JP2011142752A - ゲートドライブ回路 - Google Patents

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将克 新冨
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宏 餅川
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Abstract

【課題】スイッチング損失を抑制し、磁化電流を流すことにより発生するサージ電圧を抑制することのできるゲートドライブ回路を提供することにある。
【解決手段】直流電源5から供給される直流電力を変換し、可変磁束モータ2に交流電力を供給する電力変換回路41に用いられるスイッチング素子SWをドライブするためのゲートドライブ回路42であって、可変磁束モータ2に、磁化電流を出力ときのゲート抵抗値よりも、磁化電流を出力しないときのゲート抵抗値を小さくする構成がされたゲート抵抗回路を備えたゲートドライブ回路42。
【選択図】 図1

Description

本発明は、スイッチング素子をドライブするゲートドライブ回路に関する。
近年、低保磁力の永久磁石を磁化することにより、磁束を変化させることのできる可変磁束モータが知られている(例えば、特許文献1,2参照)。また、可変磁束モータを備えたモータドライブシステムが開示されている(例えば、特許文献3参照)。
このようなモータドライブシステムにおいて、可変磁束モータの磁束を変化させる場合は、インバータから可変磁束モータに磁化電流を流すことにより行われる。また、インバータから磁化電流を出力させるためには、インバータを構成するスイッチング素子をドライブ(スイッチング)させる必要がある。従って、インバータには、スイッチング素子をドライブさせるためのゲートドライブ回路が設けられている。
特開2006−280195号公報 特開2008−048514号公報 特開2008−125201号公報
しかしながら、可変磁束モータの磁束を変化させるためには、過大な瞬時の磁化電流を可変磁束モータに流す必要がある。
このような過大な電流をインバータから出力させると、スイッチング素子のサージ電圧が大きくなる。サージ電圧が大きくなると、スイッチング素子が破壊する恐れがある。これに対して、ゲート抵抗を大きくすることで、サージ電圧を抑制することができる。しかし、ゲート抵抗を大きくすると、スイッチング損失が大きくなるため、スイッチング素子の発熱が大きくなる。
そこで、本発明の目的は、スイッチング損失を抑制し、磁化電流を流すことにより発生するサージ電圧を抑制することのできるゲートドライブ回路を提供することにある。
本発明の観点に従ったゲートドライブ回路は、直流電源から供給される直流電力を変換し、磁束を変化させるための永久磁石を備えた永久磁石同期電動機に交流電力を供給するための電力変換に用いられるスイッチング素子をドライブするためのゲートドライブ回路であって、前記永久磁石同期電動機に、磁束を変化させる磁化電流を出力するときのゲート抵抗値よりも、前記磁化電流を出力しないときのゲート抵抗値を小さくする構成がされたゲート抵抗回路を備えている。
本発明によれば、スイッチング損失を抑制し、磁化電流を流すことにより発生するサージ電圧を抑制することのできるゲートドライブ回路を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る可変磁束モータドライブシステムの構成を示すブロック図。 第1の実施形態に係る制御部の構成を示すブロック図。 第1の実施形態に係るゲートドライブ回路の構成を示すブロック図。 第1の実施形態に係るインバータの磁化制御における直流電圧検出信号の変動を示す波形図。 第1の実施形態に係るインバータの磁化制御における磁化電流の変動を示す波形図。 第1の実施形態に係る制御部の磁化制御における磁化要求フラグの状態の遷移を示す状態遷移図。 第1の実施形態に係る制御部の磁化制御における磁化モードフラグの状態の遷移を示す状態遷移図。 第1の実施形態に係る制御部の磁化制御における昇圧完了フラグの状態の遷移を示す状態遷移図。 第1の実施形態に係る制御部の磁化制御における昇圧指令フラグの状態の遷移を示す状態遷移図。 第1の実施形態に係る制御部の磁化制御における磁化電流印加フラグの状態の遷移を示す状態遷移図。 第1の実施形態に係る制御部の磁化制御における磁化電流印加完了フラグの状態の遷移を示す状態遷移図。 第1の実施形態に係る制御部の磁化制御における上側スイッチング素子の状態の遷移を示す状態遷移図。 第1の実施形態に係る制御部の磁化制御における下側スイッチング素子の状態の遷移を示す状態遷移図。 第1の実施形態に係る制御部の磁化制御における通流率指令値の状態の遷移を示す状態遷移図。
