値である充電価格が25円/kWhの場合、25円/kWh以下の時間帯である、10:00〜11:00、11:00〜12:00を充電時間帯として決定する。充放電制御部832は、充電時間帯がある場合(S705でYes)、蓄電池36に対して充電を指示する制御フレーム(充電要求フレーム)を送信する(S706)。
図17Aは、充電コマンドの一例である充電要求フレーム900aを示す図である。
充電要求フレーム900aは、送信元アドレス910aと、宛先アドレス920aと、機器種別930aと、制御内容940aとを含む。
送信元アドレス910aには、コントローラ4800のアドレスである“01”が格納される。宛先アドレス920aには、蓄電池36のアドレス“06”が格納される。機器種別930aには、“蓄電池”を示すコードが格納される。制御内容940aには、120分間充電することを示す内容が格納される。
図17Aに示す充電要求フレーム900aを受信した蓄電池36は、制御内容940aに示される制御内容に従って自機器の制御を行う。すなわち、制御内容940aには120分間充電を行う旨の指示が格納されているので、蓄電池36は、充電要求フレーム900aを受信すると、系統から分電盤31を介して送られる電力を120分間蓄電する。
なお、充放電制御部832は、図17Bに示す充電要求フレーム900bを生成してもよい。充電要求フレーム900bは、送信元アドレス910bと、宛先アドレス920bと、機器種別930bと、制御内容940bとを含む。
充電要求フレーム900bは、図17Aの充電要求フレーム900aと比較して、制御内容が異なっている。すなわち、充電要求フレーム900bの制御内容940bには、充電を開始する旨の指示が格納されている。
したがって、図17Bに示す充電要求フレーム900bを受信した蓄電池36は、直ちに充電を開始する。なお、充電の停止は、例えば、コントローラ800によって制御される。具体的には、充放電制御部832が蓄電池36の充電時間を監視し、120分後に充電停止を指示する制御フレームを生成し、蓄電池36に送信する。
このように、充電要求フレーム900bは、蓄電池36がスケジューリングなどの複雑な制御を実施できない場合に有効である。
つまり、充放電制御部832は、現在時刻が充電時間帯の開始時刻(例えば、10:00)に達するまで、コントローラ800が有するタイマなどを用いて時間を管理する。そして、充放電制御部832は、現在時刻が充電開始時刻に達した時に、図17Bに示すような充電要求フレーム900b(あるいは、図17Aに示す充電要求フレーム900a)を送信する。そして、蓄電池36は、充電要求フレーム900bの制御内容940bに基づいて充電を開始する。
なお、充放電制御部832は、より複雑な指示を制御内容に格納した充電要求フレームを生成してもよい。例えば、充放電制御部832は、充電の開始時刻と終了時刻とを含む指示、又は、充電する電力量の指示などを制御内容として、充電要求フレームに格納してもよい。
次に、充電要求フレームの送信後、制御部820は、受信した図10の電気料金表500から、放電時間帯を決定する(S707)。放電時間帯は、例えば、実施の形態1の削減時間帯と同じである。
放電時間帯が決定されない場合(S708でNo)、高い電気料金の時間帯がないことになるため、処理の最初に戻る(S401に戻る)。放電時間帯が決定された場合(S708でYes)、充放電制御部832は、放電を指示する放電要求フレームを生成し、第2通信部140を介して、内部ネットワーク40に接続された蓄電池36に送信する(S709)。
なお、放電要求フレームは、図17Aの充電要求フレームと同様に、送信元アドレスと、宛先アドレスと、機器種別と、制御内容とを含む。送信元アドレス、宛先アドレス及び聞き種別は、図17Aに示す送信元アドレス910a、宛先アドレス920a、機器種別930aと同様である。制御内容は、放電開始を示す内容が格納される。
放電要求フレームを受信した蓄電池36は、放電要求フレームの制御内容に基づいて、放電の処理を行う。蓄電池36は、蓄えた電力を全て放電してしまった場合、放電不可信号をコントローラ800へ送信する。
コントローラ800の充放電制御部832が、第2通信部140を介して、放電不可信号を受信した場合(S710でYes)、負荷制御部131は、実施の形態1と同様の方法で負荷32〜35に対する制御を行う(S404〜S410)。
以上に示すように、本実施の形態に係る家電機器制御装置によれば、電力価格が安い時間帯に蓄電池36に充電し、電力価格が高い時間帯には蓄電池36が放電して、負荷32〜35の電力消費を賄うことで、需要家の利便性を損なうことなく、かつ、経済的なエネルギー利用が可能になる。
以上、本発明に係る家電機器制御装置及び家電機器制御方法について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を当該実施の形態に施したものや、異なる実施の形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、本発明の範囲内に含まれる。
