JP2011141179A - 電圧処理回路 - Google Patents

電圧処理回路 Download PDF

Info

Publication number
JP2011141179A
JP2011141179A JP2010001668A JP2010001668A JP2011141179A JP 2011141179 A JP2011141179 A JP 2011141179A JP 2010001668 A JP2010001668 A JP 2010001668A JP 2010001668 A JP2010001668 A JP 2010001668A JP 2011141179 A JP2011141179 A JP 2011141179A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
value
circuit
threshold
threshold voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010001668A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5285627B2 (ja
Inventor
Norikazu Ota
則一 太田
Hideki Hosokawa
秀記 細川
Masato Suzuki
正人 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Toyota Central R&D Labs Inc
Original Assignee
Denso Corp
Toyota Central R&D Labs Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp, Toyota Central R&D Labs Inc filed Critical Denso Corp
Priority to JP2010001668A priority Critical patent/JP5285627B2/ja
Publication of JP2011141179A publication Critical patent/JP2011141179A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5285627B2 publication Critical patent/JP5285627B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】回転体の回転角の変化に正確に対応するタイミングで反転するタイミング信号を出力する回路を提供する。
【解決手段】センサ10からの信号電圧を入力して増幅する増幅回路110と、増幅後電圧のピーク値Vpを保持するピークホールド回路120と、増幅後電圧のボトム値Vbを保持するボトムホールド回路130と、ピーク値Vpとボトム値Vbの差ΔVが小さいほど大きな値をとる分圧比Aと、Vref=Vb+A×(Vp−Vb)の式に従って計算される閾値電圧Vrefを出力する閾値電圧出力回路140と、増幅後電圧が閾値電圧Vrefを超えて変化するときに反転するタイミング信号を出力する回路150を備えている。ピーク値Vpとボトム値Vbの差ΔVによって信号波形が変化することが補償でき、回転角の変化に正確に対応するタイミングで反転するタイミング信号を得ることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、回転体の回転角が所定角だけ変化したタイミング、すなわち、回転体が所定角だけ回転したタイミングを示す信号を出力する回路に関する。
前記のタイミング信号を得るために、例えば図15に例示する装置が知られている。回転体10には、前記所定角θの範囲に形成されている凸部10aと、前記所定角θの範囲に形成されている凹部10bが、周方向に繰り返して形成されている。回転体10の周面に向かい合う位置に、センサ30が配置されている。センサ30は、センサ30から回転体10の周面までの距離(以下ではギャップという)δが変化するのに追従して増減する電圧を出力する。例えば、センサ30に磁気センサを用いれば、センサ30に向かい合う位置に凸部10aが位置しているためにギャップδが短い間は、センサ30が高い電圧を出力する。センサ30に向かい合う位置に凹部10bが位置しているためにギャップδが長い間は、センサ30が低い電圧を出力する。
図17のV2は、センサ30の出力電圧V1を増幅した電圧を示している。横軸は、固定されているセンサ30に向かい合う位置を回転体10の周面が移動していくことに対応している。前記したように、凸部10aと凹部10bの各々は、所定角θの範囲に形成されている。回転体10が2θの角度だけ回転すると、凸部10aと凹部10bとセンサ30の相対的位置関係は元の関係に戻る。図17では、回転体10の回転角を位相角でも示しており、回転体10が回転角θだけ回転することが180°の位相角に対応する。
センサ30の出力電圧V1を増幅した電圧V2は、センサ30と凸部10aの中央位置が向かい合う回転角においてピーク値Vpをとり、センサ30と凹部10bの中央位置が向かい合う回転角においてボトム値Vbをとる。増幅後電圧V2は、回転体10の回転に追従して、ピーク値Vpとボトム値Vbの間で増減する。