以下図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る可変磁束モータドライブシステム1の構成を示すブロック図である。なお、以降の図における同一部分には同一符号を付してその詳しい説明を省略し、異なる部分について主に述べる。以降の実施形態も同様にして重複する説明を省略する。
可変磁束モータドライブシステム1は、可変磁束モータ2と、回転角度センサ3と、インバータ4と、直流電源5と、平滑コンデンサ6と、直流チョッパ7と、交流電流検出器8U,8Wと、制御部10と、直流電圧検出器DV1,DV2とを備えている。
直流電源5は、直流チョッパ7の入力側と接続されている。直流チョッパ7の出力側は、インバータ4の入力側(直流側)に接続されている。可変磁束モータ2は、インバータ4の出力側(交流側)と接続されている。平滑コンデンサ6は、インバータ4と直流チョッパ7との間に設けられている。平滑コンデンサ6の2つの端子は、それぞれ直流の正極と負極とに接続されている。
可変磁束モータ2は、磁束を変化させることのできる永久磁石同期電動機である。可変磁束モータ2の回転子には、回転子鉄心に固定磁石及び可変磁石が組み込まれている。固定磁石は、磁束密度(磁束量)を変化させずに用いる永久磁石である。可変磁石は、磁束密度(磁束量)を変化させる永久磁石である。可変磁石には、低保磁力の磁性体を用いている。インバータ4から可変磁束モータ2に磁化電流を流すことにより、可変磁石を増磁又は減磁する。可変磁束モータ2の磁束は、固定子磁石と可変磁石のそれぞれの磁束の総和である。従って、可変磁石の磁束を変化させる(可変磁石を磁化する)ことにより、可変磁束モータ2の磁束が増磁又は減磁をする。
回転角度センサ3は、可変磁束モータ2の回転子の回転角度を検出する。回転角度センサ3は、検出した回転角度θを、制御部10に出力する。回転角度センサ3は、例えば、レゾルバである。
インバータ4は、直流電源5から直流チョッパ7を介して供給された直流電力を三相交流電力に変換する。インバータ4は、変換した交流電力を可変磁束モータ2に供給する。インバータ4は、可変磁束モータ2に交流電力を出力することで、可変磁束モータ2を駆動する。
インバータ4は、電力変換回路41と、ゲートドライブ回路42とを備えた構成である。
電力変換回路41は、複数のスイッチング素子SWで構成されている。スイッチング素子SWは、例えば、IGBT(insulated gate bipolar transistor)である。スイッチング素子SWは、ゲートドライブ回路42によりドライブされる。これにより、電力変換回路41は、直流電力を交流電力に変換する。
ゲートドライブ回路42は、制御部10から入力されるゲート信号SG1に従って、電力変換回路41のスイッチング素子SWをドライブする。ゲートドライブ回路42は、制御部10から入力される抵抗切替信号SRにより、ゲート抵抗値を切り替える。ゲートドライブ回路42は、定常時は、ゲート抵抗値を小さくする。ゲートドライブ回路42は、磁化時は、ゲート抵抗値を大きくする。
交流電流検出器8Uは、インバータ4から出力されるU相電流Iuを検出する。交流電流検出器8Uは、検出したU相電流Iuを信号として、制御部10に出力する。交流電流検出器8Wは、インバータ4から出力されるW相電流Iwを検出する。交流電流検出器8Wは、検出したW相電流Iwを、制御部10に出力する。
直流電源5は、インバータ4に直流電力を供給するための電源である。直流電源5から出力された直流電力は、直流チョッパ7に入力される。
直流チョッパ7は、直流電源5から供給された直流電圧を昇圧する回路である。直流チョッパ7は、供給された直流電圧を昇圧する。直流チョッパ7は、昇圧した直流電圧をインバータ4に供給する。直流チョッパ7は、磁化時に、インバータ4が磁化電流Idを流すため、インバータ入力電圧を昇圧する。直流チョッパ7は、定常時は、直流電源5から供給される直流電圧を、昇圧せずにそのままインバータ4に供給する。
