JP2016103890A - 電力制御装置および電力制御システム - Google Patents

電力制御装置および電力制御システム Download PDF

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Abstract

【課題】蓄電池を効率良く利用することが可能な電力制御装置、および電力制御システムを提供する。【解決手段】電力制御装置10は、蓄電池16の充放電を停止する前に測定される蓄電量および蓄電池16の充放電を停止した後に測定される蓄電量に基づいて、蓄電池16の充放電を制御可能な蓄電量における上限値および下限値の少なくとも一方を調整する。【選択図】図1

Description

本発明は、電力制御装置、および電力制御システムに関するものである。より詳細には、本発明は、蓄電池の充放電の制御および管理などを行う電力制御装置、および、このような電力制御装置と蓄電池とを含む電力制御システムに関するものである。
近年、例えば太陽電池などの発電装置および蓄電池の双方に対応して電力変換を行うパワーコンディショナ(インバータ)を含む電力制御システムの研究が進みつつある。このようなシステムは、発電装置および蓄電池のような分散型電源の出力を、系統および/または負荷に供給することにより、連系運転または自立運転を行うことができる。また、このようなシステムは、発電装置の出力を蓄電池に充電することもできる。
負荷に電力を供給する電源として蓄電池を採用する場合、蓄電池の残容量(SOC:State of Charge)を測定することにより、当該蓄電池の蓄電量を把握することができる(例えば特許文献1参照)。
特開2010−48759号公報
一般的な蓄電池は、上述したSOCのような蓄電量における上限値と下限値との間で充放電が行われるように制御する必要がある。この上限値と下限値との間で充放電を行わないと、蓄電池の保護機能が動作して、充放電が継続できなくなり得る。また、この保護機能が一旦動作すると、再び充放電を行うためには、保護機能を解除する処理を行う必要がある。
一方、蓄電池におけるSOCのような蓄電量を正確に測定する場合、蓄電池を使用していない状態、すなわち負荷が電力を消費していない状態にしてから測定を行う必要があるものがある。負荷の電力消費を頻繁に停止させることができない等の都合で、蓄電池の充放電を頻繁に停止できない場合、充電池の充放電を何度も行うと、測定されるSOCと当該蓄電池の実際のSOCとの間に誤差が生じる場合がある。このような場合、誤差を含むSOCを基準として蓄電池の充放電を繰り返すと、測定されるSOCと実際のSOCとの誤差はさらに大きくなり得る。
このような誤差が生じたまま蓄電池の充放電制御を行うと、適切な充放電制御ができないため、蓄電池を効率良く利用することができなくなる。例えば、上述のような測定される蓄電量の上限値または下限値に誤差が含まれると、本来の上限値と下限値との間で充放電を行うことができず、蓄電池の保護機能が動作したり、当該保護機能を解除する必要が生じたりする。また、蓄電量における本来の上限値および下限値が正確に把握できないと、上限値付近まで充電したり、下限値付近まで放電したりすることもできず、蓄電池を効率良く利用することができない。
したがって、本発明の目的は、蓄電池を効率良く利用することが可能な電力制御装置、および電力制御システムを提供することにある。
上記目的を達成する第1の観点に係る電力制御装置の発明は、
蓄電池の充放電を停止する前に測定される蓄電量および当該蓄電池の充放電を停止した後に測定される蓄電量に基づいて、前記蓄電池の充放電を制御可能な蓄電量における上限値および下限値の少なくとも一方を調整する。
上記目的を達成する第2の観点に係る電力制御システムの発明は、
蓄電池と、
前記蓄電池の充放電を停止する前に測定される蓄電量および当該蓄電池の充放電を停止した後に測定される蓄電量に基づいて、前記蓄電池の充放電を制御可能な蓄電量における上限値および下限値の少なくとも一方を調整する電力制御装置と、
を含む。
本発明によれば、蓄電池を効率良く利用することが可能な電力制御装置、および電力制御システムを提供することができる。
本発明の実施形態に係る電力制御システムを概略的に示す機能ブロック図である。 本発明の実施形態に係る電力制御装置の動作を説明する図である。 本発明の実施形態に係る電力制御装置の動作を説明するフローチャートである。 本発明の実施形態に係る電力制御装置の動作の変形例を説明する図である。 本発明の実施形態に係る電力制御装置の動作の変形例を説明する図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る電力制御装置を含む電力制御システムを概略的に示す機能ブロック図である。