実際上の多くの場合において、回転体10が所定角θだけ回転したタイミングに同期して変化するタイミング信号が必要とされる。そのタイミング信号をカウントすれば、回転体10の回転角を計算するといったことが可能となる。
下記の文献等に、センサ30の出力電圧V1からタイミング信号を得る技術が知られている。これらの技術では、増幅後電圧V2のピーク値Vpとボトム値Vbをホールドし、それから中間値Vrefを得、増幅後電圧V2が中間値Vrefを越えて変化するタイミングで反転するタイミング信号を得る。これによると、センサ30に向かい合う位置を凹部10bと凸部10aの境界10e1が通過するタイミングでVe1に示すように反転し、センサ30に向かい合う位置を凸部10aと凹部10bの境界10e2が通過するタイミングでVe2に示すように反転するタイミング信号Voutを得ることができるはずである。
図16は、センサ30の出力電圧V1を入力し、タイミング信号Voutを出力する従来の処理回路900を示している。処理回路900は、センサ30の出力電圧V1を入力し、入力した電圧V1を増幅器110で増幅する。増幅後電圧V2は、ピーク電圧Vpを保持するピークホールド回路120と、ボトム電圧Vbを保持するボトムホールド回路130に入力される。ピーク値Vpとボトム値Vbは、閾値電圧出力回路190に入力される。閾値電圧出力回路190は、ピーク値Vpとボトム値Vbを1対1の比率で分圧した電圧Vrefを出力する。すなわち閾値電圧出力回路190は、Vref=Vb+0.5×(Vp−Vb)=0.5×(Vp+Vb)の式に従って計算される値に等しい電圧であって、ピーク値Vpとボトム値Vbの中間値に等しい値を持つ中間電圧Vrefを出力する。中間電圧Vrefと増幅後電圧V2が、二値化回路150に入力される。二値化回路150は、増幅後電圧V2が中間電圧Vrefを超えて変化するタイミングで反転する電圧を出力する。結果的に、その出力電圧Voutは、図17に示すタイミング信号Voutとなる。すなわち、処理回路900は、回転体10の回転角の変化に追従して増減する電圧V1を入力し、回転角が所定角だけ変化したタイミングを示すタイミング信号Voutを出力する。図16の処理回路900は、センサ30に向かい合う位置を凹部10bと凸部10aの境界10e1,10e2が通過するタイミングで反転するタイミング信号Voutを出力する。なおセンサ30の出力電圧V1が処理に適した振幅で変化をする場合、あるいはセンサ30が増幅回路を内蔵している場合には、処理回路900に増幅器110を用意する必要がない。
特開2008−32706号公報 米国特許出願公開第2006/0009941号公報
従来の技術では、回転に追従して増減する電圧V2を、その電圧V2のピーク値Vpとボトム値Vbの中間電圧Vrefと比較することによって、タイミング信号Voutを出力する。センサ30の出力電圧V1が正弦波である限り、その方式によって回転体10が所定角θだけ回転した時に反転するタイミング信号を得ることができるはずである。
しかしながら、本願発明者らによって、センサの出力電圧V1は必ずしも正弦波でなく、ピーク値Vpとボトム値Vbの中間電圧Vrefを閾値として二値化すると、回転体が所定角だけ回転したタイミングと、タイミング信号の反転タイミングがずれることがあることが見出された。
図17は、センサ30と凸部10a間のギャップδが最小値AGminのときを示し、図18は、ギャップδが最大値AGmaxのときを示している。ギャップδの値によって、センサの出力電圧V1(あるいは増幅後電圧V2)がほぼ正弦波であったり、正弦波からずれたりする。図17は、たまたま正弦波となった場合を示しており、ギャップδが異なれば、図18に例示するように、正弦波でなくなってしまう。
センサの出力電圧V1(あるいは増幅後電圧V2)が正弦波でない場合、従来の技術によって、ピーク値Vpとボトム値Vbの中間電圧Vrefと比較することによってタイミング信号Voutを出力すると、回転体が所定角だけ回転したタイミングと、タイミング信号の反転タイミングがずれてしまう。図18の場合、センサ30に向かい合う位置を境界10e1が通過する前にタイミング信号が反転し、センサ30に向かい合う位置を境界10e2が通過した後にタイミング信号が反転する。タイミング信号Voutの反転タイミングは、回転体10の実際の回転角の変化から、誤差Pe1、Pe2だけずれてしまう。
センサ30と凸部10a間のギャップδがずれる現象は、センサ30の取り付け位置がずれたり、あるいは、回転体10の回転中心が外周面の中心からずれている場合に生じる。前者の場合には、量産時のセンサ30の取り付け位置のバラツキによって、図17のタイミング信号が得られる装置と図18のタイミング信号が得られる装置にばらついてしまう。後者の場合は、回転体30が偏心回転することになり、その回転角によって図17のタイミング信号が得られる状態と図18のタイミング信号が得られる状態が繰り返されることになる