直流チョッパ7は、リアクトルLと、上側スイッチング素子SWUと、下側スイッチング素子SWDとで構成されている。上側スイッチング素子SWU及び下側スイッチング素子SWDは、制御部10から入力されるゲート信号SG2に従って、ドライブされる。これにより、直流チョッパ7は、入力された直流電圧を昇圧する。直流チョッパ7は、昇圧しないときは、上側スイッチング素子SWUを常時オンにし、下側スイッチング素子SWDを常時オフにする。
平滑コンデンサ6は、インバータ4と直流チョッパ7との間に印加される直流電圧を平滑するコンデンサである。
直流電圧検出器DV1は、直流電源5の直流電圧を検出する。直流電圧検出器DV1は、検出した直流電圧を、直流電圧検出信号SV1として、制御部10に出力する。
直流電圧検出器DV2は、平滑コンデンサ6(直流チョッパ7の出力又はインバータ4の入力)の直流電圧を検出する。直流電圧検出器DV2は、検出した直流電圧を、直流電圧検出信号SV2として、制御部10に出力する。
制御部10は、外部から入力されたトルク指令値Tm*、回転角度センサ3から入力された回転角度θ、直流電圧検出器DV1から入力された直流電圧検出信号SV1、及び直流電圧検出器DV2から入力された直流電圧検出信号SV2に基づいて、インバータ4及び直流チョッパ7を制御する。
制御部10は、インバータ4を制御するために、ゲート信号SG1及び抵抗切替信号SRをインバータ4に出力する。制御部10は、直流チョッパ7を制御するために、ゲート信号SG2を直流チョッパ7に出力する。
制御部10は、インバータ4の出力電圧を制御する。インバータ4から出力された交流電力は、可変磁束モータ2に供給される。可変磁束モータ2は、インバータ4から供給された交流電力により駆動する。即ち、制御部10は、インバータ4を制御することで、可変磁束モータ2の運転を制御する。制御部10は、直流チョッパ7を制御することで、インバータ4に入力される電圧を制御する。
図2は、本実施形態に係る制御部10の構成を示すブロック図である。
制御部10は、擬似微分器11と、座標変換部12と、磁束指令演算部13と、DQ軸電流指令演算部14と、定常時電流制御回路15と、磁化電流指令演算部16と、磁化時電流制御回路17と、座標変換部18と、インバータ用PWM回路19と、磁化管理部20と、昇圧電圧指令演算部21と、直流電圧制御回路22と、直流チョッパ用PWM回路23、磁化要求生成部24と、切替器SL1,SL2とを備えている。
トルク指令値Tm*は、DQ軸電流指令演算部14、磁化時電流制御回路17、磁化管理部20、及び磁化要求生成部24に入力される。
回転角度センサ3から入力された回転角度θは、擬似微分器11、座標変換部12及び座標変換部18に入力される。
直流電圧検出器DV1から入力された直流電圧検出信号SV1は、昇圧電圧指令演算部21及び磁化要求生成部24に入力される。
直流電圧検出器DV2から入力された直流電圧検出信号SV2は、直流電圧制御回路22に入力される。
交流電流検出器8U,8Wから入力された相電流Iu,Iwは、座標変換部12に入力される。
磁化管理部20は、制御部10における磁化に関する制御を主に管理する演算処理部である。磁化管理部20は、各種のフラグを管理する。磁化管理部20は、磁化電流(磁化時のD軸電流)Idを流す時に、ゲート抵抗の抵抗値を切り替えるための抵抗切替信号SRをゲートドライブ回路42に出力する。
磁化管理部20は、磁化電流Idを流し始めるときは、磁化電流印加フラグFimsを発生させる(磁化電流印加フラグFims=「1」)。磁化電流印加フラグFimsが発生することにより、切替器SL1が切り替わる。
磁化管理部20は、磁化電流Idを流すために、インバータ4の入力電圧を昇圧するときは、昇圧指令フラグFvsを発生させる(昇圧指令フラグFvs=「1」)。昇圧指令フラグFvsが発生することにより、昇圧電圧指令演算部21に昇圧させるための指令が出力され、切替器SL2が切り替わる。
擬似微分器11は、回転角度センサ3により検出された回転角度θを微分して、モータ角速度(回転子回転周波数、インバータ周波数)ωを演算する。擬似微分器11は、演算したモータ角速度ωを、磁束指令演算部13、定常時電流制御回路15、磁化時電流制御回路17及び磁化要求生成部24に出力する。
磁束指令演算部13は、擬似微分器11により演算されたモータ角速度ωに基づいて、磁束指令値φ*を演算する。磁束指令演算部13は、演算した磁束指令値φ*を、磁化電流指令演算部16及びDQ軸電流指令演算部14に出力する。
磁束指令値φ*は、可変磁束モータ2の磁束を制御するための指令である。
