JP2016082605A - 管理装置及び管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 スマートメータでカウントされる時刻を基準として特定される時刻と管理装置でカウントされる時刻を基準として特定される時刻との同期が取れていない環境下において、ユーザの違和感を軽減することを可能とする管理装置及び管理方法を提供する。
【解決手段】 EMS200(制御部240)は、集計時刻と受信時刻との差異が所定閾値以上である場合に、受信時刻(すなわち、EMS200でカウントされる時刻を基準として特定される時刻)に従って積算値を管理する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、電力系統から需要家施設に供給される電力を示す電力情報を管理する管理装置及び管理方法に関する。
近年、需要家施設に設けられる機器の電力を管理する電力管理システム(EMS:Energy Management System)が注目を浴びている(例えば、特許文献1)。このような電力管理システムでは、機器の電力を管理する管理装置が設けられる。
管理装置としては、住宅に設けられるHEMS(HOME Energy Management System)、ビルに設けられるBEMS(Building Energy Management System)、工場に設けられるFEMS(Factory Energy Management System)、店舗にSEMS(Store Energy Management System)等が挙げられる。
このようなケースにおいて、電力系統から需要家施設に供給される電力を測定するメータとして、通信機能を有するスマートメータの導入が検討されている。スマートメータは、電力系統から需要家施設に供給された電力を一定期間毎に集計した値である積算値を、積算値が集計された時刻を示す集計時刻とともに管理装置に送信する機能を有する。
特開2010−128810号公報
上述したスマートメータは、電力会社等が提供する機器であり、スマートメータによって計測される電力は、ユーザに対する課金等に用いられる情報である。このような背景下において、電力会社等が提供する装置ではない管理装置がスマートメータの設定を変更することは禁止される。従って、スマートメータでカウントされる時刻と管理装置でカウントされる時刻との同期を取ることができない。
ところで、管理装置は、管理装置でカウントされる時刻に基づいて各種情報を提供しているため、ユーザは、管理装置でカウントされる時刻を基準にして各種情報を把握している。従って、スマートメータでカウントされる時刻と管理装置でカウントされる時刻との間にズレがあるケースにおいて、スマートメータでカウントされる時刻を基準として積算値を管理装置がユーザに提供してしまうと、ユーザが違和感を持つ懸念がある。
そこで、本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、スマートメータでカウントされる時刻を基準として特定される時刻と管理装置でカウントされる時刻を基準として特定される時刻との同期が取れていない環境下において、ユーザの違和感を軽減することを可能とする管理装置及び管理方法を提供することを目的とする。
第1の特徴は、電力系統から需要家施設に供給される電力を示す電力情報を管理する管理装置であって、前記電力系統から前記需要家施設に供給される電力を測定するスマートメータから、前記電力系統から前記需要家施設に供給された電力を一定期間毎に集計した値である積算値を、前記積算値が集計された時刻を示す集計時刻とともに受信する受信部と、前記スマートメータから受信する前記積算値を管理する管理部とを備え、前記管理部は、前記集計時刻と前記積算値を受信した時刻を示す受信時刻との差異が所定閾値以上である場合に、前記受信時刻に従って前記積算値を管理し、前記集計時刻は、前記スマートメータでカウントされる時刻を基準として特定される時刻であり、前記受信時刻は、前記管理装置でカウントされる時刻を基準として特定される時刻であることを要旨とする。
第2の特徴は、第1の特徴において、前記管理部は、前記受信時刻と前記集計時刻との差異が所定閾値未満である場合に、前記集計時刻に従って前記積算値を管理することを要旨とする。
第3の特徴は、第1の特徴において、前記管理装置は、前記積算値の送信要求を前記スマートメータに送信する送信部を備え、前記受信部は、前記一定期間の経過によって前記積算値が更新された旨を示す状態遷移通知を前記スマートメータから受信し、前記送信部は、前記状態遷移通知に応じて、前記送信要求を前記スマートメータに送信し、前記管理部は、前記送信要求に応じて返信された前記積算値を管理することを要旨とする。