本発明は、回転体の回転角の変化に追従して増減する電圧を入力し、回転角が所定角だけ変化したタイミングを示すタイミング信号を出力する回路に関する。この処理回路は、回転体の回転角の変化に追従して増減する電圧のピーク値Vpを検出するピーク値検出回路と、その電圧のボトム値Vbを検出するボトム値検出回路と、検出されたピーク値Vpとボトム値Vbの差に依存して変化する分圧比Aと、Vref=Vb+A×(Vp−Vb)の式に従って計算される値に等しい閾値電圧Vrefを出力する閾値電圧出力回路と、前記電圧と閾値電圧Vrefを入力して前記電圧が閾値電圧Vrefを超えて変化するタイミングで反転するタイミング信号を出力するタイミング信号出力回路とを備えている。
本処理回路では、二値化に用いる閾値がピーク値Vpとボトム値Vbの中間電圧Vrefに固定されていない。分圧比Aがピーク値Vpとボトム値Vbの差に依存して変化する変数とされている。
例えば図17に示すように、回転に追従して増減する電圧のピーク値Vpとボトム値Vbの差が大きい場合には、分圧比を0.5程度の値とする。すなわち、閾値電圧Vrefを、ピーク値Vpとボトム値Vbの中間電圧近傍にとる。逆に、図18に示すように、増幅後電圧のピーク値Vpとボトム値Vbの差が小さい場合には、分圧比をあげる。すなわち、閾値電圧Vref’を、ピーク値Vpとボトム値Vbの中間電圧Vrefよりも上げる。図18の場合、閾値電圧をピーク値Vpとボトム値Vbの中間電圧Vrefよりも上げ、Vref’にまで上昇させれば、前記した誤差Pe1,Pe2の発生を防止することができることを示している。
回転に追従して増減する電圧V2のピーク値Vpとボトム値Vbの差が所定の値である場合にはその電圧V2が正弦波であるのに対し、ピーク値Vpとボトム値Vbの差が小さくなると、中間値よりも大きな電圧となっている期間が長くなって中間値よりも小さな電圧となっている期間が短くなる波形に歪んでしまう。あるいは逆に、中間値よりも大きな電圧となっている期間が短くなって中間値よりも小さな電圧となっている期間が長くなる波形に歪むこともある。例えば電圧処理回路では、処理する電圧を反転してから処理することがある。図19は、センサから得られる電圧がV2’であり、電圧処理回路ではその電圧V2’を反転した電圧V2を処理する場合を例示している。この場合、電圧V2は中間値よりも大きな電圧となっている期間が短くなって中間値よりも小さな電圧となっている期間が長くなる波形に歪むために、正しいタイミングを得るためには、ピーク値Vpとボトム値Vbの中間値Vrefよりも小さな閾値電圧Vref’を用いる必要がある。センサの特性あるいは処理回路の処理方式によって、ピーク値Vpとボトム値Vbの差が小さい場合には分圧比を上げなければならないこともあるし、下げなければならないこともある。重要なことは、ピーク値Vpとボトム値Vbの差に対応して分圧比Aを変化させないとタイミングがずれてしまうことである。実際に測定してみることによって、ピーク値Vpとボトム値Vbの差と、正確なタイミングをもたらす適切な分圧比Aの間に必要とされる関係を特定することができる。
回転に追従して増減する電圧V1またはV2のピーク値Vpとボトム値Vbの差に依存して分圧比Aを変化させると、波形の変化と閾値電圧を連動させることができ、前記したギャップδが変化しても、たとえば位相角が90度変化したタイミングで反転するタイミング信号を得ることができる。
回転に追従して増減する電圧と閾値電圧を比較し、前記電圧が閾値電圧を超えて変化したタイミングで反転するタイミング信号を出力する回路は2値化回路に限られない。前記タイミングで立ち上がって直後に立ち下がる短パルスを出力する回路でもよい。
また、ピーク値検出回路とボトム値検出回路と閾値電圧出力回路とタイミング信号出力回路は、アナログ回路であってもよいし、ディジタル回路であってもよい。
アナログ回路で、ピーク値検出回路とボトム値検出回路と閾値電圧出力回路を構成する場合、ピーク値ホールド回路の出力点とボトム値ホールド回路の出力点との間に2個の分圧抵抗を直列に接続するとともに、それらの分圧抵抗間の中間節点に電流源を接続することによって、ピーク値Vpとボトム値Vbの差に依存して変化する分圧比で分圧した閾値電圧を得ることができる。
その電流源は、中間節点に電流を流し込むものであってよいし、中間節点から電流を引き出すものであってもよい。2個の分圧抵抗の比率と電流の大きさを調整することによって、ピーク値とボトム値の差と分圧比の間に必要とされる関係を実現することができる。
本発明の電圧処理回路によれば、回転体とセンサの相対的位置関係の変化に抗して、回転体が所定角だけ回転したタイミングに正確に同期したタイミングで反転するタイミング信号を得ることができる。タイミング信号の反転タイミングが、回転体の実際の回転角の変化からずれる程度を顕著に低減することができる。