図1に示すように、本発明の実施形態に係る電力制御システム1は、電力制御装置10と、蓄電池16とを含んで構成される。また、図1に示すように、電力制御システム1は、他にも、表示部11、記憶部12、スマートメータ13、パワーコンディショナ(インバータ)14、太陽電池15、分電盤17、および負荷機器18を含むものとすることができる。
図1において、各機能ブロックを結ぶ実線は、主として電力の流れを表す。また、図1において、各機能ブロックを結ぶ破線は、主として制御信号または通信される情報の流れを表す。当該破線が示す通信は有線通信としてもよいし、無線通信としてもよい。無線通信とする場合、無線ルータを介して通信が行われる。無線ルータは電力制御装置10に内蔵されていてもよく、また電力制御装置10とは別に備えるようにしてもよい。
制御信号および情報の通信には、物理層、論理層含め、様々な方式を採用可能である。例えば、電力制御装置10と、表示部11、記憶部12、スマートメータ13、およびパワーコンディショナ14との通信には、ZigBee(登録商標)などの近距離通信方式による通信を採用することができる。また、電力制御装置10と負荷機器18との通信には、赤外線通信、電力線搬送通信(PLC:Power Line Communication)など、様々な伝送メディアを使用することができる。また、それぞれの通信に適した物理層の上で、各種プロトコルZigBee SEP2.0(Smart Energy Profile 2.0)、ECHONET Lite(登録商標)などのような、論理層だけ規定される通信プロトコルを動作させてもよい。
電力制御システム1は、系統(商用電源)30から供給される電力の他、太陽電池15が発電する電力、および蓄電池16に充電された電力のうち放電された電力を、負荷機器18および電力制御装置10に供給可能である。
電力制御装置10は、図1に示す電力制御システム1における各機器の電力を制御および管理する。電力制御装置10の制御についての詳細は後述する。この電力制御装置10は、例えばHEMS(Home Energy Management System)、またはBEMS(Building Energy Management System)など、任意のEMSのような電力管理装置で構成することができる。また、この電力制御装置10は、前述のEMSのような専用の装置のみならず、例えばパーソナルコンピュータ(PC)のような端末または他の機能部に組み込まれたコンピュータ等としても実現することができる。
表示部11は、電力制御装置10が送信する情報を表示する。例えば表示部11は、消費電力に関する情報等を表示する。この表示部11は、例えばLCDまたは有機もしくは無機ELディスプレイのような、任意の表示装置を用いて構成することができる。
スマートメータ13は、系統30に接続されて、系統30から供給される電力を計測する。また、スマートメータ13は、系統EMS(Energy Management System)40から、例えば電力に関する予測などの情報を受信可能である。ここで、系統EMS40は、電力に関する各種の予測および制御などを行う設備であり、一般的には、例えば電力会社などに設置される。系統EMS40は、例えばMDMS(メータデータマネジメントシステム)を構成するものを採用可能である。この系統EMS40は、各種の電力に関する情報を記憶する系統記憶部50を有しており、スマートメータ13が計測した結果の情報を収集して蓄積することもできる。また、系統EMS40は、インターネットなどの外部ネットワーク60に接続可能である。
パワーコンディショナ14は、太陽電池15または蓄電池16から供給される直流の電力を、交流の電力に変換する。また、パワーコンディショナ14は、変換した交流の電力を、分電盤17で複数に分岐した支幹を介して各負荷機器18に供給する。また、パワーコンディショナ14は、系統30から供給される交流の電力を、蓄電池16に充電するための直流の電力に変換可能である。またパワーコンディショナ14は、蓄電池16のSOCを電力制御装置10に送信する。またパワーコンディショナ14は、電力制御装置10の制御に基づき、蓄電池16の充電および放電を制御する。具体的には、パワーコンディショナ14は、電力制御装置10から充電開始または放電開始(以下、充放電開始という。)の制御信号を受信した場合、蓄電池16の充電または放電を開始する。充電または放電を開始後、パワーコンディショナ14は、充電開始応答または放電開始応答を、電力制御装置10に送信する。またパワーコンディショナ14は、電力制御装置10から充電停止または放電停止(以下、充放電停止という。)の制御信号を受信したら、蓄電池16の充電または放電を停止する。充電または放電を停止後、パワーコンディショナ14は、充電停止応答または放電停止応答を、電力制御装置10に送信する。