第4の特徴は、第1の特徴において、前記管理装置は、前記積算値の送信要求を前記一定期間よりも短い間隔で周期的に前記スマートメータに送信する送信部を備え、前記管理部は、前記送信要求に応じて前記積算値とともに返信される前記集計時刻が更新された場合に、新たな集計時刻とともに受信する前記積算値を管理することを要旨とする。
第5の特徴は、第1の特徴において、前記管理装置は、前記管理部によって管理される前記積算値に関する情報をディスプレイに出力する出力部を備えることを要旨とする。
第6の特徴は、電力系統から需要家施設に供給される電力を示す電力情報を管理する管理方法であって、前記電力系統から前記需要家施設に供給される電力を測定するスマートメータから、前記電力系統から前記需要家施設に供給された電力を一定期間毎に集計した値である積算値を、前記積算値が集計された時刻を示す集計時刻とともに受信するステップAと、前記スマートメータから受信する前記積算値を管理するステップBとを備え、前記ステップBは、前記集計時刻と前記積算値を受信した時刻を示す受信時刻との差異が所定閾値以上である場合に、前記受信時刻に従って前記積算値を管理するステップを含み、前記集計時刻は、前記スマートメータでカウントされる時刻を基準として特定される時刻であり、前記受信時刻は、前記管理装置でカウントされる時刻を基準として特定される時刻であることを要旨とする。
本発明によれば、スマートメータでカウントされる時刻を基準として特定される時刻と管理装置でカウントされる時刻を基準として特定される時刻との同期が取れていない環境下において、ユーザの違和感を軽減することを可能とする管理装置及び管理方法を提供することができる。
図1は、第1実施形態に係る需要家施設10を示す図である。 図2は、第1実施形態に係るスマートメータ300を示す図である。 図3は、第1実施形態に係るEMS200を示す図である。 図4は、第1実施形態に係るEMS200で管理される情報を示す図である。 図5は、第1実施形態に係る管理方法を示す図である。 図6は、第1実施形態に係る管理方法を示す図である。 図7は、変更例1に係る管理方法を示す図である。
以下において、本発明の実施形態に係る管理装置について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。
ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。従って、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
[実施形態の概要]
実施形態に係る管理装置は、電力系統から需要家施設に供給される電力を示す電力情報を管理する。管理装置は、前記電力系統から前記需要家施設に供給される電力を測定するスマートメータから、前記電力系統から前記需要家施設に供給された電力を一定期間毎に集計した値である積算値を、前記積算値が集計された時刻を示す集計時刻とともに受信する受信部と、前記スマートメータから受信する前記積算値を管理する管理部とを備える。前記管理部は、前記集計時刻と前記積算値を受信した時刻を示す受信時刻との差異が所定閾値以上である場合に、前記受信時刻に従って前記積算値を管理する。前記集計時刻は、前記スマートメータでカウントされる時刻を基準として特定される時刻である。前記受信時刻は、前記管理装置でカウントされる時刻を基準として特定される時刻である。
実施形態では、管理部は、集計時刻と受信時刻との差異が所定閾値以上である場合に、受信時刻(すなわち、管理装置でカウントされる時刻を基準として特定される時刻)に従って積算値を管理する。従って、スマートメータでカウントされる時刻を基準として特定される時刻と管理装置でカウントされる時刻を基準として特定される時刻との同期が取れていない環境下において、ユーザの違和感を軽減することができる。
[第1実施形態]
(需要家施設)
以下において、第1実施形態に係る需要家施設について説明する。図1は、第1実施形態に係る需要家施設10の詳細を示す図である。
図1に示すように、需要家施設10は、分電盤110と、負荷120と、PVユニット130と、蓄電池ユニット140と、燃料電池ユニット150と、貯湯ユニット160とを有する。需要家施設10は、これらに加えて、EMS200と、スマートメータ300とを有する。但し、スマートメータ300及びEMS200は、需要家施設10の建物内に設けられる必要はないことに留意すべきである。
分電盤110は、電力系統400に接続されている。分電盤110は、電力線を介して、負荷120、PVユニット130、蓄電池ユニット140及び燃料電池ユニット150に接続されている。