本発明の第1実施例に係る処理回路100の概略構成を示す説明図。 ギャップδが最大値AGmaxのときの処理回路100による処理内容を示す説明図。 ギャップδが最小値AGminのときの処理回路100による処理内容を示す説明図。 ギャップ、入力電圧の振幅、分圧比、およびタイミング信号のずれの関係を示す説明図。 第1実施例の閾値電圧出力回路140の構成を示す説明図。 閾値電圧出力回路140の回路パラメータを設定するための回路方程式を示す説明図。 閾値電圧出力回路140の定電流回路141の構成を示す説明図。 第2実施例の閾値電圧出力回路140aの構成を示す説明図。 閾値電圧出力回路140aの定電流回路141aの構成を示す説明図。 分圧比と入力電圧の振幅との間に必要とされる関係を例示する図。 第3実施例の閾値電圧出力回路の構成を示す説明図。 第3実施例の閾値電圧出力回路で図10の関係を実現する回路パラメータを決定するための回路方程式を示す説明図。 第4実施例の閾値電圧出力回路140bの構成を示す説明図。 第4実施例の入力電圧の振幅と分圧比の関係を示す説明図。 従来のタイミング信号出力装置の構成を示す説明図。 従来の処理回路900の構成を示す説明図。 ギャップが最小値のときの処理回路900による処理内容を示す説明図。 ギャップが最大値のときの処理回路900による処理内容を示す説明図。 センサ出力を反転して処理する場合を説明する図。
本発明は、たとえば以下の特徴を単独あるいは組み合わせて備えることによってさらに好ましい形態として実現することもできる。
(第1特徴) 閾値電圧出力回路の電流源は、中間節点に一定量の電流を流し込む。
(第2特徴) 閾値電圧出力回路の電流源は、中間節点から一定量の電流を引き出す。
(第3特徴) 閾値電圧出力回路の電流源は、中間節点に、ピーク値Vpとボトム値Vbの差の二乗に比例する電流を流し込む。
(第4特徴) 閾値電圧出力回路の電流源は、中間節点から、ピーク値Vpとボトム値Vbの差の二乗に比例する電流を引き出す。
(第5特徴) 閾値電圧出力回路は、直列に接続されている3以上分圧抵抗と、分圧抵抗間の2以上の中間節点の各々と閾値電圧出力端子の間に接続されている2以上のスイッチと、ピーク値Vpとボトム値Vbの差によって導通させるスイッチを切り換える回路を備えている。
以下では、上述の特徴を踏まえて本発明の作用や効果を明確に説明するために、本発明の実施の形態を、次のような順序に従って説明する。
A.本発明の第1実施例に係る処理回路の構成と動作:
B.本発明の第2実施例に係る処理回路の構成と動作:
C.本発明の第3実施例に係る処理回路の構成と動作:
D.本発明の第4実施例に係る処理回路の構成と動作:
E.変形例:
A.本発明の第1実施例に係る処理回路の構成と動作:
図1は、本発明の第1実施例に係る処理回路100の概略構成を示す説明図である。
第1実施例の処理回路100では、図16に示した従来の閾値電圧出力回路190が閾値電圧出力回路140に変更されている。また、センサ30が、2種類の電圧信号INPとINMを出力する。実際には、両者の電圧差INP−INMがセンサ30の出力電圧V1に相当する。センサ30の出力電圧V1=INP−INMは、図17、図18に例示したように変動する。センサ30が出力する2種類の電圧信号INPとINMはオペアンプ110に入力され、その電圧差が増幅される。オペアンプ110の出力電圧V2は、G×V1に等しい。ここで、Gは増幅率である。増幅された電圧V2は、図17、図18に例示したように、回転角の変化に追従して変動する。前記したように、増幅された電圧V2の振幅と波形は、ギャップδによって変化する。
増幅された電圧V2は、ピーク電圧を保持して保持したピーク電圧Vpを出力するピークホールド回路120と、ボトム電圧を保持して保持したボトム電圧Vbを出力するボトムホールド回路130と、二値化処理回路150に入力される。ピークホールド回路120が出力するピーク電圧Vpと、ボトムホールド回路130が出力するボトム電圧Vbは、閾値電圧出力回路140に入力される。閾値電圧出力回路140は、定電流回路141を備えており、後記するように、結果的には、ピーク値Vpとボトム値Vbの差(増幅電圧V2の振幅)が小さいほど大きな値をとる分圧比Aと、Vref=Vb+A×(Vp−Vb)の式に従って計算される値に等しい閾値電圧Vrefを出力する。閾値電圧出力回路140が出力する閾値電圧Vrefは二値化処理回路150に入力される。二値化処理回路150は、オペアンプ110が出力する増幅電圧V2と、閾値電圧出力回路140が出力する閾値Vrefを比較し、前者V2が後者Vrefを超えて変化するタイミングで反転するタイミング信号Voutを出力する。
閾値電圧出力回路140は、定電流回路141を備えている点で従来の閾値電圧出力回路190と相違し、ピーク値Vpとボトム値Vbの差によって分圧比Aを変化させることになる。
図2は、ギャップδが最大値AGmaxのときの処理回路100による二値化処理の内容を示す説明図である。処理回路100によると、従来の二値化処理(図18)の場合とは相違し、位相誤差(タイミングのずれ)Pe1、Pe2を発生させないことが分かる。処理回路100が、位相誤差Pe1、Pe2が発生させないのは、ピーク電圧Vpとボトム電圧Vbの中間電圧を閾値とせず、それよりも高い側に修正されている閾値電圧Vref’を用いるからである。ギャップδが広い場合、すなわちピーク電圧Vpとボトム電圧Vbの差が小さい場合には、図示されている分圧比Aを0.5以上とすることによって(分圧比Aを0.5とすると中間値となる)、高い側に修正されている閾値電圧Vref’を閾値とする。これによって、位相誤差Pe1、Pe2の発生を抑制することができる。後記するように、閾値電圧出力回路140に定電流回路141を組み込むことで、位相誤差Pe1、Pe2の発生を抑制することができる閾値電圧Vref’が得られる。