太陽電池15は、太陽光のエネルギーを直流の電力に変換する。本実施形態において、太陽電池15は、例えば家の屋根などにソーラパネルを設置して、太陽光を利用して発電するような態様を想定している。しかしながら、本発明において、太陽電池15は、太陽光のエネルギーを電力に変換できるものであれば、任意のものを採用することができる。太陽電池15が発電する電力は、上述したように、パワーコンディショナ14によって交流に変換してから、負荷機器18に供給したり、電力会社に売電したりすることができる。また、太陽電池15が発電する電力は、蓄電池16に充電することもできるし、例えば直流のまま負荷機器18に供給してもよい。
蓄電池16は、充電された電力を放電することにより、電力を供給可能に構成される。また、蓄電池16は、系統30から供給される電力を充電可能である。図1に示すように、蓄電池16から放電される電力も、各負荷機器18および電力制御装置10に供給可能である。蓄電池16から放電される電力を電力制御装置10および各負荷機器18に供給する場合、系統30により供給される電力を、蓄電池16により放電される電力に切り替える。蓄電池16は、充電状態、および充放電停止状態の3つの状態をとる。本実施形態においては、蓄電池16は、SOCを測定できるものであり、測定したSOCに基づいて充放電を制御できるものであれば、任意のものを採用することができる。
分電盤17は、供給される電力を複数の支幹に分岐させて各負荷機器18に分配する。ここで、各支幹には、消費電力の大きい代表的な負荷機器18が直接接続されるものと、部屋ごとにまとめられたものとがある。前者における負荷機器18は、例えばエアコン、冷蔵庫、IHクッキングヒータなどである。後者における負荷機器18は、各部屋にいくつか設けられているコンセントに接続される負荷機器であり、どのような負荷機器がコンセントに接続されるかは不定である。
図1において、電力制御システム1に接続される負荷機器18は、負荷機器18A、18B、18C、および18Nのみを示してある。しかしながら、電力制御システム1に接続される負荷機器18は、このような個数に限定されるものではなく、任意の数とすることができる。これらの負荷機器18は、例えば、テレビ、エアコン、冷蔵庫など、種々の電化製品である。これらの負荷機器18は分電盤17を介してパワーコンディショナ14に接続されて、電力が供給される。
次に、本実施形態に係る電力制御装置10の動作について、さらに説明する。
HEMS等の電力制御装置は、蓄電池を上述のSOC(State Of Charge)に基づいて充放電を制御することができる。具体的には、電力制御装置は、蓄電池のSOCが所定の下限値(以下、SOC下限値とし、Qとも記す)以上である場合、放電制御可能とし、SOC下限値未満である場合、放電制御を禁止する。SOC下限値は、過放電を防止するために必要な値(例えば10%等)である。また従来の電力制御装置は、蓄電池のSOCが所定の上限値(以下、SOC上限値とし、Pとも記す)未満である場合、充電制御可能とし、SOC上限値以上である場合、充電制御を禁止する。SOC上限値は、過充電を防止するために必要な値(例えば90%等)である。このように、蓄電池は、規定されたSOCの上限値と下限値の間で制御しないと、蓄電池の利用が制限されることのみならず、蓄電池を劣化させるおそれもある。
図2(A)は、蓄電池の通常動作領域と、保護処理動作領域を説明する図である。図2においては、SOCによって蓄電池の蓄電量を示してある。上述した通常動作領域と保護動作領域との境界が、図2に示すSOC上限値(P)およびSOC下限値(Q)である。蓄電池のSOCが通常動作領域の範囲内である場合、すなわちSOCが図2(A)に示す範囲(3)にある場合、蓄電池は充放電可能である。一方、蓄電池のSOCが保護動作領域の範囲内である場合、すなわちSOCが図2(A)に示す範囲(1)および範囲(2)にある場合、蓄電池の充電または放電は禁止される。