負荷120は、電力線を介して供給される電力を消費する装置である。例えば、負荷120は、冷蔵庫、照明、エアコン、テレビなどの装置を含む。負荷120は、単数の装置であってもよく、複数の装置を含んでもよい。
PVユニット130は、PV131と、PCS132とを有する。PV131は、太陽光の受光に応じて発電を行う装置である。PV131は、発電されたDC電力を出力する。PV131の発電量は、PV131に照射される日射量に応じて変化する。PCS132は、PV131から出力されたDC電力をAC電力に変換する装置(Power Conditioning System)である。PCS132は、電力線を介してAC電力を分電盤110に出力する。
PVユニット130は、PV131に照射される日射量を測定する日射計を有していてもよい。
PVユニット130は、MPPT(Maximum Power Point Tracking)法によって制御される。詳細には、PVユニット130は、PV131の動作点(動作点電圧値及び電力値によって定まる点、又は、動作点電圧値と電流値とによって定まる点)を最適化する。
蓄電池ユニット140は、蓄電池141と、PCS142とを有する。蓄電池141は、電力を蓄積する装置である。PCS142は、蓄電池141から出力されたDC電力をAC電力に変換する装置(Power Conditioning System)である。
燃料電池ユニット150は、燃料電池151と、PCS152とを有する。燃料電池151は、燃料ガスを利用して電力を生成する装置である。PCS152は、燃料電池151から出力されたDC電力をAC電力に変換する装置(Power Conditioning System)である。
燃料電池ユニット150は、負荷追従制御によって動作する。詳細には、燃料電池ユニット150は、燃料電池151から出力される電力が負荷120の消費電力に追従するように燃料電池151を制御する。
貯湯ユニット160は、電力を熱に変換して、熱を蓄積する。具体的には、貯湯ユニット160は、貯湯槽を有しており、燃料電池151の運転(発電)によって生じる排熱によって、貯湯槽から供給される水を温める。詳細には、貯湯ユニット160は、貯湯槽から供給される水を温めて、温められた湯を貯湯槽に還流する。
EMS200は、電力系統400から需要家施設10に供給される電力を示す電力情報を管理する管理装置の一例である。
具体的には、EMS200は、負荷120、PVユニット130、蓄電池ユニット140、燃料電池ユニット150及び貯湯ユニット160に信号線を介して接続されており、負荷120、PVユニット130、蓄電池ユニット140、燃料電池ユニット150及び貯湯ユニット160を制御する。EMS200は、負荷120の動作モードを制御することによって、負荷120の消費電力を制御してもよい。EMS200と機器とを接続する信号線は、無線であってもよく、有線であってもよい。
第1実施形態において、EMS200は、スマートメータ300に信号線を介して接続されており、スマートメータ300と通信を行う。EMS200とスマートメータ300とを接続する信号線は、無線であってもよく、有線であってもよい。
スマートメータ300は、電力系統400から需要家施設10に供給される電力を測定する。例えば、スマートメータ300は、分電盤110よりも電力系統400側において電力線に接続されており、電力線を流れる電力の量を測定する。ここで、スマートメータ300は、電力系統400から需要家施設10に供給される電力に対する課金を行うための機器であることに留意すべきである。
第1実施形態において、スマートメータ300は、電力系統400から需要家施設10に供給された電力を一定期間(例えば、30分)毎に集計した値である積算値をEMS200に送信する。スマートメータ300は、積算値が集計された時刻を示す集計時刻を積算値とともにEMS200に送信する。集計時刻は、スマートメータ300でカウントされる時刻を基準として特定される時刻であることに留意すべきである。
(スマートメータ)
以下において、第1実施形態に係るスマートメータについて説明する。図2は、第1実施形態に係るスマートメータ300を示す図である。
図2に示すように、スマートメータ300は、通信部310と、計測部320と、時刻カウンタ330と、制御部340とを有する。
通信部310は、通信モジュールによって構成されており、EMS200と通信を行う。具体的には、通信部310は、上述した積算値とともに集計時刻をEMS200に送信する。