図3は、ギャップδが最小値AGminのときの処理回路100による二値化処理の内容を示す説明図である。ギャップδが最小値AGminのときの二値化処理と、ギャップδが最大値AGmaxのときの二値化処理では、閾値電圧Vrefを実現する分圧比Aが相違する。ギャップδが狭い場合、すなわちピーク電圧Vpとボトム電圧Vbの差が大きい場合には、図示されている分圧比Aを0.5に近づけることによって、ピーク電圧Vpとボトム電圧Vbの中間値に近い電圧を閾値電圧Vref’とする。これによって、ギャップδが狭い場合でも、位相誤差Pe1、Pe2の発生を抑制することができる。
処理回路100によると、ギャップδが狭くて増幅後電圧V2の振幅が大きい場合には、分圧比Aを小さくした閾値電圧を利用し、ギャップδが広くて増幅後電圧V2の振幅が小さい場合には、分圧比Aを大きくした閾値電圧を利用するために、ギャップδが狭くても広くても、位相誤差Pe1、Pe2の発生を抑制することができる。
図4(a)は、ギャップδと、オペアンプ110で増幅された電圧V2の振幅ΔV(=Vp−Vb)の関係を例示している。実際に測定すると、ギャップδが広いほど増幅後電圧V2の振幅ΔVが減少することが分る。
図4(b)は、図2に示す位相角90°の位置において検出される増幅後電圧V2(90°)に対して、V2(90°)=Vb+A×(Vp−Vb)の式から分圧比Aの値を計算した結果を示している。ここで、Vpは増幅後電圧V2のピーク値であり、Vbは増幅後電圧V2のボトム値である。測定結果から、ギャップδが広いほど、位相角90°の位置において検出される増幅後電圧V2(90°)をもたらす分圧比Aが上昇することが分る。すなわち、ギャップδが広いほど大きくなる分圧比Aによるときの電圧を閾値とすれば、位相角90°となったタイミングで反転する信号を得ることができることがわかる。
図4(c)は、図4(b)で算出された分圧比Aを増幅後電圧V2の振幅ΔVとの関係で示したものである。増幅後電圧V2の振幅ΔVが減少すると増大する分圧比Aによるときの電圧を閾値とすれば、位相角90°となったタイミングで反転する信号を得ることができることがわかる。正確には、分圧比Aの計算項に、振幅ΔVに反比例する計算項が存在していると、ピーク値Vpとボトム値Vbと分圧比Aから計算した閾値と、位相角90°の位置において検出される増幅後電圧V2(90°)がほぼ一致することが分る。図4(c)の関係を満たす分圧比Aで分圧した電圧を閾値に用いれば、位相角90°となったタイミングで反転する信号を得ることができ、図18に示した誤差Peを小さく押さえられることがわかる。
図4(d)の破線は、従来の技術(分圧比Aを0.5に固定した場合)によるときに生じる図18に示した誤差Peとギャップδの関係を示す。ギャップδの大きさによって、誤差Peが大きな値になりえることが分る。それに対して実線は、処理装置100によるときの誤差Peとギャップδの関係を示す。ギャップδの大きさと無関係に、小さな誤差Peに抑えられることが分る。
図5は、閾値電圧出力回路140の構成を示す説明図である。閾値電圧出力回路140は、増幅後電圧V2のピーク値Vpとボトム値Vbを分圧する抵抗R1とR2を備えている。ただし、その分圧点140pに一定電流I1を供給する定電流回路141が接続されているために、分圧点140pの電圧は、ピーク値Vpとボトム値Vbを抵抗R1とR2の比で分圧したものから相違する。
図6は、図5の回路のパラメータを示す。定電流回路141から供給する一定電流I1と抵抗R1の値は、式F4に従って決定する。I1とR1の値は、式F4に従って一意に決定されるものでなく、どちらかを決めると他方が決まる。装置作成時に、I1を先に決めてから式F4によってR1を決定してもよいし、R1を先に決めてから式F4によってI1を決定してもよい。式において、ΔVmaxは、ギャップδが最小であって増幅後電圧V2の振幅ΔVが最大となるときの振幅を示す。ΔVminは、ギャップδが最大であって増幅後電圧V2の振幅ΔVが最小となるときの振幅を示す。Amaxは、図4(c)に示されている分圧比を示す。すなわち、振幅ΔVが最小の際に位相角90°の位置において検出される増幅後電圧V2(90°)を実現する分圧比であり、予め計測しておいた値を用いる。Aminも、図4(c)に示されている分圧比を示す。すなわち、振幅ΔVが最大の際に位相角90°の位置において検出される増幅後電圧V2(90°)を実現する分圧比であり、予め計測しておいた値を用いる。抵抗R2の値は式F5に従って決定する。
上記の抵抗R1、R2を用い、分圧点140pに電流I1を供給すると、分圧点140pに生じる電圧は、式F1またはF2に示す値となる。式F2における分圧比Aの値は、式F3のものである。
式F2,F3から分かるように、分圧比AはR2/(R1+R2)+R2×I1/(Vp−Vb)の式で示される値となる。この式の第2項は、増幅後電圧V2の振幅ΔVに反比例する項であり、分圧比Aは増幅後電圧V2の振幅ΔVが減少するほど増加する結果が得られる。
式F1,F2に示される分圧点140pの電圧に対応する分圧比Aは、図4(c)に示すものに一致する。閾値電圧出力回路140を用いると、増幅後電圧V2の振幅ΔVの大小にかかわらず、閾値電圧出力回路140の出力電圧が位相角が90°の位置で検出される増幅後電圧V2(90°)に等しくなるという関係が得られる。