DQ軸電流指令演算部14は、トルク指令値Tm*、磁束指令演算部13により演算された磁束指令値φ*に基づいて、D軸電流指令値Id*及びQ軸電流指令値Iq*を演算する。DQ軸電流指令演算部14は、演算したDQ軸電流指令値Id*,Iq*を定常時電流制御回路15に出力する。
D軸電流指令値Id*は、可変磁束モータ2に流すD軸電流(磁化電流)Idを制御するための指令値である。Q軸電流指令値Iq*は、可変磁束モータ2に流すQ軸電流(トルク電流)Iqを制御するための指令値である。
ここで、DQ軸上のD軸とは、磁石磁束方向の軸であり、磁気トルクに作用しない軸である。DQ軸上のQ軸とは、磁石磁束方向と直交する軸(D軸と直交する軸)であり、磁気トルクに作用する軸である。制御部10は、D軸電流Idを流すことにより、可変磁束モータ2の磁束を変化させる。
座標変換部12は、交流電流検出器8U,8Wにより検出された相電流Iu,Iw及び回転角度センサ3により検出された回転角度θに基づいて、インバータ4から出力される三相交流電流Iu,Iv,IwをDQ軸電流Id,Iqに変換する。なお、三相交流電流のV相電流は、他の2つの相電流Iu,Iwから演算される。座標変換部12は、演算したDQ軸電流Id,Iqを定常時電流制御回路15及び磁化時電流制御回路17に出力する。
定常時電流制御回路15は、可変磁束モータ2を磁化しないとき(定常時)に、インバータ4から出力されるDQ軸電流Id,IqをDQ軸電流指令値Id*,Iq*に追従させる制御をする。定常時電流制御回路15は、DQ軸電流指令演算部14により演算されたDQ軸電流指令値Id*,Iq*、座標変換部12により演算されたDQ軸電流Id,Iq、及び擬似微分器11により演算されたモータ角速度ωに基づいて、定常時DQ軸電圧指令値Vd*,Vq*を演算する。定常時電流制御回路15は、演算した定常時DQ軸電圧指令値Vd*,Vq*を切替器SL1に出力する。
定常時D軸電圧指令値Vd*は、定常時に、インバータ4の出力電圧のD軸電圧を制御するための指令値である。磁化時Q軸電圧指令値Vq*は、定常時に、インバータ4の出力電圧のQ軸電圧を制御するための指令値である。
磁化電流指令演算部16は、磁束指令演算部13により演算された磁束指令値φ*に基づいて、磁化時D軸電流指令値Idm*を演算する。磁化電流指令演算部16は、演算した磁化時D軸電流指令値Idm*を磁化時電流制御回路17及び昇圧電圧指令演算部21に出力する。
磁化時D軸電流指令値Idm*は、可変磁束モータ2に流す磁化電流(D軸電流Id)を制御するための指令値である。
磁化時電流制御回路17は、可変磁束モータ2を磁化するとき(磁化時)に、インバータ4から出力されるD軸電流Idを磁化時D軸電流指令値Idm*に追従させる制御をする。磁化時電流制御回路17は、磁化電流指令演算部16から出力された磁化時D軸電流指令値Idm*、トルク指令値Tm*、座標変換部12により演算されたDQ軸電流Id,Iq、及び擬似微分器11により演算されたモータ角速度ωに基づいて、磁化時DQ軸電圧指令値Vdm*,Vqm*を演算する。磁化時電流制御回路17は、演算した磁化時DQ軸電圧指令値Vdm*,Vqm*を切替器SL1に出力する。磁化時電流制御回路17は、磁化電流(磁化時の軸電流Id)を流し終えると、磁化電流印加完了フラグFimeを発生させる(磁化電流印加完了フラグFime=「1」)。
磁化時D軸電圧指令値Vdm*は、磁化時に、インバータ4の出力電圧のD軸電圧を制御するための指令値である。磁化時Q軸電圧指令値Vqm*は、磁化時に、インバータ4の出力電圧のQ軸電圧を制御するための指令値である。
切替器SL1は、定常時の電流制御を行うか磁化時の電流制御を行うかを選択する回路である。切替器SL1は、磁化電流印加フラグFimsが発生すると、磁化時の電流制御を選択する。切替器SL1は、磁化が完了すると、定常時の電流制御に切り替える。定常時には、切替器SL1は、定常時電流制御回路15から出力される定常時DQ軸電圧指令値Vd*,Vq*の入力を選択する。磁化時には、切替器SL1は、磁化時電流制御回路17から出力される磁化時DQ軸電圧指令値Vdm*,Vqm*の入力を選択する。切替器SL1は、選択したDQ軸電圧指令値を座標変換部18に出力する。
座標変換部18は、切替器SL1から入力されたDQ軸電圧指令値を、回転角度センサ3から入力された回転角度θに基づいて、三相交流の電圧指令Vu*,Vv*,Vw*に変換する。座標変換部18は、変換した三相交流の電圧指令Vu*,Vv*,Vw*をインバータ用PWM回路19に出力する。