上述したように、蓄電池を連続して使用している時に測定したSOCと、使用していない状態(以下、待機状態という。)に状態遷移直後に測定したSOCとを比較すると、多少の誤差(以下、SOC変動値という)が生じる場合がある。このような誤差は、蓄電池の充放電を頻繁に行うことにより蓄積し、ますます大きくなり得る。当該誤差に起因して、SOC下限値付近で使用している際に蓄電池使用中から待機状態に遷移した場合、一時的にSOC下限値を下回ることがある。同様に、SOCの上限値付近で使用している際に蓄電池使用中から待機状態に遷移した場合、一時的にSOC上限値を上回ることがある。このように、SOCの下限値を下回る場合および上限値を上回る場合、電力制御装置は、蓄電池の保護処理(放電禁止または充電禁止処理)を実行する。
蓄電池の状態遷移の前後におけるSOCの誤差に起因する電力制御装置の保護処理は、例えば蓄電池を用いて自立運転を行う等の場合に問題となることがある。具体的には、SOC下限値近くまで蓄電池を使用してから系統連系に切り替えようとすると、SOC下限値に近づいてきて系統連系に切り替える前に、蓄電池の保護処理により放電禁止となるおそれがある。放電禁止になった場合、一時的に電源供給が停止してしまう。一方、放電禁止となることを防止するためにSOC下限値に到達しないように所定の余裕を持たせて蓄電池の制御を行うと、この余裕の分だけ蓄電池を使用可能な容量を無駄にすることになる。また、持たせるべき余裕の程度は、使用条件、使用環境等によって変化するため、最適な余裕を持たせることは困難である。
蓄電池の正確なSOCを測定する際は、蓄電池が充放電していない状態、すなわち負荷機器が電力を消費していない状態にしてから測定しなければならない場合がある。しかしながら、使用中の蓄電池のSOCを測定するたびに、全ての負荷機器を停止させることは困難なことも多い。そこで、蓄電池の使用中にSOCを測定する場合、予め負荷機器全てを停止した状態でSOCを一度測定しておき、通常は、蓄電池への充電量および蓄電池からの放電量を測定し、充放電した電力量を加減することでSOCを算出するという方法が用いられる。
負荷機器が全て停止して、蓄電池の充放電が行われていない状態で安定していれば、蓄電池のSOCを正確に測定することができる。したがって、蓄電池においては、定期的に負荷機器を全て停止させて正確なSOCを測定し、この測定されたSOCに基づいてキャリブレーションを行うことが必要となる。例えばHEMSが制御を行うことで、定期的にキャリブレーションを行う制御も考えられる。しかしながら、SOCの上限値または下限値の付近でキャリブレーションを行うと、このキャリブレーションに起因してSOCの上限値を超えたり下限値を下回ったりするおそれもある。
そこで、本実施形態では、電力制御装置10は、蓄電池16の充放電を停止させる前および後で測定するSOCに基づいて、蓄電池の充放電を制御する際のSOC上限値およびSOC下限値の少なくとも一方を調整する。すなわち、本実施形態では、電力制御装置10は、蓄電池16の充放電を停止させる前および後でそれぞれSOCを測定した時の誤差を基にして、SOC上限値およびSOC下限値の少なくとも一方を調整する。ここで、SOC上限値およびSOC下限値の両方を調整することにより、より正確な制御をすることができる。
具体的には、電力制御装置10は、蓄電池16の充放電を停止させる前および後でそれぞれSOCを測定し、現在までの誤差の最小値および最大値を記録する。このような最小値および最大値は、例えば記憶部12に記憶したり、電力制御装置10がメモリを内蔵している場合には、当該メモリに記憶したりすることができる。そして、電力制御装置10は、この最小値および最大値に基づいて、蓄電池16を制御する際のSOC上限値およびSOC下限値を調整する。このようにしてSOC上限値およびSOC下限値を調整したら、電力制御装置10は、当該SOC上限値とSOC下限値との範囲内で、蓄電池16の充放電の制御を行う。
例えば、電力制御装置10は、蓄電池16の充放電を停止させる前後で測定したSOCの誤差の最小値が−2だったとすると、その絶対値をSOCの下限値に足した値が制御の際のSOC下限値となるように調整する(すなわち10+2=12)。このようにして調整したSOC下限値を、図2(B)において、点Q+Bとして示す。この新たなSOC下限値Q+Bに基づいて蓄電池16の充放電制御を行うことにより、電力制御装置10は、SOCの誤差がマイナス方向に生じたとしても、当初のSOC下限値を下回らないように制御することができる。すなわち、SOC下限値を調整する前は、範囲(2)は蓄電池16の保護機能が動作する領域であったが、SOC下限値を調整した後は、新たに範囲(5)が、誤差による変動分を吸収する領域として機能する。