第1実施形態において、通信部310は、後述するように、一定期間の経過によって積算値が更新された旨を示す状態遷移通知をEMS200に送信する。通信部310は、積算値の送信要求をEMS200から受信する。通信部310は、積算値の送信要求に応じて、積算値とともに集計時刻をEMS200に送信する。
計測部320は、電力系統400から需要家施設10に供給される電力を測定する。
時刻カウンタ330は、クロック発信器等によって構成されており、カウントアップ又はカウントダウンによって時刻をカウントする。上述した集計時刻は、スマートメータ300(時刻カウンタ330)でカウントされる時刻を基準として特定される時刻であることに留意すべきである。
制御部340は、CPU及びメモリによって構成されており、スマートメータ300を制御する。具体的には、制御部340は、計測部320によって計測された電力を一定期間(例えば、30分)毎に集計する。制御部340は、積算値及び集計時刻の送信を通信部310に指示する。
第1実施形態において、制御部340は、一定期間(例えば、30分)が経過すると、一定期間の経過によって積算値が更新された旨を示す状態遷移通知の送信を通信部310に指示する。通信部310は、制御部340の指示に応じて、状態遷移通知をEMS200に送信する。
続いて、制御部340は、積算値の送信要求に応じて、積算値及び集計時刻の送信を通信部310に指示する。通信部310は、積算値とともに集計時刻をEMS200に送信する。
(管理装置)
以下において、第1実施形態に係る管理装置について説明する。図3は、第1実施形態に係るEMS200を示す図である。
図3に示すように、EMS200は、通信部210と、提供部220と、時刻カウンタ230と、制御部240とを有する。
通信部210は、通信モジュールによって構成されており、信号線を介して接続された機器と通信を行う。同様に、通信部210は、信号線を介して接続されたスマートメータ300と通信を行う。具体的には、通信部210は、上述した積算値とともに集計時刻をスマートメータ300から受信する。
第1実施形態において、通信部210は、状態遷移通知をスマートメータ300から受信する。通信部210は、状態遷移通知に応じて、積算値の送信要求をスマートメータ300に送信する。
提供部220は、ディスプレイ又はスピーカなどのユーザインタフェースによって構成されており、各種情報をユーザに提供する。提供部220は、原則として、EMS200(時刻カウンタ230)でカウントされる時刻を基準として特定される時刻に従って各種情報をユーザに提供することに留意すべきである。各種情報は、例えば、現在時刻を示す時刻情報、所定期間(例えば、6時間、1日、1週間、1ヶ月等)において電力系統400から需要家施設10に供給される電力を示す電力情報である。電力情報は、スマートメータ300から受信する積算値の集計によって得られる。
第1実施形態において、提供部220は、制御部240によって管理される積算値に関する情報をディスプレイに出力する出力部を構成することに留意すべきである。積算値に関する情報は、例えば、制御部240によって管理される積算値及び積算値を管理する時刻を含むことが好ましい。
時刻カウンタ230は、クロック発信器等によって構成されており、カウントアップ又はカウントダウンによって時刻をカウントする。
制御部240は、CPU及びメモリによって構成されており、EMS200を制御する。具体的には、制御部240は、スマートメータ300から受信する積算値を管理する。制御部240によって管理される積算値は、提供部220によってユーザに提供される。
第1実施形態において、制御部240は、集計時刻と積算値を受信した時刻を示す受信時刻との差異が所定閾値(例えば、3分)以上である場合に、受信時刻に従って積算値を管理する。ここで、受信時刻は、EMS200(時刻カウンタ230)でカウントされる時刻を基準として特定される時刻であることに留意すべきである。一方で、制御部240は、受信時刻と集計時刻との差異が所定閾値(例えば、3分)未満である場合に、集計時刻に従って積算値を管理する。
詳細には、制御部240は、例えば、図4に示す情報を管理する。具体的には、図4に示すように、制御部240は、積算値と対応付けて管理時刻を管理する。管理時刻とは、EMS200において積算値と対応付けられた時刻であり、スマートメータ300から受信する積算値の集計に用いる時刻である。
図4に示すように、A期間においては、集計時刻と受信時刻との差異が所定閾値(例えば、3分)未満であるため、制御部240は、管理時刻として集計時刻を用いる。一方で、B期間においては、集計時刻と受信時刻との差異が所定閾値(例えば、3分)以上であるため、制御部240は、管理時刻として受信時刻を用いる。さらに、C期間においては、集計時刻と受信時刻との差異が所定閾値(例えば、3分)未満であるため、制御部240は、管理時刻として集計時刻を用いる。