例えば、上記実施の形態では、図11に示すように、予測部160は、電気料金表に記載された全ての時間帯について予測消費電力量を算出したが、制御部120が決定した削減時間帯のみに対応する予測消費電力量を算出してもよい。
また、制御部820は、削減時間帯と同じ時間帯を放電時間帯として決定したが、異なる時間帯を放電時間帯としてもよい。例えば、制御部820は、削減時間帯を決定するための第1閾値とは異なる第3閾値以上の時間帯を放電時間帯として決定してもよい。例えば、設定部850は、第3閾値を、充電時間帯を決定するための第2閾値より大きく、第1閾値より小さい値に設定する。この場合、電気料金が安い時間帯に充電された電力を利用して、家電機器の制御を行わずに家電機器の本来の目的を達成することができる。
また、制御部120又は820は、設定部150によって受け付けられた閾値を用いて、削減時間帯、充電時間帯、又は放電時間帯を決定したが、これには限られない。例えば、制御部120又は820は、電気料金表500が示す電気料金520の平均値を閾値として用いてもよい。
あるいは、制御部120又は820は、電気料金表500において電気料金520が高い時間帯からいくつかの時間帯(例えば、3つの時間帯)を削減時間帯又は放電時間帯として決定してもよい。また、制御部820は、電気料金表500において電気料金520が低い時間帯からいくつかの時間帯(例えば、3つの時間帯)を充電時間帯として決定してもよい。
また、制御部820は、充電時間帯と放電時間帯とのいずれか一方のみを決定してもよい。充電時間帯のみを決定した場合であっても、電気料金が安い時間帯での充電ができるので、経済的な制御を行うことができる。また、放電時間帯のみを決定した場合であっても、電気料金が高い時間帯での放電ができるので、経済的な制御を行うことができる。
なお、本発明は、上述したように、家電機器制御装置及び家電機器制御方法として実現できるだけではなく、本実施の形態の家電機器制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムとして実現してもよい。また、当該プログラムを記録するコンピュータ読み取り可能なCD−ROMなどの記録媒体として実現してもよい。さらに、当該プログラムを示す情報、データ又は信号として実現してもよい。そして、これらプログラム、情報、データ及び信号は、インターネットなどの通信ネットワークを介して配信されてもよい。
また、本発明は、家電機器制御装置を構成する構成要素の一部又は全部を、1個のシステムLSI(Large Scale Integration)から構成してもよい。システムLSIは、複数の構成部を1個のチップ上に集積して製造された超多機能LSIであり、具体的には、マイクロプロセッサ、ROM及びRAMなどを含んで構成されるコンピュータシステムである。
本発明に係る家電機器制御装置は、変動する電力価格に対応して、利便性を損なうことなく家電機器を制御することができるという効果を奏し、HEMS(Home Energy Management System)等の家電機器制御システムに利用することができる。
10 管理サーバ
20 外部ネットワーク
30 需要家
31 分電盤
32、33、34、35 負荷
36 蓄電池
40 内部ネットワーク
50 電力線
110 第1通信部
120、820 制御部
130、830 コマンド生成部
131 負荷制御部
140 第2通信部
150、850 設定部
160 予測部
170 履歴保持部
180 管理部
190 ID保持部
200 機器通知要求フレーム
210、310、710a、710b、710c、710d、910a、910b 送信元アドレス
220、320、720a、720b、720c、720d、920a、920b 宛先アドレス
230、330、410、730a、730b、730c、730d、930a、930b 機器種別
300 機器通知応答フレーム
340、430、740a、740b、740c、740d 機器分類
350、440 制御可能内容
400 家電機器テーブル
420 アドレス
500 電気料金表
510、610 時間帯
520 電気料金
600a、600b、600c、600d 需要予測表
620 予測消費電力量
630 優先度
700a、700b、700c、700d 制御フレーム
750a、750b、750c、750d、940a、940b 制御内容
832 充放電制御部
900a、900b 充電要求フレーム
1000 機器制御装置
1001 家電機器

Claims (14)

  1. 内部ネットワークに接続された1つ以上の家電機器を制御する家電機器制御装置であって、
    外部ネットワークに接続されたサーバと通信する第1通信部と、
    前記家電機器と通信する第2通信部と、
    前記第1通信部を介して、時間帯と電気料金とが対応付けられた、所定のタイミングで更新される電気料金表を前記サーバから取得し、取得した電気料金表に基づいて、前記家電機器の消費電力を削減すべき削減時間帯を決定する制御部と、