また、例えば、電力制御装置10は、蓄電池16の充放電を停止させる前後で測定したSOCの誤差の最大値が+3だったとすると、この最大値をSOC上限値から引いた値が制御の際のSOC上限値となるように調整する(すなわち90−3=87)。このようにして調整したSOC上限値を、図2(B)において、点P−Aとして示す。この新たなSOC上限値に基づいて蓄電池16の充放電制御を行うことにより、電力制御装置10は、SOCの誤差がプラス方向に生じたとしても、当初のSOC上限値を超えないように制御することができる。すなわち、SOC上限値を調整する前は、範囲(1)は蓄電池16の保護機能が動作する領域であったが、SOC上限値を調整した後は、新たに範囲(4)が、誤差による変動分を吸収する領域として機能する。
ここで、蓄電池16の充放電を停止させる前後で測定したSOCの誤差の最小値がプラスの場合、または当該誤差の最大値がマイナスの場合は、もとのSOC上限値またはSOC下限値から調整する値は0として扱う。
このように、本実施形態に係る電力制御装置10は、蓄電池16の充放電を停止する前および後において、蓄電池16の蓄電量(例えばSOC)を測定する。そして、電力制御装置10は、このように測定した蓄電量に基づいて、蓄電池16の充放電を制御可能な蓄電量における上限値(SOC上限値)および下限値(SOC下限値)の少なくとも一方を調整する。ここで、電力制御装置10は、上述のようにして調整した上限値および下限値の少なくとも一方に基づいて、蓄電池16の充放電を制御してもよい。
本実施形態によれば、蓄電池16の充放電を停止させる前後で測定したSOCの誤差の変動分を吸収する領域が設けられる(図2(B)における範囲(4)および範囲(5))。
したがって、SOC上限値およびSOC下限値を調整した後、電力制御装置10は、蓄電池16の保護処理が動作しない範囲(図2(B)における範囲(3))において、蓄電池16の充放電を制御する。
また、本実施形態によれば、SOCを実際に測定した値に基づいて、SOCの誤差の変動分を調整するため、蓄電池の容量を最大限に利用できる。蓄電池を使用する際は、電気料金が安い時に電力を蓄電池に可能な限り充電しておき、電気料気が高い時には蓄電池に充電された電力を放電するような使用法が好適である。本実施形態によれば、SOCの上限値および下限値を調整することにより、蓄電池の容量の上限値および下限値の直近まで使用できるため、高い経済的効果が期待できる。
図3は、電力制御装置10の動作を説明するフローチャートである。以下、上述したような、本実施形態によるSOC上限値および下限値の調整に係る動作を説明する。
図3に示す動作が開始する時点において、電力制御装置10は、蓄電池16の充放電が停止していない状態、または負荷機器18の電力の消費が停止していない状態であるものとして説明する。また、図3に示す動作が開始する時点において、電力制御装置10は、それまでに測定したSOCの上限値を、例えば記憶部12に記憶する等して保持しておく。このようにして保持したSOCの上限値を、便宜的に、上限保持値Aと記す。さらに、電力制御装置10は、それまでに測定したSOCの下限値を、例えば記憶部12に記憶する等して保持しておく。このようにして保持したSOCの下限値を、便宜的に、下限保持値Bと記す。
図3に示す動作が開始し、ステップS11において蓄電池16が充放電中、または負荷機器18が電力を消費中の状態で、電力制御装置10は、蓄電池16の現在の蓄電量(SOC)を測定する(ステップS12)。このようにして測定したSOCの値を、便宜的にXと記す。上述したように、このSOCの値Xには多少の誤差が含まれる。
ステップS12において蓄電池16の現在のSOCが測定されたら、電力制御装置10は、蓄電池16の充放電を停止する(ステップS13)。
ステップS13において蓄電池16の充放電が停止したら、電力制御装置10は、蓄電池16の蓄電量(SOC)を測定する(ステップS14)。このようにして測定したSOCの値を、便宜的にYと記す。上述したように、このSOCの値Yは、蓄電池16の蓄電量を正確に表す。
ステップS14において蓄電池16のSOCが測定されたら、電力制御装置10は、測定したSOCの値XおよびYにも基づいて、SOCの誤差を算出する(ステップS15)。ここで、SOCの誤差の算出としては、XとYとの差を求めることが最も簡単な方法であるが、他の要素を加味することもできる。このようにして算出したSOCの誤差を、便宜的にZと記す。本実施形態では、このように算出されたプラス側の値Zおよびマイナス側の値Zを別々に保持する。
ステップS15においてSOCの誤差が算出されたら、電力制御装置10は、算出された値Zが、SOCの上限保持値Aよりも大きいか否かを判定する(ステップS16)。