第1に、EMS200(時刻カウンタ230)でカウントされる時刻を基準として特定される時刻が13:59分時点において提供部220から電力情報を提供するケースについて考える。このようなケースにおいては、n+1番目の積算値の管理時刻として集計時刻(すなわち、14:00)を用いても、集計時刻と受信時刻との差異が小さいため、ユーザに対して違和感を与える可能性が低い。
第2に、EMS200(時刻カウンタ230)でカウントされる時刻を基準として特定される時刻が16:25分時点において提供部220から電力情報を提供するケースについて考える。このようなケースにおいては、n+6番目の積算値の管理時刻として集計時刻(すなわち、16:30)を用いると、集計時刻と受信時刻との差異が大きいため、ユーザに対して違和感を与える可能性が高い。特に、n+6番目の積算値の集計時刻(すなわち、16:30)は、EMS200(時刻カウンタ230)でカウントされる時刻を基準として特定される時刻(すなわち、16:25分)よりも未来の時刻であるため、ユーザに対して違和感を与える可能性が高いと考えられる。従って、上述したように、制御部240は、管理時刻として受信時刻を用いることによって、ユーザに与える違和感を軽減している。
但し、電力系統400から需要家施設10に供給される電力に対する課金は、スマートメータ300(時刻カウンタ330)でカウントされる時刻を基準として行われる。このような観点から、本来であれば、スマートメータ300(時刻カウンタ330)でカウントされる時刻を基準として特定される時刻(すなわち、集計時刻)に従って積算値を管理することが好ましい。従って、制御部240は、B期間においては、管理時刻及び積算値と対応付けて集計時刻を管理することが好ましい。
第3に、EMS200(時刻カウンタ230)でカウントされる時刻を基準として特定される時刻が17:29分時点において提供部220から電力情報を提供するケースについて考える。このようなケースにおいては、n+7〜n+8番目の積算値の管理時刻として集計時刻を用いることが好ましい。さらには、B期間における積算値(すなわち、n+2〜n+6番目の積算値)の管理時刻として集計時刻を用いることが好ましい。従って、制御部240は、過去に遡ってB期間における積算値(すなわち、n+2〜n+6番目の積算値)の管理時刻を受信時刻から集計時刻に書き換えることが好ましい。
ここで、図4においては、説明の便宜上、A期間及びC期間においても、管理時刻及び積算値と受信時刻が対応付けられているが、制御部240は、A期間及びC期間において受信時刻を管理する必要はないことに留意すべきである。但し、制御部240は、A期間及びC期間において管理時刻及び積算値と対応付けて受信時刻を管理してもよい。
(管理方法)
以下において、第1実施形態に係る管理方法について説明する。図5及び図6は、第1実施形態に係る管理方法を示す図である。
図5に示すように、ステップS10Aにおいて、スマートメータ300は、一定期間の経過によって積算値が更新された旨を示す状態遷移通知をEMS200に送信する。
ステップS20Aにおいて、EMS200は、状態遷移通知に応じて、積算値の送信要求(図5では、GETコマンド)をスマートメータ300に送信する。
ステップS30Aにおいて、スマートメータ300は、積算値の送信要求に応じて、積算値とともに集計時刻をEMS200に送信する。
ステップS40Aにおいて、EMS200は、スマートメータ300から受信する積算値を管理する。
ステップS10B〜ステップS40Bは、ステップS10A〜ステップ40Aと同様の処理である。すなわち、状態遷移通知の送信から積算値の管理までの処理は一定期間(例えば、30分)毎に繰り返される。
ここで、ステップS40A(又は、ステップS40B)の処理の詳細は、図6に示す通りである。
具体的には、図6に示すように、ステップS41において、EMS200は、スマートメータ300から積算値とともに受信する集計時刻を取得する。
ステップS42において、EMS200は、時刻カウンタ230でカウントされる時刻を基準として特定される時刻に従って積算値の受信時刻を取得する。
ステップS43において、EMS200は、集計時刻と受信時刻との差異が所定閾値以上であるか否かを判定する。EMS200は、判定結果がYESである場合に、ステップS44の処理に移る。一方で、EMS200は、判定結果がNOである場合に、ステップS45の処理に移る。