インバータ用PWM回路19は、座標変換部18により演算された電圧指令Vu*,Vv*,Vw*に基づいて、インバータ4をPWM(Pulse Width Modulation)制御するためのゲート信号SG1を生成する。インバータ用PWM回路19は、生成したゲート信号SG1をインバータ4のゲートドライブ回路42に出力する。これにより、インバータ4の出力が制御される。
昇圧電圧指令演算部21は、昇圧指令フラグFvsが発生すると、磁化電流指令演算部16により演算された磁化時D軸電流指令値Idm*及び直流電圧検出器DV1により検出された直流電圧検出信号SV1に基づいて、直流電源5から出力される直流電圧を昇圧するための昇圧電圧指令値Vup*を演算する。昇圧電圧指令演算部21は、磁化時に、インバータ4に入力される直流電圧を昇圧するために、昇圧電圧指令値Vup*を演算する。昇圧電圧指令演算部21は、演算した昇圧電圧指令値Vup*を直流電圧制御回路22に出力する。昇圧電圧指令演算部21は、昇圧が完了すると、昇圧完了フラグFveを発生させる(昇圧完了フラグFve=「1」)。
直流電圧制御回路22は、直流電圧検出器DV2により検出された直流電圧検出信号SV2を、昇圧電圧指令演算部21により演算された昇圧電圧指令値Vup*に追従させる制御をする。直流電圧制御回路22は、直流電圧検出信号SV2及び昇圧電圧指令値Vup*に基づいて、直流チョッパ7を制御するための通流率指令値Sαを演算する。直流電圧制御回路22は、演算した通流率指令値Sαを切替器SL2に出力する。
切替器SL2は、直流チョッパ7を、昇圧する制御と昇圧しない制御とのいずれの制御をするかを選択する回路である。切替器SL2は、昇圧指令フラグFvsが発生すると、昇圧する制御を選択する。切替器SL2は、磁化が完了すると、昇圧しない制御に切り替える。昇圧する制御をする場合は、切替器SL2は、直流電圧制御回路22から出力される通流率指令値Sαの入力を選択する。昇圧しない制御をする場合は、切替器SL2は、予め設定されている常時オンとなる通流率指令値Sα0の入力を選択する。切替器SL2は、選択した通流率指令値を直流チョッパ用PWM回路23に出力する。
直流チョッパ用PWM回路23は、切替器SL2により選択された通流率指令値に基づいて、直流チョッパ7をPWM制御するためのゲート信号SG2を生成する。直流チョッパ用PWM回路23は、生成したゲート信号SG2を直流チョッパ7に出力する。これにより、直流チョッパ7の昇圧動作が制御される。
磁化要求生成部24は、トルク指令値Tm*、直流電圧検出器DV1から入力された直流電圧検出信号SV1及び擬似微分器11により演算されたモータ角速度ωに基づいて、可変磁束モータ2の磁束を変化させる必要があるか否かを判断する。磁化要求生成部24は、磁束を変化させる必要があると判断した場合、磁化要求フラグFrqを発生させる(磁化要求フラグFrq=「1」)。
図3は、本実施形態に係るゲートドライブ回路42の構成を示すブロック図である。
ゲートドライブ回路42は、スイッチング素子Q1,Q2,Q3,Q4及びゲート抵抗Rg1,Rg2,Rg3,Rg4により構成されている。スイッチング素子Q1,Q2,Q3,Q4は、例えばIGBTである。
スイッチング素子Q1のゲートには、ゲート信号SG1のターンオン指令が入力される。スイッチング素子Q1のコレクタは、正極15ボルトの電圧源と接続されている。スイッチング素子Q1のエミッタは、ゲート抵抗Rg2及びゲート抵抗Rg1を直列に順次に介して、スイッチング素子SWのゲートと接続されている。
スイッチング素子Q3のゲートには、抵抗切替信号SRが入力される。スイッチング素子Q3のコレクタ及びエミッタは、それぞれゲート抵抗Rg2の両端の端子に接続されている。スイッチング素子Q3がオンされると、ゲート抵抗Rg2の両端の端子が短絡された状態となる。
スイッチング素子Q2のゲートには、ゲート信号SG1のターンオフ指令が入力される。スイッチング素子Q2のコレクタは、ゲート抵抗Rg4及びゲート抵抗Rg3を直列に順次に介して、スイッチング素子SWのゲートと接続されている。スイッチング素子Q2のエミッタは、直流電圧の負極側に接続されている。
スイッチング素子Q4のゲートには、抵抗切替信号SRが入力される。スイッチング素子Q4のコレクタ及びエミッタは、それぞれゲート抵抗Rg4の両端の端子に接続されている。スイッチング素子Q4がオンされると、ゲート抵抗Rg4の両端の端子が短絡された状態となる。
ゲート抵抗Rg1,Rg2は、ターンオン用のゲート抵抗である。ゲート抵抗Rg3,Rg4は、ターンオフ用のゲート抵抗である。