ステップS16において算出された値ZがSOCの上限保持値Aよりも大きい時、電力制御装置10は、この算出値Zを新たな上限保持値Aとして、例えば記憶部12に記憶する等して保持して(ステップS17)、本動作に係る処理を終了する。
一方、ステップS16において算出された値ZがSOCの上限保持値Aよりも大きくない時、電力制御装置10は、算出された値Zが、SOCの下限保持値Bよりも小さいか否かを判定する(ステップS18)。
ステップS18において値ZがSOCの下限保持値Bよりも小さい時、電力制御装置10は、この算出値Zを新たな下限保持値Bとして、例えば記憶部12に記憶する等して保持して(ステップS19)、本動作に係る処理を終了する。また、ステップS18において値ZがSOCの下限保持値Bよりも小さくない時は、ステップS19を経ずに、本動作に係る処理を終了する。
本実施形態において、電力制御装置10は、図3に示す動作を、所定の時間間隔で繰り返し行うようにすることが好適である。また、本実施形態において、図3に示すような動作を行うタイミングについては、さらに後述する。図3に示す動作によって蓄電池16の充放電を制御する際の上限値および下限値を調整した後、電力制御装置10は、このようにして調整した上限値および下限値に基づいて、蓄電池16の充放電を制御する。ここで、電力制御装置において、設定されたSOCの上限値および下限値に基づいて蓄電池の充放電を制御する際の手法は、種々のものが知られているため、ここでは当該制御の詳細な説明は省略する。また、上述した実施形態では、SOCの上限値および下限値を双方とも調整する例について説明したが、本発明はこのような態様に限定されず、上限値および下限値の少なくとも1つを調整してもよい。
図3に示すような動作により、本実施形態に係る電力制御装置10は、蓄電池16の保護機能が動作しない安全な範囲内で、蓄電池16の充放電の制御を行うことができる。また、図3に示すような動作により、本実施形態に係る電力制御装置10は、SOCの上限値付近まで充電したり、SOCの下限値付近まで放電したりすることができる。したがって、本実施形態に係る電力制御装置10によれば、蓄電池16を効率良く利用することが可能になる。
次に、本実施形態の変形例について説明する。
一般的に、蓄電池を充放電する際の電力量は、日々の天候および電力の需給状態など、各種の条件に影響を受ける傾向にあり、蓄電池における1日あたりの充放電の回数には偏りが発生し得る。蓄電池の充放電の回数に応じて、測定されるSOCの誤差の蓄積の度合いも異なるため、蓄電池において測定されるSOCの誤差も、例えば日によって異なり得る。
上述した実施形態では、蓄電池16の充放電を停止する前後で測定されるSOCの誤差の最小値および最大値に基づいて、蓄電池16の充放電を制御する際の上限値および下限値を調整した。上述した制御によれば、電力制御装置10、今までのSOCの測定において最も大きな誤差に基づいて、蓄電池16の充放電を制御する際の上限値および下限値を調整することになる。しかしながら、そのような誤差に基づいて制御を行うと、日によって、または充電池16の使い方によっては、蓄電池16の充放電を制御する際の上限値および下限値を必要以上に調整してしまうことも懸念される。例えば、充放電の回数が少ない日であれば、測定されるSOCの誤差の最小値および最大値を通常の値から変更することで、蓄電池の充放電可能な容量を増加させることが期待できる。
そこで、本実施形態の変形例では、SOCの誤差を記憶部12などに記憶するのみならず、蓄電池16の充放電を前回停止させてSOCを測定した時点からの充放電の回数もカウントして保持する。ここで、充放電の回数のカウントは、例えば、充放電停止中から充電中に遷移する時点、および、充放電停止中から放電中に遷移する時点などを、それぞれ1回とカウントすることができる。本例では、このようにしてカウントした充放電の回数すなわち充放電の履歴に対応した、SOCの誤差の最大値および最小値を設定する。
図4は、蓄電池16の充放電の回数に応じて設定した、SOCの誤差の最大値および最小値の例を示す図である。
図4に示す例は、充放電の回数を、1〜10回、11〜20回、および21〜30回などの範囲に分けて、それぞれの最大値・最小値を記憶部12などに保持してあることを示している。このようなSOCの誤差の最大値および最小値は、例えば蓄電池16の特性に応じて予め規定された数値を記憶部12に記憶したものを用いてもよいし、その後のSOCの測定に応じてSOCの誤差の最大値および最小値が更新されるようにしてもよい。