ステップS44において、EMS200は、積算値の管理時刻として受信時刻を用いる(例えば、図4に示すB期間を参照)。ここで、EMS200は、管理時刻及び積算値と対応付けて集計時刻を管理することが好ましい。
ステップS45において、EMS200は、積算値の管理時刻として受信時刻を用いる(例えば、図4に示すA期間及びC期間を参照)。
以上説明したように、第1実施形態では、EMS200(制御部240)は、集計時刻と受信時刻との差異が所定閾値以上である場合に、受信時刻(すなわち、EMS200でカウントされる時刻を基準として特定される時刻)に従って積算値を管理する。従って、スマートメータ300でカウントされる時刻を基準として特定される時刻とEMS200でカウントされる時刻を基準として特定される時刻との同期が取れていない環境下において、ユーザの違和感を軽減することができる。
一方で、EMS200(制御部240)は、集計時刻と受信時刻との差異が所定閾値未満である場合に、集計時刻(すなわち、スマートメータ300でカウントされる時刻を基準として特定される時刻)に従って積算値を管理する。従って、電力系統400から需要家施設10に供給される電力に対する課金状況を示す情報として適切な情報をユーザに提供することができる。
[変更例1]
以下において、第1実施形態の変更例1について説明する。以下においては、第1実施形態に対する相違点について主として説明する。
具体的には、第1実施形態では、スマートメータ300は、一定期間の経過によって積算値が更新された旨を示す状態遷移通知をEMS200に送信する。一方で、変更例1では、スマートメータ300は、このような機能を有していない。
従って、EMS200(通信部210)は、積算値の送信要求を一定期間(例えば、30分)よりも短い間隔(例えば、1分)で周期的にスマートメータ300に送信する。EMS200(制御部240)は、送信要求に応じて積算値とともに返信される集計時刻が更新された場合に、新たな集計時刻とともに受信する積算値を管理する。積算値の送信要求を送信する間隔(要求間隔)は、一定であってもよく、不定であってもよい。
具体的には、図7に示すように、ステップS110において、EMS200は、積算値の送信要求(図7では、GETコマンド)をスマートメータ300に送信する。
ステップS120において、スマートメータ300は、積算値の送信要求に応じて、積算値とともに集計時刻をEMS200に送信する。
ステップSS110〜ステップS120、ステップSS110〜ステップS120、ステップSS110n+1〜ステップS120n+1は、ステップSS110〜ステップS120と同様の処理である。すなわち、積算値の送信要求から積算値及び集計時刻の受信までの処理は要求間隔(例えば、1分)毎に繰り返される。
ここで、ステップS130において、EMS200は、ステップS120n+1でスマートメータ300から返信される集計時刻が更新されているため、ステップS120n+1でスマートメータ300から新たな集計時刻とともに受信する積算値を新たな積算値として管理する。すなわち、EMS200は、積算値とともに返信される集計時刻の更新によって、スマートメータ300でカウントされる時刻を基準として一定期間(例えば、30分)が経過した旨を検出する。
[その他の実施形態]
本発明は上述した実施形態によって説明したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、この発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
実施形態では、積算値の集計時刻がEMS200(時刻カウンタ230)でカウントされる時刻を基準として特定される時刻よりも未来の時刻であるケースにおいてユーザに与える違和感について主として説明した(図4に示すB期間を参照)。但し、実施形態は、これに限定されるものではない。積算値の集計時刻がEMS200(時刻カウンタ230)でカウントされる時刻を基準として特定される時刻よりも過去の時刻であるケースにおいてもユーザに対して違和感を与える可能性があることに留意すべきである。
実施形態では特に触れていないが、EMS200とスマートメータ300との間の通信は、ECHONET Lite方式に準拠することが好ましい。但し、EMS200とスマートメータ300との間の通信は、他の通信プロトコルに準拠していてもよい。
実施形態では特に触れていないが、EMS200は、需要家施設10に設けられるホームサーバであってもよい。或いは、EMS200は、スマートフォンに代表されるユーザ端末であってもよい。