スイッチング素子Q1は、ゲート信号SG1に基づいて、電力変換回路41のスイッチング素子SWをターンオンさせるためのスイッチング素子である。スイッチング素子Q2は、ゲート信号SG1に基づいて、電力変換回路41のスイッチング素子SWをターンオフさせるためのスイッチング素子である。
スイッチング素子Q3は、抵抗切替信号SRに基づいて、ターンオン時のゲート抵抗の抵抗値を切り替えるためのスイッチング素子である。スイッチング素子Q4は、抵抗切替信号SRに基づいて、ターンオフ時のゲート抵抗の抵抗値を切り替えるためのスイッチング素子である。
次に、ゲートドライブ回路42の動作について説明する。
ゲート信号SG1は、スイッチング素子SWをターンオンするときは、スイッチング素子Q1をオンし、スイッチング素子Q2をオフする信号となる。ゲート信号SG1は、スイッチング素子SWをターンオフするときは、スイッチング素子Q1をオフし、スイッチング素子Q2をオンする信号となる。
抵抗切替信号SRは、磁化電流印加フラグimsを反転(論理否定)した信号である。即ち、定常時では、抵抗切替信号SRは、スイッチング素子Q3,Q4をオンする信号が入力される。磁化時では、抵抗切替信号SRは、スイッチング素子Q3,Q4をオフする信号が入力される。
定常時では、スイッチング素子Q3がオンされているため、ゲート抵抗Rg2は短絡状態である。このため、スイッチング素子SWをターンオンするときに使用されるゲート抵抗は、実質的には、ゲート抵抗Rg1のみである。従って、ゲート抵抗の抵抗値は、ゲート抵抗Rg1の抵抗値である。
定常時では、スイッチング素子Q4がオンされているため、ゲート抵抗Rg4は短絡状態である。このため、スイッチング素子SWをターンオフするときに使用されるゲート抵抗は、実質的には、ゲート抵抗Rg3のみである。従って、ゲート抵抗の抵抗値は、ゲート抵抗Rg3の抵抗値である。
磁化時では、スイッチング素子Q3がオフされているため、ゲート抵抗Rg2は短絡状態が解消している。このため、スイッチング素子SWをターンオンするときのゲート抵抗は、ゲート抵抗Rg1及びゲート抵抗Rg2である。従って、ゲート抵抗の抵抗値は、ゲート抵抗Rg1及びゲート抵抗Rg2のそれぞれの抵抗値の総和である。従って、定常時でスイッチング素子SWをターンオンするときよりも、ゲート抵抗の抵抗値は大きくなる。
磁化時では、スイッチング素子Q4がオフされているため、ゲート抵抗Rg4は短絡状態が解消している。このため、スイッチング素子SWをターンオフするときのゲート抵抗は、ゲート抵抗Rg3及びゲート抵抗Rg4である。従って、ゲート抵抗の抵抗値は、ゲート抵抗Rg3及びゲート抵抗Rg4のそれぞれの抵抗値の総和である。従って、定常時でスイッチング素子SWをターンオフするときよりも、ゲート抵抗の抵抗値は大きくなる。
図4から図14を参照して、本実施形態に係る制御部10による可変磁束モータ2の磁化をする磁化制御について説明する。
図4は、磁化制御における直流電圧検出信号SV2(インバータ入力電圧)の変動を示す波形図である。図5は、磁化制御における磁化電流Idの変動を示す波形図である。図6は、磁化制御における磁化要求フラグFrqの状態の遷移を示す状態遷移図である。図7は、磁化制御における磁化モードフラグFmdの状態の遷移を示す状態遷移図である。図8は、磁化制御における昇圧完了フラグFveの状態の遷移を示す状態遷移図である。図9は、磁化制御における昇圧指令フラグFvsの状態の遷移を示す状態遷移図である。図10は、磁化制御における磁化電流印加フラグFimsの状態の遷移を示す状態遷移図である。図11は、磁化制御における磁化電流印加完了フラグFimeの状態の遷移を示す状態遷移図である。図12は、磁化制御における上側スイッチング素子SWUの状態STUの遷移を示す状態遷移図である。図13は、磁化制御における下側スイッチング素子SWDの状態STDの遷移を示す状態遷移図である。図14は、磁化制御における通流率αの状態の遷移を示す状態遷移図である。
定常時は、次の状態になっている。インバータ4の直流側には、直流電源5の出力電圧が昇圧されずに入力される。磁化管理部20は、抵抗切替信号SRを「1」にして、インバータ4のゲートドライブ回路42に出力している。上側スイッチング素子SWUの状態STUは、常時オン状態である。従って、常時オン相当の通流率指令値Sα0に対応するゲート信号SG2が出力されている。これにより、チョッパ通流率αは、100%になる。下側スイッチング素子SWDの状態STDは、常時オフ状態である。