本例においては、電力制御装置10は、電力制御システム1の運転計画を立案する際に、蓄電池16の充放電回数をカウントして、その回数に対応する誤差の値に基づいて、蓄電池16の充放電を制御する際のSOC上限値および下限値を補正する。また、電力制御装置10が電力制御システム1の運転計画を更新したことにより、蓄電池16の充放電回数が増減する場合、蓄電池16の充放電を制御する際のSOC上限値および下限値を補正する際の補正値も変更することができる。例えば、蓄電池16の充放電回数が8回の時は、SOCの誤差の最大値は値aを用いて補正し、SOCの誤差の最小値は値bを用いて補正する。また、例えば、蓄電池16の充放電回数が12回の時は、SOCの誤差の最大値は値cを用いて補正し、SOCの誤差の最小値は値dを用いて補正する。本例においては、例えば、このようなSOCの誤差の最小値および最大値を用いて、図3に示したステップS17およびステップS19において保持値を決定する際に、必要に応じて保持値を補正して更新することができる。
このように、電力制御装置10は、蓄電池16の充放電を行った履歴に基づいて、蓄電池16の充放電を制御可能な蓄電量における上限値および下限値の少なくとも一方を調整してもよい。
図5は、電力制御システム1の運転計画の例を示す図である。
図5(A)は、電力制御システム1における蓄電池16の充放電の1日分の運転計画の例を示す図である。図5(A)に示す例では、この1日において、電力制御装置10は、蓄電池16に対して、充電11回および放電5回を行い、合計16回の充放電を行うことになる。しかしながら、電力制御装置10は、このような運転計画を定期的に見直して、発電量および電力使用量等の種々の条件に応じて、既に立案した運転計画を変更することができる。もしくは、デマンドレスポンスへの応答によって電力消費を制御する場合に、運転計画を変更してもよい。
図5(B)に示す例は、当初は図5(A)に示すように立案された蓄電池16の充放電の1日分の運転計画が、当該1日の途中で変更されたことを表している。図5(B)に示す例では、図に示す現時刻までに、充電8回および放電3回を行っている。一方、図5(B)に示すように、現時刻以降、充電3回および放電4回の予定に変更されたため、合計18回の充放電を行うことになる。したがって、1日の充放電は、合計16回から合計18回に増大している。このように、充放電の履歴が変化する場合、必要に応じてSOCの上限値および下限値を再調整してもよい。
このような再調整を行う際に、例えば図4に示したSOCの誤差の最大値および最小値を適用すると、図5(A)に示す例(運転計画変更前)においては、充放電回数が16回なので、誤差の最大値は値cを用い、誤差の最小値は値dを用いる。また、図5(B)に示す例(運転計画変更後)においては、充放電回数が18回に変更される。しかしながら、この場合、充放電回数の範囲が変わらないため、再調整はせずに、誤差の最大値は値cを用い、誤差の最小値は値dを用いる。このように、運転計画が見直しにより変更される場合、例えば、今までの充放電回数と、これから予定される充放電回数の合計値と、それぞれに応じてテーブルを参照することができる。
また、本実施形態の更なる変形例として、蓄電池16の充放電の回数に対応するSOCの誤差の最小値および最大値に基づいてSOC上限値および下限値を補正した回数に応じて、蓄電池16の充放電を制御する際のSOC上限値および下限値を補正してもよい。すなわち、電力制御装置10は、上述のようにして調整した上限値および下限値の少なくとも一方の履歴に基づいて、蓄電池16の充放電を制御可能な蓄電量における上限値および下限値の少なくとも一方を調整してもよい。
このように制御することで、蓄電池16の充放電の回数に応じてSOC上限値および下限値を補正することにより、蓄電池16の充放電を制御可能な蓄電量における上限値および下限値を、より適切に調整することができる。したがって、本実施形態の変形例においては、蓄電池16を最大限に有効利用することができる。
次に、本実施形態において、電力制御装置10が正確なSOCを測定するために、蓄電池16の充放電を停止させるタイミングについて、さらに説明する。
上述したように、蓄電池16のSOCを正確に測定するためには、蓄電池16の充放電を停止させた状態でSOCを測定する必要がある。しかしながら、負荷の電力消費を頻繁に停止させることができない等の都合で、蓄電池の充放電を頻繁に停止できない場合も想定される。