実施形態では提供部220は、ディスプレイ又はスピーカなどのユーザインタフェースによって構成されるが、実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、スマートフォンに代表されるユーザ端末とEMS200とが別々の装置である場合において、提供部220は、制御部240によって管理される積算値に関する情報をユーザ端末のディスプレイに出力する出力部を構成してもよい。このようなケースにおいて、提供部220は、ユーザ端末に対して情報を送信する機能を有する通信モジュールによって構成される。
実施形態では、管理装置がEMS200であるケースを例示した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。管理装置は、BEMS(Building Energy Management System)に設けられていてもよく、FEMS(Factory Energy Management System)に設けられていてもよく、SEMS(Store Energy Management System)に設けられていてもよい。
10…需要家施設、110…分電盤、120…負荷、130…PVユニット、131…PV、132…PCS、140…蓄電池ユニット、141…蓄電池、142…PCS、150…燃料電池ユニット、151…燃料電池、152…PCS、160…貯湯ユニット、200…EMS、210…通信部、220…提供部、230…時刻カウンタ、240…制御部、300…スマートメータ、310…通信部、320…計測部、330…時刻カウンタ、340…制御部、400…電力系統

Claims (6)

  1. 電力系統から需要家施設に供給される電力を示す電力情報を管理する管理装置であって、
    前記電力系統から前記需要家施設に供給される電力を測定するスマートメータから、前記電力系統から前記需要家施設に供給された電力を一定期間毎に集計した値である積算値を、前記積算値が集計された時刻を示す集計時刻とともに受信する受信部と、
    前記スマートメータから受信する前記積算値を管理する管理部とを備え、
    前記管理部は、前記集計時刻と前記積算値を受信した時刻を示す受信時刻との差異が所定閾値以上である場合に、前記受信時刻に従って前記積算値を管理し、
    前記集計時刻は、前記スマートメータでカウントされる時刻を基準として特定される時刻であり、
    前記受信時刻は、前記管理装置でカウントされる時刻を基準として特定される時刻であることを特徴とする管理装置。
  2. 前記管理部は、前記受信時刻と前記集計時刻との差異が所定閾値未満である場合に、前記集計時刻に従って前記積算値を管理することを特徴とする請求項1に記載の管理装置。
  3. 前記積算値の送信要求を前記スマートメータに送信する送信部を備え、
    前記受信部は、前記一定期間の経過によって前記積算値が更新された旨を示す状態遷移通知を前記スマートメータから受信し、
    前記送信部は、前記状態遷移通知に応じて、前記送信要求を前記スマートメータに送信し、
    前記管理部は、前記送信要求に応じて返信された前記積算値を管理することを特徴とする請求項1に記載の管理装置。
  4. 前記積算値の送信要求を前記一定期間よりも短い間隔で周期的に前記スマートメータに送信する送信部を備え、
    前記管理部は、前記送信要求に応じて前記積算値とともに返信される前記集計時刻が更新された場合に、新たな集計時刻とともに受信する前記積算値を管理することを特徴とする請求項1に記載の管理装置。
  5. 前記管理部によって管理される前記積算値に関する情報をディスプレイに出力する出力部を備えることを特徴とする請求項1に記載の管理装置。
  6. 電力系統から需要家施設に供給される電力を示す電力情報を管理する管理方法であって、
    前記電力系統から前記需要家施設に供給される電力を測定するスマートメータから、前記電力系統から前記需要家施設に供給された電力を一定期間毎に集計した値である積算値を、前記積算値が集計された時刻を示す集計時刻とともに受信するステップAと、
    前記スマートメータから受信する前記積算値を管理するステップBとを備え、
    前記ステップBは、前記集計時刻と前記積算値を受信した時刻を示す受信時刻との差異が所定閾値以上である場合に、前記受信時刻に従って前記積算値を管理するステップを含み、
    前記集計時刻は、前記スマートメータでカウントされる時刻を基準として特定される時刻であり、
    前記受信時刻は、前記管理装置でカウントされる時刻を基準として特定される時刻であることを特徴とする管理方法。
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