閾値電圧出力回路140を用いて閾値電圧を出力すると、回転体が90°の位相角となったときに反転するタイミング信号を作り出せることが分る。
図7は、定電流回路141の構成を示す説明図である。定電流回路141は、オペアンプC1と、2個のトランジスタT1、T2と、抵抗R3を備えている。定電流回路141は、外部から基準電圧VBGRが与えられると、接続点141pの電圧が基準電圧VBGRに等しくなるために、VBGR/R3で決定される大きさの電流I1がトランジスタT1に流れる。トランジスタT1のゲート電圧Ciと同じ電圧がトランジスタT2のゲートに印加されており、トランジスタT1,T2のソース電圧がともにVccに固定されているので、トランジスタT2にもトランジスタT1と同じ大きさの電流が流れる。定電流回路141は、分圧点140pに一定の大きさの電流I1(VBGR/R3)を流し込む。
B.本発明の第2実施例に係る処理回路の構成と動作:
図8は、第2実施例の閾値電圧出力回路140aの構成を示す説明図である。第2実施例の閾値電圧出力回路140aは、第2実施例の定電流回路141aの電流の方向が第1実施例の定電流回路141と逆方向である点で、第1実施例の閾値電圧出力回路140と相違する。このように、定電流回路141、141aは、一定の電流Iを供給するように構成しても良いし、あるいは一定の電流I1の供給を受ける(引き出す)ようにしても良い。
図9は、第2実施例の閾値電圧出力回路140aが有する定電流回路141aの構成を示す説明図である。第2実施例の定電流回路141aは、2個のトランジスタT3、T4が追加されている点で、第1実施例の定電流回路141と相違する。トランジスタT3は、トランジスタT3が一定の大きさの電流I1を流すゲート信号Cirを生成する。生成されたゲート信号Cirは、トランジスタT4にも印加される。トランジスタT4は、接続点140apから一定の大きさの電流I1を引き出す。
C.本発明の第3実施例に係る処理回路の構成と動作:
図4(C)に例示するように、回転に追従して増減する入力電圧の振幅に依存して適切な分圧比が変化する場合、図10に示すように、生じえる最大振幅ΔVmaxと最小振幅ΔVminの間では、振幅ΔVに対して適切な分圧比Aが直線的に変化することがある。また、振幅ΔVが大きいほど分圧比Aを低下させたい場合もある。
図11は、上記の要請を満たす閾値電圧出力回路の一例を示している。第3実施例では、電流源200が、2つの分圧抵抗R1,R2の中間節点202から、ピーク値Vpとボトム値Vbの差の二乗に比例する電流を引き出す。この場合、閾値電圧出力端子に生じる電圧Vrefは、図12の式(1)に示す値となり、その際の分圧比は(2)式に示すものとなる。そこで、図10の関係が必要とされる場合、図10のA0の値と傾斜kの値を特定し、それを図12の式(3)(4)に代入し、その式(3)(4)を満たすbとR1とR2を特定する。このとき、2つの関係式から3変数を決定する問題となり、一つの自由度が許される。例えばbの値を先に決め、その後に、式(3)と(4)からR1とR2を決定することができる。その結果、図10に示されている振幅と分圧比の関係を満たす閾値電圧Vrefを出力することができる。
傾斜kが図10と逆方向であれば、bの値がマイナスとなる。すなわち、2つの分圧抵抗R1,R2の中間節点202にピーク値Vpとボトム値Vbの差の二乗に比例する電流を流し込めば、振幅ΔVが大きいほど分圧比Aを増大させる関係を実現することもできる。
D.本発明の第4実施例に係る処理回路の構成と動作:
図13は、第4実施例の閾値電圧出力回路140bの構成を示す説明図である。閾値電圧出力回路140bは、制御回路142と、5個のスイッチS1、S2、S3、S4、S5と、6個の抵抗R1b、R2b、R3b、R4b、R5b、R6bとを備えている。抵抗R1bは、抵抗R1b〜R6bの合計抵抗値の10/32の大きさの抵抗値を持ち、2個の抵抗R2b、R3bは、1/32の大きさの抵抗値を持ち、2個の抵抗R4b、R5bは、2/32の大きさの抵抗値を持ち、抵抗R6bは、16/32の大きさの抵抗値を持っている。
図14は、増幅後電圧V2の振幅ΔVと、閾値電圧出力回路140bから出力される閾値電圧Vref’の分圧比の関係を示している。ここでいう分圧比とは、Vref’=Vb+A×(Vp−Vb)の式におけるAの値を言う。
制御回路142は、増幅後電圧V2の振幅ΔVが予め設定された閾値Th1よりも小さいときにスイッチS1のみをオンし、振幅ΔVが閾値Th1〜Th2のときにスイッチS2のみをオンし、振幅ΔVが閾値Th2〜Th3のときにスイッチS3のみをオンし、振幅ΔVが閾値Th3〜Th4のときにスイッチS4のみをオンし、振幅ΔVが閾値Th4よりも大きいときにスイッチS5のみをオンする。Th1<Th2<Th3<Th4の関係に設定されている。
スイッチS1がオンするとVb+(22/32)×ΔVの閾値が出力される。スイッチS2がオンするとVb+(21/32)×ΔVの閾値が出力される。スイッチS3がオンするとVb+(20/32)×ΔVの閾値が出力される。スイッチS4がオンするとVb+(18/32)×ΔVの閾値が出力される。スイッチS5がオンするとVb+(16/32)×ΔVの閾値が出力される。
この結果、振幅ΔVが小さくなると、分圧比Aが上昇する関係が実現される。