磁化要求生成部24から磁化要求がされると、磁化要求フラグFrqが「1」になる(時刻t1)。磁化要求フラグFrqが「1」になると、磁化モードフラグFmd及び昇圧指令フラグFvsがそれぞれ「1」になる。磁化モードフラグFmdは、制御部10が磁化制御中のときは、「1」である。磁化モードフラグFmdは、制御部10が定常時のときは、「0」である。
昇圧指令フラグFvsが「1」になると、制御部10は、磁化電流Idを流すために、インバータ4の入力電圧を昇圧させる制御をする。具体的には、制御部10は、直流チョッパ7の上側スイッチング素子SWU及び下側スイッチング素子SWDのスイッチング制御をする。これにより、直流電源5の電源電圧Vbaが昇圧されて、インバータ4に入力される。制御部10による昇圧制御により、チョッパ通流率αが変動をする。
磁化管理部20は、インバータ入力電圧が磁化電流Idを流すために必要な電圧に達すると、昇圧完了フラグFveを発生させる(時刻t2)。昇圧完了フラグFveが発生すると、磁化管理部20は、磁化電流Idの出力を開始するために、磁化電流印加フラグFimsを発生させる。これにより、インバータ4は、磁化電流Idを出力し始める。磁化電流印加フラグFimsの発生により、磁化管理部20は、インバータ4のゲートドライブ回路42に、抵抗切替信号SRを「0」にして出力する。
磁化電流Idを流し終えると、磁化管理部20は、磁化電流印加フラグFimsを消滅させ、磁化電流印加完了フラグFimeを発生させる(時刻t3)。磁化電流印加完了フラグFimeが発生すると、制御部10は、インバータ入力電圧を徐々に直流電源5の電源電圧Vbaに戻すための制御を始める。
インバータ入力電圧が直流電源5の出力電圧Vbaになると、磁化管理部20は、昇圧指令フラグFvsを消滅させる(時刻t4)。これにより、制御部10による磁化制御が完了するため、磁化管理部20は、磁化モードフラグFmdを消滅させる。このとき、上側スイッチング素子SWU、下側スイッチング素子SWD、及びチョッパ通流率αは、それぞれ磁化制御前の状態に戻る。
本実施形態によれば、以下の作用効果を得ることができる。
ゲートドライブ回路42は、定常時では、スイッチング素子Q3,Q4がオンされることにより、ゲート抵抗の抵抗値を小さくして、スイッチング素子SWをスイッチングする。定常時では、スイッチング素子Q3,Q4がオフされることにより、ゲート抵抗の抵抗値を大きくして、スイッチング素子SWをスイッチングする。
よって、大きな電流を流す必要のない定常時では、ゲート抵抗値を小さくするため、スイッチング素子SWが発熱する温度(ジャンクション温度又はチャネル温度など)を抑制することができる。一方、磁束を変化させるための磁化電流Idのように大きな電流を流す必要のある磁化時では、ゲート抵抗値を大きくするため、過大なサージ電圧を抑制することができる。
従って、可変磁束モータドライブシステム1は、ゲートドライブ回路42を設けることにより、定常時では、スイッチング損失を抑制し、磁化時では、磁化電流Idを流すことにより発生するスイッチング素子SWのサージ電圧を抑制することができる。
また、直流チョッパ7は、定常時では、上側スイッチング素子SWUは、常時オン状態である。従って、直流チョッパ7は、スイッチング動作を行わないため、定常時における直流チョッパ7によるスイッチング損は発生しない。また、リアクトルLの高調波による損失も小さくすることができる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1…可変磁束モータドライブシステム、2…可変磁束モータ、3…回転角度センサ、4…インバータ、5…直流電源、6…平滑コンデンサ、7…直流チョッパ、8U,8W…交流電流検出器、10…制御部、41…電力変換回路、42…ゲートドライブ回路、DV1,DV2…直流電圧検出器、L…リアクトル、SW…スイッチング素子、SWU…上側スイッチング素子、SWD…下側スイッチング素子。

Claims (8)

  1. 直流電源から供給される直流電力を変換し、磁束を変化させるための永久磁石を備えた永久磁石同期電動機に交流電力を供給するための電力変換に用いられるスイッチング素子をドライブするためのゲートドライブ回路であって、
    前記永久磁石同期電動機に、磁束を変化させる磁化電流を出力するときのゲート抵抗値よりも、前記磁化電流を出力しないときのゲート抵抗値を小さくする構成がされたゲート抵抗回路