    前記削減時間帯における前記家電機器の消費電力を削減するための動作を制御するための制御コマンドを生成し、生成した制御コマンドを、前記第2通信部を介して前記家電機器に送信するコマンド生成部とを備える
    家電機器制御装置。
  2. 前記家電機器制御装置は、さらに、
    前記第2通信部を介して、前記家電機器から、前記家電機器毎の処理可能な制御内容を示す制御内容情報を取得し、前記家電機器と前記制御内容情報とが対応付けられた家電機器テーブルを管理する管理部を備え、
    前記コマンド生成部は、前記家電機器テーブルを参照することで、前記削減時間帯において制御すべき対象家電機器と当該対象家電機器の制御内容とを決定し、決定した制御内容を前記対象家電機器に実行させるための前記制御コマンドを生成する
    請求項1記載の家電機器制御装置。
  3. 前記制御部は、前記電気料金表を参照し、予め定められた第1閾値以上の電気料金に対応する時間帯を前記削減時間帯として決定する
    請求項1又は2記載の家電機器制御装置。
  4. 前記家電機器制御装置は、さらに、
    前記第1閾値の入力を受け付ける入力部を備え、
    前記制御部は、前記入力部によって受け付けられた第1閾値以上の電気料金に対応する時間帯を前記削減時間帯として決定する
    請求項3記載の家電機器制御装置。
  5. 前記コマンド生成部は、前記家電機器の電源をオン又はオフするための第1制御コマンドを前記制御コマンドとして生成する
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の家電機器制御装置。
  6. 前記コマンド生成部は、前記家電機器の動作モードを変更するための第2制御コマンドを前記制御コマンドとして生成する
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の家電機器制御装置。
  7. 前記コマンド生成部は、前記家電機器の動作スケジュールを指示する第3制御コマンドを前記制御コマンドとして生成する
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の家電機器制御装置。
  8. 前記コマンド生成部は、前記家電機器が削減すべき消費電力量を指示する第4制御コマンドを前記制御コマンドとして生成する
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の家電機器制御装置。
  9. 前記家電機器制御装置は、さらに、
    前記第2通信部を介して、前記家電機器から、前記家電機器毎の過去の消費電力量を取得し、取得した過去の消費電力量を保持する履歴保持部と、
    前記履歴保持部に保持された過去の消費電力量に基づいて、将来の消費電力量を前記家電機器毎に予測する予測部とを備え、
    前記コマンド生成部は、前記将来の消費電力量に基づいて前記制御コマンドを生成する
    請求項1〜8のいずれか1項に記載の家電機器制御装置。
  10. 前記1つ以上の家電機器は、充電及び放電を行うことができる蓄電装置を含み、
    前記制御部は、さらに、前記電気料金表に基づいて、前記蓄電装置に電力を充電すべき充電時間帯と、前記蓄電装置から電力を放電すべき放電時間帯との少なくとも一方を決定し、
    前記コマンド生成部は、さらに、前記充電時間帯において前記蓄電装置に電力の充電を行わせるための充電コマンド、及び、前記放電時間帯において前記蓄電装置に電力の放電を行わせるための放電コマンドの少なくとも一方を生成し、生成した前記充電コマンド及び前記放電コマンドの少なくとも一方を、前記第2通信部を介して、前記蓄電装置に送信する
    請求項1〜9のいずれか1項に記載の家電機器制御装置。
  11. 前記制御部は、前記電気料金表を参照し、予め定められた第2閾値以下の電気料金に対応する時間帯を前記充電時間帯として決定する
    請求項10記載の家電機器制御装置。
  12. 前記制御部は、前記電気料金表を参照し、予め定められた第3閾値以上の電気料金に対応する時間帯を前記放電時間帯として決定する
    請求項10又は11記載の家電機器制御装置。
  13. 請求項1〜12のいずれか1項に記載の家電機器制御装置と、
    前記1つ以上の家電機器と、
    前記電気料金表を保持する前記サーバとを備える
    家電機器制御システム。
  14. 内部ネットワークに接続された1つ以上の家電機器を制御する家電機器制御方法であって、
    時間帯と電気料金とが対応付けられた、所定のタイミングで更新される電気料金表を、外部ネットワークに接続されたサーバから取得し、
    取得した電気料金表に基づいて、前記家電機器の消費電力を削減すべき削減時間帯を決定し、
    前記削減時間帯における前記家電機器の消費電力を削減するための動作を制御するための制御コマンドを生成し、生成した制御コマンドを前記家電機器に送信する
    家電機器制御方法。
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