なお、制御回路142は、5個のスイッチS1、S2、S3、S4、S5の制御において、スイッチ切替のための閾値(たとえば閾値Th1)にヒステリシスを与えることが好ましい。こうすれば、振幅ΔVの僅かな変動に応じた頻繁なスイッチ切替が抑制され、回路の作動の安定性を向上させることができる。
本願発明では、必ずしも定電流回路を使用して閾値を得る必要がなく、ピーク電圧Vpとボトム電圧Vbの電圧差ΔVが減少するにつれて、基準電圧Vrefとピーク電圧Vpとボトム電圧Vbの間に成立する分圧比Aが上昇する関係が得られるように構成されていれば良い。
また、増幅後電圧V2のピーク値Vpとボトム値Vbの電圧差ΔVが小さくなると、中間値よりも大きな電圧となっている期間が短くなって中間値よりも小さな電圧となっている期間が長くなる波形に歪む場合には、電圧差ΔVが減少するにつれて、基準電圧Vrefとピーク電圧Vpとボトム電圧Vbの間に成立する分圧比Aが下降する関係に調整すればよい。
E.変形例:
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
例えば、センサが十分な電圧を出力する場合、あるいはセンサ自体が増幅回路を内蔵している場合には、2値化回路から増幅回路が不要となる。
また上記では、アナログ回路を利用してピーク電圧とボトム電圧を保持する実施例を説明したが、信号電圧をディジタル化し、それをディジタルプロセッサで処理することによって、ピーク電圧とボトム電圧を検出し、閾値を算出し、信号電圧と閾値と比較してタイミングを特定する処理を実施してもよい。
また上記では、信号電圧が閾値を超えたタイミングで反転する電圧を出力するために、結果的には信号電圧を2値化している。しかしながら、閾値を的確に修正する本技術の有用性は、信号電圧を2値化する実施例においてのみ有用性を発揮するというものでなく、例えば、信号電圧が閾値を超えたタイミングで立ち上がって立ち下がる短パルスを出力してタイミングを示す信号を出力する場合にも有効である。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項に記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数の目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
10e1、10e2…端部
10…回転体
10a…凸部
10b…凹部
30…センサ
100…処理回路
110…オペアンプ
120…ピークホールド回路
130…ボトムホールド回路
140、140a、140b…閾値電圧出力回路
140p、141p…分圧点
141、141a…定電流回路
142…制御回路
150…二値化処理回路
190…閾値電圧出力回路
900…処理回路

Claims (4)

  1. 回転体の回転角の変化に追従して増減する電圧を入力し、回転角が所定角だけ変化したタイミングを示すタイミング信号を出力する回路であり、
    前記電圧のピーク値Vpを検出するピーク値検出回路と、
    前記電圧のボトム値Vbを検出するボトム値検出回路と、
    前記ピーク値Vpと前記ボトム値Vbの差に依存して変化する分圧比Aと、Vref=Vb+A×(Vp−Vb)の式に従って計算される値に等しい閾値電圧Vrefを出力する閾値電圧出力回路と、
    前記電圧と前記閾値電圧Vrefを入力し、前記電圧が前記閾値電圧Vrefを超えて変化するタイミングで反転するタイミング信号を出力するタイミング信号出力回路と、
    を備えている電圧処理回路。
  2. 前記閾値電圧出力回路は、前記ピーク値Vpに等しい電圧点と前記ボトム値Vbに等しい電圧点との間に直列に接続されている2個の分圧抵抗と、それらの分圧抵抗間の中間節点に接続されている電流源を備えていることを特徴とする請求項1に記載の電圧処理回路。
  3. 前記電流源が、前記中間節点に電流を流し込むことを特徴とする請求項2に記載の電圧処理回路。
  4. 前記電流源が、前記中間節点から電流を引き出すことを特徴とする請求項2に記載の電圧処理回路。
JP2010001668A 2010-01-07 2010-01-07 電圧処理回路 Expired - Fee Related JP5285627B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010001668A JP5285627B2 (ja) 2010-01-07 2010-01-07 電圧処理回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010001668A JP5285627B2 (ja) 2010-01-07 2010-01-07 電圧処理回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011141179A true JP2011141179A (ja) 2011-07-21
JP5285627B2 JP5285627B2 (ja) 2013-09-11

Family

ID=44457133