そこで、本実施形態では、電力制御装置10が、蓄電池16の充放電の状態を監視し、例えば、蓄電池16の充放電が行われていないと判定される時に、蓄電池16の充放電を停止してから、蓄電池16のSOCを測定してもよい。この時、さらに、例えば深夜の時間帯など、系統30から買電する電力の料金が所定以下の低廉な時に、蓄電池16の充放電を停止してから、蓄電池16のSOCを測定してもよい。この場合、系統30から買電する電力の料金の情報は、例えば系統EMS40から取得するなどの方法が考えられる。
このように、本実施形態に係る電力制御装置10は、蓄電池16に充電する電力の費用が所定以下であり、かつ、蓄電池16の充放電が行われていない時、蓄電池16の充放電を停止してからの蓄電量を測定してもよい。例えば深夜の時間帯など買電する電力の料金が低廉な時というのは、蓄電池16に充電を行うのに好適な時間帯であり、その時間に蓄電池16に充電していないということは、既に蓄電池16の充電が完了していると想定されるからである。
また、本実施形態では、電力制御装置10が、蓄電池16の充放電の状態を監視し、例えば、蓄電池16の充放電がある一定の時間行われていないと判定される時に、蓄電池16の充放電を停止してから、蓄電池16のSOCを測定してもよい。一定時間、蓄電池16の充放電が行われていなければ、電力制御装置10は、以後、当面の間蓄電池16の充放電が行わない可能性が高いためである。したがって、本実施形態に係る電力制御装置10は、蓄電池16の充放電が所定時間行われていない時に、蓄電池16の充放電を停止してから蓄電量を測定してもよい。この場合、蓄電池16の充放電が所定時間行われておらず、蓄電池16のSOCの測定を開始しても、その後蓄電池16の充放電が開始される場合、電力制御装置10は、蓄電池16のSOCの測定を中止することが好適である。
本発明を諸図面および実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形および修正を行うことが容易であることに注意されたい。したがって、これらの変形および修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各機能部、各手段、各ステップなどに含まれる機能などは論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の機能部およびステップなどを1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。また、上述した本発明の各実施形態は、それぞれ説明した各実施形態に忠実に実施することに限定されるものではなく、適宜、各特徴を組み合わせたり、一部を省略したりして実施することもできる。
1 電力制御システム
10 電力制御装置
11 表示部
12 記憶部
13 スマートメータ
14 パワーコンディショナ(インバータ)
15 太陽電池
16 蓄電池
17 分電盤
18 負荷機器
30 系統
40 系統電力管理システム(系統EMS)
50 系統記憶部
60 インターネット

Claims (7)

  1. 蓄電池の充放電を停止する前に測定される蓄電量および当該蓄電池の充放電を停止した後に測定される蓄電量に基づいて、前記蓄電池の充放電を制御可能な蓄電量における上限値および下限値の少なくとも一方を調整する、電力制御装置。
  2. 前記調整した上限値および下限値の少なくとも一方に基づいて、前記蓄電池の充放電を制御する、請求項1に記載の電力制御装置。
  3. 前記蓄電池の充放電を行なった履歴に基づいて、前記蓄電池の充放電を制御可能な蓄電量における上限値および下限値の少なくとも一方を調整する、請求項1または2に記載の電力制御装置。
  4. 前記調整した上限値および下限値の少なくとも一方の履歴に基づいて、前記蓄電池の充放電を制御可能な蓄電量における上限値および下限値の少なくとも一方を調整する、請求項1〜3のいずれかに記載の電力制御装置。
  5. 前記蓄電池に充電する電力の費用が所定以下であり、かつ、当該蓄電池の充放電が行われていない時、当該蓄電池の充放電を停止してからの蓄電量を測定する、請求項1〜4に記載の電力制御装置。
  6. 前記蓄電池の充放電が所定時間行われていない時に、当該蓄電池の充放電を停止してからの蓄電量を測定する、請求項1〜5に記載の電力制御装置。
  7. 蓄電池と、
    前記蓄電池の充放電を停止する前に測定される蓄電量および当該蓄電池の充放電を停止した後に測定される蓄電量に基づいて、前記蓄電池の充放電を制御可能な蓄電量における上限値および下限値の少なくとも一方を調整する電力制御装置と、
    を含む電力制御システム。
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