    を備えたことを特徴とするゲートドライブ回路。
  2. 前記ゲート抵抗回路は、
    前記スイッチング素子をターンオンするときに、ゲート抵抗として用いられる第1の抵抗器と、
    前記スイッチング素子をターンオンするときに、ゲート抵抗として用いられる第2の抵抗器と、
    前記スイッチング素子をターンオフするときに、ゲート抵抗として用いられる第3の抵抗器と、
    前記スイッチング素子をターンオフするときに、ゲート抵抗として用いられる第4の抵抗器と、
    前記磁化電流を出力しない場合、前記第2の抵抗器を短絡状態にする第1の短絡手段と、
    前記磁化電流を出力しない場合、前記第4の抵抗器を短絡状態にする第2の短絡手段とを備えたこと
    を特徴とする請求項1に記載のゲートドライブ回路。
  3. 磁束を変化させるための永久磁石を備えた永久磁石同期電動機を駆動するインバータであって、
    スイッチング素子により構成され、直流電源から供給される直流電力を変換し、交流電力を前記永久磁石同期電動機に供給する電力変換手段と、
    前記電力変換手段の前記スイッチング素子をドライブし、前記永久磁石同期電動機に磁束を変化させる磁化電流を出力するときのゲート抵抗値よりも、前記磁化電流を出力しないときのゲート抵抗値を小さくするゲートドライブ回路と
    を備えたことを特徴とするインバータ。
  4. 前記ゲートドライブ回路は、
    前記スイッチング素子をターンオンするときに、ゲート抵抗として用いられる第1の抵抗器と、
    前記スイッチング素子をターンオンするときに、ゲート抵抗として用いられる第2の抵抗器と、
    前記スイッチング素子をターンオフするときに、ゲート抵抗として用いられる第3の抵抗器と、
    前記スイッチング素子をターンオフするときに、ゲート抵抗として用いられる第4の抵抗器と、
    前記磁化電流を出力しない場合、前記第2の抵抗器を短絡状態にする第1の短絡手段と、
    前記磁化電流を出力しない場合、前記第4の抵抗器を短絡状態にする第2の短絡手段と
    を備えたことを特徴とする請求項3に記載のインバータ。
  5. 磁束を変化させるための永久磁石を備えた永久磁石同期電動機と、
    直流電力を出力する直流電源と、
    スイッチング素子により構成され、前記直流電源から供給される直流電力を変換し、交流電力を前記永久磁石同期電動機に供給する電力変換手段と、
    前記電力変換手段の前記スイッチング素子をドライブし、ゲート抵抗値が変化するゲートドライブ回路と、
    前記電力変換手段から磁束を変化させる磁化電流を出力させるときの前記ゲートドライブ回路のゲート抵抗値よりも、前記磁化電流を出力させないときの前記ゲートドライブ回路のゲート抵抗値を小さくする制御をする制御手段と
    を備えたことを特徴とするモータドライブシステム。
  6. 前記ゲートドライブ回路は、
    前記スイッチング素子をターンオンするときに、ゲート抵抗として用いられる第1の抵抗器と、
    前記スイッチング素子をターンオンするときに、ゲート抵抗として用いられる第2の抵抗器と、
    前記スイッチング素子をターンオフするときに、ゲート抵抗として用いられる第3の抵抗器と、
    前記スイッチング素子をターンオフするときに、ゲート抵抗として用いられる第4の抵抗器と、
    前記磁化電流を出力しない場合、前記第2の抵抗器を短絡状態にする第1の短絡手段と、
    前記磁化電流を出力しない場合、前記第4の抵抗器を短絡状態にする第2の短絡手段と
    を備えたことを特徴とする請求項5に記載のモータドライブシステム。
  7. 前記制御手段は、
    前記電力変換手段から前記磁化電流を出力させる場合、前記ゲートドライブ回路の前記第2の抵抗器の短絡状態を解消させる第1の短絡状態解消手段と、
    前記電力変換手段から前記磁化電流を出力させる場合、前記ゲートドライブ回路の前記第4の抵抗器の短絡状態を解消させる第2の短絡状態解消手段とを備えたこと
    を特徴とする請求項6に記載のモータドライブシステム。
  8. 前記電力変換手段から前記磁化電流を出力する場合、前記直流電源から出力される直流電圧を昇圧し、前記電力変換手段に供給する昇圧手段と
    を備えたことを特徴とする請求項5から請求項7のいずれか1項に記載のモータドライブシステム。
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