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010001668A Expired - Fee Related JP5285627B2 (ja) 2010-01-07 2010-01-07 電圧処理回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5285627B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61223572A (ja) * 1985-03-28 1986-10-04 Nippon Denso Co Ltd ホ−ルセンサ−誤差変動分補正回路
JPH0882634A (ja) * 1994-09-13 1996-03-26 Nippondenso Co Ltd 磁気検出装置
JPH08272468A (ja) * 1995-03-29 1996-10-18 Mitsubishi Electric Corp 基準電圧発生回路
JPH09133693A (ja) * 1995-11-09 1997-05-20 Denso Corp 波形整形回路
JPH10318783A (ja) * 1997-05-16 1998-12-04 Yazaki Corp 磁気検出装置及び磁気検出信号処理装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61223572A (ja) * 1985-03-28 1986-10-04 Nippon Denso Co Ltd ホ−ルセンサ−誤差変動分補正回路
JPH0882634A (ja) * 1994-09-13 1996-03-26 Nippondenso Co Ltd 磁気検出装置
JPH08272468A (ja) * 1995-03-29 1996-10-18 Mitsubishi Electric Corp 基準電圧発生回路
JPH09133693A (ja) * 1995-11-09 1997-05-20 Denso Corp 波形整形回路
JPH10318783A (ja) * 1997-05-16 1998-12-04 Yazaki Corp 磁気検出装置及び磁気検出信号処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5285627B2 (ja) 2013-09-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5853046B2 (ja) 磁場計測装置
JP5606941B2 (ja) フラックスゲートセンサ
TW201621342A (zh) 磁場感測裝置及其磁場感測方法
US11307017B2 (en) Single channel magnetoresistance-based angle sensor
WO2015068629A1 (ja) 磁界検出センサ
US9438147B2 (en) Position detecting apparatus and driving system
JP5989257B2 (ja) 磁気検出装置
JP2011117731A (ja) 磁気検出装置
JP5285627B2 (ja) 電圧処理回路
JP4129030B2 (ja) 磁気検出装置
JP6457192B2 (ja) ホール起電力信号処理装置、電流センサ及びホール起電力信号処理方法
JP6257019B2 (ja) 磁気センサ
JP4213163B2 (ja) 磁気検出装置
US10884076B2 (en) MI magnetic field sensor
JP2016163332A (ja) 比較回路およびセンサ装置
JP5192512B2 (ja) 磁気検出装置
JP2015049046A (ja) 角度検出装置
JP4735930B2 (ja) 磁界検出方法及び装置
JP2006038827A (ja) 回転検出装置
JP2010139405A (ja) エンコーダ信号処理方法、エンコーダ装置及びサーボモータ
JP5224886B2 (ja) 電磁流量計
JP2014095656A (ja) 磁気センサ装置
Banjevic et al. Open-loop CMOS current transducer with low temperature cross-sensitivity
JP2007085824A (ja) 磁気検出装置
CN115824022A (zh) 一种基于指数载波脉宽调制的电涡流位移传感器线性化方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120817

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130424

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130507

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130531

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5285627

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees